二期会日本歌曲研究会 12月例会


オペラに集中していたので研究会は久しぶりで参加しました。
オペラを観てくださった方から声を掛けていただきました。

瀬山先生にもお会いでき、「あなたの組は観ることができなかったけれど、いいオペラね。
演出も細やかで時間をかけただけあるんじゃない。やってよかったわね。」とおっしゃっていただきました。

講師は当初、三善晃先生でしたが、ご病気のため中村健先生に変更になりました。
とても心配でしたが、もう退院なさって、お仕事も少しずつ始めていらっしゃると言うことなので一安心しました。

中田喜直作曲の「サルビア」「アマリリス」。
山田耕筰作曲の「鐘が鳴ります」「AIYANの歌」「芥子粒夫人(ポストマニ)」。
平井康三郎作曲の「うぬぼれ鏡」「九十九里」などが受講生によって歌われました。

中村先生は72歳でとてもお元気です。
テノールで甘い声の持ち主でいらっしゃいます。
「アマリリス」は中村先生が初演なさったそうです。
「鐘が鳴ります」は山田耕筰の指導のもとレコード録音をしたそうです。
「うぬぼれ鏡」の初演は奥様の中村邦子先生(平成8年没)がなさったことも伺いました。
そのような昔のなつかしいお話しも交えながら、レッスンして下さいました。
ご自身でも、今も身体を鍛え、感性を磨きながら、過ごしていらっしゃるとのことです。

さあ、私もどんな曲を勉強しようかしら?