7月24日(火曜日) ハイキング

NHK文化センターさいたまアリーナ教室の「サンカハイキング 
パートW 〜自然の中でこころも身体もリフレッシュ 〜」という講座に
参加申し込みをしました。

以前ちょっと山歩きをしていました。でも最近はなかなか時間が作れなく
なって遠のいていたのですが、コーラスにこられているYさんに教えていただき、
月に一度催されるこういう講座があるのを知りました。
一人ではちょっぴり不安でしたが、Yさんが一緒なので慣れるまで助けていただけるかしら?
と少し甘えさせていただくことにしました。

9月2日の発表会も近づきつつあり、連日大忙しでした。
毎日少しずつリュックに必要なものを詰め
724日に備えました。
私にとっての第一回目のハイキング《奥日光の公徳から切込湖、
刈込湖をまわり湯元に》東武日光駅8時30分現地集合とプリント
に書かれています。「うわ〜遠い〜!」まずそこで挫折しそうです。

この一週間は愚図ついた天気ばかりでどうなることやらと心配でしたが、
早朝
4時半起床、すばらしいお天気です。空気がひんやりしていて気持ちの
いい朝です。簡単なお弁当のおかずを作り、おにぎりはコンビニで調達です
(手抜きできるところは抜かないと、永続きしないでしょ)。

高崎線宮原駅612分発、「高崎線の六両目の前の方のドアに乗ってください。」
と宮原駅からYさんとご一緒でき、ひとまずホッと!

東武日光駅からバスに乗り、山が近づくにつれ、心ひそかにワクワクしてきました。
いろは坂を登り中禅寺湖を通り「光徳」という所でバスを降り、少し離れた
「光徳牧場」まで行き、そこで一同
(20人ほど)いざ出発です。

   

急な勾配ではありませんが、久しぶりなので会話しながら登るのは結構きつく、
息が切れてしまいます。ひたすら黙々と歩きます。脱落しないように皆について
いかなくてはという気持ちで必死でした。

  


   

一時間ほど歩くと胸の苦しさにも少し
慣れ、空を仰ぎ見たり林の中の緑を感じたり回りを見る余裕が出てきました。
でも山奥に入っていくと高低差もあり結構きついです。山王峠から林道に出て
大きな盆地に向かって降りそこの木陰でやっと昼食です。 

   

講師の相澤先生はお湯を沸かしてコーヒーを入れてくださったり、皆さん色々
用意され、きゅうりの浅漬けや、美味しいトマトが回ってきました。来るだけ
で精一杯の私は皆さんのご好意に甘えさせていただきました。

余り休む間もなく出発です。登りが続きます。原生林に囲まれたひっそりとした
細い道を只ひたすら足元を確認しながら、滑らないように歩き続けました。
右手に切込湖が見えます。立ち止まって眺めたいところですが、後尾を必死でついて
行っている私なので、止まると先頭と益々離れていってしまうので止まれません。
湖の深い水色に空や雲、山々が映りとても綺麗でした。

  
       切込湖

  
       刈込湖

小鳥が歌っています。さえずりのフレーズの長いこと!ワンブレスでいつまで鳴く
のかしら?と感心してしまうほど、山々に響き渡っています。何て美しいのでしょう!
奥深い山の中です。所々にある階段を登ったり下ったり、軍手をはめてよじ登ったり、
ピッケルで支えながら降りなくてはならないところもあり、スリルがありました。

  
   地図の赤い線が周ったコース

実歩行時間約5時間です。峠から湯元の湧出泉源に下り湯ノ湖畔の「湯の家」で温泉に
入り、嗚呼、極楽気分満喫。ヤッター!

さっぱりと汗を流して・・・・まだ西日が射してギラギラしていますが、風が冷たく
感じる位爽やかです。キューッとビールを一杯といきたい所ですが、帰るまでまだまだ
道のり遠く・・・ですから、キューッ、バタンと倒れてもいけないので、ここは我慢して
冷たくて美味しい湧き水を頂きました。
もうしばらくここでゆっくりしていたい気持ちを抑え、またバスで日光駅まで戻り
自宅に着いたのは21時15分でした。

長〜いしあわせな1日が無事に終わりました。

さあ!明日は午前中からコーラスの指導です。
起きられるかしら?身体中痛いのではないかしら?
すでにふくらはぎが痛い・・・普段1000歩も歩いていないかもしれない私が
本日は、なっなっ何と21000歩も登り下りしたのですから。
余韻に慕っている暇のない状態ですが身体も心もリフレッシュでき最高の1日でした。