Diary                     トップへ

10月23日(土)インタホンと住民の会話を盗聴している六本木マンションの管理人
 先日用事があって、六本木の超高級マンションの住民を訪ねました。そこには大勢の外人連中、会社重役、プロ野球選手、タレントも住んでいます。インタホンで相手呼び出して、私の勤務先、取材要件伝えて、相手の答え聞いて、しかし得てして、雑誌の取材には相手は快い返事は少ないものですよ。ほんの1分話して帰る時に、管理人が呼び止めます。「貴方誰ですか?」「は?」。「何の目的でこのマンションに来たんですか?」
 住民に用事が合って、インタホンで話して、それで解決したから、帰る所だというと、「困るんですねえ」という。どういう意味だと聞くと、
マスコミの取材は、お断りしているんです。という。貴方昨日も来ましたねと。そうですよ。昨日は、家政婦だけしかいなくて、用件を相手に伝えられないから、また来たよと。大手不動産屋がやっているこのマンションは、管理室にいかにも不動産屋の若手社員らしいのが3人。さらに中にはフロントまであって、そこにそのときは女性が一人。その脇のオートロックの所にインタホンがあって、まあホテル並みですよ。そこで小声で話をしただけなのであるが。
要するにそのマンションでは、来客と住民がインタホンで話しするのを、中で盗聴しているわけです。変なのがきたときに、そうやって追っ払うのでしょう。電話には通信の秘密があって、誰も盗聴しちゃいけないんだが、インタホンはそれに該当しないってわけでしょうか。セキュリティが管理されるというのは、こうして住民の生活に管理人が介入してくるってことですか。
不倫の相手が来たらどうするんでしょう。どうせ「私よ」といいますね。これってオレオレ詐欺ですが。けっして名前は言わないでしょう。管理人にばれると。
しかしねえ、最近は私の団地の無能な管理人でもそうだが、出かけにあっても、あんなものとは挨拶などしたくありませんよ。会社でも、警備会社が威嚇した制服きて、出勤には「おはようございます」というけど、私答えません。目線すら合わせたくない。こんなの、街角で特高警察や、今の警察でもいいけど、通った人に「おはよう」と連中から声かけたら、答えなくちゃいけないのか。何だか物騒な時代だよなあ。その高級マンションの住民だって、高級であればあるほど、本来如何わしい不動産屋の小僧社員に「おはよう」で返事などしたくないものだと思うのだが。そういうのを妙に強要する風潮になってきた。
変な人みたら、通報してくださいと最近では警察もいうしなあ。変と言われるなら、サイコロ振ったり、山登ったりする人は、当然のごとく変な人でございます。
こんな人畜無害なひ弱な、檻の中に入っている純粋培養されたヤギを、人相が悪い小僧が周辺でウロウロすることがセキュリティだと思ったら、大間違いでございます。ちなみにこの不動産屋というのは、あの六本木周辺を地上げしてバカビル建てて、開店扉で子供死亡させてもしらばっくれていたとこです。いったマンションはそこじゃなくて、ちょっと隣りでしたが。

10月22日(金)すべてが大いに未熟だねえ
1、 西武鉄道のような上場会社の株式を、関連のコクドというトンネル会社が40年以上保持しているなどを、野放しにしていた商法。
2、 その監査をしていた会計士が20年に渡って適当に処理していたのに、これどうせ不起訴処分。せめて3ヶ月くらいブタ箱に入れたら。
3、 郵政民営化といえども、クロネコの言い分が明らかに正しい。JALがエアドゥだかの東京―福岡線の1万5千円の格安を同価格で潰したように、独禁法違反、公取委がまったく機能していない。
4、 橋本竜太郎の1億円賄賂事件を辞めさせようと献金上限5千万円としたが、これザル法。政治献金の上限は無制限でもいいから、絶対に公表と、せめて献金にも消費税の5%は払わせるように。それに橋竜にも、半年くらいブタ箱に入って欲しい。
5、 刑法が甘いというのは過去よく言われていることで、日本には懲役の6ヶ月以下の実刑判例はまずありません。それより軽い刑というのは、すべて執行猶予付き。そんな抜け殻辞めさせて、懲役5,4,3,2,1ヶ月。20,10,5日とか、実刑たくさん増やしましょう。連中は有罪でも執行猶予が付けば、無罪だと思っているのです。
6、 毎度の高校野球レベルの日本シリーズの解説。試合の流れがどうした・・・、第4戦は最も重要だ・・・、6点差で勝っているのに必勝継投だ・・・。客も選手も解説も草野球レベル。
7、 南野陽子かと思ったら、超オババの南野という法務大臣。こんなの掃除のおばさん。何で大臣なんだ?大臣などいらないぞ。官僚機構ってもう辞めましょう。中央官庁の課長以上の人事権は、総理大臣に与えましょう。
8、台風が来ると、土砂崩れだった、川が氾濫した。あの土砂崩れってのは、もしかして全部不法建築じゃないのかなあ。造成した斜面ばっかりでしょ。天災は保険も利かないというけど、100年に1度の台風ならいざ知らず、10年台風で、土砂崩れは、造成の設定が間違っていると思うんですが。それに台風県の高知でも、防波堤が崩れたって、これってもう償却済みで、古すぎるんじゃないかねえ。
9、キューバのオジサン、カストロが階段からこけて、骨折したってやってたけど、老人の寝たきりの原因は、骨折が心臓病より多いらしいよ。ああいう大事な人には、国家警備の美人秘書がいつでも手をつないで、杖代わりになってればいいのにと思うよねえ。子供には手をつなぐけど、大人は恥ずかしいのか。
10、東京新聞の南極隊の村山連載も疲れたよ。大昔のマナスル登山で、ベースキャンプで「芸者ワルツ」のカラオケでもねえだろ、今さら。こんな化石時代の大部隊遠征など、読む気にもならないねえ。昔話はこりごりだ。

10月21日(木)松井の葬送
 信じられないことだね。3連勝の後に、4連敗しそうだよ、ヤンキーズ。こんなの史上初だというけど、128年に1回起こるわけで、チーム創立90年くらいだそうだから、さもありなん。
 昨日は夕方から六本木にいて、台風で20時頃が最も雨降っていたか?0時過ぎて雨やんで、さらに話してて、3時に帰ってきたけど、朝は9時には起きるね。その中継あるから。大リーグもこう盛り上がると、松井はおろか、イチローもMVP候補だといわれても、ピンとは来ません。新聞に出ていたが、やはり松井の人気イマイチは、英語力。2年滞在して、この活躍は?と聞かれて「アンビリーバブル」じゃ、中学生以下。独身なのになんで英語しゃべれん?誰かと3ヶ月も一緒に住めば、それだけでOKだとは思うのだが。家庭教師でもいいのに。
 日本人型の優等生ってのは、いつもこうつまらん人材です。アメリカで握り飯食ってくるだけで、素人には箔付けたような錯覚与えて、現地で全く無視されていても、帰ってくると、大臣か博士か。虚しいもんですよ。いくら大リーグで試合しても、全然大リーガーになれない。イチローなんて、あれだけ屁理屈男で、哲学者モドキのようなこと言ってるけど、じゃ、それ英語でいいなさいよ。野球シロウトの日本人相手に説教しても、得は何もなし。
 かつて、ロッキー青木も、小杉も、湯川れい子も、松田聖子も、皆女か男と同棲して英語学びました。ノーベルの小柴さんにいたっても同じ。世間とはそういうもんです。独身なのに、ボディガードと取り巻きに囲まれて、身動き取れないなんて、松井は日本の大統領か?あれで。何年いても、現地語しゃべらないなど、日本語しゃべらないジーコと同じで、いつまでたっても信用されないだけ。星陵高校卒業とはそんなもんか?これじゃ外務官僚が、2年の留学と称して、遊んでくるのと同じだね。小和田雅子でさえ、ハーバードでは、日本語よりも英語が上手だと言われたのに。日本人の優等生というのは、いつもこういうのが実態でつまらんものです。松井もイチローも、もったいない存在だけどなあ。19歳のシャラポワが、糞生意気で偉ソーなこと言ってる方が、むかつくけど、100倍素晴らしいことなのです。そうそう、アメリカのは滞在外人ように、英語のレッスンなど、無料のカルチャーがいくらでもあるんですよ。タダで英語できるっていうのになあ。マリナーズのあの敗戦処理がいくら英語しゃべっても、これは聞く人いないから。天は二物を与えずってか。

10月20日(水)ダイエーを200億円で売却できるか?
 民事再生なんていうのは、ガンを薬で治そうという姑息的な治療です。手術するのは、会社更生法で倒産させること。いずれにしても、倒産したダイエーのお荷物球団をヤフーが売却したいといったのに、社長は「聞いていない」。聞く前に、退陣してください。本来は、家屋敷も提供して、アパート住まいになってしかるべき。
 赤字球団だといっても、実はタダでは売りたくないのです。赤字というのは、方便で、宣伝広告になっているから、OKだというのが、本音です。本来、ダイエーなどという、企業名はチームから削除したいのです。福岡ホークスで十分。かつて名古屋グランパスが立ち上がったときに、トヨタはいまでもこれを支援していますが「サッカーなどに企業名をつけて宣伝してもらうに当たらず」といいましたが、これがアッパレ。好きでチームもっているんですから、企業名などいらない。任天堂がマリナーズ持っていますが、あのチームは任天堂とは言いません。シアトルマリナーズ。それで十分。
 ところで売却価格が気になります。ワールドシリーズ取ったチームは、500億円で売れるそうだから、ダイエーは200億円くらいが相場だと思いますが、さてヤフーの孫は、いくらで買うのでしょう。タダでもいいのですが、札束振りかざして、1000億円だしますか?高すぎます。どうせ買っても、毎年赤字。野球のタニマチですから、赤字でもいいですが。

10月19日(火)大リーグオッズ勝てるか?
 原則くんという友達がいて、2週間くらい前に大リーグのプレーオフを掛けました。$1表示は100円です。
 ヤンキーズが2位になる$160.それ以外$20
 ヤンキーズが決勝に出る$30.出ない$10
 優勝はナショナルリーグ(ブレーブスの山)$20.アメリカンリーグ(ヤンキーズの山)$20
 優勝はカージナルス$30.アストロズ$30
 以上の4種類で、先に表示したのが原則くんで、後が私。それぞれ相手から支払いがあるということ。
 双方けっこういいとこ当たっていますが、私は分が悪いです。私有利に運ぶには、明日と明後日に、レッドソックスが連勝することと、明日アストロズが勝つこと。でも8チームがいたときに、ブレーブスとかドジャースといってないことが、双方先見の明があるなあ。今思うと、アメリカンリーグが優勝するといってるのに、一点外でアストロズという私の予想は、めちゃくちゃでした。

10月18日(月)四十九日法要
 昨日は法事。今月上旬亡くなった母親の兄、大正9年生まれの四十九日埋葬。奥さんが元気で何よりで「お父ちゃんが死んじゃったからもうだめですよ」という人に限って、けっこう元気。江戸っ子につき、今でも頭脳明晰でおしゃべり。ちょっと足腰が弱いだけ。その伯母さんと話して分かったのは、母親の両親出身というのは、新潟の柿崎、柏崎だったという初耳。でも明治の頃に東京に出てきてしまったために、そんな話これまで全然なかったですよ。柿崎の米山ってよく地元の人いうけど、海岸沿いの低い山で、なんか特長あるのかしらん。
 親戚で大正13年オジサン来てたけど、今でも自家用車運転。でも免許更新のときに、7千円の実技あるそうです。元気はなによりで「年寄りマーク付けたほうがいいよ」というと「今度の更新で考慮します」と。あれ、あった方がいいらしいです。
 それにしても、最近の寺の坊主というのは、二代目になってやたら若いのが多くて、段取り悪いし、つまらん話が多く、合掌しろだの、礼拝しろだの、うるさい。ずる休みする親戚に比べれば、参列するだけで上等。黙って突っ立ってるだけでいいだろが。坊主偉そうにするな。檀家の小間使いめ。

10月17日(日)「ミスジャッジだと言ってるんだから、西武の監督もさっさと認めてくださいよ

 昨日は、たまたま夕方帰宅して、野球やってるもんでみてました。今シーズン中日も西武もちゃんと見たの初めてでしたね。まあその程度が適当でしょう。そのうちに大モメ。
「ミスジャッジだといってるんだから、西武も認めてくれ」
 と審判団はいったらしいね。西武がゴネていると。
 ほお、こんな理屈が通るなら、満塁ホームランを打った後に、
「それはファウルでした。ミスジャッジだといってるんだから、ホームラン取り消してくださいよ」
 というのと、同じ理屈。まあ評論家の森にしても、全員が中日の味方して、往生際の悪い西武監督の伊藤を責めているね。そうかあ?

 なら、最初のランナーアウトを、あれは全員が知っているように空タッチでセーフですから「ビデオみたらタッチしてないもんで、アウトコールはミスでした」

 と、どうして言わんのだ。ミスジャッジに優劣があるんか?

 野球の場合でも、多分アウトのコールは、セーフよりも優先すると思われる。だからセーフであっても「アウト」といってしまった瞬間にそれは成立するものだ。だからこの場合も本塁アウト、二塁もアウトで、チェンジが正しいのだ。もしくは、二塁はどう見てもタッチしてもアウトのタイミングだから「見なしアウト」でもいい。昨日の判断は、大間違いだったね。あんなもん。

 審判の程度にしても、この程度のガラクタなんです。12チームの増減問題にしても、あれだけもめたし、日本シリーズの意味?感じられんなあ。特に能面の落合などには、勝たせたくない。

10月16日(土)水俣の50年訴訟
 チッソという会社が、明治の大昔から50年前まで、水銀を垂れ流してして、その水銀で汚染された魚を食べた人が、奇怪な病気にかかったのが、水俣病でした。50年たって、ようやく昨日裁判が終わって、国に有罪判決。でも補償は7000万円。
 あんなもの、国策会社ですからねえ、国営企業でしょ。水銀など、垂れ流しても、熊本の田舎の人間が、病気になるだけって、どうせそんなのん気な考えです。50年前に病気が発覚したのに、10年間放って置いて「先天性だろ」って。国のやってること、今でもほとんど期待できません。
 1ヶ月前くらいの、新穂高から蒲田川への、山小屋と営林署の癒着にしても、けっきょく返事がこないままで、ほったらかし。山小屋経営してれば、ゲート開けて、客を車で運ぶわけですよ。営林署が、売り上げの少ない山小屋からでも、賄賂もらっているんでしょ。これで自然保護とは、笑わせる。谷川岳の小屋も、尾瀬の長蔵小屋も、連中の認識ってのは、下等動物並みですから。
 川に水銀垂れ流すように、山の沢に、小屋の汚物垂れ流しだって、ほとんどどこでもやってます。いくつかの小屋だけ、乾燥させて燃やすって、前向きですけど、あんなのちゃんと調べて、国立公園なら国がトイレ設置の金だすべきでしょ。高速のトンネル一個何千億円なら、トイレなどたかが知れてます。
 家の近く流れている隅田川だって、綺麗にするって、30年前からいってるのに、全然。土手を上流に歩いて、垂れ流している会社、辞めさせればいいだけ。なんで、こんな当たり前のことできないんでしょうか。やる気ないわけです。日本人は下等動物だから、自然保護って、タテマエだけ。全然やりゃしませんよ。大体日本中の漁船や、遠洋の商船は、全部のゴミを、海に捨てていますからねえ。長期の食料積んで、その箱とかゴミなんかね。ビニールもプラスティックも、鉄や、金属だって、全部捨てています。笑わせるよなあ。

 10月15日(金)松本清張「黒革の手帳」
 
米倉涼子のホステス役で、昨日始まりましたねえ。テレビ朝日の開局45周年?春の「白い巨塔」が、フジの開局記念で、開局番組ってのも、昔の作家の小説しか、ドラマになりえませんか?最近の作家は、力量がないですねえ。
 多分これ、松本清張の最新作ですよ、といっても、25年くらい前かなあ。彼50年前でもすでに推理小説家でしたから。
 当時伊藤素子の事件がありました。滋賀銀行でしたっけ。オンラインは簡単に横領できるなあと。でそれモデルにフィクションにして、当時は米倉の役、山本陽子でしたが、今ではその人って誰?
 この程度の小説でも、一応ちゃんとしたベストセラーですから、ドラマにすると、大人も見られます。最近は大人が見るに耐えるドラマないですから。でもクラブが出てきて、怪しいホステス出てきて、白い巨塔によく似ている。もっと今風に、六本木外人クラブにすればいいのに、銀座というと、和光のビルじゃ、終戦後みたいだ。そだ、夜景のカットで、8丁目のウォータータワーが出てきたけど、あのビルちょっと訳有りで知ってるね。
 ドラマの最後どうでしたっけ。米倉けっきょく失敗してパニックになったか?銀行首になった次長が、発狂したか?忘れてしまった。しかし当時のドラマってのは、当たり前だけどモチーフというもの、主題があるけど、最近のは、どうでもいい結末で、赤川次郎の小説とおなじ、何も残らないんじゃつまらないよねえ。

10月14日(木)80年代の日本は北朝鮮だった。ダイエーと西武が潰れて、清清しい気持ちになる。
 堤義明などという、政治家の怪しい二代目政商が、つい20年前の80年代には、持てはやされていた。戦後政治家と結託して、華族連中を騙して、赤坂プリンスの土地とか、高輪プリンスの土地は、すべてタダ同然でかっぱらったものだった。こんな野郎が持てはやされていたのは、70年代に田中角栄と小佐野賢治が素晴らしい政治家と政商だとこれも言われて、堤はその子分だったからである。
 上場してないコクドをいう会社で、西武鉄道を支配しているのは、素晴らしい近未来的な経営だとか、本人は妾の子供なのに、親の帝王学は「血は水よりも濃い」とデタラメいっていたのは、上之郷という作家だったか。そういうデタラメがまた、日本の経営学を支配していて、同じく東急も、今は三代目が継いでいる。
 これじゃノーベルの経済学賞からは、人力車と新幹線の違い。悪代官制度が今でも生きているのと同じ。
「需要は、民間から起きるのではなくて、供給側の経営合理化によってのみ、需要が創造されていく」
 なんて、「おお、立派な意見だ」。これ今年の賞の片方の人の意見だそうです。
 こんなインチキ不動産屋が、のさばっていられたのも、角栄がわずかな会社移転の操作だけで、10億円とかすぐに浮かせていたからである。その大元は、田舎の林をタダで手に入れて、そこに新幹線を通して、いきなり100億円儲けるとか、信濃川の河川敷をやはりタダで手に入れて、そこにリゾート施設作って、600億円儲けるとかして、これが国土の開発だといい、堤も東急の五島も見習って、そういう商売が素晴らしいと、80年代は国を挙げて、ウソついていたからだ。むしろ私の母親世代の人の方がずっと賢かった。「土地の斡旋というのは、周旋屋といって、昼間は歩けないくらい後暗い商売ですよ」。まったくその通り。国土という自然の恵みに、勝手に値段つけて、それ売買してどうする?斡旋、周旋、手数料で儲けるというのは、卑しい商売なのだ。
 その元は、今でも新築住宅を登記すると、多分50万円くらいの手数料を、登記所はかっぱらうのです。いまどき登記所の手数料と、弁護士の手付金の50万円ほど、如何わしいものはありません。こんな口利き料金を必要とするのは、あとヤクザくらいなもんです。
 そうそう橋竜も、ついに検察に睨まれて、これで角栄の集金システムが30年立って崩壊したと、立花も嬉しそうに文芸春秋にレポートしたいたけど、彼も30歳そこそこで角栄懲らしめて、もう65歳のおっさんですから、角栄と共に青春してきた人です。感無量なのです。悪天才の角栄は、30年立ってようやく、悪いシステムが壊れたきたということですよ。その後10人以上の総理が、それ引き継いで相乗りしてきたからねえ。中曽根もまったくそうだぞ、がい骨め。
 その堤が会社辞めるときいて、しかも乱脈経営でしょ。松阪の駐車違反に、メダリストの黒岩行かせる様な会社ですよ。よくぞ、今日までこんなものが続いてきました。西武は、環八の井荻あたりも、つい最近まで立体にしないで、都を困らせていたのです。銭は都で出せと。小田急の方がずっとまとも。堤など、どこが経営者として立派だったというんです。あんなものが立派なら、不動産王の千昌夫は、もっと立派じゃなくちゃいけないことになる。
 私が就職した当初も、こういう経営者から学んで、経済記事書くときはこれをおだてろと教わって、いや〜な思い出があります。あんなものやはり怪しかったのだと、清々します。
 ダイエーも同じもの。この流通革命のおっさんも、老害が最後には出たのです。ついに愚かな息子に継がせるしか無くなって、大体子供に会社任せるなど、魚屋か政治屋のやること、レベルの低さには驚くものがある。ホンダもトヨタもギャノンも、まともな会社はこんなことしないものです。二代目と聞いただけで、「キミの実家は八百屋か?」と。都知事に鈴木という内務省上がりがいましたが、彼は美濃部の赤字を黒字にしたことは評価されたものの、最後の4期目はさすがに死に際の老害で、丸の内に国際フォーラムという大赤字作ってしまって、いま慎太郎にボロクソに言われています。立派な人は定年後は静かにギャモンでもやりましょう。いつまでものさばると、害毒が湧いてきます。
 けっきょくダイエーも何のことはない、大型店舗やっているとうそぶいたものの、実態は不動産屋でした。こんな商売が大手を振っているのは、後進国の証明です。国有林の水害という背後霊を払いのけると、税金散財してダム作っているのも同じこと。ありえない話を作り上げるのは、佐野の厄除け大師と同じで、悪霊におののくという、これも後進国の土人にありがちな、未開発知能の証明です。細木数子の占いに、楽しんでいるのも、同レベル。
 不動など、いっそタダにしましょう。大昔から自然にそこにあったものだけですから。不動産が相場よりも安い国は先進国になります。アメリカがその代表。有限のものに、馬鹿価格つけて取引しているのは、国民全員ねずみ講やっているようなもの。早く気が付かないか。
 その二つの企業が潰れそうで、球団も危うくて、もう清清しくて、朝からご機嫌です。80年代の勘違いの亡霊がようやく消えてくれると。
 そのダイエー球団の買収先が早くもNTTか、京セラだとか。何ですか?ヤフーオークションでダイエー球団売りましょう。サラ金が300億円くらいで買いますか?タダでもいいですよ。
 楽天ともう一社の名乗りも、何が審査?という勘違い。近鉄、西武、読売ごときの不動産ヤクザに他社を審査できますか?株式会社であれば、すべてOKですね。お相撲さんのタニマチに、誰が審査しますか?後は、パトロンとの間で、約束事決めればいいだけ。球団もち会社が決定してないうちに、監督に田尾とは、おかしな人事です。田尾さらに有名になりたいのは分かりますが、こんな売名行為にしゃしゃり出ない方が、大人なんですけどねえ。
 大リーグビジネスというのは、過去のマーリンズのことで、昨年もWシリーズ優勝しましたが、ガラクタの球団をタダで勝って、選手補強して、Wシリーズ制覇すると、500億円で売れるのです。タダから500億円。ビジネスというのは、こういうもので、田舎の土地買って、新幹線通して500億円は、未公開株のインサイダー取引でしょ。大蔵省の造幣局の役人が、印刷した1万円札のシートを、かっぱらってくるのと同じこと。こんなことしてたら、国家成り立ちません。こんなの独禁法許している日本ならではの、インチキ商売になります。北朝鮮の金が、資産持っているが、あれは国家ビジネスですか?タダのファシズム政権で、誰も認めてないでしょ、同じこと。理解できない劣等国民がここにいるということだけです。
 ついでに、70年代に騙されていたのは、今頃は石油が無くなって、ガソリン枯渇と、トイレットペーパーの消滅でした。あれもウソでしたねえ。テレビと新聞と政府もウソついていたのです。全員がウソつくと、ヒトラーも生まれますが、世の中のウソに騙されていた70年、80年の、その新しい方だけでも、ここに解決できて、70歳になっても、前髪出している間抜け男は、地獄に落ちてください。80年代の悪夢がようやく融けました。

10月13日(水)一試合で3回もエラーするザルゴジラ(松井)でも勝ってしまうヤンキーズの、見苦しいほどの乱打戦
 
 なんだ、あのプレーオフは。アメリカ人の好きな野球というのは、体重が130キロになった、死にそこないのデブでも、なお毎日マックを死ぬほど食って、そうして間もなく死んでしまい、その病床でも病院食のマックを食っているという、もう馬鹿げて見苦しい人生観なのです。
 一試合に3回もエラーして、その辺の高校野球よりもへたくそな守備してても、5打数3安打でヒットさえ打てば、それで許すという。毎日財布を無くしてしまうという馬鹿でも、時給が10万円なら生活できるという、こういう世界の資源を無駄にする野球が、アメリカの野球なのです。禅寺で座禅するようなイチローのような清貧の思想の野球が見たいです。ヤンキーズの山はどっちも負けて、アストロズ勝って欲しい。本日ヤンキーズが10−7で勝ちました。松井記録に残らないエラー3回。あの人フライが取れないのです。
 相手のレフとはもっとアホだった。2アウト2,3塁なのに、前進守備して、頭抜かれた。大リーグのレフトはアホしかいないのだ。

10月12日(火)連日遅くまで
 週末の三日間は仕事よりも遊び疲れ。土曜は中野の近所の焼き鳥や。日曜はオフィシャルパーティ。月曜は打ち上げでした。私コンソレで4連勝だったのですが、あと一つかってファイナル。さらに一つで優勝ですが、二つ足りません。しかしまあ4連勝というのは、16人の枠で勝ち上がりということで、まあそれなり納得の結果ということにしましょう。

10月11日(月)ジャパンオープン三日目

http://www.ops.dti.ne.jp/~sptaka/newpage2.htm

10月10日(日)本日台湾の建国記念日
 金曜の夜に出会った人に「台湾の建国記念日の行事に招かれた」と聞いて、「それって何年こことだ?」と。孫文の辛亥革命のことですといわれて、慌ててアジア史思う出そうとしても不能。1911年らしいです。明治の末年。蒋介石が、毛沢東の共産軍に襲われて、南の方に拉致されたのは?というが、これは太平洋戦争の末年ころで、30年も時代勘違いしてましたね。
 昨日台湾と取り引きのある人にまた聞いたところ「そういえば、建国90年以上でどうした、こうしたって普段からやってるよ」。おお、聞いたことは正しいのだ。古い国なのです。
 日本は中国に色目使って「台湾は国じゃない」。そんなのどうでもいいことで、本人たちが国だと思っているなら、それでいいでしょう。世界の大半からも国じゃないと思われていて(中国の一地方)、あそこを国だと思っているのは、本人たちと、慎太郎くらいなもの。通常も、チャイニーズタイペイとか言われて、台湾とはいわないもんなあ。
 JOCも建前上は、国と地域というが、地域認めているのは、サッカー連盟くらいで、連盟は、香港も、グアムも、マカオも、地域として国扱いしているし、対応がおとなですよ。旭日旗は、国旗にあらずとか、今でもJAL飛ばさないで、子会社飛行機とばしているとか、そんなこといってる間に、あそこはICの下請けで、一台1兆円のマシンをどんどん投資して、世界のシリコンバレーになっています。世界のパソコンのチップは、すべて台湾製でソニーも松下も、台湾チップがなければ動かない。それと、小泉は歴代初めて、中国の言うこと聞かずに、反中国の総理大臣だと。中国共産党も、いちいち干渉してうるさいからねえ。だれがどう靖国行こうがいいでしょう。行っちゃいけないなど、内政干渉ですよ。
 いずれにしても、本人が建国90年越えていると祝っているのに、同調せずに、中国が認めていないと、シーンとしているのは、馬鹿です。お誕生日だといっているのに、「お前は出生が怪しい」と。重要なのは、本人がどう思っているかということ。本人の意思無視する、間抜け軍団がここにいます。
 さてフェスティバル二日目。成績は中庸。今日の結果しだいです。

10月9日(土)紅葉の無関心
 これまで紅葉みて感動したことってたった一度しかないのです。たまたまですが、場所はニューヨーク。ちょうど今頃、10月下旬の休みの頃に旅行しました。ニューヨークからボストン(北方面)に行った帰りに、道の両脇のポプラですか、あれが真っ赤で、山火事のなか走っているような気になったもんです。あちら寒いから紅葉きれいなんですか。よくセントラルパークの紅葉が綺麗だという話聞きますが、日比谷公園の紅葉の話は聞いたことありません。
 桜見ていいなあと思ったのも一回くらいで、春の北海道の、洞爺湖の辺り走っていたときに、もう散り始めた桜が路面に落ちていて、車が走るとそれ巻き上げて、「花吹雪だあ」と。でもこんなの神宮の外苑でも毎年あることですが。
 冬山みて素晴らしいと思ったのは、中学生の頃に、小海線に乗って、朝方清里あたりで、八ヶ岳の東側見えたとき。ものすごく大きく目の前に迫って雪山見えて、「大人になると、ああいうとこ登れるようになるのかなあ」と思ったけど、以降同じ条件で見ても、そんなに大きくは見えません。
 5月の涸沢で、快晴の朝にテント出て、目の前の吊尾根が雪と岩のコントラストで青空に映えて、素晴らしかったこと。でもこれもあの時限りで、それ以降はありません。
 夏の花は、これもヨーロッパに8月に旅行したときに、どの家の花壇にも、アパートのテラスにも、特にドイツですが、皆綺麗に夏の花を飾っている。あんなおしゃれな様子は国内にはまずない。
 だんだん目が肥えてきて、花の美しさに関心薄くなってきます。でも雪山だけは、いつ見ても素晴らしい。遠くから見るより、近づいてみるとなおすごい。山のどの部分に関心があるかは、千差万別。昨シーズンでも、1月の穂高牧場で、牧場の小屋から向こうに北穂とか見えて、全然下界っぽい場所だったけど、あの時期誰もいなくて、しかも気温マイナス10度くらいで寒くても快晴で、なかなか素晴らしかった。しかも新雪のボコボコ潜る雪。
 今紅葉のシーズン、間もなく冬山。ぞくぞくしてきます。
 さて今日から週末三日間は、ギャモンフェスティバル。場所は中野サンプラザ。今年のジャパンオープンの成果はいかに?

10月8日(金)聞いた話でマッキンレー
 北米大陸の最高峰がマッキンレー。6000mくらいですね。真砂ロッジの佐伯さんは昭文社の地図の解説者ですが、その知り合いの若いガイドが先週末にその小屋にいて、ツアーガイドしてました。この6月に二人ともマッキンレーにいっていたそうです。あそこ最低で2週間でOKで、下部は4日間ほどのキャラバン。荷物50キロあったとしても、スキーのソリを各自で引っ張って荷揚げ。4日後にBCを、4500mくらいに設置して、2日後に5500mにハイキャンプに移動して、そこから日帰りアタックだそうです。上部は雪稜で条件よければ、ノーザイル。景色は最高だそうです。でも気温は夜間でマイナス30度から日中はプラスの20度。過去にはこんな話きいて、気分高揚したものですが、最近は聞くだけで満足。難しいのは、下部のキャラバンらしくて、新雪で隠れたクレバス多くて、どうも状況は黒部と同じで、源流は優しいけど中流域にゴルジュがあるみたいなものらしいです。植村が遭難して一躍有名になってしまったけど、30年も前からこの山は人気がありますね。
 前は山で誰かにあっても、妙に敵対心など出して、あまり話をしなかったこともあったけど、最近は人が優しくなって、誰とでも話します。

10月7日(木)ツインズでさえ、外野の守備ミスで負けた
 今日も松井のザル外野の責任でヤンキーズは負ける直前まで追い込まれました。相手の逆転打が松井の横に飛んで、彼はまたしてもホームに投げられない。いや、フライで処理することすらできない。飛んでるボールに詰めるのが遅いんです。
 ところが最終回は、ツインズの外野がエンタイトルツーベース取れずに、さらにライトが浅い外野フライを油断してホームに投げ遅れて、ツインズ敗戦。
 最近は大リーグでも外野はヘタになった。せめてイチロー程度の守備でいいから、だれもができんのか。まともな外野のいない野球は、くだらなくて見ていられん。これでタイ。残りはどっちが勝ってもいいけど、週末は野球見ません。

10月6日(水)外野守備力の差でツインズ先勝
 Wシリーズプレーオフは、どこを応援してるってこともないけど、というのも野茂、石井が2軍落ちしてしまってがっくりだね。テレビでやっているのはヤンキーズ戦。
 イチローでも実は守備が評価されているというように、ツインズは今日は守備で勝ちました。だって、松井の前に飛んできたヒットにしても、あれって松井ホームに投げなかったよねえ。イチローなら投げて、アウトとれたんじゃないかあ。こうしてツインズは先制点とりました。その後、ハンターは去年のオフにも日本に来たけど、これはイチロー並みの守備力で、みんなフライを取った。こうしてヤンキーズの打線も死んでいたけど、ツインズ守備力でかちました。外野に飛んだフライは、全部取るってのが大リーガーで、ザル松井はヒットは打ったけど守備あいかわらず。ツインズ勝ち上がって欲しいと思ってるんだけど。ツインズ勝つほうに賭けているし。

10月5日(火)夏道は、模型組み立てるようなもの
 人通りが多くて、放って置いても全然廃れない夏道登山道というのは、ごくわずかなものです。普通は毎年雪解けの6月から、小屋のオヤジさんが、その年の夏道を、せっせと整備しています。ところが先日に剣沢や白馬の大雪渓辺りでは、1週間ごとに登山道が整備されています。最近では雪渓の上にマーキングされていて、あれは雪の融け具合や雪渓の崩壊によって、どんどん道の様子が変わっていくのです。
 剣沢の雪渓崩壊の高巻き道のフィックスザイルにしても、落石一発で簡単に切れてしまうこともあって、古いザイルが山積みされているし、その度に新しいザイルに張り替えられています。そこまでしないと登山客迎えられないわけで、剣沢や真砂沢のオヤジさんの苦労は計り知れない。真砂沢横断の橋も、つい最近鉄ハシゴに付けられたようで、それまではひと夏限りの木の橋でした。それもこれも、オバサン登山客が大勢くるためで、お客がいなくなると、結構な夏道が廃道になってしまうでしょう。それに小屋おじさんの苦労も計り知れない。山の登山道整備には、環境庁がもっと予算付けてあげないと、あっという間に廃道になってしまうでしょう。

10月4日(月)イチローの80年ぶり大リーグ記録だが・・・
下山したら、イチローの大騒ぎです。といっても真砂小屋のテレビで、この日3安打したというのは、知ってましたが。確かにすごい記録ではありますが、しかしこの騒ぎは素人だましです。つい数週間前には、北島の金2個に騒いだくらいですから、しれてるもんです。
 より偉大なのは、現役ボンズ。ホームランバッターのボンズは今でもイチローの少ししたの0,360の打率もっています。それにあのホームラン数。打点数。敬遠とたまに休むから180安打ですが、しかし、バッティングフォームにしても、イチローよりずっと美しい。神様のようなフォーム。三振も少ない。イチローの比じゃない選手です。
 イチローの80年ぶりの記録は素晴らしいというが、実はその比較に意味がないのです。多分当時は、今よりもストライクゾーンが3分の1ほどに、狭かったのだと思うのです。いいピッチャーというのは、フォアボールを出さずに、とにかくストライクゾーンに投げることができる投手。だから石井も野茂も、当時ならマイナー投手だったということです。それに、打たれることはしょうがないと。直球とカーブしか球種は選択できずに、カットファーストなど、投げたら、ストライクゾーンに入らなかったのです。それは当時の野球の志向であって、今でもメジャーは7−4くらいのスコアが平均ですが、当時は、12−7くらいが平均スコアだったはず。打つことこそが野球の大込みで、投手が抑えるというのは、つまらない野球の典型だったわけです。だからイチローと比較しても意味がない。何しろ大正時代のきろくでしょ。まだ丸ビルしかなかったときに、今の80階建てのビルの話てどうなんですか。Tフォードだけのときに、ツインカムのV8の話できますか。でもシスラーはホームランも打ったし、2塁打も、それに三振がまったく少ない。イチローでさえ多すぎる。比較に意味がなく、比較対照が80年前だというと、これはシロウトを納得させられます。
 むしろ西武の松阪の投手記録と、同等だと思うのですが。
 イチローはチームでもそれほど役に立っていない。大体打点が少ないのはいいとしても、じゃ得点が多いかというと、イチローの上はいくらでもいます。それに彼は1塁にランナーがいると、ショートゴロがアウトになってしまうといい、ランナーなしならそれがヒットになるという、これはタダのまやかしっぽい。
 記録更新翌日の1安打にしても、外野のポテンヒット。深く守る大リーグにあって、ポテンヒットは三振よりもいいけど、それほど誉められたもんじゃないです。
 イチローは、むしろ野手として存在価値がある。国内でゴールデングラブの松井にしても、大リーグであれ見ると、もうザルです。少なくとも私が見た試合だけでも、松井のエラーで負けた試合が今シーズン2試合ある。その点イチローの守備によって、勝った試合はすごく多い。彼は守備こそ誉められていい。
 本当に記録作るなら、0,420の打率を越えてください。そうすれば、文句なくMVP。8月あたりは月間でこれ越えています。そのくらい打たなかったら、今の騒ぎが空騒ぎになる。
 つまり優秀な選手であることは間違いないですが、80年ぶりの記録というものに、惑わされて、実は松阪の記録程度だということなのです。V8ツインカム、いや私のロータリーの時代に、5リットルの単気筒エンジン作って、それが80年ぶりだと騒いでいる、時代錯誤。あんな記録死蔵記録で、現代野球にとっては、意味がないものでした。
むしろ来年の松井のほうが、ヤンキーズの4番に定着して、すごいんじゃないのかなあ。それと、これからプレーオフで、石井のドジャーズがいいかもしれないし、カージナルスも相当です。個人記録よりも、ワールドシリーズでしょ。来年はイチローもガラクタチームから移籍して、どっかいいとこに移って下さい。ヤンキーズでもいいが、日本人がいないアストロズとかもいい。それと新婚夫婦が犬飼っているというのも、違和感ありますねえ。

10月3日(日)

10月2日(土)週末二日で、剣岳別山2880mへ。

10月1日(金)クロネコが郵政省を訴えた件ですが・・・
 私クロネコ好きです。ギャモンの会報担当で、月刊でニュースたくさん出しています。Aサイズ50グラムまで80円。これ格安です。郵便では、サイズオーバーで、倍額するでしょう。それに電話すると取りに来てくれる。怠慢郵便局をクロネコが革命おこしたのです。
 で郵便自由化されるといって、スキー、ゴルフゆうパックを郵便局が始めて、ローソンとも契約ですか、料金クロネコ並みに下げました。それで裁判。郵政公社はそれでなくとも優遇税制受けているのに、ならクロネコにも、優遇しろと。
 同じ話は過去にもありました。東京・札幌や東京・福岡のエアドウーそのた、格安飛行機みんな潰れそうです。JALがその路線に限って、同価格で対抗してきたからです。これよくまかり通っていましたよ。だったらJALはすべての路線を、その価格にしなくちゃいけない。企業努力のエアドウーの路線だけ、同価格とうのは、公平競争だか、公取だかに明らかに引っかかる。 
 NTTもそう、全国一律電話料金にしたのから、過去のぼったくり戻せと。大企業のこうした横暴に、実にのどかなのです。これじゃ、国際著作権に加盟していない韓国や香港が、日本の雑誌パクって商売しているの、笑える身分じゃないですよ。
 独禁法違反などは、そういうためにあるのです。本来クロネコが勝てないとおかしい。じゃ、郵便は、すべてクロネコ料金にスライドさせて、値引げってことです。クロネコにも、郵便ポスト使わせろと。
 まあ、日本は未だに談合があって、こんなの明治の時代から全然改善してません。私おもうのですよ。子供がいい大学からいい就職というのは、慣例的に癒着しているインチキ大企業に就職したいのだと。利権商売の恩恵に預かりたいってことでしょ。みっともない、おぞましい発想です。だったら、ハゲタカファンドの方がずっと好きだ。フェアだし。小泉郵政改革は、クロネコに刺されて失敗の可能性大です。
 まあ裁判といっても、野球機構のねんごろ根来の狸顔が最高裁の裁判官でしたか?程度しれます。

9月30日(木)どうでもいいが、船の排水トン数の話
 昨日に続いて数字の話。船の排水トン数ってのがあります。大きさの数字ですね。1万トンの船とか300トンの船とか。あれって重さに関係ありません。まあ容積みたいなもんです。でも1トンが1立方メートルじゃなくて、その3倍だったか8倍だったか。要するに実測と因果関係のないこういう数字は、見た目で記憶しておくしかないのです。カツオ船が150トンくらいで、遠洋マグロが350トン。木更津川崎フェリーが3000トンで、昔の青函連絡が1万トン。豪華客船が3万トンで、空母が10万トンというように。船が好きな人は、こういうこと覚えています。
 同じようにどうして厚木に住んでいる人は、戦闘機が好きじゃないんでしょう。沖縄に住んでいる人も。米軍のあの戦闘機は騒音で如何わしいものだと皆思っているから?でもねえ、港出身者が船好きなように、普通は子供の頃に接したもの好きですよ。そうじゃないというのは、どこか歪んでいます。
 そうそう平の渡し船は、見た目15トンくらいでしょうか。黒部の観光船は、ああいうものは1000トンくらいだと思うが。見たことないんです、他のダムダムで見たことはあるけど。

9月29日(水)東京の文系学生が支配する無能教育の唖然
 太陽が地球の周りを回っていると答えた小学生が4割だと2週間前に聞いて愕然。さらに今日は、元素の周期表が中学の教科書から削減されたと聞いて、化学?科学にはなじみない私でも、相当がっくり。だから文部省教科書に反して、まともな先生が別の教科書作って、私立50校が採用したといっても、当然でしょ。子供の程度が相当ひどくなっていて、私の妻でさえ「もう公立はダメだと」。あと30年立って、次の世代になってしまえば、頑固お父さんでも「子供は私学へ」というでしょう。日本の公教育は、全廃します。
 円周は、直径の3倍でいいと、いまは子供に教えているらしい。じゃ、三角形?でしょ。私の時でも3,14.父は工学部だったから、計算尺など使えたし、妙に子供の私に教えたがって、3,1416.小学生でこれ知っていたのも少数で自慢でした。しかし同級生にさらにマニアがいて、3,1415926535.といっていたのがいて「なんだそれ」。と。そういうマニアごっこは、懐かしいし、競い合いにもなった。いま、そういうのは壊滅。運動会でも背の順にかけっこやらせて、順位は計測しないし、みとめない。
 先日の昭和39年生まれのA参議院議員は、例によって東大の卒業ではあったが、高校は?プロフィールに載っていて、栄光学園。あそこ、中1で逆上がりできるのが、クラスに一人。懸垂1回でもできるのが、クラスに2人。そんな、オンボロ体育能力の学校ですよ。そんなのが議員になる時代になった。愕然。
 他人と競わせないという政策は、はっきりいって開成OBから東大にいって官僚になる文系連中の政策です。東京の進学校は英語と古文、漢文、地理だけで得点して、官僚になる。連中は理数系が嫌いなのです。理数系の能力は、はっきりいってゼロです。それがあるのは、関西の連中だけ。物理も数学も学者はすべて小柴さんの除いて、関西の出身です。
 つまりいよいよ日本にも文部省検定教科書が不要になり、義務教育も各学校に任せる時代になった。北欧が国定教科書ないとこの間まで馬鹿にしていましたが、実はそれが正しいと。個人の能力に合わせた教育が必要で、それが個人にとっては実に楽しいことになる。嫌いな古文漢文は、学ぶ必要はない、意味がない。物理が好きならば、大学の物理を中学生でもやりましょう。だって女子水泳は中学生が五輪でメダル取る。ギャモンだった、オープンのクラスには絶対にでたくなくても、ビギナーで楽しんでいるおばさんが、いくらでもいます。能力に合わせた生き方がたのしい。
 最大公約数の政策では、興味も運動も、すべて堕落します。学歴という言葉がまもなく死語になる。家柄という言葉がそうなったように。個人の資質そのものが大切です。ちなみに、昨日原油バーレル50ドルに高騰しましたが、国民の9割までが、バーレルってなに?家の子供二人も、聞いちゃいないが、絶対になに?。ドラム缶のことです。

9月28日(火)角砂糖事件
 昔の笑い話思い出しました。私コーヒーよく飲みます。簡単ドリップですが。それで事務所などで女性がコーヒー入れてくれるときに、最近は角砂糖をあまり使いませんが、「いくつ」といわれて、一個半だったのです。通常スプーンで砂糖入れるときも一個半。スティックで3グラムのものでも、一個半の4,5グラム。変ですか、まあいいでしょう。
 で角砂糖時代には面白い話があって、「一個半の半分ってどうするの?」と聞く人が半分。簡単です。二個目をスプーンに乗っけたままコーヒーに入れて、半分解けたところで残り捨てればいいのです。ところがコレに気が付かない人がほとんど。あるとき、一個の角砂糖を包丁で半分に切ろうとしていた女の子がいました。ちょっと間抜け。砂糖がぐずぐずに崩れてしまって「半分に切れません」。当然でしょ。これでその人の程度判断していたものです。そういう人過去に数人いました。「半分なんて面倒くさいこと言わないで」と。そうですか。一個か二個に決めてくれと。でもねえ、1個から10個まであるなら、半分とはいいませんが、1か2のどちらかしかない場合なら、一個半だって十分にあります。最近は角砂糖ありませんからこういう心配なくなりましたが、しかし6グラムのスティックにしても、4分の3だけ使って、残りは次の時に取っておくし、3グラムだと1本半。メーカーも4,5グラムのスティック作ってくれ。

 国有林行政の怠慢汚職
 一週間たって、新穂高の小屋のヤミ車の件の答えきましたよ。(質問は9月21日)。以下のようだね。
 
 「お尋ねの件について、説明させて頂きたいと思います。まず、国有林に入林する場合の手続きについては、通達に基づき入林希望者から入林許可申請書(申請書には入林する者の氏名、住所、車両ナンバー、連絡先等を添付)を提出して頂き、入林を認めた者に対して入林許可証を交付しています。 また、ご指摘のあった新穂高方面は、登山者も多いこと
> から、当該地を管轄している森林官が巡視を頻繁に実施し適正に管理しているところです。以上のことから、ご指摘の様な実態ではないことを御理解願いたいと思います。
>  今後とも、国有林を適正に管理して参りたいと考えておりますのでよろしくお願いします。 飛騨森林管理署 業務第一課長 松嶋 」

 こんなの答えになっていませんよ。むかついてすぐに返事。
 「答えになっていないなあ。少なくとも横浜ナンバーは何のために、何故入山ですか?という質問をしたのですが、把握していないと理解しますねえ、その答えでは。しかもあんな宿泊施設もないところに、翌日まで車止めますか?巡視員が。地元山小屋が、ヤミで登山者をそこまで送迎、もしくは案内しているのでしょう。森林行政の怠慢ですよ。国有林は貴方のものじゃない、国民しいては私たちのものです。不正に入山させるようでは、汚職といってもいい。
 答えてくれますか?」
 こういう不正な車見つけたら持っているピッケルでフロンドガラス割ってしまいましょう、いや、しまいたい。自然保護など口だけ。な〜んにも期待できないねえ。

9月27日(月)昨日の読売日曜版11面、ギャモンのこと出てますよお
 ギャモン少しずつ有名になってきましたか?昨日の読売、日曜版トライの面に、ギャモンでてます。役に立つでしょうか。ピアニストが長生きするように、指先運動、サイコロの射幸心煽るなどで、大変役に立ちます。
 さらに、ギャモンの効用として、ガンになりません。最近のガンの原因は悪玉ストレスが圧倒的。それを駆逐するのが、善玉ストレス。「さいの目は自由にならない」ということで、ストレスたまるのですが、これ原因が簡単です。偶然性だけですから。そういう簡単なものに対するストレスってのは、善玉ストレスで、これは免疫活性に付き、ガンになりません。悪玉とういのは、仕事、家庭、お金などのストレスで、これは原因が難しい。しがらみ多く、けっきょく解決しないストレス。これじゃガンになります。なにしろギャモンプレーヤーの高齢者でガンで死んだ人ゼロ、不思議なことです。というわけで、皆さんギャモンやって長生きしましょう。
 http://www.backgammon.gr.jp/
 これオフィシャルサイトです。なお新聞の望月プロというのは、もっちーくんのことで、下平協会長というのは、しもへいのことです。
 これは来週の日曜にも続きがでるようです。

9月26日(日)48歳お誕生日と、議員のあいさつ回り
 誕生日とは、私のことです。昭和31年生まれで、48歳。パチパチ。かつては、台風の特異日でした。
 昨日のパーティの続き。昭和39年生まれの参院議員のA先生きてました。エスコートは、オバサン。パトロンです。で「よろしくお願いします」という。それだけだと、つい「参議院は廃止されるかもしれないが、頑張ってね」と、つい言いたくなる。そこで「むっ」とするということは、やはり参院議員。愛想笑いして「そうでもないんですよ」といえたら、そんな地位にいないで衆院の若手幹部になっている。こういうことを「適材適所」という。その程度の能力につき、その地位に留まる。
「私は、金融財政委員会にいまして・・・」
 挨拶は続くがどうでもいい。また来て、「よろしく」と。彼らは食事の時間でも何も食べられずに、名刺だして全員の挨拶周り。たいへんです。自分で「たいへんです」と言おうものなら「キミたち乞食ですから、票欲しいんでしょ」。そういって、「むっ」とするから適材適所。「人間本当のこと言われると怒るよ」と。そこで「本当にそうなのです、議員と言うのは、悲しい商売ですよ」と答えたら、もう末は総理大臣。
 総理になれる連中は、何いっても怒りません。だから、角栄のように、話聞いてるだけで面白い人が日本では総理になります。面倒見もいいしね、お金のことだけど。
 ブスにさすがにブスですねとはいいませんが、本当は言っても「そのとおりですよ、でも心は美人なんです」と言える女性は、ナンバーワンホステスになっています。
 あの有名な日本のエジソンという発明王がきていました。顔見知りだけど。例の美人歌手が近寄って「おでこにキスしてもいい?」と悩ましい。そのとき当人は、70歳オヤジなのに、中学生のように照れているだけ。男ってものは、その程度。情けない。
 そういう人が、他のときに発明王だと、肩で風切っても、私、笑ってしまうだけ。
 五輪や、山や、数学少年など、「つまらない」といい、山岳小説など、最悪といわれるのは、そこに複雑な人間関係がないことと、対人関係の中で生きていくという術が何もないから。勝手に仙人のように山登っていればとなってしまう。けど、人や社会の中で生活していて、他人とどう関係を持っていくかが重要で、発明王でも実態が中学生では馬鹿にされて当然。特に外人はそう思います。だって、中学生と付き合っても面白くないもん。
 私、記録や才能よりも、その人物がどれだけ魅力的か、つまり記録や才能を普遍化して、少しでも一般人の私に分けてくれるほうの人が好きです。もしくは、イチローのように、見ているだけで惚れるとか。それ以外で、ノーベル取っても、「知りたければ文献読め」じゃ、そんなもの、存在価値認めません。それが大人の一般社会というもの。

9月25日(土)金井克子は若かった
 昨日はとあるパーティで、ナマ金井克子に会って握手。彼女若いんです。由美かおるも若いんです。小柴さんが好きですが。金井さんにしても、ダンスや踊りやってます。今風に言えばジャズダンス。そうです、やっぱり運動してないと、人間だめなんでしょう。金井流のストレッチ教えてもらって、毎日3分だけコレやってみます。体力維持。
 そうもちろんヒット曲の「他人の関係」も聞きました。でも30年前の歌だった。彼女、尾崎豊の歌も歌いました。尾崎はやっぱり名曲残したのです。ひどい人生送ったけど、作品は別。ノーベルの妻も悪妻だったとかで、私生活は別物らしいです。

9月24日(金)プロ野球スト回避で「ファンは安心」と報じる、新聞テレビの取材力のなさ
 古田選手会は何か効果でもあったのか?パが5球団になるというのを、新規の1を加えて、6球団で運営すると、決めさせただけ。そんな程度でねえ・・・、ガッカリ。ファンの声なんてのは、劣等週刊誌が何も書くことなくて、仕方なくちまたの声のせて、埋め合わせするもんです。最近は子供二人殺されたからって、地元が「かわいそうねえ」。こんなの聞かなくたって誰でもわかる。いまテレビも何も報じられずに、ここまで程度が下がった。太陽が地球の周り回っていると4割の小学生が思っているようで、ますます皆馬鹿になる。この程度の雑文、駄文、作文がニュースだなどとは笑わせる。
 その同じの新聞では、明大の一場が阪神入団だって。なんでこんな裏取引未だにやってるの。セパの交流試合とか、学生の逆指名だとか、プロアマ統一のトーナメントとか、そういうこと本来は改革していくんでしょ。こんなんじゃ、ダイエーロッテが来年合併したときに、またどこかサラ金でも新規参入させればいいという、とんでもない理屈が成り立つ。
 球団は、企業の家畜じゃないんです。50年前は家畜だったけど、もう大人になった。50歳を過ぎても、80歳の母親と添い寝している気持ち悪い親子しか想像できません、こんなの。バッファローズというのは、それ自体会社であって、近鉄赤字なら契約解消して、楽天とライブドアに両方から少しお金出してもらって、そうしてチーム運営すればいい。ブルーウェーブも、金貸しオリックスがダメなら、武富士に乗り換えればいいってもんです。大体あの審査って何だ?株式会社やっているのに、どこ審査するの。こういうの越権行為というんです。会社を審査するのは商法だけ、あの鬼瓦集団の審査は、嫌がらせと同義語です。人権の平等、会社の平等のなずなのに、キャバクラlの面接でもあるまいし、それにそういうミスコンはいけないっていってるのに、だったら読売が未だに上場してなくて、だからこそ「怪しい」と外してくださいよ。会社で非上場ほど怪しいものはない。
 オーナー会議という決定機関を、半数減らして、残り半数に選手会の人間とか、弁護士とか、決定機関を変えないと、このストは何の役にも立っていません。そして来年には、その中から2人外して入れ替える。それはファンの投票にする。取りあえずはそう決めないとだめです。古田もファンの風向き見て、今週もストやるとさすがに嫌われると思ったのでしょう。タダの古田パフォーマンスで評価できません。実態は何も変わらん。
 江戸時代にも百姓一揆、秩父にも困民党とか、比叡山の一向一揆とか、信長の時代ですか、でもそれも革命にならなかったのは、みんな古田程度の単発ストで、すぐに騙されて沈静化されたからです。こんなのフランス革命の100万分の1の成果でしかない。スト労働運動などできやせん。それにスト中止の代替試合やろうかというんですから、一体コレなんだ。包丁振り回した夫婦が、一回寝たからって仲直りするという、全くポリシーのかけらもない馴れ合いストですた。夫婦喧嘩は犬も食わんというように、プロ野球ストなど、犬の糞にも劣る。

9月23日(木)時速140キロの高速道路
 バブルのころだったと思うんですが、時速140キロで走れる高速道路を作ろうと建設省はマジに考えていたことがあって、その記事新聞で読んだことがあります。多分第二東名のことでしょう。しかもあの道路公団を首になった藤井がいたころでしょう。実現できっこないけど、でも新幹線が世界一なら、世界一の道路つくろうって考えはいいですよ。でも賄賂もらって、金ザクザクしたからねえ。
 日本人は多分車の運転が下手です。本田宗一郎は、F1で全然勝てないときに、「外人はお母さんのおなかの中にいる頃から、スピード狂だから」といってました。
 別にドイツのアウトバーンが制限速度なしで、200キロで走っているという知ったかぶり日本人のウソを信用しているわけじゃないですよ。そんなやついません。ドイツだって政府推奨速度は130キロくらいなもんです。150キロ走行してるのが、けっこういるくらいで。でもイタリア、フランスでも車線の端の普通の通行帯でも120キロくらいで流れているもんです。日本じゃ80キロがせいぜいですよ。
 なんでこんな話かとういと、例の車は、やっぱり速かったのです。先日の穂高いくときに、初めて中央高速走りましたが、私スピード狂じゃないですが、でも速い。ぶっ飛んでいくと、松本まで休まないで2時間。空いてる昼間でしたが、こうも速いと、やはり本当にいいです。だって眠いときはいつまでたっても、この道東京に帰りつかないんですよ。
 日本は確か毎年1万人くらいが事故で死んで、それも歩行者が大半だけど、だからって、どこでも交差点に信号つけて、あれはもう異常です。運転していて全然楽しくない。それに3車線の高速でも、トラックやバスは全然左側走らない。走れって標識あるのに、あれ取り締まっているとこ見たことないです。営業用の車の免許は、罰則などマイカーの倍にしろって思いますよ。だって走ってるだけで稼いでいるんだから。タダの道をねえ、タクシーでも。
 車はちゃリンコの親分程度で、ノロノロ走っていればいいと思われているけど、本当はそんなんじゃないって、大声でいいたいです。新幹線は1分遅れただけでもめるのに、高速は4時間渋滞しても、当然と思われる。安い道たくさん作って、人間の移動くらい、短時間でやりたいもんです。それに雨が降ったくらいで50キロ制限とは何だと思いますよ。50は100の半分じゃなくて、4分の1ですからねえ。そこまで馬鹿のように遅くする必要性はどこにもない。それに100の下が80で、その下50というのはなんだ。90キロ制限があってもいいし、70キロでもいい。車を全く知らない連中が、ああいう無謀な規制してます。山にいかなきゃ、車なんて運転しませんよ。ドライブが楽しいって、それは欧米でのことで、日本でそんなこといってるやつは、井戸の中の蛙、知らぬが仏ってもんです。

9月22日(水)ナルちゃんの鷹巣山
 登山だけに関しては、この人のおかげでワイドショーでもときどき山の風景が映りますよ。徳仁はなるちゃんです。浩宮のことです。先週末に奥多摩の鷹巣山に登りました。別に同じ鷹の字使われているから親しいってことでもないけど、あと事故のあった御巣鷹山くらいしか、ないもんね。まだ紅葉には早いし、雅子さんも体調優れないって、今回は単独登山でした。夫婦でウエストバックさげて登山してますが、女性は本来ウェストバックなど使って欲しくないのです。スタイル気にしている人はあんなもの使いません。小雪や菜々子ちゃんが、あんなもの胴体に巻きつけていますか。夫婦お似合いだとはいっても、妻にウエストバック付けさせるのは、ちょっとセンス疑いますよ。
 ナルヒトのおかげで、平ヶ岳への鷹巣(これもそうだった)からの道も整備されたし。大正頃の山の殿下の秩父宮もよく登山してました。もしかしてナルは中高年のアイドルかもしれません。でももうちょっと気の効いた時に、気の効いた山にいってほしい。再来週が紅葉の1週目でしょう。
 昨日の神岡営林署は、レスがなくて、飛騨森林管理署に6年前に変更になっていました。でも今でも黄色い紙で「神岡営林署」の許可書流通してるってことだけでも、この6年間何もしてないってことですよ。

9月21日(火)神岡営林署へ
 今年の4月頃に、飛越トンネルから北ノ俣岳へのスノーモービル利用の、悪徳登山者について質問した鷹觜です。今回また、気になったことで質問します。
 お尋ねしたい。9月18日土曜日に、新穂高温泉から蒲田川右俣へ車が林道に入り込んでいましたが、黄色い葉書大の大きさの「林道入山許可書」というものを、営林署で発行していると思いますが、この日には、少なくとも3台の自家用車が、これを利用して白出し小屋辺りまで入りましたが、その入山した理由はなんでしょうか。
 こういう質問に対して、その場で即答できるほど、入山許可書を営林署で管理しているのでしょうか。あるいは穂高山荘辺りに、問い合わせをしないと、詳細は把握していないのでしょうか。
 というのも、どうやら正しい目的での車での林道通行ではなくて、登山者の車だったような気がします。なにしろ、3台のうちの一台は「横浜ナンバー」の明らかに登山者と思われる人の自家用車に見えたからです。
 現状として、通行許可書の発行は、地元の小屋などへの丸投げしているのが、実情ではないでしょうか。あまりに管理がずさんだと思われます。したがって、新穂高辺りの小屋に宿泊した客を、白出し小屋辺りまで車で送迎するという、およそ林道通行には相応しくない、利用の仕方をしているのでしょう。お答え願いたい。

 山に登っていると、本当にこういうことに頭くるんですよ。疲れて午後5時に白出し小屋に下山して、そこに翌日まで止めっぱなしの車があると、気になる。フェアーじゃない。そういえば、途中であった7人くらいの団体はツアーっぽいですよ。ガイドがいたし。そういうのを、下界の旅館が送るんですかね。返事待ちます。

9月20日(月)丸の内再開発は慎太郎の功績
 東京駅周辺がバブルなのです。JR跡地にショッピングできたし、まだまだ新丸ビル、ホテル建設中です。あれなにも、地元の努力ではなくて、慎太郎が、まず、建築法を無視して、高層ビルの案件を、建設省に納得させたからなのです。「古い建築法は無視しろ」と。「都心だけ、特例作れ」と。これが功を奏しています。
 政治家は、役人の尻叩いて仕事させるのが、本来の仕事。役人は放って置くと、腐って衰退するのです。羽田空港の現在の拡張工事も、慎太郎が言い出したこと。だから東京は少しいま元気です。大阪がだめなのは、あんな役人OBのブス女が、言いなりになっているから。まもなくあの都市はスラムになってしまいます。役人は地位と利権を食い尽くして、ペンペン草も生えないような土地にしてしまうだけ。北朝鮮もロシアもそうでした。歴史が教えています。
 野球小僧がプロ野球改革するのと同じで、政治小僧が政治改革するのです。

9月19日(日)盤聖予選リーグ戦6連勝ち
 土曜は大満足で松本に泊まって、昼前に帰京。ハンワグの靴底はがれてしまって、さかいやに張りなおし発注して、そのまま赤坂へ。そうそう来週の読売新聞の「記者体験」コーナーに、下平の努力で大きな記事でます。知らない人はそれ参考に。パチンコの10倍は面白いです。
 で9月締め切りの盤聖リーグ戦のラス前がこの日で、運良く外崎に勝利。通算成績も上位にはいって、11月のプレーオフに向けて努力の最中。そうそう10月には、ジャパンオープンも開催されます。
 この日夜の飲み会で、下平が「もっと辛口マスコミが増えないとだめだ」と。下北沢の古い商店街潰して都道が整備されるのだが、世田谷の賛成派公務員は「反対派は、一部有名人をつかって、マスコミを動かしている。そういうのに協力するのはやめましょう」と。これ言論弾圧だと、しかも公務員が。小泉も、マスコミ規正法通したし、権力は言論を弾圧すると。もっと辛口になれと。「そうかなあ、応援は嬉しいけど」。
 カッパの北島の応援だった、我が荒川区の区長が収賄で逮捕。怪しいやつは、妙にくだらん活躍に媚びて愛想振りまくのだが、藤沢はやっぱり怪しい奴だった。面汚し、辞任しろ。

9月18日(土)浅間山の降灰
 木曜日は午後4時に帰宅して、金曜日は昼にでかけたのですが、ガレージの車に乗るときに、「なんだか埃っぽい」。建物外壁修理の粉かなあと。そのまま松本にいって、現地の新聞見ると、この木曜の夜に相当浅間山の降灰があったとのこと。さらに東京の大手町でもそれ確認できたとあって、それで了解。車のほこりは、浅間山の降灰だったのです。しかし東京人はあまりそれに気が付かない。月曜になって女房にきくと、「そうえいば、自転車のサドルもほこりっぽかった」。それ、降灰なのです。あんな150キロも離れた火山の灰が、こうして目の前に現れると、ちょっと脅威です。だって軽い沢では降灰がどうも4センチくらいで、歩くと足跡付いているんですよ。まるで積雪。昔富士山の爆発で関東ローム層が3mも堆積したと習ったけど、いまになってそれ納得。
 この18日には、日帰りで奥穂高岳。といっても、2900の穂高山荘までで、山頂はこの次の課題ということに。ガスでは手も足も出ません。

9月17日(金)中学生の親に8000万円の損害賠償
 
事件は、足立区に多いとか、栃木県に多いとか、いや横浜にもよくあるとか。全国どこでも悲惨な事件は起こります。
 この事件は6年前のもので、中学の26歳くらいの女教師が、生徒にナイフで刺されて死んだのです。テレビドラマでキムタクが切り出しナイフ持っていて、それがブームになって、この生徒は学校に持ってきていたというわけです。で注意した先生が殺されました。
 先生の嫁ぎ先は、乾物屋でした。それが亭主の実家で、で亭主も彼女も地元の先生やっていたのです。東京の大学卒業して、黒磯で就職していました。中学生に殺されるなんてひどいことで、カメラマンは祭壇だけでも撮影させて欲しいといいましたが、それも断られて。でも遺族は泣き寝入りしないで、殺した中学生の親を訴えたのですね、知らなかった。その判決が6年立って出て、8千万円の賠償。要求は1億4千万円だと報じられています。
 中学生の親の監督不行き届きが判決でしょう。でも、監督するべきは、ご本人の担任教師じゃないかとか、いろいろあったのでしょう。生々しいこういう事件は、悲惨なそのときの現状だけが報じられますが、実は加害者、被害者はどういう怒りをもっていたのかは、マスコミはそこまで踏み込めません。取材力が弱いともいえます。
 6年立ってこういう判決が出たことを知って、被害者の女教師の親は、そこまで怒っていたのかと思うほどです。ちょっと昔なら、教え子に殺されるようなら、本望だという教師もいたでしょう。でも学校は人間教育する場だというのは、いわば越権的な解釈で、ただ義務教育を施すだけのものだと割り切ったということになります。
 あるいは加害者の中学生が教師の教えなど全く無視するとんでもない家庭だったのかも知れません。いずれにしても、報道はまったく真実に近づくこともできないほど、甘いニュースの垂れ流しだけだったといえます。それも警察発表だけ。本来は事件の背後の人間たちの思いまで、ちゃんと報じなくてはいけないものです。そうでなければ、事件の教訓は生かされません。自戒を込めてそう思います。
 それと殺した中学生はいまは多分娑婆に戻っているとおもうんですよ。この判決が出て、じゃ、本人はどう思っているかを報じるのは、朝日の宇都宮支局や、下野新聞社の仕事でしょうが、きっと未成年者につきそれは報じられないと、これはマスコミ報道のあり方の大甘な現状です。

9月16日(木)浅間山の変な記憶
 噴火している浅間山の写真がよく出ています。もくもく。この山の話になると変なこと思い出す。
 山頂の噴火口って、多分長い間登山禁止になってました。でも87年頃に無視してそこまで登ったことありますよ。覗き込むと垂直にオカマがえぐられていて、ずるずるなんて滑ったら、もう生きて帰れない。200mくらいの深いオカマでした。硫黄臭いし。
 その頃、M物産のエリート社員が、これも令嬢の奥さん殺して、この山に逃げたのです。まだ30歳代ですよ。で噴火口に靴が揃えてあったらしくて、飛び込み自殺したと。けっこうニュースにもなりました。警察も発見できずに、行方不明扱いで1ヶ月。で登山の経験がある私に「見つけて来い」と上司。半分冗談でしたけど、本気にして登ってみたのです。でオカマの周囲は1時間くらいかかるのですが、相手と望遠レンズなどで覗き込んで、おかしいことにそれ発見。写真とって、雑誌に掲載しました。地元の山案内人だかも同じ頃に見つけて、警察が発表したのと同時でしたね。
 会社で誉められてスクープ賞などもらったのですが、遺族が訴えてきたらしい。詳細はしりませんが、「それが家の息子だという根拠は何だ?」と。そうですねえ。他人かも知れないし、わら人形だったかもしれない。最後には和解したようですが、奥さん殺した人の親でも、そういうことするのです。エリート意識が強かった親父さんですか。変な事件はときどきあります。

9月15日(水)岩崎元郎のオカルト百名山
 岩崎というハイキングオヤジが、NHKや朝日、東京新聞で中高年ハイカーのアイドルだってことはしってましたよ。やつが、深田の百名山を改訂するってのは、半年くらいいってました。だったら自分のHPで公開すればいいものを、なんとざけたことに週刊朝日で公開すると広告に載っていて、大枚300円も出して、こんなのん気な週刊誌を100年ぶりに買ってしまいましたよ。新聞社の週刊誌ってのは、定年してしなびたような社員が新聞をはじかれて作っているわけで、面白くないのはしられたことです。サンデー毎日などは、100年前から東大合格者名簿などという、つまらないことやって、販売部数確保していますから。
 で、新百名山みて、ぶったまげました。深田の100から52残して、48加えたってことです。深田の100も、筑波山とか美ヶ原とか、もう車でいける名山にあらずとは言われていますが、だったら新たなチャレンジ100名山選んだのかと思ってました。
 そしたら、このオヤジ、何を勘違いしたのか、広島とか九州とかこれまで100名山になかった都道府県を全部加えて、しかも中高年が登り易い様にと、名山のグレード落としてきたのです。こいつ何勘違いして、お前は日本の山の神様か?何者だ?
 例えば香川の飯野山とかあって、理由はうちのかみさんの故郷の山だってよ、こいつボケたか?
 しかも、水晶岳とか笠ヶ岳という山外されているのです。これじゃ世界の新スーパーカー列伝とかいって、カローラやサニー加えたようなもんですよ。中高年が運転し易い車だといって。こんな程度の羅列替えなら、自分の趣味だけでやってください。どこに新しいコンセプトあるんですか。こういう自分は何様? こんな勘違いオヤジは、さっさと遭難してください。冒涜してます。
 私だって、深田の100は、もう明らかに古いと思っていますよ。しかし名山には、中高年など登れない山があっても全然かまわない。なら、中高年の100名山とかいって、自分の無名塾とかいう、駅前留学程度の塾だけで、通用させてください。朝日も何勘違いしたのか、こんなオヤジの迷言に乗って、寝ぼけたことやってるんでしょう。無頼の深田ではありましたが、彼のほうがまだ純粋に山を愛していました。だいたい山で塾やって、小遣い稼ごうなど、下品な商売です、はい。

9月14日(火)村山雅美
 村山さんは昭和30年の国家プロジェクトの南極観測の隊長だった人です。いま東京新聞に連載しています。彼は松本高校出身でした。戦前の話です。松本高校の山岳部は、北アルプスで当時華々しい活躍をしています。今でも松高というルートは、いくつでも残っているのです。
 私が村山さんにお会いしたのは86年頃だったでしょうか。クライミングジャーナルに、過去の記録を検証するという連載があって、松高と前穂高をキーワードにしてその号にレポート書きました。村山さんのOBには今井田さんもいます。
 市ヶ谷のご自宅で、実に肩幅の広いがっしりした体格だったこと。声のトーンが低くて、しゃべり方に威圧感があったこと。大局的な話が実に充実していたことを思い出すのです。
 連載にも、松高に合格したものの、北大にも受かって、もし北大に進んでいたら、ペテガリ岳の遭難で、多分生きていなかっただろうというくだりなども、実に分かり易い表現でした。
 当時の松高は前穂や屏風岩にいくつもの記録を持っていましたが、どうも彼の名前だけは見当たらない。初登攀の名前や記録をヒントにレポートしていたわけですから、そうした活字に彼の名がないことが、どうも不満でした。それはつまり、後に南極観測の隊長をするように、彼は登攀の前線の兵隊ではなくて、その部隊の大本営を仕切れるという、そういうキャラだったのです。「僕自身に初登攀の記録というのは、そうないよ」とも、言っていたような気もするのです。
 村山さんにコピーを頂いたのか、当時の松高の部報なども参考にして、いま思い返すと、屏風岩右岩壁の2ルンゼの積雪期は、彼の同僚だっただろう某らが、初登攀していたかと思い出します。当時は高校の寮に高い煙突があったようで、深夜にそれに昇って、てっぺんで手放しして、それでも怖くないものが、岩登りできるとか、そういうやんちゃしていた部員もいたと、部報に書いてあったような。2ルンゼは雪崩を避けての登攀だったとか。しかし大半の仲間は、戦死してしまったのでしょう。
 80歳を越えた村山さんが、今でも穂高の山々を懐かしく思い出しているということは、そういう人が本当の山好きなのではないのかと思えるわけです。前穂の又白池は、今でもいいところですが、当時などはもう別天地にきまっています。池の水などそのまま飲んでもきっと大丈夫だったでしょう。青春を前穂に掛けられたというのは、素晴らしいことだったに違いありません。

9月13日(月)国体を報じないニュースの偏り
 さいたま国体ってもの、今やっているんです。好きじゃないけど、気になる結果は知りたいですよ。メダリストの北島が勝ったというのは、国体よりもマイナーなインカレ大会でしょ。そんなもの報じているのに、国体はやらない。新聞というものは、すべてとは言わないけど、結果を報じるのがニュースでしょ。インカレの北島など、これは選手の芸能化であって、タレント性ある選手の活躍だけ報じて、もう読者は女と子供だけに限定したものです。ましてレスリング女子が十日町で合宿していて、地元小学校に慰問にいったなどと、NHKですが、しかも金メダル触らせて、これは北島がメダルで女口説くのとどこが違うんだと。ニュースの低レベルです。金メダル触らせてやるから、ホテルこいよとは、いいですねえ。清原が今でも「カンチョーだ」と仲間の尻に指突っ込むのだから、連中の程度はそんなもの。
 さてサッカーは、国見を主力とした長崎が、なんと一回戦で星陵の石川に0−5で負けるというチョンボやっているのです。今年の国見は昨年ほどつよくない。これは国見が負けたと、ニュース扱いになりましたが、その後どこが勝ち進んだのかは、朝日もスポーツ紙も報じません。だからスポーツ紙とは名ばかりで、あれは全然スポーツなど報じていないのです。巨人情報誌といってもいい。1行の結果すら書いてない。明日の火曜日が最終日ですよ。すべての決勝戦。しかし、検索しようにも、けっきょく埼玉新聞という地元ローカル紙みても、なんだかサッカーでは埼玉が勝ち進んでいるというだけだし、夕方にみてもその日の結果は更新されてません。更新すると明日の新聞が売れないという乞食根性。同じ高校サッカーでも12月の選手権は国立を満員にするのに、明日あたりはどうせ観客500人。報じないということと、読者の程度もそれだけということ。
 マスコミなんて、本当にニュース報じているかというと、それウソなのです。それに国体というイベントも、主催者のHPすらなくて、惰性と利権でやっているだけ。
 埼玉国体は私が小学3年の頃に開催されて、35年ぶりくらいの開催です。日本中一回りするっていうイベントですから。開催県は、いつも総合優勝するし、それは教員チームなどを構成するために、日体大OBの教職員希望などを、その県が雇うわけです。高校の担任だったH先生は、日体大のバレーOBで、メキシコ五輪の二次候補だった人で、埼玉にその頃就職しました。でも学生運動の神がかった生徒は「ジプシー教員は追い出せ」と、事実のアジビラ配って、彼を慌てさせたと、本人が言ってました。国体というのは、体育の教員の就職先の斡旋になるのです。国体開催者も利権を更新するだけで、HPすら持っていないというのは、地方公務員の利権仕事に過ぎない。嘆かわしいものです。
 そのように日本のマスコミってのは、まったくダメなのですよ。アメリカの新聞ではスポーツのサッカー面開くだけで、Jリーグの結果だけは、載っていますよ。そのアジアの面では、韓国、中国、香港、サウジ、中東などプロサッカーやっている国の結果も同様に載っています。そういうつめの垢でも煎じて飲めと思いますが。

