S.E.C.史(1999年4月〜)

 年末だから今年の総括をという企画が、テレヴィ・ラジオ・新聞なんかではめじろ押しだけど、僕もご多聞にもれずにやってみたい。といっても、社会の動向を追い直すのは長くなっちゃうし、どーしようかな?・・・そうです。今年は、ここ“Stand East Club”(以下S.E.C.) がオープンした年なのです。それをちょっと振り返って、今年をまとめてみましょう。

 S.E.C.がオープンしたのは4月だけれど、その前に紆余曲折があった。僕はインターネットを去年(1998年)6月からやっていたものの、当時はホームページなんて夢のまた夢だと思っていた。その理由として
 1)パソコンのメモリが48MBしかなく、快適ではなかった
 2)ハードディスクの残りが50MBもなかった
という2つがあった。パソコンを買い替えたら考えようという程度の、本当に消極的な意志しかなかったのである。

 そんな1月、本格的にパソコンを買い替えるべく始動した。これまた長い紆余曲折の結果、現在の愛機であるiMac(PowerPC G3 266MHz/HD5GB/24xCD-ROM)色はグレープを購入したのである。3週間の入荷待ち(その間にネパール旅行)の後、届いたのは3月の上旬であった。前のパソコンからデータを移動したのが3月17日だから、それから本格的にiMacの使用を始めたことになる。

 ちょうどその頃は、『1999ネパールノート』の執筆中だった。F1もシーズンが始まり、そんなにネタには困っていなかった。ホームページを作ってみようというのも、この文章を公開してみようかな、程度の気楽な考えの元に作ることにしたのである。実は膝を壊して歩けなかった時期(ネタ不足で書かなかったが、3月の終わりに奈良旅行に行った。その最中に、高松塚古墳で膝を痛めたのである。全治5日のはずが1ヶ月半かかった)であり、パソコンの前に座っている時間が長かったために、こういった作業をする時間はいくらでもあった。

 構想半月、正確な日付けは失念していたが、フォルダの作成日を見てみると、4月22日にindex.htmlを作っている。人様にお見せできるようになるまで、確か2日ほどかかったはずだ。それから2日くらい経ってからアップロードしたはずだから、オープンは4月26日のことだったと思う。最初は「期間限定クイズ」なる穴ウメ企画があり、リンク集は工事中であり、エッセイも1本しか書いてなかった。けっこう無謀な文章量でのオープンだったかもしれない。

 それからしばらくは、楽しく運営を続けた。旅行は8月までしなかったけど、F1はシーズン中だし、エッセイもネタはいくらでもあった。週2以上のペースで更新していたのだから、我ながら偉いものだ。

 残念ながら、9月からはだいぶペースが鈍ってしまい、S.E.C.ファンのみなさまをやきもきさせてしまったかもしれない。すいません。卒論ばっかやってて、ネタがあるような生活ではなかったんです。F1もシーズン終わっちゃったし。更新しなきゃって考えるのが、ちょっと重荷にもなってしまって・・・卒論が終わって開放感に浸りつつ、また日常生活からネタを探さねば。

 ・・・とまあこんな感じで、ホームページが運営できた。とにかく、1300人以上の方が訪問してくださり、こっちもうれしい限りであるのだ。来年もまた、御愛顧のほどよろしくお願いいたします。

 それでは、よいお年を!

1999/12/31

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