98/04/18


note



正直なところ、
不安に思うことが多くて、
落ち込み気味でした。

新しい環境の中で、
自分の位置づけが見えてこなかったこと、

自分の存在価値が、
何だろうかと、考えることがしばし。

試験が終わった後の、
宴のあとの、反動かも知れません。


苦しいこともたくさんあります。
不安なこともたくさんあります。

されど、
十二分に、自分が幸せであることを、
私は認識しています。


認識しつつ、
そのプラスをさらに欲張っていただけ、


認識することができないわけではない、
私自身は、厳然として、
ここに存在し、そして、生きている。


スタートラインに立つことができたことを、
誇らしく感じられるということ、


昔から、乗り越えた来た、
それぞれの苦労ごと、難題を、

そして、新たに与えられた難題の、
その難しさこそが、

ある種、正しきステータスである。


乗り越えるべき壁が厚く、高ければ、
それこそが、自分に求められているもの、

求められているものが、
とるにたらないことよりも、
遙かに幸せなこと。


それを理解する能力が、
自分にはあるのだと、信じる。

困難がくれば、それを
楽しんで乗り越えることができる人間だと、
そう、自分を信じてみる、

いままでの、
かたよっているかも知れないプライドを、
少しでも「正しい」プライドに、


ここまで生きてくることができて、
少なくとも、出会うことができて、

それを誇りとして、

意地を。


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