9月12日(日)ギャモンのオッズ危険な遊び
 2個のサイコロを振って、6と6が出るのは、36回に1回。それをラスベガスのクラップスという遊びでは掛け金の30倍のオッズをつけて払い戻ししているわけで、6回分は主催者の寺銭というわけです。5ドルで成功すると150ドル戻ってくる。でもねえ、66なんて、そうそう出ませんよ。100回振っても、出ないことはよくある。
 あんまり効率のいい掛けかたではなくて、シロウト遊びといわれてますね。でも仲間でやり始めるとこれが楽しくて。さて1回1ドルでやりましょう。相手が主催者になって、そのときは32回で払い戻しというわけで。つまり32回目に66が出たときはそれでチャラ。1回目だどすると31ドル。全然でないと、私の32ドルまけ。
 そんな遊びがエスカレートして、10回目に出ても22ドルの勝ちというのではつまらなくて、32回全部振ることにしましょうとなりました。でもう1回出たとすると32ドル勝つわけで、それはつまり、相手は22ドル負けるのはつまらなくて、どうせ残り全部振っても、もう出ないだろうと。そうなるとチャラなのです。
 で酒飲みながらさらにエスカレートして、途中で11とか22とかのゾロ目が出たら、掛け金倍にしましょうと。1投分が2ドルになるというわけです。通常32回振ると、何かのゾロ目が5回はでますね。すると1ドルの5乗というわけで、すでに1投が32ドル。それを32回やると、1000ドル。とてつもない掛け金になってしまいます。でも酔った拍子にそこまで計算できなくて、多分4年前くらいでしたが、それやったのです。なんと、2回目くらいに66。これですでに私はチャラ。その後10回目くらいまでに、他のゾロが3回くらい出て、1投が8ドル。13回くらいにまた66でて、32ドルの8倍で250ドル。そうして、25回くらいで2000ドルにもなって、けっきょく32回までやらずに、そこでヘッジして3200ドルくらいで終わったのでした。もし、途中でやめないと、1万ドル越えてしまったでしょう。
 私たち賭け事には忠実ですから、それを月々清算することになって、ついに昨日すべてのことが終わったのです。勝ってもなんだか怖くて、二度とその倍倍システムはやっていません。
 ところで、66だけが勝ちで、それ以外はすべて負けということは、1回だけやると97%負けるというゲームです。まあ通常ではやる前からほとんど負けたようなもので、1回目も2回目も66出るかというと、それは1296分の1で、0,1%以下。でもねえ、それでも、それが実現することあるんです。
 例え話があって、飛行機に乗ってどこかへ行くときに、99,9%はちゃんと着陸できますが、0,1%は墜落するという飛行機に、誰か乗りますか?絶対に乗らないのです。99,99999%くらいの安全性がないと、ダメですよ。バックギャモンというのは、そういうスリリングなゲームでした。

9月11日(土)合併されたJASの悲劇
 ノースゥエストでアメリカに良くいっていたのが10年くらい前で、その後マイルを溜める話になって、太平洋線はどんどん日本の航空会社と提携を始めて、ノースはJASと提携していました。アメリカに1回半くらい往復すると国内線の往復がタダになって、これはとっても特典があったものです。それで北海道にもいったし、本州四国のしまなみ海道もいきました。ところがその後にJASはJALと合併してしまって、マイルの加算がどうなってしまうのかと思って1年。
 実は一昨日に久しぶりに飛行機に乗って出張があって広島往復。もうJASという航空会社は消滅しています。大嫌いだけど、提携したJALに久しぶりに乗ります。
 だいたいこのJALというのは、馬鹿航空会社の代名詞で、高給取りのパイロットや地上職が恐れもなくよくストライキやってました。機内ではサーバント(召使)だというのに、地上にでると女王様というのが、あのスッチーたちの正体です。連中の作り笑顔には飽き飽きしている。だいたいいまどきの飛行機にはもうスッチーなどいらないのです。機内に自販機おいておけば、あんなものよりデニーズのアルバイト店員の方が、ずっと愛想がいい。そんなことしてるから運賃が世界一高くて、全国どこでも往復1万円くらいで十分なのに、その5倍も料金とっている。
 大昔には、長野県知事になった田中が、スッチー賛美の小説かいて、これが大ブレイク。その後80年代には、スッチーこそが女の仕事の代名詞。日本中のいかれたバブル女は、JALでリゾートに行くことが生涯の目的だといって、これもJALとスッチー賛美。あんなアメリカの飛行機買って飛ばしているだけの都バスとどこが違うんだという会社が、なんで持てはやされるのか、まったく腹が立っていたのです。
 中学の同級生にスッチーになったのが数人いて、中でも今ではスッチー学校の先生までになったのがいるが、これが当時は不良とはいわないが、けっして賢い子ではなかったのです。あの程度のものがそんな職業になって、これも腹の立つ原因でした。だから私は今でも飛行機に乗るとすぐにねて、「コーヒーどうですか」のたわけた誘いには絶対に乗らないのです。そうすると、「起きたら注文してください」と目の前に張ってある。おまえなあ、そんなことするなら、ビキニにでもなって、踊ってくれと。あれは1杯5000円はするコーヒーを飲まされているのと同じこと。客を舐めるな
 で昨日はJASのマイレッジのことが不安でした。合併しても名前はJALのそのまま。姉さんたちは「今でもノースのマイレッジ?JASと提携していた?」と馬鹿にするような顔で、「もうJALとノースは関係ありません。JALのマイレッジに入らないのですか」と、もうせせら笑うのです。「特典旅行?そんなのないでしょう?」もう、舐め切っています。合併した小さな会社のことなど、どうでもいいらしい。
 私不審におもって、ノースに電話かけます。すると外資系の対応は親切です。特典旅行はJALで今後もずっと続いていきます。マイレッジの加算は、半券をコピーしてくれれば、片道500マイル加算できます。ということ。おお、以前とほとんど変わらない。そうです、JALとノースが真っ向から対決すれば、それはノースが勝てるのです。太平洋線の主力と、アジアの一航空会社では規模が違っています。つまりJAL姉さんが私にいったことは、すべてデタラメ。合併した子会社のことなど、適当にウソ答えてもいいということなのです、連中にとっては。
 ずっと前に面白いことがあったのです。友人の6万円だかを預かって、一緒にラスベガスにいく飛行機を予約してくれと。で、6万円で彼のチケットを買って、自分のはマイレッジでかったが、その後に気がついたのです。6万円で自分の買って、それをマイレッジに加算して、相手のを私のマイレッジで買うと、これ5千円分くらい得するのです。買った後に気がついて、ノースに「どうしてそれ教えてくれなかった」といったら、その後変更できたのですよ。外資系というのは、日本以上におかしな客にもまれています。だから客優先は日本以上。日本の大企業というのは、アンフェアなこと山盛りですからねえ。プロ野球機構の最近の醜態がなによりです。
 で、一安心。広島往復がマイレッジに入るということは、これ3000円くらいの価値ありますから。そういう案内は、絶対にJALはしません。「昔の女ことは忘れて、目の前の私を指名しろ」というわけ。下品なのです。
 最近ではクレジットでマイル溜めてタダ旅行というのは、以前ほど流行っていませんが、でも誕生日1万円往復とか、そういうキャンペーンはもうすぐに満員になってしまって、いつでも思いついたときにいけるものは、やっぱり便利です。
 手荷物検査もさらに厳しくなって、私はベルトのバックルだけが、ピンポン鳴って、もう靴脱いだり面倒くさいですよ。日本の飛行機など何もテロの対象などにはなりません。ブスが痴漢に会うと見え張っているようなもので、日本などは世界の人畜無害の国ですね。誰かが恫喝すればすぐに言うこと聞く。それに羽田の駐車料金も以前は1日で6000円くらいしたのに、今では2000円と大幅値下げになっていました。だったら昔はボッタクリか?あちこちにひでえものが、いくらでも残っているのです。

9月10日(金)NTTだっておかしいぞ。電話代請求書の未着連続
 我が家は20年来電話を2本引いています。私の仕事用と家族用と。でも10年位前にISDNが普及したとかで、1本の回線でも2本に分けられるといわれて、残りの1本はNTT預かりにしていたのです。前は1本引くのに8万円くらいかかって、何だか最近それはタダになって、いらないというと8万円は戻らないらしいね。電話債券というのもなくなったようだし。
 その眠っていた1本を上の子供が大学に入って都下にアパート借りたもので、この春からそちらに設置したのです。で「電話代の請求は」というもんで、通常は口座引き落としをやっているんですが、取りあえずは請求書を私に送れと。この4月からだから、これまで6回くらい来たはずですが。
 ところが最初の2ヶ月間は、一月遅れでいきなり「督促状」がきた。例の赤い字でかいてあるやつですよ。「いつまでに払わないと電話を止めます」。いきなり物騒である。それが2回くらい続いて、私NTTに電話して「通常の請求書は届いているのか?督促状だけくるぞ」と。先方「調べてみます」。結果、その次には手書きで請求書だしますから。「なんだそれ?」。どうも埼玉の加須という田舎に請求書送りのセンターがあって、そこで一括機械処理しているらしい。ところが、どうも私のは漏れている。だから都下の電話の地元から、手書きでおくるのだと。「そんなこと、永久に続けるつもりか?」。けっか、先月は正しいのが多分初めてきたようで、コンビニ辺りで払い込みました。ところが8月末のが着ていないようで、この9月に入った昨日先方から確認の電話あり。「請求書きっととどいていませんよね。いまから手書きでおくります」。信じられないトロさである。
 届いた場合には私すぐ支払うわけで、それがないために、先方確認しにきたのです。「システムがおかしいんだろう」「調べています」と、けっきょくこんなこと半年も経過しても何も改善せず。NTTとあろうものでも、この体たらく。

9月9日(木)パリーグ本当の合併したんだね、崩壊間もなく
 
合併話がマジになって、でヤクルトの古田はストやるんですか。舐められたもんです。大阪の赤字下町のガラクタ鉄道の近鉄と、金貸しのオリックスがね。でも今回はどうして、誰かに身売りするって話じゃなくて、合併なんでしょう。オリックスもダイエーもつい最近他の人から球団買った企業でしょ。赤字なら売ればいいのに、死んでも名前は残しておきたいという、乞食根性。大阪商人は不潔です。
 最高決定機関がオーナー会議だと決められていて、それ変更するためには、その会議が崩壊と先細りを認めないと、ダメなんでしょうきっと。だから古田は二日間のストじゃなくて、もう永遠にストしましょう。それに近鉄とオリックスは、もう明日から全選手は試合放棄しなさい。そうでもしないと、もう拉致が開きません。今のプロ野球は、インチキプロレスの興行とはちょっと訳が違うんですね。もう日本の文化にもなっているし、大リーグに通じて、スポーツの最高峰でしょ。たかだかオーナー風情では、もう収拾がつかなくなっているわけですよ。むしろオーナーは球団持っていることに感謝するべきでしょ。だってプロミスだってアコムだって、球団持とうと思えば、いくらでもお金出すとおもうんですね。長者番付の上位から、金だしますよ。化粧品の通販とかもね。
 チェチェンが、小学生1000人殺したといっているけど、ちょっと前の騒動では、ロシアの軍隊がチェチェンで10万人殺したんですね。それに比べれば、独立派がロシアの小学生の千人くらい殺したって、なんとも思いませんよ。日本は明治維新もなし崩しの徳川崩壊で、市民革命の歴史ありませんから。ちょうど今プロ野球がアホのオーナー会議を選手が崩壊させるいいチャンスです。期待できますかね、古田に。
 サッカーは何もないところから、川渕がJリーグ立ち上げて、各チームのオーナーなど、何も文句言いません。イヤなら身売りしろと上がいうからね。野球もそうなってくださいいずれ。あんな終戦間際のみこしの興行レベルの出し物で、よくぞ50年も野球の歴史が続いてきたものです。それも馬鹿の一つ覚えの巨人一辺倒でこうなったんでしょう。興行団体も間抜けなら、ファンもしかり。ここらで古田革命でも起こして健全にしてほしい。
 だいたい野球球団もって黒字にしたいなど、だったら最初から持たないでくださいよ。倒産間際のダイエーにしても。二代目はそうとうボケですから。球団経営など、大人の道楽なんです。その余裕がある企業がスポンサーするって、これは世界相場ですからねえ。球団の赤黒のまえに、主婦の店どうするかが先でしょ。オヤジが不動産投資に失敗して、そういえば、堤のおっさんも、もう70歳になって、どうせ華族だましてせしめた土地などもう暴落もいいとこでしょ。20年前には、日本の企業の革命児だとか、上前とかいう記者も提灯記事かいていたけど、タダの不動産屋ですからあんなもの。他人に言えた職業でもないよね。せめて私の車の会社だけは、オーナー会議意味ないと欠席したようで、まあよかった。
 プロ野球のテレビ中継もなくなって、インチキプロレスレベルになって、オーナー連中が会議を放棄したときに、次の新しい団体ができるのです。組織は内部崩壊するってのが、歴史の教えだけど、まったくそのとおり。大体近鉄もオリックスもそのオーナーってのは、押し込み強盗みたいで、面が悪いよなあ。ひどいもんです。

9月8日(水)14万円の踏み倒し事件
 この6月まで5年間乗っていたのは、日産のバンでウィンロードでしたね。その前には10年乗っていた好きな車があったのですが、車というものは5年越えると例えベンツにしても、ガタがきて、実はカローラを3年や5年おきに乗り換えるのが一番いいことなんじゃないのかと、思っていたのです。今でもそう思っているけど。6年目のベンツよりも、新車のカローラの方が、ずっときびきびしているものです、修理も必要ないし。
 それで日産は、今でもディーラーが勧めている5年リースという乗り方で、けっきょく10万キロ乗りましたが。さて、5年満期がきて車返済するときにもめます。ようするに「乗りすぎ」。
 あのなあ、その前の車にしても、私10年で23万キロ乗ったんですよ。山にいってるとそれくらい乗るもんだ。そんなこと日産のディーラーは私いいお客だししっているはずなのに、この5年間何もいってこなかった。「ちょっと乗りすぎですよ」とかもね。
 で車戻すときに14万支払えと。もし買取したいときには16万円支払えと。つまり月間に千キロが契約になっているそうで、5年では6万キロがリミットで乗りすぎた4万キロについて、その値段だという。文句いうと、
「買うときにそういう話しませんでしたか?」と相手。「聞いていない」と、私。で契約書を送れというと、その根拠に「重大な消耗や老化があったときには、それを客が負担する」とある。それと表に月間予定が千キロとある。
 重大な消耗というのは、これをタクシーとかに使って、50万キロ走った場合で、マイカー使用で10万キロなど、重大な消耗にあたらない。それと、月間予定とはなんだ。予定などいつでも変更するだろう。じゃ、予定変更しますよと一声かければよかったか。相手はダンマリしていて、後に別の者から電話もきたが、また同じこと聞くもんで「前回に担当者に言ったから、そいつから聞いておけ。いくら話しても拉致があかないから、第三者機関に訴えなさい」と。そうして、6月の15日が迫ってきたとき、マツダから納車の予定が入って、もう面倒くさいから自分で日産のディーラーに車返しにいって、担当者はいないから女の子に、「車の返却だ」とキーを渡して、あれから3ヶ月になるのに、もう何もいってきません。私14万円を踏み倒したということになるんでしょうか。
 決まりだといっても、その決まりが正しいとは思っていないのですよ。私はいつでも。冬の谷には入らないようにしましょうという決まりになっていたとしても、それは正しいとは思わないから皆春になると、そういうところにスキーにいく。だから楽しい。世の中というのはそういうものです。間違って慣例的にいくらでも継続している決まりというものがあるんですよ。そんなの守りたくない。
 大体14万円と16万円など、つまり10万キロ走った車の値段というのは、2万円なのですか。だったら、あと10万キロ走ってしまったら、最初の10万キロは148万円(150万円の車として)で次の10万キロは2万円ですか。数字が根拠不明なのです。それに私は、1年も前から、満期になったらどうなるんだと、ディーラーにいっていたのに、担当者はボンクラというか、そういうの無視して何の連絡もない。いきなり2ヶ月前になって、14万円払えでは、客は怒ります。それに月々4万円くらいのリースで乗っていたのに、14万円現金とはなんだ。それ「分割にしてくれ」というと、ダメ。もう日産の担当者など、ボロクソに罵りましたよ。二度と日産の車には乗らないと。
 それにしてもただあれだけごねただけで、本当に14万円踏み倒せたのなら、世の中踏み倒せることが山盛りあると力強く思ったのでした。

 評価損について
 裁判当日に相手が持って来た「準備書面」と、その参考資料ですか、東京地裁平成7年の判決というのですが、そういう資料のコピーを証拠として当日提出してきたわけです。そんな判例集のコピーなど「これ証拠として出すんですか」と係官もいっていたように、でも出したんですよ。私「いま、これ読めってこと?」といい。現場でそんなものゆっくり読んでいる暇などありません。で帰ってきて一日たったところで、改めてコピー見ると、それは評価損を認めなかった判例でしたね。
 ヤナセの外車でオペルが、しかし平成6年ですから、10年前の事故ですよ。これは新車の1日めでした。しかも本裁判で判決までに1年半かかっています。みると追突事故で修理が33万円、新車価格が260万円で似てますね。ところがヤナセの評価損は17万円でこれも同じくらいですが、登録落ちってものを含めて、90万円が評価損になっているのです。これって、ヤナセの評価がおかしいね、どうみても。ところがその17万円の損に対して、裁判は認めていません。部品交換ですべてが現状回復できていると。事例は私の場合と同じようなものですが、このように評価損ゼロの判例もあるのです。逆に昨日の司法委員が参考にしたように、ベンツとか、新車3,4ヶ月で修理代の2〜30%の判例もありますね。まあ裁判長のキャラによって、いろいろあるんでしょう。真紀子の娘の離婚報道で、雑誌の発禁仮処分した裁判長もいますから。そう思うと、昨日の裁判長は、至って常識的で、私助かりました。大体最高裁ならいざ知らず、普通の地裁では、人殺しだって、一人の裁判官で裁くわけですから、とんでもない判例もでるんですよ。親子心中して、子供が死んでも母親が無罪とかね。女に甘いし。
 そうそう私これ見たときに、「こんな10年前の判例が参考になるのか」と、毒づいたりもしましたよ。でも勝訴よかったです。でも今思うと訴訟費用の9000円を、せめて折半すればよかったと後悔してます。相手が8万円でOKしたときに、こんな奴とはさっさと縁切りたくて、そこまで頭回らなかったですね。もっと冷静にならなくちゃダメだと反省。
 それに、昨日の二人は共にトラックのうんちゃんと、その会社の中間管理職が委任状ももっていなくて、社長の代理できて、これも裁判長の心象悪かったんじゃないですか。共にネクタイしてましたけど。で家に帰って奥さんにいったら、通常は一生に一度行くか行かないかの裁判所に、いきなり訴えられて呼び出されたら、相手ビビッタンじゃないの?と。おおそうかもねと。やっぱり裁判所など嫌いですか?私、仕事でよく傍聴は行きますからなれていますが、でも自分が原告になるのは、初めてですよ。被告はあるんです。某有名人に雑誌で名誉毀損で会社が訴えられたときに、私も取材編集に関わって、でもそれ勝ちましたけど。名誉毀損は事実関係で争うもので、デタレメ書けば負けますが、マスコミ取材なめるなよ。まともなところは、取材して事実書きますからねえ。例え有名人の離婚でも、出世の秘密でもね。しかも当人に事実確認するし。
 室伏くんのお母さんのセラフィナだって、デタラメじゃねえぞ。

 ところで法廷というのは、普通良く見る上の段に裁判官で、原告被告が下の段ではなくて、8人掛けくらいの丸テーブルでした。原告の私は向って左側に、被告が右側。この左右の位置というのは、普通の裁判と同じような関係ですね。これは違和感がなくて、なんとなく話し合いの席みたいで楽しかったですよ。

9月7日(火)勝訴といっていいのか。私の新車ガリガリ傷つき裁判で、和解金8万円ゲット
 振り返れば苦労しました、といっても3カ月だけど。新車納入が6月15日、事故が18日、三日後のことでした。結局相手が全面的に悪くて、フロントパネル(バンパー)交換、フェンダー交換、タイヤ交換、ペイント塗りなおしで、修理費用は22万円。その間のレンタカー代8万円などは、当然先方が持ちました。裁判はそれからのこと。
 私の要求、評価損と慰謝料。合計で21万円。相手の答えゼロ。これじゃ裁判になりますよ。で、小額訴訟と言うのが、最近は流行っていて、それやります。大体買って三日目に新車がガリガリやられて、治ったらそれでおしまいは、これ納得しません。
 訴訟手続き取る前に、相手の保険会社とも話ししました。でも「前例がない」と」ゼロ。運転手とか勤務先の上司もそれにならって、「ゼロ」。「そんなんで世間が通るか、おお馬鹿野郎」が私の主張。
 車を修理してからだから、7月の下旬に東京簡易裁判所といっても、東京地裁の隣の建物です。霞ヶ関ね。そこに案内の部屋見たいのがあります。そこで「アナタの主張は」とか、お姉さんいや、おばさんが担当になって、書類など、これをこう言う風に埋めるとか、聞きました。他に用意するものとして、警察の事故証明、相手の会社の登記簿。私家に帰って一気に書きましたよ。特に主張として、
1、だったら「ごめんなさい」は、いらないだろうと。車私が全部悪くて相手にぶつけても「馬鹿野郎」と毒ついて、相手わざと怒らせても、修理100パーセントこちらが持てば、それでOKかと。世の中そんなもんじゃない。
2、事故車となったからには、車の査定が下がる。それを支払え。
3、むかむかする、慰謝料を払えなど。
 まあもっと上品に書いたけど、要旨はそんなもの。けっこう感情的になってますよ。それ翌日に持っていて、おばさんがそれを整理してくれて、結局評価損と慰謝料に分けて金額書いて、主張をたくさん書いたのは、別紙扱いで。 
 それを窓口に届けました。そだコピーを3部して、印紙はって、それが9000円くらいか。受付に出すとすぐに「事件番号●○番」の番号もらって「おお、本格的になったなあ」と感心。
 その日だったか、すぐに裁判の日にちが決定。40日後くらいで昨日でした。
 さて、家でその日を待つのですが、3日後くらいにいきなり裁判所から電話。「アナタの主張する証拠調べしますから、証拠を集めてください。それを開廷の1週間くらい前までに、3部コピーして裁判所に送ってください」「おいおい、証拠集めるのか、それを法廷で調べる?」まあ、そんなものでしょうが、ちょっと緊張。ところで何で証拠を予め裁判所に送るんだ?
「それを先方に送って、先方もアナタの主張に対して、反論を用意する」「おい、喧嘩なのに、手の内見せるってことか」「裁判とはそういうものです。じゃないと、いきなり当日持ってきても、最悪相手はそれを偽造と思う可能性もある。アナタの証拠を事前に相手も調べる」と。「ほほう、そういう考えもあるのか」
 で、証拠集め。問題は「評価損」が成立するのか。車が事故車とはいっても、正確には「修理後あり」ですね。シャーシやセンターピラーがいかれた場合は事故車ですが、ボディかすっただけなら、修理後。それは評価損にならないという説もあるらしい。でディーラーに相談して、査定してくれと。マツダは取引先の車屋さんにいらいしたようで、出てきたものが、評価損15万円。「おお、やっぱり評価は下がっている」。で私はその書類と、事故から今日まで2カ月として1日千円だから6万円の慰謝料の21万円請求で、昨日に臨みました。先方から事前に出てきたのは「修理で既に原状回復できていて、評価損は認めない」というもの。
 古い車の場合には、フェンダー取り替えてしまうと、かって新しくなって嬉しい時があるらしい。でも私のは広島の本社で完成した車の部品とカラー部分的に塗り替えて、しかもぶつけられて「頭きた」。
 当日は指定された東京簡易裁判所。4階の403号法廷に13時半に行きましたよ。15分おきに色々やってますよ。早く着くと傍聴席で前の裁判傍聴。
 なんだか高卒で就職祝いに銀行に3つ口座を開設して、しかしそれを一気に紛失した。「口座売買したんじゃないか」と原告。彼は、紛失届を出したあとに、70万円振り込んだのが誰かに引き落とされて行方不明。「だったら簡易裁判じゃなくて、刑事で訴えてくれ」と被告。世間にはいろんな事件があります。その次が私。
 開口一番裁判長は、「これねえ、いろいろあるんですよ。評価損がゼロから100パーセントまで、100パーセントというのは、修理代金と比較してのことでね。世の中にゼロ主張する人もいるけど、いくらか認める人もいる。でもねえ、新車三日目だから、何かあってもいいような。和解どうですか」
 とすぐに和解勧告。何故か?判決だすと、それが判例になってしまうということですよ。加古の判例参考にしています。裁判と言うのは、判例重視主義で、主張の証拠調べなどしませんよ。でもねえ、三日目ということで、「いくらか」と裁判長がいうように、評価損ゼロという考えは、この場合不利でやっぱり私訴えてよかったのです。そうでもしないと、泣き寝入り。保険会社よ、被害者を舐めるなよ。
 相手は運転手と上司ですが、主張はなし。保険会社の言いなり。だからゼロ。ところで参考にしたのは、評価損が出た判例で、新車3カ月、4カ月などの例で、修理の2割、3割払っている事例です。それ参考にしている。結局、判決出すよりも、和解を勧められたのです。相手ゼロと話し合う余地などないというと、どうもいくらか払う余地が出てきたらしい。「じゃ、10万円」と私。修理費22万円の半分。相手ゼロで私満額ならば、その半分。慰謝料はそれに含まれると裁判長。
 そうして司法委員というおじさんが横にいて、6階に上がって、被告二人と私と叔父さんの4人で和解話し合い。
 最初に「被告と話し合いたいですから、あなた席をはずして」。15分くらい席はずして、その間に委員は「先方は7万円といっています」。「なぜ3万円の減額か、根拠は?」と私。相手その間に会社に電話して許可とっているみたい。私ここでも怒って、
「運転した君、主張はないの。高校生じゃないんだから、主張しなさい」相手だんまり。21歳だったか、ぼそっと「会社に任せています」。じゃ上司に「あなた、いつも減額ばかりしているが根拠ない。八百屋の買い物じゃないんだから、値切ればいいというもんじゃない」。
 委員は、ベンツが新車20分後に事故にあって、それ40パーセントとあるのみて、「22万の40パーセントで8万8千円ですか」と。でも端数はなんだか、負けることになって「8万円」。相手1分だまって「そうしましょう」。これで和解成立。10日後までにそれ振り込まれます。おしまい。
 1、率直な感想は嬉しい。谷川岳10回はいけるぞ。どして15万円の満額じゃないかと不満もあるが、まあ世間相場。相手の7万円を1万値上げすることにも成功したし、まあこんなもんでしょう。
2、それにしても、世間の保険屋はこういうばあい、ゼロで被害者に泣き寝入りさせているわけですよ。いんちき商売だ。通常は「ごめんね」とその場で3万円くらい支払ってもそれでOKでもあるけど、舐めた対応は相手を怒らせる。
3、こんな当たり前のことするだけでも、小額裁判とはいっても、それを起こさないといけないわけで、被害者というのは、いつもそんです。雪崩の被害者も同じで、雪崩さけるのですが、こういう止まっているのに、もらい事故は防ぎ様がない。そうか、未熟運転手がぶつかってきそうな路肩を避けるってことか、そんなの無理。
 結論、じゃ、さてなんで保険屋は、ゼロといっていて、裁判官は「いくらかは、払う」という意向だったのだろうか。保険屋にしても、新車事故を想定しても、払う必要がないという主張だったわけだ。この件では先方も「私の気持ちはわかる」といっていた。でも、保険屋が払わないからポケットマネーは出したくないという論理。
 この業界に、どんな場合でも査定ゼロという考えがあるのも事実。ならば保険屋としても、その安いほうの考えにのっとるというものか。
 ところが、裁判になれば、より被害者の心情に近い世間常識を持ち出してくれるというものなのか。もっと新車事故が多くなって、私のような和解例が増えれば、こんなことしなくても、保険屋もある程度、例えば新車半年までとか5000キロまでとかで、いくらかの査定損(慰謝料込み)を慣例としてくれるってことになるのか。
 大体火事があっても、柱1本残っていれば全焼にならないというらしい、保険屋なのだから、なるべく言いくるめるようにしていることは分かる。当たり前の庶民感情を実現するために、裁判しなくてはならないのは、なんだか悲しい。
 でもね、ほとんどすべての事例が判例主義でなりたっているのであれば、5年後裁判員制度がはじまるといっても、アホらしくて、それに指名された人が職務まっとうできるとは思えません。いや、殺人の否認事件などだったりしたら、もっと厄介で10年裁判でしょ。誰が協力するんですか、しかも口外しては絶対にいけないなど。10年他人と口利けないなど、拷問です、はい。(明日はもう一個のその新車前の下取り車の件、そろそろ報告しましょう)。

9月6日(月)三度名古屋・豊田の外人村
 海外旅行の通に言わせると、欧米やリゾートが好きなのは素人で、旅なれると最終的にはインドが好きになると。同じようにチェチェン共和国とかブラジルも好きなんでしょう。
 そのブラジル村は、今日は団地の草刈してました。ひと夏で雑草がボウボウで、電動ソーで草かって、それを荷台に載せて集めたりと。でよくみると日本人よりも外人の方がずっと働き者なんですよ。自分の住んでいる団地の清掃にしても、日本人はあんまり積極的じゃないです。外人の方がせってとね。国民性でしょうか。
 それと駐車場というのが、どこにもあるように白線が引いてありますが、それがあるところはちょっと縦長になっている。そこに2台止めるには狭いのだが、しかし、その背後の50センチくらいの段差の花壇に、その手前にブロックなど踏み台にして、4WDなど半分くらい花壇に乗り上げて、無理して縦列駐車しているんですよ。そうやって、1台のスペースをシェアしてしまうという、まあずる賢いこと外人はしてますね。
 いずれ途上国が好きになるというのは、そういう国民性見て、おかしいとか、ははあと感心することで、多分、いつまでもグランドキャニオンやラスベガスをすっげえといっているのは、シロウトだったことらしいです。

9月5日(日)道路公団のカード詐欺が発生してもおかしくない理由
 NHKの職員が受信料を横領したというけど、道路公団でも同じこといくらでも起きます。
 先週の帰り、3000円くらいの高速に乗りました。私女房の姑さんから、1万円のハイカもらったのです。それで残金2000円くらい。で、使い切ってしまおうと思って、この日はETC通らずに、通行券受け取っていたのです。で料金所でハイカ出すと、1000円足りません。それで残りETCのスルーカード出すと「ハイカとスルーカードは一緒に使えないんです」と。「どうして?」「そういう決まりになっている」「残りは現金で」と。頭にきて「現金もっていない」。でもめましたね、いつものように。
 要するに、システム上それができないってことですよ。でもねえ、ハイカが不正させるからってETCにしたのに、そのカードがこういう場合に利用できないというのは、システムのミスなんです。
 でもまあそれいいとして、で敵はハイカを使わないようにして、スルーカードだけで、3000円徴収しようと、その磁気を機械にかけているわけです。「そうしましょう」という。「イヤだ、と私」。けっきょくこの日は払わないで通過して、後日郵送で何か来ることになったわけです。
 で昨日辺りにそれが来た。相手は「ハイカの残金をスルーカードの前払いに入金することができる」と。だったら、それを早く言え。現金と一緒じゃなければ、他に使い方がないと、料金所のオヤジはいっていたのです。で、たかだか2000円のハイカの残金を入れるために、何だか書類を書いて送り返すわけですが、面倒で拒否。問題はそのあと。
 ハイカの入金が終わったら、連絡くれと。そうしたら、1週間前に磁気に入れたスルーカードから3000円引き落とすからと、こう書いてある。つまり連中は、他人のクレジットカードを1回磁気を通した場合には、すっごい後、後日になっても、いつでもそこから通行料を引き落とせるという、こういう仕組みになっているようなのです。だったら、不正な料金所オヤジは、いくらでも遠いとこからの通行券を入手して、それを他人のスルーカードから通行料だと嘘いって、現金を横領できるってことになるわけですよ。あんなサインもいらないクレジットを大胆にもいくらでも普及させて、これで横領事件が起きないほうがおかしい。だいたい通行券の効力など、翌日になったら失効してもいいはずなのです。たかが3000円の距離を1週間掛けて走る馬鹿はどこにもいませんから。
 役人組織というのは、そこに安全性のシステムは皆無なのです。自分たちがいくらでも他人の秘密や現金引き出しできるけど「私たちは絶対にやりませんよ」という前提ですべてのシステムが出来上がっているわけです。こんなの、ピストルもっているけど、乱射はしませんというのと同じで、最近は交番のおまわりなど実弾入っていないといいますが、その辺の役人に全員ピストルもたせているようで、全く安心できません。だから役所でも、他人のプライバシーとはいうけど、いくらでも誰の戸籍でも勝手に覗いているわけです。
 つい最近もオウムの件でしたっけ、どこかの役所で全く意味なく役所内でアクセスがあって、これはタダの興味本位の覗き見だとバレた件がありました。
 こんなんじゃ、いつまでたっても不正はなくならないです。やっぱり民主党の政権になって、全国の高速無料にしてもらう方がずっといいか。

9月4日(土)華氏911が駄作だという説
 今日は久しぶりに千葉の海のほうにOB会でいくのであるが、どうも雨っぽい、残念。
 ところで五輪中にわざわざ映画館にいって、例の華氏911を見たんですよ。話題作だっつうもんで。華氏というのは、地球が暑いとかいう原題で、911は、テロがあった9月11日を指していたんですね、知らなかった。で結果は、正直に期待はずれ。この映画ブッシュの批判をやっているのだけれど、でもある意味で宣伝でもあって、彼のノー天気ぶりがクローズアップされて、そういうキャラが好きな人は、映画見てなおブッシュファンという気もしますよ。
 イラク進攻反対が大きなテーマになっているのですが、前半部分は、ブッシュはサウジなどイスラムの利権があって、そのためにイラク攻撃だとこじつけ、後半は、戦場の映像で子供が殺されているところですね。私ウィットに飛んだ風刺映画だと思っていたのですが、そこまで上品でもなくて、直球をどんどん投げ込んでいるうんざりするような映画で、イラクについては、反対という勢力があることはすでに承知で、新しい理屈がある反対ではないわけです。すでに知られている話だけ。
 でもまあ、自由の国ですから、軍人でも「オレは人殺しをしているけど、こういう理由で反対する」とかちゃんとインタビューしているところは、評価しますけどね、自衛隊でイラク派遣反対とまともに言う人はいませんから。その点日本は組織のなかではすでに洗脳されていて、自由に発想できないってことでしょう。何か発言すれば、クビになるし。
 映画評論のなかでも、これを評価してない人もけっこういますよ。でもねえ、日本の民主党はこの映画いいというけど、ブッシュは再選しますよ。ケリーは顔つきが貧相で困る。さらに4年後になると、今度はやっと政権変わってヒラリーだね。2大政党の国ってのは、どっちが政権とっても同じってことですよ。日本もそうかもね。

9月3日(金)看護婦が助産婦をやっている全国の産婦人科
 先日ある助産婦さんにあったところ、横浜の産婦人科が中絶胎児を生ゴミで捨てていたらしいけど、それ以上の危険は、看護婦が助産婦やっていることだといってました。助産婦は国家資格で、看護婦の資格とは別になってます。分娩台で10時間お産のときに唸っているときに、手助けしたり子供引っ張り出すのが彼女たちの仕事なわけです。男は産婦人科の医者がそういうときには立ち会っているものだとおもっているでしょうが、通常お産は夕方から始まって終わりが明け方。医者など帰って寝ていて、緊急電話だと起きてノコノコと。ずっと妊婦と一緒にいるのが助産婦だというわけです。けれど、その人件費がもったいないと、看護婦にそれやらせているのが、個人産科では通常らしくて、中に間違って、おなかをどんどん10回くらい押して、だから胎児が死んでしまったという例もあるとか。通常は押しても3回が限度だと。多くの開業医は算術とはいわれていることで、だからといって大学病院がいいかというとそうでもなくて、しかしこの無免許診療は慣例としてどこでもやっていることだけど、怖いことらしいです。特に綺麗でピンク色の建物の産科が危ない。
 それと良くある中絶手術の数というのは、実数は不明ですが、どうも出産数と同じくらいの中絶が全国で行なわれているという話もあります。それぞれ年間100万件ですよ。だろうね、じゃなければこれほど全国でラブホが流行っているはずがない。
 それと以前に聞いたのは、日本は通常の痛いそれも、相当痛い分娩ですが、欧米では麻酔の無痛分娩が通常。これだと麻酔科など、医者がそれこそ10時間立ち会っていないとダメで、相当分娩費用が高いのだと。でも全然痛くない。ある医者は「女は痛いくらいの経験がないと、子供を大事に育てない」と。でも痛い分娩は、後進国の証明でもあるとわたしは思っています。

9月2日(木)コスタリカの美人
 どうも女の子の話題ってのは、万人に受けますね、どして?まあそういうものか。で二日前にあったの中学生がベネズエラだとNさんに言ったところ、南米は美人の産地だと。そういえば私もう6年くらい前にコスタリカという国にいったのです、中米。BGの大会があったのです。それ下平とかに当時行ったら、ミスインターナショナルグランプリに最もたくさん輝いたのがコスタリカだそうですよ。どうだった?と。大して人も住んでいないのに。まさか空港降りたときから、目がくらむような美人がいるかというと、全然で、超デブお姉さんの警備員がうろうろ。
 それから某ホテルに行きました。さて話は急に格調が高くなって、現在世界で公娼という女性がいるのは、ドイツ、オランダ、ネバダ州だけだと思っていたのですが、まあ、日本にも準ずるものがありますが、でコスタリカにも準ずるものがあったのです、当然ですが。でやはりそういう人は超がつくほどの、みているだけで目の保養になるような美人さんで。
 やっぱり韓国と同じようにホテルのロビーに徘徊しているのです。でちょっと話をすると、彼女たちはそのお仕事のIDカードを持っているのです。それでお客が呼ぶと、その保証にとホテルのフロントにいって、だれだれの何号室に行くと告げてから、おデートするのでした。じゃないと個室に行くわけですから危険というわけでしょう。でお仕事終わると、またフロントに「終了しました」と、身が安全だったこと確認にいくというわけです。これが多分全部システムとして出来上がっているのでしょう。感心、感心。
 でふざけてそういう女性そうだ、皆女の子の4人組とかそういう風体で、ボックス席にいるのです。日本人もよく女性客グループいますが、そういうのは、勘違いされているのでしょう。世間には女性だけのグループというのは、そういう人しか存在しないからです。 
 それで彼女たちは、何だかお客見てキョロキョロしている。でふざけてジーッとみていると、おおやっぱり近寄ってくるのです。なんだかとっても如何わしくて楽しい。と、そこまででした。どうも南米中米は、スペインに現地の血が混ざると、最高の品質に仕上がっていくらしいです。ほとんどが聞いた話ばかりですが・・・

9月1日(水)和田弁のセクハラ裁判二審敗訴で疑惑あり?
 
このガハハおじさんは、どうも女性問題が付いて回るのです。女優を育てる名監督とも言われていますが、それは女優に相当のめりこむからでしょうか? 反対に女優に裏切られたときには、これまた彼は少し攻撃もするのです。
 このガハハおじさんがかなり人気があるというのは、自分に相当自信があるからなのです。何事に対してもホンネで物を言える。自信がなければ言える事じゃありません。
 五木ひろしと結婚した和由子に対しては、平気でかすゆうこと罵っていました。女優として大成すると約束していたことを反故にして、いきなり結婚、引退してしまったからでしょう。ここ最近でも、舞台の監督をやっていたのに、その女優との問題で、途中降板しました。いま裁判争っているのは、帰りがけにホテルまで付いてきた女子大生に、やったやらないの問題です。そうして彼自身はこの件についても、弁明しています。いわく、飲み会のあとに勝手についてくる女がいるもんだ。部屋に上がりこんで終電が終わったと帰らないもんで、仕方なく同じ部屋で寝かせて、翌朝もホテルのモーニングを一緒に食べて分かれた。それをセクハラと訴えられたと。二審まで敗訴して270万円を支払えと。彼は最高裁に上告したようです。
 やっぱり彼の肩を持ちますよ。でもねえ、もっと女に厳しくならなきゃいけないんじゃないのかなあ。女が男をはめる事件があるんです。深夜に車で送っていくと「上がっていって、コーヒーでも飲んでいけば」と。ちょっと気を許して部屋まで入っていくと、女はいきなりバスルームに消えて、裸で出てくる。そうしてそのまま部屋の玄関から通路に飛び出して、大声で叫ぶ「助けてください。変な男がいるんです」と。有名人の場合には、これで一気に人気は地に落ちてしまいます。何もしていなくても、ひどいときには強制猥褻。10年は入ってしまうでしょう。美人局にはめられたようなもんです。
 それに日本の裁判っていうのは、まったく女に甘いもの。母子供の無理心中で、執行猶予が出るのは世界中で日本だけで、通常は殺人罪になるのに、この国では絶対にならない。どうせ裁判官は、東大の法学部出身がいいとこで、一般的には妙に女にもてない。女が嘘なきすると、簡単に落ちてしまいます。企業の中でもギャリア系のセクションに女が一人だけいると、実は大きなトラブルメーカーになってしまう。賢い男は近づかない。
 そうそう企業内恋愛というのは、通常はダメなんだそうですね、けっこう最近聞いた話なんですが。そういう噂が立ったときにはすでに婚約してないといけないし、なら女は退職しないといけないと。噂だけで、別れたとなると、男が飛ばされるらしいです。特に銀行などは、この男女がつるんで、金の悪さをするからだと言いますが、ホントにあの銀行が、そこまで厳しい態度を社員に求めていますかね?
 それであっても、和田オヤジは、どこか対女性関係が甘いのです。そういうトラブルが続出している。梨の木の下では冠正さずといいますが、もう74歳のおじいさんなのですから、上手に残り人生いきましょうと他人事ながら思うのですが、奥さんはアカデミーのデザイナーのワダエミですからねえ。

8月31日(火)再び名古屋
 この夏は縁があって愛知県にいます。豊田市などにいくと、ここは外国かと思うほどブラジル人がいますねえ。ブラジル村みたいなとこがあって、会社がアパート借り上げてそこに彼らを住まわせているのです。ここはトヨタの企業城下町で、関連会社で働く人は人件費の安い外人が多いというわけです。国産車は器用な日本人が工場で作っているというのは錯覚で、けっきょく管理する体制のもんだいでしょう。アメリカトヨタでも事情は同じということです。外国にはコリアンタウンとかありますが、まさにブラジルタウン。夫婦家族できている人もいて、その女子中学生などもいて、ラテン系というか、歩道に座ってヘソだしてピアスして、何だかもうあせったりして、でもグラマーで「どこから?」というと、「両隣はブラジルで、私はエクアドル」といっていて、妙に親近感で「セクシーだね」といって立ち去ったら、後ろから大きな声で「変態」といわれて「はあああ」と答えると、大笑いされましたよ。でも、大人に話しかけられて、後ずさりするような女子大生もいる日本人に比べると、大らかで安心しました。

8月30日(月)陸上400m以上は長距離か?
 ついに五輪が終了。女子はマラソンで華やかだったけど、男子は「また5位かよ」で、見劣り。日本の女子は世界で例をみない堪える女でした。だってマラソンに出場できない落ちこぼれが、1万mに出ているのです。田中、弘山、福士。なにしろ、1万mにも出場したラドクリフに、けっきょく彼女は途中棄権したけど、日本女子は誰も付いていけなかったのです。マラソンの3人娘は少なくともラドクリフについていた。長い距離の落ちこぼれが短い距離に出るという、世界でもまれな指導なのです。
 その証拠に、トラックでは短距離、中距離に女子選手は誰もいません。リレーで4位に入ったのは男子の400mと1600mリレーで、女子はエントリーさえできない。選手が揃わないのです。というのも、そういう選手も全員マラソンにすでに仕向けていたからでした。
 男子マラソンが優れないのは、トラックの落ちこぼれがマラソンにいっているという、世界標準だからです。どっちがいいのかね?仮に女の末続がいたとしたら、これもマラソンでしたでしょう。
 今回モロッコは1500mと5千mで金メダル。10年位前に、コーとオベットの時代があって、連中は800mと1500mの世界記録持っていました。さらにそれ以前に、ファントレナというカリブの選手は、400mと800mで金取りましたよ。ということは、400m以上は長距離ですか?
 エチオピアは1万mで金でしたが、彼は5000mで銀。その人が、あと5年経つと、きっとマラソンにいくでしょう。瀬古は元800mの選手でしたが、つまり100mと200mこそは短距離であっても、400m以上の選手は、どの距離走らせてもトップで走れるってことです。だったら、本人が好きな距離させるか、嫌いでもメダル取れる距離させるかということになりますよ。
 そうそう、マラソン補欠の千葉ちゃんは、ふて腐れてアテネにいったかいかないか、昨日の北海道マラソンで優勝してました。女子マラソンだけは日本は戦国時代ですが、でも1万mあたりでも、疲れた高齢の弘山や田中みてるより、かつての千葉ちゃんみたいなレーサー見てみたいもんですが。んじゃあ、バレーやシンクロ、柔道の女子も、マラソンやりますか?

8月29日(日)会津朝日岳
 福島までハイキング。台風がくるからといわれたけど、晴天でしたね。

8月28日(土)袴田事件の再審棄却とはいうが、報道だけ見ても、警察は怪しい
 いい加減に五輪の話題にもアホらしくなったために、今日は格調高く・・・でもないか。死刑囚の再審案件は、ときどきでてきます。袴田事件など知りません。昨日再審が棄却されたのだが、少なくとも朝日には、
「事件発生から約1年2カ月後にみそタンクの中で見つかった血まみれの「5点の衣類」は、本物の犯行着衣か、警察による証拠捏造(ねつぞう)か−−」
 警察による捏造かと疑われるくらいで、警察組織というのは、過去にも今でも、証拠というものを、捏造することがあるわけですよ。公務員のから出張と同じで、何ともおそろしや。
 犯人は当初自白した時期があって、ならばそのときに最重要証拠くらいは、自白させて、警察は押収するべきだったのです。それができなかったということは、その自白というのは強制させられたもので、実は犯人ではなかったと考える方が必然。それから1年2ヶ月もたって、すでに犯人は否認しているときに、味噌タンクから血染めの衣類5点が出てきたなど、3流のドラマだって、こんな疑わしい設定はしませんよ。そんなこと考えるのは、警察だけで、まさに捏造かと誰でも思うでしょ。しかも4人が殺された現場のすぐ裏にタンクがあるというわけですよ。いまだったら、こんな手抜きの捜査など、それだけで警察は落ち度を問われる。
 66年の事件ですよ。今風に言えば、東京五輪とメキシコ五輪の中間年のときですよ。昭和41年。どうせ戦前の特高警察の生き残りだとかがいて、疑わしいだけで、ひっぱたいで「お前がやったんだろう」と、もうめちゃくちゃなことやっていたに決まってます。東京五輪でメダル16個とか将棋顔の有働がいってる場合じゃないんです。NHKもそんなトロイはなしばっかりしないでください。
 
 まあ、思うに裁判なんていうものは、実にのどかで他人行儀でトロイところがあるもんです。
 そう私も例の新車の裁判来月やりますよ。日記に報告するべきこと山盛りあるんですが、まだ静かにしてましょう。私弁護士になればよかったか?いや、劣等生につきなれません、はは。でもねえ、小学校の同級生だった牧野くんとか、中学の新井くんは、弁護士になってますよ。当時は、私のほうが勉強できたのになあ・・勘違いか?
 過去の再審無罪で、釈放後すぐにまた殺人事件だか起こした犯人いましたよ。免田だったか他だったか。しかしねえ、警察の捜査がいい加減だということと、自白にあたって弁護士同席させない強要を今でもやっているし、どちらかというと、警察がとろい場合は、犯人を無罪にしてしまっても、これしょうがない。想像だけで犯人捕まえたらだめですよ。
 思い出しました。秋葉原でほんの3ヶ月前に、プリペイカード売っていたイスラム人が逮捕され、アルカイダのメンバーだとすべての新聞とテレビも報じました。ところが、今日の新聞に彼は無実ですでに釈放されていると出ています。私もね、縁があって、そのビル行きましたよ。家からもそう遠くない。すでに警察の捜査の後でもぬけの殻で、周囲は他人事のように、アルカイダがこんなところにいて怖いとかいっていましたが、私も冤罪の彼をアルカイダのテロ組織だと決め付けてしまった横暴な一人になってしまったんでしょうか。公安が一部のマスコミだけに、リークして書かせるということ平気でやっていることが、どうも原因らしいですが、タダのオーバーステイの保釈金30万円だったそうですよ。同じように怪しいイスラム系が、新宿の富久町辺りのアパートにいたというのも、ありましたが、連中はどうなったんだろう。
 一方ではロシアの旅客機が多分テロで2機墜落するし、無罪のイスラムもいるし、要するに公安警察にしても、おおヌルで、大したことできないもんです。我が家の近くの国松長官狙撃だって、まだ未決だし、窃盗、こそ泥、駐車違反など分かり易いのは簡単だけど、難しい事件には警察対応できないのです。

8月27日(金)五輪中継で分かった、NHKの受信料など絶対に払わん
 地上波の受信料は私でも一応支払っていますよ。でもその倍額しているBSなどは、絶対に払いません。
1、半年くらい前にNHKの集金人がきて、ヤンキーズの松井見てますか?というから、見てるよといったら、BS料金支払ってくださいというから、イヤだといいましたね。「どうして後からBS料金しかも倍額を上乗せするんだ。そんなの絶対に払わんぞ」
2、その松井の試合も、イチローが間もなく200本安打打つらしいが、どうして急に五輪が始まると大リーグ中継を辞めるんだとね。そういうその場しのぎに放送局に、支払っていられるか
3、五輪中継でのBS放送は、ある時間帯では民放と使いまわしですよ。同じ放送やっている。そううい馬鹿げた放送に、どうして料金など支払わなくちゃいけないの?NHKは有料放送なのです。だったらそれらしくオリジナル放送くらいは最低でもやるべきですよ。なのに、民放と同じ中継やっているなど、言語道断。
4、NHKがつまらないのは、民放と同じように視聴率受けした番組作りしているからだという説があります。確かに五輪では「有働のみたアテネ」だと。あんな将棋顔の媚びた笑いの女など見たくありません。それだけで支払い拒否の理由に十分なります。ウッチーの方がまだいい。
5、いずれテレビはすべてが有料放送になっていきます。本当にNHKを見ない人も増えていますから、見ないものを支払わないのも当然のことです。
6、だいたい、1小口で支払えというあの前近代的な規則に納得いきません。家の子供が家で自分のテレビ見ている分にはタダなのに、アパート住まいしたとたんに払えというのも、おかしい。規則を変えない限り支払いません。腐れ役人の「規則で決まっている」というのは理由に当たりません。規則替えるまで払わないというのも正当です。つまらんアホが作った規則など、破るためにある・・・

8月26日(木)ケイリンの惨敗
 競輪選手というのは、どうもテキヤのアンちゃんみたいで、品のない顔しているのは、どうしてでしょう。年間獲得賞金が2億円だとか、そんなことはどうでもいいんです。賭博のだしに走らされている鶏みたいなもんでしょ。でもその日本の競技が国際種目になったんだから、ちょっとは真面目に走って欲しいと思っていたんだけど、さっさと1回戦敗退で、情けない限りですよ。プロ野球と同じで内弁慶。
 陸上競技ではスプリント種目が全然ダメなのに、自転車だけはスプリントにしか選手がいなくて、ロードだった本気でやれば選手は育つと思うんだけど、金にならない競技はだめなんでしょうか。

8月25日(水)棒高跳び女子世界記録
 この2週はアテネ一辺倒ですね、私も、世間並みに。午前1時から、午前6時にかけてが、時差6時間のアテネのゴールデンタイムで、トラック競技のクライマックスだということ、最近になって知りましたよ。スポーツはライブに限るわけで、見なきゃしょうがない。
 で、例によってこの棒高跳びというおかしな種目が人気がある。たしか東京五輪の男子の決勝も9時間も戦ったらしくて、実に時間のかかる種目です。今回の女子もそう。
 優勝したのはロシアで、2位もロシア。優勝は4m75辺りから2回失敗して、しかも銅が確定していたために、2回とも続けてパス。4m85に上がったところで、なんと最終回の3回目でクリア逆転。2位のロシアはその1回目に失敗して、これも銀確定していたために残りパス。こんなことしてダラダラ時間経過して、その間に1500m決勝で、ついにモロッコが金とって、再び戻って2位ロシアは残り2回も失敗して、1位2位が確定。さて1位は6センチ上げて、4m91に世界記録に単独挑戦して、すべての競技終了した客がこれだけに集中して、こんなシュチュエーションありません。彼女、優勝後の余興のつもりで世界記録に多分1回だけ挑戦してみるつもりが、これクリアして、なんと五輪で世界記録で優勝しました。おお、だらだら棒高跳びがついに終わって、めでたし。
 そんなころ、すでにすべての結果知っている朝刊がきて、長嶋ジャパン負けて悲しいとか、アホいってます。せっかく五輪はトラック競技の決勝に誰も日本人いなくて、そんなもの居なくてもどうでもよくて、トラック、フィールドの決勝種目はすべて面白いのです。女子400mの銅もロシアでこれも美人選手でした。先の1500mなども、銅のポーランドが実は一番喜んでました。極東が自分の国の活躍だけしか頭になくて、そういうトンチンカンな性格はあと100年は続いていくでしょう。改善の余地なし。

8月24日(火)長嶋ジャパンの敗戦、素直に良かったと思いますよ。銅メダル以下確定

 野球に神様がいたとしたら、今年のジャパンだけには勝たせません。あんなチームは読売の馬鹿ナベツネの傀儡政権みたいなものですから。
 古田は今でも怒っているでしょう。いきなりの1リーグ制にしたら、ストやると。元々五輪の野球などアマチュアのものだったんですよ。いや、日本のプロ野球とアマは、絶対に交流しなかったのです。長嶋が息子に野球教えただけでそれは学生協約だかに違反していました。だから長嶋は学生一茂に家の中だけで話はしたかも知れませんが、庭でバッティング練習はしませんでした。誰が見ているかもわからない。まあこれもおかしな日本の歪んだ歴史だったのですが。
 ロス五輪の野球の頃には、プロなど絶対に出さないといっていたのは、ナベツネ。その後大リーグがプロ出そうというときに、でも巨人は出さない。それがブームが来たと思ったら、どんどん出す。それでもプロの長嶋にはさすがに監督はさせないと思われていたのに、時期を見計らって急に長嶋を監督にする。病気の後には、きっと生きているんだろうけど、姿も見せなくて、監督の経験などまったくないのに、中畑にかんとく。まさに読売の人事異動を、五輪にまで拡大したのです。長嶋もヒロヒトみたいに責任放棄しないで、自分の上司をちゃんと批判しなさい。
 そういうことすべて見過ごしたのも日本の野球界。アマはきっと怒っていますよ。目標は五輪だったのに、巨人がそれを根こそぎ踏みにじったと。それでいて、何故か急に1リーグ制。このおっさんは全部自分の都合のいいようにしか考えていなかったのです。で日本のマスコミも、巨人と長嶋の人気に逆らえずに、高校野球みたいに五輪野球を報道してました。今日の準決勝でも、アホだから皆1塁にヘッドスライディングしてました。じゃ、なんで普段はそれやらないの。そう普段はいい加減にやっていて、頭の構造は巨人はみんな高校生レベルから抜け出ていないのです。今でも日本のプロは、1塁にヘッドスライディングするのがいいと思っているわけです。このドアホ。イチローがそんなことするか、大リーグで誰かやるか。走り抜ければ、中村の鈍足でもセーフだったんだぞ、馬鹿が。
 その程度の野球だったのです。戦後50年も野球は続いてきたのですから、せめて古田のいうように、2リーグ制は崩さずに、近鉄などは40億円で球団売ってください。誰だって買いますよ。そんな馬鹿な国の野球に、足元見直せと神様はいいました。オーストラリアのガラクタチームにさえ負けたのです。阪神首になったようなピッチャー打てません。1−0で、9回にクローザー出せないような、しかもドジャースのマイナーにいたという、野茂や石井の足元にも及ばないようなピッチャーに負けました。いい薬です当然です。この際ちゃんと国内の野球の仕組みを変えましょう。あの裏取引みたいな逆指名入団など、やめましょう。FAは5年にして、松阪はさっさと大リーグに出しましょう。コミッショナーを強化して、プロ野球の主催者を明確にしましょう。町内神輿レベルのバッタや球団経営をやめてください。こんなの勝てなくて当然。かったらおかしくて、世界の笑いものになるのです。
 それにしても谷が最終回に同点ホームラン打たなくてよかった。打ったら「夫婦で金メダル」とこの国のきちがいは騒いでいたでしょう。まああのしなびたサンマのような顔みたら、打ってっこないことは、分かっていましたが、でも野球は何があるか分からない。駒大苫小牧以下の野球で本日銅メダル以下が確定。ああ、ホントによかった。これで日本の馬鹿プロ野球の仕組みが変わるきっかけになるかもしれない。
 ナベツネも細木数子みたいなもんですよ。今だけ。間もなくマスコミ逆襲狙っています。ナベツネも生きている間にマスコミが裁きましょう。

 女子マラソンだけしか認めない女子陸上の貧困
 女子マラソンの補欠だった千葉ちゃんは、どうやら日本に滞在していて、来週末の北海道マラソンを腹いせに走るようです。
 女子マラソン選手眺めてみると、みんな高校時代は駄馬だった連中ばっかりなのです。Qちゃんなどは、大学在学中でもダメで、それで小出の門戸を叩いた。馬嬢の土佐も大学から。坂本も高校時代はダメ選手だった。そう思うと、高校から女子駅伝で活躍した選手は、その後皆潰れているのです。その代表が千葉ちゃんや、いま解説やってる増田明美でしょう。長距離は長距離限定年齢期間ってものがあって、Qちゃんのように、大学卒業してからマラソン始めた選手は、高校の女子ランナーに比べて、大学4、高校3、中学3、小学校高学年2の、12年、遅く長距離始めたわけです。であれば、高校ランナー出身が25歳で潰れてしまうのなら、彼女は37歳まで走れるってことです。
 千葉ちゃんがいい例で、彼女は1万mとハーフですごい成績残しています。1万mは、過去の世界選手権で先頭集団のトップで走って、アフリカ勢をぶん回していたことありました。その大会4位でしたか?同僚の引退した川上が5位。この子達は、この先1万mで世界のトラックサーキット回るんじゃないかと期待したものです。その後千葉ちゃんはハーフでも、監督の宗兄弟と走って、あれは1時間5分?だったか、それって、まだ日本記録として残っているんじゃないかなあ。
 そういうレーサーを、けっきょくは陸連はマラソンに引っ張り込んだのです。いま女子高では、陸上部といえば駅伝のことで、短距離のスプリンターは存在しません。全ての選手を、マラソンに向けてしまうのです。なんだか、可愛そう。
 それも、どうせ1万m走っても絶対にアフリカ勢に勝てないとすれば、2流アフリカしかエントリーしていないマラソンならば、昨日の野口のように、金メダル取れる可能性があるというわけです。かつての千葉ちゃんは、1万mなら、コンスタントに決勝に残れる実力がありながら、けっきょくそそのかされて、それ放棄せざるを得なかった。そうして宗とも喧嘩別れして、太って小出の門下生になったというわけです。ここに、メダル至上主義の欠陥があります。マラソンなら、メダルの可能性があると。
 マラソンは決して体にいい種目ではないのです。1万mは3日間で予選と決勝の2レース走れる。そのわずかに4倍の距離でしかないマラソンではあっても、次に走れるのは3ヵ月後か半年先。それだけ体酷使して、もしかして壊れるわけです。ガラス細工のような美しいランナーは1万mが適当な距離であって、像か豚のようにデリカシーのない大排気量の女性だけが、グロテスクなマラソンだけしか走れない。それを味噌も糞も一緒にしてしまうのが、日本の体質なのです。
 高校時代に女子駅伝で活躍して、マラソンで成功した女子はいません。男子でも同じでしょう。最近は箱根すら走れなかった学生駄馬が、その後マラソンエントリーしています。優れた英才を、けっきょく全員マラソンに向けて潰してしまうのです。かつて、私の実家のそばの埼玉栄から優秀な女子が大勢そだって、ワコールとかに行きましたが、そのごどうなったのかはもう分かりません。
 千葉ちゃんは、例えメダルに到達しなくても、いえけっきょくマラソンだって、五輪に出られないわけですから、なら1万mでアフリカ勢と伍して走れるジャパンギャルをずっと貫き通して欲しかったのです。だってその後千葉をしのぐ1万mは誰もいませんよ。弘山がいつでも1万mとマラソン掛け持ちして、どっちつかずのランナーのまま、もう引退状態です。アフリカにどこに1万mとマラソン掛け持ちしている半端ものがいますか?距離が長いから同じようなもんというなら、100mと1500m掛けもちしてみてください。誰もできません。
 運動能力のことをいうならば、100mスプリンターが最もそれは高いものです。衰えてくると、だんだん距離が長くなる。日本は高校生の伸び盛りから、衰えのババア種目といっていい、マラソンだけに洗脳しています。女子の短距離、中距離、トラック長距離でも、誰も選手がいないのは、本当に嘆かわしい。メダル取れない種目やっている選手はアホですか?じゃ、種目にない登山や山スキーやっている私の立場はどうなる。その意味で、野口は大勢の屍の上に存在しているだけの選手でもあります。
 その意味で言うと、末続の100mへの転向というのは、とんでもない逆行でした。高野おっさんの奇妙な勘違いだったのです。昔メキシコ五輪だったか、イタリアのメンネアという選手が驚異的な世界記録持っていて、かれは絶対に100mには出場しませんでした。選手の種類によっては、200mと400mを掛け持ちできるのがいるんですが、大体白人です。黒人は100mと200mを掛け持つ。シドニーで末続はメダル取ったんでしたっけ。ならアテネでも200でまたメダル頑張るべきだったのです。あの100mの黒人集団には、彼も、朝原にしても、絶対むりばことは最初から分かっている。ジャニーズタレントがいくら格好いいといっても、宝塚に立たせたら場違いでしょう。末続は、まさにそうでした。おっさんになって、距離縮めるなんて、高野が100m走れなかったコンプレックスで弟子潰したってことでしょうか?陸上の最大の失敗は、末続の100mエントリーでした。
 女子マラソンは、ロスに始まって、そのときは増田もでましたが、何と今でも私は不思議に思うのですが、彼女は前代未聞の途中棄権でレース放棄したのです。昔なら切腹物。でもその後何故か返り咲いていま解説やってますが。彼女にしても、駅伝長距離選手だったものを、いきなりマラソンやらせた。滝田栄の弟が監督でしたね。ここにもなんか無理感じています。そして岩手のメス駄馬といわれた佐々木七恵が瀬古塾にはいって、ここで短期間に調整されて、ロスですっごくおそいけど、記録だけ残しています。その瀬古にしても、高校時代は400とか800の選手で、これを瀬古のあの中村監督がマラソン転向させました。
 マラソンは故障し易いものです。何でもかんでもマラソンだけやらせて、その仇花一人だけ野口のために、千葉ちゃんとかいい長距離ランナー潰された日本の陸連体質を恨みますねえ。メダルきちがいここに極めり。


8月23日(月)女子マラソン快挙、金メダル
 ですねえ。アフリカが2位に迫ってきたけど、なんどか逃げ切り金メダル、野口みずきでしたねえ。彼女は確かサンモリッツ、ほかは中国でしたか、高地トレしてました。注目されて、お金掛けると、優秀な選手に育つってことですか、やっぱり。80人でスタートして、先頭8人集団にエントリー3人が全員はいっていたなんて、1000回に1回ですか。1タイ999。相当な確率ってもんです。それだけマラソン王国ってことですが。
 でもねえ、結果だけど、やっぱり野口いがいの、馬嬢と鬼嬢は役立たずで遅かったわけで、じゃ、やっぱりQちゃん出したほうが良かったってことですよ。陸連の沢木は、何だか策に溺れてしまったような選考基準にしました。
 問題はさあ、どうして駅伝とか正式種目にできんのだ?体操だって、アーチェリーごときでも団体戦あるでしょ。長距離の団体戦が駅伝になるわけで、沢木は内弁慶してないで、さっさと世界陸連にそのくらい働きかけろって、女子マラソンで五輪2連覇したんだから、そのくらいの策ろうせないかねえ。日本陸連は、内弁慶だったこと世界に証明しているんです。沢木ももうちょっと後世に歴史残せる玉になってくださいよ。

8月22日(日)メダルラッシュではあるが・・・
 NHKでもメダルの話ばっかりしますが。裏に「メダル取れない奴は五輪にいってもしょうがない」という気持ちがあるんでしょうか。参加することに意義があるはずなのですが。思うのは、参加した選手が、そののちに、五輪はどうだったとか、よかった、悪かったの話をあんまりしないんですよ、ねえ。テレビ以外でもそういう話あれば、よくわかるのにねえ。あるいは、走ることばっかりに頭がいってて、ほか何も注目しないというか、デリカシーないんでしょうか
 メダルラッシュで「何故日本人は強くなったのか」とか、今後そういう話題がでるでしょうねえ。サミット7カ国、核兵器は8カ国でしたっけ。だからメダル順位もその辺が適当だとは思いますが。車が2位、GDPも2位だから、というのは、大ボケ。
 その1 神風軍団
 何も日本人が強くなったとは思いませんよ。世界のマスコミ、5000人がアテネに集まったらしいですがそのうち日本人マスコミ1000人。こういう馬鹿げた数字が神風軍団で、選手役員にお金渡して、バブリーリッチで大会に臨んだんでしょう。金かければ、実績でるというのは当然で、それに観客も大勢というか、選手の家族は必ず現地に観戦してるけど、前はああいうことなかったけどねえ。応援団も大勢いる。メダルきちがいが国を煽れば、こういう事態にもなるでしょう。
 その2、子供の英才教育
 ちょっとしたスポーツ馬鹿なら、小学生の頃から母親が子供を馬のように走らせていますよ。子供が少ないから、大事に育てているつもりでしょうけど、これで成功する子はいいけど、ほとんどが大失敗しているはずだけど。子供が世界一少ないって国なのに、子供の運動会で金メダルラッシュは、ちょっと違和感あるよなあ。
 その3、ちょっとは日本人も国際化したんでしょうか
 金メダルとって「超気持ちいいっす」というのは、どう見ても馬鹿としか思えないけど、前は日本人は小さく固まって、外人と話もできなくて、でも最近は外人をガールフレンドに選んだり、国際化したってことでしょうか。英語教育世界150番目の無能なのに、それでもだんだん進化してきたというのでしょうか。
 五輪の除くと通常は単独種目に世界選手権があって、それにまたジュニア版というのもあって、これは20歳くらいまでが参加資格だと思ったけど、スキーの荻原が高校生のときに、これに出場できる資格を得たんですよ。でも日程がインターハイと重なるもんだから、学校では「是非インターハイを優先して欲しい」と言ったらしいんです。でもねえ、世界で戦う選手は、卓球の愛ちゃんにしてもそうだけど、インターハイなど高校生の記録会程度にしか思っていないわけで、絶対に世界選手権のジュニア版にでたいものですよ。そうしたら、学校があんまり荻原をごり押しすると、、それって学校長のことですが、学校長は、インターハイの学校大会などで、学校の名誉を知らしめたいわけですよ。でもそのときスキー部の顧問は「そんなこというと、彼は学校を退学しちゃうかも知れませんよ」と校長をいさめたというんです。世界選手権は、年齢と記録だけが資格で、それに学校が出場させないというのなら、退学してしまえばいいってことですから。そうしたら校長あわてて、「それはいかん、じゃ、インターハイよりも世界選手権に出場してください」と本人にいったらしいですよ。高校3年の頃に話じゃないかなあ。
 なくなったけど佐瀬さんというスポーツジャーナリストがいて、そう登山家の森田さんのことも書いたけど、彼はかつての五輪選手は、外国いって握り飯だけ食って帰ってくるようなものだといってました。つまり環境に全然なれなくて、日本人集団崩さなくて、参加することに意義があるといっても、参加すらしてないといっていたわけですよ。でもそれが、最近は少なくとも参加できるようになったんでしょう。
 そうそう覚えていますが、ロス五輪は84年で、私が結婚する前年のときだったですが、レスリングの富山選手というのが、開会式にカメラ持ち込んで、JOCは「それは品性に欠ける」と本人やレスリング連盟を叱ったということがありましたよ。五輪の開会式の入場行進は、軍隊の整列と同じだと、あの頃でも大半はそう思っていたんです。でも今なんか全員がカメラビデオ持ち込んでいますからねえ。でこの話は後日談もあって、マラソンの瀬古は開会式に出ないということで、これも問題になったが、最初からメダル取らせるために不問にしていたんですよ。五輪の参加選手は高校野球のように、試合が1週間先でも開会式には全員出席するもんだと。ひでえ、軍国主義ですよねえ。試合が先の人は、どこか高地トレとかやっていて、試合直前に会場にくればいいと、これは瀬古の監督のいいぶんでしたね。メダル候補はわがまま言えたのです。でレスリングの連中は、ちゃんと開会式でてるんだから、カメラくらいで怒るなと思って、開会式でない瀬古よりも、ずっといいじゃないかと、これはレスリングに言い分がありますよ。
 とまあ、こういうアホな時代を経て、自由化されて選手も調整し易くなったのだと思いますがね。
 まあそういうように、ものの下請けは中国、台湾にやらせて、売るのはアメリカ、欧州あたりを普段から客にしているわけだから、スポーツもようやく国際化してきただけ、遅まきながらってことだと思いますよ。
 ちなみに注目していた女子7種は、おお、東京五輪以来の40年ぶりの参加だったらしいですが、これは大間抜けなことに、走り幅跳びで3回とも失敗して記録なしに終わりました。どうしようもない練習不足の大恥です。幅跳びの踏み切り合わせなどは、通常90%はできるものですよ。いや少なくともテニスのサービスよりも確率いいでしょう。彼女は、3回続けてダブルフォールとやったわけで、期待していたのに、この程度のガラクタが日本代表だったかと思うと、やっぱり注目されてない種目は、まだまだ人に隠れて、とんでもないことやってます。がっくし・・・

8月21日(土)女子7種、陸上1万m
 あさ5時から1万mの決勝やってましたね。エチオピアの金、銀。日本人は周回遅れ。ああいうの見てると、日本のやってることって正しいのか?って思ってしまうね。
 女子7種というのも、みんな筋肉レディでした。スポーツは生中継に限るわけで、新聞だけ見てるとわかんないねえ。1万mはトップ2人が途中でペースダウンして、3人後ろの仲間を待っていたんですよ。彼が追いついてくると「がんばれよ、先行くけど」とか言って、またペースアップ、レース舐めてますねえ。でも優勝してました。そんなのアリ?
 ようやく五輪もトラック競技が始まって、それらしくなってます。水泳なんて、考えてみれば1種目あればいいと思うけど、陸上対水泳というくらいで、何だかいろんな種目ありますねえ。
 昔日本は海上交通で、船で川渡っていても、そうだ川越には新河岸川とかあって、この船に米のっけて、江戸に上納米してたわけですよ。だから船が良く転覆して、水泳は、読み書きそろばんの次に大事だったわけでしょ。昭和の始めくらいに、隅田川の浅草鉄橋から飛び込みの競技会とか開かれていたらしいですよ。信じられんねえ。
 トラック競技は、欧州では毎週開催されているけど、テレビやってなくて、五輪で見るのが久しぶりって感じです。室伏も欧州転戦してますね、普段は。そういうプロレースに参加している日本人って、彼だけじゃないのかなあ。そだ、女子7種の日本人は、30年ぶりくらいのエントリーだそうですよ。ところでこの種目のチャンピオンの記録は、7種ほとんどが日本記録しのぐってことです。なんか夏ばての残りで、今日は自宅にいますね。

8月20日(金)ATHENSはどう読む?
 前から気になっていたんですよ。アテネ。でもねえTHあるでしょ。サースデーのサーだよねえ。カタカナで書くとアホみたいだけど。息子の電子辞書で引かせると、あれって発音付ですよ。「アセン」と聞こえる。アクセントは「ア」にある。聞き様によっては「オーフン」にも近い。明らかにTHの発音だね。これは「アテネ」では現地では絶対に通じないと思ったね。でも日本語のアテネは聞こえがいいですよ。「豚川」さんという人がいても、日本語で「花川」さんといってあげているみたいでね。
 で、例の北島君は、アメリカに泳法違反だといわれて、200mでも勝ったから「もう、文句は言えねえだろう」といってやりたいと、日本のキャバ女子アナにキレ気味にいっていたけど、そんなのさっさと英語で本人に言えばと思ったよ。いや失礼、英語できませんでしたか。本郷高校から日体大なあ。
 柔道の井上とか期待されているのが、意外にさっさと負けるのは、外人強しと、外人弱しの日本人の性格でてるよねえ。外人は鬼にみえるもんねえ。だから国際試合で勝つというのは、別な要素が必要なんですよ。
 そうだ、おっさんアーチェリーは、銀でしたね。世界チャンプに勝ったのに、最後が弱かった。でも不良オヤジですよ。川崎の忍者900cc乗り回しているんだと。

