原田茂生先生 喜寿を祝う (平成21年9月22日) 第一生命ホール




原田茂生先生喜寿を祝う〜ドイツ歌曲コンサート〜が、第一生命ホールにて催されました。
第一部増田弥生さん、林正子さん、戸山俊樹さん、古嵜靖子さんがそれぞれ F.リスト、R.シュトラウス、F.シューベルト、H.プフィッツナーの歌曲を独唱しました( ピアノは鈴木真理子さん、吉沢美智子さん)

第二部は R.シューマンの四重唱曲 「スペインの歌芝居」Op.74 で独唱・二重唱・四重唱の曲からなる作品です。 ピアノは東井美佳さん。私はこちらの作品に参加させていただきました。 はじめて取り組んだ曲でしたが、なかなか素敵な作品でした。 アルトですので音を取る練習は難しかったですが、仕上がっていくにつれ、ハーモニーの美しさが聞こえてきて、アンサンブルの楽しさを感じながら歌えました。 終曲はテンポが速く、Sehr lebhaft(非常に生き生きと) と書かれており、8人できれいに揃えるのが難しかったですね。
次にJ.ブラームスの四重唱曲 「愛の歌」Op.52 が演奏されました。ピアノは東井美佳さん、堀越夕子さんでした。
私は残念ながら聴くことはできなかったのですが、この曲はよく演奏されるので皆さまも楽しまれたことと思います。

全てのプログラムを終えて、会場で聴いていてくださった原田先生ご夫妻に花束贈呈し、喜寿を祝いシューベルトのOP.
146の四重唱を出演者全員で歌いました。
 
演奏中は撮影できませんのでこれらの写真は終演後の挨拶のときとアンコールを兼ねてシューベルトを歌っているシーンです。

   



最後に先生もステージに上がっていただいて、盛況のうちに終わりました。

終演後、第一生命ホールがある晴海トリトンスクエア内の イタリアンレストランOTTIMO でお祝いのパーティーが催されました。原田先生ご夫妻を始め、ムーゼンゾーン、グルッペ・グロッケンシュピールの仲間たちが大勢集まって、久しぶりの再会で話に花が咲きました。
親子共々お世話になった先生と一緒に記念写真を撮らせていただきました。
いつまでもお元気で指導していただきたいと思います。
そして又あまり遠くない将来にこのような仲間のコンサートで皆と再会できることを祈りながら閉会しました。