Windowsを改造してしまえ

 たまにうちのWindowsは上のように変わることがあります。無論色んな部分が改造されています。
 改造すると見た目に楽しかったり、機能面の向上を見込めるので、私は「ノーマルWindows」はすぐ改造したくなります。

 上のデスクトップでは、デスクトップ上のアイコン類が全て見えなくなっています。それどころかデスクトップ上での右クリック操作などが一切できません。その代わり、アイコン描画に使用するメモリなんかを節約できるメリットがあります。デスクトップにショートカットアイコンをたくさん置くのが趣味?な方には不向きな改造でしょう。「全てはスタートボタンから」行うことが前提。

 下のほうで掲載しているソフトのキャプチャ画像を見ればわかりますが、ウィンドウのタイトルバーすらも改造してしまっています。さらにブート画面(Windows起動中です…てな画面)は、私の場合下のような画像になっています。

 他にもマトリックス風のもあったりしますが、あまりキワモノにしたくもないので無難にWindowsのテーマ画像を使っています。ちなみにこれはBootskinというソフトで簡単にできます。

 最初に公開したデスクトップの頁では、余計なものを表示させたりしない、というポリシーを晒してますが、この程度の改造なら何かを犠牲に(例えばアイコン類が非表示など)してしまえば、さほどパフォーマンスは落ちません。プラスマイナスゼロで見た目に格好良くなるならそれでいいでしょう。

 これら改造を行うためには、Windowsのシステムファイルをいじる必要がありますが、素人さんには危険極まりないので、便利なソフトを以下に紹介します。

 ※各ソフトダウンロードは最下部のリンクからどうぞ


CursorXP

 マウスカーソルは多種ありますが、究極といえるマウスカーソル改造ソフト。アメリカ人の考えることは凄いね(笑)これはカーソル画像を落として…という方法ではなく、ソフトを落として「スキン」と言うカスタマイズ画像を別に用意することで無限大のバリエーションを楽しめる仕組みになっています。ほとんどのスキンはアニメーションで、多くは7フレームアニメ。かなりスムーズに動き、Windowsが遅くなることもありません。


eFX

 CursorXPもそうですが、画像を見てのとおり、タイトルバー部分が改造されています。これをやってくれるのがeFX。これもスキンで多種多様な改造が可能。まんま使用すると日本語が化けるので、日本語を表示できるように修正する必要があります(簡単なので大丈夫)。環境によっては残像が残ったりしますが、Windows自体は快適に動きます。邪魔な時はUnload(終了)させておけば良いです。


editMTU

 これは日本語ソフト。ADSLやFTTHなどのブロードバンド環境にあるパソコンの内部設定をいじることで、通信速度を向上させてくれます。回線種別、パソコンスペックにもよりますが、私の場合はフレッツADSLモア2(24M)で元々2〜3Mbps程度だったのが、このソフトで最適化したあとは4Mbps〜になりました。


メモリの掃除屋さん

 タスクバー内でひっそりとメモリ管理をするソフト。必要か必要でないかは、パソコンスペックによります。


TClock

 タスクバー上の時計をカスタマイズできます。Windowsは通常「何時何分」表示の時計でしかありませんが、例えば私の場合は「2004/07/01 木 19:12:12」という表示になっています。またタイムサーバに定期的に接続して自動的に時刻を正確に合わせてくれる機能もついている他、タスクバー自体を改造可能です。


tuneapp

 Windowsが元々持つ無駄な設定を省いたり、スペックに合わせて設定数値を変更できるソフト。次に挙げる窓の手やWin高速化と合わせて使うと、かなりWindowsのパフォーマンスが向上するでしょう。


Win高速化 XP+

 これもWindows内部の設定をいじるソフト。ソフト名称にあるとおり、Windowsの高速化を狙うことが出来ます。


窓の手 for Windows

 これは上記2つに比べると内部設定改造という意味では物足りないのですが、代わりにWindowsの各種アイコンを好みのものに変えたり、改造したいけど手が届かない「かゆいところ」に手が届きます。これは定番ツールなので使ってる人は多いでしょう。


 次はセキュリティ編。

 今年6月でマカフィーセキュリティセンターのライセンスが切れてしまい、またお金を払うのもなぁ…と思ってた矢先に、無料で使えるファイアウォールソフトの記事をみかけたので試しにいれてみたら、まあ普通に良かったので入れちゃいました。アンチウイルスソフトは以前から無料で配布されているものがあるのを知っていたので、それを入れました。ただ英語なので日本語化パッチあてないと分からないかも…(やることは決まってるので私は英語のまま使ってますが)。あと意外に認知されていないスパイウェアを探し出して排除するものと。これで今のマイマシンはインターネット害虫から守られています。


AVG free edition

 アンチウイルスソフト。機能は店頭で売られているソフトと遜色ありません。ウイルスパターンファイルも定期的に最新版に更新してくれるし、ダウンロードしたファイルが怪しいな〜と思ったらそのファイルだけスキャンすることも可能。結構前からブラウジング中に知らぬ間に感染するタイプのウイルスが存在しますが、それも頁を開いた瞬間にキャッチしてくれます。