8月19日(木)荒川区長の醜態
 北島がもう一個金メダルとって「これで荒川区は世界のトップになった」とテレビで叫んでいたのが、わが地元の荒川区長ですよ。あんなの村の神輿担ぎの船頭が妥当なとこで、政治家ですかあ?それで、ご丁寧にも、またまた先日のメールに、助役らしいのが返事よこして、こういうのって馬鹿っ丁寧というんです。親切の押し売り。区役所はこんなものに一々返事書くほど暇ですか?メールなど、脅かし、落書き、嫌がらせなど、何でもアリの世界だと思うんですがね。以下がその二度目の返事で、せっかく来たんだから載っけますけどね。
荒川区長職務代理者
                   荒川区総務部長  三 嶋 重 信

 「区長への手紙」にご意見をお寄せくださいまして、ありがとうございます。
 現在、荒川区長 藤澤志光は、北島康介選手あらかわ区民応援団の一員とし
てアテネを訪問しているため、区長職務代理者である私が区長に代わってお答
えいたします。
 郷土・荒川の星、北島康介選手が、アテネオリンピックの100m平泳ぎで、
見事、金メダルを獲得いたしました。この快挙に区民の皆さまから、活躍をた
たえる声や喜びの声が区に多数よせられております。荒川区では、今までもさ
まざまな分野での区民の皆さまのご活躍に対しまして、いろいろと応援をして
まいりました。今回の北島康介選手のアテネオリンピック出場に対しましても、
オリンピックで十分活躍できるよう区民の方々とともに応援をしているところ
でございます。
 鷹觜さまにつきましても、北島康介選手の今後の活躍を期待し、多くの区民
の皆さまとともに一緒に応援していただければと思います。よろしくご理解く
ださいますようお願いします。



              連絡・問い合わせ先
               区長室相談係
               (電話)3802−3111 内線2161
               (FAX) 3802−6262

8月18日(水)けっこうポカしてるスポーツ選手
 キューバ野球 キューバが強いというのは数年前のことで、実はそれほど強くないのは、この間来日したときにしっていました。だって、プロ野球以上だという選手なのに、1塁にヘッドスライディングしていたのです。高校生ならいざ知らず、大人のチームでこんなことしているの、初めて見ましたよ。そんなチームは絶対といっていいほど強くない。あの1塁ヘッドスライディングという悪習慣は、なんとかなりませんか? 野球知らない女子アナ騙しのプレーだと言われていて「気迫ありますねえ」とか、今でも女子アナはボーッとしたこといっています。こんな悪習慣やっているチームが、強かった過去は絶対にないのです。予選で日本に負けて当然。
 意外に弱かった女子ソフト ソフトが強いかも知れないというのは、買いかぶりでしたね。大体女子選手の監督は男に限るといわれているのに、宇津木がシドニーでも監督やっていて、それがうまくいっていたために、何か秘密があるだろうと思っていましたが、何もない。ノーアウト2,3塁で1点が欲しいときに、なんでバントやらないのでしょう。1塁ランナーが盗塁したときに、リレードミスでアウト。こんな普通の野球のタッチアップでも絶対にやってはいけないこと。それを堂々とやっていた女子選手というのは、それさえ理解していないという体たらく。それにバッターはどうして打つ直前にちょこちょこと2,3歩動くんですか?バッターボックスでてバットに玉当てても、多分アウトでしょ。前に明徳がスクイズのときに、片足がボックスでて、アウトになって、あの監督も「生まれて初めての経験」と絶句していたことがありましたが、そんな基本もできていない。それでカナダに逆転負けですから。シドニーは宇津木バブルがたまたま成功しただけで、今回化けの皮はがれています。
 愛ちゃん好成績 3歳からスターだったのに、この子は前代未聞的に順調に大人になっています。片っ端から中国元選手をコーチにやとって、彼女の普段の練習は、中国ですからねえ。いい加減な父親もっていたのに、母親がしっかりしていてここまで育ちました。
 良くぞ柔道が未だに五輪種目 柔道は東京五輪からの種目だったと思いますよ。日本のマイナー武道が世界に普及して今でも続いているのは、主流はみ出た柔道家が、世界で普及させたのでしょう。母親の子供虐待というのが、世界のシングルマザーの主流で、そういう子供が精神的に強くなるために、武道が必要だという、世界の需要にうまく乗っています。野球が今でも欧州では客いないのに、柔道が世界レベルの種目になって、これは過去には想像できなかった、嬉しい誤算です。柔道は同じ格闘技として、見方によっては、K1やプライド以上に面白いものですが、日本のガキで柔道の良さしっているのは、少数です。でも最近は絞め技1本が少なくて、残念ですが。腕ひしぎ十地固めなんていう関節技も、最近は見ないなあ。
 どうしようもなかったサッカー 監督の山本は風貌が良さそうで好感持てていましたが、内容ゼロでしたね。目標はという質問に「メダル」じゃ、これは笑い話。せめて「予選突破」か「1勝」と素直に言わなくちゃ。トーナメントはおごっているものは、簡単に負けます。謙虚にデリカシー持っていないと。あんなヘボチームで、良くぞメダルといっていた山本の開きめくらに絶望。
 日大三高も予想外に弱くて PLに勝ったからという燃え尽き症候群で、その次3回戦で北海道のチームにあっさり負けました。あの監督けっこう間抜けなのです。PLに勝った試合でも、「残塁が多かったのが反省」というが、大体満塁でスクイズばかりさせて、それよく失敗して、これ残塁多いに決まっています。夕飯が食べられないなあといっている割には、おやつを腹いっぱい食べていたのでは当然でしょ。肝心なときに選手に不審抱いて打たせないで、バント失敗を重ねて「残塁多い」など、こういう自業自得に気がつかない監督のチームは、まず勝てません。高校野球は監督しだいで、器が小さいものは、選手を潰してしまいます。8打数8安打の選手抱えて、3回戦で負けるなど、絶対にあってはならない。
 アーチェリーのおっさん選手の世界チャンプの打ち負かし 大宮開成高校という昔は不良女子の集まりだった女子高があって、そこの教員が40歳過ぎてアーチェリーの代表だというのです。マイナーすぎてテレビではやりませんが、3回戦あたりで、昨年の世界チャンプ破って4回戦進出ですか。地味おっさんも頑張っています。でもアーチェリーの日本チャンプでも仕事というと、マイナー私立女子高のアーチェリー部があるとこの、先生くらいしか、働き口ないもんですかあ。
 日本のメダルラッシュ 五輪前半だけ見ると日本は金メダルで世界3位ですよ。中国、オーストラリアに続いて。アメリカもしのいでいるのです。ヨーロッパの国には、まだメダルゼロなんてのも、いくらでもあります。まして隣の韓国以上の成績ですから。これだけ五輪騒ぎになれば当然でもあるけど、一億2千万そうきちがい状態の見返り十分です。
 千葉すずのダンナが銀 よかったねえ。この子、「日本人はメダルきちがい」という名言吐いた自由形の選手で、今でも私大好きですよ。日本水連敵に回して、スポーツ仲裁委員会に提訴したもんねえ。でも年下のだんなが銀取って、これですずも報われたよねえ。誰もがマイナーカッパ泳ぎとか背泳しか活躍できないのに、自由形選手だったというだけで、尊敬します。自由形以外の泳法は、応用利かなくて、何の役にも立たないですから。前にトライアスロンやるときに、「平泳ぎで参加してもいいですか」と私誰かに聞いて「そんな人世界に誰もいません、あほ」といわれました。日本人は平泳ぎきちがいです。海の遠泳でも、ヘッドアップクロールというのが、世界の主流です。そんな簡単なことできないは、自転車乗れなくて、乳母車で自転車レースにでるようなもの。ダンなの銀は、女房がすずだったからこそでしょうね。しかも日本捨てて、カナダ在住という、水泳界の女版のイチローですよ。
 

8月17日(火)区長室からの返事
 今日はさあ、北島の銅像まで建てると新聞に書いてあって、さすがに頭にきて、荒川区のHPから区長に抗議のメール出したよ。内容は、昨日の日記と同じことだね。そしたら、「受け取った」と一応返事は来たけど。間抜けな区長も、ちょっとは正気になって欲しいとおもうんだけどさ。

平成16年8月17日

                            荒川区区長室

 「区長への手紙」電子メールをお送りいただき
まして有難うございます。たしかに受信いたしました。
 取り急ぎ、受領のご報告をさせていただきます。

              連絡・問い合わせ先
               区長室相談係
               (電話)3802−3111 内線2161
               (FAX) 3802−6262

8月16日(月)北嶋金メダルで荒川区民プールを「北嶋プール」だって?笑わせるな
 平泳ぎの北島くんは、我が家と同じ荒川区に住んでますよ。実家は精肉店。で、彼が子供の頃に遊んだプールが区民プールで、それを「北嶋プール」にするんだと。なんだそれ。金メダルはそんなに偉いのか?北朝鮮の全体主義じゃないぞ。ただの水泳馬鹿といわれた平泳ぎカッパじゃないの?彼が寄付して、プールどこかに作ったら、それ北嶋プールでもいいけど、何を区長は考えてるの。あの国松長官狙撃の犯人逮捕できない南千住警察の隣ですよ。
 荒川区は助役が賄賂貰ったとかでもめていて、だったら区長などさっさと辞職でしょ。同じアナのムジナなんだから。メダルきちがいもここに極めりって感じだよ。馬鹿ですよ、ほんとに一億間抜け。北嶋が仮に将来事件でも起こしたら、北嶋プールはどうすんの?昔角栄に憧れて、息子に角栄って名つけて、それがロッキードで捕まったら、その本人大人になって、名前変えるって裁判起こしたよ。同じことだろ。名前付けるの普通は死んでからで、せめてお爺になってからで、20歳そこそこのガキの名つけてどうすんだ。それに実家の精肉店は、言っちゃなんだが、店員がくわえ煙草で肉売ってる店だぜ。品は良くねえなあ。役所馬鹿さ加減はいい加減にしてくれ。埼玉彩の国と駄洒落付けた馬鹿県知事は、賄賂で辞めたじゃねえか。娘が逮捕されて、桃子といったか、そのさらに駄洒落の桃湖って湖、埼玉にできてるよアホ。

8月15日(日)柔の金メダルその他
 五輪中継をガサガサやっています。谷亮子の金メダルは、かるく10億円くらいの価値になっているでしょう。これで夫婦でCMさらに増えますね。でもねえ、あのクラスの女子柔道は16人枠のトーナメントで、4連勝で優勝なのです。それに1,2回戦はどうせ変な国の弱っちい選手だから、実質1回勝てば3位、2回勝てば優勝みたいなものですよ。そんなの簡単すぎて、五輪にあらずといいたい。しかし何故か五輪であって、1億2千万人は大フィーバーなのです。そうそう今日車でもちと深水と話しいていたら、だったら決勝のフランス人など1億円あげれば、八百長で負けますよと。日本はメダルきちがいですから、五輪の懸賞金と人気度はすごいのです。柔道はなんだっけ、チビがデカを制するみたいな格言あって、無差別級1本だけで、いいんです。体重別にいくつもメダル用意していたら、金メダルの乱発過ぎます。高校柔道の団体戦などは、無差別級じゃないですか。ならサッカーでも平均身長170、180、190以上と、メダル3つ用意しろといいたくなる。谷はいいとこ取りし過ぎで、それほど優秀だとは思えない。

 昨日に続いて今日も赤坂ギャモン。その後ダンのお宅にいって、目の前で多摩川花火見ました。ホームパーティに20人くらい客がきてましたよね、大盛況。

8月14日(土)ナベツネ陥れられて退任
 巨人が桐生第一から明大の一場に200万円渡していたとして、急に退任になりました。良く分からないニュースです。でもそんなのおおよそ予測できるものですよ。
 ある会社にワンマン社長がいて、これがある日ナベツネのように横暴をすることになる。過去には、安い給料で社員を使って、社員を馬鹿呼ばわりする。若しくは、専務のような立場のものを、おおそうだエイベックスの社長のように、銀行から呼ばれたような者が役員について、しかもたたき上げの専務が、この社長を粗末に扱ったりする(エイベックスはそうではありませんが)。そういうときに、社員や専務が反乱、一揆を起こすことがあるのです。誰でも叩ば埃は出るものです。小は、町中で立小便をした。酒飲み運転をした。会社の金で自家用車のガソリンを入れたなど。大は、政治家に賄賂を渡した。女子中学生を呼んで、いやらしいことをしているなど。そういうことを垂れ込まれれば、やっぱり捕まるもんです。ナベツネは学生に200万円渡したとして、追われたわけですから。こういうのは、キャリアの間でも良くあって、出世の足を引っ張りあうわけで、通常「脇が甘い」といわれるわけです。通常は社員誰からも人望があれば、このような目には合わないわけですが、けっきょく、頑固なナベツネみたいのを追いやるのは、こういうスキャンダルが最も分かり易い。それが日本式のいやらしい経営方法だと言われるわけです。
 本来なら、野球のトップで読売のトップのスキャンダルなのですから、長嶋ジャパンなどは、さっさと試合放棄してアテネから撤退するべきなのです。でもそういう筋論は、日本式経営じゃないですから、そこまで追求しません。
 かわいそうなのは一場でしょうか。明大の監督も小遣いもらったこと知らないといってますが、あんなの通常は嘘です。高校野球ですから監督はベンツに乗っているのですから、大学野球あんどは、ロールスロイスに乗っているもんです。一場は小遣いくれたときに「こういうもの貰ったのですが」と通常は監督に相談するものです。まあ皆が金融通しあって、腹黒いことして、そのムジナたちが、誰か一人を嫌って、あのようなことするわけですよ。
 学生の逆指名など辞めて、フェアにするのが一番なのですが。

8月13日(金)西丸震哉執念の尾瀬・猫又川
 今月の岳人に載っているけど、尾瀬の猫又川の湿原(大白沢山南側)は、科学者で登山家の西丸の執念の山だったようですね。先日松崎先生に会った時にも、なんだかそんな話を教えてもらいましたが、夏などは水がなくなって、朝葉っぱにたまっている朝露を抄くって飲もうとするのだけれど、一回当たりの飲める量が少なくて、いい加減に嫌になってしまったとか、報告しているそうですよ。尾瀬の北側は今でも夏にはとんでもないやぶこぎ強いられる場所に、憧れた人というのは、誰もが同じような苦労の連続しています。彼はカッパや雪男や熊に何度も遭遇しているようだけど、この次私いったときには、変なのに遭遇しないといいと思うんですが。今年の3月にいったときは、実に素晴らしい場所でした。もう一回いってみたいものです。
 西丸はもう81歳ですが、まだまだ元気なようです。
 来月から東京新聞で連載が始まる村山さんも、昭和31年の最初の南極遠征の隊長ですよ。西丸と同じような人です。彼は松本高校出身で、当時前穂の岩壁を開拓した一人です。南極観測隊は今でもそうですが、元登山家連中を集めて組織しました。20年位前は村山さんは、市ヶ谷にお住まいでしたが、今でも健在だったのですね。連載が楽しみです。
 昨日はBGのアドミラルと、深夜にはアテネの男子サッカーがパラグアイに負けて、サッカーバブルの壮絶な思い込みも、南米の前に簡単に砕けています。むしろ女子の方が、成績いいんじゃないかなあ。

8月12日(木)原発の事故
 この夏は、真夏日の史上最高だったのに、電力不足とは全然言いません。多分それは、原子力発電が、だんだん充実してきたからなのです。いまどきもう8割までは原子力で、水力などはビビたるものになっています。いくら安全といっても、事故はありますよ。ましてにっくき関西電力のやっている原発ですから、そこに不手際があったら、大声で叫びたくはなります。でもねえ、いま富山とか金沢という都市は、史上空前の好景気らしいのです。全国に好景気は、名古屋と、鹿児島と富山だと聞きましたね。それも北陸の原子力発電の城下町だということを、抜きにしては語れないのでしょう。もっと効率のいい太陽光発電ができない限り、日本は原子力に頼らざるを得ませんよ、現状は。山をぶっ壊して無意味なダムつくるより、私はそれでも原子力に賛成していますが。

8月11日(水)PL学園の一回戦負け
 今日の高校野球は車の中で見てましたね。最近はテレビもラジオも車の中だけでしか見ませんねえ。自宅に戻ってから見るほどの番組はそう多くはない。
 何だか長嶋茂雄が言っていた事として、新聞に出ていたのは、8月は終戦イベントなどで、本来はとっても暗い月だというんです。で高校野球見ても、やっぱりほとんどの学校がどこかで必ず負けて、郷土を応援している人も、やっぱりほとんど負けを味わう8月になる。そういう暗い8月のノスタルジーやカタルシスを味わう上で、高校野球は人気があると。なるほどねえ。負けた学校は特攻隊みたいなもんですか。
 PL学園なんていう学校も、悪役なのです。いつも勝ってしまうから、どこかの人気学校と対戦するときには、負けてしまえと思う。昨日は最後まで冷や冷やしたけど、やっぱりPL負けました。何しろ東京は、対大阪戦で11連敗ですか。いい加減に勝ってもいいよねえ。だからといって、勝った日大は優勝できるかというとそうでもないけど、まあPLが負けたことで良しとしましょう。

8月10日(火)夏になると出てくる慎太郎の特攻賛美
 慎太郎が来年の敗戦60周年に特攻隊の映画を作るんだと。この人、右翼とはいわないけど、何だかなあと思いますよ。
 問題は、慎太郎のように、堂々と特攻隊賛美している文士に対して、ヒロヒトの戦争責任を、堂々とまた論陣張れる文化人がいないってことが、嘆かわしいわけですね。同じ堂々とものいうなら、戦争賛美の方が、実害少ないってことも嘆かわしいことですよ。
 慎太郎のその特攻賛美は、この文芸春秋に出てますが、まああの極端な戦時下で、特攻命令された若者の心情を描くというのは、文士のテーマとしてはいいことかもしれませんよ。でもそれって、リーダーがアホだったために、遭難死するメンバーの心情書くようなもので、意味はそれほどないわけです。だったら、リーダーの責任をとことん追及するのが筋じゃないんでしょうかねえ。というのであれば、明らかにヒロヒトの戦争責任と、その後の彼の戦争逃れをちゃんと書き記さなくちゃダメなんです。蟻の穴に入るように、狭いとこだけに目を向けた慎太郎の視野の狭さ感じますよ。しかも彼は8月15日には、靖国に、総理も天皇も参拝に来いといっている、相変わらず極端な奴だなあ。

8月9日(月)ドリンキングチューブの限界
 ハイキングの時にホースつきのドリンキングチューブがいいとされているのだが、実はこれだと冷たい水が飲めないという現象になる。ホースの容量が100cc。通常歩きながら飲む水の量がそれ以下で30cc程度。それだとホースですでに暖められてしまった水を飲むということになって、水筒部分の氷水が出てこない。
 やっぱり原始的になるけど、500ccボトルを氷らせて、ザックのサイドに保温のカバーして飲むしかない。
 

8月8日(日)尾張と三河の複雑
 今日まで名古屋に滞在したのですが、愛知県というのは有名なように、尾張と三河に別れているのです。車のナンバーにしても尾張小牧があって、三河がある。そんな江戸時代の名称を未だに堂々と使っているのは、全国でもここだけです。それに名古屋の人は、日本一の見栄っ張りで有名だし、娘を3人持っているとオヤジは財産を食いつぶしてしまうといわれます。何故でしょう。よ〜く分かりました。
 1500年から400年間は、愛知県人は、自分たちが全国を支配していたと思っているのです。その長さに比べれば、明治維新以降の100年のことなど、まだまだ子供っぽいと考えているわけです。というのも、信長も秀吉も尾張のサムライと足軽でした。特に秀吉が全国ほとんど支配したときには、その戦国時代のどこの大名でも、尾張の親戚筋がその地位についていたというわけです。特に信長が三河の今川義元を10分の1の兵力で破ったときには、尾張の知的な戦略は、永遠に日本を支配するだろうと思っていたのです。
 ところが、三河に家康という田舎者が誕生してしまいました。ところで尾張というのは名古屋のことで、三河というのは岡崎のことです。今ではトヨタ(豊田)も三河になります。
 で家康は秀吉の支配下をそのまま無血で受け継いで、ついに江戸に幕府を開くことになったわけです。でもこのときも、すぐ前の時代の尾張の人材が、全国いたるところにいたわけです。それで尾張は、三河の田舎ものがとんびに油揚げのように、江戸に幕府を開いたと思っているわけです。それが400年後の今でも尾を引いて、尾張と三河は仲が良くないのです。三河の従順な兵力は、ラブラドールみたいなものらしいです。尾張はシェパードというところでしょうか。
 それが最近では、名古屋の景気のよさというのは、大阪以上らしくて、もはや名古屋の人間は他県のことなどは、三河以下だと思っていて全然相手にしていません。例えば東京のキャバクラなどには、全国の女の子が集まっていますが、何故か絶対に名古屋の女性はいません。同じように、名古屋のキャバクラには、名古屋の女性だけがいて、遠くよその人はまずいないのです。閉鎖的というよりも、自給自足できているってことでしょうね。
 それと名古屋の町中には城跡もあって、名古屋は城下だったのですが、でもどうも、誰の城下だったのかは知られていません。有名な大名ではないのです。三河の家康が、外様大名に城を作らせて、それで尾張の財政赤字を狙ったためです。だから伊達とか武田とか上杉とか有名な大名の城ではなくて、あの大都市にあって???の城だったのです。尾張にとっては、三河の百姓のそういう嫌がらせも、秀吉亡き後には頭にきているのです。
 そういうことが名古屋で分かりました。

8月7日(土)第2回名古屋オープン 2004・8・7〜8

 名古屋のギャモンメンバーが昨年立ち上げたのが名古屋オープンでした。昨年に続いて私も参加して、今回はオープンに18人、ミディエイトに14人、ビギナーズに6人と、総勢38人の参加でした。

 オープンは、1回戦からの4人と、それ以外は2回戦からで、私も2回戦から。そこからのトーナメントだと4連勝で優勝になりますが、初日はベスト4まで。私久しぶりに運良くというか、2連勝して、ベスト4は確定しています。準決勝からは明日8日からですね。すでに賞金は確定していて、エントリフィーのバックは保証されました。問題はあと2連勝できるかどうか。今日は打ち上げのあとにさっさと寝て、明日に備えましょう。

8月6日(金)富山から名古屋へ流れ旅
 
東京以外の地方都市は全てといっていいけど、町中から山が見える。今日富山は曇りだけど、でも剣が見える。いや、北のほうへは僧ヶ岳から南は薬師岳までみえるらしい。毎日毎日剣岳ばっかり見ている人が1年に1回そこへ登るのと、全然見たこともないのに、いきなり剣に登る東京の人とでは、どう考えてもパワーが違うでしょう。「登ろう」という意識の溜めが違うってことです。私富山の町中から剣など見るのは初めてで「どうせ冬は雪で夏は曇り」ばかりだと思っていた富山市も決してそうでもなくて、やっぱり地元の利があるんじゃないかと思った次第。
 五箇山や白川の合掌造りを見て、この真夏だというのに、白川は客で大賑わいでしたね。世界遺産の威力というのは、大勢の客を集めるものです。それにしても繭から生糸をつむぐというのは、400年以上も続いていた歴史だったのですね。合掌造りの2階、3階はそのための部屋です。
 さらに南へ下って、ちょっと福井にいくと、九頭龍ダムがありますね。このダム実はもう機能していないのです。昔は観光地だったのでしょうが、団体客などもう全然こなくて、広い駐車場は誰も止まっていません。売店もシャッターが降りたまま。ダムサイトの展示室は不人気に付き、閉館になっています。石川達三が「金環食」という汚職テーマに芥川賞取ったのは、このダムじゃなかったかと思ったのですが。

 九図龍ダムにあった夢の吊橋、瀬戸内大橋のモデルらしいです。

 なるほど、そもそもここにダム作ることに無理があったのです。
 多分ここは、以前は湿地帯程度の山だったのです。そこに無理してダム作ったために、もうほとんど埋まっているんじゃないですか。一応一面に水がたまっていますが、水深はほんの数メートルですよ。すぐそこがもう沢の流れ込みになっています。昭和42年に設置となっていますが、わずかに40年持たずにダムの使命は終えてしまったのです。こういう古いダムを見るたびに、無意味なもの作ったなあと思うのです。多少は水がたまっていますから発電もしているのでしょうが、国土省の職員も元気ありません。こんななだらかな丘陵地帯にダムつくっても、すぐに埋まってしまうのです。
 白鳥からダムへ行く有料道路は、平湯峠越えの中部縦貫道と繋がるらしいのですが、いつになったら開通するのでしょう。来世紀?
 東海北陸道は、もう少しで繋がるような気配でしたが、しかし岐阜は、トンネルばっかりです。あんな地下鉄みたいなトンネル道路作っても、職業の運転手なら走るけど、マイカーは実に退屈な道だと思うのです。そのうちにトンネルに絵でも描いて、運転手の気晴らしをするのでしょうか。名古屋までいくのに、トンネルが多すぎて嫌になってしまいます。
 そして毎度文句を言いますが、あのSAのまずい飯は、もうどうにかならんものでしょうか。駅弁は過去に有名になり、いまは空弁の時代ですが、SAの弁当や飯が話題になったことは、これまでありません。トン汁にしてもレトルトだし、うどんが500円とは、田舎の女子高の文化祭の売店以下ですよ。あんなもの家畜が食う飯だと思います。とても人が食べるもんじゃない。道路公団もそこまで腐ってしまうものかと。
 高速が開通して、下の町はよく文句を言いませんねと思います。本来は、高速料金など途中下車しても同一にして、町があるたびにそこで降りてまた乗ってもいいように作って、そして下の町は飯屋などで高速客を誘致するってのが、本来の姿なのです。しかし高速客は檻の中のサルと同じように、一旦乗ったら、永遠にあのブタのえさSAの飯に付き合わなくてはいけない。こんなものが良くぞ政府の政策としての道路公団の商売として成り立っていると不思議でしょうがない。この先20年後に全国に高速網が敷かれても、全てトンネル道路ばかりで、ブタのえさしか販売してなくて、世界一下等な道路行政といわれるでしょう。いつも腹が立ってきます。
 本日は用事のために名古屋にきました。

8月5日(木)山で1泊して昼過ぎに下山。

8月4日(水)今週は夏休み。富山の毛勝山へGO

8月3日(火)熱病のアテネ、同じく高校野球、暗〜い終戦イベント
 8月は、毎年同じことが繰り返されますよ。アテネのメダルきちがい騒ぎはなんでしょう。野球など、最近は一切姿を見せない亡霊のような長嶋が「監督できない」と。あの人今でも本当に生きているの? せめてアテネいけないくらいは、自分でしゃべらないとダメですよ。皇室並みの人ですか。
 高校野球もピッチャーの連投で「肩が痛い」騒ぎは毎年のこと。終戦も何十年来同じこと繰り返しているだけ。8月のイベントは好きじゃないですよ。今週夏休みにつき、登山にいきましょう。

8月2日(月)フランスの夏山最高
 昨日の深夜にツールドフランスの総集編番組(フジ)ついに見つけて2時間全部みましたが、ヨーロッパの夏山の風景というのは、やっぱりいつ見ても羨ましい限りでした。このレースフランス全土一周のツーリングですからね。山のことになると、残念ながら日本はあまりヨーロッパに優先することがないのですが、昨日はちょっと気晴らし気分にはなりました。
 それにしても自転車は、3500キロ走って3週間で100時間以上もレースしているのに、1位と2位は6分しか違わないし、140人全員が確か1時間以内なんですが、トッププロのロードレースというのは、大して差がつかないもんですねえ。


 荒沢岳・中荒沢・西本城沢の上部。遭難があった前日7・31の様子。

  事故のあったのは湯之谷村の銀山平というところで、村役場から現場までは15キロも離れている遠いところで、しかも年間を通して定住している人はいないところですよ。奥只見ダムという大きなダムのダム尻になります。場所はダムサイトのある只見丸山スキー場と同じようなもので、冬は1月になると除雪の関係で閉鎖されて、3月下旬までは、誰もいない場所ですね。というのも、昭和30年代の奥只見ダムの建設で、平家の落人が住んで、銀を発見して栄えた山間の集落も、そのダム建設で人工的に閉鎖されてしまった村というわけです。どうも夏と秋だけ、釣りや登山の民宿関係者だけが上がってきて、できれば一儲けして冬には山を降りるという、何だか集落全体が夏営業だけの山小屋みたいにしているところでしたね。だからもう小学校なんていうものは、そこにはなくて、子供もいないんじゃないかなあ。子供は山を降りた下の村の学校にいっているんでしょう。
 そこの商売といっても長年ダムの釣り客だけだったのに、どうも2年前に大型のログハウスが10棟近くも建設されて、ちょうと今はそこに家族連れとか入っていて、1棟で1泊18000円と出ていましたが、それが私がいったときには、混雑していましたよ。同じように、村出資で日帰り温泉もできていて、ただそれも観光客が相手の商売です。たまたまですが、田中真紀子の選挙区でもあって、村も観光誘致したかったのでしょう。
 その割には、例によって私たちが夕方7時過ぎに風呂上がって「腹減った」「泊まるとこ決めてない」といっても、温泉管理人の村役場関係者のオヤジなどは、「そうなの、ハハハ」で済ませるわけですから、本気じゃないんですよ、こんなもの。
 さらに、ここには行き止まりの林道が集落から山のほうに何本も入っているのですが、そのどの入り口にも「山菜取り禁止」という物々しい標識とゲートがあって、目障りで見苦しい。どうも千年の歴史の田舎は、入山権利とやらを、元定住していた人が保有するという、奇妙な権利意識だけは、発達しているようなのです。
 知られているのは、100名山でも有名な平ヶ岳への利権的な登山方法でしょ。平ヶ岳は黒部源流のような穏やかな地形の最奥にある名峰ですが、とにかくルートがなくて難しい。山菜取りか山仕事の過去の遺物で、そこへの中ノ岐川には、今でも延々と12キロの林道が敷かれているのです。上高地から横尾のもっと先、一ノ俣くらいまでの距離です。ところがこれは例によって、一般車通行止め。でもこの林道を利用すると、実に平ヶ岳の直下まで車で入れて、そこからわずかに3時間で山頂に達することができるらしいのです。でそこへマイクロバスで入れる権利をもっているのが、ここで昔から定住していた一人の伝之助小屋のオヤジであって、「団体客が前日にその小屋で1泊することによって、無料?でマイクロ往復で客を運びます」ということで、100名山オヤジの大半は、この方法を利用して平ヶ岳に登っているのです。(鷹巣からのルートは、浩宮が登ったかなにかで整備されていますが、これは実に遠いのです)。個人客の場合には、その団体が貸しきっている日に、うまく便乗することらしいのですよ。でも前日に宿泊するのは、面倒だと、出発の朝4時に合流してマイクロ代を払えば良さそうに思うのですが、それは受け付けていません。つまり、マイクロは営業行為ではないという意味なのでしょう、多分。こういうのを利権商売といいます。南アルプスで嫌がらせしている、東海フォレストに似ています。ハイキング地図にも、なぜかその林道からの登山を禁止しています。どうも途中の沢横断に「籠渡し」という空中ケーブル方式を採用しているようで、これは係員がいないとできませんからねえ。かりに12キロを歩いて入山したとしても、登山道を登りきれないというわけです。車でもその林道は片道1時間とありますよ。
 何でこんなこと書いたのかというと、昨日の朝日新聞の雪渓事故に地元ガイド66歳、(そんなものがいるのか?)のコメントに「良く雪渓に潜ったり、登ったりしている人がいますよ」というのん気なコメントが出ていたからです。ということは、見ても放ったらかしにしていたのかと。
 同じように、どの林道にも「山菜取り禁止」と物々しいのに、その雪渓へいく林道だけには、そんなこと書いてないのです。それは、雪渓を観光施設として、村ではある程度の認識して現地の目玉商品にしていたと思われるのです。だとすれば、雪渓の怖さなど知らないカメラオヤジがそこに潜っていくことは十分に考えられます。村公認の雪渓潜りだったのではないのかと、私には思える。しかもそこには遊歩道があるという。本来なら「絶対に潜り・登り禁止」とこういうときこそ、物々しい標識で警告するべきなのです。だって雪渓切り崩しにチェーンソーだもんなあ。あるいはその66歳という地元古老のガイドにしても、そういう連中を厳しく注意するべきだったのです。いや、古老といっても今では定住しているわけではないのですから、雪渓の本当の怖さなど知らなかったのかもしれないとさえ、思うのです。ならば、事故の責任は村にも問えるものだとは、いえないだろうか。
 前日私は尾根の登山道から事故現地らしい場所を見下ろしてはいたのですが、林道とはいっても、車道に駐車することに、実にうるさいこの集落が、その雪渓の林道終点には、何台かの車が車道の端に駐車していたのが、見えました。村は、あの事故のような光景を黙認していたのです。いや村といっても、実質は小屋のオヤジ連中に普段の運営は任されていたのでしょうが、なにやら利権集落の、安易な日銭稼ぎが目にちらついてたまりません。
 そういう意味で、シロウトさんを誘致して、けっこう危険なことまで黙認しているのは、何だか納得いきませんねえ。亡くなった3人は本当に気の毒な気がしますよ。
 山で何が怖いのかといえば、人為的なものですよ。村公認で雪渓観光が可能だといっていたとすれば、「本当は危ないのに、安全なのか」と、私でも現地いっていたら、あんなことしていたかもしれない。そう思うと、怖いです。ジェットコースターの事故やロープウェーの事故は、設置したものへの責任問えますが、なんだか同じようなもののような気がしてならないなあ。
 本来なら、どんな営業施設でもそれが不要にに雪崩れたり、事故にあったりすることも含めて、危険を察知して個人責任で処理しなければならないはずなのだろうが、誰しもスーパーマンじゃないんだから、そんな完璧なことありえないしねえ。
 私が人生で初めて登った山で、その翌日に3人がそこで亡くなって、ご冥福お祈りすると共に、登山は常に危険が潜んでいるという再認識を、私も、現地ののん気な人間たちも、自覚するべきです。

8月1日(日)昨日の山で遭難?
 昨日登った山の登山道にすぐ東側の谷が、4人が生き埋めになったという西本城沢。確かに雪渓たくさんあるなあとは、気になっていたのですが。しかもこの両日はふもとの銀山平では、残雪祭りみたいことやっていて、春に残しておいた雪を公開して、夏休み子供たち遊ばせていたんでしょう。そこに事故とは人騒がせな。不明の3人どうなんでしょうか。写真おじさんの4人組だそうですが。 

7月31日(土)新潟県の荒沢岳1968m登山。晴れで日焼け。Goodハイキング。

7月30日(金)30年他人を化かし続ける女たち
 仁科亜季子の場合。大体この亜季子なんていう名前は、後になってから付けた名前だし、どうせ宗教絡みだし、書けないし、もともとの明子で十分じゃないかと思ってます。30年前の同級生が、「仁科明子大好き」だといってました。当時20歳ですね。今50オーバー。踊りの師匠さんの娘で、血筋良し、20歳代で父親世代の松方弘樹と駆け落ちして、なんとなく魅力的だったのですが、その離婚、今回の不倫で、色白美人といわれて、化け猫の皮被っていたのが、30年立ってようやく剥げてきたということですか。ああいう女にだまされ易いのです。本性は性悪ですか。
 二子山親方の憲子さんも、元女優で、あの大部屋仕切っていたいい女将さんのイメージあったのに、実際はなんだったんでしょう。昔からいい女は猫の皮被っているといわれますが、注意しましょう。仁科明子の伝説も地に落ちてしまいました。ところで彼女の一男一女はひどいものです。特に男の子は三田佳子の大ワル息子と同程度ですね。そういえば、三田も40年に渡って、ファンを化かし続けた女優でしたか、はい。

7月29日(木)団地の駐車場のペンキ塗りなおし完了
 住んでいる団地の機械式駐車場のペンキ塗り直しがあって、一ヶ月くらい他のところに止めさせられていましたよ。団地の自治会が10年に一回くらいやるらしいのですが。私4年くらいこれ利用してます。機械式は当初は面倒くさいと思っていましたが、使ってみるとそれほどでもなくて。
 最近は一般の空き地の駐車場だと車荒らしがあるようで、ちょっと前にも「オーディオが盗まれた」という人がいましたよ。窓ガラス割られて車内荒らされてね。その点機械式というのは、ちょっとした柵があって、悪い人が入りにくいみたいでいいです。
 しかもこの3段式の2段目というのは、ちょうど道と同じ高さにあって、ゲートが開くだけの10秒待ちだけだから、うっとうしくもないし。上に上段の鉄板があるから、いまどきは直射も当たらなくていいし、雨も避けてくれますよ。
 一般的には、前向き駐車が原則になっているんですが、あれっていくら慣れようとしても難しい。それにトランクから何が取り出そうとするときに、向こう側になって面倒くさいというわけで、30台も駐車している中で、私だけ後ろ向き駐車。でも出入り口がちょっと広くなっているために、前向きでそのまま突っ込んでいっても、出るときにそれほど不便じゃないですね。
 そうそうデニーズとかに止まるときに、外人は皆前向き駐車なんですよ。あれって未だに外人は運転がヘタで、バックで駐車できないって本当ですか。出るときに狭いとこバックして、苦労するのにねえ。目先の利益しか考えられないのが外人というわけで、この話になると、いつも「だから、外人はいつまでたってもとろい」ということになるのです。私デニーズに止めるときには、ちゃんとバックして前向きに止めますよ。なのに、たまに役所などで植え込みが向こうに会って、「後ろ向き駐車してください」とあるのがあるわけです。排ガスが植木に当たるのが枯れてしまうと。だったらそんなとこに植木植えるのよしてください、少女趣味なんです。常に車は出し入れし易い方がいいのです。山道に止めるときも、一旦切り返して、下向きに止めること多いですよ。そのほうが帰りに楽だしね。冬は駐車中に積雪あって、切り替えしできにくい場合もあるしねえ。

7月28日(水)70年代安保の遠い過去 「あの人は今?」が嫌われる理由
 オウムの容疑者釈放も、国松の実行犯が特定できないという理由ですが、しかしオウムの犯行はほとんど立証できる。ならば、実行犯が特定できなくても裁けるというように、刑法を改正するのが必然です。猿のジェンキンズだけは、司法取引という格好いい処理方法なのに、明治に制定された刑法、訴訟法はぬるくていけません。こんなんじゃ、ロシアで人が殺されても、実行犯の特定など絶対にできない。同じように曽我を誘拐したのも、金日成だということは分かっても、実行犯が特定されないことにはどうにもならんのですか。実行犯など、ただのオウムの兵隊の一人で、いまだに殺人事件でそんなこと争ってばかりいる裁判制度は、もう後進国の遺物です。
 なことより、お盆の頃になると、マスコミは暇になって「あの人はいま?」をよくやります。しかし、最近はその企画がつまらない。というのも、この人、麻田奈美さんの、今など絶対に私も知りたくはないのです。このポスターがヒットしたのは1972年。
 

書籍の画像

 時代は70年安保の後遺症でした。60年の安保は、東大の女子学生がデモで圧死してしまったと話題になったそうですが、また私の恩師の一人に毎日の故内藤さんなども、それ取り上げていましたが、しかし昭和35年というのは、テレビが普及していなかったことが最大の理由で、この安保はいまいち全国的には共感されていません。また昭和35年に活動家20歳だとしても、今では60歳オーバー。もうおじいさんです。
 で70年の安保というのは、東大の医学部から火が付いて、安田講堂を半年も占拠していました。「泣いてくれるなおっかさん、背中のナントカ笑ってる」でしたっけ、不肖の息子も好きで全共闘やってるんじゃないということでした。で、その連鎖反応が高校生にも及んで、母校でも2年ほど先輩は「学ランの自由化」とかいって、ついに県立高校を私服にしました。けれど、それに何の意味があったのでしょう。大学の授業がないことをいいことに、このときに急速に業績をあげたのは、日刊アルバイトニュースでした。まともな学生は、この暇なときにアルバイトに精出していたのです。
 で、冷静になってみると、あの安保は何の意味もなかったと。私の世代がそれです。反体制とは、それを叫ぶことが目的である反体制で、そこにポリシーはない。ただなんとなく、親からの自立、学園からの自立。育った村からの自立だったのです。上層部は北朝鮮支持していたような連中でしたが。
 それでその頃に大人気だった、麻田のヌードが、その白けた世代を癒したのです。これまで、これほど人気のあった空前絶後のポスターは国内に存在しません。同じように、「そんなものにかぶれるな」という反対勢力も、恐ろしいものでした。女性の自立、脱ぐことはフェミニズムだと、安保は何故かヌードとイコールになっったものです。
 で、そうした自分のしょんべん臭い過去を顧みると、この麻田奈美がいま何をしているのかなど、もう50歳だし、全然知りたくないのです。どうせ子育て終わった母ちゃんに過ぎない。麻田の魅力はあの時だけで、それ以降はもうどうでもいい。同じように自分の青春も、あの時が最大で、じゃあのときに戻りたいかといえばそうでもない。
 だから「あの人は今」の企画など、実は知りなくないことなのです。思い出は現在になると検証せずに、当時のまま自分の記憶の中に保存しておくというわけです。
 それにしても、このときの麻田は、とんでもなくいい女でした。まさに時代と添い寝していたポスターになります。
 学生時代にマルクスに憧れていたのは、「大馬鹿」だという説があります。自覚。しかし、大人になっても志位のように、まだ憧れているのは「もっと馬鹿」なのも、その通り。さらに、当時も今も全然関心がなくて「マルクスって何?」というのは、「本当の馬鹿」だということになります。

7月27日(火)ハレンチ学園は70年のテレビ東京の俗悪最大ヒット番組でした
 この数週のブツブツ生活に疲れて、だって高速の正面衝突など、高速であんな対面通行など、高速に人間歩かせるようなもんで、のん気なことホントにやってます。対面は70キロ制限だとしても、鉛筆みたいなコーンだけで仕切っているでしょ。アメリカは一般道でも背丈以上のコンクリで絶対対向車線に飛び出ないようになってます。凶器にホントにのん気で嫌になる。

 ということよりも、ハレンチ学園は十兵衛が児島みゆきで1970年のテレビ東京の今でも歴代最大ヒットで、実はあんなスカートめくりなど、全然ハレンチでもなんでもなくて、橋本龍が一億円ポケットに入れるほうがずっとハレンチなんですよ。
 当時中学生ですよ、わたし。ああいう健康的なお色気は今でも大好きで。その頃の同級生にみゆきと同じキャラの子がいて、どうもその子を好きになると、教職員は「あの子はだめ」と言って、それも俗悪番組のヒロインと同じキャラもっているからでね。でも得てして教員も実はそういう子が大好きで、わかっちゃいるけど、お勧めできないってことだったみたいですよ。
 のどかな時代でしたか。スカートめくったり、オッパイ触って、キャーだけですからねえ。「減るもんじゃない」というと、セクハラに該当しますが、でも相手もキャーって喜ぶ場合には、セクハラなりません。選択は先方の女性の自由意志だったね。今でも学園ドラマがいくらでもあるんですが、オバサン連中と子供は、そういう番組好きです。でも学園物でハレンチ学園抜けるものいまだにありません。愛と誠も学園物だったし、今のアホウォーターボーイズもそうで、そう川越高校の学園祭は9月すぐの日曜にあって、ちょっと前は定員900人のシンクロに1万人並んで、二日間で11回公演したという、何だそれ?テレビでやってました。

7月26日(月)診療所はおかしい、あれで客がいくのか?
 夏風邪ひいたようす。エアコン付けっぱなしで裸で寝たからでしょうか。で深入りする前に近くの診療所にいきました。でも患者数人だけなのに、30分以上も待つ。「○○さあん、胆石は今度うちの病院にきて、とりましょう」。今日の医者はアルバイトですか?「○○さあん、850円で〜す」。「○○としおさ〜ん、えっ(ずっこけ)」この人オカマでした。しかも医者無精ひげ三日分生やしているし、「ここは、抗生剤何だしてんの〜」。といったあとに、「ちょと調べるね」と、薬の事典見てます。しかも看護婦は、粉薬を袋詰めするのに、機械音がガッチャン、ガッチャンと、待合室までうるさい。頭にガンガン響く。
 こんな大部屋、野戦病院じゃないですか。こんなもんで、診療所いいの?もう最近は、どこいっても、アルバイト店員医者みたいのが多くて、いやなのです。デフレは人材不足ですか。優秀な人材は高くて、一般の町中にはいないんでしょうか。私どうせ抗生物質三日分もらえばいいだけなのに、そんなのマツモトキヨシで売ってくれたら簡単なのに。

7月25日(日)真夏のひょうと落雷
 けっきょく今週末は仕事の残りなどと、真夏の暑さ考えると、出かけるのも憂鬱になりましたね。真夏の雷、夕立、落雷がどこにもあったようです。千畳敷の駒ケ岳ロープウェーは、落雷で故障して、夜中まで客は取り残されたようです。去年そこに初めていって、随分昔に設置されたのに、ずっと放置されたようなひどい営業形態で呆れれたものでしたね。あれも一つの恵まれた利権商売で、殿様営業しているんです。あのロープウェーができて、中央アルプスが馴染みの山になったかといえば、評判落としただけで、最近では中央アルプスと聞いただけで、全然行く気がしませんよ。施設の運用が間違っています。新穂高ロープウェーもスキー場を閉鎖して、ただの観光施設の残骸と化していて、せっかく作ったものの運用が実にへたですよ。だから自然破壊だと目の敵にされるわけですね。せめて谷川岳や黒部アルペンルート程度の、ちょっとは登山にも役に立つような営業にして欲しいとおもうんですが、無理ですか。

7月24日(土)裁判その2 甲第一号証とは
 昨日裁判所から電話が来て、9月に開廷するって予定だそうですよ。それで訴状に要求していることについて、証拠もってきてくれ、もしくは証人と一緒にきてくれと。おお、簡易裁判とはいえ、本格的な裁判っぽいですねえ。甲とは原告の私のことで、その最初の証拠が、すでに出している「事故証明」で、これが第一号の証拠ということで、証なんだと。続いて期日までにいろいろ用意しろということですよん。さてねえ、証拠集め、作成など、ぼちぼちやっていきますか。でも証拠が重要なのではなくて、私自身の主張「原告側主張」が重要だと思っているのに、裁判は紙に書いてある証拠第一主義なんですかね。なんだか・・・

7月23日(金)助かって分かったけど、酔払い運転みたいな4人組、一人死亡
 少なくともパーティのうち1人が死んだというのに、リーダー格みたいな男が「判断間違っていなかった」というのは、只見はヒマラヤと勘違いでもしていたんか?
 死んだ人は浮かばれませんよ。それに夜の9時に土砂崩れが起きて、誰も懐中電灯もっていなかったんでしょうか。なんで、そのときに助けなかったんでしょう。「二重遭難がある」とでも、どっかの冬山と勘違いしてましたか?「翌日見てみたら、冷たくなっていた」など、見殺しです。こんなもの登山のパーティじゃありませんね。ガラクタ寄せ集め。
 それに「この辺の山には慣れている」とは、冒涜。只見の木こりがいうなら分かりますが、普段はただの東京のトラック運転手でしょ。只見の山どこまでしっていますか?それに過去にもここで鉄砲水に装備流されたという経験があるそうじゃないですか。そういうのって、死に損ない登山者っていうんです。
「判断誤っていない」というのは、土砂崩れで一人死亡も、受け入れる自然災害というんでしょうか。そんな程度、全然天災じゃないし、自然災害でもない。だいたい雨天のときに、増水した水がテントの1mまで迫ってきたなど、テントはる場所として少なくとも不適切。普通増水しているときに、そんな水線に近いとこは、落ちたら流されると怖くてテント張れませんよ。明らかに行動のどこかがおかしい。そんな場所避けるだけでも、結果的に土砂崩れは避けられたわけですよ。それにそれ以降、計画通りの山行したとも思えず、一人死んであとはビビって下山だけでしょ。それでも判断ミスなくて、不可抗力ですか。こんなもの登山じゃありません。酔っ払いが大丈夫だと、運転して、突っ込み事故やっただけのことです。アホらし。一人死んでただ強気のハイ状態になっているだけななんじゃ、ないですか?
 この週末に梅雨明けした上信越に行くにしても、「沢はまだ増水しているのかなあ」と臆病になっているくらいですよ、私は。あんなリーダーに引っ張られて犬死した、一人が気の毒でしょうがありません。土砂に埋まって一晩で死んだというのは、窒息死ですか、水死ですか。冬の遭難でもあるまいしねえ。

7月22日(木)座間の米軍ジェット戦闘機
 
ここ数日神奈川県の座間に用事があったのだが、あそこは米軍の座間基地もあったりして、ジェット戦闘機とか輸送機が、実に低空で飛んでいるのです。「おお、すげえ」と私は驚いて見上げたりしているんですが、地元ではもう慣れっこになっていて、全然驚かない。しかも、JRの通勤電車のように、多いときには5分おきに飛んでいるんですよ。それに地元のオバサンでも、専門用語の「タッチ・アンド・ゴー」なんて言葉もしっているんです。騒音がうるさいというのは、このタッチアンドゴーが最悪で、着陸してきた戦闘機が、滑走路にわずかにタッチしただけで、そのまま離陸していくという訓練なんですよ。それが社会問題になっているせいか、こうした軍事訓練の専門用語までしっているというのが、また恐ろしいことですよ。
 男の子なら、本当は、米軍の戦闘機など、ナマ戦闘機を間近で見られるんですから、こんなに興奮することは無いとも思うんですが、しかし何故かここでは、戦闘機お宅の子供は育ちません。というのも、例のアホ平和教育で、軍隊は悪いと教えているんでしょうか。私ここで育った子供だったら、上空200mに戦闘機が飛んでいるなんて、こんなにエキサイティングなことはないと思うんですがね。ひ弱な座間の男の子は、JRのチンチン電車がいいと、去勢された骨抜き男に育っています。

7月21日(水)田子倉ダム不明4人、土砂崩れとは気の毒に
 夏に豪雨があったとしても、山で土砂崩れとは珍しい。人為的に開発されたところじゃないわけですから、普通は土砂崩れは起きないと思っていましたが。会津朝日岳という渋い山に登る計画だったのに、遭難者は残念です。それにしても、まだ梅雨の明けない上信越、東北に、最初から日程ありきだと、豪雨の中に行ってしまいますよねえ。天候が悪いと、いくら技術があっても、山では手も足も出ません。

7月20日(火)それでも断然平和でのどか
 昨日夕方、郊外にでかけてセルフのガソリンスタンドに久しぶりに寄ったんだけど。セルフは、アメリカでほとんど普及していて、20年前にも、大半がセルフでしたよ。でも日本のセルフは、無防備すぎます。勝手に車つけて、そのまま給油できます。その後支払うのですが「こんなんじゃ、ガソリン入れて乗り逃げする車あるでしょう?」と聞くと、「たまにあります」。こんなんでいいのか?
 アメリカは、先ずクレジットカード相手に渡します。もしくは都会だと、キャッシュを渡します。それで給油してから清算。通常そうだよねえ。でも日本でそんなことしているスタンドないです。あんなもの、昔のように過激派がタンクに給油してしまうし、入れ逃げしない方がおかしいって感じ。平和なんです。
 ラジオのニッポン放送の「うえちゃん」というDJは東京では人気があるんですが、それでも間もなく結婚するというカップルに、「披露宴の着席順で、まず夫婦はもめますよ」といいますね。彼も結婚したの最近なんですが。でも、こんなこと20年立っても、30年立っても、何も変わっちゃいないんですね。世界標準で立食が相場だというのに、日本ではいまだにホテルに騙されて着席披露宴やってます。大赤字でなお継続。そんな時代じゃないのに、こういうのが少子化の原因でもあるのに、緩和というか、自主的な自由化されませんねえ。見栄っ張り。
 東京で今日は史上最高の気温39,5度でしたか? ヒートアイランドなのか、緑の減少なのか、夏暑ければ、冬寒いことに期待しましょう。でもこのくらいの暑さは、世界にはどこでもあるもんですが。
 

7月19日(月)北朝鮮猿芝居
 猿芝居とか紙芝居は皆大好きです。水戸黄門と同じですから。半年の予定でいったジャカルタから1週間で帰ってきて、だったら最初から日本に来ればよかったのに、一応猿の芝居だから(そうだ、ジェンキンスは猿に良く似ている)わざわざ、顔見せ興行にジャカルタにいって、そこから緊急避難だといって、関西学院のワンゲルは、世間に非難囂々の救助要請だったけど、日本政府は札びらで北朝鮮の顔ひっぱたくし、銭もっているから、それに人気もあるし、JALを1円で要請して、日本に戻りました。あんなもの、通常なら簡単に遭難死してます。
 猿は、どうせ寿命が切れた北朝鮮人なのに、日本にくると医療体制が整っているから、寿命も15年延びるために、それで延命措置。自力で歩けるのに、わざと杖ついて、それに猿娘二人は、いきなり日本国籍取得するという八百長しているし、これでアメリカがこの事件に関わっていなければ、いったいなんの猿芝居。こらしめとして、脱走兵なんだから横田に1ヶ月くらいは隔離されてくださいよ、せめて。
 猿の芝居というのは、中学生レベルの演劇部だから、大人はアホらしくて、まともに鑑賞しません。というのは、小泉内閣も、アホらしくてまともに大人は認めていないということで、あんなものなくてもいいということになります。低レベルの官僚だけで十分。やっぱりこの国は勤勉な庶民の力で持っているということです。議会はなくても大丈夫だということ。
 猿と崩れた天地真理見せられるのも、いい加減に気持ち悪くなってきました。北朝鮮で20年苦しい思いしてきたからと、いきなりSMの女王になっていい道理はありません。デリカシーのない人間は、どこまでいっても、不動産屋の女社長みたいで嫌いです。親戚の子供に、プレイステーション買ってあげたおじさんが、そのこと一生見せびらかして、子供を言うこと効かせるみたいで、馬鹿の標本みたいです。そんなものとはさっさと縁を切りたい。でも相手がヤクザ(日本政府)だと、縁切りもできないという蟻地獄。
 上信越の梅雨明けはあと1週間待ちましょう。だって普通は7月の下旬が梅雨明けですから。梅雨ってのは、6月のことじゃなくて、7月ですよ。
 まだまだ夏のシーズンは4週間あります。慌てないでゆっくり。夏の太平洋高気圧に全国覆われてから、楽しい夏山いきましょうね。「ええ、そうします」

7月18日(日)ハイキング・谷川岳
 上信越はまだ梅雨明けしていません。じゃなきゃ新潟や福井であんなに大雨ふりますか。山の曇ってガスの中。

7月17日(土)うー暑っちい。うー新潟、長野はまだ梅雨だ
 山方面は雨につき、出かけられません。新潟で降ってますねえ。降り始めから400ミリ越えましたか?素晴らしい。
 曽我ひとみ、お前はなんでジャカルタから帰ってくるのにチャーター機なんだ。その辺の普通のファーストクラスで十分じゃないの。これJALとANAが政府にチャーター代1円で申告したんだと。そうですか、分かりました。
 航空会社が、曽我を広告塔だと思ったわけですよ。1円でチャーターできると。ならば、曽我のバストのサイズでも週刊新潮は教えてください。「曽我はタレントだから、そのくらいのことしても平気だと」
 同じように、今度だれかJALの飛行機代踏み倒してください。チャーターで1円で飛ばせるならば、成田からアメリカまで1銭払うだけで、十分ですよと。
 こういうことが、日本人がまったくフェアーじゃないことになるのです。どちらも裁判しましょう、きっと勝てますね。国民誰もが自分の権利を主張しましょう。小泉政府の馬鹿さ加減に飼いならされているヒツジ行為はやめましょう。せめて福沢の天は人の上に人を作らず。公正取引委員会は、1円を独禁法違反で摘発できませんか?御用委員会だから、だめですか?

7月16日(金)ボビーフィッシャーの日本滞在
 ボビーフィッシャーは、世界的なチェスプレーヤーです。映画にもなった。世界的な知名度は、長嶋茂雄の10倍、ジョンレノンといい勝負。21世紀の100人という本にも掲載されていた人です。3年位前に日本滞在の噂聞いていて、ギャモンも下平も同じようなこといっていて、それが何と成田で捕まって、やっぱり日本の隠れ家にいたんだあと、思いました。92年にユーゴでロシア人との世界戦やって勝って、それが経済制裁の国での経済活動?いまさらアメリカも間抜けなこというなよ。ジェンキンズの司法取引より1億倍こっちの方に意味ありますよ。ボビーこそ、訴追免れる権利ありますよ。それに今のユーゴはとっくに民主化されているじゃないですか。世界のチェス連盟相手に戦って、不戦敗の後に、再選で勝ったなど、素晴らしいこと。300万ドルの賞金というのは、チェスファンは、国に東西を問わずに、強いもののスポンサーになるという、これこそスイス銀行みたいな中立な考え方ですよ。日本という国は、追われている人にとっては、隠れ易いんだと再認識。
 さて簡易裁判での提訴やってきました。事件番号もちゃんと、決められて、1週後くらいから裁判準備始まるそうです。ところで、最近の簡易裁判所は「特定調停」ってのが、大流行でしたよ。サラ金に追われた姉ちゃんが「一度に払えない」と泣いて、上手に分割する調停らしいです。裁判所も不景気につき、こういう今風裁判を安く扱って、商売やっています。それにしても、コピーを30枚もとったのですが、地下の売店などは、いまだに1枚30円のコピーやっていて、こんなの役所との癒着業者です。それにコーヒー100円で売っていて、勘定は110.「うちは外税ですから」と。それ辞めろとつい最近国会で決まったんじゃないの。内税で定価は表記しろと。それ言うと、「ふん」と、売店ばああヘソ曲げ。これが霞ヶ関の裁判所の地下での商売ですよ。役所との癒着というのは、こんなにもひでえもんですよ、裁判所でも。
 今でも運転免許の更新とかいくと、近くに代書屋があって、なんだか自分でできるのに勝手にやって、手数料1500円とかぼろい事やってます。通常の裁判の代書が弁護士ですが、簡易だと、裁判所内で、これ無料でやっているんです。小額裁判で、連中が無料でサービスするようになったという点では、ほんのちょっとの進歩でしょうね。
 さてどれだけ期待できる裁判か、まあ期待の程度も知れているようなきもしますが。そんなことより被告K運送、隠れないでちゃんと出てこいよ!!!私は怒ってんだ。
 明日から海の日連休で、お出かけします。二日間のお休み。

7月15日(木)新車ボロボロの件、ついに訴訟へ
 私の新車、三日目でガリガリの擦り傷。あの件でついに私怒って、裁判起こす。といっても最近流行っている「簡易裁判」で、これ60万円までの民事簡単に起こせるのです。で、会社でその経験者がいて、聞くと同時間に4件始まって、さらに15分後に4件とか、1件数分で片付けるときいて、不安増し増し。
 相手、新車三日目でも修理して直せばそれでOK。私、それだけでは納得できない。さて、私に勝ち目あるでしょうか。いいえ、「ある」からやるのです。まあいい経験。これにて、日本の将来の司法制度の改革についても、どう信用できるのか確かめてきましょう。明日提訴。開廷は多分早くて、一ヵ月後。というのも、警察の事故証明届いたのが本日につき、さっそく、明日からということ。乞うご期待、負けたらむかつき。
 そだ、鈴木宗男も500万の収賄2件だけで、4年の求刑を検察やりましたね。あれって、馬鹿にされた検察の意地ですか? そんなことより、橋本竜太郎の1億裏金がずっとわるい。あの偽者登山家こそ、地に落ちろと思っているのですよ。私も竜太郎には、因縁有。

7月14日(水)嘘つき白骨温泉を視察したやっちゃン知事
 白骨が入浴剤入れていて、嘘つき温泉だったのだが、さっそく辻元応援していた田中知事が視察したよね。この田中とか石原のいいところというのは、問題あったとこに、けっこう腰が軽くてすぐに視察行くとこですよ。いつでも冷房の部屋でぬくぬくしている知事が多いことに比べれば共感できますよ。
 どうせ温泉というのは、自然の遺産をのうのうと垂れ流ししているのだから、いつかは枯れてしまうのは目に見えています。問題は不正はよくないということでしょう。
 日本の女はアホですから、男に求める条件はいつも優しさだとか経済力だとかいっていますが、実はアメリカなどでは、フェアーなことというのが、何事も第一の条件になっているのです。だから汚職は許せないが、日本は汚職も許してしまいます。誰にも機会は平等に与えるというピューリタン精神に基づいていますよ。日本は裏社会だし。
 それで白骨は、どうせ湯がだんだん薄くなっているんだから、そのままだとこれは人気がなくなる。「入湯剤を少し使用しています」と堂々と書き出して、それ実行していればいいんです。そのうちにあまりにそれが濃くなりすぎたら、県が全体の何パーセントまでならOKとか決めて、それ実行していればいいんですよ。
 大体白骨と県は、去年ここで道がなだれましたけど、あの時ももめました。県道は冬は閉鎖されているのに、白骨は自力で林道を除雪して通年営業にしています。どいなか山の中の雪崩れ殺到地区の除雪ですよ。いえそれだけあそこは田舎にホテル林立しているドル箱温泉なのです。だからねえ、騙しても不正したかったのでしょうが、今後はだめですよ。そうだ、これ不正暴いたのは週刊ポストですからね。
 頑張っても源泉枯れたらしょうがないわけで、まあそういうときには、ごまかしなくして、正直に入浴剤の使用を告白しましょう。でも客は減らないと思いますよ。

7月13日(火)20年前に住友ビル登って逮捕された男
 その男は、改心してなお、山やっているようです。最近3人でインドネシアの山1年登ってきて、さっきラジオでそのパーティの一人の女性が、これが女優らしいんですが、ああ女2、男1のパーティのようで、その報告してました。
 当時アホクライマーにビルダリングが流行っていて、で私もアホ行為だとは知りながらも、住友三角ビルあれって、40階建てくらいですよ、副都心の高層ビルね、登れるってすっげえとか思っていた頃ですが、ああいう間抜けもそのうちに反省してなお、登山やっていたんですねえ。いろんなのがいると思いましたよ。
 インドネシアは4000mの登頂だったようです。そうそうその三角ビルも彼のアホ行為のおかげで、簡単に取り付けないように、下部には鉄板をスラブのように、張り巡らせたらしいです。

7月12日(月)実に平凡な選挙終わったねえ
 受かるか落ちるかって、賭け事みたいでちょっと面白かったです。良かったことは
1、青島幸男の落選
 だよなあ、あんなもの。アイツの口癖は「○○のこと、死ぬまでやりますよ」。ということは、本人10回は死んでいるはずなのに、意地悪ばあは、まだ生きている。憎まれっ子世にはばかる。
2、荻原当選。まあ彼が議員やっても、何が変わるってわけじゃないけど、ちょっと軽率でユニークなキャラだからね。
3、竹中平蔵トップ。彼の言ってることは良し悪しあるけど、まあ50歳代で、いいたいこと言って、何にもしない連中が多い中では、同じこと何度も質問されても、面倒臭がらずに、よくまあ、ちゃんと答えていますよ。学校の先生だからね。
4、よくぞ、56%の投票率
 もしかして投票率が20%を切ったりしたら、面白かったと思ったけど、でも半数以上は、参議院にも関心あるんだ、いいのか、悪いのかわからんが。参議院はなくてもいいという説も大いにあるが。
5、女子プロ神取落選。
 あんなもの当選したら、お笑いです。しかし、ああいうのを推薦した自民党は、責任感じて欲しいですよ。有名人なら、誰でもいいという、そういう頭数揃える発想が、下品でしょうがない。
6、社民の福島当選。
 あの人、恐持て人権派弁護士かと思っていましたが、ただのおしゃべりオバサンだということを、最近知ったのです。おしゃべりオバサンは、たくさんいた方がおもしろい。
7、民主躍進。
 けっきょくさあ、民主も元は自民で、つまり革新政党というか、社会主義政党はなくなったということですよ。世の中貧しくて、食えない国に社会主義政党があって、日本にそれなくなったということは、誰もが豊に裕福ということです。いまどきマルクスといっても「何だそれ?」
8、小泉続投。
 他に適任いないもんなあ。それに貧乏議員だから、賄賂には縁遠いだろうし。あと2年と自分で宣言しているから、それまでやれば。私民主がいまいち信じられないのは「高速道路の無料化」ですよ。そんなことしたら、大混雑目に見えていて、収拾つかなくなる。アメリカのフリーウェーじゃないんだから。

 悪かったこと。
1、鈴木宗男やっぱりダメか。
 400万円の賄賂もらったという容疑は、辛いですね。誰でもやっていることだけど、選挙はイメージの世界ですからねえ。
2、万歳ばっかりやるなよ。
 万歳って、やっぱり戦時中の「天皇陛下万歳」のイメージがあって、大政翼賛会の臭いがするもんですよ。新婚旅行に出かける夫婦に、万歳も、一生懸命子作りやれよってことですか。おお、少子化で子作りも重要らしい。
3、田中直紀の当選。
 この人、何度見ても頼り無い。でも当選したり落選したり、デコボコ議員人生。女房が応援してますが、そんなに議員っていいですか?
4、東京で小川の当選。
 この人って、過去の「お嫁にしたい女優」市毛良枝の元夫ですよ。あんな人でも離婚するし、本人は議員やりたいんだ、違和感あり。
5、民主の沖縄民謡の当選。
 あまり好きじゃないんだけど、やっぱりギリギリの有名人でした。
6、木枯し紋次郎の落選。
 悪い人じゃないけど、みどりの会って何ですか?ちょっと硬派なこういう人は、議員でもよかったのに。
7、辻元落選。
 ちょっとだけ足りなかったね。でも自業自得。いまだに北朝鮮支持している女だし、給与問題のときも、男とつるんで雲隠れしたという、女子高生まがいの私生活に問題ありだよなあ。もう少し大人になればいいのだが。

7月11日(日)オールスターって長野のどこ?
 せっかく長野県でオールスターやってるし、新庄がホームスチールしたのに、長野の野球場って、県営球場なのか、市営なのか、五輪の施設なのか、そういうの新聞に書いてないって、損だよねえ。一生に一回のチャンスなのに、田舎っていうのは、広報がヘタですよ。

7月10日(土)2週間で矢木沢ダム水位10%減
 新聞に2週間と報じられていましたが、私が矢木沢ダムいったのは、谷川いった日ですから、6・13でもう4週間も前でした。利根川の源流で、東京の水がめと言われているダムですよ。大きいですね、黒四と同じくらい。そこのダムサイトまで通じている道は、数年前に舗装されたそうで、立派なアスファルトになっていましたよ。でも日中だけゲートが開いていて、どうも「ブラックバス放流禁止」と書いてあって、なんだか数年前にそれが放されてしまって、地元の漁協では苦労しているんだとか。それで毎日夜間はゲート閉めて、朝になると漁協の人がそれ開けて、軽四輪で登ってきて、一日中監視しているんだと。とんでもない苦労掛けますね。でも水がめは雪解けで満水でしたよ。水が少なくなると、ダムってのは、岸に岩の茶色い崖が見えているんですが、それがない。見えないってことは、ダムも生き生きしてました。
 ところが昨日辺りのニュースでは、空梅雨につき、ダムの水位が11%下がっているといっていて、2mくらい低い。もう周囲の茶色い崖が、テレビには映ってましたね。わずかに4週間であんなふうになってしまう。いや4週は、わずかでもないらしいですが。
 今日は、上越は雨だと昨日の天気予報に騙されて自宅待機ですよん。でも朝6時の天気では、何故か上越晴れています。梅雨の天気予報は全く当てにならなくて、がっかり。
 思い出しました、曽我ひとみは悪口いうわけじゃないけど、崩れた天地真理。そんなノホホンとした田舎のおばさんが、ジャカルタで、20秒も夫と人前でキスしていて、あれは日本人じゃない。自民党御用三流タレントですが、なんだか怪しい本性見せたみたいで、気分悪いです。子供抱くよりも先に夫とキスというのは、まさに外人の風習ではありますが、どうも大いに違和感あります。せめてどうしてチークキスじゃないんだ。口と口は露骨なフレンチキスで、人前では私でさえできない。

7月9日(金)曽我ひとみは拉致太りになった
 もともと太めの曽我が最近はさらに太くなってきた。まんじゅうのような顔。ジャカルタのホテルは1泊1800ドルらしい。月ぎめ500万円。そこに無期限に滞在か?広さ180平米。常識を逸脱している。しかもビートルズじゃあるまいし、ホテル14階のフロアは、政府関係者で独占じょうたい。飛行機もエコノミーじゃないにきまっている。通常荷物20キロなのに、ダンボールに何箱荷物持っていったのだ?三日前にいきなり、ジャカルタに無期限行きを通告されて「そんな、急すぎて困ります」くらいは、どうして言えない。彼女はもう被害者ではなくて、自民党専用タレントになった。
 ジェンキンズを日本に住まわせる方法は、日本国籍を与えればいいらしい。奥の手で「亡命」あつかいすればいいのだ。どうせそんなことアメリカとのやらせ。イラクに突っ込んでいく米国なのだから、本気で脱走兵を拘束したいのなら、インドネシアを襲撃するくらいは、赤子の手をひねるようなもんでしょう。脱走兵の拘束ならば、どの国からも反感は買いません。 どうせ日本に亡命させるのなら、子供5人連れてきたときに、一緒に引き連れてくればよかったのです。それをわざわざ手間かけて、インドネシアで家族をさらし者にする。それに、こういうときに限って「子供の人権」は絶対にいいませんねえ。その5人にしても、北朝鮮で生活する権利はいくらでもあるのに、何故か日本にかくまってしまった。
 エックスジャパンのアゴが、信仰宗教に洗脳されているといって、そこの子供を保護している弁護士の紀籐さんは「子供の人権」で、洗脳親から子供引き離しているんですよ。ことあるごとに、子供の人権言い出す日本人が、このときばかりはダンマリ。曽我の一件は全てもう「やらせ」といっていい状態で、ジャニーズタレントの顔見せ興行レベルになっています。

 傲慢なナベツネで分かるマスコミの前近代的な保守性
 いまどきマスコミがリベラルだと思っている人はいないでしょう。新聞はどこも上場していないし、それは株を公開すると、言論に圧力がかかるといわれていますが、多分それはもう詭弁のレベルになっています。株を公開していないから、大体マスコミは一族が支配しているのです。社員に組合もないし、江戸時代なみに、悪代官のいうがまま。それに基本的には構造不況業種なのです。特に新聞は、輪転機というあの馬鹿げた印刷機械を保有していないとダメになる。いまどきあんなもの増設して、新規に新聞社を起こすなど、戦後50年の間に、1社たりとも参入していないのです。全然近代的な業種ではありません。
 読売の社長が、あの程度で、古田に「選手ごときが私と話したいとは、無礼なり」こんなの、悪代官でなきゃ言えませんよ。
 皇室の離婚問題も掛けないし、創価学会も、暴力団も、BプロのS社長のことも。文壇のことも。テレビ、新聞は、怖くて何も記事にできないのです。
 どうぞ、テレビや新聞で言っている事が真実などとは思わないでください。傲慢で下品なあの爺さんを、社内で葬ることさえできない会社なのです。願っているのは、自然死だけです。
 同じように、不動産屋の二代目が、過去には「帝王学」で企業を存続させたと勘違いで持てはやされた時代もありましたが、国土計画などは、オヤジが政商で、元華族の土地をタダで買収して大きくなったバッタや不動産に過ぎません。赤坂プリンスだって、元華族のただ土地ですよ。その前は国有地。堤の化けの皮もそろそろ剥げてきました。兄貴の西友だって、10年前は優良企業だと、どの経営評論家も提灯記事かいていましたが、すでに倒産の一歩手前の状況ですね。

7月8日(木)あり得ん、問答無用の1リーグ。誰も反対しないのか。
 何度でもいいましょう。セパ10球団の1リーグが、ほんの数週間で決定してしまうんですか。過去50年間両リーグでやってきたのは一体なんだったんでしょ。呆れます。ホントにそんなんでいいの?来シーズンは野球は壊滅ですよ。
 やっぱり渡辺、堤の死に損ないオヤジは、野球小僧ではなくて、ただの新聞、不動産のバッタ屋に過ぎないのです。野球が好きな野球小僧だったら、こんなつまらないことしません。40億の赤字くらいいくらでも肩代わりする会社があるわけです。ちょっと前のマクドナルドやサントリーは、球団持ちたいといってました。ちゃんとした野球機構があれば、近鉄をなげうって、どこにでも買収させられます。それを姑息な村社会で、よそ者には球団持たせないと、田舎の私鉄、近鉄がほざいているだけ。なめるなよ。町内会の神輿担ぎじゃないんだよ。神輿維持が赤字だから、隣町と合併するのとは訳がちがいますよ。それ同じようにやってるのが、今の野球団体。おぞましくも、ついにプロ野球歴史が崩壊。腐れオヤジは、死んでもらわなくちゃ世の中よくなりませんか?
 せめてサッカー小僧の川渕のツメの垢でも煎じて飲んでくれ。それにフリーエージェント10年というのも、職業の自由を奪っている憲法違反じゃないのかねえ。松坂くんはさっさとこの夏にでも、西武退団して大リーグ行きましょう、野茂のように。奴隷じゃないんだよ、10年拘束してどうすんの。

 後進国を馬鹿にできない腐った役人天国国家
 
何だか学生時代に習った古い歴史思い出しました。「日本は過去に市民革命を経験した歴史がない」「明治維新の無血革命というのは、嘘である」「戦国時代の名残を引いて、徳川が薩長に負けただけ」
 例えばつい最近の敗戦にしても、ムッソリーニもヒトラーも死刑になりました。ところが、戦犯のヒロヒトだけが、のうのうと生き残った。日本は市民の意思表示をしたことがないわけで、それはつまり17世紀か18世紀の王族支配もしくは官僚支配が今でも続いていると。
 野球騒動のこれほどの堕落に、古田の御用選手会など何もできません。ほんらい、近鉄選手はどうせ、来期は半分はクビなのですから、明日の試合をボイコットしましょう。あるいは、客は誰も球場に観戦に行かないようにしましょう。でもそれすらできないのです。祭りの仕組みがどうインチキになっても、脳なし百姓は、それでも祭りを楽しみたいと思うような、お人よしなのです。野球が潰れてしまっても、粟、ヒエ食ってでもまた再開されるのを、じっと冬眠しながら待つような、人畜無害な国民なのです。私野球など、どうなってもいいからアホらしいだけで、何もしませんが、本来イラクなどいって、一発写真を狙うというような、バッタ屋写真家が数人いるくらいなら、野球ボイコット運動に参加する人は、まあその100倍くらいは、国内に生息しているとは思うんですが、本当にこの体たらくに何もしないんでしょうか?

