現代作曲家「蒼」による演奏会 第27回 旧東京音楽学校奏楽堂 (2009年12月2日)
          ピアノと弦による4つの視点


  プログラム

    岩田 学 作曲    White line U

    山本 正壽 作曲  monotonus U for chamber music

    清道 洋一 作曲  「蟹は裏切りのうたを静かにうたう」

    小菅 泰雄 作曲  現代能歌劇「松風」 全幕  演奏会形式

   登場人物
       藻汐=清水 邦子  小藤=田中 直子  在原行平=浅水 順一  僧=杢子 淳

   室内管弦楽
       木管四重奏+弦楽四重奏+ピアノ

現代曲を演奏するのは久しぶりのことで絶対音を持ち合わせていない私にとって譜読み段階から苦難の始まりでした。ピアノの高野真由美さんにコルペティをお願いして特訓していただきました。一回目の練習はもう恥じの掻き通しでした。でもこれを乗り越えなくてはどうしようもありませんものね。
書かれている音程で、言葉が伝わり、気持ちを込めて歌うところまで高めていくのはとても大変でした。

上野駅公演口の改札口を出るといつも大勢の人が溢れています。
西日に照らされて黄金色のイチョウの大木、美しく輝いていてドンと構えた姿は見事です。
見ての通りお天気に恵まれて、温かです。コンサートは夜ですが、来てくださるお客様のためにも雨でなくてホッといたしました。
奏楽堂が見えてきました。
どうか滞りなくよい演奏ができますように。
  

















楽屋で、妹役の田中直子さんと二人で記念撮影です。
現代能歌劇「松風」にふさわしいドレスで歌うことができました。













無事に演奏を終えることができて、気分良く帰路につくことができました。
国立西洋美術館前のイルミネーションが綺麗でしたので思わずパチリ!






神戸のルミナリエ、表参道のイルミネーションに比べればささやかなものですが、演奏を終えたばかりの私にとっては心温まる光に見えました。
今年ももう残り少なくなってまいりました。何となく気忙しいですね。
新型インフルエンザも流行っていますので、どうぞ皆様お気をつけてお過ごしくださいませ。