僕は千葉ロッテ・マリーンズファン

 たった今、テレヴィの中継が試合終了前に終わってしまった。ラジオの中継もだ。今日は西武対千葉ロッテの12回戦、西武・松坂の登板試合である。どーせ松坂がすべてであり、試合なんかどうでもいいのだろう。案の定、テレヴィの中継も松坂中心であり、他はどうでもいいような実況だった。ちぇっ。

 いきなり文句で始めちゃったけど、この文章の本題は、「僕は千葉ロッテファンだ!」ということである。ほぼ間違いなく、プロ野球12球団の中で一番ファンが少ないだろうけど、誰がなんと言おうと、僕は千葉ロッテを応援しちゃうのである。

 僕がロッテ・ファンになったのは、ロッテが千葉に移籍する前=川崎球場を本拠地とした、ロッテ・オリオンズの時代からだ。僕がまだ小学生の頃だったけど、当時は阪神が優勝し、僕の周りにはお約束のジャイアンツ・ファンと、にわかタイガース・ファンがほとんどだった。パ・リーグに興味を持っていたのは、ファイターズ・ファンが1人いただけである。

 そんな時に、あまのじゃくな心が動いた。俺だけは違うチームを応援しよう!セ・リーグなんてどうでもいい!よーしパだ!ということにした。さて、どのチームのファンになろう?近鉄・阪急(当時)・南海(当時)は関西の球団なので、とりあえず除外。日ハムは友人が応援しているからダメ。そーすると、西武とロッテが残った。ここで決め手になったのは、帽子のデザインだった。西武のライオンがどうも・・・こうして、僕はロッテ・ファンになった。川崎球場にも5回は足を運んでいる。

 だが、ファンになったからといって、はっきり言ってメリットはない。なんたって弱い!ゴールデン・ウィークまでで、だいたいシーズンが終わってしまう。去年は悪夢の18連敗があったし、シーズン終了まぎわに他チームの優勝直前の足踏みをさせる、といったことでしか盛り上がれない。でも、1988年の「10.19川崎決戦」は、ラジオで聞いていただけなのに、未だに忘れられないのだ。

 そんな千葉ロッテ・ファンであるのに、僕が千葉マリンスタジアムに足を運んだのはたった1度、しかも今年の4月30日である。この日は残塁だらけの「千葉ロッテらしい」試合運びになってしまい、大阪近鉄にいいところなく負けた。でも、それでファンをやめる気にはならない。もっと応援してやろう、と思う。今年はもう6月だというのに、まだ貯金がある。これはうれしい。セの某人気球団みたいに、選手に金をつかいまくっての最下位とは話が違う!

 異常な思い入れとともに文章を書いたので、どうも支離滅裂になってしまった。この文章を読んで野球を見に行きたくなったら(?)、僕に連絡して下さい。一緒に野球を見に行きましょう!そんな僕の唯一最大の願いは、僕が住職になるまでに優勝してほしい、という、まさに「願い」なのである。

1999/6/6(結局、西武4ー2千葉ロッテ。松坂6勝目)

p.s.僕のパソコンの壁紙は、「千葉マリンスタジアムの外野スタンド」なのだ。

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