 軟派ウォーターボーイズがわが母校の埼玉県立川越高校とは、情けない
 
ウォーターボーイの2が始まって、高視聴率なんだと。見てないよそんなの。この間まで1を再放送やっていて、団体シンクロの上に上がった男が「僕はキミが好きです」だと。学園祭の最中にそんなアホなこと言うか? たまたま家族が見ていたのを、ちょっとだけみてしまったが、あんな間抜けな母校じゃないんだよ。もうちょっとはバンカラで筋が通って、硬派だったんだけどさあ。しかも2では、共学の設定になっているよ。今でも男子校さ。
 実際には夏休み明けの9月すぐに「くすのき際」(学園祭)があって、今でもそのときだけシンクロやっているらしいが、毎年長蛇の列なんだと。奇妙なことで有名になっているけど、まあ存在ないよりいいかと思うが、しかしなあ。
 そうだ、井上和香みたいな女教師は皆無だったよ、当時も、多分今でも。爺さん教員ばっかり。大体男子校に井上和香がいたら、簡単に回されちゃうでしょ。でも今の高校生は怖くてそんなことしませんか?馬鹿にされて泣いちゃうでしょ。でも井上和香がいたら、もっとしっかりお勉強していたかも?
 当時授業中に、爺さん教員が言いました。外で小学生の女の子がパンツ丸出しで鬼ごっこしていて、うるさい午後の授業中に「お前らの将来の嫁さんてえのは、そこのパンツ丸出しの小学生なんだよ、ははは」と。私「絶対に違う」というと、「あんだ?お前ら16だろ、あのパンツは10歳だ。ちょうどそんなもんじゃねえか」と。その10年後、事実でしたはは。

 1年半悩んでいた北朝鮮家族合流も、わずかに3日でインドネシアに決まるのか?
 
これも舐めた話です。1年半全然進展してない家族合流が、なんで三日間であっさり、インドネシア合流なの? だったらもっと早くさっさと決められたんじゃないのかね。小泉自民も政治バッタ屋です。どうせ北に金渡せばなんだってさっさと決まるんです。ずっと出し惜しみしていて、選挙前にいきなり銭渡してあっさりきまり。こんなのヤミ取り引きで、政治じゃないよね。だったら50兆円くらい渡して、北を併合して、日本の領土にしてください。国家買収です。そんな銭で解決するほど、日本は裕福ですか?

 イチロー君、キミはマリナーズなど辞めてヤンキーズに入りなさい
 
任天堂が親会社の球団など、2年前からこんな体たらくになることくらい分かっていたのです。ネルソンがフロントにぶちきれて退団して、監督のピネラもあれだけ功績あったのに、見限ったのです。今のマリナーズはオリックスや横浜以下のガラクタチームの泥船です。沈没前に出るのです。私2年前くらいからも、イチローはヤンキースがいいと思っていたのに、松井が入ってしまうと彼のプライド傷つけて、もうヤンキースはいりませんかね。上位チームはワールドシリーズめがけて補強しますよ。彼は1、ヤンキーズ 2、ホワイトソックス 3ドジャース 4インディアンズ辺りへ移籍ですね。何の義理あって、任天堂チームに居るんですか? 所詮弱小オリックス出身では、思いっきりがないんでしょうか。オールスターに選ばれる逸材ですよ。もっと自分を高く売り込んでください。

7月7日(水)500ccペットボトルコーラが300円もするイギリスの消費税
 知り合いにイギリスの男と結婚している日本人女性がいて、最近久しぶりにダンナの実家にいったところ、イギリスの物価高に驚いたといってました。イギリスは90年代後半には「ヨーロッパのお荷物」だとか「グレイトブリテンの売却中」だとか、散々言われていたものです。ところがこの頃はどうにか景気も回復して順調だというし、いまだにユーロには加盟してなくて、ポンドなんていう昔の通貨頑固に使っていますよ。それも景気回復して元気なのが理由でしょうか。
 彼女がいうには、驚いたのは現地の物価高で、日本よりもずっと高いのだと。コーラが300円とか、煙草は20本で1000円。要するにその高くなった分は全部税金なのです。今は世界中どこでも予算が不足しています。アメリカでさえ、消費税を値上げして、日本の5%は、多分世界最低でしょう。イギリスはコーラにも税金掛けて、国を立て直したというわけです。傾向として、所得税のアップより、時代は消費税らしいです。それが最も平等な税の徴収だと。そう思うと、日本の景気回復には、消費税10%にすれば、あっという間に景気もよくなるんじゃないかと。でもその前に日本の場合には、公務員のぬくぬく悪さを是正することが、先決だと思うんですが。

7月6日(火)いつまでものどかなディーラー純正ナビ
 新車の事故あったのが2週前で、ついに修理することに、それで代車が来たのが昨日。ディーラーの純正ナビというもんが付いているのだが、いまだに純正は不便だという、おかしな現象が続いています。
 何しろ運転中に、目的地を設定するとかの操作ができない。止まってからやれというわけ。同じように運転中にテレビは音声だけで、画面が出ない。こんなものじゃ、売れないんじゃないのかなあ。それにメーカーも多分松下とかのもので、ナビは通常はカロッツェリア(パイオニア)がいいとされているわけで、このメーカーのものは、オートテックとか後付じゃないと、装備できません。メーカーの安い下請けでは納品しないということでしょう。
 ナビがこうしたおかしな流通していて、今後本当にいいのか、ちょっと疑問ですが。

7月5日(月)ツールドフランステレビ中継なし
 週末にはいろんなことがあって、シャラポワというロシアテニス選手が、ウィンブルドンで優勝したり、そのすぐ後には、ユーロ2004で、なんとギリシャが優勝してしまいました。同じ頃にツールドフランスが始まったのですが、これ今年もテレビでやらないみたいです。ずっと前にはフジが週1くらいの特番を組んでいたことあったのですが、自転車競技は割があわないんでしょうかね、番組表にどこにもない。あのレース中継見ていると、ヨーロッパアルプスハイキングしているみたいで、仮想ヨーロッパ旅行なんですが、それなくて残念。野球、サッカー、テニスは人気があっても自転車はダメですか?でもアテネには、人妻女子選手がロードの種目で、一人参加するんですけどね。
 連日夏祭りの神輿担ぎが不景気だと、勝手に町内会で合併しようレベルの、近鉄騒ぎと、元気か病人が分からん人の、アテネ監督とか、およそどうでもいい低レベル野球話題続いていますが、こんなもの気になるスポーツなんでしょうか?

7月4日(日)北海道に知床市?の大笑い
 北海道の話が新聞に出るたびに、大笑いしてしまいます。和歌山の熊野の安売り世界遺産にさらに気をよくしてか、知床も来年には世界遺産らしいけれど、羅臼が知床市で斜里が知床町になるんだと、はははの大笑い。
 北海道に観光客が行かないのは、そういうイメージの問題ではなくて、愛想のなさと、雪かきしないというものぐさぶりに、客でも呆れてしまうからなのに、まったくそれに気がつかないお間抜けさんです、相変わらずに。
 にしてもねえ、根拠なにもなくて、良くぞ自由に町村名の変更ができますねえ。出戻りで世間体が悪いからと、さっさと名前変えてしまう変な叔母さんに似ています。地名や町名、駅名山の名前勝手に変えられたら、何のために地理で地名ならうんでしょうねえ。10年ごとにどんどん変わってしまったら、困るんですが。程度はロシアでしょ。レニングラードってもうないんでしたっけ、その前はスターリングラードでしたが、人が変わるたびに名前変えるなんて、何と安っぽい全体主義ですか。そんなとこは、どうでもいい存在価値ないわけで、明日にも海に沈んでください。北海道もその隣だから見習っているんでしょう。仮に羅臼も斜里もその地名なくなってしまったら、私二度と北海道には行きません。そういう馬鹿の住む土地に、行ってみても何にも面白くないからですよ。地元と一言話するだけでも、喧嘩になりそうです。旅行では、やっぱりそこにどんな人住んでいるのか興味があって関心あるわけですが、アホさ加減にはサッパリ共感するものありませんね。

7月3日(土)梅雨が消えてハイキング
 茂倉岳というところへ。ミッドナイト発でミッドナイト着。

日本文化は、自主性ゼロか?
 野球の間抜けな話は、まだやってます。球団のオーナーというのは、理事会やって、合併OKとか、ダメとか、そもそも球団もっていることって、そんなことまで決める権限あるんですか。本来プロ野球年間イベント企画しているコミッショナーが、そうした権限持っているんじゃないのかなあ。五輪のIOCとか、サッカーのFIFAみたいな組織ですよ。だってサッカー日本が弱いからと、「韓国と合併して代表チーム作ってW杯にいく」といっても、それOKかダメか決めるのはFIFA(世界サッカー連盟)でしょ。当事者間(韓国、日本)が合意してOKだと暴論吐いているのが、近鉄とオリックスですよ。あんなことなんで通るんだ。戦後急速に何もしなくて、馬鹿みたいに客が入る時代があって、組織も未熟なまま、ここまできてしまったんです。こうなったら合併反対選手会も維持見せて、アメリカみたいに1年間くらいストライキして、潰してみてください。
 大相撲もそうです。お茶屋制度のヤミ升席がまかり通っていて、もう客は入らないでしょ。
 パチンコも、戦後何故だが急にブームになって、もはや警察官僚の天下り組織となっていて、あれだけ堂々と換金しているのに、全然問題にならない。ただの癒着です。
 競艇もそのとおり。笹川おじさんが自分のアイデアで発明したスポーツだといっていますが、戦後のドサクサ時代に、何の根拠もなくギャンブル創設できたのです。でも、いま慎太郎がカジノやろうとしても、どうやらパチンコ業界と警察官僚がそれじゃましているという、インチキ。
 競馬も、宝くじもあんなにテラ銭が高いのは、ボッタクリで適正ギャンブルとはいえません。
 この間あるおじさんが、麻雀が最高のゲームだといっていました。いいでしょう。でもこれも日本独自のもので、これだけファンが多いというのに、ちっとも面白くなっていないんです。今でも麻雀のプロの理由はというと、イカサマができることらしいし、公式な大会もないし、ヤミで大金取り引きして、パクられるのが関の山。健全とはほど遠いものです。
 極め付きは日本の教育。敗戦して急速に日本の教育が民主化され、男女同権になったのは、アメリカのおかげ。憲法作ってくれたものアメリカ。そのどちらとも改善しようとして失敗しているのです。独自には何もできない。
 教育の敗退というのは、究極には少子化です。子供の教育楽しくないし、高いし、嘘教えてインチキだから、大人は子ども作りません。同じように、憲法改正するのもいいのですが、どうせいいように改正できません。真紀子の娘の離婚報じただけで、プライバシー侵害という国です。マスコミ弾圧法案も通りました。この国は、江戸時代のように、悪代官がいて、百姓が年貢収めで苦しんでいることが理想で、それ以上に楽しい国は作れないということなのです。馬鹿

7月2日(金)北海道でサマータイム?失敗しますよ、絶対に
 昨日から北海道の一部でサマータイム採用だって。
1、大体夏至過ぎて、夜が長くなって冬に向っているというときに、サマータイムという、この馬鹿げた発想。通常は4月くらいからやるもんですよ。
2、一部だけサマータイムにして、どうすんの、皆時計2個もっているんだって。これまで朝9時出勤でよかったものを、8時出勤だから、早く起きなくちゃダメで辛いって、当たり前ですよ。時計2個もって、比較するサマータイムがどこにあるの?
3、北海道は不景気だから、せめてこうやって目先変えて景気よくしたいというんだけど、だったら、冬の雪かきくらい、しかも自分の家の前くらいやるようにする方が、先決ですよ。何を勘違いの北海道民。
4、一部しか賛同しないのは、特に飛行機、電車などは採用しなくて、すると混乱するからだって。だったら、なんで北海道は道州制やろうとしてるんだろう。日本に州なんてないよ。道は北海道のことでしょ、中央に意見して、北海道オリジナルの生き方したいっていうから、道州制なのに、その中心人物が、オリジナルに賛同しないのは、やっぱりホンネは中央集権で東京向って生きたいからですよ。道州制なんていうの、辞めな。
5、いまどき年間に1400万人も海外旅行していて、皆サマータイムのいいことしっているんですよ。アメリカいったって、州によって時間違うもん。だから北海道だけ、時差あったって、いいんです。でもそれできないって、やっぱり道民中途半端ですからね。
6、本来のサマータイムは、夕方7時に、「そろそろ暗くなるから帰ろう」というときに、「おお、まだ明るいじゃん、じゃ遊ぼう」という生活ってことですよ。朝が辛いなんて、うそ。人間時計持たなくて、感覚で時間わかりますか?鳥じゃないんだから。ある日に突然時計の針1時間進めてしまえば、それだけでOK.何も出勤8時じゃなくて、いつもどおり9時です。
7、中途半端ってことは、パン食にしようといっても、どうも怖いから、ご飯と半分食べようということで、そんなことしたら、気持ち悪くなるだけ。この計画、失敗するでしょう。どうせ馬鹿な犬といっしょの北海道のすることに、オリジナリティ求められません。どこまでいっても、道民はダメなのです。この調子で北海道のアホな点を挙げていったら、私得意だから朝になってしまうから、もう辞めます。千歳を朝9時に飛び立った飛行機が、羽田に8時55分に着くなんて、オシャレでいいでしょ。全然違和感ないし、混乱なんてしませんよ。
8、サマータイムというのは、特別じゃなくて、年の夏の半年、残り半年はレギュラータイムだから、半々生活しようというだけで、特別なことじゃないんですよ、こんなもの。

7月1日(木)梅雨らしい

 いよいよ雨が降ってきました。1日降水量で360ミリ。なんとなくわくわく。道路も冠水して、半分水に埋まった車は、廃車なんでしょうね、きっと。
 最近のNHKのニュースは、大雨くらいで何を大騒ぎの顔してニュースやってるけど、あんなの国土交通省の防災から発表されているこのデータ丸写しているだけですよ。まあどこでも引用していいことになっていますが、それにしてもただのパクリ。梅雨時に雨降るの当たり前なんだけどね。犬が人噛んでもニュースじゃなくて、人が犬噛んだらニュースだって昔から言いますが。
 それにあの、気象予報士というちょっと寄り目の姉さんは、NHKの好みなんですかね。NHK契約アナってことで、スイカップは山形NHKの、そういう立場の姉さんでしたが。
 ちょっと前まではね、大雨で静岡が浸水して、じゃ明治から大井川、安倍川のダム防災しているけど、いったいそれは何だった?って怒ってましたが、もう疲れたんで怒るの辞めました。どうせあんなダム意味なしゴミですから。それに私政治家でもないし。やっぱり自然災害は、それ自体ダイナミックな自然の現象だから、素直に、おおすっげえと楽しんでいます。被災した人は、ちょっとタイミングずれて逃げ遅れたってことですよ。運が悪かったっていうか。雨降らないと農家は困るしねえ。

■日降水量・上位10地点(06月30日)

順位 降水量(mm) 地点
1 368.0 静岡 静岡県
2 211.0 清水 静岡県
3 145.0 鍵穴 静岡県
4 103.5 高根山 静岡県
5

6月30日(水)落書き天国
 私こういう落書き大好きです。新聞に毎日これ出いていて、今日これを自民党は「名誉毀損」じゃなく、著作権侵害だと。大笑いです。落書きされただけで、著作権侵害だと。大体こんなポスター著作物ですか。それに紋次郎は、これで商売しているわけでもないのにねえ。この国の政府は北朝鮮に似てきました。落書きされるほど小泉は人気があるってことですよ。
 小泉鈍一郎ってのも、おお納得。木枯し紋次郎のHPに、でてましたよ、はは。マッド天野おじさんは、過去にいくつもの名誉毀損に耐えて、今でもよくぞ元気に落書きしております。

2004/6/23
「構造改革」に不具合が生じましたので回収・修理・辞任の要望にお応えします。

6月29日(火)木っ端役人に限って使いたがる「前倒し」移譲
 前から気になっていたのだが、「予定を早める」ということを、どうして役人は「前倒し」というのか。上司に向って「給料を前倒しで支払ってくれ」と言うんですかね。デートを早くしたいときも、「前倒しで合おう」とか。予定というのは、遅刻するよりも、早いほうがいいわけですが、でも早められても困るってありますよ。まだ化粧の途中なのに、入ってこられてもこまるでしょう。トイレの最中とか。それに通常「前倒しでどうですか」と聞かれても、何のことだとなります。
 自分に責任ないよというとき、予定を早くしたいという自分の都合すら、相手に認めさせたくないときに、連中は「前倒し」という無責任な言葉使いますよ。小泉が来年分の予算を、今年使ってしまうときも「前倒しの支出」とうそぶいていました。まったく役人というのは、人の金を使う連中だから、、予定早めの支出でも、前借でも、でかい顔して使い込んじゃうんだね。不景気になって役人のさばると、むかつくことばかりです。せめてまともな日本語使え!!!!! じゃ、45歳以上の役人には、前倒しで、定年してもらいましょう。
 それになあ、英語には、前倒しなんていう言葉ないぞ。米軍とイラクが決めた「予定早める」を、前倒しと訳すとは何事だ!! 不謹慎な役人だよまったく。汚い造語です。

 落書きと張り紙の同レベル
 
住んでいる団地に管理組合というのがあるのだが、明きめくらというか、全く機能していません。一階玄関ホールと、各階のエレベータ乗り口に掲示板があるんですが、普段は同じ団地に住む老人の訃報とか、エレベータ点検、近くの学校の運動会などの掲示があるんです。前の正月だったか、こういうときには団地に不法駐車が多くなって、普段でも困っているのですが、それで、近くの空き地を借りて、そこを正月だけ駐車場にするという知らせが、エレベータの中の壁に貼ってあったんですよ。私、そういうベタベタ張り紙というのは、いたずら書きと同じだと思って、取り外したら、管理人が文句をいう。あんなものにいわれる筋合いはなくて、誰が張った?というと、団地の管理組合のおっさんがきたんですよ。で「大事なお知らせですから」と。話しても、これは馬鹿の壁といっしょで、まったく意思の疎通不能。でも、「じゃ、建物の外壁すべてに張り紙していいのか、ヌード写真でもいいのか」といって、敵はその話にあきれたのか、半分喧嘩状態で物別れ。でも以降はそういうことなくなりました。
 思うのですよ。選挙で間抜けな地元衆院議員が、参議員も押して選挙カーがうるさい。ああいうのが、今だに合法とされる間抜けな国で、じゃ、ああいう掲示板に、各政党の演説会などの予定を張り出せばいいのに、またそういうときに掲示板は使うのに、それしません。それでめくらや、つんぼが相手かと思うように、選挙カーががなり立てて、選挙の度にあきれているのです。
 レベルは乞食と一緒で、票だけが欲しいと。その程度の根性ですから、賄賂渡しても票がほしい。
 同じように、団地に拡声器のうるさい八百屋や竹ざおやが来ても追っ払えないし、不法駐車も10年立っても何も改善しませんねえ。私道だと管理組合でも取り締まれないなど、毎度思いますが、もう馬鹿通り越して、きちがいです。

6月28日(月)安っぽい世界遺産に要注意
 奈良の熊野古道が世界遺産に登録されそうなのですが、???。その後には、知床も登録されるとか。白神など世界遺産になってからいいことないといっていました。安易に田舎が観光誘致したくて、どんどん申請しています。
 そう思うと、100名山のように、数に限度があるほうが、ずっと有り難味があると思えます。その100も、数年に一度改正して、非難轟々の美ヶ原とか筑波山を削除して、相応しいもの加えればと思いますよ。おじいハイキングの岩崎さんが、新百名山決めたそうですが、ネットで検索しても、紹介していないんですよ、ケチですねえ。
 ヨーロッパの冬のリゾート、イコール夏のリゾートでもありますが、それは冬季五輪の開催地がまさに該当しているのですが、これにしても、最初のうちのシャモニ、サンモリッツ、コルチナ辺りは、まさに今でも素晴らしいところですが、札幌以降は、どうでもいい町が開催しているわけです。アルベールビル、リレハンメル、アメリカのソルトレイクにしても、もうリゾートというよりも、どこでもあるようなただの都市ですよ。パイを大きくして、数を増やすようなものは、最初の少しだけを信用して、後から増えたものなど当てにしないほうがいいです。そうそう沖縄には、500年前の遺跡関連が全て10個くらい皆安っぽい世界遺産として登録してあるようですが、その一つに、ただの藪の中の石というのが、ありましたよ。あんなもの奥多摩にだっていくつもあるし、せめて飯能の日和田山の男、女岩の方がずっといい。ひでえものが世界遺産になってしまいました。

6月27日(日)「機嫌」を口にする50歳過ぎのババア
「今日は、あの人機嫌が悪いから」というには、間違いなくババアです。男はそういうこと言いません。多分子育てした過去があって、子供は機嫌で泣いたり、怒ったりするわけです。でも大人になると、機嫌で感情変わることはないのです。それは、諌められるからです。ところが、どうしてババアの一部は、機嫌を口にするのでしょうか。それは自分が機嫌によって感情が変わるからなのです。まあ子供と一緒で、下等動物といっていいでしょう。そのために他人も機嫌で動くものだと思っているのです。
 そのババアは駐車場屋で、普段は一応午後7時に閉店するのです。ところが機嫌がいいと、朝までやっていたりするわけです。それでどうせ言えば、いつまでもやっていると思って、9時までやっていると言ったら「今日は7時までですよ」と愛想がない。むかついて、なら二度と7時以降は営業するなというと、「気分によってね」とうそぶく。こういうババアは大嫌いです。なぜなら、自分の機嫌をとって欲しいと裏では思っているからです。世の中、ババアがのさばると機嫌社会になって、よくないことばかりです。それと世間で女が信用されないのは、以上のような理由からです。どうか、気の効いた女は、このようなババアにならないで下さい。

6月26日(土)ヒンズークシュの雪線の800m上昇
 ヒンズークシュがアフガニスタンにあると、この間ラジオでやっていて、あの辺のボランティア医者のなかには、以前に登山やっていたという人がけっこういるようです。それでその人がいうのは、30年前には現地では3200mに雪線があったのだが、今ではそれが4000mに上昇していて、それが降雪量の低下を招いて、干ばつであり、やがて内陸の砂漠化ということだというのです。過去にヒマラヤいった人も、氷河の後退を嘆いていたし、カナダの氷河の観光地でも明らかに後退しているといっています。
 温暖化は内陸の砂漠化と、緑の減少による洪水など、被害が多いわけですね。次の氷河期期待しても多分1万年以上も先ですから、近いうちに対策講じないと、やっぱりダメでしょう。そうそう、埼玉の東松山辺りでも、おじさんが子供の頃は雪がたくさん降ったけど、今は降らないといってます。温暖化と日本の降雪量の低下は、私信用していなかったのですが、しかしだんだん信用しないわけにはいかなくなってしまいました。

6月25日(金)比例区って全国区だったて知ってた?
 参院選が公示されて、あれって「政党」の名前を書いて投票してもいいし「山口百恵(例え)」と個人名を書いて投票してもいんだって、知っていたかなあ?なんか「政党」だけ書くとういのは、無効票っぽい感じもしますよねえ、こうなると。「白票」でいれたら、現在与党支持みたいな、インチキ投票に近いです。最高裁の弾劾は、白票だと認めたと解釈されましたか?選挙当日に山いって、棄権した場合には「委任状」扱いで、それ与党票となれば、投票率30%時代は、70%が自民支持となりますよ、ははは。それにしても、個人名でも政党名でもいい投票など、それ自体が違憲臭い投票ですよ。世の中にそんな仕組みがあって、いいのかねえ。
 そういえば、ちょうど3年前の参院選のときにクラス会があって、某斉藤君は、財界から押している人はこの候補しかしないと「名前忘れた」ひとを、応援してクラス会の席で、彼の名刺などをずうずうしくも、配っていたんですよ。でその人当選して、この間また新聞に顔出ていて思い出したけど、道路公団にボスに転職したあの人だったね。どこかの商社勤務していた人でした。でそのときも「名前書いてね」という応援で、「じゃ、昔の全国区じゃないか」といったら、「そうだよ、復活しているんです」と当時いわれていましたね。そのときの選挙から、比例区とは名ばかりで、全国区なのです、個人指名して投票するわけで、指名されないと、落選してしまうのです。だから今回も「名簿順」というものは一切なくて、あいうえお順の並びでしたね。名簿順は廃止され、死語になっています。コロコロ変わるよなあ。
 ならば、大金持ちが「山スキー党」を起こして、タレントの上位からずらりと、賄賂渡して立候補させれば、私だって「あやや」とか「深キョン」だとかに、投票しますよ。そうなると、山スキー党が、第一党になって、日本中のスキー場は壊滅させて、山スキーだけにしてしまいますが。
 そんなのホントに全くおかしい選挙法の改正だと思うんだけど。なんだかオウムがド田舎に移住して、村会議を乗っ取るといっていたのと、同じような感じがします。

6月24日(木)華氏911とはな〜んだ?

 華氏911は風刺映画だね。これって大統領選挙で反対政党が支持しているけれど、実はブッシュの再選の後押しじゃないかとも思っているんだけど。
 アメリカは温度表示が「華氏」なんですよ。「℃」じゃなくて、Fですね。それで華氏100度というのも平気であって、これって「体温と同じ」と教わりました。摂氏だと38度ということでしょう。だから夏のラスベガスなどに行くと、街頭の温度表示で、108度なんてのもあって、最初見たときには、いったいなんだあ」と動揺しましたが。通常は70度くらいで、適温、涼しいという感じだったでしょうか。で、摂氏0度は忘れましたが、華氏で30度くらいだったような。学生の頃にヨセミテいったときに、そこにいた日本人で同じく学生が、この華氏表示が分からなくて、外人レインジャーに「ド・シィー」で言ってくれと盛んにアピールしていたんですが、相手????で、私聞いていたププと噴出していました。だって度」は、日本語だもんねえ。慣れない英語使うときには、動揺するもんです。
 まあそんな話はいいとして、これまでいくらでもアメリカの滞在記読みましたが、医者にかかったときに「体温は?」で、華氏で答える場面など、そういえば一切なかったように思うのですが。100度からプラスでいくつだ?という話になるんですかね。慣れないとおかしいですよ。あの国は、フィートとガロン、マイル表示だし、どうも世界標準にはないけれど、まあそれも楽しいかと思いましたね。

6月23日(水)山岳会若手の南米遠征
 緑の現役が「南米遠征する」といって、集会の帰りに飲み会があった。中には勘違いして餞別持って来た気のいい先輩もいたのだが、聞いてみれば2週間でボリビアに旅行程度でいくということで、な〜んだ。といっても、成田からダラス、マイアミを経由してボリビア首都のラパスへ。そこで標高4000mで、そこから6000mの山に1泊2日で登るのだという。
 なるほど欧米の旅行は1週間で何とかなるのだが、南米だと2週間。ヒマラヤのBCまでのトレッキングだと3週間というのが、最短らしいいね。でも2週間の休暇とって、わざわざボリビアまでいうという精神に、まあ立派だと思います。で映画の「明日に向って撃て」のロケ地がボリビアだったといったら、誰も知らないようです。大好きだったキャサリンロスが主演していたのにねえ。
 旅行レベルの短い時間で、どこでもいけるようになっています。最近私怠慢だけど、またどこか行きたいですよ。

6月22日(火)乞食おじさんの繁殖
 私の住んでいる南千住は、20年前はスラム街でした。明日のジョー」の恩師のアル中オヤジがいた泪橋(なみだばし)があるのが、ここです。でも10年前に全てが地上げされてきれいになって、今では東京もモデルタウンという信じられないこと。
 都営の公園もあって、最近隅田川の家よりにまた公園ができた。それで今日は久しぶりにそこ走ったのですが、やはりというか、乞食おじさんがベンチでねています。「公園の規則」に寝泊り禁止とありますが、そんなの読んでない。
 箱物施設みんなそうですが、日本人は本来貧しかったために、何か新しいもの作ればいいと思っていますが、本来重要なのはソフト。外国ではどこでもそうですが、私は15年くらい前にアメリカのアトランタという町で(五輪やる前のことですよ)、大学の近くの公園で、昼くらいですが、芝生に寝転がってくつろいでいたのです。ところが怖い黒人のガードマンに「起きろ」と。つまり寝転ぶのはホームレスと一緒で禁止だから、座るのならいいというのが、決まりのようなのです。なるほどキャンパスから出てきた学生などは、皆座っているが、誰も寝転んでいない。それがホームレス取締りの規則になっているわけですよ。
 で東京では日比谷公園でも寝転がっていいし、なんだか夜も泊まっている乞食おじさんも、そこにいるわけです。渋谷の宮下公園なども、最近は見るも無残な乞食屋敷が出来上がっています。
 いつからか、乞食の人権とかいって、左翼連中が支援しているのですが、勤労と納税の義務果たさないなど、人権ないと私思っています。UFOキャッチャーで救って、どこかに埋めるとか、隅田川に捨ててください。しかも最近は乞食が禁句になって、乞う」という動詞でさえ、使えませんよ。なんで乞食に横文字ホームレスつかうんですか、登山の装備でもあるまいし。住む場所がなくて、公園に場所を乞うわけですから、やっぱり乞食です。地元ではそのことを「山谷(さんや)」といっていますが。だらしない子供に「そんなことしていると、山谷になっちゃうぞ」とね(使い方)。いくら都が整備しても、運用正しくしないと、何にもならないのです。

6月21日(月)かけっこ山登りパワー
 走って山登るというのは、前はあんまりなかったですが、最近はよくあるようです。先日の平標では、地元津南高校のクロカンスキー部が「パッチ見たいの履いて」(仲間のおじさん)走って登って降りてました。それで宿場の湯でたまたまあったのですが、女子が4人、男子は8人くらいの部員がいましたよ。まあ全国レベルの高校ですが。がんばれよといっておきました。というのも、私事ながら、我が家のチビ高2もクロカンインターハイ参加のみで、来年は群馬の片品で開催ですが、そこで出会うんでしょうか。笑い話の楽しみ。
 で頑張るお医者の@金沢氏は、報告によれば、早月尾根登り5時間、下り3時間でおお素晴らしい。私7時間で小屋まででしたから、頂上まで10時間以上くらいですね、きっと。
 最近ときどき夏山で走っている人見ます。昨夏は槍平の上で見ました。フィットネスのパンツはいてね。クロカンのというより、参議院に立候補する荻原健司たちも、現役の時には、立山あたり走っていたし、冬のクロカン、夏のクロカン、と山スキーは根っこは同じでしょう。私もチャンスがあったら、下界のマラソンから少し始めてみましょうか。

6月20日(日)喧嘩した平標山の家との事件
 私のことではありません。恩師松崎先生のことです、昨日聞いた話ですが、さっさと書いちゃいます。恩師は平標などすでに5回も登ったことがあって、集団のコースとは逆に、松手山の尾根から登りました。そっち方が高山植物がたくさん咲いているからという理由もあります。ただ最も大きな理由として、以前に平標山の家のオヤジと喧嘩したことがあるといっていました。だから「あの小屋など、見たくもない」と、小屋を見ないで済むコースからの登山でした。その話はこんなこと。
 以前に宿泊したときに、月夜野の団体が10人くらい泊まっていたというのです。それで夜遅くまで騒いでいたために、小屋番に注意を促したのですが、聞き入れられない。「貴方は一人で、あちらは10人。小屋としては、収入になる大勢のことを優先する」と。それで喧嘩になって「あんな小屋とは、以降絶対に顔など合わせない」と。
 さらに数年後、この小屋のオヤジが、ほとんどのこの周辺の登山道を木道で整備し「それは素晴らしいことだ」と関係の小屋に宣伝し、それを聞いた恩師は「木道整備など、素晴らしいことではない」とさらに関係は悪化。そういう経緯だったらしいです。
 小屋の消灯時間については、よくある話。とくに過去にはよくあったが、最近は少ないですが。
 私の意見。まあ小屋とのトラブルなど誰にもあります。私なども山盛り。でも20年くらい立ったら、小屋だって世代代わりしますから、新しい小屋番に以前の小屋番の愚痴をいいましょう。私のほうが正しかったぞと。じゃないと自分の登山人生の方が先に尽きてしまいます。それにアホな小屋番のために自分の登山半径が制約されるのも、むかつくものです。私のほうが大人か?んなことあるめえ。

6月19日(土)なんでこんなものがニュースに・最年少7大陸登頂
 
ときどき出るよねえ、7大陸最高峰登頂。なんだかドラマの子役の記録を作りあっているようで、サッパリ理解できません。子供にピアノを習わすのは早いうちがいいみたいなもので、じゃ早くから習っていたから大人になってなんかいいことあったのかというと、何もない。高校時代に甲子園に一回だけでたよ」を、一生の宝にして過去の栄光にすがっているだけで、元ボクシングの日本チャンピオンが万引きで逮捕」なんてことにならないでくださいよ。
 登山なんて結婚みたいなもんで、一度付き合うといつまでも人生にまとわりついてきますよ。最年少結婚記録つくってみても、間もなく離婚しちゃうんじゃ、これって何ですか?
 今日早起きで夜明けに起きたけど、そうだ夏至も近くて、朝が最も早いねえ、これからオジサン連合20人で、上越の平票山にいきますよ。30年前の高校山岳部のOB会ですね。恩師もお元気かなあ?

6月18日(金)新車3日目、さっそく事故。なははは・・・・
 そういえば、前に乗っていた車も新車のときに、後ろからゴツンとオカマ掘られたことがありましたよ。今回も左に止まったときに、近寄ってきたトラックにガリガリ。いいえ、私は安全運転ですから、保険ももう割引は最高で60%引きになっていますよ。すべてがもらい事故。一瞬ブチ切れましたが、まあ「厄払い」ですかねえ。高速で居眠り突っ込みに比べたらいいとしましょう。
 どころでmsnのなかに、車比較のページがあって、私も面白半分投稿しました。本日それが採用となって掲載中。よろしくね。
http://www.carview.co.jp/community/compare/contribute.asp?id=6540

6月17日(木)夏用タイヤは、「インチアップ」??
 まあ数年に一回の車話ですが。今度の車標準で225−55−16というタイヤを履いていました。15年前から5年前まで乗っていた車は、215−60だったのです。当時は60タイヤが自由化されて間もない頃なのですが、それ以降はタイヤもどんどん扁平率がアップしてきたようです。ATなのですが、マニュアル車は225−45−18を履いています。
 車の外周というのは、この両者は同じようで、100対100,6ですか。0,6パーセントの違いで、車の積算計とかトリップメーターは誤差少しあるようですが、
「ナビに誤差があると、不愉快ですが、積算計などの誤差は、よくあるものですよ」
 と店員さん。ナビの方がスピードメーターよりも正確なようです。
 さらに、冬用のタイヤはどうすればいいのかというと、夏と同じように225−55から選ぶようにすれば無難だと。そのために今のホイールを冬になったら専用にしましょうと言われます。そうしたら夏用はどうすればいいのかと、だったら「インチアップでは」というのです。つまりマニュアル車と同じように、45の扁平タイヤで18インチホイールにすれば、それで同じ車なのだから十分に車検が通ると。おお、そんな技があったのか。オリジナルホイールなら、一個1万円くらいだから、そんなに高くないというのです。だなあ・・・
 インチアップというのは、扁平率を多くして、ホイールの大きくしましょうということで、ちょっとしたマニアならばやっているようです。でエスティマとかセフィーロでしたか、このような車もインチアップするには、同じ225−45−18なんですよ。だからこのサイズというのは、けっこう普遍性があるんだなあと。
 15年前は215が最大幅で、これ以上の車はなかったように思ったのですが。確か三菱にスタリオンという車があって、これも同じ215を当時は履いていました。なつかしい。
 そういえば、あの頃はやはり冬用は215までで、それ以上は作っていなかったが、今では何でもあります。それとこのシーズンにも冬タイヤ半年履いていましたが、15年前の冬タイヤに比べて、グリップ力も格段に上昇していますね。スケート場のような冬の上高地でも、普通乗用の冬タイヤで工事のおじさんは走っていました。ビブラムの10倍くらいグリップ力があるようです。そうそうビブラムなど、この数十年まったく進歩していないんじゃないでしょうか。
 それでマイクロソフトニュースのトップから見ると、車情報というのも、けっこう今はあるもんです。でライバル比較なんてのもあって、オーナーユーザーがどんどん書き込んでいる。改めて見ると、こういうのってとても参考になるんですね。
 ハンドリングがどうだ、加速をどうするとか、ありますねえ。
「やっぱり45タイヤは薄くてオシャレですよ」とか、オートバックスの店員がいうのですが、ほうついに車検の範囲内でも、そういうことが平気で言われる自由化になってきました。
 そうだ、最後に、この車はハンドルにシフト操作のボタンがあるんです。セミオートマシフトにしたときに、これで操作できるのだとか。なんだかF1みたいでちょっと凝りすぎています。逆に、AT4速目のオーバードライブ・オフの操作ができなくて、実はオフ機構がある普通のATの方がずっと便利なのですが、セミオートマなど見掛け倒しです。

6月16日(水)マイカー買い替え
 
5年乗っていたバンがリース切れになって、2ヶ月ほど前から買い替えの時期になっていました。それで、かつて30歳代のときに乗っていたような、およそ山に乗り入れるのとは縁がないような車高の低い車だし、いまどきFR。ロータリーエンジン。にしてしまいました。これで砂利道入って行くのかと思うと、なんだかぞお〜っとしますが。
 昨日その車が来て、今日仕事で400キロ乗ってきましたが、おお速い、感動。5歳くらい若くなったような・・・

6月15日(火)野球好きなど一人としていないプロ野球オーナーの頑固じじい
 
本日の朝刊によれば、ヤクルトも合併で「セパ10チームでも多すぎる」「1リーグ制は必至」だってよ。この50年の歴史は一体なんだった?
 私よーくわかりました。三菱もそうです。実は三菱の社員というのは、妙に大学院卒業した博士号もつエンジニアが多いんだそうですが、それでも「車の運転は嫌いだ」という人が多いのです。ならば、ふそうの社員で大型持っていて、自分でトラック運転する人が誰かいるのかというと、きっと誰もいません。内燃機関は好きだけど、車は嫌いだという。本田宗一郎のつめの垢でも飲んでください。
 同じようにプロ野球オーナー連中も、誰として過去に野球好きだった少年なんて、誰もいないのです。企業存続広告のために、プロ野球しょうがなくやっているだけで、だから所属の選手など、誰も評価していないのです。それじゃ、いきなり合併させたり、1リーグにしたり、するでしょう。生き残って広告効果があれば、なんでもいいのだと。ついに落ちるところまで落ちてください。
 お相撲さん連れて、銀座で飲んでいるサラ金会社のタニマチの方に、ずっと好感持てますよ。
 それに比べれば、サッカーの川渕などは、今でもサッカー小僧で、大好きなのです。どうしても世界標準の欧州システムを日本でもやりたいと、これには夢がありました。そのスポーツが大好きじゃなければ、組織の運営などできっこありません。高卒の松阪など西武にはいっても、10年は飼い殺しで、大リーグにも出せないなど、人権の侵害で憲法違反じゃないのかなあ。高校野球には、あれだけ野球小僧だった監督がごまんといるのに、いまだにプロはアマチュアと交流させない。アテネがあるからと、急に病人の長嶋担ぎ出して、プロアマ合同にさせるという八百長やります。こんなの世間にとおるはずがないのに、何故か通る。オーナーもファンも、馬鹿しかいません。せめて日本の野球オーナーなら、大リーグのいいとこ学ばないのですか?というのは、野球が好きではないからです。そういうカラクリ分かると、日本の野球など好きになれませんよ。
 少なくとも帝京高校のサッカー部が、レッズの2軍と試合やっているなど、10年前からのことですが、こういうのは一切学ばないのが日本の野球界でした。大好きなもと小僧が音頭を取らなければ、組織は運営できません。
 トヨタの奥田など、経団連でも、なーんにも野球知らないのに「8チームくらいが適当だと」。こういう傲慢発言も、トヨタが3代目以降で4代目ですか?あそこも、大した車会社じゃないと、失望。トヨタはアメリカ車など全然相手にしなくて、ここまできたという「間抜けな自負」があるのです。だから大リーグから何も学べない。100年前のフォードが車作ったのに、傲慢トヨタは、4代目でもうそれ忘れています。トヨタの今後も長くない。
 この程度の会社をチヤホヤしている日本の財界も、見通しくらいです。

6月14日(月)10年前から分かっていたのに、どんどん堕落していくプロ野球
 実に不思議なことです。近鉄がすでに根回しして、合併するのだと。
1、プロ野球が最もダメなのは、調整役のコミッショナーに全く権限がないこと。巨人一人だけが、勝手に何でも決めてきただけに、こうなってしまった。
2、巨人のナベツネがすでに老いて、前には「勝手に脱退してもいいが、巨人リーグを作る」といきまいていたのに、もう老人になりすぎてパワーがなくなった。裸の王様もこれに極めり。
3、近鉄という大阪商人は、本当に引き際が悪い。赤字なら、さっさとタダで楽天辺りに球団をあげてしまえばいいのに、合併してまで球界に残りたいという意地汚さ。カンニングしても、落第したくないという、東京人から見ると、潔さがまったくない。
4、落ちぶれた鉄道やと、三流のサラ金モドキのリースやでは、いい知恵もでまい。
5、ゴールドマンサックスとか、外資に1球団売却すればいいのにねえ。
6、戦後を支えてきた三菱とかプロ野球とかが、こうも簡単にガタガタになってしまうのは、不景気益々深刻ということでしょうか。嫌な時代です。
7、企業は、道楽で野球チームやサッカーチームをもっているのに、40億円くらいの赤字で、けちなこと言わないでください。野球で儲けようなど、乞食の発想です。

6月13日(日)レーガンは偉大か?
 週末に出かける前にレーガンの国葬をやっていて、中曽根とかゴルバチョフなど参列してました。偉大な大統領だというのですが、それは「冷戦を無血で収束させた」となっていますが、89年のベルリンの壁崩壊話でしょう。でもそれってアメリカ人がレーガンの偉業だと騙されて信じているのか、それ以外に偉大な大統領だったという何かがあるのか、よく分かりません。来日したときに中曽根と東京の日の出町のへんな別荘で、お茶しているのだけは、覚えているのですが。
 1週間ほど前にまたまた見た番組が、NHK特集の再放送で「アルプスのピクニック計画」。これは東西ドイツの壁を破った本当の理由をドキュメントしたもので、評価が高かった番組らしいのですが、それによれば、レーガンなど何の評価もされていません。
 89年の冷戦終結は、まずハンガリーがその年の夏に、ソ連から離れて、旅行の自由化と、国境の針金を撤去したことに始まるわけです。ソ連のゴルは前向きに黙認。
 すると東ドイツ国民は、先ずハンガリーに旅行して、そこから西ドイツに入って亡命する連中が増えたわけです。それに対して東ドイツは、ホーネッカーが病気だったり、ことの重大性を認識せずに、やはり黙認。さらに東ドイツ国内では禁止されていたデモも盛んになってきます。
 ハンガリーは、夏に国境でピクニック計画を開いて、集まった東ドイツ人全員の数千人を国境の向こうに逃がします。こうしてその年の秋に、必然と壁は崩壊したというのです。
 さてこの中でレーガンが何をやったのかというと、全てをやはり黙認していただけなのです。支持するとまたソ連が戦車を動かしてくる。指示しないというと、アメリカはソ連支持ということになる。それだけのことだったのです。
 ハンガリーのこの民主化によって、東ドイツも間もなく崩壊。独立国家共同体がソ連からも出て、ソ連も翌年に崩壊したのです。
 このどこが、レーガンが冷戦終結させたのでしょうか。それはつまり、アメリカ人はそう信じているし、ハンガリー人は「自分たちが世界を動かした」と思い込んでいる。歴史は思い込みで始まるわけです。ただイラクが後に平和になっても、日本人は私たちがイラクを平和にしたとは、思えっこありません。
 そうゴルバチョフなど、その後のノーベル平和賞でしたね。じゃ、佐藤栄作は何が平和賞だったのでしょうか。沖縄返還ですか。如何わしい歴史は信用しないように。
 それにしても、北朝鮮はどうして内部から崩壊しないのかが、不思議でなりません。

6月12日(土)越後湯沢のギャモン大会(ギャモンの項)

6月11日(金)関西学院OBからのメール
 私が福井放送のドキュメンタリーを聞いたと書いたところ、遭難救助にあたった、同クラブのOBからも連絡を受けました。まあ私は当時の新聞報道と、番組関係者からの又聞きであったために、実際の様子とは細かいことで勘違いしていたこともありましたね。
 でもやっぱり山の遭難というのは、下界で転んで救急車を要請したというのとは、明らかに違って、本来自力で下山してこそ登山という遊びの責任がまっとうできるのであって、携帯や無線を利用して救助されたのは「死ななかったよりまし」という程度で、どれほどの失態をしてしまったのかを、本人たちが自覚できるのかということだと思います(登山の長い先輩の意見として)。だからその認識を再確認するということが、必要だと思いますよね。
 それと、やはり山はどのように登るにしても、まず天候が穏やかだという、これも山の弱点になるんでしょう。春先に20mもの積雪吹き溜まりを、半袖で登れるなど、そんな気候ばっかりだったら、雪が降るわけありませんよ、当たり前だけど。ど吹雪が1週間以上も続いて、その翌日の晴れた日に、そそくさと登ってくるわけでしょ。いわば荒天の時だけに動く雷鳥の反対ですよ。そういう山のめぐみに感謝することと、危ないときにはさっさと引き上げる。他山の石として思いますよ。
 でもいまどきの青春登山している14人が、それでも楽しい合宿しようと努力したのだから、反省も含めていい思い出としてください。
 そうそうヒゲの部長も、当時テレビに出ていましたが「こんなに雪が降るとは思わなかった」と言っていますが、私そういうアホな言い訳が最悪だと思うんですよ。山に対してのデリカシーがないというか。何年山にいっても知らないことだらけですよ、言い換えてみれば。予想外のことはいくらでも起きます。だから山は楽しいわけでね。そういう大きな心がけで望みたいですよ。でも部長もあれはコメントの一断面がテレビに写っただけで本当はいい人なのかもしれませんが。
 

6月10日(木)出生率1,29の亡国
 生涯に一人の女が産む子供が1,29人。これは世界最低ですね。世代交代が30年だとすると、30年後には人口が64%。さらに30年後には40%。1億2千万人が、60年で5千万人に半減以下するということですよ。長崎で小6が殺されたなんていうことよりも、私、こっちの問題に100倍関心があります。
 私子供2人育ててみて、計画以上にお金かかったのは教育費です。
 前に結婚して大企業辞めたOLに聞いたことあるんです。「年収600万円を何で捨てる」の?と。答えは「同僚に迷惑かけるから」と。???
 銀行やメーカーでは女が結婚すると、辞めさせます。それは「人数に対してのノルマ」を決めているからだそうで、辞めないと男と同じ人数に数えられる。すると結婚の5時退社とかのハンデがあって、そのセクションはどうしてもノルマが達成できない。するとセクションのボスは上司から叱責されて「けっきょく、お前がいるからダメであって、私が怒られる」という状況になって、結婚OLは必然的に辞めていくというのです。まあ、残業ができないということでしょう。
 なるほど、子育て教育費も同じです。中学以降は塾にいく。塾に行かないと「勉強の習得が遅くなって、担任教師に迷惑がかかる」という理屈になってきます。子供の学習習得をさせるのは、教師だろう。
 つまりそういう八百長がまかり通っているのが日本の現状。だから、むしろ中学生以降は、駿台に通っていて義務教育など放棄した方が本当は能率がいい。でもできない。日本がいつまでも八百長国家やって、金ばかりかかるようでは、子供は絶対に増えなくて、亡国になっていきます。
 私仕事で亀井にあったときに、「この男と子供を生みたいというような、いい男が少なくなったのが原因」と亀井は言っていましたが、あの程度の政治家でも、大きな勘違い。日本は潰れてしまいます。

6月9日(水)関西学院ワンゲル遭難のラジオ番組
 2月に遭難したパーティのドキュメントが地元の福井放送というラジオで放送されたらしい。自宅にそのCDが送られてきた。というのも、制作スタッフの一人に「ちょっと冬山のこと教えて」と数回連絡受けて、電話でレクチャーしたことから。
 で、1時間番組で、まあ学生と警察の交信の様子をメインにして、番組は作られていた。
「2月に予備日も含めて八日間も日程とって登る山じゃないでしょ。天候のいいときに日帰りか一泊でいくような山」と、
 学生は縦穴雪洞を掘っていたようで、
「通常は横穴じゃないの」
 の2コメントは、私が言ったことが採用されたらしい。
 番組よく聞いて分かったのだが、入山三日目頃重要な日。リーダーは、
「今日はガスだけど、行動できるリミット。明日から山は荒れるから、今日中に大長山越えて、下山を始めよう」
 という日に、まず午前中にパーティは、尾根を間違えて引き返すというヘマをやった。さらに戻って大長山を登るときに、痩せ尾根と雪庇を越えられずに、諦め戻って、前日と同じ場所にテントを張る。そこに数日閉じ込められて救助の要請となった。これについて後日リーダーは、「偵察山行をやっていなかったことが原因で、あれほど痩せ尾根だったことは、事前に分からなかった」
 と言っている。
 しかし、「今日中に越えて」が怪しいもので、まあルート間違えて時間をロスした段階で、取立山方面に引き返すのが鉄則かと。一人のリーダーに14人が引きずられたという点では、大昔の薬師岳遭難と、同じような感じ。

6月8日(火)2004クロカンアドベンチャー、ありがとう。
 本格的に山スキーに復帰して2年目。このシーズンは20回を越える山行を毎週のようにおこなって、たくさんの地域に行きました。

 なんといっても記憶に残るのは3月の4週目に行った上越の平ヶ岳になります。そもそもこの山には思い入れが長かったせいもありますが、とにかくそこに達するまで、鳩待峠から尾瀬ヶ原に降りたときに、あの広大な雪原に圧倒されたものです。夏になれば尾瀬などハイカーばかりの場所になってしまいますが、3月であると誰もいません。それに通常では戸倉から8キロに及ぶ林道を歩いて、さらに峠に登り付いて、そこから滑降して初めて尾瀬ヶ原に到着するわけです。そこまできてしまうと、仮に下山したいと思っても、そうそうと引き返すわけには行かない。そういう緊張感と、一人雪原に取り残されたような寂しい中での、異様な覚醒気分となってきます。それに晴天の雪原は、ジリジリと雪の照り返しで、直射日光は真夏のように暑い。でも日影に入ると気温はマイナスでしょう。まるで月の表面にいるようで、しかも南極大陸の雪砂漠に閉じ込められたような感じ。晴天だけが唯一の保証で、圧し掛かっているプレッシャーは、相当なものでした。

 平ヶ岳に行くには、そこからさらに3時間登って稜線に出て、さらに3時間歩いて現地。それにあの、地平線からわずかに宇宙基地のような広大な山すそが、少し頭を持ち上げただけの、異彩といっていい山の形。延々とロングコースからその山頂に達してみて上越の最も深いところに取り残されたこの山が、さらに魅力的に思えたものです。

 そのさらに前月、2月の3週目の新穂高からの槍ヶ岳も、これもエキサイティングな、ツアーになりました。雪に閉ざされた林道から、白出沢、チビ谷、滝谷と越えて南沢から少し滑って、槍平に入ります。このときも、わずかに日帰りのツアーなのですが、そう簡単には引き返せないというプレッシャーが圧し掛かってきます。そこに到達するまで6時間。さらに残りの2時間あまりで、飛騨沢をどこまで登れるのだろうかと。けっきょくこの日は西鎌尾根の千丈沢乗越と同高度の2600mが最高到達点で、残念なことはそこからだと槍の穂先が見えなかったこと。稜線まであと400mの時間とパワーがなかったことが、来年への課題と残ったわけです。それでもシーズンを通じて最も積雪が多かった時期に、しかも快晴に恵まれて、しかも私の他にこの日は誰もそこにはいなくて、昼近くなった飛騨沢をモクモクと一人で登っていると、急に眠くなって、立ったままの姿勢で、一瞬眠りこけてしまうという、これも無言のプレッシャーに押しつぶされそうなときでした。蒲田川の本流も、白出し沢を過ぎてしまうとほとんど雪に埋まっていて、それも午前中は立派にクラストしていて、シールが面白いようにそれにフィットして、傾斜は元ともせずに登っていけます。
 例えばこの山行では、傾斜30度の飛騨沢の真ん中で、アイゼンに履き替えて、西鎌尾根へトラバースするアイデアがあれば、きっと槍の穂先まで眺められたでしょう。あるいはスキーの滑降性能と技術がもう少しあれば(この日はクロカン用の板で入山した)、もう少し登りに時間を費やして、稜線まで到達できたでしょう。さらにそこからの滑り出しの傾斜にも、さほど臆することもなかったでしょう。そのようにわずかに技術とパワーが足りなかったとしても、今現在持っている総力で、到達できる最大値のところまでいけたことが、納得できたことでした。

 そして4月の2週目には、3度目になった飛越トンネルから北ノ俣岳へ、そこから黒部五郎岳へという、1泊のツアーに成功しました。北ノ俣岳から黒部五郎の間は、思った以上に時間がかかって、片道3時間。そこでも、ジリジリとした照り返しの中の、覚醒気分に陥れられます。黒部川源流を囲む山々には、積雪期にはフル装備と十分な日程と予備日とパワーがないと入山できないと思い込んでいたのですが、二日間の晴天があれば、どこまででもいけるという、信じられないことが自分にも可能だったことに、驚いているわけです。

 そして5月の連休には、双六小屋に入って、これはもう、連休の山スキームーブメントに乗せられて、しかも40人近いスキーヤーと一緒に、スキー三昧の楽しい時間を過ごします。三俣蓮華から黒部源流に入り込んだり、同じように湯俣川に滑り込んで登りかえしたり、双六岳東面のカールを滑ったりと。同じ小屋に40人が宿泊したとしても、昼間はわずかにその40人で、源流の山々を独占できるわけですから、混雑というほどでもありません。岩苔乗越から雲の平方面へと思っても、そんなことしているのはわずかに1パーティだけだったし、私も水晶岳まで行きましたが、それも一人だけでした。人気のもみ沢滑降にしても、1日に10パーティくらいなものでしょう。黒部貸切の楽しい三日間でした。

 私自身のことについては、この5月のツアー以降に、ショートスキーを持ち込んだことで、スキーの滑降性能がクロカンの板から格段に向上して、ようやく普通のスキーヤーらしく滑れるようになったということです。最大で35度の傾斜を斜滑降してターンできるようになれば、大体の山スキーコースに対応できることが分かってきました。それに自然の地形というのは実に良くできたもので、例えば槍沢でも飛騨沢でも、あるいや千丈沢も天井沢も、すべてが最大35度で上部平均が30度の傾斜になっているのです。それはどうぞ山スキーで滑ってくださいという傾斜で、春の雪崩れもそう多くはありません。いずれにしろ、雪崩がおき易い傾斜というのは、それを越えて上部が40度くらいの斜面になると、一般には滑れない斜面であり、そこから多くのブロックが落ちてくるものなのでしょう。それに40度というのは、大きな沢の上部にしては急傾斜であり、そう多くもなく、得てして支流であったり、雪壁を構成しているものなのです。

 5月の連休以降は、穴毛谷から抜戸岳と白馬槍の2本がともに1000mを越えたダウンヒルでしたが、そのショートスキーでとても快適な滑降ができました。こうして、5月のザラメ雪がさらにボロボロになってしまった6月にシーズンは終了しました。

 本来は、1月までの新雪の時期に、もっとクリエイティブなツアーをしてみたかったのですが、あのスキーラッセルのときに、どうやって行動半径を広げたらいいのかは、難しいものがあります。ただコースを選択すれば、パウダーを自由に滑れたのでしょうが、今年はそういう機会を作り出せませんでした。それと3月以降になれば、山で1泊して、さらに深いところまで入れることも分かりました。かつては黒部の横断など、夢のまた夢でしたが、それも遠くない気がしています。それとやはり仲間といくツアーも楽しいもんのですが、一人で行くツアーにも、どこまでも奥深い楽しみがあるものです。5月に入ってからの開放的なツアーでは、太郎小屋、種池山荘、剣御前小屋、槍山荘など営業小屋を利用して、まだまだ楽しいところにいけるはずです。

 とってもたくさんの楽しみを与えてくれて、またたくさんの課題を残してくれたツアーに、また来シーズンもお会いしましょう。あと5ヶ月もすれば、次のシーズンです。ちょっとの休憩の後に、またスキー大滑降の季節が始まってくれます。

6月7日(月)終日筋肉痛
 スポーツの後の筋肉痛は、時には快感になることがあったものだが、今日はちょっと不快です。夏山で2200mから750mまで1500m下山しただけで、なんでこんなにも筋肉痛になってしまうのでしょうか。バンテリンの新しいの買って、塗り塗りしています。

6月6日(日)剣岳の早月尾根でのろのろ遊んだ二日間

6月5日(土)

6月4日(金)フーンだ、ガソリンの値上げかね
 先週までリットル102円だっがガソリンが、今週は110円ですよ。これって50l入れると、400円高ですか。不愉快だねえまったくもう。

6月3日(木)否が応でも多少の関心は持つが、小6の小6殺し
 小6の女児といっても、「立派なチンピラだなあ」と思っていましたが、その通りのようです。msnの毎日新聞にけっこう詳しいですが、「うっぜークラスだなあ」とか「うざったいブスチビ」だとか、やっぱり加害者は一人前のチンピラ口調で相手を罵っていますよ。不良女子は高校生くらいから始まると思っていましたが、すでに小6からだったのです。
1、スッキリするのは、加害者を大人と同じように無期懲役にすることでしょう。
2、子供の喧嘩に親も出ろ。
 4日前から兆候があったというのに、特に被害者の父親は、それ分からなかったのでしょうか。自分が殺されると知った恐怖は、半端ではないと思うのですが。
 私も子育てが終わった親として、小中学生の頃には、仮に子供が学校で苛められていたら、その喧嘩に親も出て行こうと本気で思ったことがありましたよ。いじめっ子の家に親子で言って「ちょっと子供出せ」「家の子供が学校で苛められているそうだが、家の子に一発殴らせろ」 
 くらいのことは言ったでしょう。いや、こういうことすると、「事態はさらに悪化する」と妻に咎められましたが、しかし、やるくらいの覚悟は当時あったものです。でも苛められっこに該当しなかったために、そうなりませんでしたが。
 中高生の不良は、男よりも女の方がよっぽど深刻です。すぐに売春するのですから。
 どうせ責任取れといっても、責任とれやしない小僧、小娘なのですから、トラブルには親が口出しするのが、手っ取り早いと今でも思っています。そうだ、
 それにあんな用務員のオババ見たいのが校長しているなど、責任学校に求められませんよ。頼りなさ過ぎる。

6月2日(水)岐阜の神岡(飛騨市)から、スノーモービルの返事
 3月後半から4月の前半にかけて、スノーモービルでの春山荒らしというのが、流行っているのです。私はこの春、尾瀬と北アルプスの北ノ俣岳で目撃して、とても憤慨しました。それをそれぞれの行政にクレーム行ったところ、今日、神岡から返事がきましたが、「法律によって規制はできないが、和佐府辺りに啓発看板を立てる」というようなものでした。
 まあその程度だとは思っていましたが、それにしてもぬるっちい。それで私は以下のような返事をまた出したのです。
「報告承りましたが、登山者から見れば期待はずれでございます。あのモービル荒らしは、見たものでなければ、その悲惨な状況は分かりませんが、今となってみると、1枚でも写真を撮っておけばよかったかと後悔しています。しかし、あの汚らわしいものを、自分のカメラに押さえることも、無意識にあの場では嫌ったのだと思います。私は調査マンでは、ありませんから。

 およその状況では、3月の3,4週と4月の1,2週の日曜日辺りが怪しいようです。

 なお継続していただけるのならば、神岡で保全している北ノ俣避難小屋のボランティア管理の方が2名おられるそうで、一人は姫路の方でもう一人は清水のひとでしたか? 特に熱心な姫路の方にお聞きすればその状況は分かると思います。

 ただ残念なのは、行政は法律が作られてからそれを遵守するだけで、私たちはその法律さえ整備されていなくて、それは欧米に比べて自然保護などが圧倒的に遅れている状況から、理想的なことを頭で描いて言っているわけです。

 例えば冬の大規模林道などは、閉鎖中で規制がないというのであれば、仮に戦車みたいなキャタピラの乗り物を運転すれば、それは自由に入ってもいいということになる。あるいは車検を通っていないような乗り物でも、それが公道でなければ規制ができないということになります。行政の管理というのは、そのようにある意味で間抜けなこともありうるわけです。

群馬県の谷川岳には登山条例があって、春夏秋のシーズン中は、一ノ倉沢など危険地区の登山には、必ず登山届けを出せとなっていて、その届けで入山に相応しい経験がない場合には許可にならない場合もあります。条例を守らないと、これには罰則もあります。ところが冬の季節は登山センターも閉鎖されていることから、「登山禁止」となり、しかしこれには罰則がありません。それはつまり、シーズン中よりもずっと危険な雪崩れのシーズン中に、もし危険地区に入るのであれば、これは届けもいらないハイカーが入山することもできるということで、実際に積雪期の登山は無届で頻繁におこなわれています。まあ積雪期の山に対して、行政が「登山禁止」など、そもそも越権の行為なのですが。こういう逆説が、大規模林道にも当てはまるように思います。

 しかし問題は、登山道の中のモービルで、これなどは、幅の広い登山道は、夏に仮にオートバイで侵入して走行しても、取り締まる法律がないと解釈できますね。トライアル用のオートバイは、それこそ曲芸的に、急坂でも岩でも登っていけるのですよ。これでは山を管理するという立場から言えばおかしなことです。同じように、過去に富士山でも、これは公道ではないということで、四輪駆動で裾野を荒らしまわって走行することさえ、取り締まりできませんでした。

 登山道は明らかに登山者のために作られた道ですから、人力以外では入っていけないのは当然で、同じように積雪期にも、登山かスキー以外で入っていけないのは当然です。少なくとも規制がないのであっても、モービル走行の犯人を挙げることくらいは、行政か警察ではやらないものでしょうかね。あるいはモービルを売っているヤマハ辺りでも、使用者がそのような行為にでれば、販売責任が問われて当然のことです。

  それに私たち登山者にとっては、国立公園だとか1種、2種だとかはどうでもいいことで、何しろ北アルプスが50万年前に形成されてから、どうせ国立公園などこの30年かその程度のことでしょう。あるいは山を国が管理するというのも、いわば無意識の越権ですらあると思えます。どうせそれは、樹木の伐採業者に対しての規制に過ぎないわけですね。趣味としての登山という話になれば、そこに山がある限り、それが私有地であろうと、国有地であろうと、登る権利はどこにもあって、その権利というのは、山や樹木に対して何もしないということで、それは登山愛好家にとっては、当たり前すぎて、釈迦に説法するようなものです。多分今では「自然保護」というのは、世界中のテーマであって、国有地だからと国がかってに保護をせずに開発すること(ダムを作ること)などに比べれば、登山家がどこを自由に登ろうが、それは誰にも規制できるものではありません。そういう行為の中に、モービルの連中もいるわけで、連中はモービルでも、それは登山だとウソ吹いているのでしょうが、それは全く反対で、自然壊滅といってもいいでしょう。ならば地元としては、登山者は歓迎するとしても、壊滅者は、それが誰であれ、どのようなことをしているのかは把握しておく必要があります。監視する必要があるということです。地元は山など、価値のないものが自分の生まれる前から存在して面倒でしょうが、その保護や必要性は、私たち都会人の方が大いに関心あるものです。神岡から飛越の道で北ノ俣へは、とても素晴らしいコースであるだけに、そこを歩いて登る道として保護するのは当然のことで、モービルやオートバイで入っていくことに「規制できない」とは、大いに間抜けな結論に過ぎないと呆れています。そうそう、登山道の途中の木道を設置したのも、歩いて登山のために決まっているわけで、そうすると、木道の上を夏にオートバイで走行してもいいということになりますか?」
 

6月1日(火)アメリカの大いなるレジャー意欲
 海外旅行をすると、外人の大いなるレジャー意欲に驚くことがありますよ。今日は午前中から衛星放送見ていて、そのままCNNだかのニュースになって、6月は外国では日本の8月と同じで、レジャー季節なんですね。それで夏3ヶ月のアメリカのレジャー予測やっていましたが、今年も空前のブームだそうですよ。
 でキャスターが質問しているんです。ガソリン代も高くなっているのに「ガロンが2ドルに迫ると」。ガロン3,8Lが220円に迫るというのは、いま210円くらいで、でも日本の半値か。米国はレジャーの86パーセントが車で、一回平均で1300キロ走るんだと。夏で3億5千万人のレジャー予測が出ていて、人口2億5千万だから、一人1,4回。家族3世代が一緒に旅行するのも、6家族に1家族だとか、飛行機代も今はディスカウントで、大手が苦しいとか、なんか桁違いだよねえ。
 自家用は平均でガロン30キロ走るとして、それが20円高くなっても、影響は少ないとかいってますよ。東京から長野行く場合、往復600キロで、5千円かあ。日本は高速代ないしなあ。この冬だけで、1回5万円のETC積み立て4,5回やったこと比べると、日本は世界一移動代が高いです。しかも、爺さん入れた旅行や、子供と父さんまで入れた旅行など、生涯に1回あったかどうかでしょ。比べ物になりません。物価高はすべたのタガですよ。子供が少ないのも同じことだし。

5月31日(月)会社のウッチーが、高校の山岳部の同窓だったとは
 昨日はギャモン仲間と飲み会、今日は会社で人事異動送迎会飲み会で連日。とそこで、会社の同じ班のウッチーが、なんと高校のクラブの同窓だったとは、世間が狭い。先日イラクで拉致された安田純平も同じ高校の後輩だったし、実に世間は狭すぎるで、驚き。
 でもウッチーはしっかりパパしちゃって、山から足洗ってしまったそうだけど、まあこういう人に限って、また登りだすもんです。私も一旦停止後にそうなりましたから。

5月30日(日)20mの雪渓が渡れない愚か者
 3年前のちょうど今頃でしたね。谷川岳の清水峠越えという昔ながらのハイキング道を行ったことがあります。その周辺に謙信尾根というのがありますが、これなど上杉謙信が越後から上京するときの裏街道だったようで、そういう名前になっています。六日町から清水の部落と抜けて、そのまま進むと清水峠、あとはそれをどんどんくだって、土合に出るというものです。一ノ倉の前の林道が旧道となっているのも、江戸の末期頃に宮様が通ったようで、そのときに道ができたからだったですかね。
 もちろん運動靴で晴れた日にお散歩気分で行ったのですが、なんと、峠に上りついて、群馬側に下ってくるときに、いくつもの小さな沢を横断するのです。ところがまだ6月の初旬で、そこには雪渓。といってもねえ、もう午後だし、3時過ぎでしたよ。それなのに、雪渓がコチコチになっているのです。どうしてなんだ?
 けっこう急な雪渓で、滑ったら止まりそうにもない。といって、高巻くことはそれは不可能にちかい。私一瞬、また清水峠登り返して、新潟側に下らないと下山できないのではないかと、思いましたよ。そうなると当然夜になってしまう。もう唖然呆然。なんでこんなハイキング道で、これほど危険に遭遇してしまうのだ。
 けっきょく意を決して、その辺に転がっていた石ころでステップカッティングしながら、慎重に横断したので、そういう沢が3箇所くらいあったのです。舐めてかかっていると、この辺りひどいことになります。
 その後長いこと、どうして午後なのに、雪渓が緩んでいなかったのかと、ずっと疑問に思っていました。
 まずあそこはけっこう標高が高い。1500m辺りに清水峠に登って、そこからトラバースして下ってくる途中です。1300m辺りだとすれば、それを一ノ倉沢に置き換えると、テールリッジ周辺の高度になる。そこは6月といえば、雪渓の宝庫ですからね。
 でも最近思うのですが、雪渓というのは、雪の性質がそのまま残っているから雪渓であって、午後には緩んでくれるのですが、それが一旦完全に水びだし状態になって、そして夜間に氷結したとすれば、それはもはや雪渓ではなくて、完全な氷となって存在しているわけです。
 雪が氷となってしまえば、いくら気温が15度になろうとも、直射日光が当たっても、表面は溶け出したとしても、氷そのものの固さは、相変わらずガチガチのままで、柔らかくなるわけがありません。
 しかもそこは大した厚さもない雪渓で、下には当然水がゴーゴーと流れている。
 雪が凍りついたというか、染み込んだ水のおかげで完全な氷になってしまったものは、例え真夏といっても、それは侮れないということです。そう、真夏の野外のスケート場みたいなもので、どうすることもできなかったというわけです。
 けっきょくこの日は、こんなことに時間をとられて、湯檜曽川沿いの新道を進んで、もうちょっとで林道というところで、夜8時に完全に暗くなって、ライトも持っていなかったことから、朝4時までのビバークになるというヘボをやりました。
 その翌日に、前橋で遊びの用事が合ったために、朝前橋に着いたわけです。
 今年も、その遊びが湯沢で6月にあって、日にちが迫ってきて、なんだかそんなこと思い出しました。
 初夏の残雪の変化というのは、予想外のことがいつでもあって、いくら経験があっても、残雪の状況というのは、わからないものです。改めて地図見ましたが、七つ小屋沢とか、ケサ丸沢の横断のことですよ。この日は電車で、帰りに土合駅の日記をみると、同じ頃に同じ悩みを書いていた人もいました。その人「死ぬかと思った」と書いていますが、まあ、そう簡単に死なれても困りますが。

5月29日(土)午前中に入梅
 午前中に大阪くらいまで入梅したようで、雨といっても「6月の雨」という歌あったけか、「水色の雨」もあったけど、そんなに嫌いじゃないですね。しとしと雨の青葉の山を濡れながら歩くのも、景色は見えないけど、これもそれなりに楽しいものですよ。
 といってもどうせ雨ということで、今日は家にいます。

 イラクで死んだ日本人二人をニュースでやっていて、でも前回に3人拉致されたときに大騒ぎして、その疲れが、ニュースを見る私たちにもあって、それにあっさり死んでしまったもので、正直「またか」ですよ。やっぱりこういう事故は「自己責任」で、登山と同じですよ。今回は「自己責任」をあっさり世間は認めているのに、前回の3人のときは、おおぴらに「政府の責任」といっていた連中、あの言いっぷりは何だったんでしょうねえ。民主党も評論家もいっていた。言いがかりみたいなもんでした。?
 実は登山でもそうだけど、怪我して生きているというのが、救出が面倒で本当に困る。いっそのこと死んでくれれば、雪解けをまって骨拾いにいくからと、これは諦めがつく。今回の二人も、その意味で諦めつきました。でも家族が早々とクウェートに5人も、遺体確認というか、引き取りにいったんでしょ。「勝手に骨だけ持ってきてください」と自宅に留まるというほど、大らかな家族ではなかったね。私たち登山者が谷川岳や剣岳で死んでも、何も知らない家族が、谷川岳にこられても、これ違和感ありますよ。死んだ本人も、こんなところまでこられても「困るなあ」の気持ちだと思うんですが。
「こんなに急なところで死んだんだ」と思うなら、生きているうちに「そんなに急なところに毎回行っているんだ」と思ってください。知るのが遅すぎると同時に、達観してるなら、「果報は寝て待て」で、遺体がくるまで、寝てて待ってください。
 それに、死んだとこなど、家族は知らない方がいい場合もあるんです。転落事故など、もう人など、肉片になっていて、電車飛び込みもそうだけど、そんなの遺族は知らない方が明らかにいい。「山で男らしくなくなった」「戦場で男らしくしんだ」で十分。世間に「知らぬが仏」ということわざありますが、もし今回死んだのが女だったら、それも拉致された後に死んだら、実際にどう扱われて死んだのかなど、知らない方がいい。世間とはそいういうものです。

 実は昨日PCのマウスが不調になって、それも購入半年のマイクロソフトセンサー式のもので、やっぱり保証期間中だったから、ヨドバシで新品に替えさせました。それでどうも、マイクロソフトは店からメーカーに返品するにも、面倒があって、ならロジテチというものにしました。仮に壊れたときにも、店も対応しやすいと。で、今回初めてですが、マウスの下にシリコンのツメを張りつけて「エアホッケー並みに自由に動く」と書いてあったように、おお画期的にマウスの動きがよくなったのです。この程度の物、良くぞ今までできなかったものだと、遅いくらいですよ。マウスの底に滑りやすいツメを張りつけるだけなのですが。こんなの百円ショップで十分だとおもったのに、なんと三千円。こんなので?詐欺です。でも私、ゲームやるときには、3秒間に2回移動させて、3回くらいクリックする作業を、3時間くらい続けることがあって、そういうPCゲーム連中にとっては、マウスの動きやすさというのは重要なのです。しょうがない出費だけど、画期的な操作性がよくなって、まあいいか。
 週末はどうせ外はしとしと雨で、部屋で仕事でもやってますか。

5月28日(金)山岳ガイドやタクシー運転手は、偉そうにするな
 前から思っていたことなのだが、同じことをやっていても、趣味でする人と、それを商売にする人では、資格が違うのは言うまでもない。友達を車に乗せるのはタダでもできるが、タクシー運転手のような商売をする人は、さらに難しい資格がいる。
 それだけに、通常の道を運転する場合には、タクシーはマイカーに道を譲るべきなのだ。こっちは自らタダで運転しているのに、あっちは、「道」をいうタダのものを利用して商売に使っているのだから、マイカーに対して「申し訳ない」という気持ちが当然あって「他人に迷惑に成らないように、商売させてもらっています」という謙虚な気持ちを持っているのが当然のこと。しかし、それが逆になっている。タクシーは運転が上手だからと、怪しい運転のマイカー族を脅かす。つまりタクシー運転手の程度はそのくらいで、当然の社会構造さえ理解できていない愚か者であるとも、いえてくる。
 山岳ガイドも同じこと。山を登らせてもらって、それで商売。趣味団体のオバサンが通り過ぎた後に、申し訳なさそうにガイドしてもらいたい。
 つい先日パラグライダーの宙吊り事故が大きく載っていて、懐かしいなあと思ったのだが、あのスカイスポーツやっていたときも、それこそ山の借地権や、着陸する農家の田圃を借りたりして、講習会をやっていたのだが、私たち一般人が勝手に山を飛ぶと、よく文句を言われたものです。山の地主は貴方ですか?仮に地主であったも、そこは山なのだから、自由に登らせてもらいます。嫌なら地主を放棄してくださいね。貴方の生まれるずっと前から、山は自然にそこに存在していたのですから。
 自然をタダで借りて、レッスンしたり講習するのは、厳しい規制があって当然。逆に趣味の山岳フライトは、規制なしで自由です。逆にそれだけ危険が一杯だけど。
 そういうあったり前のことが分かっていないデリカシーのない連中が多くて、嫌になることがあるんですよ。ときどきね。

5月27日(木)北陸電力の横暴で、悲しい薬師岳

 薬師岳の報告は、今年初めてでしたか。20キロの林道ツアーも大変でしょう。それで思い出しました、腹の立つことを。不思議に思うのです。折立へいく道や、蓮華温泉の道など、自然に積雪が消滅しているというのに、いつも林道の開通が遅いのです。立山は積雪15mでも、強引に除雪してるぞ。
 カネの成る木と、成らない木だけの違いだとしたら、なんと田舎者は現金なのかと。富山の薬売りの小銭根性ですか?呆れます。特に、薬師岳、折立、有峰など、ダムができてから、一層地盤沈下しているんじゃないですか。草場の影で冠松は泣いています。より遠い、岐阜の飛越新道のほうが、ずっと登山者に愛されている。

 綺麗な日本庭園ができたと喜んでいても、拝観料が高かったり、うるさくて煙たい坊主がいて、それに開園時間も短いし、煙草吸ったらものすごく怒られてしまうのが、折立までの道を管理している北陸電力ですね。いまどき有料林道、しかも開通しているのが昼間だけ、それに雪などとっくにないというのに、5月は閉鎖。そんなところ観光地になるわけないですよ。だって有峰に有名ホテルないもんねえ。本来なら、有峰という土地に、一般人など入れたくないのかも知れません。自分たちが電力管理するだけが簡単でいい。それは有峰一帯を私有地とみなして、薬師岳すら開放しないのと同じことですよ。林道が閉鎖されているのだから、本来は自転車も歩行者も禁止ですか。エンジン付きだけが禁止ですか。根拠は何でしょう。レベルはネパールや中国のように、ヒマラヤ登山料で金儲けしようという、乞食の根性です。

 しかし、有峰の山々というのは、多分50万年前からあって、昨日今日北陸電力が地主になったからといって、そこに公共投資で道路作ったのに、私道として活用させる。こういうの、企業の税金泥棒というのです。都心に私有地があったら、そこで煤煙モクモクの工場建設してもいいんですか?北陸電力の頭の構造はその程度です。発祥は役所と一緒でしょ。横暴なのです。

 しかも驚くことに、5月連休には、太郎小屋までのヘリスキーというツアーがあるのです。今年もあったようで、3万円だとか。それはいいとしても、その連中の下山は、これはその林道にツアーバス通して、折立まで迎えにいっているんですね。あるいは、太郎小屋の従業員も、折立まで車で入ります。従業員は許すとしてもツアー客だけに、折立までの乗り物の便を図るというのは、北陸電力と太郎小屋とツアーのガラクタガイド連中が癒着しているといわれてもしょうがありません。これも芦倉寺の佐伯一門ですかねえ。
 フェアーでないことに、最も腹が立ちますよ。悪代官の知り合いだけがいい思いして、そういうのは水戸黄門に処罰されてください。
 私ね、そういう話を地元でしたら「だって、5月連休に小屋空けて、ヘリ使うとなったら、ツアーも一緒に運ばないと採算が取れない」というんですよ。だったら、小屋開けないでください。政治家が賄賂もらうのに「政治家はお金がかかるから、賄賂もしょうがないんですよ」というのと同じこと。田舎者はそういうことを平気でいうわけです。まったく北陸電力という悪代官のいいように、薬師岳は遠く忘れ去られているのです。
 そこに登りたい山があるのだから、なるべく早くに道を開通させるのは、そういう場所を管理している以上、これは使命感です。そういう思いに気が付かない富山の田舎者のお話でした。

5月26日(水)大阪の地盤沈下
 ここ数年大阪がひどいらしいのだ。「中心部スラム」という、町中がシャッターを降ろした商店街ばかりで、死んでいる。松下など大企業が中国へ抜け出して、所得が低下しているらしい。
 というわけで、プロ野球の近鉄も大赤字で身売りだと今日の新聞に書いてある。野球を見に行く客もいなくなってしまったわけだ。
 それにこの間の所得番付でも大阪は高額所得層が激減して、もう名古屋以下の地方都市に成り下がっているらしい。
 それに深夜のタクシーの不法駐車、2車線の道の右側にも車を止めてしまうという横暴。一般市民も、その筋の人のように、なんか態度もでかい。
 さらに大阪でスキーやっているという人も少なくなって。
 それはつまり、横山ノックだとか、今の女知事のように、官僚上がりで無策な連中ばかりで、アイデア出さないと、大阪は間もなく田舎都市になってしまいます。
 おおそうだ。関空が失敗して、近くに幽霊ビルばかりだというし、ユニバーサルも間もなく長崎テンボスのように、倒産間近いらしいし、いいとこなしですよ。

 早くも尾瀬の水芭蕉の季節と、大雪原の記憶
 尾瀬の水芭蕉がすでに満開のようですね。あの混雑は、前の人のお尻ばかり 見ているような木道ウォーキングですが、人気ですからねえ。でも今年尾瀬にいったのは、3月27日でしたか。あの時で3mの積雪はあったのでしょうか。小屋の屋根まで雪がきていました。それがわずかに2ヶ月で水芭蕉。
 こういうあっという間の山の変身は、いつでも驚ろき。そういうときめきがあるっていうことは、まだ若いってことですか、そうだと有難い。
 3月に「桜は?」といってみたり、いまどき「桜は咲いたの?」と疑問になっても、これアホというものです。でも積雪は3月でも5月でも期待するし、過去の3mの雪が、ゼロになっていたとしても、じゃ10mあったところは、まだ残っていますか?9月になっても、残っているところは実際にあるものですよと。
 10mの雪を滑っても、2mでも、その違いはスキーヤーは余り感じられないんでしょうか。でも融けてしまうと、大違いに唖然としてしまうものですよ。
 それにしても、あの南極大雪原かと思ってしまった、3月の尾瀬から、たった2ヶ月で、水芭蕉の木道とは、これまたその違いに唖然、愕然。
 毎週山にいっていたのに、刻々の変化は見落としてしまうものですよ。毎日息子と接していても、子供の成長が早いのと同じですか? 半年のスキーシーズンももう終わってしまうそうですよ。早いなあ。一眠りしたら、知らない間にもうシーズンオンですかと、なって欲しいものだよ。

5月25日(火)古い人の強烈な願掛け
 地村の親父さんは、この北朝鮮騒動のキーパースンですよ。孫が帰国するまで23年間、ビールを飲まないという願掛けしていたそうです。それで昨日23年ぶりにビール飲んだそうです。自分が楽しいことを規制して、苦しい人の願いを叶うように願掛けなど、最近の人はしませんよ。そういう話聞くと、私もたまには真似しないとダメかと。
 それに1年7ヶ月前に5人が2週間の予定で帰ってきたときに「北朝鮮には戻さない」と小泉にいったのは、このお父さんです。彼が言わなかったら、従来の約束どおりに、5人は北に戻っていたかも知れません。豪腕なお父さんなのです。ネゴシエーターの交渉力は、小泉の10倍は優れている。
 比べて、日本の学校は、いま男女一緒で、名簿も五十音順で、男女混合でならんでいるのです。私も子供の見て、違和感持ったことありますよ。これは男女区別であって、差別じゃない。スポーツでさえ、男子種目と女子種目があるというのに、日本の教育は男女一緒なんだと。大いなる違和感。これじゃ、男も女も屈辱てきですよ。これって北朝鮮以下か?

