EK10整備課

フロントブレーキパッド交換

とりあえず、ブレーキパッドを交換
するにあたっては、ホイールを外
さなくては始まりませんね。

写真のようにパンタグラフジャッキ
を支えにして外すと楽で安全です。

たいていホイールナットは馬鹿
みたいに強く締まっているので、
インパクトレンチがない場合は
結局クロスレンチを足で蹴飛ばして
緩めるしかないですね。
 

安全のために、ホイールは車体の
下に入れた方が賢明です。

実は私、過去にB12サニーのオイル交換を
2台のパンタグラフジャッキを使って行ったところ、
ジャッキが外れてあわや下敷き!
という怖い経験があります(^^;;;;;;

その後油圧ジャッキや馬などを揃えたのは
言うまでもありません。
 

NISMO製ブレーキパッド(実は曙ブレーキ製のようだ)
と、日産純正のブレーキメンテナンスキットの写真。

ブレーキメンテナンスキットにはシリコングリス・
サンドペ−パー(ブレーキパッドの角を削るため)・
ペーパータオルがセットになっているモノで、
グリスが小さなチューブに入っているので、
無駄が無く良い。
個人で何百ccものグリスを買ってもどうせ
使い切れないので・・・
 

ユニシアジェックス製NISMOショックアブソーバー
・・・・・・・・・
じゃなくて、ブレーキ交換の山場。
ブレーキキャリパーは上下2本のネジで
固定されているので、下部のネジだけを外します

そして、作業しやすいように針金で
つり上げておきましょう。

この状態で手ですぐにパッドがはずせる状態なので
後は簡単です。 

外したパッドは多かれ少なかれ摩耗しています。
ピストンを戻さないと新品のパッドが入らないでしょう。
(私の場合、手で戻りましたが一般的にはウォーター
ポンププライヤーなどに木を当てたりして傷つけない
ように戻すと良い)

再利用するパーツはブレーキクリーナーなどで
洗浄しておくと良いでしょう。(下写真)

シムとシムカバーを洗浄しています。
ペーパータオルの汚れ具合から分かるように
かなり真っ黒です。
洗浄・脱脂を行ったら鳴き防止のために
正しい場所にグリスを塗ります。

間違っても、ブレーキパッドのブレーキローター
接触面に塗ってはいけません。
自殺行為です。保険もおりないかもね(^^;;;:
 

1999-11-7

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