Zone Alerm

 無料のファイアウォールソフト(日本語版あり)。高機能な有料版もありますが、これでもOKでしょう。導入すると、インターネット接続をしようとするプロセスに対して警告が出されるようになります。例えばメール送受信をしようとしたら警告がでる。大丈夫なら許可してあげる。他のソフトもそう。インターネットに接続させるソフトを限定させることで、スパイウェアのような「意図しない接続」を未然に回避できます。また、外部からの不正アクセスを検知してブロックしてくれます。このソフトにもメール保護機能はついてますが、AVGとの2本立てで万事OKと言えます。


spybot

 知らぬ間にWindows内に潜んでいるスパイウェアを探し出して駆除するソフト。ダウンロードする時は英語ですが、設定で日本語に変更できるので使用上問題はないでしょう。スパイウェアというのは、ちょっと昔Realプレイヤーに同梱されていて問題になったように、「あるソフトをインストールすると勝手にインストールされ、個人情報を外部に吐くもの」など。ウェブサイトに置かれているクッキーやActiveXなどにも含まれます。一度もスパイウェアをスキャンしたことがない方はやってみればわかりますが、かなりのスパイウェアが仕込まれていることに驚くでしょう。それらがメールアドレスや、場合によってクレジットカード番号などを無作為にインターネットへ放出してるのです。微小なウイルスより怖い存在です。


 個人的Favoriteツール編。

 仕事柄、便利なツールはどんどん使っています。それらが万人にとって便利かどうかは分かりませんが、参考までに。


Explzh

 シェアウェア(有料)のアーカイバソフト。これがないと圧縮ファイルに対応できません…。一般的にはLHA(.lzh)とZIP(.zip)に対応できればいいんでしょうが、インターネットで遊び倒そうとか思うとできるだけ多くのアーカイブに対応できた方がいいです。対応しているアーカイブは以下のとおり。

 UNLHA32.DLL
 UNZIP32.DLL
 ZIP32.DLL
 CAB32.DLL
 TAR32.DLL
 UNRAR32.DLL
 UNRAR.DLL
 UNARJ32J.DLL
 ISH32.DLL
 BGA32.DLL
 UNGCA32.DLL
 YZ1.DLL
 YZDEC.EXE
 UNACEV2.DLL
 7-ZIP32.DLL

 バージョンアップが自動で行えるのも有り難いところ。


FFFTP

 エクスプローラ風のFTPソフト。右側(真っ白の方)にサーバ側のファイルリストが出ますが、ディレクトリ作成、パーミッション変更など簡単に行え、かつ「ミラーリング」も可能。あとサーバ側のファイル容量計算もできるので、例えば10MBまでしか使えないプロバイダのサーバ領域にウェブサイトを持つ方など、容量を超えてないかの確認に便利です。


GetHTMLW

 URLを入力して「取得」させると、そのウェブサイトを構成しているHTML、画像、FLASHなどを根こそぎダウンロードしてくれます。画像は、サンプル用に私のサイト(ここ)を取得させた例。趣味用途…としたら画像がたくさん置いてあるサイトを「取得」させれば、画像がしこたま取得できちゃう…(HTMLなどは不要かもしれませんが、後で削除しちゃえばOK)。拡張子編集をしておけば動画も取得できます。私は仕事用に使うことが多いです。


秀丸エディタ

 シンプルかつ高機能なテキストエディタ(シェアウェア)。テキストデータは勿論、バイナリデータも開けます。検索・置換は勿論便利ですが、一番使用するのはマクロ機能。頻繁に行う「同一操作」を記録させて、あとはキーを押しっ放しにすればいっぺんに終了。HTML用のカラー設定(上記のような)など色々な設定ができます。ちなみに秀丸のお金が支払済みなら、後述の鶴亀メールは支払い不要で使用可能です。


Sleipnir(スレイプニル)

 私はInternet Explorerは使いません。代わりに使うのがこれなんですが、見た目はYAHOOが見えてるようで実は陰で30あまりのサイトが開かれた状態になっている、いわゆる「タブブラウザ」です。色々な設定が出来て自分なりの使い勝手に染まるし、普段よく見るサイトを開いたまま閉じれば、次回起動時に復元してくれるので、ニュースや掲示板、など見忘れの心配なし。


TeraTerm

 サーバによっては「Telnet利用可」な場合がありますが、Windows付属のショボイTelnetよりはこのソフトの方がいいです。ttsshを落とせばSSH接続も可。基本的に接続先のLinuxシェルが使えるので、コマンドさえ理解していればMS-DOSより楽しい?ことが色々できます。リモートサーバ同士のFTPコマンド実行もできれば、いちいち自分のパソコンにデータを落とさなくてもサーバ間で済ませることができます。


鶴亀メール

 IEを使っていなければ、Outlook Expressも使ってません。メールはこれでやりとりしています。細かい説明抜きで、OEより高機能でかつ安全です。


WinFD

 どうしてもWindowsエクスプローラを使わないといけない時以外はこれでファイル操作しています。見てのとおりアイコンはないので動作が速いのが売り。大抵のことがキー1つで行えるので楽。見た目もシステマチックでGOOD。


 番外。SETI@Homeの画面…

 地球外生命体見つかるといいですね…


 ダウンロードサイト

 あくまでも「自己責任」でお願いします。また英語が苦手な方は、英語サイトに飛んだら諦めてください(^^;

 AVG Anti-Virus
 Stardock
 →CursorXP、Bootskinなど
 eFX
 spybot
 ZONE Labs
 →Zone Alerm

 ベクター
 →大抵の日本語ソフトウェアはここで
 窓の杜
 →ベクターにないものはこっち

アクセス解析