5月24日(月)リニア実用化の中国
 前から気になっていたのだが、中国というのは、本当に好景気なのだろうか。で、この間NHKで紹介していたのだが、上海空港から町中までリニアモーターカーがすでに実用化されているそうで、この実用化は、世界中でここだけだそうですよ。ドイツ製で。30キロを7分。時速470キロだってさ、新幹線の倍だね。こういう話だけでも、やっぱり中国というのは、ある面ではすごいんだと。
 犯罪集団の上陸とか、反日教育だとかはもちろんあるのだが、でもなあ、ヒマラヤのこっち側だし、これまで信用してなかった国だけど、そうとう進歩しています。北京でも五輪あるしさ。

5月23日(日)久しぶりに天気予報のドハズレ
 今日の朝7時までの天気予報でも「本日は晴れるでしょう」なんだが、午前10時の今でも関東甲信越で晴れているところはなし。こんなハズレってあるのか。予報は外れても「すいません」を絶対に言わない。
 私もこの1年で登山して、これだけ天気予報が外れたことは初めてです。昨日も曇りと雨。今日も晴れの予報が雨。昨日から富山県にいったが、何もしないでダメ。すでに午前10時で自宅に帰って、むかむか。

5月22日(土)曇りの日の無駄遣い
 曇っている日は、下の方でうだうだやっているのがいいですよ。扇沢で針ノ木雪渓登っていた人もけっこういたのですが、何だか片道5千円払って室堂へ。このコースにも大勢いましたよ。しかし着いてみるとガス。自然なんとかセンターで雷鳥の勉強してその後ベンチで居眠りして昼過ぎ。それでもガスで何もする気がなくて、下山。みんなガスのなか、雷鳥沢登りにいったんでしょうか。消えていましたが。扇沢に戻って午後2時。何もしないで1日終了。片道切符だったものでまたまた5千円の支払い。往復なら2千円安かったのに。しかも一日中、観光客相手の売店の呼び込みに、煩わされて。だったら、下の方で適当に遊んでいた方がよかった。大失敗。

5月21日(金)私も知ってるよ、巨人河原の駒大学生時代から、ダイエーの商品券を毎月50万円の無駄使い
 プロ野球には詳しくないけど、週刊文春連載の元ヤクルトスカウトマンの、裏話暴露話は、「まあ、ありそうなことだけに、面白いなあ」が、これまでの感想。
 で今週号は、ダイエー城島が駒大進学とほぼ決定していたのだが、急遽ダイエーだけに指名されたもんで、希望球団だったからと、進学撤回してさっさとダイエーに入団して、現在に至るというお話。登場人物は、ダイエー球団のボスだった故人の根本、駒大監督の大田、交換条件みたいに出演する巨人の河原など。連中が密約していたと、十分な状況証拠があると、このスカウトマンの告白だね。94年のドラフトのことだからちょうど10年前だ。城島なんて見かけ35歳かと思っていたけど、まだ28歳だねえ、若い。河原など40歳かと思ったけど、31歳だ。改めて名鑑みて確認しちゃったよ。
 でその中で私が出会ったのは、もう時効だから書くが、巨人の河原のことだ。彼は入団を早々と結婚するのだが、そのお相手というのが、普通の女性ではなくて、当時大スキャンダルとして報じられた。私も職業上それに加わっていたものだ。
 当時は何のことかよく分からなかったのだが、けっきょくこの結婚は、河原の暴力などその他多くの理由であっという間に破局する。まあ簡単に、河原は優しい男じゃなかったということだ。それで元妻というのは、その暴力などのために(それによって、子供は死産になった)ことで、ぶち切れ、彼の悪いことまで暴露するという合戦になった。
 それによれば、彼は駒大在学中から、ダイエーに入団する密約ができていた。そのためにダイエーから(当時のダイエーは西武を作った根本がボスで、彼は初代の筋者、仰木は二代目の筋者と野球界ではいわれて、小沢一郎のように、脂ぎった恐持てで、裏工作を含めて活躍した、業界の大物といわれているのだ)なんと、毎月50万円ほどの商品券をもらって小遣いにしていたというのだ。
 それを金券ショップに持ち込んで現金に替えて、これでキャバクラ始め、風俗遊びもするわけだ。もちろん学生である彼の人事も握っている駒大監督も多分知っていた。
 ところがどうも、城島との関連で、河原は巨人へ、城島はダイエーへというふうに丸く収まって、「もらっていた商品券などはどうするの」という質問に、「あんなもの使ってもうないよ。でも大したトラブルじゃなかったみたいだ」ということ。
 ダイエー根本にすれば、河原への商品券出費など、城島が獲得できれば、チャラでも十分にお釣りが出るということか。
 問題は、アマ学生野球といっても、在学中から逆指名する球団からは金銭もらっているということだ。だから連中まともな人間に育つはずもなく、このように、女とつまらないトラブル起こすし、後に女から恨まれるような別れかたになってしまう。彼は多分その後遺症でいまだに結婚できず。
 そうそう巨人の高橋も入団に際して、父親の不動産赤字の補填を、球団は見てやったと、これは先週号あたりで、このスカウトマンの告白だったよ。おもしろい。
 カネのあるなしは人生を左右することもあるかもしれないが、人間性はその人の所持金とは関係なく、フェアーでなくちゃダメだと思うねえ。ばれたときに弁解できないもんなあ。
 

5月20日(木)ランディジョンソンの完全試合
 Dバックスのランディジョンソンが40歳で完全試合したと、今日はスポーツニュースのトップでした。彼は日本に何度も来たことがあります。一昨年のオフも日米野球で来日しましたか。そのときのワイドショーでのインタビューでのアホな出来事。覚えています。
 奥さんと一緒にテレビに出て、
「ご家庭の主婦として、ご主人の健康管理について、食事などにはどのような気をつかっているのですか」
 奥さんが答える。
「私は主人に食事は作っていません。全て栄養士が献立を立てて、料理人(メイド)に任せています。」
 インタビューしていた某局の間抜けな女子アナが、一瞬絶句。後が続かなかったのです。
 こんなこと、きっとあったり前の事ですよ。プロ選手の食事を、シロウト主婦が作ろうなんて、これもまた家庭の主婦の越権行為でしょうか。この短いやり取り聞いているだけでも、日本のプロスポーツがアメリカと対抗したいと言っても、勝てるわけありません。どうせ、カップラーメン食っているのが関の山なのですから。

5月19日(水)ショートスキー問い合わせ

 フリートレック、ベンチャー、あるいは私のは「さかいや」で最近買ったコルグという98センチです。それにスノボー用のビンディングつけて、皮山靴でOKですよ。以下は、数回使った印象。

1、 ショートは軽いか?
 そもそもショートというのは、今でも邪道らしいことは承知の上です。一般的には、ショートといっても、実はセットで4キロもあって、これって普通の山スキーと重さは、そう変わっていません、きっと。だから軽さだけで選ぶと失敗。

2、重量は?
 スキーの重さというのは、昔のスピーカーと一緒で、きっと「重ければよい」のだと思われます。それは構造的に、中身がしっかり作られていて、そういうものは、多分「クラスト斜面でどうエッジが有効か」というときなどに、軽いものと重いものの違いがはっきり出るようです。中には山スキーセットでも2キロ少しというのもあるようで、重さだけで選ぶと、ねじれ易い、など、肝心なときに役に立たない場合がでるでしょう。

3、軽い板の魅力は
 軽いのでOKというのは、多分に新雪のときだと思われます。私サロモンのクロカン用、カービング145センチでセットで2,4キロ持っていますが、これなど言ってみれば「ペラペラ」で、固い雪では役立たずであり、でも新雪ではよく浮いて、楽しいようです。つまり長さと重量の関係は薄くて、主に構造でしょう。

4、ショートあれこれ
 ゲレンデスキー屋さんでは、ショートもけっこうたくさん売っています。で、1m以下の板というのは、じつは「スキーではない」という安全基準の扱いで、解放装置がありません。転んでも短いから怪我しないというのでしょう。従って構造も簡単で、けっきょく重量も軽いという傾向のようです。でも大きく「スチールが入っているのか、いないのか」という大きく2種類の構造があるようで、入っていないものは、木ねじでつま先の先とかかかとの後とか、広い面積でビンディングを止めないと、しっかりしないわけで、またこうした板を乱暴に扱うと、「壊れる」といわれたこともあります。もう一方は、しっかりした構造で、土踏まずの所だけで4箇所「ツーバイツー」というスノボー用の止め方らしいですが、それができるものとあります。これはしっかり構造でねじれにまあ強いようです、

5、軽い板を望む人
 ということは、軽い板というのは新雪用で、あるいは応用して5月のザラメ対応だと、自分なりに言い切って、それでもペラペラを覚悟して、ハードに乗らないということでしょう。初期のフリートレックが壊れたという時代があったそうですが、これに該当するのではないでしょうか。

6、私のショートは重い
 それは、フリトレよりも重いようで、実際それだけしっかり作られているということかも知れません。まあその違いが分かるスキーヤーであるかどうかも問題ですが。

7、何故山靴とショートか
 私、4月以降の山は、滑ることもさることながら、登頂するということに重きがあります。その帰りに滑れるのであれば、滑りますよと。それにそう滑降には執着していません。そうなると、今でもガルモントなどの兼用靴は、みているだけでやはり重そうだし、稜線の雪はげの土や岩では、本当に歩きづらそうに思える。連休に、夏道100%の鷲羽岳を兼用靴で登った人の「靴が壊れる、痛む、足も痛い、重い」という苦痛は、私の場合さらに強いものです。だから、滑降性能が多少落ちても、やっぱり春用の軽い皮登山靴が好きなのです。また背負ったときに、160センチよりも、98センチは本当に持ち運びが簡単になる。また山靴で160センチをこの時代にジルブレッタなどで、履こうとは思いません。

8、よくショートで我慢できるね、普通の板履けば
 とは、よく言われます。しかし先のように、プラ兼用靴の重さと、ぎこちなさ考えると、とても私は嫌です。

9、シール歩行はどうなるのか
 実は、4月以降は、私シール歩行を認めていません。ツボ足でも全然潜らない。シールが山菜取りの長靴おじさんに抜かれるという場合もあって、ツボ足アイゼンで十分、いやこれが最高だと思っています。私のショートにもシールが付くし、かかとも上がるのですが、なんだか下駄はいているようで、いやだなあ。

10、7月以降もスキーか
 つまり、極端にいえば、どんな山行でも4キロのスキー持っていって、雪があれば滑って遊ぶという感覚に近いものです。8月の奥多摩では、明らかにそんなことしませんが、北アルプスに行くのであれば、どっかの雪田でもできなくはない。そういう思いの中に、私の場合ショートの存在があります。

11、でも滑りやすい
 というのは、実はゲレンデ用のファットなど、履いたことありません。98センチのコルグでも、これスノボーみたいだなあと。止まると転ぶのです。それだけ回転性能と滑走性能があるってことです。それが山靴でも実に楽しくて、連休以降の3回の山行に、これ使っています。満足。過去にない経験です。

5月18日(火)鈴木宗男のマラソンマン
 宗男が政治的に失脚してしまい、不幸は重なりガンになり、そうそうたった400万円の収賄容疑で、500日も拘置所に入っていたのは、私司法の越権行為だと思っていますよ。米国は殺人しても、3日で拘置所をでますから。後は裁判次第。この参院選にもでるっていうからねえ。
 ところが、つい先日に10キロマラソンに出て、宗男48分だったそうですよ。おお、超人だ。山登らせても、ガンガンいきそうです。あの人どうせ昭和22年ころ生まれだから、57歳くらいでしょ。若いよなあ。
 老いても健康であるとは、絶対条件だと思っています。しかも、淫行とか未成年の県条例でぱくられるのは情けないが、収賄など解釈の相違でどうにでもなる。政治家にクリーンなど無理で、要するに雑魚で誰も知らない政治家か、ちょっとは大物かの違いだけ。どうせ彼と友達になるわけじゃなし、だったら目立つ政治家であり、健康であればそれでOK。
 私10キロなど走れませんよ。急いで歩いて1時間40分。ちょっと走った振りして、1時間10分くらいがいいところでしょう。マラソンは膝がいたくなる。
 どうであれ、登山に肺活量と馬力は、あるに越したことはないです。まああの宗男オヤジ見習って、馬力つけますか。

5月17日(月)飛騨の上宝の金木戸川濁流で、釣り師対岸に渡れず
 でてきました。梅雨のシーズンになると、豪雨の鉄砲水などで、川遊びしている連中が、ヘマこきますよ。朝刊には天竜川下流のモトクロスでこれは70人が中州に取り残され。昼過ぎには、金木戸川で釣り師二人に消防団が救助してましたが失敗。午後にヘリで救助したんですか。連休に遊んだ双六谷の下流でしたね。
 豪雨の季節は好きですよ。だって米育たないもんね。そして山では鉄砲水。そうだ、数年前には丹沢で「こんな雨平気だ」と啖呵切っていた連中は、本当に流されて死にましたね。馬鹿は死ななきゃ直らない。
 雨の日の沢は本当に危険ですよ。それとねえ、天竜川などは、水源は諏訪湖でしょ。あんなとこ水源で、途中にいくらでもダムあるのに、あの程度の時間20ミリくらいの雨で、ダムの水流して、中洲に取り残されというのは、多分ダムはもう土砂で底は平地になっていて、豪雨調整の機能等できなくなっていると思われるんですよ。ダムって、作ってまあ10年で半死で、30年で全滅でしょ。熊本の築50年のダムは、間もなく壊されて清流に戻りますよ。 つまり自然災害は、治山などしても大した効果もなくて、自分で逃げるなりして守らなくては。それが山の生活だし、接する登山の楽しさですよ。いつも思い出すのは、もう20年も前に、南アの寸又峡近くで、時間70ミリという雨の中、林道歩いて下山しましたね。もうシャワーの中と一緒。日本は雨国ですから、みなさんこれから9月までは注意しましょう。

5月16日(日)おお、たまにはいいこともある道路公団
 「良くないことは続く」と言われていますが、前日にスキーで仲間とトラブルあって、この日は大雨で、信濃大町の現地宿泊から帰宅。ところが中央道の原というPで、なんとトイレに財布を忘れてしまったのです。長トイレはいつも暇に付き、地図みたり、本読んだりで。気が付いたのは、50キロ走った後の、双葉P。要するに、諏訪で忘れ物して、韮崎で気が付いたというわけですよ。財布というのは、10年に1回くらい忘れ物しますね、こまったもの。
 それで係りのオバに相談して、現地に電話。拾ってくれた人がいて、預かっていると。よかったねえ、本当に。その間に自宅、携帯に電話してくれたとのこと。中に名刺入っていたのです。でまあ、私そこからUターンして、といっても甲府昭和で降りてターン。諏訪でまた降りて上り車線にターンというわけです。その間の往復高速料金また払うのか」と憂鬱になっていました。そこでオバに言ってみるもの。「ただじゃダメか?」
 オバがどこかの事務所に電話して、私が要件告げて、一旦切れた跡に、再び、
「道路公団という組織が、財布忘れの戻り位の往復料金まで払えというような、けちなこと言わずに、なんとかしていただけませんかとお願いしているのです」
 いくつかのやり取りのあとにOK.意外です。そんな器量があったのですか? 民営化されそうで、ちょっとは営業努力しているわけですか?
 甲府昭和で降りた後「一般からチケット取って入場してください」
 私ETCなのです。で諏訪に戻る間に、私の車先方に連絡してくれたようで、小雨のなか、係りのおじさんが、車道に出て待っているのです。おお、さてそこで、料金所までいかずに、その手前コーンのところで、それ外してUターンの指示。いんちきみたいに上り車線に戻れます。そして原Pで、忘れた財布と再会。良かったです。そのまま帰京で八王子の本線にて、甲府昭和の下りチケットもったまま、清算。もちろんETCクレジット使って、例の割引も適応。
 問題1、下りのチケットでも上りのどこかで清算できるものなんだ? 
 まあこんなの問題じゃありませんが、高速料金の損はありませんでした。驚きの展開です。でも往復120キロのガソリン、時間のロスはしょうがない。
 でもまあ、SAの出入り業者などは、タダ券か何かで自由に走行できているのだから、忘れ物くらい、この程度の融通あっても当然。だがしかし、驚き。あの藤井がいた官僚社会なのだから。

5月15日(土)北アルプスの白馬鑓ヶ岳2903m
 今週も北アにいって、この日も1000m以上の大滑降に満足。

5月14日(金)量販店のYamada、ダイクマいまだに大人になりきれず
 上チビ大学1年になって1ヶ月。借りたワンルームがベッド使用なのに、どうせ布団生活で、大家から「かびる」と言われていたために、女房に1万円の簡易ベッドを買わせに、向わせた。手元にあったのが、前に学生単身生活電化製品をYamadaで買ったときのポイントカード。
 都下の私鉄沿線で、駅前に2階建てのスーパーがあって、1階がYamada、2階がダイクマ。ここはディスカウント量販店です。両方ともポイントは共通。
 さてYamadaは、「Yamadaよりも安い」と宣伝していた、ニコニコマークのディスカウント電気を訴えていますね「名誉毀損だ」と。先の裁判では負けて、控訴中。大人気ない。ダイクマは中堅量販店なのですが、ここでもパイプベッド売っています。1万円。ところが妻がそれを買いに行ったところ、配達料が2700円だと。???。無料じゃないの。家の近くの家具屋で同じベッドを下チビ用に買うと、もちろん「配達無料」。当然ですよ。ところが、ダイクマは家具は少々で、本来は日用雑貨。だからか、配達希望は少数で「ほとんどの人は自家用できますよ」。でもベッドはさすがに重いのだが。でも仕方なく「配達希望」。佐川に頼むらしくて、2700を追加で妻、息子はプンプンだったとか。
 いまどき時代の最先端のディスカウント量販店でこのざまです。田舎の駅前にたった2店だけのスーパーだから、殿様商売やっているんでしょうか。まだまだ流通は大人になりきっていません。しょうがねえなあ。
 そうそうあのヨドバシカメラでさえ、現金決済とカード決済は、ポイントが違います。カードの6%の手数料負担は、定価込みと世界中で規約になっているはずなのに、このケチさ加減は、カードに対する背信行為だと思われるのだが。

5月13日(木)年金納付はNHK受信料と同じか
 義務だけど罰則がないという点では、年金とNHK受信料は同じです。でもたしか、年金なんて「払わなくても自分が泣くだけですよ」っていう感じだったはずですけれど。「払った人に見返りがあって、払わないと自分が困るだけだから、それでもいいというなら、払わなくてもいいですよ」だったと思うんだ。私払っていますけれど。だからあんなの払っていなくても罪ないねえ。車の定期点検だって、やらなくてもなんでもないよ。
 当時は銀行の金利も10%ついていて、年金はきっとそれ以上の12%くらいの見返りで将来帰ってくるんだと、ばら色の夢描いていましたよ。それが、年金の運用を失敗して、しかも納める人が減ってきて、年寄りに払えないということになって、義務が強化されたってことだよね。だから議員年金払っている人は、社会保険庁だって、真面目に徴収していなかったんじゃないの? 
 それが不払い議員が続々出てきて「当時は支払う必要がなかった」とちゃんといえる人がいなくて、ならNHK受信料未払いもあげていけば、議員会館は全員が支払っていないとおもうけどなあ。テレビは各部屋にからなずあるけどね。
 受信料は家庭で払っていても、職場にあればそれも払えとNHKはいうんだよ。私は家庭にテレビ2台あるけれど、1台分しか払っていませんよ。衛星も後から付け足して気に入らないから、見ているけれど地上波だけですよ。
 でもこれも整理されると、議員は詫びて、猿の福田小姑のように、幹事長辞めなくちゃいけなくなるのかなあ。つまらない建前社会の見本がここにあると思いますが。

5月12日(水)拉致された石岡同年代か
 24年前の春に、バルセロナで石岡はよど号の若林の妻となる女にウィーンに連れて行かれて、そのご北朝鮮に拉致されたとなっている。私が初めてヨセミテにいったのが80年の春だから、その2ヶ月前の欧州でのできごとだ。
 そだなあ、当時は地球の歩き方もアメリカだけだったと思うけど(ヨーロッパ編も出版されていたか)とにかく、2冊だけしかなかった時代だ。小田実の「何でも見てやろう」からはもう10年も遅れているけど、年間400万人くらいが渡航していた時代ですよ。でもねえ、海外にいったら、外人さんとコミュニケーションをとるというのが目的で、外国にいってまで日本人に頼るというのは、それだけで怪しかったものです。私の高校時代の山岳部の1個下が、やはり同じ頃にアメリカに旅行しています。で、まだ21歳くらいですから「外国軟派」が目的でもあるんです。帰国後「やった」という話を聞いて「おお、でかしなたなあ」と思ったら、相手は日本人だったということ。「どういういきさつ?」ときいたら、ロスからディズニーランドにいって、そこにいた日本人と何故か意気投合して「夜になったら、一緒に飲もう」と約束して、それ実行して、その場限りの深い関係になったと。
 私聞いていて、アホと思いました。そんなの渋谷の軟派と何が違うんだと。せっかく海外にいったら、その特長出す軟派しろと。でもそういう安易なのは、当時から今でも流行っているのです。バルセロナの石岡も同じだとは言いませんが、海外にいって心細くて、日本語しゃべる怪しい日本人に頼るというのは、海外ヒッピーの風上にも置けない愚か者のすることです。むしろ日本人同士は不用意には話しかけないし、どうしても旅の情報を入手するときにだけ、バスデポー辺りで、情報交換します。
 登山と同じですよ。心細いから単独行はパーティについていくといったら「断る」といわれるのが当然。それを平気でやっていたのが石岡で、狙っていたのが若林だということです。
 いずれにしても、こういう被害に合うものと、合わせるものは、どこかに、間抜けな部分があると思われます。

5月11日(火)カービングやファットはスノボー系か
 ショート98センチはファット系になっています。滑りやすいのですが、驚いたことに、平地に降りてきてホッとすると、その瞬間にすってんと転んでしまう。スノボーはいまだに止まれないそうですが、よくよく考えればスキーが止まれることがおかしいわけで、平地で転んでしまうというのは、滑走性能がスノボーに近いのかなあと納得するのです。
 常にターンしているときはいいのですが、斜滑降で高度を落とさずに遠くまで行こうとすると、どうも真っ直ぐに進んでくれなくて、すぐに曲がろうとする。形状によってスキーというのは変わるものです。それがスキーの進化で面白いところなのか。

5月10日(月)ライター投げつけ事件
 毎週月曜日は、もう会社で20年来続いているセクションの会議の日なのですが、人数は7人で、前は私が一番若かった時代もあったのですが、今では上から二番目。ところで今日は、さすがにむかついて、会議中に携帯がなることがあるわけですよ。私でも、その場で席を立って窓側にいって、「会議中だ」といって、切るものなのですが、若造が今日は堂々とそのまま1分以上も話し続けていたのです。頭にきて、「電話は向こうで話せ」といったのですが、小僧は辞めない(後で分かったのですが、多分私の声も聞こえていなかった)それで、手元にあった100円ライターを小僧に投げつけて、ついにそいつが電話を耳から話したときに、「向こうで話せ、バカヤロー」といったのです。すると小僧は「かかってきた電話じゃないか」というわけです。こういうのって言い訳に相当しますか?
 少なくとも、授業中は私語を慎め、くらいは常識なのですが、最近の小僧は、小学校時代でもそういう躾を教わってこない。ということは当然家庭でも教わらない。そのまま会社に入ってくるからこういうことになるわけです。また会社の先輩も、後輩になにか憎まれ口いってしまうと、後で組合から叩かれるとかが怖くて、何もいえない。従って、この小僧は、もう30歳を越えるというのに「こんなこと言われたのは初めてだ」と捨て台詞を吐く始末ですよ。おお、もう世も末だ。だからせめて「今日からは、私に言われてとおりに実行しろ」といっていおいて、小僧はふくれっ面して会議は終わりました。まことに情けない。
 携帯の掛け方も世間はなっていません。電話にでると「いま、いいですか」と誰もが言う。本来電話などいいわけがない。固定式電話のときには、「いいですか」とは言わなかったのに、何故携帯ではそういうようになったのだろう。「いいですか」と聞かれれば、反射的に「ダメだ」といいたくなる。電話とはそういうもの。ダメを知っていても連絡したいわけだから「お忙しいときに、すいません」と言えばいいのだが、そういう日本語を知らずに、責任を相手に渡して「あなた、いまいいといったじゃないか」とこういう具合になる。
 いきなり「いま、どこにいるの?」と聞いてくるバカもいる。お前はいったいオレに何なんだ? 世間の小僧どもにはしっかりと躾けをしないといけません。

5月9日(日)田淵行男「山の季節」
 もうずっと前の本だったようですが、この間ブックセンターに行ったときに、山の本棚みていたら、小学館文庫から田淵のエッセー集が再販になっていて、買って見ました。最近また昔の本が文庫化されていてとてもいいです。
 私の恩師の松崎先生は、以前に常念乗越で、まだ夜明け前に起きだして写真を撮ろうと思ったときに、自分よりも先に動き出していた人がいて驚いたら、田淵さんだったということです。話しかけても何故か変人で、やっぱりこういう人の素顔というのは、近寄りがたいものらしいです。
 安曇野に住んでいた写真家で、日本一の山岳写真家だといってもいい人で、実にナイーブです。
 でもね私先日の穴毛の堰堤砂漠ではないですが、田淵さんも山が荒らされていることを、当時30年前でも、この本の中に少し出ていますよ。それでも登山家とかスキーヤーは、自然保護について、全くおとなしいと思っています。ガーガー言っている人は、政治的な背景のある人で、かえってこういう人はまた怪しい。
 私たちはいつも従順すぎて、是々非々なのです。是々非々という言葉は、いい言葉ではありません。例えてヤギのようなもので、主体性が弱くて、上のいいなり。変えられた状況に即しているだけ。日本は自然保護も、自由も、圧倒的に後進的に過ぎません。
 例の真紀子の娘の離婚が、表現の自由かプライバシーの侵害かと問われたときに、こんなものが、プライバシーの侵害に相当するという考えは、圧倒的に後進国の考えることだという結論になっています。マスコミでさえ、ときの政権から自由を獲得するには、もっともっと自分たちの権利主張がない限りだめなのです。なし崩しに管理されてしまうだけなのです。
 ヨセミテのジョンミュアは登山家であり、100年前の自然保護の先駆者でした。だからカリフォルニアには、ヨセミテが存在しています。日本に登山家出身の自然保護家はいません。押しなべて、ナイーブだけなのです。それがまたいいことだとされている。田淵はいい写真家ですが、自然保護に憂いているだけで、終わってしまいました。ニコルのような外人に頼らなければならないことが、情けない。
 「言ったってどうなるものじゃない」というのは、是々非々の最たるもので、認めません。
 私、「黒四ダムを取り壊そう運動」を一人で立ち上げます。あのダム、もういらないと同時に、過去の自然破壊の反省の象徴に、取り壊さないとダメです、はい。

5月8日(土)先週末と同じ新穂高
 「治山事業が国土の緑を守る」というのは、本当か、詭弁か。「美容整形が女性を美しくする」というのと、どこが違うのだ。少なくとも北アルプスは50万年くらいは、今の造山運動が続いてきたわけで、この100年くらい国土省が日本の山を自分のものだと錯覚して治山したからと、何ができるのでしょう。100年に1回のがけ崩れが、人家を壊すというなら、壊れてください。そのために毎年100回も堰堤作るよりもいいと思うのですが。大洪水で村が流されるというなら、そういうところに村作らないでください。角栄は昔、谷川岳を崩して、佐渡までその土で埋め立てましょうといいましたが、今の治山はそれと同じことしています。土砂や水害を心配するなら、日本の山を全部削って、平地にしてください。それと同じことを国土省や林野庁はやっているわけです。大バカすぎる。

5月7日(金)夏のような暑さ
 連休以降で、今日みたいにジリジリと暑かったのは、東京では今日が初めてです。まるで夏ですねえ。雪解けが心配なのはもちろんですが、これだけ暑いと、むっとする樹林帯とか、そこに山ヒルがポトンと垂れ下がっていたり、メジロというアブの親分のような蜂が、大挙して群がってくるとか、そのような光景が、頭に浮かんできます。だから夏山シーズンなのでしょう。下界が暑いときには、標高が高いということが優先されます。新潟上越のように、標高100mですでにゴルジュになってしまう山は、アマゾン並みの季節に入ってきました。

5月6日(木)鹿児島新報の廃刊
 地方にはどこでも地方紙というのがあって、鹿児島には「鹿児島新報」という新聞があります。けれどこの連休中に廃刊になったそうで、「そうですか残念」という思いですね。朝刊紙で発行は3万部と出ています。とても少なかったようですよ。不景気はマスコミにも押し寄せているのです。
 あれはもう20年も前のことですが、ある学習雑誌の仕事で、甲子園に出場する高校球児の、しかも補欠の「残念さ」のレポートという、ちょっと込み入った物がテーマだったことがありました。確か高校野球の地方予選には、18人がベンチ入りできるのですが、甲子園では15人。つまり補欠の16,17,18番の3選手は、わがチームが甲子園に出場できるというのに、ベンチには入れなくてスタンドからの応援組みに回らなくてはならないという、ここに残念な仕組みがあるのです。といっても、雑誌編集部が勝手にストーリーを立てたような、屁理屈っぽい「残念な仕組み」なのですが。普通はどの道、レギュラーでなければ、ベンチにいようがスタンド応援だろうが、本人にとってはさならが問題ではない、ただの二軍選手だと思うのですが。
 それで雑誌の締め切りが6月中だったのか、その時期だと全国でも地方予選が終わっているのが、沖縄か鹿児島くらいだったのです。明らかに雑誌の締め切りの都合だけで「じゃ、鹿児島の高校を取材しよう」という、まあ乱暴なものですよ。有名なOぶんしゃの学習雑誌でしたが。それで私一人で鹿児島に飛ばされました。
 県代表は、今でも強い鹿児島商工でした。高名が変わりましたが。で当時もいまも、はぜやまさんが監督で、練習場にいって「誰が甲子園では補欠か」ときいても、まだ明らかじゃないとか、いろいろ複雑なやり取りはあったのですが、けっきょく徳之島出身の選手がそれに該当して、彼を無理やりインタビューで、雑誌のストーリーの「主役」にしてしまうという、これもかなり乱暴な取材です。それでもまあなんとなく「涙の球児」っぽく、話はまとまって、さて写真をどう入手するのかということになったのです。
 地方予選で優勝して、優勝旗をもったパレード写真が必要だということだったのです。地方には、朝日も読売も支局があって、そこには写真があるでしょう。東京だと、大手新聞や、通信社は、私たち雑誌社に、自分たちが撮影した過去の写真を、モノクロだと1枚6千円くらいで販売しているのです。ところが地方は遅れていて、そういう習慣がないのでしょう。朝日や読売の支局では、
「自社が撮った写真を、雑誌社に販売したことなどない」
 と、まったく、田舎者の対応でした。連中はさっさと支局を上がって、中央本社に行きたいだけが人生で、それ以外のことには深入りしたくないのです。それで
「じゃ、地元紙に頼んでみよう」
 ということで、鹿児島新報にいったのです。すると実に愛想が良くて、ええ決勝戦の時はもちろんわが社でも取材していますから、そのときのパレード写真なら、あげましょうと、確かタダでくれたのではなかったでしょうか。先方との付き合いはそれ一回だけでしたが、雑誌掲載の時には「鹿児島新報社提供」とクレジットを入れて、写真を使ったことを覚えているのです。地方紙にもいろいろありますが、一説によれば「秋田さきがけ新聞」などは、地球は自分を中心に回っていると思っているくらいで、実に横柄だと、わが社の出張専門の人はいっています。地方取材では、東京からのマスコミと、地方の朝日新聞地方支局と、地元の○○新聞の三者は、それぞれ仲が悪くて、いつももめているものです。
 そういうなかでも、好印象の鹿児島新報が潰れてしまったと新聞で読んで、それはとても残念だったというわけです。
 思うんですが、47都道府県には、47の地方紙があるのです。長野には信濃毎日新聞がある。たとえばこの新聞が、東京で読んでも面白い北アルプス情報などのページがもしあれば、私は東京でもこの新聞を購読したいとも思っているのです。というか、そういう思いになるものなのです。ところが地方紙といっても、実際には特長もなくて、東京人が読んでいる朝日新聞と全く同じ記事を、九州の人も実は読んでいるんですよ。ただ後半に1pだけ、県内版があって、そこに県庁ではどうしたとか、にょろにょろ地方記事がでているだけ。地方紙にしても実は内情は同じで、ほとんどの紙面が共同通信から買った東京の記事ばかりで、やはり後半に2pくらい、にょろにょろ県内版があるだけなのです。自分の県が地元でそこで発行しているのに、県内版とは何だと思いますよ。むしろ全部が県内の記事で、東京の記事こそは1pくらいいいのですが。しかしマスコミも中央集権ですから、全国どこでもこんなものなんです。情けない。
 東京に石原や長野に田中の知事がいて、地方革命が進んでいるのに、地方のマスコミはなんとも遅れすぎています。それが廃刊の原因の一つだったのかも。地方の時代など、政府の作り話で、実態が伴っていないなあと、今回のことはとても残念でした。

5月5日(水)子供が少ない子供の日
 
少子化といわれて子供が少ないようです。チャンスがあったら、子供を生めばと会社の女性たちにも言っているんですが、もう「おじさんのたわ言」と思われてしまう年齢でしょうか。本当に日本に子供が少なくなったら、中国から毎年10万人くらいの子供を輸入すればいいと思っているんですが、日本にそんなことできますかねえ? 疑問です。北欧とかアメリカよりも子供の出生率が少ないと聞くと、異様な感じがして気持が悪くなってしまうほどなのですが。

5月4日(火)連休ギャモン
 春のこの連休は仲間のギャモンクラブ主催で東京で連日大会が開かれています。この日だけ途中参加。ジャックポットは早々と敗退して、知り合いとマネーゲーム。けっきょく途中で某大阪人が熱くなって、アドミラルで朝まで3シュエットやってしまいました。成果はまずまず。

5月3日(月)修行僧のような山スキーヤー
 双六小屋という北アの真っ只中の春営業の小屋に2泊して、山スキーヤーというのは、ストイックな人種だと改めて思いましたよ。ゴンドラやリフトのない時代というのは、まあ終戦後間もない時代と同じで、自分で滑降したいルートを歩いて登って、滑り降りてくる。楽しいのは10分ほどで、そのために2時間の苦労するわけだから、修行僧みたいなもんですよ。
 これって、だからと言ってヘリスキーがいいかというとこれもそうではなくて、何も苦労しないであっさりと頂上に着いても、なんだか面白くないんだよね。ロープウェーで頂上にいっても、何だかただ観光しているだけで、それ以上のものにならないね。そうそう春には、薬師岳近くの太郎小屋も営業しているけれど、そこまでいくのに、ヘリっていう手段もあるそうだけど、運賃3万円だってさ、どうかなあ。

5月2日(日)この三日間は北アルプスで連休スキー。三日とも快晴で大満足。
5月1日(土)
4月30日(金)

4月29日(木)ちょっとまし
 医者にもらった薬漬けで、今朝はいくぶん調子もよく、本日夜から1日遅れで、スキー予定出発。週末まで何とか好天は約束されるでしょう。

4月28日(水)風邪気味
 明日は全国的に快晴だというのに、昨日辺りから風邪気味で、明日からのスキー予定をキャンセル。とほほ

4月27日(火)春の嵐
 今日みたいな「春の嵐」の日が、春っぽいのだと思うけど、普通はぽかぽかした日が春っぽいと思われていますよ。つい数日前には、「春を通り越して夏だ」とか「冬に逆戻り」とかいうけど、やはりそういう不安定が春らしいと思える。
 今年は「台湾坊主」も「二つ玉低気圧」もこなかったね。不安定な天候のなかに、たまに快晴のぽかぽかがあって、そういうの全部含めて春だというのに、下界人にはあまり理解されないようです。

4月26日(月)「発泡酒」革命
 家の近くのビール屋のママと話して、一気に専門家になってしまいました。
 まず、せめて「ピュアビール」とか「ディスカウントビール」とかにして欲しいのだが、「発泡酒」という名前は、なんとかならんのか。
 それで、350mm6缶で750円というのもあるが、淡麗とか生搾りというまともなのは、796円で売っているわけだ。1本133円。やっぱりコーラと値段は変わらないよ。
 でも不快なのは、これが温泉の自販機だとどうして安くても、250円で売っているのだ。コーラはどこで買っても120円なのだが。つまりいまだに酒販売は怪しい免許制が続いていて、普通の商店で扱うのは、酒屋から仕入れて売るために高くなっている。そういうの辞めるのが「行革」なのだが、小泉はやってくれないよお。
 それで500cc缶の6本詰めというのもあって、これが1050円。これだと1本175円。私もうスーパードライ辞めて、これで十分なのだが、500cc缶のビールは、やはり下山温泉では400円から500円で売っていて、これもつまりボッタクリなのです。で、1箱というのは、6本詰めが4組入っている24本入りですが、500ccは、ただの4倍で4200円、対して350ccは、おお、4倍が3184円なのに、2900円で売っているぞ。さらに買い得。これ1本に換算すると、121円だ。つまりコーラやジュースと全く同じだ。250ccコーヒーやジュースと比べると、発泡酒の方が安いぞ。というわけで、結論は
1、スーパードライは売れていた胡坐かきで、この20年一切缶のデザインは変えていないんだよ。いくら人気商品だといっても、適当にオシャレに変えていくのが商売ってもんだが、アサヒという田舎ブランドはそれしないために、あと1年以内にこの銘柄は消滅すると思います(というより、ビールという商品そのものがなくなります)。
2、さらに、居酒屋、飲み屋系統は、いつまでも高いビール売っているのですが、客を入れたいと思ったら、発泡酒に代えて安くすれば、客は「おお安い」と思ってくるのに、それしないために、そのうち大半の居酒屋が潰れていくでしょう。
3、それで私は、今後、車の中に6パックを常時携帯するようにして、下山後は雪で冷やしたり、自販機でビールは買わないようにします。高すぎる怪しい商売のため。だって350ccが120円で買えるのに、なんでその2倍から3倍で買わなきゃいけないんだ。ましてや蕎麦屋で昼飯時にちょっとビールの見たいときに、大瓶だけしかおいてなくて、それ600円だなんて、さっさと潰れてください。

4月25日(日)「スノーボール・アイス」ですか
 7億年ほど前の地球は、地表面がすべてマイナス50度くらいになっていたという説が最近は有力らしいです。対して氷河期の残骸のカール地形は、たしか今より気温が3度程度低かったくらいだったでしょうか。100万年まえから2万年前が最後の氷河期で、北アルプスなどは、その頃の名残ですか? 
 地表面がすべてマイナス50度などは、南極大陸みたいでつまらないでしょう。適度な氷のいたずらがある、氷河期のカールが楽しいものだと、敢えて思い直しました。

4月24日(土)誤って女子トイレ
 本日悪天候に付き、久しぶりに週末自宅。GWに期待ですよ。
 夕刊に女子トイレ天井裏犯人とかいう馬鹿記事あって、思い出し。
 すっごく前のことだったけど、間違って女子トイレに入ってしまったことがあったよ。脂汗流すように、急にウンを催して、どこだったか、公会堂みたいなところだったけど、入ったときに誰もいなくて、ウンの個室に飛び込んで、無事に終えて、いい気持ちになっていました。残りは少しで、全部出そうと。
 すると、何だか外野が賑やかになってきて、女性の声が聞こえる。この時点で判明しました。
「間違って焦っていて、女子トイレに入ってしまったなあ」
 と。隅にちっちゃなゴミ箱あるし、男トイレではそれないです。さてその後2分ぐらいして、残りも出し終えて、どうしようか。
 空くまでまとうかなあと思ったけど、全然空かない、むしろ混む。頭めぐらせます。いつまでもいてもいいが、いること事態、つまり私のここの存在だけで罪になる。ならば、さっさと出てしまったほうがいい。しかし出方も上手にやらないといけない。ほんの20秒くらいの間に、そんなこと考えました。そのうちに、私の個室の前にも、なんだか人が並んでいるような。で、いつまでも待っていると事態は悪くなる一方だと思って、一気に脱出することにしました。
 待てば待つほど、雪崩にやられる可能性が高くなるってやつです。であんまり焦ることなく、つまり、「速やかに」という感じで脱出。表に出た瞬間に、
「すいませ〜ん、勘違いしていました」
 とけっこう大きな声上げて、実に速やかに脱出して、事なきを得ましたよ。ちらっと横目で見たら、女は洗面台の前に5人ほどたむろっていて、化粧したりしているんです。やっぱり場違いというか、やばいよなあ。
 山で女トイレ混むと、オバンさんは男トイレに入り込むことがあるけど、これは罪はない。私は罪はあったけど、大問題にならなくてとってもよかったです。
 やっぱり、事態が悪くなりそうな気配がしたら、さっさと逃げることです。
 いい格言があります。
「間違いと、きちがいはどこにでもあることで、罪はない」
 念のために、きちがいの件は、最近はそういう人は少なくなりましたが、生まれつき劣っている障害者というのは、どこにでもいるわけで(過去にはおおかったわけで)そんなものの存在は、誰にも責められない。必然性のようなものだという例えです。
 ですから、私の間違いにも、どこにも罪はないということです。他人の間違いを責めてはいけないということなのです。昔の人はいいこといいました。

4月23日(金)三菱自動車が倒産しちゃうんでしょうか
 いつの頃からか、三菱はダイムラー・クライスラーの資本が入っていて、おっとその前に、ベンツはアメリカのクライスラーに買収されたとも過去に誰かに言われました。だからそういう名前になっている。
 パジェロは山で乗っている人が多いのに、トラックの欠陥隠しだけで、ああも簡単に潰れてしまうのは、あっけないねえ。でも日本には車メーカーが多すぎるからねえ。むしろスバルの方が先だと思っていましたが、スバルは昨年だったかカーオブザイヤー取って、妙に頑張っていますよ。これまで安泰だったのはトヨタだけですか。どのメーカーも脛に傷持つ身です。
 車産業は間もなく鉄鋼、造船のように、構造不況業種になってしまうと見ているのですが


4月22日(木)ビールのまとめ買い
 下山後の温泉ビールの自販機に、最近は発泡酒も売っている時があって、これがけっこう安い。先週の入広瀬の自販機もそうでしたが、それにビールも発泡酒も味が変わらなくなってきました。
 さて私は自宅では、500ccのアルミ缶スーパードライ24本入りというのを、酒屋に配達してもらっていますが、これが安酒屋で5600円なのです。ところが同じサイズの発泡酒を見ると、3900円だったり、3700円というのもありますよ。中には350cc1本だと100円のものもあって、これなどコカコーラよりも安いですねえ。ビールがジュースよりも安い時代になってきた。
 で、入広瀬には「淡麗」が売っていたのですが、自宅近くではアサヒのものが一番安くて新製品ですが、オフタイム、1個試しに買ってみると、これが緑色の缶でよく見ると、カメムシ色していて、気持ちが悪い。缶の色の好みを持ち出しちゃいけないが、いや美味しい飲み物なのだから、缶の色も好きな色じゃないと、美味しくビール飲めないですよ。
 そんなわけで、長年愛飲していたスーパードライもそろそろやめて、発泡酒のケース買いに切り替えたいのですが、どの銘柄にするのかは、検討中です。発泡酒がこれだけ安くなると、世の中からビールは消滅してしまうと思えます。もしくは発泡酒の税金がビール並みになって、どっちも同じ値段になってしまうか。

4月21日(水)荻原健司の参院立候補
 健司はマラソンでいえば有森ですから。五輪のメダリスト。自民党にしても彼を比例区に出したいですよ。過去にプロレスラーもサッカー選手も相撲取りも議員になったのだから、スキー選手がなったって悪くない。
 健司のいいところ。
1、オヤジさんがけっこう厳しい人で、草津で手広く建材屋さんをやっていますが、親父さんのスキー趣味が高じて、息子もスキーをやらせたこと。
2、そのオヤジさんが教育にも厳しくて、実は姉3人いて、3人のうち2人は、全中のクロカンで優勝しています。健司よりも実は姉に素質があって、しかし高校進学でスキーやめました。女の子だから「スポーツバカになって欲しくなかった」と、オヤジさん。なかなか言える事ではありません。対して、男の双子はスポーツバカになってもよかったのかというと「まあ、そうでしょう」と。バカが高じて議員になれるのであるから、大化けです。
3、何の実績もないのに、双子だけが理由でキャスターになった弟の次晴。
 こういうお調子者の性格というのは、双子に共通しているものです。ただ五輪金メダルの兄貴に似ているというだけで、ちゃっかりキャスター、タレントになったという、美味しいとこ取りの世渡り上手は、双子に共通している、いいキャラです。
4、6月の立山でも合宿していた山スキー派。
 日本の複合が当時強くなったのは、クロカンの日本3冠王の早坂さんという人が、コーチになったからです。彼らは5月だけはオフですが、6月から新年度がスタート。最初は弥陀ヶ原の残雪でスタートします。ある日、ガスで視界が悪く風が強くて、弥陀ヶ原の宿から下界に降りてテニスしていました。帰りにトレーニング兼ねて、連中何したかというと、美女平から弥陀ヶ原まで競歩して帰るんです。20キロをですよ。「今日は3時間切れるかなあ」とかいいながら。
 さらに夏の登山とかも練習に入れています。連中はアルペンも上手ですから、山スキーなどやらせればかなりやるのでしょう。クロカンはやはりスキーの基本に変わりはない。
5、2年ぐらい前からしきりにノルディックウォーキングを言っているのは、弟の次晴です。夏でもストック2本で歩きましょうというやつ。これも道理にかなっています。
6、フランスに体育省がありますが、登山家のピエールマゾーは過去その大臣でした。ボナッティらとフレネイの初登攀狙って失敗し、7人中4人が死んだパーティの一人です。後にそれが映画化されて「さらば白き氷壁」で、彼は体験者としえ映画にも主役級で出演しました。そういう有名人が体育大臣だったのですが、健司はそれを目指しています。叶ったらとてもいいことですよ。し尿垂れ流しの富士山の山小屋など、さっさと撤去してください。
7、隠されている子育てパパ。
 健司は女の子がいて、離婚経験ありです。議員になるとそれも出てきて、子育て論一発論じるのでしょうか。でも両親に預けっぱなしで自分では子育て失格です。それしっかり懺悔してください。できちゃった結婚して、妻の子育て期間中に相手にされなくて腹立てて、アパートに寄り付かなかったという、もう体たらくだったのです。ただ離婚に際して、どうしても子供が欲しいと親子でごねて、元妻から女の子奪いました。その子、もう小学生じゃないでしょうか。雪絵ちゃんといったか、可愛い子のはずですよ。
8、官僚の言いなりになっていた、猪木、釜本でしたが、西武の堤も引退して、スキー連盟やJOCも風通しが良くなって、国会で一発素っ頓狂なこと言い出して、官僚困らせて、議員風吹かせて、とっぴなことやってください。どうせ参議院などなくてもいい存在ですから、どうせなら宗男みたいに、官僚アゴで使えるといいのですが、まあそれまでには1期6年は下積みと考えて、その次から、橋本派の青木みたいな悪者になれたら、これアッパレですよ、はい。

4月20に(火)北岳バットレスの大滑降
 ヒドンガリーの大滑降はエクセレントですねえ、きっと。Cガリーの奥だと思いますが、エクストリーマーは、いろいろなことやります。
 前にククチカが死んだときに、雨宮さんが「あんな登攀をしていれば、いつか死にます」といっていたけど、安全登山は第一です。山で死ぬことはやはり失敗だと思われます。
 それとたまたま成功したと寺田が言っていたのは、吉尾弘の昭和32年の一ノ倉滝沢積雪期の初登で、評価していませんでした。森田勝さんが第三スラブの積雪期を登ったときには、脚光は浴びたようですが、それ以前に山岳会を除名させています。彼はその後亡くなりましたが。
 用意周到で登るべきして登られた山と、ロシアンルーレットに成功してたまたま登った山とは違うようです。いずれにしても安全に成功率を99,99%くらいまで持っていって登ることが大切なのです。

4月19日(月)山の本(白山書房)の地味おもしろさ
 土曜の夜は新潟県の入広瀬村のどん詰まりの音松という民宿に「オレ流」で泊まったのだが、なるほど泊まった後に分かったのだが、けっこう有名なところですねえ。お、この方法というのは、当日の夕方2時頃に電話しまくって、あいているところに泊まるというわけです。ところがこれが意外で、メンバー他は「そんな方法で宿泊できるの?」と前回聞かれました。山屋さんが、予約して宿泊することに違和感大有り。
 ところが、あんな田舎でも守門村には1軒の宿ですが、これが満員。入広瀬でも数軒が満員。そういえば3月の上高地、徳沢園でも満員でしたねえ。満員はなれていますが、どうも土曜の夜だけは、けっこう予約で満員となるようですよ。でまあ、どうにか音松に入れましたが、夕飯がとってもうまい。「小谷の山田旅館よりうまい」とメンバー一人。
 そう山田は、歴史に胡坐かいて、飯が並み以下だったのです。例は、固形燃料をテーブルで燃やして、その場で温める1品がどの旅館でも出ますよ。昨日はそれが「すき焼き」だったかなあ。場所によっては「牛肉」だったり。ところが山田はさっきまで冷凍庫にあった、「おでん」のパックを切って、その個人なべに並べただけ。これは最低でした。江戸初期から400年も続くと、今世代のオヤジは胡坐かきますねえ。食い物に静かな私でも大いに違和感。 で風呂のときに書棚に「山の本」(白山書房)の古いものあったのです。もう発刊は10年も前でしょうか。発行人の箕浦さんは縁があって知っているのですが、クライミングジャーナル廃刊にした頃ですよ「今度は読み物雑誌だしますよ」と。正直、無理だと思ったのです。
 ところが10年以上も継続して今もある。私の勘違いでしたが、昨日改めて風呂でよく読んでみると、これが面白い。
 例えば低山歩きが趣味のオバサンがいますよ。槍ヶ岳はもう20回くらいも遠くから見たことがあって、あれは登るものではなくて、見るものだと。そういう人が何故か誘われて槍ヶ岳に初めて登ってみる。それでどうだったのか、ふむふむ、その人の登山観が実によく分かる。対して、昨日登山とスキー始めた小僧が槍に登る「パウダーじゃなかった」と文句を言う。そういう報告は何の価値もないのです。同じ登山をするものとして、考え方は違っても、オバサンには大いに共感できるし、思いは推し量れる。対して小僧は、明日にでも登山をやめるかも知れない、いやあと10年続いたら、その頃報告読んでやるよと。だから地味な山の本は続いているのです。登山は人生とスライドします。仕事と同じくらいに、人生について回る、必然ですね。小僧のセンズリが槍に登っても、何も面白くないわけです。

4月18日(日)新潟・守門岳
 その翌日はついに快晴になって、守門岳という山にスキーで登頂。新潟の入広瀬村とか守門村は、真紀子さんの選挙区ですが、まあどうでもいい話ですが、11月からは合併して「魚沼市」になるようです。この只見線にそった国道は福島県へ通じていますが、まだ冬季の閉鎖中で、道は除雪されていません。雪深いところです。
 そうそう週末の間に、安田純平君たちも解放されて、よかったですねえ。

4月17日(土)新潟・浅草岳
 移動性高気圧で全国的に快晴だといわれていたのに、スキーにいったら曇っていて、ガスもでて視界が50mになって、頂上までいけません、敗退。山の天気は不明です。

4月16日(金)「大変なお金がかかった」というのは、身代金か
 考えてみれば、人質事件がタダで終わるわけはないよなあ。ママゴトじゃないんだから。一人10億円で合計30億円と書いていたものもあったけど、公明党の冬柴でさえ、「大変なお金がかかった」というのは、チャーター飛行機代だけじゃないものの言い方ですよ。自衛隊のイラク派遣に「大変なお金がかかった」とは絶対にいいませんからねえ。
 だとすると、誘拐は犯人との出来レースで、儲けは折半かと思われてもしょうがないんだなあ。今でもイラクが好きとか、写真撮るのが仕事だとかいってるんだから。だったらイラクはまた日航機を乗っ取って、一人10億円の身代金を政府に払わせるのだろうか。とすればイタリアのように、テロとは一切の交渉はせずに、人質殺されても、米軍と一緒にテロ組織の壊滅をする方が、正しいのかもしれないねえ。国内犯罪では身代金の支払いは拒否せよという警察や政府も、国際組織には簡単に秘密で身代金支払ってしまうんだね。

4月15日(木)イラクヒッピー3人の解放
 朝刊で2人イラクで拉致されて、一人の安田くんは、私の高校の後輩だったのです。その当時で新聞部。硬派だったのでしょうか。でも今年あたりは、イラク反戦デモに自ら参加したりして、やっぱりマスコミ人である以上は、デモは見るものであって、参加するものではありません。そうなると報道ではなくなって、反戦人間の宣言、もしくはアジビラのような報道になってしまうからです。
 まだ30歳で若くて、戦場記者を望んだのでしょうか、ちょっとスタンスも間違っていました。 夜になって3人が解放されましたが、35歳のオバサンは中学生みたいに飴玉なめていたし、ギョロメの高校生はいつもながらふてぶてしい顔付きしていたし、その親たちは「有難う」は当然だとしても「帰ってきたら、叱り付けてやる」とは絶対に言わなかったし、あんなもの登山でヘリ救出されたも同然で、反省の色がありません。世間騒がせ者。
 さてあの拉致は本当に犯罪やテロだったのでしょうか。戦争のルールとしては、捕虜には安全を保証しなくてはならないとされていますが、これはジュネーブ条約といいますが、彼らはイスラム対米国の戦争に宗教戦争で加担していると思っている武装勢力だとしたら、飴玉舐めて解放された3人は、この1週間安全は保障されていたということになります。だとすれば、テロではなくて、日本に向けた戦闘行為だったのでしょう。
 日本は犯人を裁く権利はない(日本は参戦していないから)ということになります。これからもさばく権利がない相手に、一方的に戦闘行為をされるというわけです。政府のその自覚があるかどうか。イラクに自衛隊がいるというだけで、現地の武装勢力は戦闘を挑まれていると解釈するのです。
 それにバクダッドの宗教先生が仲介して解放したようですが、だといってその先生は犯人を捕まえることは、多分しません。宗教取り引きというやつです。それに解放された3人は多分すぐに帰国しますが、NPO目的で渡航したのなら、せめて「帰国したくない」くらいのことは言わないのでしょうか。言いませんよ。
 NPOはプー太郎の職場ではないんです。本来はもっと真面目なものですが、最近のは政治勢力がバックにあって、プーの職場と化しています。怪しいのです。それに家族は数日前に外人記者会見しましたが、週刊新潮が「共産党だ」と報じた瞬間に、静かに何の質問にも答えなくて、参加した外人記者は「言論統制」されているような家族だと吐き捨てています。つい数日前までの「小泉に合わせろ」暴言は、いったいなんだったのでしょう。
 政府にしてみれば、拉致家族の政府に対するテロみたいなものです。最近はろくな者がいません。マスコミの腰抜けで、むしろ2チャンネルに書き込みした「好きでイラク行って、小泉に合わせろとは何事だ」の方が正しいということになりました。


4月14日(水)尾瀬も北ノ俣岳もモービル遊びの犯人不明 
 東京電力の群馬支店から午前中に早々と電話がありましたよ。「それをやった人は私たちの関係者ではないようです」と。でも本社にその件は報告するといっていたし、環境省の会議にも出すようなことを。相手は何と言っても尾瀬ですから、「自然保護」を世論やマスコミが言い出したら困るということで、東電も相当神経質になっているようです、当然だけど。
 東電の関係者は、3,4月に合計1週間くらい、ヘリで東電小屋に入って、クロカンスキーで雪下ろしするだけだそうです(ところで何故尾瀬の話が東京電力かというと、地主だからです)。
 さて2004・3・28に私が目撃したというのは、尾瀬湿原・山ノ鼻から北西方向に猫又川が入っていますが、それは山ノ鼻から約2キロの間の静かな湿原なのですが、そこに数台のスノーモービルの跡が、ある場合にはブナの太い幹の周りをグルグル回ったり、付近の湿原を行ったり来たりしていたり、Uターンしてクニャクニャ走行していたり、要するに頭の悪い暴走族が、市街地で車の無謀運転しているのと同じことをやったらしい、モービル跡が残っていたというわけです。至仏山の斜面の方にも続いています。しかもこの日当日のことです。そのモービル跡はそのまま鳩待峠に向い、さらにそこのヘリポート周辺でまたもや遊んで、林道をショートカットして津奈木橋の方に、下山していたのです。
 私がモービルそのものを見つけたのは、津奈木橋から300mくらい入ったところでしょうか、林道脇の樹林の中に2台のモービルが隠すように駐車されていた状態でした。午後6時過ぎでしょうか、まだ十分に明るい時間です。さてそこからモービルの運転手はどうしたのかというと、これが分かりません。林道にはスキートレースやツボ足の跡もたくさんあって、歩いて帰ったのか、別のモービルに乗り換えて帰ったのか。しかも津奈木橋先からは、まだまだ一般車は進入禁止ですが、すでに除雪は終わっていて、戸倉スキー場ゲートまでここから7キロもあります。登山者以外は通常歩きませんよ。ということは、彼らは何かの車で帰宅したものだと思われますよ。中に宿泊施設はありませんから。
 という経過で私は、明らかにゲートの鍵を持っている群馬県、営林署、東京電力の関係者かもしくは下請け業者だと思ったわけです。ところが、実はゲートの鍵の管理というのも意外とズサンなもので、要するに1個の鍵に対して、いくつもの合鍵が出回っているし、それが売買されているようなことまで、あるらしいのです。舐めた話ですよ。モービルの山越え入山もあるでしょうが、アスファルトが7キロも除雪されているところを、その道を走るということは、余り考えられませんね。除雪途中の道に、群馬県のブルが堂々と止まっていますが、モービルも同じように大胆だったということです。こうなると犯人は明らかに部外者で、偽者アウトドア派ということになります。それにしても、2台のモービルを山の中にシートもかげずに止めっぱなしというのも、確信犯ですよ。
 またその翌週に来るのか、そうだとしても山の中にそのまま1週間止めるとは思えない。とするとまた明日くるのか、そうなれば関係者だとうと思ったわけです。私が歩いた鳩待峠〜山ノ鼻〜猫又川だけでこの通りなのですから、あの広い湿原は一体どうなっていることやら。犯人ももちろん悪いが、管理している東京電力も当然責任は問われますよ。もちろん群馬県も、あるいは何も知らない「ぼけ〜」としている地元の片品村も。環境省も当然でしょう。長蔵小屋の4代目のバカにつき、いくら自然保護だと唸ってみても、人間慣れてしまうととんでもないことをやってしまうものです。

 なおこの日夕方には神岡の役場からもEMがありました。調査中とのことです。だったら私が見た状況書いてみましょう。
 さらに帰りの状況は以下のとおりです。2004・4・11の日曜日に避難小屋を出たのが13時30分ですから、寺地山近くに来たのはその30分後の14時頃。
 最低コルから寺地山の登りに入って間もなくの頃です。いきなり靴の足跡が見晴らしのいいところにいくつもついていたもので「誰か登山者がここまで来て、引き返したのかなあ」と思ったものです。ところがそのすぐ先にスノーモービルのあのキャタピラ跡がついているのです。1台のモービルでしょう。来た跡と、帰りの跡の2本。ほんの数時間前か1時間前くらいでしょう。特に寺地山からの急な下りなどでは、雪がかなり深く掘り起こされてひどい状況です。
 その後飛越新道は神岡新道と別れて、斜面を下って次の尾根に登るところがあるのですが、そこはモービルで遊ぶにはとてもよかったということでしょうか。太い幹の周りを回ったり、斜面を何度の登り下りしたり、ヨタヨタと緩斜面をジグザグ走行した跡が、まったくひどい状況になっていました。もう呆れて言葉もありません。多分もう1台はここまで来て引き返したのでしょう。跡が2台分くらいになっています。そうしてそこから飛越トンネルの方に向っていくのです。
 最後林道に出るところは、登山道は一旦トンネル上部を向こう側に越えて下っているのですが、連中は高圧線をくぐった後に、向こう側に行かずに、川の手前をそのまま林道に向って下山しているのです。「へえ、頭のいい積雪期のルートだなあ」と思ったくらいで、通いなれた人でしょう。さらにその辺りからはスキーで滑った後もあり、モービルに相乗りしてきた連れが、この斜面でスキーしたのでしょう。後は雪に埋まった川を渡ってトンネル入り口の駐車場にでています。それから延々8キロの林道もモービル跡が、何だか増えてきたようにも思うのですが。最後和佐府に出る1キロは雪解けでアスファルトも露出しているのですが、モービルは雪がなくても走れるわけですよ。和佐府直前の橋には、雪が残っていますから(橋の上の雪というのは融けにくいもの)、そこには今でも後が残っているでしょう。
 明らかのトラックにモービルを積んで、遊びに来たものだと思われます。最近のモービルは性能がいいようですから、条件が避ければ北ノ俣岳頂上までいけるでしょう。いいえそこから黒部川に向って滑り降りることもできるでしょう。歩行者、登山者の道に、モービルが入り込んでくるというわけです。あんな山奥で事故でもあったらと思いますが、そんなことすら一々気に留めたくもありませんね。どうにでもなってしまえと。どうかお調べして下さい。

4月13日(火)碇谷さん訃報
 
彼はビリージョエルの世代でしたか、同じですよね。私のクラブの2年先輩の女性がいて、もう20年以上前でしたが、集会の帰りに仲間と遅くまで飲んで、彼女のアパートに数人で押しかけました。その彼女の部屋にビリージョエルのLPが数枚あって、そのときに始めてこの曲を聴きました。ニューヨークの臭いのいい男で、その後尾崎豊も彼に憧れましたね。
「素顔のままで」という曲ですよ。NYの音楽なのに、何だかヨーロッパの雪山にとても似合うような音楽で、そういえば白馬からの唐松岳もヨーロッパの雰囲気のところですよ。その後会社に後輩が入ってきて、彼はグアムに数年住んだことがあるといって、カラオケで冷やかしに英語の歌を歌えよといったら、いきなりビリージョエル歌い出して、それがとってもうまかった。その後私も真似して歌ったこともあったけど、上手じゃないけどでもいい曲です。高田みずえだったか「ビリージョエルを聞いたか」というような歌詞があったような。
 碇谷さんはロマンチストだったんです。春のスキーは一瞬にして危険に襲われる。とても残念です。ほんの数分前までは元気でいたのに、雪崩れというやつは本当に気まぐれです。40歳過ぎて、永遠のロマンチストたちが、春の山にスキー持ち込んで楽しんでいるというのに、一瞬にして命が奪われる。とても残念なことです。いくら悔やんでも悔やみきれない。どうかこれからは天国で私たちのスキーの安全を見守ってください。そして私たちを不用意に自分の所に運ばないように。貴方の不運と失敗を繰り返さないように、私がもし危険に合いそうになったら、どうか止めてください。安らかに。

 (4月9日・唐松岳にて雪崩れで遭難・45歳)

4月12日(月)夏日のビアガーデン
 例によって週末遊び過ぎの雪焼け朝帰りで出勤したものの、この日夏日初日で、ビアガーデン行こうということになり、深夜まで6人で宴会。またまた午前帰宅、連日疲労。いよいよビールの季節です。1年中飲んでいるけれど。

4月10・11日(土・日)岐阜・飛騨市
 町村合併で2月1日から岐阜の神岡町(ノーベル賞の地下施設があるとこだよ)が、飛騨市になって、そこにいってました。お天気快晴でなにより。黒部五郎岳に登山。

4月9日(金)イラク人質は遭難と同じか 
 自然遭難か、人為的な遭難か。危険を承知でいったことは、山もイラクも同じで、人為的に遭難して「自衛隊に撤退して欲しい」という今井の母親は、山遭難のときに、自衛隊のヘリで救出して欲しいというのと一緒のような気がしますよ、情けない。会社でそんな話したら「あれはヤラセか」という強硬意見もありましたよ。最近NPOといっても、怪しいのが多いからねえ。
 テロの被害にあった一人の親が、国家の自衛隊派遣に「自衛隊は民間NPOを見殺しにする気か」というのは、言論の自由ではあるが、思い上がりもはなはだしい幼稚な意見です。ダッカハイジャックの福田総理時代は、世界の笑い物になったテロに屈した事件でした。テロに対しては毅然としないと。日曜の夜が3日という期限らしくて、イスラムは本当に人質殺しますよ。政府はどうするのでしょうか。わくわくする。

