ミラノ (1)



バタンキュウでぐっすり寝たので爽やかなお目覚めです。イタリア第一日目のBreakfastです。

     

コーヒーのマシンがあってカプチーノ、キャラメルマキアート、エスプレッソ等の美味しいコーヒーがボタンひとつで、いただけて、ご機嫌です。
チーズは何種類も並べてありますが、サラダがないのでちょっと不満です。
出発まで時間があったので、ホテルの前でいい空気を吸いながら、「嗚呼!ここはミラノなのね!」なんてつぶやきながら。

   

朝食後にホテル近辺の散歩に出かけました。

   

Vialeと書いてあるのは「並木道」の意味。通りの名前は、ジョヴァンニ・スッザーニという政治家からとられたようです。
道路はご覧の通り皆さん両側に車を停めていってしまっています。二重三重に駐車するのは、こちらでは当たり前だそうです。駐車場を作ろうと思って土地を掘り起こすと、すぐに遺跡が出てきてしまうので、結局作れないのだとか。

   

こんなに朝早いのに、花屋さんが街角に出ています。
少し歩いていくと教会がありました。今日は日曜日なのでミサに皆さんがいらしているのです。多くのご老人が夫婦揃って教会の中に入っていかれました。

   


      

Largo、これは広場の意味。音楽の速度を表すラルゴの意味ではないようです。

さあ、バスに乗り込んでホテルを出発です。渋滞もなくすぐにスフォルツェスコ城に着きました。
この城はビスコンティ家政権時代(14−15世紀)に防衛と君主の居城を目的として建造されました。



ただ今の時刻、9時35分です。日曜日なので、観光客以外はまだ余りいません。
とにかく広いです。一辺が約200mの長い城壁に囲まれています。

    

立派な噴水です。



壮大な建物で噴水も大きいし、でも驚くのはまだ早いですよ!

     

この中には古代美術館、絵画館、古代エジプト博物館、先史、有史初期時代博物館、装飾芸術美術館、楽器博物館、「アキッレ・ベルタレッリ」印刷物コレクション、写真資料館、考古学・貨幣研究図書館事務局、歴史資料館、トリブルツィオ家図書館、芸術図書館、ダヴィンチ・コレクションがあるんですから、びっくりでしょ!
もちろん外から眺めただけですけれど。これ全部見るには一週間は費やさなければとても無理でしょう。

楽器博物館は音楽家ナターレ・ガッリーニによって作られたもので、アンドレ・グアルネーリの署名入りのヴァイオリンのようなクレモナ製の弦楽器が展示されているそうです。ここだけはちょっと覗いてみたかったですね。
スフォルツェスコ城ホームページは日本語でも見ることが出来ますので、興味がおありでしたらどうぞ。

     

中庭です。ちょうど正面左に十字架を掲げた像が建っていました。

     


  

ここは城の裏側にあたります。
城のとなりにはセンピオーネ公園があります。そこの広さは東京ドームの4倍はあると聞きました。
齋藤さんからのメールで待ち合わせ場所として「この公園で待ち合わせはいかがでしょう?」と書かれています。
ここに来て見て「えっ!こんなに広いところで? ちょっと無理でしょ! う〜ん?どこにすればいいの?」
分りやすい場所を探さなくては・・・・・・私たちは無事再会できるのでしょうか?