見た映画のへっぽこ感想集(主観度100%)
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邦題の五十音順

作品名(邦題)
製作年
監督
ジャンル 一口感想とか おすすめ度
赤ずきんの森

2000年
リオネル・デルブランク
ホラー
孫の誕生祝として、森の中の古城の主に「赤ずきん」の芝居を
依頼された5人の若い劇団員達。
古城と森の中で次々と惨殺劇が繰り広げられる。
主とその孫、使用人はどこと無く怪しい。かなり怪しい。
合計8人のうち最後は3人が生き残る。
面白くなかった。状況が非常につかみにくく、そのおかげで
せっかくの怖いシーンも台無しになっている。
ちなみに原題は「PROMENONS-NOUS DANS LES BOIS」。
フランス語はさっぱり・・・
とくにおすすめしません。
アンタッチャブル

1987年
ブライアン・デ・パルマ
犯罪ドラマ系
禁酒法下のアメリカはシカゴ。密造酒の売買で権勢をふるう
暗黒街の頭領アル・カポネ。シカゴに派遣された財務省特別
捜査官が彼を捕らえるまでを描いている。
何を描こうとしたのかがよくわからない。
完全にすばらしい出演者達に依存している感じ。
ショーン・コネリー、ケビン・コスナー、アンディ・ガルシア
チャールズ・マーチン・スミス、ロバート・デ・ニーロ。
自分はスミスとデ・ニーロ、それにガルシアがお気に入りだ。
内容はどうでもいいけど、家族を大切にするところと、
駅で困っている婦人を助けてしまうところがすき。
いちおうおすすめ。
アンブレイカブル

2001年
ナイト・シャマラン
サスペンス
131人が死亡した列車事故でただ一人生き残った主人公。
ある男と出会い、予言を受け、自分の体について疑問をもつ。
最後は予言の通りに自分を試す。
最後の30分はなんとか見られるが、
前置きが長すぎ、とにかく退屈。
最後にやっとどきどきする展開が訪れる。
そしてどんでん返し。かな。最後の最後が予想外だった。
こういうつくりがこの監督の特徴なのだろう・・・。
ブルース・ウィリスも平凡な演技。
とくにおすすめしません。
インデペンデンス・デイ
1996年
ローランド・エメリッヒ
SF
宇宙人が地球侵略。アメリカ大統領が立ち上がる。
宇宙人の弱点を見つけて見事に撃退。
でも「それはどうかとおもうヨ」的な子供だまし系の展開。
SFXも良いが、それを見せる大迫力のカメラワークが良いと思う。
アメリカは世界のリーダーなのだ!「はあ、そうですか」
インデペンデンスな日。アメリカ人が好きそうな映画。
日本人でも楽しむだけなら。
SFX考証用かと。
とくにおすすめしません。
黄金の7人

1965年
マルコ・ヴィカリオ
喜劇かと
7人の泥棒と1人の美女。
ハイテク技術と緻密な計画で銀行からまんまと金塊を盗み出す。
盗んだ金塊をめぐってどんでん返しの繰り返し。
楽しい。単純明解。音楽も非常に良い。
おすすめ。
機動警察パトレイバー2

1993年
押井守
アニメ
わかんない
自分の国の軍と警察がケンカしたらどうしよう。
武装した兵隊が街中をうろうろしてたらどうしよう。
軍や警察がテロリストに踊らされてしまったら・・・
こんなシミュレーションをしてみたよっていう映画かな。
とにかく説明に時間を割いているので、セリフが異常に多い。
おかげでストーリーが分からなくなるということはない。
あんまり面白くない。でも結構すきだなあ。
とくにおすすめしません。
キャッツ&ドッグス
2001年
ローレンス・グータマン
動物もの
世界征服をたくらむ猫達とそれを阻止する犬達の戦いを楽しく描く。
犬アレルギーを解消する薬が出来たら愛犬家が増えてしまう。
そんな危機感を抱いた猫は薬の研究をしているブロディー教授の
家を狙う。巨大なハイテクを持つ犬組織はいち早くそれを察知し、
ブロディー博士を守ろうとする。っていうようなストーリー。
動物たちの演技とか、CGがとても良かった。
猫や犬達が扱う電子機器も遊び心がたっぷり。
前半部分は意表をつく展開で楽しかったが、後半はありきたりの
感動してください的なベタ展開。
いちおうおすすめ。
グーニーズ

