COLORライブレポート

COLOR 2002 START 『春の新作発表会』

2002年4月1日 渋谷ON AIR WESTにて(19:00〜)

18:30開場。 いつものように女性が多い観客。 今日は6人になったCOLORの初ライブ。はたしてどんなCOLORになったんだろう。ステージには「COLOR」の文字がライトで浮かび上がる。このグループ名も新しくするという・・・。

19:10頃、照明が落ちる。ライブスタート。 鳴り響く靴音。そしてメンバー登場。いつもながらCOLORのライブの始まりはかっこいい。闇のステージの中をメンバー6人が通り過ぎる。 そして、一人一人が中央でスポットを浴びる。 真央、奈央、麻由美・・・大きな歓声と拍手。そして、次は新メンバー、侑美、幸子、ユリサ・・、さすがにみんな初登場なため、歓声も拍手も旧メンバーほどではない。(ちょっとかわいそー)

オープニングは、「あなたを愛す、私を愛す」 いきなりノリノリのナンバー。 今までは、奈央さんがメインボーカルで、残りのメンバーはボーカルはサブ的だったけど、新メンバー3人全員がボーカルをとれることもあり、6人で(そう、真央ちゃんも!)ほぼ均等にボーカルをとるスタイルに変わっている。 続いて「今は好きと告げるしかない」 新メンバーの幸子さんが緊張のせいか(そうなんだろうけど)かなり硬い。まあ初ライブでリラックスしろという方がムリか?

オープニング2曲が終わると、麻由美さんのMCと自己紹介。 お父さんがアメリカ人ダンサーというユリサは新メンバーとは思えないほどのアピール力(笑) 本当におちゃらけ番長です(笑) 侑美ちゃんは、本当に「かわいい」 私の隣の女の子もそのかわいさに大ファンになったみたいで、ずっと「かわいいーー」と「侑美ー」を連呼していた。 幸子さんはとっても美人タイプ。 今回のライブ、全員そろって練習できたのは2週間前からだったそう。それまでは旧メンバーが送ってきたビデオを見ながら新メンバーが練習したとか・・。

メンバー全員バラバラの色で個性をだしたという衣装になった後、曲は「Love Pains」。そして、「Double or Nothing」「Why?」とヒット曲が続く。 「Why?」のこむぎちゃんのパートはユリサちゃんが歌っていた。 正直、今まで4人で見慣れていた曲を、6人のステージで見ると違和感が少なからずある・・・というのが私の感想。 ステージ上の人が多すぎて、どこに集中していいか、わからないし、なんかしまりがない。 モーニング娘。みたいな「バラエティ曲」だったらいいんだろうけど・・・。

MCの後は、マイクスタンドがでできて、「リメイク」。 この曲が本日のベストパフォーマンスだったかな。 曲の持つ「にぎやかさ」を6人という人数の多さでより生かしていて、とっても楽しく見れた。

そしてここからメドレータイム。 まずは、麻由美さんのソロで、「LET IT GRIP」 カラムーチョに書いてあった、「私の見せ場」はここのことだったのねん。 そして次は新メンバー3人による「Stay with Me」 ユリサが最初の英語の部分をしゃべるんだけど、なんと彼女、ハーフのくせに英語は全然なんだとか(笑) 続けて旧メンバー3人による「モスキート アイズ」。 さすがにこの曲はよくできている。歌っているメンバーもこの曲を知り尽くしている3人だからかっこいいのなんの。 メドレーの最後は新旧全員で、「One and Only」

MCのあと、侑美ちゃんのピアノにあわせて「イタイトキメキ」。 まずそのピアノの侑美ちゃんからボーカルはスタートとして、ユリサ、幸子、真央、麻由美、奈央と続く。 そのままメロウな「翼がなくても」に。

ここで全員がいったん引っ込み、衣装チェンジ。 待っている間に、「WE'LL BE TOGETHER」のインストをバックに、リハーサル風景がビデオで流れた。このビデオの様子だと、幸子さん意外と陽気な人なのかな?
後半戦スタートは、彼女たちが目標とする「ジャネット・ジャクソンメドレー」。 椅子を使ってのダンスは迫力があった。特に麻由美さんの存在感は大きくなっていたなー。 今まではダンスと言えば真央ちゃんのキレ・・・って感じだったけど、このメドレーは麻由美さんがセンターで大きく目立ってました。

MCをはさみ、「鯨」が終わった後は、盛り上げ大会。 「恋より大事なものはない」そしてラストナンバー「Rav & Business」 ノリノリで本編終了。

アンコールの大観衆。 今までのどのコンサートより、歓声が大きい気がする。 COLORはアンコールに応えてくれる。 アンコールナンバーは「みんなの夢がかないますように」と、「小さき者たち」

ライブは終わった。 6人そろっての準備期間が2週間しかなかったせいか、6人という大人数をまだ活かしきれてはいないかな・・・という感はあった。 幸子さんは最後まで硬かったし、ユリサは本人の実力は十分なんだけど6人というユニットの中で調和がとれていたかというと疑問が残る。6人全員でほぼ均等にボーカルをとるスタイルも今までの奈央さん中心のスタイルを聴き慣れ見慣れている自分には違和感があった。(少なくともいくつかの曲はやっぱり奈央さん一人ボーカルで聴きたい・・)

それでも、十分メンバーの一生懸命さは伝わったし、見た後の気分は「とってもいい気分」だった。 そして思う「これからもCOLORを応援していこう」・・と

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