極寒の立春を迎えて(2月4日)
ダイアリーなのに、2週間があっという間に過ぎてしまいました。
自分の誕生日の数日前から、ちょっと「のどが・・・・変!」困った。
教えるのは休めないし、コーラスも皆さまにいたわって貰いながら、何とか指導し・・・そこまでは何とかよかったのですが、3日に歌曲アンサンブル研究会の試演会のコンサートがあり、トリを務めなくてはならなくて、できるだけ睡眠と栄養を充分にとり、テープを聞きながら暗譜に励んでおりました。
しかし回復どころか、ひどくなる一方で、会の責任者に電話をして、歌えないかもしれない旨を伝えたりしたほどでした。
本番当日の起きてみた時の咽喉次第にしようとただひたすら、今できる身体にいいことを、全部して過ごしていました。
3日に目覚めると、以外に身体も軽く、咽喉のキレもまあまあかしら?と思えたので、歌う決断をして、飲み物、トローチ、鼻シューの薬、龍角散、薬局で見つけた漢方薬の「響声破笛丸料(きょうせいはてきがんりょう)」などを用意して北風が猛烈に吹き荒ぶ中を出かけました。
心配だったのは、何といっても練習不足でした。咽喉を痛めていたので只、楽譜を眺めているだけで実際に声を出すことができなくて、人前で演奏できるのかが不安でした。
やるとなったら、節分でしたから、丸かぶり寿司の「恵方巻」です。今年の年神「歳徳神」の位置する方向の南南東に向かって、『神様どうか無事に歌えますように』と祈りながら大きな口をあけて「がぶり」と頂きました。
木下牧子の歌曲を六曲歌いました。曲と曲の間に咳を交えながらの演奏で、呼吸のコントロールが病み上がりのため辛くて、一曲終わるごとにフウフウいってしまい、満足のいくものではありませんでしたが、ピアニストに支えられ、神様にも見守られ無事に帰宅しました。
強風のため玄関のドアも開かないほどで、豆を蒔いても戻ってきてしまうほどでしたが咽喉をいたわりながら小さな声で囁きながら「鬼は外! 福は内!」とやりました。
みなさまはなさいましたか?
では、お身体を大切になさって、どうぞ無理をなさいませんように。
暖かな春までもう一歩ですから、コタツで丸くなって待ちましょうか。