1985年
リチャード・ドナー
アドベンチャー
家の屋根裏部屋で見つけた宝の地図をもとに宝捜し。
手配中の凶悪犯もからんで大冒険。
おもしろいよ。
製作総指揮はスピルバーグ。
おすすめ。
クリムゾン・タイド

1995年
トニー・スコット
サスペンス
パニックかな
潜水艦もの
核ミサイル発射命令をめぐって対立する艦長と副長。
デンゼル・ワシントンとジーン・ハックマンの演技がすばらしく、
しかもかっこいい。
ストーリーも心臓どきどき、どんでん返しもしっかりあって、
最後まで目が離せない。
締めもスッキリ。
自分だったらどうするか。考えさせられ、しかもかなり迷わされた。
スコット監督の映画はいいなあ。
かなりおすすめ。
攻殻機動隊

1995年
押井守
SF・アニメ
刑事もの
公安9課「攻殻機動隊」の草薙素子少佐が、
正体不明のハッカー「人形使い」を追う。
草薙少佐以下9課のメンバーは高度なテクノロジーの産物、
アンドロイドなのだ。
ストーリー的にはあんまり面白くない。むしろつまんない。
お約束あり。意思を持ち、もはや人間と区別がつかない
人型ロボットについて…っていうやつね。
アニメのつくり、設定、武器考証なんかはとても詳細で丁寧。
絵も綺麗。海外での評価は高いと聞く。
いちおうおすすめ。
コーラスライン

1985年
R・アッテンボロー
ミュージカル

ブロードウェイミュージカルを映画化。
とあるオーディションの一日を描いている。
合格を目指してがんばる登場人物はみんな一途で、素直で、
正直で、とにかくみんなすきになってしまった。
踊りと歌が最高。わくわくする映画。
ただしミュージカルなので、ダメな人は注意。
素直におすすめ。
ショコラ

2000年
ラッセル・ハルストレム
チョコ

閉鎖的な寒村に現れた母娘。
母はチョコレートショップを開店、チョコの持っている
魅惑の味を使って少しずつ村人達の心を開いてゆく。
そんなことを良く思わない村長と、流れ者の一団がからんで
一騒動。最後はハッピーエンド。
起承転結がはっきりしてて少々おとなしめな作品。
とてもあったかくて、見た後は幸せな気分になれる。
良い作品です。
宮崎駿の作品みたいな雰囲気を感じた。
素直におすすめ。
スターウォーズ
エピソードI

2000年
ジョージ・ルーカス
SF
「ファントムメナス」という副題がついているが意味不明。
もはや語るまでもないスターウォーズサーガのファースト
エピソードである。
ストーリー的にはありふれていて、意外性はほとんどなく、
どっちかというとつまらない。しかしながらそれを補って
余りある美しい映像表現に酔いしれることができる。
また、この作品の魅力はこれだけではない。
いろいろな「好み」を見つけることができるだろう。
アナキンのやさしいおかあさんが大好き。
いちおうおすすめ。
ソードフィッシュ

2001年
ドミニク・セナ
アクション
はっきりいってストーリーなし。
はじめのVFXに制作費の8割は投入しているのでは?と思った。
ジョン・トラボルタの髪型がジャイアントロボみたいだと思った。
映像は良く出来ていたが、迫力なし。
期待しないで見ると吉。
とくにおすすめしません。
ターン

2000年
平山秀幸
SF
銅版画家の主人公は、ある日交通事故にあう。
気がつくと事故の前の日に戻っていた。
外に出てみると誰もいない。そして事故にあった時間に
なると、また事故の前の日にもどってしまう。
毎日それの繰り返し・・・。ある日電話がかかってくる。
その日からすこしずつ変化が始まるのだ。
ネタバレはやめておこう。
B級SFといったところ。オチは最初の15分で分かってしまった。
全体的に退屈。そのせいで感動するのであろうラストも
「はあ」って感じ。意外な展開がまったくない。
でも、最近の邦画のなかではよい出来なのではないかと思う。
真昼間の新宿での撮影は大変だっただろうなあ。
CGも最低限。予算不足か。
おすすめ。
大脱走

