97/12/12


試験がおわってから,
忙しくなりました。

仕事をする時間が増えて、
それなりの充足感を得て、

そして、自分が自分で
つまらなくなっていくのを感じ,

何やら,途方に暮れるしかないようです、



受験生活に,麻薬的刺激を感じて
そして生きてきた者にとって、

試験後の生活はエピローグ化するのです、
これからがはじまりなのに、

静かな流れの相手ができるようになるのに、
まだ時間がかかるようです、



時間給の生活をすれば、
労働密度に生きたく感じるし,

それが叶えられず,
何をしても同じ状況に追込まれれば、

不満で仕方がなく、
単にプライドだけで、
自分のペースを守れない自分に 腹を立てていたりするのです、

完成させることの請負を担当すれば、

ぴりぴりの期限の刺激がほしくなり、

ぬるま湯な感じに、
そして、実は嬉々としてそれに浸るような自分に
とにかく腹を立てたりするものです、



とりあえず、生きていれば、
それで問題ないようで、
実は問題がおおありで、


少し前よりも、
無駄な時間を過している感じが,
いつまでたってもぬぐい去れず、

どうしても、
ケツから炙られるような、
拙速感を味わいたくなるような、



どことなく、
逃腰な自分が,腹立たしいのです。

そして、そのことが
曖昧なまま,

なんとなく、生活習慣に
侵略されている自分が,
なさけない、ったら。



ありゃしねえ。


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