4月8日(木)学研「千曲川」のおそまつ
 中高年がブームらしい。といっても昭和21年生まれのおじさんではなくて、それから10年後生まれの、私たちの世代らしい。まだ中高年じゃないぞ。
 エレキギターブームというのは、さっきのNHKでやっていたし、旅の本もしかり。その一貫で学研から日本の河川という週刊誌が発行された。創刊号が千曲川で第3号の予定が、黒部川だけど、実に編集がお粗末で今後買ってみる気はしません。
 出版社に色があるのはメーカーと一緒で、学研と聴いた瞬間に、昔の中一コース思い出して「怪しい雰囲気」。日本の河川から本当に山へ向けての、オリジナルの記事や写真があるのかと思っていたら、飯山と小布施の観光協会の写真と、上山田温泉と癒着したつまらない観光案内だけです。不況の温泉街に1泊1万8千円もするところに、客を呼ぼうなんて無理です。せいぜいバスツアーの団体客呼ぶのが関の山でしょう。
 それにポリシーのない学研編集は見え見えで、せめて日本の河川というのなら、カメラマンは川沿いにちゃんと歩くなり車でもいいけど、取材してください。棚田とちょっと写真を取っただけで、あとは役所提供の写真じゃ、読者バカにしています。安易なこのシリーズ読むに堪えません。
 どうせ黒部川といっても入善の三角地と黒四ダム紹介するだけでしょう。河川に生きた人の唸るような話はありません。雑誌である以上、これまで紹介されなかった話をそこに掲載することに意味があるわけで、既存の観光協会発行のパンフの羅列じゃ、読者も飽きてしまいます。だったら、その辺のバスツアーの広告の方がずっといい。


4月7日(水)山野井「垂直の記憶」
 
売れているんです。八重洲のブックセンターにいって売り切れで、在庫もなし。たまたまテントポールの修理でカモシカにいったときに、サイン入りありました。12年間に18回のヒマラヤ遠征など、最近は申請が楽になったのでしょうか。前には10年後まで満杯?エベレスト登山に限ってだったでしょうか、そういう時代もありましたが。
 20年以上も前に、スコット、ボニントンがエベレスト南壁登って、その後同志会がエベレスト合宿やるといっていた以降の時代は、ヒマラヤはなんだか「百名山」の延長になって、三浦親子が登ったりとか、誰もが平気で酸素使うようになって「そんな登山は見るべきものがない」という強硬意見は少数派になって、誰もが穏やか志向になっていると、勝手に思っていました。
 ところが、国内で言えば誰でしょう、長谷川以降でしょうか、久しぶりに本格的なちゃんとしたクライマーの本がでましたよ。私植村が持てはやされた時代も好きではないのですが。彼は登山家ではなくて、冒険家です。太平洋ヨットの堀江謙一に近いですよ。山野井は2000mの雪壁はワンデーかツーデー。乾いたビッグウォールだと1週間というのもありますが、どのどちらも好きで登っているというのが、好きですよ。フリークライマーの平山ユージも有名人だけど、やっぱり山野井のアルパインはスケールが違うよね。夏山と冬山の違いだ。
 17時間連続登攀とか、おおやってる人はいるんだと再認識です。最近も鹿島槍に午前0時出発取り付きというのもあったけど、そだよね、まじめにやるときは。
 山野井は先月一ノ倉四ルンゼ登って、3時間で稜線に出たときに夜明けだそうで、真面目に安全に登るときにはやはり、そういう時間になりますね。本読んでなんだか力が出てきました。7000m峰でも、一般ルートから2回登って訓練と下山ルートの偵察して、やっぱり一人極地法っぽい。好きだと必然的にそうなるよね。誰もが死んじゃう時代にせめて彼だけはちゃんと生きていて欲しいです。山で死ぬのはろくなもんじゃありません。

4月6日(火)上チビ家出計画
 
上が大学にはいって、入学式も終わって明日から授業らしい。夜になって家でて「アパートにいく」と。通学すると1時間半くらいなのだが、けっきょくアパートを借りて、学生単身生活に突入。家族が一人減った。親として一応責任果たせたねえ。

4月5日(月)自然遺産は商売になるのか
 久米宏のNステが良かったのは、たまに世界の自然遺産とか紹介していて、それは大谷カメラマンという人でしたっけ、よくヒマラヤとか撮影していましたよ。それにどんなニュース番組でも登山とか、冒険とかそういうのを扱うのはいいことでしたよ。で今日から古館のHステが始まったけど、あんなもの1週間で潰れるでしょう。まったく面白くない。所詮プロレスアナなどは、中学生の放送クラブレベルでした。大人は見るに耐えられない。

4月4日(日)天気予報は正確か?
 昨日の夕方スキー帰りに、明日の高校野球の決勝が「午後4時から」といっていて、アナウンサーの間違いじゃないのかと思っていましたが、どうやら午後4時開始らしいです。天気予報が午前中から昼過ぎまで雨で、その後雨が上がるらしいための、開始時間の遅らせらしいですよ。ついに天気予報は24時間先の予報が100%になってしまったのでしょうか。有料天気予報会社も盛んですが、甲子園の予定も24時間前にすでに決定してしまう時代になって、ちょっと驚き。

4月3日(土)上ノ倉山2107m
 群馬新潟県境の深い山にスキーにいって、帰りに視界50mほどになって、ちょっと道迷い。

4月2日(金)お客に満足を
 ギャモンの仲間のNさんの会社には「お客に満足を与えることが、次の仕事に繋がる」とうい英語のポスターがはってあるのです。おおなるほど、リストラ社会で自分の首も心配な時代ですが、相手に満足させられれば、また仕事がくるとは、けだし名言です。
 で先日売れない俳優の知り合いに会いましたが、やはり売れない理由は、遅刻、スッポカシ、酒乱、都合のいい女探しと、普段の生活が乱れています。真面目にちゃんとやっていれば、サラリーマンと同じですよ。能力が多少なくても仕事は入ってくるものだと納得。真面目がなにより、仕事も遊びもという結論です。


4月1日(木)文春差し止めに、高裁が取り消し命令
 あったりめえだよ。あんなもので表現の自由が拘束されていいわけねえじゃねえか。そのように、最近の裁判所の決定というものは、如何わしいものなのです。
 私前から思っていたのですが「懲役3年、執行猶予5年」という前近代的な判決は、もうやめたらどうでしょう。実質無罪放免なのですから。ならば懲役3ヶ月でも実刑にするといい。あの執行猶予制度は、悪習慣でしかありません。それでいて、鈴木宗男みたいに400万円の収賄容疑だけで、500日も小菅にぶち込んでおくというのも、人権侵害になります。アメリカは殺人しても、3日で出ますよ。裁判はその後から。司法制度にしても、幼稚園レベルでしかないのです、ほんとに。

3月31日(水)冬のゲートの入り込み
 尾瀬にしても冬季ゲートが開いてからという人が多いものですが、でもゲート閉鎖中でもいきましょう。時期が遅れるほど雪が融けてしまうわけで、4月に入ると1週間で1mの雪解けしますきっと。4mの積雪も1ヶ月でおしまい。それにたくさんの方法で山に行きましょう。いくたびに感じ方が違うと思いますよ。

3月30日(火)サクラが咲いてもまだやまぬ
 おお、なんか久しぶりにこのページ開いたみたいで、数日怠慢でしたよ。土日が晴天でスキーに出かけていて、月曜に帰ってきたけど、この日も晴れていて、サクラが咲いたから永久に快晴かと思っていたけど、本日は夕方から雨でなんとなく、安心したというか、納得ですね。
 あまり晴れが続くと、山の雪が融けちゃうと妙な貧乏性の根性発揮してしまいます。帰ってみると、子供が回転ドアに挟まれたとか、ヤンキーズがドームで試合していたりして、なんかたった二日だけど浦島太郎になった気分。回転ドアは箱乗りブランコみたいなもので、始めから危険です。子供が来るようなところに作っちゃダメですよ。大人でもたまにホテルに回転ドアあると、なんか緊張するもんね。アメリカの古い建物に多いけど。
 週末スキーでは、日焼け止めは塗ったから被害はないけど、くちびるが乾いてしょうがないのと、帰ってくると妙にコカコーラを飲みたくなりますよ。それと出発夜、下山も夜っている「山キチ」はどこにもいて、安心しました。でも下山が夜になると、やっぱり心細いもんだよなあ、なるべく早く下るようにしたいものですが。
 でも日が延びていい季節です。サクラが咲いてもまだまだスキーシーズンはオンだし、田植えされるようになると、ちょっと後ろめたいけどね。まだ今シーズンは2,3本の計画ありますよ。
 それとギャモン仲間には新聞の発行は一日遅れで、木曜日になると思います。水曜日につかなくて、ごめんね。

3月29日(月)午前5時帰宅で、大バテ
3月28日(日)群馬、新潟県境の平ヶ岳にスキーツアー
3月27日(土) 同
3月26日(金)ようやく春の陽気
 今週末快晴予定です。春スキー本番で、一日中落ち着きません。

3月25日(木)もう一個の仮処分未遂
 裁判がらみの業界話が多い昨今です。今度は週刊新潮で長嶋茂雄次男が強姦未遂の和解で300万円支払っていることが明らかになったね。でこれも真紀子と同じ弁護士の森田が代理人で、仮処分をやろうと思ったけど辞めたらしいです。
 あんなもの簡単にやろうでやられたらたまんないですよ。警察官が駐車違反取り締まるのに、ピストル出したようなものだから。さらに新潮では、ちょっと前の議員の北朝鮮問題の平沢の怠慢報道したときに、実は平沢は仮処分の申請していて、そのときの裁判官も真紀子のときと同じ鬼沢だったようだね。そのときは仮処分認めなかったらしいけど。
 おおそうだ、身近でも一個訴訟がきていたね。損害賠償になるのかなあ。裁判山盛り。いいことじゃないけどね。米国のような訴訟国家になるのかどうか。だったら裁判官も数増やして、迅速裁判お願いしま〜すよお。

3月24日(水)今度は表現の自由が大幅に認められたんだってさ
 この裁判の経緯は、報じた新聞も悪文の羅列で何だかわかんないよ。詳しくは今日の夕刊でも読んでくれ。読んでも分からんが。概要は、女性の人権団体が、戦争裁判のシミュレーションを2000年にやって、慰安婦が虐げられたのはヒロヒトの戦争責任の一つだというイベントを行なったんだね。それをNHKが取材するのだが、実際は孫受けのDJという会社だったらしい。ところが放送の段階になって右翼の抗議などがあって、NHKは、編集方針を変えて、肝心なところをカットしたというんだよ。怒った女性団体は2000万円の慰謝料の民事を起こしたが、今日判決があって、NHKに責任はなし。DJに100万円の慰謝料支払いだったというんだ。
 判決に怒ったのは、まず女性団体「孫受けへの責任転嫁」で、控訴したい。DJも「苦い顔していた」と少しだけ報じられていた。NHKは、孫受けは先方に感化されているからと、独自で編集しなおして、それは「編集権の自由だ」と主張し、認められたそうだ。ひどいねえ。

 こんなのまともに批判したら本一冊になってしまうけど、まあ女性団体が「編集の自由権」にやられたというように、ここで自由権があって、先の文春に自由権がないなら、裁判は、政治家とNHKに弱いということになる。最近の裁判はもう正しくない。大組織にの言うがまま。このままだと司法の独裁政権になるね。戦前は軍部が暴走したが、今後は司法が暴走する。三権分立などあってないようなもの。どうにかならんか?馬鹿者め。

3月23日(火)スパムキラーの解除
 PC先生に会ってきて、マカフィーのスパムキラーを解除しましたよ。まあちゃんとと使えばいいんでしょうが、オンライン購入だけでは、十分な使い方わからないし、電話問い合わせなくて、メールで問い合わせてもそういうのって、相変わらず答えが来なかったりして面倒だし、捨てるのが早いという結論でしたよ。4000円損したけど、PCは元に戻りました。余計なことすると出費も多いよね。

3月22日(月)またしてもPC不調
 前回ウイルスにやられたときに入れたマカフィーだったが、自動更新の途中にスパムキラーが出てきて、オンライン購入。するとすべてのメールを拒否したみたいで、受信数ゼロ。こんなことってないよねえ。明日先生のとこに、相談にいきます。週末から今日までにメールくれた人、届いていないんですよ、ゴメンネ。「パソコン難民」の苦労は、3ヶ月に1回くらいの割合でやってきます。やになっちゃうよなあ。桜が咲き出したというのに。それに雨だし。でも春っぽくていいか。

3月21日(日)久しぶりの在宅
 仕事がたまっていたせいで、週末久しぶりに在宅。そういえば昨日は春分だたわけで、昼間の長さは夏に向かい始めました。冬のスキーシーズンは早めに出発、早めの帰着でしたが、夜より昼間が長いということは、夕方遅くまでスキーであそびましょう。来週からそうします。

3月20日(土)狂ってしまった裁判所「知られたくないこと」はダメだとさ
 ウソを上塗りしていくと、取り返しが付かないことになるというのは、まさにこのことだ。仮処分を一度だして、再度3人で合議しだが決定は変わらずだと。文春の差し止めの件です。
 最近の裁判官は日本語の解釈もできないほど、学力が低下してしまった。「公益性」というのは「ああ、あの人のことか」と読者が気が付けば、それはすなわち公益性です。「知られたくないこと」というなら、そんなこと本人がやらないようにすることの方が先決でしょ。「人に言えないようなことはするな」という昔のお母さんの教えのとおりです。でもいまどき「離婚」など知られたくないことに入りません。先天性のなにか、例えば「ブス」でもいいですが、むしろ世間でブスブスを連発することの方がよっぽど罪が深いものですよ。直し様がないですから。そんなことは100年前からマスコミは気を使って処理してますよ、基本ですから。
 最近の低学力裁判官は、公益性というのは「あそこは美味しいイタリアンレストラン」だと思っているのでしょう。そんなもの店から賄賂をもらった記事に過ぎず「当店は美味しくないのに、美味しいといわれるのは心外である」という、むしろ虚位の記事です。「知られたいこと」などは、まったくニュースに該当しません。「自民党は国政貢献をしています」など、誰も知りたくはありません。裁判所は大バカになってしまいました。「バカの壁」です。間抜けな裁判官といくら話しても拉致は開きません。もっと気軽にガラクタ裁判官を弾劾できる制度を作りましょう。食物連鎖の頂点のヒグマといっしょで、裁判官に怖いものないという制度はよくありません。あの程度のものに。
 ニュースというのは、すべて当人にとっては知られたくないことばかりです。誰もが他人に「知らせたくない」と思っているからそれがニュースであって、知られたくないことが一切報じられなくなると、大政翼賛会の時代に戻ってしまうということです。三菱の欠陥車の事故も三菱にとっては隠したいことで、都内でアルカイダのテロが起きても警視庁の警備にとっては、その失敗ということですから、知られたくありません。「白い巨塔」の医療事故だって、本人にとっては知られたくありませんよ。世の中に「知られたい」ニュースなど、どこに存在するのでしょう。
 それに真紀子について言えば「私は3人の子育て母ちゃん」だと、かねがね言っていたし、本にも書いてあるし、「円満な家庭の主婦」といって外務大臣になったわけで、じゃその子供の実態はどうかというのは、誰もが知りたいことです。長男は司法書士ですが、その結婚にも真紀子は反対して母息子は絶縁状態だし、娘の結婚にも反対して、それが離婚したし、実は「円満な家庭」というのは、ウソで、外務大臣時代と一緒に、お嬢様真紀子は世間知らずで、家庭内にもトラブル続出であるなら、それは政治家としておかしいとか、方向性は立派な記事ではないですか。あるいは長女は母親譲りの頑固者ならば、そういう子育てをしてきたのかということになります。いみじくも日経新聞に勤務していた長女なのに、どこにもマスコミ人としての成長がなくて、「嫌なものは嫌」という母親の傘の下で、裁判所を動かすという生意気なことをしてくれました。言論弾圧という、戦前の時代に戻るかと思うと、情けない。裁判所ごときがマスコミを舐めるなよ。軍事独裁政権じゃなくて、裁判所独裁政権の時代が始まるよ。

3月19日(金)天気のいい週末だというのに、アット・ホームだよ
 今日はたまたま休みで天気も良くて、アウトドアにピッタリだというのに、気分がブルーだったね。子供の進学その他でけっこう気をつかって、遊びに行くほど元気もなし。家で溜まっていた仕事もあるし。終日家にいて、机でもごもごしていました。

3月18日(木)家賃4万2千円の学生
 独身時代に仕事していたときには、風呂なし6畳和室で2万3千円でしたね、私。しかも恵比寿ですよ。私がいなくなった後にトレンディシティに生まれ変わってしまいましたが。お菓子の佐久間製菓の裏でしたね。おお懐かしい。息子が春から大学だと、都下の田舎なのに、フローリング、約6畳、キッチンスペース2畳くらいに、ホテル並みのユニットバスで4万2千円ねえ。そこに決めてきましたが、時代が進んで恵まれていますよ。ビジネスホテルの1泊7000円って感じの部屋ですね。南向きで日当たりもいいし。以降だらけた生活するのか、真面目に過ごすのかは本人次第ってことになるね。親の義務まあ終了。

3月17日(水)バカ裁判所の仮処分決定の愚か

 おおこれか、狂った裁判所の「仮処分決定」の証拠というのは。東京新聞では今日発売の文春の広告が(一番左ですよ)田中真紀子の長女だけ書かれていて、あと消してある。戦中の鬼畜米英じゃないんだよ。平成だからねえ。その白消しのところに「わずか1年で離婚」とあるだけの話だよ。この週刊誌が、発売禁止になった。本日発売のその日だから用意はいいねえ。
 裁判所の仮処分というのは、「争うまでも無く、緊急を要するほど悪い」場合だけに適用され、通常は「あの野郎は、オマンコ野郎だ」というような、極端な誹謗中傷のみ、値するものです。よく選挙妨害のチラシにそういう下品なのがあるけどね。大手の週刊誌は少なくともそこまで下品じゃないですよ。売れなくなるしね。それを「真紀子の長女が離婚した」だけの記事で仮処分の決定だとは、これは裁判所の横暴。いずれ田中真紀子が総理大臣になると、首が飛ぶと小心な裁判官が狂って決定してしまったね。いずれ「世紀の大間違い」となるでしょう。
 これがプライバシーの侵害になるというなら、裁判で争えばいいことで、でも侵害にはならない、この程度では。最近は権力側のマスコミ妨害がひどくて、イラクの自衛隊報道でも、好きに報道できませんよ。狂った弱腰の世の中になってしまったなあ。「高尾山は簡単な山だ」といったら、高尾山の誹謗中傷で山渓も発売停止か?「百名山はくだらん」といっても、誹謗中傷か?
 そういうのは評論といい、意見です。誹謗ではありません。離婚もニュースです。真紀子は自分の本で、子供3人の子育てその他自慢しています。その自慢の果てを「検証」しただけのニュースです。そんな簡単なことが分からんか、地裁のバカ裁判官は。このバカ裁判官も、意見と評論であり、誹謗ではありません。表現の自由は実に広い範囲で認められているのが、先進国の世界標準であります。もういちど言うけど、東京地裁のバカ裁判官め。名前は鬼沢友直だ。木っ端役人だなあ。

3月16日(火)クイーンのブームです、CD買っちゃった
 70年代のリバイバルというのは、不思議です。もういい音楽はないのでしょうか、いえモーツァルトがいいのは、すでにクラシックで、今後の時代と争わないからでしょうか。洋服の流行も、ミニスカートも、循環しているわけで、音楽も同じでしょうか。でもあの時代の音楽は確かにいいです。自分が若かったせいもありますが。オペルのCMでも70年代の曲が使われていますね。疲れたときにはノスタルジアに浸りましょう。

3月15日(月)高橋尚子のアテネ失敗
 いまだに五輪女子マラソンの枠が、他国と一緒で3枠しか獲得できない陸連が一番悪い。それに得意の駅伝をいまだに新規種目に加えられない。にしても五輪の選考でここまで盛り上がる種目も恵まれ過ぎだし、五輪のメダルだけは別格だという、国民感情もヒステリーに近い物がある。でも本当は、陸連得意の「過去の実績」でQちゃんを選べばよかったのにと思いますよ。まあ総合すれば、恐持ての坂本が五輪で銀とかとるよりも、Qちゃんが着外であっても、選ばれた方が実は良かったともいえます。彼女はプロで、陸連もスポンサーに担がれたマラソン大会をいくつも主催しているわけです。注目されて人気が出ればいいわけ。
 過去平泳ぎで中学生女子が金メダル取りましたが、アナウンスできないし、その後役にも立たなかったし、ならば上手にコメントできる人にメダル取って欲しいわけですよ。競技人口も増えるかも知れないし。マラソンがどうしてCM向きかと言うと、2時間もテレビ中継されるからです。10秒で世界記録出しても、写る時間が短いし、河童水着で平泳ぎに世界記録出されても、可愛くありません。合算すれば、視聴者の注目度、CM効果ですから、人気選手を選べばよかったのです、素直に。文句たれ選手に金メダル取られたら、それは困るものです。五輪はそんな純粋な大会じゃありません。アテネ最大の失敗は、Qちゃんを落としたことだと思うのですが。もうアテネなど見ない宣言。
サッカーが五輪に出場できても、中田は出ないほうが賢明でしょう。五輪は子供向けの大会ですから。

3月13,14(土、日)上高地スキー
 スキーシーズン中の日課のような日程ですが、今回は息子と一緒(記録参照)で、ちょっとは張り合いがありましたね。無人の小屋で宿泊もしたしね。

3月12日(金)上チビの高校卒業式
 都立高校に通う上チビの卒業式が今日あったね。午前中だったから参列。進学もギリギリにどうにか決まったようで「おお、浪人もしくはフリーター回避」でホッ。さっそく安心して山にいけるぞと。
 でも女子は9割まで袴姿ですよ。都立は制服なしで、ピアス、化粧もOKなんだけど、あの晴れ着を親が用意したかと思うと、男でよかった。私は男子校だったけど、共学は卒業でもなんかいい思いであるんですかね。でも皆没個性のような気がするけど、それはオヤジの錯覚ですかねえ。教職員の祝辞や、送辞、答辞も大したことないけど、あんなものでしたっけ。
 先生も私より若いし、言っていることもなんだか子供っぽいし。でも子供には同世代と親の中間みたいな兄、姉からの話でちょうどいいのかねえ。しかし「駐車場がないからどこかに止めてください」とか「上履きに履き替えてください」とか、違和感あるよねえ。グランド開いているのに、クルマ止めさせてくれよと。公務員はそういうところ、愛想ないんだよなあ、いつも。


3月11日(木)まずい焼肉屋
 昨日夜遅くに焼肉屋に行ったのだが、珍しく「まずい」とはっきりいえてしまう店だったのだ。サンチュサラダに、レタスっぽい葉っぱの店と、青菜の店の2種類あるのはどうしてなんだ、北と南の違いか? まあ食い物にケチつけるようになったのは、オヤジになった証拠らしいのだが、じゃあ、私オヤジになったわけだ。ドカ食いってのもしなくなったし。年取ったら、うまいものだけを少し食べましょう。どこでもいいから焼肉食うのではなくて、美味しい店記憶するようにします。

3月10日(水)7時のニュースは予備校の授業か
 前から気になっていたのだが、NHK夜の7時のニュースが、まもなく潰れるNステーションの悪影響で、予備校の授業みたいになっているのが、気に入らない。何でもすぐに「こちらをご覧ください」。ご覧したくねえよ。押し付けるな。Nステの久米が分かり易いニュースということで、図やグラフ、表を使い出したもんで、NHKも便乗したというわけだ。前の年金改正などは、それこそ役所の講義みたいもんで、みるのもかったるくなってくる。ニュース報道とは名ばかりのおこがましさで、むかむか。ニュースなどは本来のアナウンサーの原稿棒読みがいいのだ。「こちらをご覧ください」などは、何様だ、視聴者に強要するな。受信料払わないぞ。それと「犯人はににんぐみ」とか「東京の都心では」という言い方はよせ。まったくバカに見える。NHK崩壊の危険が危ないぞ。

3月9日(火)長嶋「おはよう」とは何事だ、野球バカの正体見たり
 正直長嶋はそれほど好きじゃないです。大した人物でもありません。脳梗塞で倒れたのは気の毒だけど「おはよう」としゃべれたとは、何事だ。アンタはヒロヒト(昭和天皇)レベルの人ですか。キチガイなべつねに踊らされていただけの気の毒な人。この間まで子供の一茂に野球教えてもダメといわれていたプロアマの壁を「五輪景気」で破って、八百長演じているだけです。回れといって「ハイ」と回っている悲しい猿です。得てしてヒーローは、猿演じざるを得ないものですが、こんな記事みて納得しているのが野球ファンだとしたら、それもまた猿レベル。呆れまくり。

3月8日(月)風邪ひいたあ
 山の帰りにだらしない方の日帰り温泉にいって、風呂の後に座敷に上がってビール飲んで、他の人と同じようにそこにゴロゴロしていて、昼寝して、それで寝冷えしてしまったようです。夜寝るときに寒気がして、今日は診療所で薬もらってきて、さっさと寝ます。

3月7日(日)奥秩父につくっている琴川ダム
 奥秩父というのは、埼玉県と山梨県の境の山のことですが、その山梨の牧丘町に琴川ダムというため池みたいなダム作っていますよ。300億円くらいかかっているね。これね、本当はどういうことか分かりました。ああいう過疎したようなところは、何にもしないと滅びてしまうだけなんですよ。でもね、ドライブイン作るからって、300億の予算は通りません。なんでもいいから金かけて、観光誘致みたいなこともしようと思ったときに、役所はダムしか思いつかないというわけです。黒四しかり、丹沢湖でも、ダムはなんだか妙な観光地になっているんです。別に10万円くらいでアイデア出して、観光誘致に成功すればいいんですが、でも地方自治体や国に借りれば、300億円くらいなんともないという横暴に、最近は惚れ惚れしてしまうのですが。アホ。

3月6日(土)中央道諏訪の積雪スリップ事故
 昨日午後11時、ちょうど諏訪のあたりへ出かけようかと思っていたのですが、何故だか午前中に雪の予報。それでついに計画中止して本日を迎えましたが、案の定その諏訪で雪のスリップ事故が、午前中にありました。予報というのは、的中しますね。ということで、明日は、松本周辺までなら晴れでしょう。で1日ずらした計画いきましょうか。弱い冬型で、そんなに風も強くないと思うんですが。

3月5日(金)日本周辺に低気圧が7個
 毎週金曜日は週末の計画日だね。ヤフーの天気予報見ると、日本周辺に低気圧が7個もきているよ。まったく春らしい不安定な気圧配置ですよ。新潟、長野方面は曇っているだろうしね。下界の天気予報は、気温のことばっかりいうけど、知りたいのはどこが雪で、どこが晴れで曇りなのかということなんだけど、まあ下界人にとっては、風の強さと気温だけが関心ごとでしょうから、仕方ないけど。太平洋側の晴天約束されたようなとこ探して出かけましょう。

3月4日(木)法廷ドラマ大人気だが、危うい裁判員制度
 白い巨塔は医者のドラマというよりも、完全な法廷ドラマとなってしまった。5年後だったか裁判員制度が始まるようで、ドラマもそれのブームです。でも裁判員は、裁判所で見聞きしたことを、生涯にわたって秘密を守るらしいですが、そんなこと絶対に無理です。「人の口に戸は立てられない」と昔の人もいいました。それに日本人には宗教観のモラルがありませんから、「必ず買収されてしまう」と危惧する人もいます。アレだけ荒廃しているアメリカでも、一応買収されるのはいけないことだという宗教観はありますよ。後進国のフィリピンでも、婚前交渉禁止、バージンは重要だとフィリピンクラブの女でさえ言います。ところが日本は世界一モラルがなくて、なんでもOK。.そういう国では政治家始め、みんな買収されたがっていますから、あの裁判員制度は、ほとんど失敗するというのが定説です。

3月3日(水)水野真紀の結婚報告に「ああ」。歴史は確定されてしまう。
 
今日はひな祭りだからなのだろうか、34歳になる女優の水野真紀が政治家の後藤田と入籍発表してルンルン。そういうのって「少女趣味」だと思うが。「白い巨塔」の売れない方の医者の妻役で、ようやく脚光を浴びてきたというのに、政治家の妻とは情けない終わり方「女優の一生」だったとおもう。嫁にしたい女優の実態など、まあそんなもんか。100年の恋も一瞬にしてさめる。
 後藤田などその爺さんは、角栄のロッキードの検察潰しのために、警察官僚OBから角栄に口説かれて金権体質にまみれた「ヤメ検」レベルの黒塗り政治家だとつい今まで思っていたのだが、なんだか孫のめでたい結婚発表だとあって「かみそり後藤田」などと、褒めちぎられて気持ち悪い。ロッキード事件だといっても、もう20年も前のことだし、本人死んで刑も確定せずに打ち切りとなって、記者も大いに若返って当時のこと知らずに、こうして歴史は「確定」してしまうものだと、思い直す。まさか総理経験者でも宇野宗佑という間抜けは永遠に駄作の総理だとはいわれても、角栄も後藤田も、いや陸軍大将だったか東条英機でさえも、「過去の英雄」となってしまうのが、歴史というものだ。批判するのはその後に歴史を学んだ専門家だけで、一般人はすべて「偉人」として受け入れる。そういうものなんだ。
 民主党候補のケリーにしても、ケネディの再来というのはいいが、ケネディ後の、ベトナムに食い込んでいった名前も思い出せないボケやニクソンにしても、「過去の大統領」として歴史に名を刻んでいく。あんなもの評価の対象にはならなくて、「誰がやっても同じ」だったのだが、「誰でも同じときに彼がなれがことが正しい」という屁理屈にまみれて、名を残す。歴史を学ぶということは、ある意味くだらないことでもあるなあと、情けなく思う。いや、くだらない時代の連中はスキップして、いいとこ取りしましょう。

3月2日(火)アカデミー候補の渡辺謙の「しゃべらぬが仏」
 芸能人は皆出たがりです。渡辺謙はロスで延々としゃべっていました。真田も下膨れの不動産屋みたいな顔になっちゃって、しゃべっていました。菊川玲など、しゃべらん方がずっといい女です。あの鼻にかかったような中学生の男の子みたいな声聞くと、百年の恋もいっぺんに冷めてしまいますよ。浜崎も歌っているだけがいい。あの「ぱーぷー」系の話聞いたら、もう世も末。
 タレントは、イチローも中田もおしゃべりなんです本当は。プライバシーはしゃべらんけど、仕事のことならしゃべります。でもそれ聞く気になりませんよ。面白いこと話せるのは落語家だけ。歌手も俳優もスポーツ選手も、面白い話できないんだから、仕事のこと聞かれても黙っていましょう。だからこそ、不倫だとか恋人だとか、そういう話しか面白い話はできないわけですよ、本来ね。
 渡辺があれだけ「ノミーネートもアカデミーと一緒」とか「楽しい時間を過ごせた」とか、「今後の人生充実させたい」など、あったりまえのこと話しても「タダのおしゃべりだけだったのか」と愕然としましたよ。「ギブミーチョコレート」の時代から、何にも進歩していないんだ。はしゃぐな、そんなことくらいで。俳優の力量見え透いてしまうぞ。

3月1日(月)東京では雪が降ったが、早咲き桜の満開
 桜が今日咲いたのは、上野公園の京成出口の2本で、満開ですよ。皆写真とってたね。文京区でも1本咲いていました。早咲きも数本あるんでしょう。春でございます。桜の木の下でスキーしましょう。スキー花見。

2月29日(日)小谷村の山田温泉
 ここは日本秘湯の会メンバーの温泉です。創業400年ととっても古い。前日からここに宿泊。今の店主は20代目で息子さんの21代目になりそうです。古の歴史がある千国街道の旧道沿いですね。「塩の道」の旧道がここを通っています。中仙道や東海道ほど有名じゃないけど、北国の街道ですよ。

2月28日(土)長野県小谷村(おたりむら)・大渚山(おおなぎやま)1566m
 スキーツアーのクラシックルート。快晴、雪焼け。

2月27日(金)クライミング・ルネッサンス
 同じ山に何度も登ってみよう。「1回登ったからもういいや」と思うのは何故? 登山がきついから? 大変だから? 苦しいから? どの山に登ったって苦しさは変わらないよ。好きな山なんだから、日にちを変えて何度も登ってみよう。せめて夏と冬、いや春と秋。春夏秋冬の4回登れたらとってもいいけど。でも本当は月を変えて、12回登れたらもっといい。稜線から登ったら、谷から登ってみよう。
「縦走だけじゃ面白くないよ」といったのは、名登山家の冠松だったね。扇沢や北俣谷から後立山の稜線に登り着くと、今度は棒小屋沢を黒部に下山するという「谷キチ」だったね、かれは。人間も頭の天辺を見ただけじゃ分からないと言って、顔を見たり、胸元見たり、お尻見たり、膝小僧見たりするほうがいいといっていたね。稜線も谷も登ったら、今度は中腹を横に歩いて登ってもいいよ。
 豊科のカメラマンの田淵さんは常念岳に100回以上登ったよ。谷川岳オジサンは、もう2千回近く登っているのかなあ。箱根には金時山オバサンがいて、彼女は1日置きにそこに登っているね。あんまり登り過ぎても飽きちゃうけど、12ヶ月登って、3ルートから登って、合計36回登ったらやめてもいいね。
 緑の会長の寺田さんは、一ノ倉沢に合計200回くらい入っていますよ。「何回登ってもいいものだ」と過去に言われたことがあったけど、そのとき私は「どうしてだ?」と理解できなかったね。1回登ればそれで十分。でも年を取って、その理由が分かってきたよ。本当にいいところは、いけば行くほど、さらにドンドンよくなっていくよ。昨日まで知らなかったことが、今日新たに発見できるね。長い付き合いの女房が「ドンドン好きになる」のと一緒だよ。違う場合もあるけどね。
 つい最近も、新穂高から蒲田川の林道に沿って登っていったね。1月に行ったときは2mくらいの積雪だったのかな。ラッセルに苦労したけど、翌2月にいって見たら、さらに積雪は増えていて3mくらい。そうしたら、林道がどこを走っているのか分からなくてちょっと困ってしまったよ。「あれ、道が消えている」と。そうだね、林道雪崩れの向こう側に道は消えてしまっていたんだね。雪崩れた斜面を乗り越えて、その向こうに道のような窪みが見えたんだよ。とっても驚いたし、新鮮だったね。
 この道は、20年以上も前に、きっとあれは「昭和56年豪雪」の時だったと思うけど、槍の小屋に20人近くが2日間閉じ込められて、それでも強行下山しなくちゃならないときがあったものですよ。朝6時に槍出て、槍平に昼近く。あんな短い距離に6時間もかかったね。20人ラッセルで、先頭は首まで潜りましたよ。それから延々と新穂高目指して下山して、でもそのときに白出しから林道に上がること知っていたのは数人でした。どうして? 最近になって分かったのは「堰堤がしゃましているから」。新穂高には日暮れのずっと後に到着して、皆で旅館に泊まりました。このときの記憶は「大雪に悩まされた」とうい苦しさだけ。その後何度通っても、別の新しい気持ちになるもんです。
 正月や5月のしっかりトレースがついた道も楽チンでいいけど、時期を外して、ノートレースのラッセル付きの時期にいってみると、また違う面白さがあるよね。歩行時間がかかるから山頂までいけないときも多いけど、でもいいじゃない。そんな簡単に誰でも登頂できたらつらまないからね。
 ちょっと天気の悪い日でも山に行けば、いいことが必ずあります。家の中でゴロゴロしているよりも、コタツでミカン食っているよりも、山にはいいことが本当に転がってるね。
 難しい山だったら、何も登頂を考えずに「いけるとことまで、いってみよう」と気軽な気持ちで入山してみるのがいいね。途中までいって引き返して「次にいった時には、もう少し上までいってみよう」と思えばいいんだね。山にいったら、必ず登頂しないと「損をする」という、貧乏臭い考えは捨てようね。「登頂できないような登山もやりたくない」というのも、ちょっと頑固過ぎるよね。実際に自分でいってみないと、どこまでいけるか分からないし、あるいは思いのほかドンドン進めるかもしれないし、ほとんどダメかもしれないよ。でもそのどっちでも楽しいものさ。多分最も重要なのは、自分の予想が「どのくらいまで正しかったのか」がうまく的中したときだね。
 富士山はあまり好きな山じゃないけど、でも「大菩薩峠から見ると、昔の500円札の景色と同じだ」といわれ、「日本平当たりから見た」のは、広重の東海道53次に出ているよね。北斎の「富岳百景」もいろんなところから描かれているよ。どの山でも同じだよ。違う季節と違う場所からなるべくたくさん見てみようね。面白いんだ。
 ルネッサンスとは、もっと大らかな気持ちで、ゆったり山に接してみようということさ。スノーシューで入っていくのも、個人的にはとても能率が悪いと思っているけど、でも好きな人には大いにけっこう。いろんな登り方があるんだよ。百名山に1個1回登ったらOKというのも、よく考えると「不遜」な考えだよ。その程度のことで自慢しないで、もっと「謙虚」になりなさい。地図に赤線引いて「1回引いたところにはもういかない」というのも、もってのほか。赤を目印にして10回はいって見たら。
 いつ行っても山とは「一期一会」なんだよ。滝谷に100回行って、写真取ってるオジカメラマンもそういってるよ。本当にそう思えるよ。普段は大勢で行く人も、たまには2人とか、1人でいってみるのも面白いよ。「一人じゃ怖い」と思ったら、怖くなるまで前進して「怖くなったら帰ろう」と。母親が外出したときに、リビングに子供一人待たせているときと同じだね。「寂しくなったら、お父さんの部屋にきなさい」と。おお懐かしい。10年前には可愛かった息子にそういうこと、よく言っていたね。
 若かりし、血の気の多い時代の登山は終わって、もっと感性豊かな登山をしてみようね。
 特に冬も、谷から登れるようになったもんね、最近は。以前は積雪期には絶対に「谷に入ってはいけません」といわれていたのに、今じゃ4月になると、種池から赤岩尾根下ってくる理由がもうないもんね。西俣沢滑ってくるのが「早くて安全」。登りだって、西俣沢がやっぱり「早くて安全」。じゃ、赤岩尾根のデコボコの尾根は、いったい何だったんだろうね。槍ヶ岳だって、いつでも飛騨沢を登降して、中崎尾根の存在って何だったんだろうって。谷を登ってもデブリがあったら引き返してこようね。いや、ホエール・ウォッチングじゃないが、「デブリ・ウォッチング」も楽しいものだよ。「百聞は一見にしかず」っても昔からいうじゃない。
 豪雪直後の谷だっていいですよ。「新雪雪崩が怖い」というけど、そんなところに到達する前に「ラッセル敗退」してしまうから、心配いらないね。でもたまには「ラッセル敗退」もしてみたいよね。特にもう春になったから、昨日まで苦労していた新雪が「おお、すでにもう懐かしい」とは、山屋さんも偏屈だね。2003・2・27



2月26日(木)深田久弥は火宅の山賊
 昭和18年に深田が鹿島槍に登ったと聞いて「戦時中ののん気な山賊」だなあと、思っていたのだが、彼はその後19年に戦地に召集されて、21年に復員してきたと、最近「百名山の背景」という本で読んだね。でも問題は、昭和16年頃の小谷温泉から雨飾山に登った頃で、なにしろ奥さんがいながら不倫旅行で愛人連れてこの山行やって、しかも彼女との間に子供ができて、戦後はついに本妻と離婚、愛人と再婚という、何だか当時の物書きとういのは、自由気ままだなあと思いましたね。
 彼がいた東大もなぜか山岳部ではなくて「旅行部」で、旅しながら山登るという、水戸黄門みたいな山行していたわけですよ。羨ましいというか、面白いというか。作家としては落ちこぼれてしまった深田でしたが、百名山だけは残して、いまおいらくハイキングブームに支えられてこうして支持されているってことで、よかったね。百名山の選定は、やっぱり彼なりにしっかりしていて、登山のおおよその目安になっていることは確かです。

2月25日(水)上野にある森鴎外の自宅
 先週だったかヨドバシカメラに行った帰りに、上野の裏通りから帰ってきたのだが、その不忍池の裏に、水月?というホテルがあって、そこに森鴎外の自宅と書いてあり、中庭に今でも保存してあるとなって、これなんとなく知っていたんですよ。でも通り過ぎてしまうことが多くて、でもこの日は車を止めてそれ見に行きました。
 あの人、明治40年代に結婚したのですが、子供が生まれてでも1年で離婚しています。その1年間だけ新居としてすんだという当時の平屋建てが、ホテルの中庭に本当に保存してあったんですよ。昔の垣根の玄関から入って、縁台とかある懐かしい作りの家ですね。彼にしても、芥川でも深田久弥でも皆東大で、連中は上野とか駒込とかその辺に住み着いているんですね。おお冠松もそうだった。
 もう20年も前だけど、皇太子がお気に入りの女優のKさんがいて、そのKと交際があるというテレビ局の息子がいて、高校卒業したばかりだったのですが、医学部志望で浪人していたんです。変な話あのだけど「信憑性はどお?」といわれて、なんだか彼の高校の担任にあったことありました。すると
「医学部目指しているんだから、当面は目標でしょう。女優さんを浮名流すとか余計なことは、医学部に入ってからで十分。森鴎外だって好きな文学書き始めたのは、医者になって年取ってからですよ。優秀な人なら副業はいつからでもできます」
 といわれて、「おお、いいこという先生だなあ」と思ったもんです。そう鴎外は医者なんです。で、舞姫とか高瀬舟とかいう格調高い本はけっきょく読まないままきましたが、でも明治の頃の恋愛話ですか? 許されない愛とか。もうテーマとしては古いですが。むしろあれだけの文豪が、なんで新婚1年で離婚したのか、そっちに興味がありますよ。子供一人いたはずで、明治40年代生まれだから、孫かひ孫は現存していますかねえ。


2月24日(火)吉野家よりマックのフライドポテト
 ニュースの吉野家ブームは去ったけど、あれってホントだったのかなあ。じゃ、どうしてマックハンバーグの牛肉はなくならないの?同じアメリカ産の牛肉だと思うんだけど。
 吉野家の牛丼ももちろん好きだけど、マックのあのフライドポテトというのも、けっこう衝動的に食べたくなるものです。高速の深夜のPに、自動販売機のボッタクリ大いにまずいポテトがあって、350円だったか、あれ世間を舐めています。同じ販売機にホットドックもありますが、あれで400円。この間は八ヶ岳Pの上りで、ラーメンの自動販売機があって、買ったのはいいが、箸がない。腹へって焦って探してもない。頭にきて、その出来立てのラーメンを販売機に向って投げつけました。その犯人って私ですよ。で、ようやく冷静になったら、隣の棚に、箸が「ご自由にお使いください」。バカヤロー。隣の販売機なら、矢印でも出して置けよ。そんなもの気が着きませんよ。400円返せ。
 でドイツ人はポテトを主食にしているとかで、アメリカ人も同じですよ。ビーフステーキ頼むと、ジャガイモ一個の焼いたのとか、ポテト(ちなみに英語ではフレンチフライといいます)がついてくるんだね常識的に。でも日本だとご飯ですか?パンですか?でジャガイモないです。だからポテトは胸焼けしませんね。どんな家庭でも、コメだけは上手に炊くのに、ポテト美味しく焼ける(揚げられる)店とういのも、ないですねえ。マックくらいですよ。アメリカではどんなちんけなレストラン美味しく揚げられるのにねえ、文化の違いだね。それでマックのポテトを食べたくなって、今日は夕方食って充実というわけです。


2月23日(月)真冬は先週末で終わり
 暦の上では、3月から春なのは知っていたが、じゃ2月の中旬はどうなのかとか、1月下旬と2月の上旬はどう違うのかとか、これまで詳しく気にしていたことありませんでしたね。
 それに、今シーズンはクリスマスにちょっと雪が降って、その次は年明けだったのですが、ニュースもそれ以降降雪についてはまあ報じなかったけれど、今になってみると、雪が少ないとはいっても、まあそれなりに今年も積もっているようです。でもとにかくすでに春の雪になっていて、雪だるまなど簡単に作れます。雪だるまの作れないさらさら雪が新雪なのですが、これは登山にとても困ったものだし、すでにそのシーズン過ぎて、春スキーには最適になっています。さあ、楽しみというところ。
 とにかく週末の二日間が相当に充実して、疲れています。

2月22日(日) 北アルプス・鹿島槍ヶ岳スキー登山
 Moreエキサイティングでした。

2月21日(土)今日は決定的に晴れるでしょう(前日記)
 北アルプス槍ヶ岳スキー登山(報告参照)、エキサイティング。

2月20日(金)格調高い登山家の歴史
 昨日は明治40年ごろに、国内で初めて車の運転免許が交付された日だったようです。マイカーの運転免許が始めて交付されたのは、どうも大倉喜七だったようで、この人大倉財閥の一人で、英国留学から帰国後に免許とって、伊藤博文などもマイカーに乗っけていたというエピソードあります。当時の帝国ホテルの社長もやっていました。
 でその息子が大倉喜八で、彼は登山もやって実は北アルプスの山小屋のスポンサーでもあったのです。大天井だとか槍の小屋に資金出していました。その山好きが高じて、例の上高地にある帝国ホテルを当時買収したのですね。欧州の高級リゾートホテルをあそこに作るのだと。戦後帝国ホテルは財閥解体にあって、大倉は「ホテルオークラ」の経営を始めますが、上高地の帝国ホテルは今でも残っています。こういう登山の厚みのある歴史は感慨深い。


2月19日(木)改めてサッカーWカップの歴史、日本の内弁慶の歴史
 今朝の新聞には、過去のW杯対戦史が出ていたねえ。サッカーは、本当につい最近までまったくダメだったことの再認識です。

54年スイス大会に初参加。
 これって私が生まれるわずかに2年前のこと。登山なんて明治のころから歴史があるっていうのに、ほんの最近のことです。でも五輪は昭和初期のアムステルダム大会とか出ていたのにねえ。汽車でシベリア大陸横断してドイツやオランダまで当時はいっていたはず。神宮で韓国に1−5で負けている。何だか弱いなあ。

 58年スウェーデン大会。不参加。ええどうして?もったいないなあ。戦後13年も立っていて高度成長でお金もあったのに、サッカーなんて認知されていなかったということ?本大会ではペレが十代でデビューした頃ですよ。

 62年チリ大会。まだ私が若竹幼稚園にいっていた頃のことだね。予選の相手はまたしても韓国でアウェーで1−2.ホームでも負けて敗退。本当に韓国には勝てないんだねえ。

 66年イングランド大会。不参加。またしても、どうしてだ?「参加するだけ無駄」ってことか? でも東京五輪の2年後だろ。私小4。小学校でもサッカーやってましたよ。浦和だったから。あの頃体育の教科書みたら、埼玉教員チームというのが、国体で昭和40年頃に優勝しているんだね。全国最強だったんですよ、母校の小学校はね。このイングランド大会で北朝鮮がベスト8だかでしょ。アジアは日本以外は強かったんです。

 70年メキシコ大会。私中2。釜本が肝炎で欠場と書いてある。予選は2分け2敗で「サッカー冬の時代」だってさ。でもメキシコ五輪がその2年前で、日本は銅メダル。小学校の先生でも、「ハンガリーは強い」とか言ってました。五輪で日本が負けた相手らしいのだが、でも子供心にも「なんでブラジルが強いんじゃなくて、ハンガリー?」という思いがありましたよ。ペレのいるブラジルでしょと。すると、アマチュア出場が可能なのは「共産圏」だけで、それは、共産圏にはプロがいないということでした。いやいないというのではなくて、どうも全員プロでむしろ逆にアマがいないというのは、その後すこしたってから分かったこと。その共産圏が五輪にでるというのも、自由主義圏の片思いの八百長だというのも、その後納得。私自由主義と共産主義の最初の学習は、サッカーからでした。だから「共産圏はずるくて、「ハンガリーに負けてもしょうがない」と先生はいいます。でもそのハンガリーでさえ、W杯では勝ちあがってきません。スポーツの祭典でも、五輪以上のものがここにあると認識したのも、サッカーから。だから女子水泳選手の「日本人はメダルキチガイ」というのも、納得しますよ。
 ましてこういう時代に、巨人の帽子被って、王だ、長島だといっている連中見ると、馬鹿に思えました。せめてベーブルースくらい言えよと。野球はその頃から嫌いで、野球出身にクレバーな人は、今現在でも皆無です。
 でも小5、小6と毎日朝1時間早く学校にいって、皆で早朝サッカーやってました。昼休みも。だから私は最も古株のサッカー応援団なのです。あの頃浦和の小学生はオーバーヘッドキックもやっていたんですよ。女子もね。日本でサッカー最先端の地でした。多分浦和は、イングランドサッカーなんです。英語でも小学校を「プライマリースクール」と習って、「エレメンタリー」という米語知ったのも、実は最近でした。この頃、浦和の駅前に「浦和南高校が、高校サッカーで3冠王おめでとう」の垂れ幕あったの覚えています。選手権と、インターハイと国体ですね。今では国体が格落ちして、ユースがここに入っていますが、その後3冠王は30年近くどこにも達成されなくて、つい最近国見高校がそれやり遂げたのです。当時の浦和はサッカー一色なのでした。そんな環境はとてもよかったことです。
 スター選手はミューラーくらいでしたか。左右の足の長さが違うと、先生がいっていました。

 74年、西ドイツ大会。予選の南ベトナム戦で、日本の歴史的初勝利だそうです。長いですねえ、20年かかっていますよ。釜本の活躍で4−0.しかし他の3試合は全敗で、当然予選の敗退。そんなに体たらくだったようです、予選は。それに新聞も報じませんからね。
 でも本戦では、例のクライフが登場したときです。オランダは圧倒的に強くて、ブラジルにも勝ち、同等は東ドイツくらいだったでしょうか。私高3で、サッカー部の連中はクライフが表紙のサッカーマガジンを持っていて、何を話しかけても「クライフターンがどうした、こうした」。あの神様クライフはそのときから30年たった今でも、世界最高の戦術を持っているし指導しています。最近のW杯では朝日新聞でクライフのコメントが載ったこともありますが、もうどの試合見てもボロクソ。「私が念願に思っている華麗で強いサッカーは、どのチームも具現化していない」といい、それでも彼が言うのなら誰もが納得します。それにかれは、後にバルセロナを欧州1位にして、トヨタカップで来日(そのときは敗戦)しますが、それがすべての証明になっています。「欧州ではいい人材がもうサッカーに流れてこない」といわれてしまうと「ああ、そうなのかもしれないなあ」と。

 78年アルゼンチン大会
。もうこんなの最近のことだと思えますよ。マラドーナが優勝した大会ですよ。テレビでも放映していました。でも日本の予選では「奥寺、永井を擁して、イスラエル、韓国と対戦したが1分け3敗」とあります。げげげ、そんなだったんだあ。韓国にも、イスラエルにも歯が立たない情けないニッポンでした。
 すでにこの頃では、サッカーの話をすると、国内のことなど全然相手にしていません。でもサッカー少年は少数派で、大半は「巨人は勝った」とかいってる馬鹿者たち。あの世間の狭さには呆れて物がいえないとすでに思っていましたね。
 奥寺はドイツにいって活躍したようだったけど、ブレーメンというチームにはいりました。あのブレーメンの音楽隊のところです。童話になるような森がきれいな町。欧州への関心もサッカーからでした。彼は最近Jの立ち上げにも参加したけど、どうもドイツ滞在の成果はないですね。根がノホホンとした人らしいです。

 82年スペイン大会。これってイタリアが優勝した大会ですよ。ジーコブラジルは、イタリアの竹やり攻撃に、圧倒的に有利だったにも関わらず敗戦しています。私の中学の同級生の女性は、サッカー選手と結婚して、新婚旅行でこの大会を見に行ったと当時手紙がきました。「まだサッカーなんかに暑く熱くなってんの?」と冷やかしたもんです。そのダンナは、いま評論家ですが(後藤さんです)。学生の頃にマルクスの共産主義に熱くなっても、就職するとそれって放棄するでしょ。サッカーも同じで学生を卒業すると、もう冷めますよ。私もずっとさめていて、Jが始まってまた思い出したってことです。彼女は夫婦で冷めずにずっと思っていたってことだね。偉い。でもそのダンナよりも、私のほうがサッカー古いよ。小学校の5年からだから。
 でこの大会の日本の成績というと、今の川渕さんが監督だったそうで、おおFWに木村和司だよ。2勝を上げたけど、最後には北朝鮮に延長0−1で敗退とあるね。世界の黄金の楽園の北朝鮮はこの頃まだ輝いていたってわけだ。意外だなあ・・・

 86年メキシコ大会。この大会はブラジル優勝だったか?もう忘れました。日本は2次予選でまたしても韓国とぶつかって、ホームで1−2。アウェーで0−1。やっぱり韓国には絶対的に勝てないのだ。木村の27mシュートで1点といっても、負け試合の活躍など「なんなの、それ」って感じですよね。
 そうだね、年代的にこれって結婚の翌年で、練馬のアパートにいて、やっぱりテレビみていましたよ。そしたら女房が「明石家さんまもサッカー好きで、家に帰ってシャワーして落ちついてみる」っていってたって。私も放送開始前にシャワーしてみてましたから。4年に1度のイベントなんだから、そりゃくだらない付き合いなどすべてキャンセルしますよ。だからさんまのサッカー好きはほんま物です。昨日のゲストのジャニーズのガラクタなど、あんなの偽者だけど。

 90年イタリア大会。日本はやっぱりこの年もライバルは北朝鮮で、最終戦のアウェーで0−2敗戦で1次予選で敗退となってますよ。そんなに北も強かったんだね。しかもアウェーの3試合は2分け1敗と全くダメだったらしい。相手は他に香港、インドネシアだよ。ひどいねえほんとに。まあ今でも日本の英語力が世界の160カ国で155番目だというから、まあ納得だけどね。
 本戦ももうたいしてみていないと思うねえ。オランダのフリットが少し好きだったけど、どうも活躍しなかったね。

 94年アメリカ大会。ドーハの悲劇のときですよ。40度の砂漠で本戦をやったりして、ひどい大会だとか、アメフットの市場でもサッカーに客がはいったとかいわれていた大会だったね。ようやくJもスタートして日本も強くなってきた。北朝鮮に軽く負けてわずかに4年で、アウェーもあれだけ強くなれるなんて、サッカーバブルの成功と、川渕のおかげだね。

 98年フランス大会。監督の岡ちゃんが頑張った。でもこのときのメンバーの残りは、いま中田だけだというね。

 02年日韓共催。開催国は無条件出場で出場した。ベスト16でトルコにも負けないはずだったのに、あのDFのクリアミスは致命傷ですよ。もう代表外されている鹿島の中田ですよ、戦犯は。日本人は試合に負けても、誰も責任と追求しないけど、これってよくない。反省会もしないで山行の垂れ流しと同じです。最近の大長山の遭難も、民間のヘリ代を村が負担するなど言語道断で、失敗したことに責任問題を密室で処理しちゃうのが嫌いです。

 さて06年のドイツ大会。サッカーもほんのちょっとの間に大きく飛躍したもんです。努力すれば、何事も短期間でどうにかなるという見本でしょうか。でも懐かしい歴史だね。

2月18日(水)サッカー・オマーン戦のなんだありゃ
 W杯という言葉は、サッカーが発祥(100年くらい前か)なのだが、この10年はインフレて、スキーのジャンプの国際転戦なども「ワールドカップ」とか称していて、まあいいか。私のギャモンでもそういう言葉はあったなあ。それで今日から06年ドイツ大会の予選が始まったのだが、その初戦のオマーン戦が1−0でギリギリの勝利。なんだありゃ。10−0くらいで勝てよなあ。
 まあ応援しているチームが弱っちいということはよくあることなのだが、どうもジーコという人は、選手としては立派だったが、長島や王のように。でも監督としてはダメだね。
 サッカーこの100年という企画が欧州など世界中にあるけれど、ナンバーワンというのは、オランダ人のクライフなんですよ、選手としても監督としても。ペレは2番。ジーコは、30番目くらいに入るのかなあ?選手として。監督としてはランク外だね。
 前回の日韓共催は、ホームゲームで超有利だったけど、今回のドイツ大会は、予選通過が70%程度かなあ。ということはつまり、イチローにヒットが出ると、予選敗退ということだね。70%の確率なんて、イーブンも同然だね。
 でも今回は、トサカのアホ戸田とか、大久保とか汚い連中が消えて、坊主頭がいたり、中田や中村のように、まともな短髪が多くて、好感持てるね。ネックレスをジャリジャリするのは、日本人には似合わないですよ。それにピアス、ネックレス系は、後進国か黒人か田舎者か芥川賞のプー系姉ちゃんと、相場が決まっています。クライフはいつもスーツ着ていて、紳士だったね。煙草もやめたし。私ヘビースモーカーだけど。

2月17日(火)全自動食器洗い機で充実生活
 タイトルは別にCMじゃないけど、この1年スキー充実で少々ヒステリックに装備購入しましたが、ついでに家庭にも少々あって、で私の独断で全自動食器洗い機っていうもの、買ってしまいました。まあスキー1台買うみたいなものですが、しかしこれ少し前にプロジェクトXでもやっていたのですが、男のカーナビ、女の食器洗い機というくらいの便利物に変わっていて、なんだか仕組みは洗濯機と同じでした。食器は動かないけど、水が循環して動いて、洗濯機と同じ音がする。でとってもよく洗えて、深夜にこうしてごそごそ生活していると、私食い散らかしが多いもんで、チビも同じで、だから自分でこれで洗いましょうというわけです。何も妻が率先しているわけじゃなくて、男のキッチン侵入と「食べる人」から「洗う人」にもなったってわけです。
 そのプロジェクトXも最近はメーカーの回し者番組みたいですが、消費のきっかけになってますよ、あれ。ヨドバシで人気1の松下製でしたが、よく見ないでかったけど、すすぎ、乾燥、ドライその他、もちろんお湯洗浄とかだし、水道蛇口の工事はあったけど、まあシール買え換えるよりは安かった。下界の生活も充実させましょう。ちなみに、通常洗浄じゃなくて、スピード洗浄で十分きれいに。水の節約にもなります、はい。

2月16日(月)分かり易いことで判断しよう。石原慎太郎と田中角栄はGood
 夕刊に出ていたのは、都知事の公定が渋谷の松涛にあって、家賃が300万円で、それに知事はタダで住める権利があるが、慎太郎は住んでいなくて、去年までの4年はイタリア大使館関係に貸し出していて、家賃収入があった。この1年は空き家でまだ借り手がいないということ。1ヶ月の維持費が30万円だってさ。総理官邸というのは、昼間は居なくちゃダメだけど、その隣に総理公邸というのもあって、そこに住んでもすまなくてもいいのだが、小泉はしっかり実姉と住んでいます。歴代住んでいなかったのは、田中角栄くらいだったでしょうか。
 自宅のベッドの方がずっといいというのは、本当のことです。総理や知事になったからといって、見栄張って公邸にすまなくてもいいのです、本来は。そう思うと、自分の気持ちに素直にしてきた者というのは、慎太郎と角栄だけで、あとは見え張り住民だったのでしょう。だからこの二人は、価値ある人物だというのは、暴論でしょうか。そうでもないと思うのですが。

2月15日(日)二居の田舎温泉
 昨日は二居(ふたい)という湯沢の田舎温泉でしたが、ここは三国街道の二居宿という上杉謙信の時代からの宿場だったのに、ユーミン派の国土計画に押し込められて、苗場スキー場と化していました。しかし「宿場の湯」なのですから、歴史の紹介くらいないのかと聞いても、それ全くありません。湯沢の宿紹介のパンフばっかりで「そんなんじゃ、二居は間もなく消滅する」と温泉のオバにいうと「二居スキー場は6年前に閉鎖されました」と哀れな斜面だけが残っていました。納得。この日は未明から吹雪で朝からスキー場のリフトも停止して、でもまあそのくらい雪が降らないと雪国らしくないということです。帰りの関越トンネルの手前のチェーン規制で「クルマの上に積もっている雪も落とせ」といわれて、そんなことまで規制されるのかと、しかしまあチェーン外しているクルマは、落とした雪でスリップするのだろうから、まあ分かりますけれど。

2月14日(土)上越山スキー
 ちゃんとした山スキーをやろうということで、先輩オバに誘われて、午前3時出発して、関越の湯沢から日白山(にっぱくさん)へ。(報告参照)。それにしても本当の山スキー屋というのは、砂山(パウダー)求めて、ドつぼラッセルにもめげずに、セミモナカ(表面クラスト、中は砂(ぱうだー)だと文句を言いながらでも、傍目に見ると異常な執着心を発揮するものだと感心しました。私、「雪に文句をいう人は、バチが当たる」。スキーヤーとクライマーの違いです。

2月13日(金)逆さカレンダーで情緒不安定に
 机の前のカレンダーを見るたびに、どうもイライラしていると思ったら、やっぱり今年から使っている「逆さカレンダー」に原因があると思って、普通に使えるように直しました。このカレンダーは、3ヶ月分が掲示されていますが、1月が下、2月が中、3月が上と下から上がっていくのです。それで2月の今は、終わった1月の分を切り取っているために、そこが4月になっています。来月の予定を見ようと思うと、中の2月の上が3月で、これってやっぱり変で、通常は上から1,2,3月となっているでしょ。終わったら切り取れば、2ヶ月先が表示される便利なカレンダーという触れ込みで、印刷会社がつくったものが、年末に会社に転がっていて、それ使っていたんですが、やっぱりダメだと今日思ったわけです。1日に2,3回はカレンダー目にしますが、その度に無意識にいらいらしていたのでしょう。潜在的に精神状態が侵されるってやつです。
 私沖縄が好きじゃないのも同じような理由で、あそのこ建物っていうのは、どの家も頭でっかちで不安定な構造になっているのです。2階のベランダが建物の外壁から大きくはみ出していて、不安定です。見ているとイライラしてくる。
 麻布十番の「とんかちビル」という駄作マンションも東京では有名なのですが、上階に行くにしたがって大きく太くなっている建物で、いくら斬新なデザインといっても、あれ見ているとやっぱり情緒不安定になってきます。
 以前のアメリカのスリラーで、女を精神的に追い込んでいくには、彼女の家に忍び込んで、冷蔵庫のコンセントを抜いておいて、朝起きたらすべての食料が腐っている状態にしておくこと。家中の時計を1時間遅らせておいて、朝目覚めたときから彼女は1時間遅れの生活をさせておいて、知らぬは自分ばかりとさせること。歯磨き、石鹸、シャンプー、シャワーの蛇口、キッチンの蛇口などを接着剤で固定して、使えなくしてしまうこと、などだったのです。
 そうすると彼女は朝起きて5分以内に精神状態がイライラになって、間違いなく事故を起こすでしょうというものでした。
 最近は不愉快なことは敬遠したいですよ。ヨドバシカメラでパソコンの商品説明をバイトの女に聞くのも、もういらいらです。何質問しても「少々、お待ちください」。だったら、最初から分かるもの置いておけと。いまどこにいっても、不景気で人件費安いですからバイトの全盛で、もう他人と口をきくのも、億劫になることさえあります。快適な生活を目指して、ちょっとした気になることにも改善しましょう。イライラが一番よくないことで、多分免疫も衰えて、ガンで死ぬ原因も、喫煙よりいらいらが、10倍は高いと思っています。あれは一種の免疫不全ですからね。免疫の衰退というのは、いらいらが大きく作用しているんです。ストレスもそうです。ストレスの原因はいらいらが圧倒的です。

2月12日(木)女子インターハイ優勝の飛騨神岡
 下チビが旭川のインターハイに行ったのは先週末でしたが、彼の成績は言うまでもなくて「参加することに意義がある」だったのですが、そのおかげで大会の成績も気になっていましたが、男子は北海道の音威子府高校が優勝して(そういえば、その前の週に野沢温泉に行ったときに、その地元の飯山南高校はすでに5連覇していて、今年も6連覇にかけていると、民宿の女将が熱っぽく話していたんだけど、残念ながら地元の北海道に負けてしまいましたね。それにしても「おといねっぷ」と読むんですが、これ今はひらがな表記になっていて、気持ち悪いですよ。やっぱりちゃんと漢字で書いてほしいんだけど。私の地元もさいたま市とか、マヌケな名前になってしまったよ)。それで、女子はなんと、岐阜の飛騨神岡高校というところが、優勝したんですよ。まあ長野県の隣で、同じ海なし県だし、雪もたんまり降るんだから納得なんでしょうけれど、新潟、長野のあれだけ雪も学校もあるし、東北6県にも、もちろん北海道にも、岐阜の神岡高校が勝ったなんて、なんだか立派だなあと思いましたよ。
 昨年の夏からなんどか神岡には行きましたけれど、あの山之村の岐阜上高地にクロカンコースでも切り開いて練習しているんでしょうか。人口200人くらいなのに、北海道の富良野みたいに広いところが山之村で、和佐府とか打保とかあるあの辺りですよね。客の数は圧倒的に長野や新潟には及ばないんでしょうけれど、山の価値はそうとうあると思っているんです。そういう田舎学校の活躍に暖かいもの感じました。
 (そういえば、したチビは今年の参加賞は例のように「オールジャパン」の文字の入ったTシャツでしたが、スポーツ少年にとって「オールジャパン」は、エルメスの100倍以上のブランドだとか。まあそういう青春している時期もあるんですが)。

2月11日(水)やっぱりサッカーイラク戦は気になるが
 今日はサッカー五輪代表とロシア戦やっていましたが、明日はW代表とイラクの親善試合があるんですよ。自衛隊があれだけ大騒ぎしてイラクにいって、上水道の施設を作るっていうくにから、サッカーやりに選手が来日するっていうんだから「お前の国はテロに襲われていて、遊んでいる暇あるのか?」って思うのは、素人の私だけですか?
 いい例え話がありますよ。ロールスロイスという高級車は世界中で売れているんです。アンゴラでもインドでも。でも売れていない唯一の国が北朝鮮だとね。全員貧乏だから。ただ金正日一人だけは乗っているかも知れませんが。つまりアフリカの後進国でも、そういう車買える金持ちというのは、いるということなのです。だからイラクのような国際援助が必要な国でも、サッカーやって遊んでいる連中がいるというのは、分かりますよ。でもねえ、こういう話は日本人には難しくて理解しにくいものですよ、正直に。だって「お前の国のおかげで、日本の政治はどれだけ苦労しているんだ」と思うのが人情でしょう。それなら連中は、一人3分間スピーチでもいいから、自分はアメリカとアルカイダの戦争中でもこんなふうにしてきましたよという話くらいさせたらどうなんだと思いますよ。そのほうがほっぽど国際理解じゃないのかねえ。所詮、サッカーなど目的は文化交流でしょ、五輪だって。
 それとも、広末や松嶋の妊娠のように、中に入っている電通がが取材規制しているのか。金払ってイラク呼んでやってるのは日本ですよ。それとも、アホのサッカー記者が、そういうことまで気がつかないのかねえ。連中だって選挙権あんでしょ。それでこの間の選挙はもめたばかりなのにねえ。

2月10日(火)田舎のバスはオンボロバスか?
 月曜の明け方に例のラジオ深夜便で、コミックソングの特集をやっていたのだが、私も歌詞だけは少し知っていたのは、以前に中村メイコが歌っていたもので♪田舎のバスはオンボロバスで、デコボコ道をガタゴト走る ってのがあったんですよ。もう20年以上も前だけど、クラブ大勢で大町に下山したときに、そのバスの中で酒に酔うと悪酔いする先輩が、歌を歌おうじゃねえかと、大声で歌い始めたのが、これでした。そんなこと思い出して、しかしこの歌、当人の田舎のバスの運転手や客が聞くと、いい顔しないんですよ。しゃれで笑って過ごせるほど、田舎に余裕がないんだね。
 でもよく考えると、今はもっと余裕がなくて、田舎の人に「田舎者」といっただけで、相手怒りますよ。ということは、昭和の30年代ですか、こういう歌があって歌われたというのは、今より自由で昭和元禄だったということですか。今はこういう歌作れないほど、不自由になっているって気がしますよ。時代が進むってのは、より誰もが自由になれるということだけで、私たちはむしろ不自由を望んでいるでしょうかねえ。サトウハチローの作詞だったのかなあ。

2月9日(月)関西学院ワンゲルに見る、大学山岳部の悠長な衰退
 上高地から帰ってきても、まだ遭難騒ぎが続いているよ。取り立て山とか大長山など知らないねえ。武甲山くらいか?
 最初に聞いたときには誰もが思うようにアホだと思ったね。1週間分の食料背負ったら、ザックは35キロか?それで14人で山スキーだってよ。「こいつら、ぬくぬく雪洞で酒盛りして、下山省略で救援か」ともね。でも一人凍傷だというということは、マジ遭難ですか?
 少し考えると、こういう悠長で無駄ともいえる山行するなんて、学生ならではの青春してるなあと。アメリカ横断をバスでヨーロッパ横断を列車で、国内横断を各駅停車でやっているようなもんで、ある意味うらやましいよ。でもさあ、こういう計画を許可するってのは、十分な食料と日数があれば、「真冬の剣から下山できる」という大学山岳部の延々たる伝統の山岳頭なんですよ。だったらそのように、どうせ無用の長物になっているだろうスキーなど放棄して、14人で一斉にラッセルして下山しろよ。これだけの人数がいれば、首まで潜っても、1日で下山できますよ。
 ようするに、大学山岳部のそういう、延々の伝統のよさが、今のひ弱な連中に伝わっていないんだね。やっぱりこういう登山のスタイルは、もう意味がありません。取り立て山でヒマラヤの真似するのもいいけど、それさえ失敗したってことでした。いずれにしても反省が必要です。(7Am)

2月8日(日)上高地(報告参照)
 
予報では少し晴れるかもしれないといっていたのに、終日曇り。おお残念、でも楽しかったね

2月7日(土)いまさら首都高夜間割引のマヌケ調査
 ETC使っている人に、首都高が夜間割引されているんですよ。その利用者調査というもんが、郵送できましたね。しかたないから書き込んでみることにしますよ。
 首都高は通常700円が、600円とか、550円くらいまで下がるんかな?でもそれほど有り難味なくてさ。それにこの手の役所の調査っていうのは、「何時何分にどこの入り口のって、どこで降りましたか?」という、人の素行調査みたいなことしていて、まったく意味ないんだね。まあ間もなく潰れて民営化されるんですから、最後のあがきみたいなものですが。最後にご意見をというとこがあって、ああいうのってついむきになって、けっこう書いちゃうのです。そんで以下のようにかきました。
 現状夜間割引が実際に適応されているのかということは、ドライバーは運転中に確認することができないんだね。だから不安ですよ。後日ETCの利用明細をパソコンで確認したときに分かる程度。これまで夜間割引を20回は使いましたが、実際に確認したのは1回だけで「ああ、本当に適応されているんだ」とちょっと安心しただけ。普段は700円なのか、割引なのか、いちいち運転中に確認などしていませんよ。それはETCの機械に、いつだって700円と表示されるから悪いので、割引中はちゃんとその数字を表示できるようにしてください。 道路公団の道路では、地方へいってもその場で料金表示されますから、そんなに難しいことじゃないでしょ?だからせっかく夜間の割引やっても、運転者に有り難味が伝わらないんです。
 蛇足ながら、ETCが普及しないのは、利用領収書で会社に通行料を請求するような私の場合、割り引いても定価でも、会社負担だから同じということ。個人で利用するときだけ、割引ってことだけです。ただするーかーどが、クレジットカードのように、首都高でも利用できるということは、設置して初めて知りました。そういう使い方ができるということは、前もってETC普及のときにアピールする必要があります(普通のクレジットカードじゃ利用できないんでしょ)。いい制度なんだから。会社請求の時には、スルーカードで支払って領収書もらって、会社にそれ出すということです。自腹の5万円分が会社清算で58000円になるわけで、少し得をするということす。夜間の割引よりもこっちの得のほうがずっと大きいです。


2月6日(金)ついにサッカーバブルの崩壊か
 日本代表のチケットが余ってるんだってさ。だってWカップ予選が始まるというのに、親善試合の相手が、マレーシアとかイラクじゃ、舐めんなよっていいたいよ。それに今時イラクのサッカー選手がノコノコ日本に親善試合だなんて、「お前、戦争中じゃないんか?」って思うよ。大体サッカー選手って、格好が汚いねえ。前のW杯で、あのトサカおったててたバカはいったい何なんだ、誰も注意しねえしさあ。あいつら、そんな汚ねえ格好できるほど偉いんか? ヤンキーズは今でもヒゲ禁止だせ、紳士たれと。巨人などオーナーがバカ丸出しだけど、でもサッカー選手よりは清潔だよなあ。中田にしても、あの洋服のセンスは最低だよなあ。甘やかしすぎるんですよ。高校サッカーで国見が最近は圧倒的につよいのは、あそこは坊主頭だからですよ。スポーツガキはプロアマ問わずに、厳しい指導がないと、あんなバカたれどもはまともになれないんですよ。渋谷でたむろしている汚い連中と本質はいっしょだもんなあ。セレッソの大久保が審判に向って「おい、かかってこいよ」というなど、ロクでもないです。でも彼は国見出身だけど、小峰の生涯の失敗作は大久保だったね。

2月5日(木)オスカーの渡辺謙が離婚で大モメ
 どうせ明日のスポーツ紙にはドンドン出るはずだけど、アカデミーにも候補されている渡辺謙が奥さんとの離婚と借金で、今日裁判やったよ。あんまり格好いいわけじゃないけど、でもスキャンダルなのはしょうがないよねえ。妙な女優との噂もあるよ。本人と奥さんのどっちが悪いのかはまだわかんないけど、6−4で奥さん悪いかなあ? 
 でもさあ、離婚裁判というのは、夫が離婚したいといい、奥さんは別れたくないといい、自分たち夫婦のことも、自分たちで決められなくなって、裁判に訴えても「この女房と離婚させてくれ」(渡辺)というわけだから、情けないといえばそうだよね。世間では「紙一枚」が結婚だというけど、夫婦も法に守られていなければ、自立できないってのが現状なんだよ。あんまり誉められたことじゃないけど。でもいまニューヨークの離婚率が8割で、日本全体で3割、東京は間もなく5割ってことは、1回くらい、離婚した方が得ってことか? 「女房と畳は新しい方がいい」ってのは、ホントか?