1963年
ジョン・スタージェス
アクションかな
一応戦争映画
WW2、ルフトバッフェの収容所から脱走する英米捕虜たちの話。
綿密な脱走計画から実行、逃亡までとても痛快で楽しい。
戦争の悲惨な一面もしっかりと描かれている。
スティーブ・マックイーン他、豪華俳優多数出演。
おすすめ。
トゥームレイダー
2001年
サイモン・ウエスト
アクション
ララ・クロフトは貴族の令嬢にして名うてのトレジャーハンター。
ある日、屋敷の隠し部屋から父が残した星座盤を発見する。
ララは星座盤に隠された謎を追い世界を巡る。
父が生前属していた秘密結社もからんで盛り上がる。
ゲームをそのまま映画にした感じ。素直なつくりに好感が持てる。
主演のアンジョリーナ・ジョリーもとても魅力的でかっこいい。
DVDは安かったら買おうかな。
とくにおすすめしません。
TOP GUN

1986年
トニー・スコット
軍隊もの
この映画で純粋な心を持つこととか、
一途になることとか、友達を思いやることとか、
なんかいろいろ学んだ感じです。
よい映画です。空中撮影もすごい。
トム・クルーズの出世作かな。
スコット監督の映画はいいなあ。
お兄さんより好きかも。
おすすめ。
できれば見て欲しい。
トレーニング・デイ

2001年
アントニー・フュークア
刑事もの
デンゼル・ワシントンとイーサン・ホークのコンビ。
ワシントンがベテラン、ホークが新人役。
このキャスティングなら、良き先輩刑事のワシントンが
凶弾に倒れ、新人刑事のホークが成長していくみたいな
ストーリーが思い浮かぶけど、ぜんぜんそうじゃなかった。
とにかく始めから終わりまでワシントンが悪いやつなのだ。
とことん悪いやつである。ラストは因果応報的中途半端。
面白いけど、内容は過激。でもラストの中途半端さはぬぐえない。
意見が分かれると思う。
いちおうおすすめ。
ナインスゲート

1999年
ロマン・ポランスキー
サスペンス
世界に3冊しかない悪魔の書「ナインスゲート」。
1冊を手に入れたコレクターに、残りの2冊と比較して本物を
手に入れるよう依頼を受けた探偵。
調査開始直後から命を狙われる探偵。そして彼を救う謎の女性。
途中は結構面白い。最後が意味不明「なに?それは」。
不満が残る作品。
とくにおすすめしません。
ハリー・ポッターと
賢者の石

2001年
クリス・コロンバス
SF
伯母夫婦の家で虐げられながら育てられてきた主人公。
実は魔法使いの息子だった。
彼は11歳になると魔法使いの学校に入ることが決まっていた。
ミステリアスファンタジー学園もの・・・なんだろうか。
原作小説を読んでいることが前提のような感じがする。
説明的なシーンがあまりない。
また、原作を読んでいる人にとっては物足りないかもしれない。
原作に沿って忠実すぎるほど忠実につくられているだけに、
「あの場面が切られている」「あれでいいの」と思う場面が多い。
「クィディッチ」という競技があるけど、原作小説を読むだけでは
いまひとつイメージがわかなかったので、映像に期待していた。
で、見てみるとやっぱりよく分からない。そんな感じ。
個人的にはハリーが「みぞの鏡」に両親の姿を見つけて、
鏡を見ることに熱中してしまうところが好き。
不満なところは、最後のほうになるけど、チェスの部屋のあとの、
ハーマイオニーの最大の見せ場とも言える薬ビンの部屋がごっそり
切られていること。
ハーマイオニーはお気に入りなのに・・・
鳴り物入りで登場した割には、いろんな意味で
「徹し切れていない」作品だなと思った。
おすすめ。
原作読んでから見よう。
羊たちの沈黙

1991年
ジョナサン・デミ
サスペンス
連続殺人犯の捜査にかかわったFBI訓練生が、
獄中の連続殺人犯にして天才精神科医との駆け引きから
ヒントを得ながら犯人を追う。
訓練生クラリスのジョディ・フォスターと、獄中の精神科医
ハンニバル・レクターのアンソニー・ホプキンスの演技が
最高に良いと思った。
二人の役柄は対極にありながらそれでいて、
非常に近く、それぞれかっこいい。
まったく違った心理でどちらにもあこがれてしまう。
ストーリーはほぼ文句なし。1シーンすら見逃せない。
かなりおすすめ。
一回は見よう。
ファンタジア2000

