十勝クラブマン


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 2004年5月現在、まだ一度しか走ったことがありません。2002年のOPTION2杯(TOPの写真がクラブマン走行時のもの)で走ったきりです。だからその時感じたことしか今は書けませんが。

 確か、前日までの激しい雨天が嘘のように天気が回復し、25℃はあっただろう真夏日下での走行だったと思います。20分×3ヒート+模擬レースを走ったわけですが、1ヒート目にどうやらタービンのガスケットが抜けたらしく、本来の伸びがないまま1分50秒ちょいのタイムしか出せませんでした(パワステフルードは吹いてたし…)。速い人は1分30秒を切る周回をするんで、中速セクションが多いレイアウト上、パワー差が出やすいコースといえます。

 ホームストレートは長いので、車によってはストレートエンドの速度が300km/hに達するほど。私の車でもメーターは振り切ってましたから、200km/h以上出てたんでしょう。その状態で第1に突入するんですが、ここのブレーキング勝負はギャラリーしてても迫力あります。

 車種によりますが、コーナー立ち上がり3速全開、と思ったら次のコーナーが来るので「立ち上がりをいかに速くするか」が一つのポイントになろうかと思います。バックの緩いRでは少しステアを切りながらどれだけ速度を上げて最終手前のコーナーに入るか、というのもタイムアップの分かれ目になりそうな感じがします。

 ヘアピンは2箇所。インベタで回る車もいればセオリー通りにアウトインアウトで抜ける車もいます。コーナーとコーナーの間を「複合コーナー」と捉えれば、セクションごとの攻略法が見出せそうな気もします。特に最終コーナーはホームストレートへの脱出速度が非常に重要になる箇所なので、ここで「普通に」回ってしまったら数秒程度のタイムダウンは避けられないでしょう。

 仮にGT-Rクラスの車で、初めてトライして1分40秒台で回れれば及第点らしいです。1分30秒台に入ると相当レベルの高い走りになるはずなので、熱対策やブレーキ、タイヤ、諸々の要素において車にも高いレベルが求められる本格的なコースだと思います。

 ジュニアコースもそうですが、十勝ISは基本的にアップダウンがなく全体がフラットなので、NA車でもターボ車をカモれるコース、実際シビックやインテグラのタイプRの方で1分30秒台で回る方はいますのでね。

 クラブマンコース自体、ジュニアコースに比べてイベント開催数が少ないので、自ずと走行機会は限られるでしょう。十勝ISまで行ってフリー走行で練習できればよいのでしょうが、なにせ札幌から通うのは大変。イベント前日に現地入りして、前日なんのイベントもなかったらフリーで練習するとよいと思います。

 次回走る時はノートラブルで1分40秒台を目指したいところです。(^^;

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