2月4日(水)マックのぶっ潰れ
 代々木の駅前にマック(マクドナルド)があったんだけど、今日見たらつぶれていました。学生街で営業やっていけないなんて、最低です。銀行のATMと定食屋に変わっていたんです。マックなどは絶対に潰れないと思っていたけど、潰れるんです。イラクに派遣された自衛隊のあのベレー帽みたいな格好した店員がいるのが赤阪のマックで、あれも気持ち悪かった。企業が倒産するときというのは、つまらない原因であっという間に崩壊してしまうのです。女性に受ける食い物屋は絶対に潰れないといっていたユダヤの藤田のあの暴言30年というのは、いったい何だったんでしょう。ワンマン経営というのは、悲しい結末でしかないんです。

2月3日(火)合宿終了と上チビ受験
 下チビが野沢から帰ってきて、上チビは昨年の推薦内定のほか、今日は受験その1。来週末までの間にその4までやるんだと。浪人はないようだけど、いずれ来月にはアパートにでるということで、結婚19年でチビどもも育ちました。
 なんか私この19年でなんの変化もなく、惰性で同じ仕事続けてきましたが、光陰矢の如しともいいますが、子供が家出るようになると、30年前の自分と親の関係思い出して、爺さんになったなあとがっくし。ま世間は順番で同じことの繰り返しですかね。
 世間では子育て中に大きな事件もあるけど、それもなく、むしろ千代田区は1年間に250人しか子供が生まれないそうだけど、他人事ならが、子供が少なくなってしまったこと、情けないなあと思っているんですが。

2月2日(月)尾瀬にゴミ捨てた長蔵小屋のバカロヤー
 日本の自然保護の父といえば、尾瀬の長蔵小屋の先代もその一人で、あそこがダムにならなかったのは彼の業績のひとつです。ところがその4代目の30歳代の小僧のときに、従業員がゴミを7トンもそこに埋めて、裁判のけっか、120万円の罰金と、執行猶予の有罪でした。大甘だね。煙草の吸殻すら許されない現在、国立公園で7トンのゴミ埋めたなど、小屋の営業中止、実刑にどうしてならなかったんでしょう。7トンで執行猶予なら、私これからコンビニ弁当のゴミを、1回200グラムとして、3万回分捨てますよ。裁判の甘さが悪い前例つくりました。むしろ尾瀬は東京電力の地所で、企業が守ってくれたからよかったようなものの、長蔵小屋などという、山賊の生き残りの4代目の時代になって、もう先代の教えは生きていないのです。嘆かわしいことだと、呆れるばかり。3月以降、6月に尾瀬にいったときに、国立の監視員が偉そうなこと行ったら、長蔵小屋取り締まれないようなヤツに、文句言われたくないと大声でいいましょう。長蔵小屋など明日にでも撤去して、なくなって欲しいですはい。

2月1日(日)インターハイ事前合宿
 チビのおとぼけ話題ですが、今週末に旭川である冬のインターハイに出場の件です。それで本人シーズン最後のレースだと本気になって、以前から何度か出たことのある裏磐梯のクロカンレースに親子で出ることにして、なんとその後試験休みだとかで、まだ練習すると、野沢温泉に連れていけということになって、自宅〜裏磐梯〜野沢温泉〜私先に帰宅で、2日で900キロも走ってきました、はい(月曜午前6時帰宅)。
 あの裏磐梯の国民休暇村というのも、国のリストラの対象になっていることは明らかで、ずっと前から使っていたホテルを、なんと3年位前にその横に新築していたんですよ。リストラになるって知ってての嫌がらせですか。けど、もうこの大会に、休暇村は全然協力しないんです。大会も前には3月に毎日新聞が主催するもう一つの大会もあったんですが、これも5年くらい前に潰れて久しいです。

スタートの10分前はこんな感じです。300人くらい出場のレースでした。お天気晴れ。

 前のホテルの残骸を壊しもしないで、3年放って置いて、今日はそこが更衣室になってましたね。使っていた頃は「土足は厳禁だ」とか「雪は落とせ」とかいっていた絨毯敷の会議室も、もう廃屋同然になって、土足でドンドン上がりこんでいるんです。なんか違和感ありますよ。箱入り娘だった頃にはチヤホヤしていたのに、出戻りになったら、好きに使ってくれみたいで、こんなのってアリか?
 でも久しぶりのレースで楽しくて、何だが外人が1位だったんです。その外人の友達の女性も走っていて、オレゴンから福島に英語の教師で1年いて、こういう大会だから出たとかいって、私よりも速くて、何だか感心。私2時間で22キロ、チビ26キロでした。この1年のハイキングで、体力戻ったね。

1月31日(土)そういえば、家の親父も本田宗一郎のこと、嫌いだったね
 朝刊はダイオードの中村さん一色ですよ。けどよく見ると批判意見も相変わらずあるんだけど、でもあの発明にたった2万円の報奨金と、その東亜という会社が、6倍も売り上げしている現在と比較されると、会社側の「査定ゼロ」は根拠が薄いよなあ。
 あの中村さんという人は、社内的に変人扱いされていて、会議にも電話にも一切でなかったらしくて、そういうのが身近な人には、違和感があるんだね、きっと。生意気な社員だったということでしょう。まあ勤めていた会社相手に、200億円の訴訟ですから、異色ですよ。
 ホンダの創業者の本田宗一郎もきっといういう人で、私の死んだ親父というのは、やはり車のメーカーに勤務していて、オートバイ作っていたことがあるんですよ。そんで昭和30年頃でしょうか、ナマの本田宗一郎に会ったことがあるといっていたんです。ホンダは独創的な創業者だということで、どの本読んでももてはやされていましたから、「本田って、立派な人だった?」と聞いたことがあったんだけど、意外にも「あんな親父、たいした事ないよ、嫌いだなあ」といっていたんですよ。何で?と思いました。たしか、親父の会社に本田が視察に来たことがあったらしいんだけど。当時は2輪といえば、まあホンダしかメーカーがないみたいな時代で、家の親父の工場では「ラビットスクーター」というのを、作っていたんです。でそれ視察した本田がこういっていたというんですよ。
「こんな能率の悪いスクーター作っても、たいした意味がないなあ」
 という感じで、誹謗中傷、ぼろくそだったらしいんですよ。親父はその印象が残っていて
「他人の作っているものをバカにするような技術者にはろくな者がいない」
 というわけです。でもまあ時代的にみれば、ラビットは間もなく生産中止になって、というのも、うれなくでどこか能率が悪かったんでしょう。ホンダは急成長して、2輪は今でも世界一だし、車メーカーになりました。結果的には、技術的にラビットは本田が言っていたように、格段におとっていたのでしょう、きっと。本田も技術屋だし、口が悪いんですよ。ダイオードの中村も似たようなもんです、きっと。そういう人は、あまり好かれないのが集団社会ですよね。でも技術屋など、好かれればいいかというと、まあ好かれるようなやつは成功しないとも言われますからね。生意気なヤツは確かに気にいられないとこも多いけど、まあ発明や技術開発もそうだし、道路公団の藤井も、医者の財前もなまいきだし、まあ人間「強持て」が優秀らしくて、きっと家康も秀吉も水戸黄門も強持てだったわけです。
 だから親父のこと急に思い出したけど、「和が最重要」と思っている人とは、どこまで行っても相容れないものがあるんだね。


1月30日(金)青色ダイオードの200億円とはずごい
 
なんか裁判所の話題がおおいですねえ、最近。例の裁判員制度が5年後の実施らしいし、昨日も「白い巨塔」で裁判風景やってましたけど、これから数年は裁判所ブームだそうですよ。まあ昨日のドラマの法廷風景は、まあ実際のものにけっこう近かったきがしますが。そんで、今日は、例の四国のサラリーマンが、青色ダイオードの特許で、200億円のギャラ判決でました。そうですよ、優秀な人には高額弾んだ方がいいんです。あの会社にしても、年間100億円程度の売り上げだった物が、彼のおかげで10倍になったのですから、それくらいは認定されるでしょう。「出る釘は打たれる」ってのが、日本社会らしいけど、そういう悪習慣は改めましょう。

1月29日(木)裁判所のからくり
 昨日は東京地裁なんてとこにいったけどね、そう霞ヶ関にありますよ。新しい建物だという割には、トイレはほとんどがいまだに和式になっていて、どっかのサービスエリアと一緒で、役所の建物というのはいつでも愛想がありません。裁判所は法の番人だというけど、あの建物って、その全部が図面になっていないんです。法廷の後の裁判官の控え室ってありますが、あそこから秘密の階段かエレベータで建物外に逃げられるという、エジプトのピラミッドみたいな秘密の出口って本当にあるんですよ。例えば人気女優とか裁判に掛かることがあるんだけど、そういう有名人は裁判官も気を使って、周囲の目に触れないように、秘密の出入り口から入れたり、出したりして、うまく逃がしちゃったりするんだね。そんなのって、アリなのか?といつも思いますよ。入退場が怪しいところで裁判したって、そんなの密室の談合みたいな気がするんだけどなあ。それと超忙しいタレント同士が争っていて、本人の証言なんていっても、二人が同じ日にオフを取れて出廷できるなんて、半年に1日くらいしかないですよ。せっかくそうしてスケジュール組んだのに、その証言というのはたった3人の裁判官に証言するためだけにスケジュール調整するなんて、なんか上戸彩の水着を裁判官が独り占めしているみたいで、司法の仕組みに納得いかないね。だったら、マスコミは傍聴を代表して、大々的に裁判の内容を広報したらいいんだよ。それにしても、半年に1回くらいしか法廷は開かれなくて、まことにいつものようにノロノロしています。こんなんで、民間人の裁判員制度やろうといったって、間が抜けてダメです。週に1回か2回くらいのペースで裁判はどんどん進行させないとね。それに一人の弁護士や裁判官が、200件も法廷抱えているなんて、こんなのも不渡り手形の乱発みたいなもんで、悪習慣がいつまでも続いているだけだね。物騒な建物だという印象は免れませんよ。

1月28日(水)熱気球野郎失敗の笑い話
 一人が地元の隣町で大いなる田舎の埼玉川島町の職員だというのだから、けっこう前から名前だけ知っていたのだが。何でも熱気球のギネス記録を持っている人らしい。やっかむわけじゃないが、熱気球というのは、1個300万円以上するらしくて、何で役場の職員がそんなにお金あるんだと思うのだが。田んぼでももっているんでしょうか。
 まあいい、昨日太平洋横断に挑戦して、半日で失敗して宮城沖に不時着し、そういえば、ずっと前の風船おじさんも、金華山沖で自衛隊の飛行機に手を振ってからいなくなって、死んじゃったんでしょうね。で熱気球の方は、午後6時に不時着して、午前3時にアメリカへ行くコンテナ船に救助されて、そのままアメリカまで運ばれちゃうらしいです。有給とっていたんでしょうか?その間、海上保安庁が捜索していたそうですが。
 なめんなよ。こんな者が冒険ですか?私も少しスカイスポーツしていたから、熱気球は尊敬していたのですが、この計画はガラクタに過ぎません。失敗しても自力で帰ってこられないようなものやるなよと。
 大場さんがカナダから北極遠征では、そういうのサポートとか救助する会社が、すでにカナダにはあるんですね。つまりサポート会社に頼んでいるわけだから、すでに冒険ではないといえば、その通りでもあるんです。ちょっと冒険っぽいツアーでしょうか。
 熱気球野郎も、自力の救助くらい、事前に組めないか?無理か?
 太平洋横断気球は、今でも成功率はよくて7割くらいだと思うんだね。まあ失敗しても、今時は死ぬことはないでしょう。でもさあ、成功すれば快挙だけど、失敗は笑い話で、でももうちょっとちゃんとした失敗計画はなかったんでしょうか。みっともない失敗顛末で、ああいう計画は賛成できないなあと思うんですよ。それに比べたら、友人のロッキーは、素晴らしいよなあ。海上保安庁は、9時間分の捜索の実費を、彼に請求しましょう。そうだ、川島にはホンダの飛行場もあって、スカイダイビングも盛んだね。最近事故あったみたいだけど。

1月27日(火)またまた女子マラソンアテネへで、一昨日優勝の坂本は落選?
 わずか日帰りで山に行っても、下山すると「下界のニュースは相変わらずだなあ」と思うのだが。アテネ選考会の大阪マラソンがあって、我らの千葉ちゃんが負けて、坂本優勝。でも彼女アテネへいけません。残り3レースで二人の枠しかなくて、最初が高橋尚子、次が坂本です。2枠なのだから、この二人をちゃんと比較しないといけません。坂本の2時間25分は、明らかに遅いのです。高橋27分がでも実績ある、レース展開がよかったということで、この二人から一人というと、高橋ですね。だから残り3月の名古屋のレースで、25分より遅ければ坂本。早ければその名古屋の誰かが代表になるでしょう。万が一名古屋で、2時間20分と21分のワンツー・フィニッシュがあると、その二人の可能性もあるでしょうが、なかなか実現は無理。
 五輪の女子マラソンが、これほど選考会から盛り上がるのは恵まれすぎている種目です。でも本来スポーツは自分の満足でやるもの(登山も)ですから、メダルのためにやるというのは、素直なスポーツ感じゃないですよ。「メダルきちがい」といった人もいたけどそのとおり。スポーツは「○○のためにやる」というのは、長続きしないといいますよ。「健康のため」というのも、同じ。やっている種目が「好きでたまらない」というのが、素直な気持ちですね。好きこそものの上手なれというのは、正しい格言です。


1月26日(月)道州制は絶対に失敗する
 「道州制」という言葉はもう10年も前から民主党当たりで言われているのだが、これは地方自治に今よりも主権を持たせるというわけで、アメリカに近くしようということなのだ。分かり易いのは、16歳で酒を飲める州とか、18歳で選挙権を与える州とかいうことだ。人を殺しても懲役10年の県と、死刑の県がでてくることになる。県単位で国家だという意識なのだが、中央に帰属したいという国民が家畜意識しなない我が日本では絶対にむりである。
 例えば中学生の茶髪を禁止している松山市と、まあいいやという東京ではどうだ。茶髪にしたい中学生は東京に引越しすることになる。ところが、その親は「子供の人権」ということで松山市を訴えて、あくまでその場で争おうとするのだ。でも訴える際は、松山市ではなくて、日本国憲法ということにならざるをえないでしょ。そりゃ無理だ。原告は教育委員会に負けて、憲法に負ける。基本的人権の憲法が一番上にいて、憲法の解釈が自治体によってさまざまあるという判決は出ません。裁判所も中央集権ですから。最高裁の判決を地方裁判所が覆せることなど絶対にありません。
 他へ引越ししなさいというのが、フロンティアのアメリカ精神である。ところが日本人は土地宗教があるために、絶対に生まれ育って先祖代々の土地を売却することはできない。成田空港を作ると言うのに、30年前から今でも百姓は土地を売りません。アジアの土地宗教というのは、イスラムよりも性質が悪いのです。
 タレントの向井が代理母で子供を生んでも、それは日本国籍を取れないと区役所は戸惑って「法務省に問い合わせます」と答える。お上に意見を聞きたいという地方自治に、どこに自主性が感じられますか?
 オウムが熊本の田舎村の人口千人に500人で引っ越して、村長をオウムから出して、村を乗っ取りたいといったとき、賛成したのは1億人いてもゼロでした。まあオウムは危険宗教ですから、これも当然ですが、仮に安全宗教だったとしても、日本人はこれに誰も賛成できません。でもアメリカはほとんどの国民が賛成できるのです。冬の五輪をこの間やったソルトレイクは、モルモン教の信者が7割の大都会です。まち全体が宗教に汚染されているといってもいいでしょう。でも普通の都市よりもきれいで安全なのです。煙草禁止、コーヒー禁止、ゴミ禁止です。地方自治というのは、ある種オカシイ人たちが集まっても、その自治を認めるということです。オウムは次元が違って、犯罪集団として壊滅するのが適当ですが、例えば山スキー集団が野沢温泉村に3000人住民票を移せば、村長は山スキー村長が生まれます。そこでボードを禁止することもできるのです。想像してみましょう、今の日本ではこれは無理でしょう。県が騒ぐ、国が騒ぐ、スキー連盟の上の文部省も騒ぐ。まあ国民感情になじまないのです。青森と秋田と岩手が5年後くらいに合併して州にしたいらしいのですが、こんなもの日本では絶対に失敗します。

1月25日(日)北八ヶ岳スキー(報告参照)

1月24日(土) 悪妻は身を救う?
 東京にはヤクルトの隠れファンと言うのがけっこういて「高津がホワイトソックスに入団しちゃって、来年から押さえはどうすんの?」と真剣に心配している人が多いんです。3年前には石井もドジャースにいってしまったし、「放出の宝庫」と自虐的に責めているわけです。
 35歳の高津が大リーグの行くと言うのに、31歳の佐々木が日本に戻ってきてしまいます。プロ野球選手の奥さんには女子アナとかタレントとか多いんですが、中にはひ弱な奥さんもいます。佐々木が日本に「家族のために戻る」のはいいんですが、あれはウソです。彼は毎年家族でシアトルに移動して、子供は夏の間はアメリカの学校、冬には日本の学校と、小学生から日米半年留学させる羨ましくも楽しい環境で子育てしていました。子供が通う私立の学校はそういう教育環境を応援していたんですよ。でも問題は元タレントのひ弱なあの妻です。英語がダメ、アメリカ文化がダメでついに、蕁麻疹ができてノイローゼ状態なのです。そもそも二人はできちゃった結婚でしたから、よく将来を吟味していなかったのです。一昨年当たりから奥さんがさっさと一人で帰国してしまい、私はアメリカなんかには戻らないと。子供も必然的に奥さんの人質ですから付いてきます。昨年の佐々木は単身赴任ですから、これじゃつまらない。それに単身でも大リーグで野球やるほど、彼はもう情熱ありません。亭主のアメリカでの活躍に足を引っ張るというまあ悪妻の典型でした。
 亡くなった尾崎豊の子供が、尾崎のトリビュートアルバムでデビューするのはいいのですが、しかしこの10年奥さんと子供でアメリカ在住で、尾崎の父親など可愛そうです。あの繁美という妻も、尾崎が自殺するころも、まったく夫の音楽活動に協力せずに、自宅に篭城するような、典型的な悪妻になりました。一時は離婚寸前とまでなったのに、亡くなったあとの印税はちゃっかり自分だけで独り占め。実質ほんの1年程度の夫婦生活など夫婦の実態もなく、実父が明らかに相続権があるように思いますが、あるいは今は弁護士となっている尾崎の実兄とか。ただ子供がいるというだけで妻の立場強力に主張しています。「金ずるの権利は絶対に渡さない」と。自殺の原因にしても、実父が警察に再捜査依頼したことさえあったのに、妻はむしろそれを辞めさせる方向でした。ああいう悪妻もまた珍しい。
 川崎麻世とカイヤ夫婦も100回以上夫婦喧嘩が週刊誌で報じられたにも関わらず、今でも喧嘩継続しながら、仮面夫婦。
 そういえばアインシュタインもナポレオン?も天下の悪妻持ちで有名でした。たまには悪妻こそが亭主の輝きを増す原動力になることがあるらしいんですが、でもそういう人には心の本妻が多分いるのでしょう。

1月23日(金)フジテレビ大多亮には年俸1億円を
 
フジテレビの大多亮さんという人は、私とタメ年くらいだからまだ40歳代ですよ。今の人気ドラマ「白い巨塔」とキムタク主演の「プライド」の両方のプロデューサーです。この人10年前には鈴木保奈美を起用して「東京ラブストーリー」を大ヒットさせた人で、その後偉くなって現場から離れてしまったけど、まさ最近戻ってきたのです。つまり彼が離れてしまった10年間は、フジは日テレに視聴率を奪われてしまって、最近またフジが盛り返してきたというわけです。それだけ実力派プロデューサーだというわけですよ。何が実力かというの、1本のドラマで主役を張れる様な人気タレントを、どんどん呼び寄せることができる。唐沢寿明と、江口洋介と黒木瞳と矢田亜希子を同じドラマで使うなど、まあ普通の番組企画ではありえません。NHKの大河ドラマを除いては。
 この人童顔なのはたまたまだけど、私好感持っているんです。東京ラブのときに、主演女優とちょっと話題になりました。彼女がまだ独身の頃ですよ。テレビのプロで妻子があったとしても、女優に惚れられるというのは、それは勲章です。それだけ仕事もできる人だったということ。ずっと前に「そんなこともあったねえ」と本人にいったことがあったけど、大していやな顔もしなかったですよ。達観しているというか。
 こういう人や、人気女子アナの小宮悦子さんにしても、ウッチーにしても、実力者は厚遇しなきゃいけないと、私ずっと思っているんです。絶対にできないですよね、日本企業というのは。同僚の10倍の給料与えたって、会社はそれに見合う儲け得ているわけだから、何でもないんですけれど。プロ選手とタレント意外は、社員にあっては、破格の収入って不可能です。でもねえ、外資系の投資銀行など、30歳代で5千万円なんて年収得ている人いくらでもいるんですよ。外資の営業など、歩合給が青天井でいくらでも上がっています。日本企業はまだまだそういうことできません。青色ダイオードの社員も、自社を訴えましたけど、あれも勝てませんでした。
 わが週刊誌業界も、バブルの時には100万部発行していました。でも今は半減。部数で半減というのは、広告収入まで含めると、3分の1です。だからねえ、サッカーチームが監督をスカウトするように、編集長をどっかから歩合制でスカウトしてきても本当はいいのですが、日本のマスコミというのは、新聞もテレビも含めて、超保守だから、どの出版社もそういうことできません。でも本当はそのくらい斬新なことができたら、いいとおもっているんですけれど。
 イチローの年俸が15億円で、日本のプロ野球平均から飛びぬけているわけだけど、一般の会社にもそのくらいの人材がたまにはいるんですよ。そういう人を企業はちゃんと優遇するようにならないのかなあと、他人事ながら思うときがありますよ。


1月22日(木)大阪出張の笑い話
 急に大阪日帰り出張が決まって、どうするかなあと思って、飛行機にした。
0、シャトルビンと言っている割には「何時があるの?」「当社では(JAL)では11時半。他社のことは分かりません」「あのなあ、ここに3社の名前が出ていて、シャトル案内とあるのに、他社を知らないとはなんだ」「そういうきまりで・・・」。家だけ家だけで、他社はしらないと。たった3社、いや2社しか会社がないのに、顔の面突っ張って、だから航空会社は好きになれない。やはりというか、いつものように荷物チェックでブブー。
1、カバンに100円のカッターナイフが入っていました。テレコの単4電池の封切りに数日前に使ったもの。「これ、預かります」「到着したらすぐに戻してよ」で、預かり。伊丹について「あれは?」「あと5分ほどかかります」。私ムッとして「すぐじゃないなあ、宅急便で家に送っておいてよ」「ええ?そうなると、到着払いで・・・」無視して出ます。
2、この日大阪は昼だというのに、マイナス1度、げげ大寒。東京は8度でしたよ。日中に日が差しているというのに、雪降るし、マイナス1度など信じられない寒さ、おおさむい。大阪が東京より寒かったのは、100回も出張して初めてです。
3、モノレールで現地へ。「お客様にお願いします。電車は急停車しますからつり革につかまって」「お客様にお願い。お年寄りには・・・」「お客様にお願い、車内の携帯電話は・・・」大阪の市営の乗り物はバカです。暇に任せて、くだらないお願いばかり続きます。こんなもの東京だったら、誰かがねじ込んで黙らせます。「お客様にお願い、勤労に励みましょう」「お客様に、農業政策を充実させよう」というのは、中国のことで、大阪は中国レベルに民度が低い。とおもったら、「そんなもの、誰も聞いていません」とのこと。そうです、大阪人はガードしたのうるさいところでも平気で寝れる人種なのです。デリカシーのある東京人には耐えられません。私大阪には絶対に住めない。
4、仕事が早く終わって、夕方に帰京。「あのナイフ、まだあったら、東京で受け取るよ」。全日空は、そうしましょう。東京に戻って、手荷物のないとこに出て、ガードマンに「預けたものは?」「引換証がないと渡せません」「お前、事情知らなくて、デタラメいうな」「そういわれても」そのうちに放送があって、隣の女性が「私とってきます」。男のガードマンに向って「知らなければ知らないと素直に言え。渡せないとは何事だ」。で女性到着。「これですね」「あんがと」。たった100円ナイフ一個でこの騒ぎ。そういえば、鼻毛きりハサミでも同じようなことされるそうです。誰も日本の飛行機など100円ナイフでハイジャックしませんよ。襲われないのに、チェックするなど、ブスが「痴漢っていやねえ」といっているようなもので、見栄張るのもいい加減にしろ。
5、羽田の空港駐車場が安くなっていました。平日2500円。おお伝票出す会社は助かる。「土日は?」「前と同じで1日で5600円」。これまでボッタクリでしたよ。デフレが公共料金にまで及んできてとてもいいこと。やっぱりデフレは大歓迎です。でもさあ、こういうことはもっと宣伝したら?と思います。

1月21日(水)アッサリしたアジア系
 日本人はアッサリしていると言う例。
1僕らの年になって、ダブルベッドで一緒に寝ている夫婦は多分50組に1組しかいないだろう。
2 1週間夫婦関係がなければセックスレスといわれるなら、50組に49組はそれに該当する。
3 ダイエットで野菜ばかり食べていると、山に登ろうという気力すらなくなってくる。同じように年を取ってくると、肉よりも魚が好きになる。
 というわけで、欧米人に比べると私たちはアッサリ人種なのだというのが、会社の会議にでました。アメリカではセックスレスは離婚の対象になるし、60歳になっても夫婦はダブルベッドで寝ています。30%以上は。
 世間ではこういう話題をくだらないと思う人がいるのですが、現在3組に1組は離婚する時代で、また男は50歳過ぎて離婚されると、10年寿命が縮まるといわれ、離婚されて70歳を迎えられる男は多分皆無です。60歳まで生きられるかと言われても、半分くらいかなあ。私そういう話好きだし、私の会社はそういうことも研究、実践しています。

1月20日(火)山のゴミより海のゴミがひどい
 南極のゴミや、エベレストのゴミがたまに問題になっているし、自分たちの登山のことだから「山のゴミを持って帰りましょう」というのは、最初から教わっていたことだが、海に出る漁師連中は、海のゴミを持って帰りましょうとは、教わっていないらしい。大体今でもそうだと思うのだが、外洋にでる船は、最初から積んでいった食料その他のゴミを、全部そのまま海中投棄(投げ捨て)しているんでしょう、今でも。例えば遠洋漁船などそうです。ハワイで事故にあった愛媛丸みたいな船のことです。ああいう船は、半年とか1年の航海に出ますが、そのときにはほとんど満載状態に食料を積んでいるものなのです。それで沖で魚を取ると、食べて食料が減ったところに、釣った魚を乗っけて、そうして1年後には、満載だった食料の変わりに、満載の魚を積んで戻ってくるんですね。ということは、1年間で船一杯分のゴミを海に捨てて、その代わりに海から魚を釣ってくるというわけです。そういう遠洋のマグロ船は、日本に500隻くらいあるわけです。だから海に捨てられるゴミの量というのも、相当なものなんですよ。船の中で焼却するなんていう話は聞いたことありませんから。そういう海のゴミの問題は指摘されたことが一切ありません。まあ世界中の船がそんなことしているわけで、報じられなきゃ関係者以外知られないというわけで、陸上のゴミより、実は海のゴミの方が、実態は悪質なんですね。

1月19日(月)昨日はセンター試験
 学生の頃は、1月2月は心身ともにすり減らした時期もあったけど、大人になるとすっかり忘れてました。でも、上の高3が一昨日と昨日センター試験受験しました。私がスキーに行っているときに。今では私大でもセンター受けさせるようです。私の頃は、こんなものなくて、国立一期は、一次、二次と3月まで試験がありましたよ。
 大学と言うのは教育の自治があって、京大ピポロ?でしたっけ、教育に国が介入することに大問題になった事件が昔あったけど、もう今では大学でさえ、文部省の教育機関に成り下がりました。世界からバカにされていることです。たとえ国の政権がどうあれ、学問には普遍性があるなど、もう誰も言いません。私大が試験問題作るのに手間がかかって、文部省のセンター試験に頼ることなど、中学生の北振テストレベルで呆れて物がいえません、本当に。

1月18日(日)野沢温泉の自主トレ

 チビが妙に張り切って、日帰りでトレーニングしたいということで、野沢温泉に出かける。クロカンの常設コースというのは、意外に少なくて、他に妙高くらいしかないものだ。野沢温泉には、200mトラックと、その上の山にかけて7,5キロの周回コースが圧雪されて整備され、というのも、長野五輪ではバイアスロンの競技会場になったくらいで、ここと白馬のスノーハープも常設されていますよ。それにしても五輪におかげで、関越の塩沢から野沢への道は大変よくなって、20年くらい前は、昼間でも幽霊が出るくらいの崖沿いのおっかない細い道だったのですがね。それにしても今日もとってもいい天気で、スキー場トップからは、妙高、白根、苗場、谷川岳など手に取るように見えました。今年はお天気だけは恵まれています。私午前中はクロカン、午後はゲレンデでテレマークでした。まあ充実。そうそう関越の帰りも最近のスキーブームの低下と、車線が広くなったおかげで、渋滞は少なくなったようです。以前のような50キロ渋滞はもうごめんです、はい。

1月17日(土)チビのインターハイ
 高校時代に運動クラブやっていて、国体やインターハイに出場するというと、当時は神様みたいに思っていたものですよ。ところが、例の下のチビ(高1)の年間1週間だけスキー部というのが、この間の都大会で、といっても出場20選手くらいなものですが、クロカンだけはね、それで上位5人だかが、この2月のインターハイに出場できるとなって、またまたそれに該当してしまいました。またまた笑い話が続きますが。でもアルペンの方は東京都といっても、100人近く部員は集まるんですよ。そんでてっきり今年も旭川が会場なのですが、喜んでいたら、自己負担が5万円だと聞いて、私愕然。「中学の時は都から交通費が出た」というのだが、「3年前から予算縮小」だとかで、上から出るのが2万円。残り自己負担だそうです。だったら「御宅は出場しますか?」くらい聞いてこいよ。選ばれれば、あったりまえのように出場するなどは、子供の甘やかしなんです。最近は荷物当日もっていかないで、宅急便であらかじめ送っていくとかもう大ぬる。まあ甲子園にしてもそうだけど、たかが高校生の運動会など、世間が大騒ぎするほどのもんでもありません。

1月16日(金) 早大2年の19歳と、フリーターの20歳が芥川賞
 基本的に出版社というのは、文壇にたいしてはヘイコラして悪口絶対に書きません。あれだけ女優のスキャンダルを追いかけている週刊新潮も女性週刊誌も、絶対に書かないのです。お得意さんですから。だから世間では、文壇と広告代理店は悪の巣窟といわれているんだけど、守られているんですよ。その点自衛隊などは、好き勝手なことかかれて、小泉政権にしてもそうだけど、可愛そうだよね。
 そんで、まだガキンコの女二人が芥川賞とったんですよ、昨日。けどさあ、もう作品が幼稚でまったく面白くない。いっこは仲間に打ち解けない女子高生の話だし、もういっこはピアスにくるったバカ女の話ですよ。こんなものしか文壇の新人賞に該当しないなど、もう日本文学も貧困してます。これじゃテレビドラマの学園物コメディをくだらないと文句いえまえんよ。まあ不健康な活字お宅の女の子の受賞だったというだけだね。
 芥川も第一回は昭和10年の石川達三だったけど、彼は政治家の汚職や、低収入だと馬鹿にされている学校教師の本来の姿を描いて、まあ文学作品らしかったですよ。私の知り合いの爺さんは、「芥川はずっと毎年受賞作を読んできたけど、慎太郎が受賞した頃から、作品がくだらなくなってきた」といってます。悪いのは慎太郎が受賞した昭和31年からだね。大体今の選考員が村上龍などという、福生の基地のザーメンの話し書いた、もう汚い劇画みたいな小説家ですから、山田詠美とか、内容がしれてます。あいつらに石川の小説の中身理解できるんですか?ただの黒人狂いでしょ、山田など。もう活字お宅の仲間内のイベントでしかなくなっています。それこそ社会派というなら、山崎豊子の白い巨塔の方がずっと面白い。今時そういう大きなテーマの作品がありませんから。フォーサイスのような、夢を与えるような作家というのは、日本に出てきませんよ。ジャッカルの日なんて、面白かったよなあ。日本の小説は今でも私小説の範疇でていなくて、もうくだらない。女子高生の話など、どうでもいいでしょう。
 大体芥川そのものが、若くして自殺するような、狂った弱ちい小説家でしょう。「通り過ぎた犬が振り返ってニヤッと笑った」などといってますが、もう分裂してます。太宰のように、20代そこそこで、人妻と3回も心中するような男など、語るに落ちるものですよ。元々文学など、運動できない病弱な青少年が、家のなかでコソコソ書いているものなんだけど、やっぱり寺山がいったように「書を捨て町へでよう」精神が好きだね。あんなガラクタ女二人賞にして、おだててどうするんだと。評論家の屋山さんが、評論家賞取ったことの方が、まだずっと面白いことですよ。

1月15日(木)荒川区民プールともめた件
 町内会の水泳の北島選手は、実は専門の平泳ぎよりもクロールが得意で、個人メドレーで記録出していると連日報じられているけど、こういうのって珍しいです。まあスキーでもダンウヒルの選手がスラロームでも勝てるわけだし、クラシカルもフリーも両方得意だいうから、同じようなものですか。その北島は子供の頃に荒川区民プールでよく泳いでいたそうで、その室内プールは町内にありますから、家の子供がチビの頃にはよく一緒にいきました。それに通勤の途中にそのプールあります。それで思い出して、下がまた小1くらいの頃に、その子供用プールで中学生に体当たりされて、アゴを切って、数針縫ったことがあったんですよ。今でも小さな傷が残っていたと思うんだけど。
 当時、今でもそうだろうと思うけど、子供用プールに大人の集団が入って、ビーチボールなどで遊ぶことをこのプールでは認めているんです。つまり小学1年と、中学生が集団でビーチボールで悪ふざけしているのが、同居しているプールだと言うことになります。そこでチビは、中学生に体当たりされてプールサイドに飛ばされて、自分の歯で口の中を切って、また外はサイドのコンクリートにぶつけたというわけです。まあアホらしい事故で、私当時怒って、荒川区に文句いったのですが、まあ適当に終わってしまったわけですね。役所が主催しているプールは、まあ安くていいとこもあるけど、バカらしい事故もあるんです。なんというかなあ、くだらなくて呆れるけど、アホバカ中学生にまるでビーチのサイドの砂浜にいるような、ボール遊び認めていることに、役所の頭の程度がしれます。もう10年も前の話ですけれど。

1月14日(水) ほとんど無能といっていい道産子の雪対策
 
今日は日本海側で大雪でしたよ。夕刊に北海道では歩道が埋まって、車道を歩いている写真載っていました。それで思い出しましたね。北海道人(道産子)の雪対策のいい加減さをね。
 1 北海道の人って雪かきしないんです。商店街でも自分の家の前の歩道が凍ってつるつるになっても、まったくそのまま。これじゃ冬に雪祭りで客を呼びたいといっても、客の方からお断りだよね。けっこうだらしないんです。何しろ札幌の銀座といっていい、ススキノなど、歩道も車道もスケート場なのですから。北海道一の繁華街でこのありさまです。あきれて物が言えません。
 2、  なぜかというと、道産子は「旅の恥は柿捨て」を今でも地でいっているのです。どうせ彼らは早くて明治20年、遅くて昭和一桁に本州から「一攫千金」で移り住んだ、まあゴールドラッシュに目がくらんだような人種なんですよ。屯田兵になって百姓をするか、ニシンを吊り上げるか、石炭を掘るかでね。だから北海道にも長居しないで、さっさと一儲けしてまた本州に戻るよていだったのです。ところが何を間違ったか、すべてがうまくいかなくて延々と三代、四代目になってしまったんです。どうせ元々長居するわけじゃないから、雪が降っても除雪など面倒なことしないっていうわけです。どうもウンコしても尻を拭かないそうですよ。長野や新潟の生真面目な連中の爪の垢でも煎じて飲めといいたい。
 3、  不愉快なことはいくらでもあります。昨年だったか、冬の帯広の12階のホテルで朝飯くっていたら、快晴で十勝の山並みがとてもきれいに見えた。「十勝岳ってどれ?」と従業員に聞くのだが「さあねえ?」といって、向こうにいってしまった。むかっとして「分からないから聞いているんだから、ちゃんと教えろ」というと、少しして責任者が来て「私たちも、知らないんです」。あのさあ、十勝大平原といい、空港も名前変えて「とかち帯広空港」と言っているのに、観光ホテルで誰も十勝岳がどれだか知らないなど、真面目にホテル業やっているとは思えませんよ。連中は仕事にしても、この程度の体たらくなのです。北海道が日本一の不況で拓殖銀行も潰れたと嘆いていたが「当たり前だ」と思います。
 4、  昔のカニ族はどこへいったんでしょう。団塊の世代が学生だった頃だと思いますが、幸福駅とかキャンペーン張って、キスリングしょって北海道の無銭旅行していた「カニ族」がいましたよ。でもあの人たちもういません。そう、北海道旅行など一回いったら、もうたくさんなのです。逆に沖縄などは、皆何度も行きたいといいまあす。北海道は愛想がなくて、「またいらっしゃい」という、暖かいもてなしがさっぱりないのです。自滅するしかありません。
 5、 北海道にいると、さらに北へ、ソ連とかに旅行する機会も多いものですよ。でも連中ですらいいます。ソ連など2度とは行きたくないよと。北海道の延長ですね。愛想がもっとない。連中ですらそうなのですから、私たちが北海道に抱くイメージとまったく同じってことです。人の足元見て、自分の足元治せってことです。
 6、  さっきの雪かきしないことの続き。それで私「道産子はだらしがない」といったんですよ。某市長に。すると屁理屈も一人前ですよ。「長野の雪とここはちがう。こっちの雪は凍り付いて、雪かきしても路面が融けなくて凍りつくから、雪かきの意味がない」んだと。バカヤロー。積雪量比べてみろよ。北海道の積雪など、鼻くそ程度しか降りませんよ。積雪量だけで比較したら、新潟、長野の方が圧倒的に多い。塩沢だったか「雪国はつらつ条例」(雪国は、辛いよ条例と間違えた教科書もあったけど)とか、十日町の「克雪運動」を見習ってみろよ。バカが。
 というわけで、北海道は観光業に限っては、まあ吐き貯めといっていいです。クロカンやっている以上、クロカン人口だけは多いですからたまには北海道にいきますが、でもそれ以外の理由ではあんなとこ、行きたくありませんね、ホント。そうだ、野外がマイナス20度だと言うのに、室内がプラスの20度で、Tシャツ一枚で生活しているようすも、明らかにバカっぽいものです。

1月13日(火)温泉好きのホント?
 誰もが温泉好きなのは分かるのだが、妙に若い女の子も温泉が大好きで、雑誌でも温泉特集やっていますよ。でも温泉はいるだけが目的で旅行する人の気が知れません。温泉といえば山を下山して「日帰り温泉」が最高だと思ってますから。先週末の新穂高の深山荘の露天風呂300円は、ちょっと今まで入った温泉では最高でしたけれど。
 何しろ湯の温度がちょうどいい。露天風呂では通常長湯しますよ。20分とか30分とか。それくらいも入っていられる。景色はは雪が積もっていて、気温マイナスなのに、それでも風呂の温度がちょうどいいということ、ああいうのは、温泉オヤジの神業です。それに風呂が三つあって、上からだんだんぬるくなっている。まあお湯が流れていますからそうなります。それでも一番上でも熱くないからねえ。しかも風呂に入りながら缶ビール飲んでもOKだという寛容さ。ビンはダメらしいです、割れるときけんだからね。風呂からの眺めは、まあちょうど目の前にトンネルがあるんですが、それでも走っている車みえたり、向こうからも覗かれるのでしょうが、実際風呂に入っている人見たってつまらないもんです。ここって、新穂高のポスターになっていた露天風呂だったでしょうか。なんといっても下山後の疲れが取れるのがいいです。
 それに比べて、都心で東京ドームにラクーアという温泉ができて、これって2500円だったか。まあなぜか人気です。でも会社帰りに女も平気で服脱いで風呂に入るって、化粧品ももっていないのに、こういうの、なんとなくだらしない感じがするんですが。先日に新年会のあとも、ラクーアいこうと、私除いた数人で行ったらしいです。それにサウナと聞くと「絶対にいい」と誰もが言うし、飲んだ後に疲れてもいないのに、風呂入るのって、面倒くさいです。それに冬は乾燥肌で、使っているオイルないと、いやだしなあ。会社帰りに服脱ぐ女は、何も温泉じゃなくても、脱ぐものだ。

1月12日(祝) 今日はお祖母さんの一周忌

 父親の母親で一年前に百一歳で大往生でしたよ。あれって百歳の敬老の日に、総理大臣から表彰されるんですね。小泉さんからの表彰状あって、今回記念に撮って置きましたよ。でも晩年8年間は寝たきりで、看護していた娘さんといっても、私の母親世代ですが、これが大変でした。ご苦労様です。

1月11日(日)緑山岳会創立者の寺田新吉訃報


 私の所属する東京緑山岳会は昭和14年に創立しましたが、その創立者の寺田新吉さんの告別式が午前中にありました(1月7日没)。大正4年の生まれですから、89歳の大往生でした。私が参加した25年ほど前には、すでに現役を引退されて、年に一回の忘年会でお顔を会わせるくらいでしたが、とても温厚な大先輩でした。現在は弟にあたる寺田甲子男(きねお)さんが、もう40年以上も会長職にあります。喪主代表も甲子男さんでした。
 社会人山岳会も先代が亡くなり、どの会も新しい時代に入っていくのでしょう。

1月10日(土) ラッセルに嫌気がさしてスキー場に転進してしまった。

1月9日(金) 新穂高から蒲田川上流に向けてスキー
 それにしても春になるまでは新雪ラッセルがきつくてたまらん。途中で精神的に敗退(News参照)。

1月8日(木) 今日からまた「白い巨頭」らしいのだが・・・・
 人気沸騰につき、また白い巨頭の続編が、もう始まるってことらしいです。フジでも懸命に予告をやってました。

なんで古いシナリオなのにこんなに人気なのか?
 はっきり言って古いです。山崎豊子など、夏目漱石と同じとは言いませんが、もう30年前の本でしょ。どうせ続きは、財前が手術した患者がやっぱりガンで死ぬとかいって、彼の教授の地位が危ないという、もう分かりきったシナリオなのに。それに今の世の中、遊んで病人殺したり、最近も慈恵医大でお粗末な手術があったんだけど、まあ「事実の方が奇なり」であって、ドラマなのに、現実よりも遅れているって感じです。

2 人気は「ゴルゴ13」と一緒。
 ゴルゴというのも、現場の取材は徹底していますよ。ゴルゴがブッシュの依頼を受けて、イラクやアフガンのイスラム指導者を暗殺するなんてテーマは、もう100回以上あったと思うんですが、例えばカブール市内の絵を描いても、あのマンガはまったく事実に即しているわけですよ。また米国があそこからオイルを買って石油メジャーが普段から巨額に儲けていて、その利ざやの一部がブッシュの政権に献金されているなんてことも、まあ本当らしくかかれていますよ。「事実に即したフィクションです」というわけで、週刊新潮の「黒い報告書」と同じわけです。白い巨頭も大学の権力争いがやはり、事実に即しているというわけです。山崎はあの小説書くときに、やっぱりちゃんと大学病院の内部を取材していましたね。そういうところがドラマの中でも「本当っぽい」と思われているために、ちょっとシリアス感があるのでしょう。
 ところが最近の小説は、取材まったくしていなくて、だから恋愛物、学校物、不倫、家庭内暴力など、ちょっとした作家志望の学生でも頭の中で考え付くテーマだけが、小説の材料になっているわけです。作家の力量の低下であるわけです。山崎以降30年間、まともな作家が誰もいなかったというだけのことなのです。まあ嘆かわしい現実ですよ。

3 ついでに「クライマーズ・ハイ」の駄作も。
 昨年の文春ミステリーの第一位がクライマーズハイでした。一ノ倉が舞台となっていたために、ちょっと、つい買ってしまいましたが、はっきり言って「読んで損した」。どこが面白いんでしょうか? 85年の御巣鷹山の日航機墜落の様子も書いてあるんですが、あれって当時の新聞縮刷版丸写しで、小説にする意味がゼロ。主人公の新聞記者は(筆者の横山は当時群馬県の新聞記者だったらしい)、その事故が起きたために、一ノ倉を登山する計画がキャンセルになって、18年後に、予定していたパートナーの息子と現在衝立岩を登ったという内容で、どこがミステリー?なの。続く「半落ち」は映画化されているようだけど、まあこの程度のガラクタがもてはやされるのだから、山崎はやっぱり力量のある小説家なのでしょう、盗作騒ぎもあったけど。
 ところで今日はそのドラマ見ません。夜おでかけします。

4 唐沢君がいい役者?
 とは思いません。なぜだがたまたま家の近くの台東区三ノ輪が彼の実家なんだけど、どこにでもいる高校時代の家出少年の役者志望で、現在こうなっています。財前のああいう役は実は簡単で、一世風靡という路上の踊り小僧出身の柳葉でさえ「踊る大走査線」では、警察庁キャリア演じていました。ああいう権力志向の役は、そう難しいものでもなくて、当たれば誰だって上手にできます。ついでに田宮二郎も決して上手な役者でもなくて、通常の格好いい役者だっただけです。

5 前にも書いたけど、あんな権力ピラミッド構図など、会社でも役所でもどこにでもあることです。ただ、おどろおどろしいようにドラマ化してあるために、つい興味を引いてしまうだけで、何とも思わないけどねえ。でも視聴率が高いということは、ああいうピラミッド構図の権力組織に皆憧れているのかなあ?と。だったら今の北朝鮮をドラマ化したら、あの100倍は権力構図ですよ、きっと。道路公団の藤井の権力など、あの比じゃないと思うんですが。昭和4,50年代は、大学の中でも企業戦士だったというだけのテーマなのですが。そだ私の同級生にも東大の医学部卒がいますが、同級の女の子と教授を媒酌にして結婚して、1年で離婚して「学内では絶対に出世できない」と彼はクラス会でいって、やっぱりもうとっくに大学を出て、いま別私大に勤務しているんじゃないかな。まあそういうもんです。なんか、つい文句を言ってしまいたくなるドラマです、はい。

1月7日(水) 百年一日のごとくやってればよかったのに、吉野家も
 BSEの反動で吉野家が潰れそうらしいね。牛丼を辞めて、鶏肉丼、いくら丼にしたけど、これが不評らしいです。でもこれって、輸入牛肉が使えないからというのは、ウソっぽい理由です。なら、マックだって、その辺の焼肉屋だって、輸入牛肉使っていますよ。半数が輸入でしょ。
 朝日新聞にしても、百年前と今でも同じような新聞だしていますよ。女性週刊誌が「ゲロ雑誌」だと馬鹿にされたけど、見栄張ってゲロを辞めたときに売れなくなったものです。ディズニーランドにしても、この20年、毎週同じように、ミッキーのアトラクションを凝りもせずにやっていて、それで客よんでいるわけです。それこそ二千年前から、男は女と同じことやって、ずっと楽しんでいるわけでしょ。何も世の中急速に変わっているわけじゃありません。何も変わりませんよ。需要があるならそれ一筋に、牛丼うっていればいいんです。輸入ができなくなったら、松阪肉牛丼を千円で売ればいいんでしょ。自らが焦ってしまうことが、実は失敗の原因だったりするもんですよ。

1月6日(火)おお、ついにりそな銀行のボーナスカット
 別に他人の高給取りに焼きもち焼くわけじゃないけど、あの倒産したりそな銀行のボーナスがついに全廃されると聞いて、これって「ざまあ味噌漬け」って思ったよ。出身が埼玉だから、なんだか埼玉銀行に就職した連中が多いんだけど、なんだかつまらん仕事しているわりには、天下の高給取りに連中有頂天になってたときが多かったわけだ。だいたい銀行など、大蔵省の下請けみたいな金貸しで、あんなにのん気に高給取りだったの気に入らなかったわけさ。土地があれば融資するなどの商売は、すかいら〜くの店員以下でもいいと思っていましたよ。これで、不景気な大企業も「ボーナス全廃」運動が始まって、まあ公務員なども全廃されるといいよね。大体千葉の市川市役所ごときの公務員の求人に、100倍なんて、大バカな国ですよ、北朝鮮以下。

1月5日(月)仕事始めのまた新年会
 今日から仕事。夜の7時から今日は7人でミニ新年会でした。男ばかりでしたが「どうして会社の新年会には、独身は彼女を、男は奥さんを連れてこないのか」という話にまたなって、日本人のパーティのレベルはいつになっても、開放されていないということになりました。それにくらべれば、昨日の遊びの新年会の方が、女性もいたし、楽しいパーティでした。中国でも韓国でも、アジア人の仕事関係の会合には、奥さんはけっして出てきません。こういうところが、いつまでたっても圧倒的に欧米に追いつけないところだと私は思うのですが。

1月4日(日)早くも新年会で家庭内別居
 バックギャモンの新年会が赤阪であって、15人くらいがあつまりました。妙に子持ち亭主なしという女性も多くいて、「女性にとってはいくつになっても男からのスキンシップが大事だ」という話しになって、だから「ミニテリアを飼い始めた」という人もいました。まあ正解だとは思いませんが、そいういう意見もあるということでしょう。私は「女心と秋の空」だと思いますが。それにしても最近は飲むと親しい女性はすぐに男の話をします。こういう話題が普遍的だからでしょうか?共通するのは、結婚して5年以上が経過した夫婦は、仮に家庭が円満だとしても、生活は家庭内別居みたい夫婦が多いってことです。二人目の子供が小学生くらいになると、けっして一緒の部屋で寝ていないのはどうしてでしょう。外人夫婦はいくつになっても、同じベッドで寝ているようすを映画でみるのですがね。

1月3日(土)下谷(東京。台東区)の七福神
 ウォーキングの目的というのは、まあお散歩の延長ですから、健康ですかね。正月に遊びすぎたからだちょっとお手入れする目的で、自宅の近くの七福神まわりました(Walking)の項目を作りました参照。7個巡って7キロで2時間くらいでした。散歩といってもどこでもいいというわけでもなくて、年取るとちょっとは意味がないと散歩もしなくなるわけですよ。都内には七福神が15箇所もあるそうで、ふーむ、暇なときのテーマにしましょうか。

1月2日(金) 韓国製のカレンダー

よーく見ると、1月の21日から3連休です。
 
 
新年二日も、ギャモン連中とお遊びで、夕飯は焼肉屋に繰り出しましたね。とそこで今年1月のカレンダーなんですけど、21日から3連休になっています。これって、旧正月が22日でその前後が祝日だというわけです。韓国ではそうなんです。ふーん、国によって、ナショナルホリデーというのは、いろいろありますよ。もちろん12日の成人式は関係ありませんしね。

2004年 元旦(木) ディズニーシーの大流行
 なんと元日の午前2時に「所用」があって、浦安のディスにーシーにいったのです。どうやら大晦日からはカウントダウンをやっていて、この2時からは年明け入場でしたね。でも駐車料金2000円だし、入場料5000円なのだけど、大混雑。シーガイヤやハウステンボスは倒産するというのに、毎年ディズニーだけは不況知らずですよ。何でそんなに人気だ?
 テーマパーク遊園地だから、海賊船jパークだとか、アラジンのパーク、海底火山パークなどがありますよ。あれはラスベガスのテーマパークホテルと全く一緒の作りだね。
 園内は外国にいるみたいな雰囲気だけど、レストランなどの店員は皆日本人だし、日本語通じるから安心だという感じがするね。
 一回いけばもうOKだと思うんだけど、案内見たら、これって1週間ごとに新しい小誌作っているんだね、毎週ミッキーの出し物が変わっているんです。箱物は一回作ってもすぐに飽きられるけど、ミッキーパレードが毎週更新されれば、何度でも行きたくなるっているお客の心理を突いているね。重要なのは運営のソフトですよ。

12月31日(水)ロッキーからの年賀状
 
今年の秋に、たまたまギャモンでローっキー青木さんと親しくなって、クリスマスの頃に賀状が届きました。そうベニハナチェーンのオーナーです。大勢に送っているものでしょうから、実にシンプルでアッサリしていますが、こういうのってとてもいいです。筆書きの「正月元旦」は印刷ではなくて、自筆になっています。そして彼もまた大いなる冒険家の一人でした。数日前に「セブンイヤーズイン・チベット」をテレビでやっていて、あのブラピの役は、ハイリンヒ・ハラーで、彼はアイガーだったか初登攀者で冬の五輪の選手でもありました。あの映画の時には、ナンガパルバットからの下山中にカラチでイギリス軍に捕虜になったわけです。第二次大戦が始まりましたから。その彼もそう。

クリスマスプレゼントと一緒に届いたロッキーからの年賀状

 ロッキーはガス気球で太平洋を横断し、パワーボートの世界記録も出しました。21箇所過去に骨折しているそうで、でもそれでも不死身であるというのが、冒険家や登山家で最も重要なことです。逆に言うと、山で死んでしまった登山家は、よっぽどの人を除くと、所詮その程度のレベルでしかなかったと思わざるを得ません。生きて帰っていることが最も必要なことというのは、以前も今も変わっていないことです。年をとっても下界で生きていることが必要なことなのです。しかもロッキーは今新婚1年で、4人目の奥さんと一緒です。健康で若いことがいいことなのです。

12月30日(火) 「駒形どぜう」を年末に食らう

 ここ数年、年末にはアドミラル産業というところで、年越しギャモンやって遊ぶことが多いのですが、そのときに大体「駒形どぜう」にいきますよ。昨日もいきました。いつ行っても大混雑で客は席空きをまっているんです。大広間の畳敷きでね。どじょうって、別にゲテモノ食いにはなりませんが、まあ年に1回食べるくらいなのですが、なんでまたアレほど賑わうのでしょうか。それも5,6人以上の団体客も多いし、はとバスもきますよ。

こちらどじょう屋、なんか毎日酒&宴会してますね、私。

あの店は全国的なブランドでもあるし、それほど高くないしねえ。一人5000円でした。しゃぶしゃぶの「今半」なんていうのも、ブランド店なんだけど、アレは強烈に高い。やっぱりお手頃価格で庶民的じゃないと、継続的に店は流行らないということでしょう。それと新年からやっている店は、コンビニとホテルだけ。この2店は本当の年中無休で、頑張って仕事しています。ご苦労さん。そうだ、六本木ヒルズとか新丸ビルは、居酒屋で焼き魚食っても、一匹4000円もしたけど、ああいうのはあっという間に潰れてるでしょう。

12月29日(月) 2004 謹賀新年
 
新春、あけましておめでとうございます。昨年はたくさんの山にいきました。たくさんの山小屋に泊まりました。
 新越、唐松、双六、太郎など、一泊二食で8500円払っているとはいっても、でもあんな山の中で美味しい食事と布団いただけるのですから、これも感謝感激です。国は自然保護にカネを出しませんから、小屋のオヤジさんも少ない予算で登山道の整備したり大変です。南岳のライブカメラには、山の天気が手に取るようにわかって、これも助かりました。小屋のトイレもきれいになりました。
 地球の温暖化というとテーマは固くなりますが、しかし新潟、富山など、都会でこれだけ雪が降る国は日本がしかありません。温暖化反対運動は日本でもっと盛んになっていいのです。南半球のニュージーランドも、日本と同じように新雪がガンガン降るそうですが、しかしアソコは人口10人の村とか、誰も住んでいない地域での降雪ですから、日本のそれとは全く事情は違います。日本の新雪事情は世界一なのですから、これも大切にしていかないといけません。
 今年もまたたくさんの山に登ったり、適当に仕事ができれば、これ幸いとしましょう。本年も皆様仲良く、よろしくサポートお願いいたします。今年もいい一年になりますように、お祈り申し上げます。それと干支の申は私の年でもあります。またまた年男になってしまいました。12年前のときから、あっという間に1周してしまったようです。人生は早いものです。次の1周を思うとぞっとしますが、まあこれからの周回は、前に勝るように充実させたいとも思います。


12月28日(日) ETCの割引制度はあるが・・・
 高速のETC制度の中で、この1ヶ月くらい、首都高の深夜割引が始まっています。夜中の2時頃に首都高に乗ると、400円くらいだったりするわけですよ。国土省の慎太郎の息子が始めたわけです。でもこれって、通過したその場でいくら割引になったのかが分からない。車載器には、いつものように700円と出るだけで、後で利用明細見てみると、いくらか割引になっていることが分かるだけです。こういうのって、やり方が下手ですよねえ。その場でちゃん運転手にも分かるようにしてくれれば、有り難味があるってもんです。まあせっかく利用者に便利にしても、所詮公団のやってるグウタラ事業なんでしょう。
 それとETC使い始めてから知ることなのですが、あれって領収書が欲しいときには、スルーカードを人のいるところに出すと、首都高でも高速でも領収書でるんですね。だったら、最初から「領収書もでます」と宣伝しないかねえ。一般的に、仕事で高速を使った場合に、領収書を会社に請求して清算するわけですよ、民間だと。でもETCを通常に利用していると、この領収書というものが、でない。そのために、装備するのを、我慢している人ってけっこういるんです。でも領収書が出るのであれば、私用で乗るときにはスルーして、仕事で乗るときには、面倒でも人のいるところで清算すればいいわけです。首都高などこれまで一切のクレジットカードを扱っていませんでしたが、このETCを始めて、スルーカードだけは、扱うようになったらしいです。こういうのって、ちゃんと宣伝すればいいものを。いいことやってんのに、告知しないというのも、役所仕事らいいなあと思いますよ。
 だからすべてのETCを仕事で乗る人は、5万円分前納すると、58000円分の領収書がでて、会社に請求すると、8000円とくするという、ことになります。仕事で飛行機に乗って、マイレッジ貯めるようなものですねえ。

12月27日(土) 最終の忘年会


 今年最後の忘年会は、わが事務所の忘年会でした。いつも年末ギリギリで、雰囲気は新年会みたいな感じです。今年もスキー仲間で話がまとまって、2月1日の裏磐梯のクロカンレースに数人まとめて参加します。中に40年前の国体のアルペン選手もいて、わくわく気分になっています。

12月26日(金) 万座の有料道路
 
いまどき、高速以外で有料道路にしているって、地元がケチだと思うよねえ。万座にいったの、ほとんど初めてっぽいけど、片道1000円ですよ。浅間山の有料道路も夜間だったから、ただだったけど、アレも昼間は有料になるんでしょう。これじゃ、客は行かないと思うよなあ。ビーナスラインも、水上辺りの道も以前は有料だったけど、タダになったよねえ。草津や志賀高原も今ではタダでしたっけ? わずか10キロ走って1000円じゃ、万座も衰退しますよ。昨日も客少なかったし、アソコは西武のスキー場なんだけど、西武の神話も崩れました。自治体がけちなこといってると、ダメになります。

12月25日(木) ラッセルは少し根雪になるとOK
 
当たり前ですが、降りたての新雪というのは、ボコボコ潜ってダメですねえ。前の雪がちょっと根雪になって固くなった上に次の雪が少し積もるといいわけですよ。降雪直後からこんなに毎日雪の状態チェックしていた年はなかったもので、よくわかりませんでしたね。今週末また寒波来るようです。ということは来週がまたグッドコンディションですか。正月休みの前後になりますね。

12月24日(水) 渋谷のハチ公バス

 
今日は渋谷ブラブラ日でしたが、なんと渋谷にはハチ公バスという小さいのが走っていますよ。100円くらいでしょうか。でも駅からガーデンプレイスとなっていて、ああいうとこに住んでいる人が、100円バスに乗るのかなあ?とちょっと疑問。台東区にも「めぐりん」という、ふざけた名前の100円バスが走ってますよ。客は年寄りか子供ですがね。乗客も少ない時代ですから、小さなバスでOKというわけです。

12月23日(水)読書週間の書店くじの貧弱
 11月に読書週間というのがあったらしく、たまたまそのときに三省堂で本を買ってくじを数枚もらいましたよ。その発表が12月にあって、5等だかの100円の図書券が当たったのです。「おお、そうなんだ」と期待して、家の近くのリブロというこれもけっこう大きな本屋にいったのですが「当店は書店くじには参加していません」ということで、払い戻し拒否されてしまったのです。引き換え期間はほんの1ヶ月間で1月に入るとすぐに終わってしまうわけで「じゃ、どこの本屋に行けばいいの?」といっても、「当店は書店連合会に入っていませんから、分かりません」とつれない返事。私「客に期待だけ持たせて、いい加減にしてくれ」と、またまた怒り心頭なのです。
 図書券ならば、どこの本屋でも流通するわけですが(といっても、使えない本屋もあるようです)、同じように、このくじもどこでも引き換えられると思っていたのですが、違うのです。本屋の組合というのは、どうやら参加は任意で、しかも今の時代には組合の機能果たしていないようで、参加してない本屋が多いらしいのです。書店くじも組合の中で希望者本屋だけが、参加しているようで、なんだか三省堂一社だけの富くじレベルで、まったく期待はずれでした。財布の中に、たった100円の当たりくじが入っているだけで、いちいちわずらわしいのですが、それを換金するときには、さらにわずらわしくて気だけ使って疲れて、やっぱり「タダでもらうものほど、ろくなものはない」というのは、本当のことです。あんなもの、ない方がずっといいのです。

12月22日(月) NHK「新撰組」の大失敗の構図
 来年のNHK大河「新撰組」の前評判をマスコミは煽っているが、
1、幕末物ほど、定説が理解されていない歴史はない。
2、幕末はテストに出ないために、しかも新撰組は絶対にテストにでないから、誰もしらない。
 ために、この番組は間違いなく失敗します。

東京新聞サンデー版12月21日 こんなデタラメの記事読んだって、何も分かりません。
「幕府が鎖国を解き、開国を支持する幕府側〜〜」
だったら、何で明治維新は「無血革命」といわれ、幕府は倒れたんだ?となります。


 しかも、この新聞記事のように、デタラメを平気で書くのです。記者もしらないからだし、NHKが新聞原稿用に広報したものを、そのまま写しているだけなのです。世間は余計ここんらんするわけです。
 正解・新撰組というのは、ここに書いてあるなかで、正しい部分として「治安維持」をしていたわけで、つまり体制保守、特高警察みたいなものなのです。時代が開国へと変わろうとしているときに、徳川の古い体制をなお維持しようという、まあ小泉内閣の抵抗勢力みたいなものです。
 幕府は黒船プレッシャーによって、開国せざるを得ない状況に陥って、腰抜け体制になってしまったわけです。時代を開国に運んでいったのは、薩長ですよ、今の自民党幹事長の安倍晋三は岸の3代目で、伊藤博文から繋がっている薩長そのものですよ。時代はそういう開国へ動き、薩長によって徳川が倒れ、維新が始まったのに、その徳川体制を維持しようとしていたのが、アナクロの新撰組なのです(尊王攘夷運動も同じ)。歴史的に見て、あんなもの評価の対象になりません。今の亀井その他の抵抗勢力が、小泉内閣にとって、将来歴史の評価になりえますか?それと同じです。潰れてなくなっていくだけでしょう。
 だから新撰組は明治になってすぐに、新政府軍の鉄砲隊によって、絶滅してしまったのです。そういえば、冠松の墓にいったときに、近くの寺に、やはり新政府軍の鉄砲玉の後が残っていましたよ。西南戦争の隆盛支持派だったか、政府軍に追われて、でも寺というのは、弱い人をかくまいますよね。それを政府軍が門の外から鉄砲で狙って、その玉跡だというわけです。
 まあアナクロ(アナクロニズム=時代錯誤)集団の新撰組など、時代に滅ぼされるそういう、くだらない組織だということを、知った上で番組みるならいいのですが、まあ知らないで見るなら、ああいう歴史的に評価できないもののドラマなど、私は無意味でつまらないと思っています。清水の次郎長(元ヤクザが地方の政治家として出世した)の方が、ずっと面白いですよ。

12月21日(日) 一晩で積雪1m
 
週末は黒姫高原(長野県信濃町)にステイしてました。テレマークのレッスン受講です。ヒールフリーの滑降というのは、クロカンの場合は、カッターが入っているコースの直滑降か、ボーゲンか、急斜面は横滑り&キックターンか、真似事アルペンターンだけでしたから、これまで。テレマークやるなら、ちゃんとテレマークターン教わらないとだめですね。

12月21日(日)の朝には、止めてあった車がもう雪盛り。こういうのも久しぶりのことで楽しいです。

 ところが土曜日は終日吹雪きで、特に午後2時頃からは雷があって、冬の雷というのは、夏の雷よりも怖いんですよ。それが深夜というか未明まで続いて、スキー場は一晩で軒並み1mの積雪になりましたよ。私夕方4時頃に1時間くらい温泉にはいって、その駐車場に車止めていただけで、出てきたら埋まって発進できないかと焦ったくらいです。1時間で10cmは積もったでしょうか。こんなことってあるんです。でも雪国は未明の3時くらいから、除雪車が動いて、朝には除雪完了してますよ。おかげで日曜はパウダー新雪山盛り&晴天で楽しいスキーができました。金曜の夜もけっこうふりましたから、金、土の二日間でまあ150cmくらい積もったんでしょう、長野や新潟はね。ほとんどのスキー場は、実質この週末でオープンということでしょう。

12月20日(土)
 前日金曜の夜に出かけて、この日は吹雪のなか、午後2時くらいまでレッスン受講。雷が起こって、スキー場で雷が落ちてトラブルになったら、笑い話ですから、中止しました。

12月19日(金)収入印紙200円を3万円の間違い
 有名な格言に「間違いとキチガイはどこにでもある」というのが、ありますよ。罪はないということです。家の高齢の母親が間違えて、200円の収入印紙でOKのところを「3万円以上の取り引きに印紙を」という注意書きを読み間違えて、3万円の印紙を郵便局で買って、貼り付けてしまいました。その間違いの訂正には、地元の税務署にいくなど、実に面倒でした。買い求めた郵便局では払い戻ししないのが、財務省などとのとりきめらしいです。

 1、問題は高齢者のボケは、もはや子供とまったく同程度だという認識が世間にないことです。郵便局では「お客さんが買い求めたから応じた」といいますが、じゃ「子供が現金3万円もって、同じように買おうとしても売るのか?」というと、それは絶対にないという。ならば、見かけボケ母親なのだから「何に使うの?」くらいの声を掛けることくらいはどうしてしないのでしょう。「それは失礼にあたる」といいます。そうです、今の日本人は隣人が殺されそうになっても、それを止めると「失礼にあたる」と、殺されるのを見ているのです。「本人に死ぬ権利はあるんだから」と、聞いてきたような屁理屈いうのです。
 3万円の印紙というのは、1億円以上の取り引きの領収書につかうわけなのです。家のあの一般の年寄りがそんなもの使いそうにみえますか?
 それでも店員が、5,6人のまあ田舎の中規模郵便局ですよ。局長にしてこの程度ですから、もう連中は始末に終えません。ボタン1個押したら、海外通話がかかって、1時間は切断できないような強制設定になっていて、3万円ふんだくられたのと、まったく一緒です。郵便局が詐欺行為していいんでしょうか。さらに切手1枚のあんな紙切れを3万円とかで売って、シートで盗んだら300万円ですよ。こんな金券が簡単に机の上の引き出しに保管して売っているこのノー天気な現状にしても、まもなく中国人組織が今度は印紙を狙います。さっさと民営化されて潰れてください。
2、「売ってる商品の基礎知識くらいないのか?」というと、ぼーとしています。局長にして、3万円の印紙をどういうときに使うのかは知らなくて、一覧表みて確認しているていどなのです。連中は印紙販売は商品の販売ではなくて、「公務」だと言わんばかりです。しかも「高額なもの」という認識もなく、「大きな取り引きをする人には当然の税金」ていどの認識なのです。だから本州四国に1兆円の橋3本も簡単に掛けられるのです。1兆円はお金ではなくて、そこに置いてあったまたまたのゴミ金券だったのです。連中の頭のなかはそんなものです。ぼんくら公務員が、たまたま恵まれた今の時代だから、のほほんとして生きていますが、あの連中なら他人の預金かすめることくらい、平然とやりそうです。本来は連中の年収など今の3分の1でいい。「でもしか公務員」が適当で、他に何も仕事につけないから、安月給の公務員にでもなるかというのが、公務員の本来の姿です。石川達三の小説では、学校の先生など「安月給で誰もなり手がない」とありますが、そういう時代が本来の姿です。日本の公務員は北朝鮮の連中以上に横暴です。こんなバカな国は世界中で他にどこにもありません。ワシントンの黒人公務員は低級国家公務員といわれ、でもしか公務なのです。優秀な人材は自由主義圏である以上民間にいなければ、国家なりたって行きません。

 新生銀行はアホな銀行だと思う
 
長期信用金庫が倒産して国有化されたあとが、新生銀行ですか。振込み手数料が無料だそうで、若い人がここに新規に口座をつくっていますが、ここは銀行仲間から相手にされずに、ATM画面に番号いれても、名義人が表示されません。「本人のプライバシー」だそうです。それで「正人」という人に振り込むのに、「まさと」とやり「まさひと」とやり、ともに失敗して私の三井住友から「振込みが成立しません」。それでまた確認したら「ただひと」と読むのだそうです。そんなもの、「漢字で表示されたら、なんでもいいだろう」というのに、この銀行漢字で表示せずに、カナで入力しろと。そういう一文字間違いでも受け付けないのです。じゃ、日本人の名から漢字削除せよということか? 免許書、住民票は漢字だけで、アホポリに止められて、毎回「これ、何て読むの?」だと。だったら、振り仮名振っておけバカもん。
 新生はまるで漢字でも誰でも読める「花子」のように、架空名義推奨しているようです。国有化されると、バカな銀行も誕生するものです。そういえば、バブル期に、平和相互銀行が夜7時まで営業するといいながら倒産して、住友に合併され、もと平和は同じように、よる7時まで営業して便利だったのですが、あれってどうなったんだ?もうないぞ。

 現代版の「白い巨塔」の面白さ
 
 あの人気番組が午後4時から再放送していて、本日最終回でした。かつては田宮二郎、山本学がやっていましたが、今は山口智子のダンナ、森高千里のダンナがその役です。原作の山崎豊子はこれは医学会(大阪大学)のピラミッド構図を描いていますが、他に「華麗なる一族」では、商社マンの世界を書きました。これもドラマになってます。ああいう民間の官僚組織見たいの視聴者は好きなんですねえ。それに財前もエリート官僚ふうで、ああいう外科医として自信満々なのは、自衛隊のジェット戦闘機パイロットの自信満々と同じことですよ。ミニスカートが流行った時代にもてはやされたシナリオで、癒し系の今の時代に視聴率が取れるとは思いませんでした。まあ他にくだらないドラマが多過ぎるためでしょう。
 でもテクニカル系で自信満々とういのは、実に竹やり一本ということで、単純すぎるのです。クルマの免許の時の適正試験で「この中から同じ模様を1分でできるだけたくさんチェックしてください」という、反射の運動神経みるテストありますが、だいたい一生懸命やってみミス続出で半分くらいしか終わらないのに、200人に一人くらいは、時間内に全部終わってしかもミスないという生まれつきの反射と動体視力など持ち合わせている人いるんです。そういう人が戦闘機のパイロットになるわけで(防衛大学の学生のなかから)、見た目「ずっげえなあ」と思うだけで、所詮それだけのことです。そこに味わいそんなにありません。ちょっと本気で山崎豊子を読んだ20歳代には憧れましたけれど。
 だからこの白い巨塔もけっこう単純ドラマで、どこにだってあるピラミッド会社です。ところで原作はどうだったかというと忘れましたが、1月からまた続き始まるようです。財前はさらに医学部長も目指したのでしょうか。でもなった直後に、自分もガンになって、廊下で血を吐いたシーンがあったの思い出します。で手術受けて、ガンなのに仲間の医者に告知されずに「ガンの医者が自分が死ぬのに知らないよ」というような最後だったような、不確かです。それと今回最終回で選挙に負けていたのに勝ったのは、何があったのか見落としましたが、前作ではかなり不確かですが、投票用紙に書き込んだ文字が開票の時にはきえてしまうという、インチキサインペンの細工をしていたのでしょうか?違うサスペンスだったか?でも黒木瞳が意味なく時々出てきますが、前は田宮二郎とホステス山本陽子のいいシーンがたくさんあって、それであの二人本当にできてしまったのです。今回の黒木の意味はあまり感じないなあ、いなくてもいいような人?
 つまり道路公団の藤井もこの間までの建設次官のときには、教授回診のように大勢の部下引き連れて歩き回っていたわけです。男というのは、必ず次の3つのどれかに弱いのです。権威、金、女です。どれにも強い人はこの世に存在しません。私は金でしょうかね?