2000年
ロイ・E・ディズニー

アニメ
音楽に合わせて流れるアニメーション映像が楽しめる。
流れる音楽は管弦楽曲のメジャータイトル。
アニメーションはミッキーマウスやドナルドダックが登場する。
夢の中にいるような感覚が楽しめる。
もちろんおすすめ。
マーシャル・ロー

1998年
エドワード・ズウィック
FBIもの
史上最悪のテロにおびえるニュー・ヨーク。
ついには戒厳令が発令されてしまう。
テロ犯人を追ってFBI、CIA、軍が争う。
話の結末は冒頭で考えればすぐわかってしまう。
つまんない。出演はデンゼル・ワシントン、ブルースウィリス他。
ちなみに原題は「THE SIEGE」。
とくにおすすめしません。
ムーラン・ルージュ

2001年
バズ・ラーマン

ミュージカル
ニコール・キッドマンが最高に素敵。
あと、みんなの踊りがすごく良いです。
歌は本職じゃないのでそれなりです。
とっても素敵でせつなくて悲しくて、でもいいお話です。
せいいっぱい生きよう!っていうきもちを分けてもらえます。
ひそかに泣いちゃいました・・・。
サウンドトラックCDは購入禁止です。
音質最悪。音が割れてしまっています。
エンジニアの全員解雇を希望します。
おすすめ。
メメント

2000年
クリストファー・ノーラン
サスペンス
妻を殺されたことがきっかけで、記憶が10分しか保てない主人公。
彼の記憶は妻が殺されてしまうところまでで、途切れている。
それ以降の記憶を保つことができないのだ。
妻を殺した犯人に復讐を誓っている(はず)の主人公は、
記憶の代わりとしてポラロイド写真と自らの体に穿った刺青の
メモを頼りに犯人を探す。
映画のつくりは「リワインド方式」をとっている。
全体を主人公の記憶の単位である10分程度に細切れにし、
時間進行とは逆に最後の部分から巻き戻されてゆく。
ポラロイド写真と体のメモをたよりに犯人をさがすのだけど、
よく考えるとその情報すらほんとかどうかというのも覚えていない
わけだし、犯人を探し当てて復讐したとしても、
そのことすら忘れてしまうのだ。
やはりそれはすごく悲しく寂しいことだなって強く感じた。
もし自分の記憶がそうなったら、なにを頼りに生きて行けばよいの
だろうと考えさせられてしまった。
おすすめ。
YAMAKASI
2001年
アリエル・ゼトゥン
アクション
ビル登り集団YAMAKASI。7人のナイスガイ。
自分達のまねをして命の危機に瀕した子供を救うため、
法律を越えて危険に挑む。
さりげなく社会への批判がこめられている感じ。
監督は知らないけど、原案・脚本の、
リュック・ベンソンは知っている。この人がつくった
映画は結構好き。
ちょっと泣けた。
いちおうおすすめ。
奴らを高く吊るせ!

1968年
テッド・ポスト
西部劇
マカロニ
9人の無法者にあわや殺されかけた元保安官。
ふたたび保安官となって9人を追い詰める。
クリント・イーストウッド主演。
つまんない。
でも、HANG'EM HIGHの音楽は自分にとって思い出の音楽なのだ。
とくにおすすめしません。
夕陽のガンマン

1965年
セルジオ・レオーネ
西部劇
マカロニ
腕利きの賞金稼ぎ2人が手を組んで、高額賞金首を狙う。
2人の賞金稼ぎがニヒルでかっこいい。
素直に楽しめる。
悪役の心の背景も描かれているところが普通と違う。
良いと思うが、描き方が中途半端で無駄になってる感じ。残念。
ちなみに原題は「FOR A FEW DOLLERS MORE」
どういう意図で邦題がこうなったのか・・・
いちおうおすすめ。
ロードキラー

2001年
ジョン・ダール
スリラー
ドライブ中一人の男をからかってしまった。
わるふざけのつもりがとんでもないことに。
スピルバーグの「激突」系。だけど、「激突」の100倍は
面白いと思った。手に汗握る展開。顔の見えない相手。
CGなし(多分)。良い映画の条件にCG技術は入らないかも。
と思わせる作品。秀作だと思う。
しっかりおすすめ。

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