斎藤晴美さんフェアウェル・パーティ(平成20年8月8日)



8月30日成田を発って、斉藤さんは一年間ミラノ音楽院に留学します。
彼女が大学生のときから、伴奏をお願いして、サロンコンサート、長野の斎藤ホテルでのコンサート、など一緒に
やってきました。親子ほども違う関係なのですが、とてもしっかりしていてアガリ症の私を支えて下さいました。
桐朋学園卒なのでソルフェージュもお得意で、CDを聴いて楽譜に起こしてもらったり、楽譜は書き直さずにオリジナル譜で半音下げたり、全音下げたりして弾いてもらったりという面倒な注文にもいやな顔一つせずに応じてくださいました。
リサイタルの時の練習ピアニストとしてレッスンに行ってもらったり、数えたらきりのないほどです。
さて、パーティーは中村さんのお宅で行われました。中村さんは、自宅でピアノやコーラスを教えていらして、ご自身のピアノの勉強を斉藤さんにみていただいているというわけです。
8月6日は斉藤さんのお誕生日でしたので、2日遅れでしたがハッピーバースディーを歌ってお祝いしました。「こんな風に、歌ってお祝いをしてもらったことは、久しぶり!」と言って感激して下さいました。
「健康に気をつけて、頑張って勉強してきてね!」、「イタリアの男の人には気をつけて!」、「乾杯!」などといいながら賑やかに始まりました。



中村さんは調理師免許をお持ちで、私は今までにも度々ご招待に与っています。
夏の暑い最中たくさんのご馳走を作ってくださりさぞかし大変でしたでしょう!感謝感激です。食べること大好きな私たちは「これは、どういう風に作ってあるの?」 とか 「この微妙な味付けはどうすれば・・・」とか盛り上がりました。
画家の息子さんからはテーブルに敷くと良いしつらえになるといって瑞々しいバナナの葉っぱが送られ、美味しいワインなども届けられてました。やさしい心遣いにお礼を申し上げます。

   

中村さんのお得意は巻き寿司! (墨田川花火大会の私のバッテラは中村さんに手ほどきを受けたものです。) 具材も丁寧に手間をかけて何回も味をしみ込ませるために寝かしては煮てという工程を踏むそうです。 ウ〜ンなるほど納得 
豚のしゃぶしゃぶ肉にクリームチーズを塗って丸めてパン粉をつけて揚げてカツに。 「美味しい!」と皆、口を揃えて。
かばちゃのサラダもクリーミーでとろけそう!こんにゃくのピリカラ煮も余りに美味しいので、素材が違うのではという話にまでなりました。スーパーで購入した普通のこんにゃくですって。やはり腕のいい料理人にかかると同じ材料でもこんなにも、美味しくなるとは? 
デザートにはミントの葉が飾られフレッシュマンゴーを添えられたマンゴープリン。すべてお手製ですもの、すごいわ
少しは見習って美味しいものをつくるとしましょうか。

   

食事のあとは、ミニコンサートです。
斉藤さん以外は皆、9月7日の楽しいコンサートに出演するメンバーですので、私が提案して、ピアノソロ、連弾、私の歌、斉藤さんの演奏と、音楽で結ばれている我々にふさわしいパーティーになりました。

   

心に残るいい想い出を胸に斉藤さんとの送別会が終わりました。