清水 邦子(メゾ・ソプラノ)
 

国立音楽大学声楽科卒業。国立音楽大学大学院オペラ科修了。
第45回、第46回日本音楽コンクール声楽部門入選。G・ヒュッシュ、コンラート・リヒター、ウタ・クッター、矢田部勁吉、大熊文子、原田茂生、瀬山詠子、有山静枝の各氏に師事。藤原歌劇団公演「エレクトラ」のエレクトラでデビュー。「フィガロの結婚」「コシ・ファン・トゥッテ」「魔笛」「ナクソス島のアリアドネ」「ヘンゼルとグレーテル」「運命の力」等に出演.尹伊桑「Teile dich,Nacht」の本邦初演。「第九」、大木正夫「人間をかえせ」等のソリストとしても数多く出演している。
1990年三谷礼二(`91年没)演出による「冬の旅」全曲を演奏し好評を博す。
1993年からメゾ・ソプラノに転向。1994年東京文化会館において、
1999年, 2006年 川口リリアホールにおいてリサイタル。
現在二期会会員。埼玉音楽家協会会員。


1.三善 晃 作曲
  四つの秋の歌 (高田 敏子 詩)
  駅
  忘れられた海
  林のなか
  枯れ葉

2.中田 喜直 作曲
  「魚とオレンジ」より (阪田 寛夫 詩)
  艶やかなる歌
  ケッコン
  祝辞

3.團 伊玖摩 作曲
  抒情歌 (大木 実 詩  )
  花季
  路地の子
  藤の花

4.木下 牧子 作曲
  「抒情小曲集」より
  うぐいす (武鹿 悦子 詩)
  ほんとに きれい (C・ロセッティ 詩/
                 吉田 映子 訳)
  ねこぜんまい (武鹿 悦子 詩)
  かぜとかざぐるま (岸田 衿子 詩)
  夕顔 (金子 みすヾ 詩)

5.畑中 良輔 作曲
  「八木 重吉による五つの歌」より
  秋の空
  素朴な琴
  秋
  雨
  夕焼





1999年川口リリアホールのリサイタルで
1999年4月19日に川口リリア音楽ホールでのリサイタルより
橋本国彦の「舞」での1コマです。
当日の演目は以下のとおりです。

1.ブラームスのリート(四曲)
   セレナード、郷愁U、乙女は語る、わが恋は緑

2.ドイツ後期ロマン派の作曲家シュポールの「ソプラノとクラリネット
  とピアノのための六つの歌曲」
  私の心よ静かに、二重唱、あこがれ、子守唄、ひそやかな歌、目覚めよ

3.高 田三郎の「パリの旅情」より六曲
    さすらい、パリの冬、降誕祭前夜、市の花屋、冬の森、すずらんの祭

4.橋本国彦の「舞」を含む五曲
   牡丹、薊の花、なやましき晩夏の日に、斑猫(はんみょう)
   舞

そしてアンコールの二曲、
1.橋本国彦の「お菓子と娘」」
2.高田三郎の「くちなし」
    
以上でした。
2006年川口リリアホールのリサイタルにて

2006年5月26日に川口リリア音楽ホールにて1994年、1999年に続いて3回目のリサイタルを開催しました。
「日本歌曲の夕べ」ということで今回初めてすべて日本歌曲を演奏しました。
当日の演目は以下の通りです。


清水邦子の略歴と演奏歴