嫌いな食べ物について

 よく「肉とか魚なんて食べないんでしょ?」とか、「酒飲んじゃいけないんでしょ?」とか聞かれたりするけれど、ここで公式に宣言いたします。
 『そんなことはない』
 さすがに比叡山内では肉・魚・卵・酒は御法度だけど、ふだんはバリバリ食べてるし、酒だって飲む。もっとも、逆説的に「食べなきゃここまで育たない」って言い方もできるね。

 さて、「好き嫌いってのもないんでしょ?」ってことも聞かれるけど、実は僕にも好き嫌いは(いくらでも)ある。好き嫌いっていっても、好きな食べ物をどうこう言ったってつまんないから、ここでは僕が嫌いな食べ物の話。

 でも、僕の嫌いな食べ物を知らない人と一緒に食事をしたって、僕の嫌いな食べ物を見抜くことは難しいと思う。見抜けたとしたら、それはよっぽど注意深いか、または相当変わった人かのどちらかだ。では、そんな僕の嫌いな食べ物一覧。

・わさび……寿司は一応OK。でも刺身にはつけない(ただ今特訓中)。わさび漬けもまるでダメ。
・からし……納豆とところてん以外には絶対につけない。
・お新香……奈良漬けと柴漬け以外は基本的に不可。実は、たくあんも嫌い。
・キムチ……韓国の方には申し訳ないが、匂いがダメ。
・セロリ……うまいとは思えない。
・パセリ……同上。
・うに……同上。
・チョコレート……甘ったるい。無理すれば食べられるけど。
・お汁粉……同上。「元猫舌」ってのも一つの理由。
・水割り……薄くて中途半端だからやだ。

 ここで説明を加えなければいけないのが、「チョコレート」だろう。これは中学生当時、いろんな人からもらった(かき集めた)バレンタイン・チョコを、コーヒー片手に一気食いしたら、気分が悪くなってしまったのが「トラウマ(?)」として残ってしまったからだ。その時一緒にコーヒーも嫌いになり(元々紅茶党)、4年ぐらい飲まなかったが、喫煙するようになってからは(喫煙すると紅茶の匂いが分からなくなる)、けっこう飲んでいる(でも甘くするのが好きなので、コーヒー党の友人には邪道だと言われる)。

 ついでに、ビールも以前は嫌いだったのだが、飲み会で残ったビールなんかを処理してたら、いつの間にか好きになっていたのには参った。なんということだ……

 というわけで、上記の品々を僕にすすめないで下さい。

1999/6/3

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