12月18日(木)息子の裁判所行き
 妙に最近は最近家庭裁判所に縁がある。その1は、高3の息子がバイクで30キロ以上オーバーで、家庭裁判所の審判を受けたようなのだ。大人だと略式で10万円くらいの罰金が来るようだが、子供だとそれがない代わりに(親にとっては安上がり)、審判を受けるようで、結果3ヶ月間の作文提出らしい。それで驚くのは、余計なことも聞いてきて、未成年が殺人事件起こしても、同じ家庭裁判所の審判のようだ。それも最長で2年で、通常少年はどんな犯罪でも2年でシャバに戻れるようなのだ。ちょうど仕事で3年前の高校生の母親殺しに行きあたっがのだが(山陰地方の事件)、これも「本人の人権」とやらで明らかにはしないのだが、どうやらすでに保護者(親戚)の元で、シャバに戻っているようなのだ。大甘ですねえ。その間の2年間は中等少年院にいただけで、少年は殺人事件起こしても、精神障害がない限り、2年でシャバに戻れるのです。17歳だと19歳のとき。19歳だと、21歳まで少年院にいるそうです。少年法の保護が甘すぎるのです。
 もう1件は本日の私の母親の成人後見の件です。これ家裁の調査員にあって、書類提出して、面接兼ねましたが、どうも医者の鑑定がこの後にあって、その口移しだけで、後見、補佐、補助の3つのどれかを選ぶだけという、家裁の裁判官の判決といっても、ただの医者の意見の口移しでがっくりきました。鑑定料10万円だそうです。でもこれでいずれ法的に保護されるのであれば、まあ目的達成でまあいいかという感じです。

12月17日(水)登山用具店さかいやの大繁盛
 最近登山用品を買いに行きだして、驚いたのは水道橋の「さかいや」が実に店舗拡大していたことだったのです。昔のさかいやとえいば、わずかに1店舗だけで、しかも「さかいやオリジナル・アタックザック」というキスリングを縦に長くしただけのザックで、後ろから見ると、全く亀の甲羅のようなザック売っていましたよ。そこがなんと、今では周辺に6店舗ですか?都内最大とは言いませんが、わずかな間に商売成功させていますね。あそこの女将さんが「おいらく山岳会」だそうで、あの大規模会員が皆登山用品を買いにきたからでしょうか? 比べて、ダンプさんのカモシカは、勢力低下中。ダンプ本人が東京を離れて、パラグライダーの熱も冷めて、信濃大町にいるらしいね。店の推移というものもあるんですねえ。

12月16日(火)クレームは言ってみるべし
 
某時計メーカーの高度計付き腕時計を使っています。この秋にMTBで山を走っているときに、そのバンドがいきなり切れて時計が外れて落ちてしまいました。戻って探して拾うと、傷がついていましたね。腕時計のバンドがいきなり切れるなど(メタルのピンが外れたようです)、初めての経験。それで買ったヨドバシカメラにいって「新品と交換して欲しい」というと、保証の1年以内だったこともあって、すんなりとOK.。新品が戻りました。といっても、使っていたときもまだ新品ですよ。でも気が治まらない。仮に山で外れて紛失してしまったら「それでも保証するのか」と聞くと、「現品がない場合は保証できない」ということ。それで私メーカーにさらにクレーム入れました。「アウトドア商品として売っている物が、そんなに簡単にバンドピンが外れて落ちるなど、信用できない」と。「申し訳ありません」。「何か補填してくれなければ、納得しない」。ですったもんだあって、結局さらに新商品プレゼントしてくれることになり、ついにソーラー、電波、アナログの商品を、謝礼の補填にいただきました。高いものです。これって私の恐喝?いいえ、そうではないでしょう。私このカシオというメーカー好きになりました。でも当然のことです。
 さらに、私テレマークで革靴使っていますが、そのゲーターに最適な商品がありません。一応勧められて大阪のプランドの1万円もするゲーター使ってみましたが、ラッセルがあるとそのつま先が簡単に口が開いてしまって、みっともない。返品したいとメーカーにいうと「了解しました」と。受け取り払いで送付して、まもなく返金振り込まれるようです。
 クレームは言ってみるものです。いい加減な商品売りつけた場合、製造者に責任がありますよ。いい結果が得られることがけっこうあるものです。

12月15日(月)岐阜県神岡町の山之村の自然独り占め
 週末は山スキーのために、News Update参照してください。1mの積雪に苦しめられたのですよ。場所は岐阜県の神岡町の山之村というところです。ノーベル賞の神岡鉱山も同じところにありますよ。

 感動的なのは、山之村というのは、ものすごく広いところなのです。東京23区よりも広いかも知れません。そんなど田舎の人口が100世帯をきっていることで、300人以下です。標高は大体900m。そこに下界から通じる道が2本あって、1本はちゃんと除雪されていて、牧場もありますが、日本一美味しいほうれん草が取れるそうです。ただ温泉もないし、観光誘致するにも、なにもないところなのですが、(夏には、避暑とかできますが)そういう何もない岐阜の上高地みたいところが、私は大好きです。北海道よりも広いかもしれませんよ。部落は5つ。下之本、森茂、伊西、打保、和佐府くらいだったかなあ?こんな優雅な土地は他にはまずありません。東京からは松本まで行って、上高地に向って、安房トンネル越えて、神岡方面に下って、さらに現地へ上り返すのです。距離350キロくらいで、そんなに遠くはありませんね。白馬にスキーに行くのと同じくらいです。

12月12(金) 忘年会ビンゴ大会の山盛り
 最近の10年か15年くらいだと思うけど、忘年会でビンゴ大会などどこでもやるようになってきました。飲む時間が長くなると、場が白けるということで、余興なんでしょう。でもこれあまり好きではないです。今時なんか物もらっても嬉しいことってないですよ。賞品が当たるたびに家が狭くなって、去年は「バウリンガル」など当たったけど、帰りに誰かに挙げてしまいましたね。それより適当に切り上げて、さっさとどこかへ行ってしまいます。
 それに知らないうちにクリスマスが近くなってしまって、あっという間に今年も終わって来年になってしまいます。この間まで雪が恋しかったのに、もういきなり冬のど真ん中に来てしまいました。週末どこかへ行きます。

12月11(木)「テキストが多いねえ」という不満
 以前仲間から「あんたのHPはテキストが多いねえ」といわれて、なんだと思っていたけど、「写真が少ない」ということらしかったね。最近は字を読むよりも「写真や絵」ということらしい。というわけで、HPソフトよく見て、写真少しだけ大きくしてみます。おおやっぱりその方がいいねえという感じでした。
 それにしても、この冬は雪が少ないといわれていたものの、この数日でしっかり雪降って「雪が少ないなど毎年言われていることで、信用していない」という下界人の印象の方が本当っぽいね。今年雪はけっして少なくないです、はい。
 
12月10(水) 八方尾根
 昨日と一昨日雪が降って、本日の八方尾根は1mの積雪でした。200分自宅出発で、2000分帰宅しました。(記録参照)

12月9(火) ワックス掛け3時間
 
山スキー連中っていうのは、板やビンディングや雪崩れの話はするんだけど、ワックスの話しは一切しませんねえ。どして? 登りシールで下りは固形ワックスグリグリ塗りつけるだけだから?なんだか、新車買ってもオイル交換一切しないみたいで、クロカン派にしてみると、道具の冒涜に見えるのだが。シーズン初めのアイロン掛けは当然でしょ。2回やってさらに新雪用の温度低いもの塗りますよ。クロカン派は、何度もワックス掛けると板に染み込んで、長い滑降の時には後から染み出てきていつでも滑ると信じていますよ。本にもそう書いてある。今年は新しい板を2つ使うのですが、今週末用にワックスかけたら、軽く3時間かかってしまいましたね。面倒だけどしかたないよ。前にテレマーク屋いったら、ワックスの寿命など距離にして3キロだからねえと、バカなこと店員がいってましたが、絶対に信じません。じゃ、ノルディックの50キロという距離レースは、47キロノーワックスで走っているのですか?アホですね。レース終わったって、板の裏爪で引っかいてみれば、まだワックスちゃんと付いています。
 しかるに、日本のアルペンというのは、競技選手もそうだけど、もう救いようがないほどに落ちこぼれているんです。というのも、学生選手など冬のバイトでレッスンすると、都会のバカ女が簡単にナンパできて、それで選手生命終わりになると。「絶対世界に勝てるわけがない」といいます。対してクロカン派根暗でモテなくて、仕方なく競技やるしかないわけで、まあたまにちょっとましな選手が出るようです。荻原兄弟がそうでした。ダウンヒルに関しては、テクニック以外、身近で学ぶことはそうありませんよ。
 
12月8(月) 日光白根の真っ白
 
朝から宇都宮に出かけましたが、東北道の途中から日光白根は、昨日雪が積もりましたね。男体山はまだ黒かったけど。200mくらいしか標高が違わないけど、雪の降り方は大いに違うわけですね。でもそれ見ながら運転していただけで、何もせずに日帰りしました、残念。
 今日は長男坊の誕生日で、今高3ですが、来年はどこか大学に入って多分アパートにでるでしょう。在宅の最後の誕生日だと妻はなんとなくめそめそしていますが、まあ子育て終了したということは、そういうことなのかなあと、父親としては感慨は少しです。

12月7(日) 外務官僚2人死亡の葬式に違和感
 
まともな人なら、ああいう葬式に違和感ありますよ。成田で外務大臣が迎えて、棺が外務省庁舎を通って、今の芝の建物にもいって、それで青山で葬儀して、小泉が涙流して、天皇から貢物きて、早稲田のラグビー部が黙祷してさあ。同じ頃コロンビアで殺された矢崎総業はそういう葬式するかあ? 公務員の殉職でしょ。キチガイに殺された警察官と同じですよ。あれがあそこまで大々的な葬式するなど、小泉は官僚べったりのただの昔スタイルの政治家と同じだねえ。
 国家公務員がそんなに偉いのかねえ。国民の公僕だと憲法に書いてないかあ? むしろ民間人が殺される方がかわいそうだけどね。「テロに屈しない」はいいけど、じゃ「よど号」はなんだった。今の北朝鮮問題は、あのよど号に日和って、獄中から犯人釈放したのが遠因でしょ。田宮高麻呂とかいう人さあ。ちょっとあの葬式がっかりしたねえ。やっぱり、こんなんじゃ、派遣した自衛隊10人死んだら、小泉政権がすっ飛ぶっていう説、本気にしたいねえ。
 イスラムのテロは、イスラエルの米軍がパレスチナを今でも威かして武力で制圧してるのが原因です。米国のウンチなのだから、尻は自分で拭かせなさい。ところで時々衆院会館だとか参院会館だとかいくけど、あれ無防備ですよ。1階ラウンジまでノーチェック。あそこで自爆テロ起きたら議員が100人簡単に死にますよ。東京でテロ起こされたら、もうどうしようもありません。ノー天気ですから。まあ10年前のロシアの空港のように、自動小銃でも持った兵隊に、警備させないと無理でしょう。

 チェーン規制初めてですか?
 関越道の新潟にチェーン規制のニュースが出ると「おお、雪なんだ」と思いますが、今日は夕方になって、長岡あたりチェーン規制ですよ。公団のHPに出てます。ようやく雪の季節ですか。来週末からシーズンは入れるといいんだけど。10年ぶりくらいの、雪のない12月です。

12月6(土) 綾瀬川〜川口
 
土曜のMTB遊び。午後から汚くて有名な綾瀬川沿いに、上流に行ってみます。堀切辺りから土手横や、土手の上の道に沿って、足立区を過ぎて埼玉県に入るとなんだかのどかになってきますね。JRの武蔵野線過ぎた辺りで辞めて、行き25キロ、2時間。休んで帰りは4号線沿いに戻ってきました。往復4時間。46キロ走行。時々西日が差していましたよ。日頃の運動不足の解消です。

12月5(金)忘年会のスタート
 
今年最初の忘年会でした。午後7時くらいにいって、久しぶりにわが社の社長とあって、何だかダラダラと打ち合わせお話続きましたね。そういうのって、年に数回のことで、お開きとなったあとも、近くのホテルのコーヒーショップで続き打ち合わせやって、午前1時終わり。帰ったのがさっきで、風呂入っておやすみ。明日は家にいます。3Am.

12月4(木)家庭裁判所にいきましたよ
 
母親の件で、書類を提出するだけだったけど、さいたまの家裁にいきましたよ。連中は午前11時半から13時まで、昼休みを1時間半も取るんだね。裁判官の下についている所詮下級の国家公務員なのに、まあ殿様待遇受けていて、ああいうのも、改善しないと本当はいけないんだよなあ。世間知らずが裁判官でした。書類の受付というか「郵送扱いということで、一応預かります」だってよ。あれで法の番人か? たまたま今日は成田空港の住民裁判の上告審の判決出たけど、これだって一審から33年だよ。裁判がこんな体たらくで、まともに信用できるかねえ。

12月3(水) やっぱり身売りだったね、福岡ダイエー球場とホテル
 
球団こそ売られなかったけど、ダイエー球場とホテルが外資に売却されたようです。大体球場など儲かる商売じゃありません。これまで唯一黒字なのが東京ドームだけで、あとは永久に赤字。東京の味の素スタジアムという調布のサッカー場などもそう。大体建設費が600億円で、味スタジアムなど年間に売り上げ3億円でそれは維持費以下だと。ふざけたものです。満員で5万人ですが、平均入場2千円だとして、1億円。入場料の1割が球場の取り分だから1千万円。週に1回こうしたイベントあると年間それでもわずかに5億円だね。毎日あっても30億円。5万人のスタジアムが毎日満員になりますか?ええ、東京ドームだけはね。巨人戦以外は外タレのコンサートやら、草野球にも貸し出して、あそこは年間9割稼動しています。なら黒字。でもサッカーの埼玉スタジアムなどどお?年間に多分満員は10日くらいだからね。つまりドーム系は永久に赤字だけど、野球やサッカーが好きな親父がパトロンよろしく、600億円を寄付するつもりで作るんですよ。世界中そうです。だからダイエーも景気のいいときそうしましたが、不動産に失敗して売りにだしたということ。まあ球団のオーナーが変わる事などよくある話で、なんでもないけどね。

 有名だね、山岡くん
 山岡君というのは、武富士の件で盗聴された、フリージャーナリストの山岡俊介です。火曜日に霞ヶ関で記者会見したんだね。月曜の昼間には見かけたけど、なんだかオフィスにいるのに、携帯でこそこそお話してましたよ。彼は地元たしか高知だっかか、夏の藪をハイキングしていた過去があって、「やぶこぎが好き?」といったら、「雪ばっかりが山じゃありません」と、けっこう田舎の愚直な登山家の味だしてましたよ。ちなみに奥さんは中国の人ですね。
 確かに彼のいうように、サラ金などは大スポンサーにつき、マスコミは一切報じてきませんでした。彼が書いていたのは「UわさのSんそう」という雑誌です。日本の高額所得者の三悪というのは、サラ金、パチンコ、芸能プロで、そのうちいずれも自滅するでしょう。国が保護しているからのさばってきました。だいたいこんなものが国を代表する高額所得者に名を連ねていて、世界中の笑いものなのです。いまはサラ金利息も、銀行系カードのローンと一緒ですよ。田んぼの中に「無人クン」をおいて、それで繁盛していたというのですから。中国人に狙われるのも、当たり前です、無防備ですからね。
 たかだか盗聴などという、軽犯罪であげられましたが、まあこぞって血祭りにあげるでしょうか、検察が動かないと何も書けないというマスコミも情けないです。山岡君の言っていることは、確かに正しい部分もありますよ。しかしこうみても、やはり日本のマスコミは雑誌がリードしているといえるんだなあ。テレビ新聞は、警察発表の垂れ流しだもんなあ。
 ちなみにもう一つ。日テレの視聴率調査に損害賠償起こしたあのやめ検察弁護士は、熊本だったか保険金殺人にも近い看護婦4人死亡の病院長のお抱え弁護士で、あれも実態は怪しいんだよ。その件では報じた週刊新潮と争っているけどね。本当は郵政だって日テレに、1週間の放送停止くらいの処罰してもいいんだけど、やらないもんね。フェアな人間は損します。


12月2(火)
 郵便物の重さを体重計で計る?クロネコメールの優秀
 体重計で郵便物の重さを計れるのか?重さによって料金が違うから。計れます。クロネコメールというのは、宅配便を自宅まで取りにきてくれます。さらにメール便は600グラムまで210円、1キロまで310円という大雑把で格安。ああ、最安は50グラム80円で、この安さは郵便局をしのぎます。
 自宅の体重計は通販で買ったデジタルで、メモリは100グラム刻みです。72、3キロとかでますから。それだと荷物が300〜600グラムにあるのか、それから1キロまでにあるのか計れます。それで料金払えばいいのです。郵便局などまもなく潰れますよ。
 同じように先週末中央道の釈迦堂パーキングに寄ったときに、そこのオヤジが売店先で貧乏揺すりというか、貧乏拳骨たたきしているんです。カタカタと机を叩いてうるさくて、そば食っていても気になりますよ。で注意したんです。「それ辞めなさい、客は不快だよ」と。すると薄ら笑いしていて、さらにガンガン叩くんだよね。目が・・・・。こんなバカが客商売できるんですか?ええ相手が道路公団なら何でもできます、客に毒食わせても。
 特殊法人、公務員は潰れてください。


12月1(月)マクドナルド壊滅状態
 昨日は午後から都内に戻って恒例のサイコロ遊びに高じましたが、実は赤阪に行きつけのマクドナルドがあるのですが、もう店内改装して気持ち悪くなっちゃいました。前は赤を基調にしてキャラの黄色いピエロ見たいのがいて、お母さんと子供で店内賑わっていましたが、最近はベレー帽被った海兵隊みたいな男店員だけで、それもジャニーズ系を日和ったような、オカマが入っていて、なんかグリーンベレーの学食みたいで、客いません。気持ち悪いです。日本マックはまもなく潰れるのです。
 あの藤田田というユダヤ人まがいのオヤジさんが日本マック創業しましたが、手塚治と同級生らしいですけど、ワンマンオーナーで創業一代限りでしたね。「マックの女性アルバイト」は全員嫁さんに最適だと豪語していた頃まではよかったのですが、ここ3年くらいに急速に店舗増やして「ハンバーガー屋をそんなに増やしてどうすんの?」と思っていましたよ。「日本人からコメ忘れさせるのか?」と。でも普通の社員は「上がやっているだけで、よくわからん」といいましたね。あの頃から????でしたよ。
 それで藤田は老害になって、何だか為替差益で儲けるといいつつ「ドルは160円くらいが適正だ」といいドル買いに走って、いま110円だから大損害でしょ。それで会社を追放されてしまったら、一気に30年の歴史に汚点付けて大赤字。外人役員が上陸したとおもったら、「高級感出そう」で、そのグリーンベレーの学食にオカマ店員ですよ。あんな気持ち悪い食事の店って他にどこにもありません。狂牛病で経営不振というのはデタラメで繁盛している焼肉屋はいくらでもあります。私マック好きだったのに、わずかに1年でこの体たらくで、藤田意外にまともな社員は誰もいなかったということと、あれほどの経営者でも老害は自分の会社潰すということです。所詮ハンバーガーの食い物屋といわれるだけに残念。牛丼の吉野家の方がまだいい。本田宗一郎は全然会社を潰さなかったし、亡くなった後もあの会社元気だしねえ。

11月30(日) 天台宗密教竹寺の安全祈願
 
山岳会の忘年会(モモンガ岳)で遅くまで飲んで、本日は安全登山の祈願おこないます。もう恒例で20年もやっていますから、年に一回くらい祈願をしないと、なんか事故するみたいでいやですよ。正月も山行ったりして初詣いかないし、盆暮れも墓参りは怠慢ですから。外人は毎週教会にいくことに比べたら、年に一回の罪滅ぼしですよ。

埼玉県の飯能にある竹寺 檀家のいない珍しい寺でした。

今年はNHKの首都圏ネットワークでも紹介された飯能の竹寺にいきました。天台宗の密教系の寺で、室内で護摩の火を炊いて祈願しますよ。ちょっと怖い。(そうでした、天台宗は最澄の開祖で、延暦寺が親玉で、僧兵が不気味な力を持っていたことがありました)。

家の近くの深川不動(これもそうです。深川は真言宗で、開祖は弘法大師つまり空海です。この真言宗と天台宗が密教系で、室内で談合のように護摩で火をたいて、念じる最も物騒な宗教です。でも好きです)でも護摩炊いて祈願しますから、こういう寺は祈願の効果がありそうです。寺の歴史が千年というのは、最澄が天台宗開いてそのくらいということでしょう。竹寺は正しくは医王山 薬寿院といいますね。戦国時代に僧兵囲っていたような不気味なところでしょう。


11月29(土) 忘年会で埼玉の飯能へ
 
クラブの忘年会山行で埼玉の飯能の民宿でお泊りですね。朝から雨降っていて、現地で遊べないようだし、まもなく出発しますか? 帰宅は明日になりますよ。(1320分)

11月28(金) 奥秩父、南アルプスの初雪見学
 用事で朝早く甲府に来ましたよ。でもそれがほとんど朝だけで終わったもんで、ちょっと寄り道。牧丘から峰越林道上がってみようと、するとなんと標高2000m以上で、多分昨日東京で雨のときに、雪が降ったんですねえ。そういえば振り返ってみれば南アルプスも、先週末は黒かったのに、甲斐駒や北岳が白いもんねえ。富士山や北海道の大雪の初雪はニュースになるのに、奥秩父や南アはニュースにならないもんねえ、可愛そうに。頂上の大弛峠は2200mくらいだけど、向こう側の川上村は林道も真っ白で積雪10c。でもねえ、たまたまスタッドレスにもう履き替えていたもんで、下ってみましたよ。今年の新しいタイヤだけど、毎年これよくなっているみたいで、よく食いつきます。今年初めての雪見学で、元気わくわくですねえ。
 けど・・・、問題はその先で、川上まで下れば、秩父通って帰ろうと思うんだけど、寄ったパン屋の叔母さんに聞くと、9月から土砂崩れで通行止めだってさ。「えええ、どこにもそんなこと書いてなかったぞ」。そういえば「埼玉の方で崩れて」らしいから、まあ直前まで行かないと、こっちの道標には平気で「秩父方面」と書いてあるままだよ。田舎を走るドライバーを舐めてるよなあ。私は田舎の警察を舐めていますが。
 んなわけで、しょうがないからぐるっと回って、いま須玉のガストだよ。仕事の報告メールで送った後の暇時間にこうしてるね。じゃね。(1540分)


11月27(木) 予約しなきゃ泊まれない旅館
 寸又峡など人気温泉だから、先週末など「予約でもしないと絶対ダメ」だそうですよ。でもねえ、快晴だからいいようなものの、これ雨でも予約客はいくのかねえ、いくねえ絶対に。天気優先で旅行して宿泊は当日に決めるという習慣は日本人にはないからね。私のような人困ります。それに当日宿泊も夕方4時で十分でしょう。2時間あれば夕飯くらい作れると思うんだけど、いつでもブーブーいうねえ、彼らは。口坂本の民宿もたまたま泊まれたけど、まあブーは言ったね。やっぱり温泉街は殿様商売だと思うよ。熱海や別府が不景気で潰れたといっても「当然」だと思うね。夕方4時に宿泊希望なんて、最上級客でしょ。誰も来ないと思うときに客がくるんだもの。

この連休にも出くわしたオートバイの数人の集団は、ところでどこに泊まるんでしょう。まさかどこかに予約してオートバイツーリングしているんですか? まあ集団だとそうかもしれないねえ。じゃ単独オートバイはどうでしょう。けっこう遠くでも日帰りなんていうつまらんツーリングしてるときもあるようだけど(翌日雨が降ったら最悪だから?)。春先に名古屋のハーレーオジサンと高瀬ダムの手前の温泉であったけど、日帰りだといってたもんなあ。朝6時に出て、200キロ走って昼に高瀬で、夕方6時に帰宅だと。ただ走っているだけか?そうです、オートバイは走っているだけです。日帰りでいけるところでも、のんびり道草宿泊もたまにはいいもんです。

11月26(水)林道の始まりとおしまい
 
寸又川の林道は昭和45年頃に、全部開通したのでしょうか? 支流を横切るときに橋があって、そこに昭和42年とか完成日時が書いてありますよ。私が知ったのは高校時代だから48年頃で、完成して間もない頃だね。あれから延々30年、変わらずに林道も生きているってことです。終点の光岳登山口の吊橋は、平成7年だかと書いてありました。観光誘致でしょう。でもその5キロくらい手前、釜ノ島の直前ですが、大掛かりな落石が道を塞いでいて、それは今年の夏くらいのことですか?まだ予算がないようでそのまま放置されていました。業者を入れないと林道も崩壊して、林道生命もおしまいですよ。

自然維持にはお金がかかるんです、きっと。何もしなければ原生林だけでしょ。けれど何かの方法で入るからで、入るには破壊した手段ではいるわけだしね。チベットやコロンビアのテーブルマウンテンだって、多少の破壊を維持しているわけです。要するに最小限は破壊してそれにお金をかけてきれいに維持して誰もが利用できるということでしょ、ヨセミテなどそうですよ。上高地も多分そうだよなあ。上高地に入って穂高の吊尾根見た人が、「自然破壊だからこんなところにきたくなかった」とは叫ばないもん。でもお金かけるってことは、観光客が大勢来ない限り無理ですよ。砂防の業者いれると、誰も目に見えないとことで意味ない堰堤いくつも作って、山を土建屋の金食い虫にして荒らしていると思えるよ。ただ気になったのは、逆河内の最終吊橋以降の道のこと。もう明らかに林道の廃道になっています。敵は「林道の生命終えた」というのでしょうが、こういう無意味な残骸は自然破壊だということです。でもこれも林業の歴史ですよ。



11月25(火) 歴史がない?大井川源流
 連休に滞在した寸又峡は、ちょっと前にオウムが廃屋に住み着いて問題になったことがあったそうです。まあそんなことよりも、この一帯は地元の歴史というのが語られていない珍しいところですよ。
 寸又峡や井川には望月という姓が多いらしくて、それは甲斐武田の落ち武者だというんです。つまり武田が南アルプスの反対側の天竜川を下って徳川を攻めたときにこれにやられて、残党は逃げまくったわけです。その一部が南アルプスを越えて、井川や寸又峡に住み着いたものだと。それも稜線近くに住み着いて、それがだんだん下流に下って部落を作ってきたというんです。珍しい歴史です。まあ大井川を下流から遡るというのも、これはゴルジュがすごくて難しいものだったんでしょう。そして戦前は最初の千頭ダムの工事などの景気に沸いて、寸又峡温泉は連中が連日芸者を揚げての大騒ぎが続き、戦後は金キロウというならず者が押し入ってこれまた有名になりました。山奥の歴史ってもんは、いつでも面白いなあと思うんですよ。

11月24(月) MTBツーリング参照
 
本日帰宅2200分。楽しかった3泊4日。

11月23(日)
11月22(土)

11月21(金)プロ野球新庄ののん気なカムバック生活
 大リーグで3シーズン過ごした新庄が、日本ハムに戻ってきました。あの人にとって大リーグ選手生活というのは、一帯なんだった?といっても、ちょっと気ままな海外移住だったんですね。でもこいう人生って好きです。ただ残念なのは「アメリカに3年いても、英語が全然話せないですもん」という本人の弁。元女優の奥さんとの新婚大リーグ生活じゃ、アメリカ行って握り飯食ってきただけだね。マラソンの高橋も実は似たような生活ですよ。ヤンキーズの松井にしても何だか同じ。イチローもね。

 違うのはサッカーの中田だね。あの人イタリア女性と一緒に住んでいて、すでにイタリア語までしゃべってます。マリナーズの長谷川も英語OKだね。友達作らないと外国語はしゃべれませんよ。と同時に外人文化理解するのも、連中と交際しないとね。そういうのが、海外移住の楽しさだと思うんだけど。山と同じだ。

 音楽の湯川れい子の世代は、占領軍の駐屯地回って英語話せるようになりました。外人男と住んでたりしてね。みんなそう。ノーベル賞の小柴さんも実は学生時代にシカゴに留学していて、ルームメイトは女性という、妙な知恵発揮して英語取得してますよ。あの方今でも英語でインタビュー受けてますからね。そう、松田聖子もジェフ君と仲よしで英語まあ並みになったでしょう。妙に外国語上手な人って、うまい知恵発揮しています。

11月20(木)中国と旭川は雪だあ
 
これってヤフー天気予報の雪マークですねえ。旭川の週末予定です。なんだか、こんな雪マーク見ているだけで癒されるなあ・・・(雪恋しい)。さっきテレビでミスワールドの中国大会があるようで、彼女たちが「万里の長城を観光しました」と映像があったけど、なんと雪が積もっていて、雪合戦していやがんの。羨ましい・・・。長野、新潟はタダの雨だもんねえ。何しろまだ暖か過ぎますよ。

11月22日(土)

11月23日(日)

時々雪

気温(度) 5 / 0

降水確率(%) 60

曇り時々雪


地方分権は教科書の廃止から

 話の始めは「サンタクロースは、フィンランドからくる」ということ。「そういえば、フィンランドは10年前には失業率が10パーセントを越えて、今の日本より不景気になったが、すでに回復して、なんと今では世界ナンバーワンに近い好成績」らしいということだった。「あんな雪国で?」「そう、職業訓練が国家政策になった。もちろんIT関連がメインだけど」。

 逆にいつまでたってもダメなのがわが国。世界の150カ国中、英語力は145位。誰もが6年間、もしくは10年間英語教育して、惨憺たるありさま。「北欧は小学校3年から英語やって、中学で誰もがペラペラ」「だって、テレビだって英語でしかやっていないもん」。文法はいらない、会話だけが重要。

「財布が盗まれた」といえるか?「時計が壊れた」でも。「今日は、どこにいってきた?」でもいいよ。旅行に必要な英語だ。

「マイ、パース、ハズ、ストールン」「ウォッチ、ブロークン」だ。過去分詞です?受身だったか? 「ゴー、ウェント、ゴーン」のゴーンはこういう時使います。過去分詞が会話で使われるのは実践でこれだけ。誰もが絶対にこんな簡単なこといえません。「ホエア、ハブ、ユー、ビーン?」です。これ現在分詞。「ユー、ゴー、トゥディ?」では、絶対に伝わりません。「貴方は今日行っちゃった?」これじゃ、だめでしょ。外人ヒッピーと落ち合って、これじゃ会話になりませんよ、いくらなんでも。

「分詞の日常会話はこれだけ。こんなもん中2でした。でも誰も言えない。文法はいりません、会話だけでいい。それを日本の英語教育は否定してきました。会話で最も重要な単語は2つ。「プリーズ」と「サンキュウ」。これだけで世界中回ってきた人いますよ。

 日本でダメなことはまだいくらでもある。女子高生には、避妊と化粧と出産の適齢期と料理をどうして教えない。自動車の運転も学校で教えていい。「アメリカの地方分権というのは、教科書も州によって独自に任されているから」「そう、フィンランドなど、教科書そのものがない」「日本はいまだに明治のころと同じ教科書つかっています」。

 慎太郎がいってたね。「日韓併合(1910)は、韓国自身が望んでいたといってもいい。だから必ずしも日本の侵略政策だけではない」。放送したTBSが、「慎太郎発言、韓国が望んだ日韓併合」とやって、これ訴えられそうですが。

 で私簡単に調べようとしましたよ。新羅だ高句麗だという大昔のことはいくらでも書いてあります。実家近くの埼玉の高麗川に巾着田ありますよ。でも併合直前のこと、日露戦争以降の日韓関係はどこにも書いてない。なんで韓国に、日中ソが侵略しようとしたわけ?産業革命が遅れていたから?書いてありません。日本の歴史教育は歪んでいます。織田信長のことは誰もが好きだけど、「じゃ、岸信介は?安倍のお爺さんだよ」といっても、誰もが「???」。

 当たり障りにないことだけ教えているんです。言い換えれば不必要なこと。信長の時代など、アメリカ建国のずっと大昔。知らなくてもいいし、どうでもいいんです、あんなもの。岸や池田、いや伊藤博文でいいよ、なんで暗殺されたんだ?そんな人がお札の肖像か? 慎太郎の定説は「消極的ではあったが、韓国は日本を頼りにした。中ソ連よりもいいという結論だった。もし、韓国中国、あるいは韓国ソ連が併合されていたら、いまより韓国歴史は悪くなっていた」ということ。これ一つの定説でいいじゃない。何もしらないバカよりも、間違ったこと主張しているアホウが好きですよ、私。

微分積分はやはり必要なかったです。それより、どうしようもないブスが、少しでも化粧栄えするような方法が、実践的でしょう、社会生活の上では。そういうワイドショーには、中学生も飛びつきますよ。

 ハーバードビジネススクールは、即戦力を教えています。甲子園組が即プロ入りするのと同じだね。国立文科系出て、就職役にたちますか? 卒業した瞬間に「私、潰しの効かない科目です」だと。謙遜じゃないよ、バカですよもう。

 私だってこうしてパソコン打っているけど、かつてワープロ教室でキータッチ学びました。1回2000円が15回くらい。さらにHP作成教室と個人教授いますよ。時給1500円くらいの安くて上手な人だけど。こんなもん、学校で教えろよ。家の息子まもなく高卒だけど、キータッチ自己流でいいけど、HP作れないもんなあ。今の学校無意味です。

 歴史の定説っていうのは、その国に都合のいいことでOKなんですよ。大人はもちろん子どもも何にも知らないねえ、最近は。教えないから。いま高3の息子は午前中で帰宅するけど、それは高2が修学旅行で沖縄いってるからで、ひめゆりの塔にいって「戦争はダメです」など、行かなくてもわかるぞ。どうしてダメなんだ、イラクの派兵と同じか?

教師だって知らないんだから子供知りません。だったら沖縄いってどうする? バカが蔓延している時代です。あああ・・・。国が滅びる、小泉も崩壊だ。

11月19(水) 首都高の割引始まるねえ
 
一部の朝刊だけに出てたけど、今月末から深夜の首都高で高速料金の割引始まるねえ。ETC搭載車だけだけど。先月の選挙の時に石原国土省がいってたけど、なんだか実行するの早いねえ。ちょっと信用したよ。でも「イニシャル発言はうそ」だとかいって、藤井の件で撤回発言があったのは、そそっかしてく、まだガキ大臣だということだ。
 でも割り引きといっても、700円が462円になると素直に言えばいいのに、「前払い割引を含めると400円」という言い方が、昔貸した金の有り難味を、恩着せがましくいつまでもいっている、小姑みたいで、公団という組織の厚顔無礼な姿勢は、気に障るよなあ。さっさと民営化されてしまえ。ヨドバシカメラなど、20%割り引きといったって、さらに買うときに、メンバーカードで10パーセントくらい負けますよ。「合計して30%割引です」とは絶対に言いません。

11月18(火) Qちゃん五輪だけがマラソンじゃない
 テニスの杉山はアテネ出場を拒否したねえ。メジャー大会出場が忙しくて、五輪など出ている場合じゃないと。西武のリトル松井も大リーグ入り表明して、アテネ出場拒否しました。実は五輪などを最高の大会だと評価しているのは、一部の競技と、日本人のメダル信仰「メダルキチガイだ」といった水泳選手もいたけどね。五輪のマラソンなども、評価は決して高くはないんですよ。真夏に42キロ走らせるというのが、評価が低い理由だね。それと賞金がないし。マラソンのメジャー大会は、春のロンドン、ロッテルダムと秋のベルリン、シカゴ、ニューヨークなどですよ。アフリカ勢も、五輪に出ない人いるでしょ。モロッコの1500M選手も、過去の五輪に出ませんでしたよ。
 Qちゃんはそれでもシドニーで金とって、それが年収5億円に繋がっているんだけど、なんだか今回は小出オヤジがどうしても彼女をアテネに出場させたいと思い込んでいるフシがありますよ。小出オヤジもQちゃんのおこぼれで、1億円収入あるからねえ。
 これから3月の名古屋に走らせるというのは、無謀です。やめましょう。五輪など出なくてもいいんです。来年の秋のベルリン目指して調整して、万が一このままアテネ出場権が得られたら、ラッキー出場すればいいわけです。日本人の五輪キチガイと、名古屋大会の芸者呼び寄せに安易に応じるのはやめましょう。マラソン人生長いですから。
 テレビ解説の増田明美にしても、かつてロス五輪で途中棄権して、競技中の棄権など当時は切腹ものでしたよ。でも彼女、連盟にはあれ以来相手にされないけど、解説者として復活してますよ。谷川真理など、五輪出ていないのに、市民レーサーとして現役、解説もしてます。今回も彼女3時間6分くらいで走っていましたね。市民3位でしたか?かないません。結婚ついでにしっかりマラソンやめてしまった松野や、自衛隊員と結婚してやめた瀬古門下生の某女性いくらべたら、二人とも立派ですよ。おっと有森も成功者の一人ですよ。
 Qちゃんも、そろそろ小出オヤジの術中にはまることなく、自己主張しましょう。30歳越えて、さらに今シーズン走るのは無理。本来このまま果報を待っていても、彼女アテネいく資格は十分にありますよ。大体沢木のオヤジも「腹へってスピード落ちただけ」といっているわけだから、腹減らなけりゃ2時間20分だったというわけでしょ(そんな単純な理由だけじゃないと思うけど)。来シーズンのベルリンかシカゴかニューヨークで、また優勝狙えば、そっちの人生の方が充実しています。

11月17(月) Qちゃんの失敗マラソン、残念だったね
 
高橋尚子のアテネへ向けてのマラソンがあるとういので、用事の途中に見ましたよ。35キロ地点くらいだったけど、中継車に囲まれて観客の影からヌーっと現れたかと思うと、髪をなびかせてサーッといってしまいました。けっこう歩道よりをぶつかりそうになりながら走っているんだね。「こりゃ、絶対にブッちぎりだ」と思っていたんだけど、帰りのナビで見てたら、最後で遅れて2位でした。2時間27分は、ちょっと遅かったのかも。

1、おだてればブタも木に登るという指導方法で小出門下生だったかど、今回はおだてすぎでした。
2、マラソンなんてもんは、もう予想外のことが起こりすぎるゲームなのに、ちょっと舐めていましたよ。
3、でもこれまでマラソン6連勝というのは、もうそれだけで、飛んでもない記録です。
4、アテネへいけるかどうかといっても、これ80%OKくらいなものですよ。
5、のこり大阪と名古屋のレースで、日本人が、2時間23分、25分だすと、またもめますねえ。
6、そのために、今回は、即内定として、残り名古屋と大阪で一人選ぶようにすればいいんです。
7、実はJOCのぬるいところは、マラソン女子代表枠を「前回優勝」国として、4枠以上とらなかったことが、大きな欠陥。
8、さらに駅伝を五輪種目に加えられないJOCの渉外の弱腰も指摘されていいでしょう。
9、今回は市民ランナー男子も2400人も出場していました。でもこれって、市民じゃなくて、セミプロばかり。制限時間が厳しすぎます。
 でもまあ、少しずつ東京でもいろんなことが、世界標準に近づいています。


11月16(日) 荒川にアザラシのタマちゃんまだいたねえ
 東京周辺に出現してもう1年半にもなる、アザラシのタマが昨日も荒川にいましたねえ。といっても私見たの初めてだったけど、荒川の土手をチャリツーリングしていてたまたま出会ったんだけどね。荒川の秋ヶ瀬橋の辺りですよ。JR武蔵野線の鉄橋がガタゴトとけっこううるさいのに、ここにきてもう1年になるんでしょうか。埼玉の志木市になるのかな?
 タマは本当はもっと上流にいきたいみたいなんだけど、すぐ上に浄水場の取水堰堤があってさあ、登れないんだよ。日本の川は魚や生き物を分断してるんだね。例のちょっと大きめのモーターボートの後ろのほうに乗っかって休憩していたね。けっこう大きくなってました。
 例の保護団体ですかねえ、一回捕まえようとして騒ぎになったけど、テント張って24時間体制で今でも監視してるんだね。国土省もタマの写真看板だして、「生き物を大切にしましょう」だってさ。観客も50人くらいいましたよ。今度その辺り行ったときに写真とってくるけどね。2ヶ月前くらいには、その対岸の「彩湖」(埼玉にはこんなマヌケな名前付けた人造湖があるんだよ)公園にはいったけど、この辺り川幅が1キロもあってさあ(土手の中の河川敷いれてだけど)反対側からだと全然気がつかなかったねえ。ああ、彩湖よりはちょっと上流になるか。
 チャリツーリング 南千住1100〜大宮1400〜南千住1700

11月15(土) 巻き込まれる老人詐欺
 
一人暮らしのお爺さんに若い女が親切に寝そべって、商品先物の詐欺をしたのは、もう遠い昔のトヨタ商事というインチキ会社だったが、夫を亡くしたおばあさんに、「このままじゃ、住んでいる家が崩れ落ちますよ」と威かして、奇妙なローンを組ませて法外な家の改築工事をするのは、最近の新手詐欺です。どうせまもなく寿命がくるというのに、そうすれば取り壊しが明らかな家なのに、大金をかけて家を守らなくてはならないという信仰心は、これは男女を問わずに日本人の悪い癖です。
 以前なら禁治産といいましたが、今では後見人といいます。中曽根や宮沢が引退したように、80歳を過ぎたら、あるいは70歳でもいいけど、年を取ったら、一家のお金は子供に管理させましょう。クルマの運転にシルバーマークがあるのと同じです。
 わが母親もそういう危機で、私が後見人にならなくてはいけないだろうと思っているところです。金銭の授受は、本人の意思では行えずに、後見人が管理するということになります。
 最近は年寄り相手に、不動産とか車とか高額商品を売るセールスマンも、法務局でこれの該当者か違うのかを判断してから取り引きに入っているといいますね。老人相手の詐欺はとんでもなく増えているのです。

11月14(金)イラクは撤退が賢明か?
 小泉さんはイラクに派兵するといって自民党大勝させたけど、昨日はイタリア軍が18人テロに死んでしまったし、どうもベトナムの二の舞になりそうです。大体ブッシュは次の大統領選挙に勝てるのでしょうか?きっと負けます。さっさとアラブ人の自治に任せて、米軍はイラクから撤退しましょう。フセインはまだ生きているようだけど、その息子は捕まえたし、まあああいう戦争オヤジも、10年くらいは現れないでしょうから。そのときまた攻撃しましょう。国際テロ集団も本気です。中国人のピッキング程度を捕まえられない日本人がイラクにいっても、テロから逃れることはできません。意味ない犬死にで小泉政権崩壊してしまうでしょう。
  ベトナムでもアホなニクソンが深入りして、米軍は戦いつかれて枯葉剤というとんでもない攻撃してしまいましたよ。次の大統領は早々にイラクを撤退させるでしょうから、小泉もアホなブッシュにいつまでも付き合っている必要はなく、何も日米安保持ち出すまでもなく、日米関係には何の障害もないことです。いま米軍が引いても、アルカイダを攻撃し、フセインを壊滅させた成果には、なんの汚点を作るものでもありません。

11月13日(木) ラーメンが食いたい
 下山すると、いつもラーメンが食いたくなりますねえ。1山行中は美味しいラーメンが食えない。2アッサリした物がいいと思う。3元々ラーメン好きのどれかですきっと。山の美味しいラーメン屋はまだ見つかりませんねえ。実はラーメンというのは難しくて、やっぱり都会に美味しいラーメン屋があるわけですよ。雑誌のラーメン特集も多いけど、でもJR巣鴨の近くの「千石ラーメン」が都内でも最も人気のラーメン屋だと思うんだけど。とんこつですよ。それに安い。520円。立ち食いで朝5時まで営業していて、一回に9個まで作るんだけど、午前2時だというのに、3回待ちで周辺に30人くらいたむろしているんですよ、毎日。こんな混雑ラーメン屋は他には見たことないです、ホント。昔荻窪のラーメン屋が、ほんの小さい店なのに、年に2億円脱税して捕まったけど、知らない人は本当に信じられないのだが、わずか間口1軒の店でも、脱税できるくらい売り上げるもんですよ、人気の店というのはね。


11月12日(水) 大相撲の消滅
 曙がK1に参戦して、武蔵丸が横綱辞めて、貴だってどうなるのか分からないよなあ。理事長の北の湖は現役時代にカイケツとライバルだったけど、漫画だけしか読まない北の湖に対して、「漫画だけだって、あれだけ強けりゃ立派だ」と言われたけど、やっぱりそれだけじゃ、魅力的な相撲協会にする知性に欠けるってことか? カイケツは普通の「字」の本も読めると比較されたが、でもないか。
 家の長男は3歳の頃に相撲オタクになって、毎日2時間くらいリビングでテレビ放送にあわせて、塩撒き、一人相撲のノコッタ、ノコッタを2年間くらいやっていて、はっきりいって「頭がオカシイ」と両親は(私だ)思っていたねえ。でも小学校に頃に治ったよ。でもそのおかげで漢字は相撲取りの四股名から覚えて、これだけは優秀になった。その息子も今ではK1のファンである。つまり共に格闘技であるということと、なくししたら、つまらないということだ。あのいかがわしい年寄株の売買の2億円だとか、田舎から食い減らしの大食漢を漁ってくるというやり方を変えて、健全にしてくださいよ。108ある年寄株を、毎年成績の悪い最下位5つを強制撤廃して、曙のような株必要な親方に、定価(定価はゼロ円か?)で販売すればいいのです。相撲が国技か?って相撲協会に聞くと「いいえ」というんですよ。相撲を見るというのはただの習慣で、国技でもなんでもないんです。国技はプロ野球の方でしょう。

11月11日(火) 立山が雪ってホントか?
 http://www.murodou.co.jp/kozan/live.htm
これが立山室堂のライブカメラだそうですが、なんか雪っぽいし、室堂気温2度、雪ってでてますが、だったらいいねえ。でもわざわざアルペンルートに乗っかって滑りにいくほどでもないんだけど、昨日三省堂にいったら、スキーの本が山盛り積んであって、たしかにスキーシーズンなのですが、もうちょっと積もってくれるといいねえ。


11月10日(月) 正解8割、間違い2割=総選挙結果
 職業柄選挙の予測はある程度してましたよ。大体当たったけど、間違ったのは
1、比例区での民主党の大勝利
2、慎太郎三男の落選
 だったね。総括。
    民主党 自民党の道路公団の民営化とか構造改革はよかったんだけど、でも今だに抵抗勢力だとかの魑魅魍魎としたものがあるし、落選した山拓の強力な応援を小泉もしていたし、埼玉では解任された知事(土屋)の娘の応援(この品子は当選した)したり、まあ自民も反発くらったんでしょう。
 小選挙区で自民を書いて、比例区に「民主」とした人が多かったようだね。公明党と自民が選挙協力したのも強かったね。
 さて次の選挙になると、民主からも個人の有名人が育って、小選挙区でも強くなるでしょうか。

    二大政党 民主といっても元は自民ですよ。米国式の二大政党になったということでしょうか。でも欧州では連立政権ですから、必ずしもこれでいいとは思いませんよ。かつての反自民は社会党で、成田書記長とかいた時代ですが、その残党はいまは社民ですよね。もう泡沫政党。かつて社会党支持していた労働組合などもう死語でしょうか。日本も豊かになったということでしょう。保守勢力の一党独裁は、米国と日本だけですから。

× 慎太郎の息子落選
 都知事選では圧倒的に強かった慎太郎でも、その三男では本人がいうように「親バカ」でした。これ誉め言葉でも謙遜語でもなくて、本当にバカなんです。二世議員に嫌気がさしたというのもありますが、慎太郎も70歳になって、老害が近いんです。前の都知事4期やった鈴木俊一も財政赤字変えたのは評価できましたが、4期目で老害のために、バブル政策に乗っかって失敗しました。老害とは自分ことだけやるようになるからです。

    田中真紀子当選
 個人で自分の名前書いて、比例では「民主と書け」といって当選しました。超保守の新潟で、こんなこといってもOKだったのは、時代が変わったということでしょう。世代が入れ変わらないと、世の中変わらんのです。

× 投票率60パーセント
 日本は不景気じゃないということです。毎週高速走ってスキーにいけるんだもの、不景気じゃないですよ。ブランドは売れるし、夜の銀座は相変わらずの黒塗りハイヤー盛りだくさんです。銀座の飲み屋が半分潰れたら、不景気認めますけれど。欧州の方がずっと不景気でしょう。「どうせ誰投票しても変わらない」というのは、まだまだ好景気の国だからです。

    小渕優子のダントツ
  亡くなった小渕総理の娘優子がダントツだったね。14万票で次点の2万票の7倍ですよん。これ今回のダントツトップだね。「皆様のおかげで当選させていただきました」と、国会のアイドルですか、垢抜けました。

11・7(金) シロウト政治屋の蔓延
 田中真紀子の暴言もだんだん飽きてきたような。「北朝鮮にいい顔するな。帰ってきもしない拉致家族の子供が「もうすぐ帰りますよ」と期待を持たせるようなこというな」とね。これに安倍ボンが噛み付いて「不謹慎な発言だ」と。でもその安倍は岩手の小沢一郎の地元にいって「みんな気の毒だね。この間まで新生党、そのあと自由党、そのあと民主党。これじゃ先生を総理大臣にしたくても無理でしょう」と。

 さらに不思議なのは、拉致家族の横田さんが、地元で民主党の応援しているんですよ。拉致家族も政治色強いですねえ。小泉は「私に続投望むなら自民。辞めろというなら民主」といいますから、横田さんは、小泉に「辞めろ」派ですかねえ。5人を帰してくれたのは自民だと思うんだけど。

 なんかもう魑魅魍魎のてんでんバラバラ。筋の通らないこと多いですよ。要するに日本人は誰が政権とっても、マヌケということですか? やっぱり官僚国家だから、政治家はいらないということかね。悲しいけど。でも東京は慎太郎が渋谷の映画村に赤絨毯敷いて映画祭やったら、田中麗奈などドレス着てはしゃいでいた女優もいたねえ。やはりちょっとは気が利いた政治家が必要かなあ。


11・6(木)冠松の謹厳実直
 昨日の読売の夕刊でしたか、昭和3年のアムステルダム五輪のことが載ってました。女子の陸上で最長距離の800M走がこのとき初めて行われました。日本人の人見絹江さんと言う人が、2位に入っています。ところが当時は、女性はか弱くて体力もなくて、多分全力では50メートル走るのが精一杯だと思われていたようで、また女性蔑視の時代でもあって、このときの新聞記事では、決勝7人がゴールすると、次々に倒れこんで病院に担ぎ込まれたと通信社は世界へ向って打電したそうです。しかしそれは、全部デタラメで、レースを見ていない記者が想像で書いたということが、今では検証されているそうです。信じられない嘘っぱち。
 ゴールした人で倒れこんだのは、気分が悪かったたった一人だけ。他の人はさあ?ゴールしてとても嬉しかったんじゃないでしょうか。人見さんにしても、つい先日まで生きていた?今も生きている?はずですから、本当のことはすでに分かっているでしょう。
 当時のIOCは、この記事に乗じて「だから女に陸上は無理だ」と思ったようで、この種目は以降32年間封印され、復活したのは東京五輪のわずかに4年前、ローマからだったそうです。それがロス五輪の時代に女子マラソンにまで進化して今日に至るわけです。
 でっち上げ記事の原因は多分当時テレビがなかったからでしょう。映像では伝えられず「だから活字はうそを書く」といわれた時代も長かったわけです。
 山でもそうです。登ってもいないのに初登攀だという信じられないデタラメもけっこうあったようです。我が会のおおオヤジ寺田甲子男は、昭和18年だか八ヶ岳で小林隆康と出会って、そのときの小林の登攀を認めていません。それ以降も吉田某という嘘つきがいて、鹿島槍北壁だったかを登ったといって、それはウソだったことが、山渓で大論争になったこともあります。
 ところが冠松はそれよりもずっと前、大正年代の黒部の山行の記録ですよ。もめて人を殺しても遭難だと言える時代ですよ(例えが悪いなあ)。それを事実に基づきながら謹厳実直に記録に残していることなど、もう砂漠の中のダイヤモンド波の輝きなのです。冠松は過去の山本の中では最高峰だと思えます。

11・5(水)冠松の「黒部渓谷」

文庫の「黒部渓谷」平凡社

 文庫本で買ってみたけど、ボリュームありましたねえ。この人の登山はやっぱり素晴らし過ぎます。黒部という自分がほれ込んだ山域に10年近く毎年通っているんです。それも1回が10日間くらいの山行で、人夫というかガイドを数人連れていましたが、双六谷から入ったり、立山から、宇奈月から、鹿島槍からと。棒小屋沢を登ったり降りたり、もちろん本流の黒部は上ノ廊下いったり、今のダム下の平にしても、さらに下の廊下いったり。支流の東沢も、赤牛岳も。そういう山行は大好きです。

 それにこの人の文章は実に平易でなじみ易い。槙さんがアイガー登ったときのような、エリート臭さもないし、自分のこと「谷狂」といっているのも、違和感なし。記録に、金作が出てきたり、長次郎だとか、山賊の富士弥とかその父親も出てきましたね。こういう人が本当の山好きなのです。

11・4(火)ダイエー中内2世のボンボンと、J浦和の無能オーナー
 新聞はいい話だけしか報道しないから、困ったことがやぶへびのように飛び出てくるよね。優勝したお祭りさなかのダイエーなのに、4番バッターをいきなり巨人に無料でトレードしたし、Jではナビスコカップに優勝した浦和だというのに、その日の夜にいきなり監督のオフトが辞任の会見だよ。それにくらべたらロッテがバレンタインを監督に呼んで、こっちはいい話題だね。
 そもそも球団の経営なんてもんは、赤字に決まっているんです。オーナーというのは、通常道楽で球団経営をするもんだし、野球やサッカーが大好きだから赤字でもいいんです。でもそんなこと知らずに、宣伝効果で儲けたいなんて助平根性だすから失敗するね。
 ロッテは知っている通り、在日の重光さんという人がオーナーの、いわば外資系みたいな会社で、菓子とチョコレートしか売ってないのに、よく潰れずに持っている会社だなあといつも思っていますよ。球団は弱くて赤字だといわれているのに、これが気の効いたバレンタイン3年10億円で迎えて、思い切ったことやりました。そのくらいの夢のあることやらないと球団はダメです。ケチなダイエーはさっさと球団売って、もっといいオーナーに買い取ってもらいましょう。


11.3(祝) 外人女性の世界ブラブラ
 先日飲み屋にニュージーランドの女が働いていて、日本とはワーキングホリデーの関係にあるといって、半年のアルバイトビザで遊んでいたねえ。普段はモデルや馬の介護などという変わった職業らしいんだけど、1年半前の母国出て、欧米回った後だといっていたよ。それで今は夜は銀座のホステスと昼は英語の教師だって。なんだから楽チン稼業と人生だよねえ。家賃5万円で千駄木の外人アパートにいるといっていたね。日本などちっとも不景気じゃないね。この程度の学生女でも、気楽に時給3000円獲得できちゃうんだからさあ。数年前にイギリスのホステスが殺された事件があったけど、状況はまったく同じような外人ホステスでした。そだね、本業ホステスではルーマニアやウクライナからドンドン入ってくるそうですよ。

11.2(日) 世界最低の銀行評価と、同じく最低の英会話
 二日くらい前の新聞に出ていたが、ダボス会議の調査で、日本の銀行評価が世界100カ国中で最低となっていたねえ。そうだよなあ、カネを借りる方と貸す方で1万倍の金利の差があって、その原価と販売価格の差は覚せい剤の密売並みだからねえ。

 いくつかの銀行は潰した方がいいわけです。従業員も給料もボーナスも半分にして、預金だけは保証するというような思い切った政策必要なわけですよ。「りそな」というアホ名前の銀行に2兆円入れても、ドブに捨てただけですからねえ。

 同じように日本人の英会話能力も、これも世界160カ国でほとんど最低なんだね。私の子供時代からまったく進歩していませんよ。だからねえ、いつまでたっても英会話商売が成り立つんですよ。女のダイエットと駅前留学は、悪徳宗教みたいに人気あります。銀行や公務員の親方日の丸思考と同じようにね。こういう物が蔓延すると世の中いいことありません。

 それもこれも思い切ったこと一つやるだけでいいんだが、日本はできないね。だから私は紙1枚で公団の藤井と、宮沢、中曽根の首切った自民党は評価しているんです。今時根回しする時代じゃないよもう。政策のレベルは政治のゼミの1時間目程度で十分。学生の知識でいいんです。わずかな人気だけを背景にして、それでもあったり前の政策だけしている小泉でも、過去には誰もこんなことできなかったものですから。でも郵政も公団も、民営化など1ヶ月でやって欲しいんだね本当は。麻原の裁判も1ヶ月でやって、死刑もさっさと執行して欲しいのだが、あれもあと20年は生かしておくんだろ。寿命の方が先にくるねえ。やることが遅すぎる鈍牛なんですよ、何事も。


11・1(土) 冠さんの墓

東京日暮里の養福寺にある冠松次郎の墓

 冠さんが町内会に住んでいたようで、数少ない冠姓を検索すれば、簡単にお墓に行き当たりました。ふうむ、この方が黒部の開拓者だったようですよ。昭和45年、1970年没となっています。生まれは明治の10年代ですね。長生きしました。山手線のこの日暮里あたりは、松嶋菜々子のデビュー作のNHK「ひまわり」だっけか?谷中銀座商店街のすぐ脇に寺がありましたね。2軒隣の寺は住職が冠姓で遠い親戚らしいですが、鎌倉時代からの豪農だと書いてありましたよ。で明治維新のときに、保守派を寺に匿ったことで維新軍の銃撃戦にあったようで、鉄砲の跡が山門にありましたよ。
 せめて近所のよしみで、冠さんの山思想にしばらく付き合います。山40年やった人ですから、ぽっと出の小僧の本よりもずっといいはずです。夕方に三省堂にいって、もう一冊買いました。なお実家は本郷で質屋さんらしいですが、もう何もないそうです。

10・31(金) いきつけの山の飯屋
 下山して何食うかというのはけっこう楽しみなんだけど、ここぞという飯屋が意外と少ないものですよ。これまでに複数回いった店でお勧めは、大町のアルペンルートや鹿島槍から真っ直ぐ街中に向って、大通りとの交差点の正面左のロッジ風の焼肉屋はいいですねえ。ジョッキビールとおつまみ2品で1000円。サービス焼肉がカルビ、ロース、飯、スープで980円でしたかねえ。ジョッキセット2回と焼肉食って2980円で、大酔っ払いで大町駅前ステーションホテルに泊まったこと何度もありました。この冬もきっとそうなってしまうでしょう。


10・30(木) タイヤをスタッドレスに履き替え
 オートバックスでスタッドレスに履き替えましたよ。10月中だと25%オフで、それに普通乗用の175・70・14だから4本換えて工賃入れても4万円以内でしたね。北アに1往復すると高速代で1万円だから、まあこの程度の出費しょうがないという感じだね。で持ち帰った夏用タイヤはホイール抜きのゴムだけだと、けっこう軽いもんだなあと。4本重ねてそれ覆うカバーはサービスでくれたから、これだとベランダの隅に置いておけてとってもいいねえ。来年の3月一杯まで5ヶ月間このタイヤの世話になりますね。最低10回は山で使用したいねえ。

10・29(水) 山の昼飯に、1に大福、2にドラ焼、3に羊羹
 行動食というものを、本当に馬鹿にしきっていましたね。でも9月の大井川源流で、腹へって甘いものがやっぱりいいと思い出して、大福、ドラ焼、羊羹の大切さを思い出しました。最近コンビニでは大福、ドラ焼までは、レジの脇に置いてありますよ。登山者のためか? それで明神山行にそれ持って行きました。買ったときに驚いたのだけど、大福というのは、わずかあれ1個だけで、ずっしりと重いんです。まるで鉛のような。「重量感あるなあ」と。あんこの重さでしょうが。で昼飯にそれ食べるのですが、たった1個の大福にしても、1回では食べられない。質量がありすぎる。そんなわけで、4回に分けて食べましたが、一回一回の一口でも、これおなかに溜まります。甘くて美味しい。下界ではこんなもの胸焼けがして絶対に食べないけれど、山だとおいしいこと、また思い出しました。そんなわけで、この昼飯3種の神器大切さ分かってきました。ただ羊羹だけは残って次回の山行用にとっておき、賞味期限も来年1月までと、十分に活用のチャンスありでした。


10・28(火) 小川登喜男か冠松次郎か
 明神岳の資料みると、小川登喜男という人が出てきますよ。「岩登りの天才」と形容されていますが、実はこういう表記が間違いの元だと私思っているんです。以前「クライミングジャーナル」という雑誌で、クライマー列伝やったときも、小川という人はいの一番で選ばれたものです。遠藤甲太さん辺りが、彼を最も好きなのですよ。でもねえ、20歳そこそこ程度で山を辞めてしまった人が、学生時代にいくつかのルート開拓しただけで、これ「天才」というのは、読者に大きな誤解を与えます。同じ東大山岳部で、冠さんは小川の25年も先輩になりますが、黒部の探検や遡行は、こざかしく明神などにいくつかの登攀したことよりも、100倍は山を愛していたのではないかと思えるのです。例のクライマー列伝には、ついぞ冠さんは登場してきませんでした。登山家選別に誤解があったのです。
 明神のひょうたん池辺りから、さらに低い標高に菱形岩壁が見えますが、仮にそれを登ることはいいことだとしても、それだけに絶対的な評価を与えるという行為は明らかに間違っています。登山大系の下又白の項目でも、菱形岩壁が最高に評価されている。そういうものだけに固執した評価基準が、実は編集者、執筆者を含めた若造登山愛好家の大きな勘違いだということに、そろそろ気がつきましょう。ヨセミテのエルキャピタンと菱形岩壁は、似ているが圧倒的に非なるものなのです。

10・27(月) 北ア明神岳を百名山に選ばなかった深田久弥
 
そうです不思議なことですが、北ア明神岳(2900M)をどうして深田久弥は百名山に上げていないのでしょう。同じく前穂も北穂も。それでいて対岸の霞沢岳というのが、深田の子分によって二百名山にはいっているんですよ。週末に明神にいって、おかしな話だと改めて思いましたよ。近くの山を選ばないというなら、水晶と鷲羽はとっても近いと思うんだね。彼の地元の荒島岳が入っているのが、相当マヌケだと地元の石川の人に聞いたこともありましたね。
 ハイキングおじさんの深田は明神には登れなかったんだと思います。だから悔しいからリストに入れてない。それにもし、入っていたら今頃どうなっているんでしょう。前穂から往復コースが登山道整備されていたのか、あるいは明神主峰の東稜に道が開かれていたのか? 明神岳という素晴らしい山を知ってしまった後になれば、百名山に入っていようがなかろうが関係はないのですが、しかし山を知りえるきっかけとしては、やっぱり百名山のネームバリューは相当なものだと思うんですよ。明神から前穂〜屏風の頭一帯の奥又は、スケールで言えば槍穂に匹敵するし、黒部五郎〜鷲羽とも同じくらい広いわけです。「危険につき、素人入山はパノラマコースだけ」となっていますが、「危険」だといわれると、妙に入ってみたくなるのが人情なのです。

10・24(金)銀行と郵便局の大トロと、クロネコヤマトのお客本位
 長男坊主の大学受験が今年なんだけど、この10月に滑り止めの推薦入試というのがあって、これ合格したんだね。今時は子供が少ないから、どこだって簡単に合格できると思うんだけど。それでとりあえず140万円振り込むんですよ。来年3月に「行かない」というと、入学金の25万だけ没収で、残り返ってくるそうです。でまあ、親に金借りたというか、定期預金をその金額だけ解約しに、銀行に行ったんですよ。ところがですねえ、銀行というのは、もうトロい商売というか、わずかに140万円解約するだけなのに、なんと1時間くらいかかるんですよ。もうノタノタ。それで隣のテーブルでは「年金のこういう商品どうですか」とオバサン相手にやはり1時間話ししていて、あれって全くの無駄話なんだよね。銀行の業務能率っていうのは、実に悪いものなんですよ。それにねえ、これ舐めた話だと思うのだが、定期預金350万円していても、年間の利息3500円だってよ。ふざけた話だ。
 でためしにというか、10年位前に親が国債買っていて、これって今でも4%ついているんだね。350万円だと、年間15万円。ほほほ〜って思いますよ。でもこの国債の解約って、現金になるのに、なんで4日後なんだ? こういうのも、国の業務怠慢です。役人国家はそろそろ終了にさせたいよねえ。ところで日本の景気というのは、10年前の100分の1ですねえ。かつてが狂っていたのだ。
 で、私クロネコのメール便の会員なんだけど、これって郵便より10円安いんですよ。50グラムまでの封筒って郵便だと90円だけど、クロネコはB5サイズまででも50グラムで80円なんですよ。それに家まで取りに来てくれる。たった1通でもですよ。(普段は月に1回150通出してますけどね。)昨日用事でメール便じゃなくて、宅急便っぽいもの出したくて電話したら「はい、取りに伺います」で、まあ普通だと600円くらいする書類だしたら「100グラム扱いでいいですよ」で110円でしたよ。げ〜サービスよすぎる。つまりねえ、郵便局潰れて日本中クロネコになりましょう。いまはクロネコと佐川だけになりましたね、2大勢力。家の8丁目担当というクロネコオバサンがいて、この人1日に3回くらい近くで見かけますよ。昼間はずっと8丁目ウロウロしていて、配達したり、届けたりしてます。この親切さを郵便局も銀行も見習え!!

10・23(木) 女と子供しか相手にできない、お粗末な日本の政治家
 小泉政権というのは、実は女に人気があるんだね。彼には姉さんが3人いて、上の姉さんに今でもパンツを洗ってもらっているという、おかしな総理大臣なんだけど。思い出してみると、小泉は「自民党をぶっ潰す」といって、自民党の総裁になったけど、全然潰していないよなあ。いや安倍という若造を幹事長にして、むしろ自民党の勢力拡大しているだろう。よくよく聞いてみると「自民党は変わった」だってよ。鈴木宗男と田中真紀子が抜けたからか?笑わせるよなあ。こういう子供だましのセリフというのは、女に受けるだけなんだよ。「死んでも君を守ります」とプロポーズすると、女は結婚OKするらしいが、死んでまで他人を守るわけないよなあ。
 前のアホ青島幸男は都知事だったけど、それ以前は国会議員で、たしかあの時国会空転に彼は正論を唱えて、議事堂でピケ張ったときがあったけど「死んでもピケをやめない」といっていたんだよ。それ聞いた、評論家の針木が「だからタレントは馬鹿だというんだ。死んで辞めないというなら、一度くらい本当に死んでみろ。死にもできないのに、アドバルーンだけ揚げるから、いつまでたってもタレント議員は馬鹿にされる」と。同感です。このアホも女の票集めて、都知事になったけど、体たらくでした。女と子供はウソと知っていても、それ応じるんですよ。でもそれって言葉の遊びであって、そんなことまかり通っていいわけありません。
 だから女の優秀な登山家というのはいないのです。一ノ倉登るときに、「死んだつもりで登りたいです」といったら、これ死に損ないの馬鹿ですよ。そんなもの登山者じゃない。山で死んではいけないのです。男は常にね、言葉を正しく判断しますよ。
 だからねえ、小泉政権は選挙に勝つと思うけど、所詮女支持だけの、ガラクタ政権であることには、間違いないのです。
 冠さんの本にも書いてありました。大正に大井川行ったときは樹林がうっそうとしていたけど、昭和になったら伐採でひどくなっていたと。所詮自然保護といっても、口先だけで、これも女子供だましの、奇麗事だけなんですよ、環境庁がやってきたことというのはね。笑わせるよなあ。

 

10・22(水) 冠松次郎「渓(たに)」おお、感動の力作


 数日前に八重洲ブックセンターにいって、暇つぶしぶらぶらして、登山のコーナーにいったら、こんな本見つけたよ。昔の人の本は、いつも絶版になっていたり、旧字体の仮名遣いで読みにくかったりしたのだが、これ新しそうだし、新字体だったもんで「へえ〜」って感じで買ったね。だって今年の9月が初版でしたよ。この文庫サイズになってねえ。
 読んでみて、驚きです。私冠さんの本は初めて読みますが、聞いていた以上に面白すぎる。それにこの半年の私の山行のうち、4つがこの先人とまったく同じなんです。え〜、趣味が合うってこと。私と?だけじゃなく、山スキーヤーと合うってことですよ。
 1、神岡の飛越トンネルから北ノ俣岳にいったこと。しかも残雪スキーが面白いと書いてあること。
 2、大井川源流の旅
 3、南アの伊那谷辺りのこと
 4、針ノ木からスバリ、赤沢周辺のこと。
 それ以外でも、白馬から祖母谷とか、スバリから赤沢谷とか、この人縦走路から谷に下降するのがすきなんです。それも大正、昭和初期の年代ですよ。黒部の大先生ですね。
 古い人の本といえば、大体松波明だったり、加藤文太郎や大島亮吉なんだけど、これまで私の周囲に冠ファンがいなかったんですね、きっと。登山大系の黒部など、ほとんど冠さんの引用といっても、おかしくないほど、この内容充実しています。黒部の山賊もまさに冠さんの時代だね。金木戸川や祖母谷遡行なんてもう、いまさら夏に1週間の時間とっていくのはいやだけど、でもねえ積雪期にスキーはいて、少し冷やかしっていいよなあ。どういうルートでいくのかと、ちょっとわくわくの一冊ですよ。そいえば、この人の実家って、日暮里で家のちかくになりますね、どこでしょう。
 八重洲みたいな大きな本屋で、たまにぶらぶらは、以前はよくやっていたけど、やっぱりたまにそういうことやると、いいものにぶつかります。犬も歩けば棒に当たるってことでした。

10・21(火) 日本シリーズからWシリーズプレーオフへ参加したらいいのにねえ。
 子供の頃から3.40年も時間が経過して大抵のものは進化しているのに、気がついてみるの日本のプロ野球だけは全く進歩していないことに気がつくねえ。あの頃から12球団あって、阪神はいつも巨人のライバルだったし、ダイエーは南海というチームだったけど、野村が現役の頃にはけっこう強かったもんですよ。今でもその頃と全く同じ。でもイチローや松井が日本の野球に愛想を付かせて大リーグにいったわけで、しかも昨日の大リーグ2戦は15パーセントの視聴率だったといいますよ。世間の関心だけが進歩しているだけですよ。
 だからねえ、日本シリーズで勝ったチームは、大リーグのポストシーズンのベスト8のプレーオフに参加すればいいんです。1ヶ月予定を早くしてね。大体アメリカだけでやっている野球でワールドシリーズというのですから、「日本からも参加させろ」といえば、敵はNOとは言えない立場ですよね。アメリカ人は理屈で攻められて相手に正当性があると、グーの音もですに、自分の非を認めるのです。一番弱いところなんですよ。そうすれば野球の日米コネクションが出来上がって、さらにスポーツイベントとして盛り上がるのですがねえ。国際試合というと、馬鹿の一つ覚えのように、五輪だけしか眼中にない日本人の関心を改めなくちゃダメなときでしょう。
 大リーグのあのワイルドカードというのは、8チームの数揃えのために、まあインチキ選抜のようなもので、暫定的なものですよ。その一つの枠を日本によこせといえば、これ実に正当性があると思えるんですけどね。残る問題は尻の穴の小さい日本のプロ野球機構がどう前向きに検討するかということだけです。あのナベツネというオヤジが死なないとダメでしょうか?こういうことも政治改革と同じで、野球改革なのですが。もちろんその上部団体は、文部省とかの頑固役人なのですが。


10・19(日) 批判される中国べったり
 中国べったりの政治姿勢が批判されて久しいけれど、マスコミも相変わらず中国のご機嫌取りしているわけだ。どうしてだ? 先日有人の飛行船が中国で初めて飛んだときには、何事が起こったかというほどの、大ニュース扱いでした。有人飛行船など、ガガーリンの時代のことで、私たちが生まれる以前の話ですよ。今となっては人力車が走った程度の話。アメリカの月面着陸は遠い昔だし、スペースシャトルの時代ですよ。それが何でいまさらニュースか。こんなものアフリカの後進国で国産の自動車初めて作りました程度のニュースです。それをあそこまで誉め殺し報道するのも、日本のNHKなどマスコミの中国賛辞なのです。この間まで北朝鮮にも、こういう誉め殺し報道していました。
1、外務省の中国べったり。だいたい外務省が日本の政治姿勢を越えて中国べったりになっているのです。角栄の日中国交復帰からです。中国というのは、華僑姿勢でとにかくアメリカ人以上に主張が激しい。自国に批判的な役人は入国を許可しないわけです。外務省に勤務していて、中国のご機嫌そこねて入国許可されないと、これ出世に響くわけです。政治家受けもよくないわけですよ。つまり必然といい子にして中国に気に入られたいと思ってくる。こうして役にも立たない官僚が中国政策ではのさばってくるわけです。マスコミも同じ。中国批判すると、北京支局の出入り禁止になってします。これはこまるというわけで、べったり報道になってくるわけです。「チャイナスクールの生徒たち」と批判されるのは、こういう連中のことです。
2、靖国批判もいい加減にしてくれ。終戦の記念日にあからさまに靖国に参拝するのは、慎太郎だけです。それを中国政府は「遺憾に思う」といつもいう。こういうの、他国の政治干渉というんじゃないですか。またそれを真に受けているのが、日本の政治家とマスコミ。中国は人のことおせっかいにとやかくいうわけです。
3、敵は共産主義国家だせ。なんだかんだいっても中国は北朝鮮とならんだ、共産主義国家でしょ、今時。まあそんな国まともに相手にしてもしょうがありません。
4、チベットとの内戦で今でももめている。チベットというのは、中国の一部かと思ったら、あれは現地では別の国で、国境で対峙しているわけです。デカプリオの「チベットの7年」は、ナンガパルバットを登った後にチベットに入ったドイツ登山家の映画でしたけど、あれ中国では公開禁止しましたよ。いまどき映画ごときを上映禁止にする国ってあるのか? 毛沢東共産軍がチベット民族に火をつけて焼き払うところがいけないというわけです。でも実際に共産軍はやっていたことですから。昔の特高警察、今の北朝鮮の思想警察以上の秘密警察組織があるわけです。こんな全体主義の後進国家におべんちゃら扱いはやめましょう。
 最近の若手政治家には少しましなのでてきましたよ。例の宇宙船に中国は年間に1300億円の予算組んでいて、同じくらいODAで日本が中国に援助しています。「そういう援助はやめましょう」と。当たり前です。後進国に援助するのがODAの目的。日本も財政赤字だし。「盗人に追い銭」といいますが、中国や北朝鮮はそうされるのが当たり前と開き直れる民族なのです。連中の取り扱いもいい加減に変えましょう。

10・18(土) いまどき向田邦子?映画「阿修羅のごとく」
 別に不幸に亡くなった(飛行機事故)作家を悪く言うわけじゃないんだけど、映画といえば特殊撮影の時代に、20年前になくなった作家で映画撮ろうなんて、アイデアの枯渇というか、映画界の無能というか、時祭錯誤なんだよなあ、やっぱり。しかもいまどきの人気の黒木瞳や教育ママの大竹しのぶを使うっていうんだもんなあ。11月8日に公開だってよ。
 向田はいい作家かもしれないけど、でも「女は結婚しちゃダメ」「子供生んじゃダメ」といって、妙にキャリアをそそのかした作家ですよ。応援したのが桐島カレンの母親で?名前忘れたわ。おお、洋子だ。でこういうの真に受けたのが昭和20年代後半の連中で、林真理子は結婚したときに、「危うくそれ信じて人生間違えるときだった」と書いているねえ。「クロワッサン」というマヌケな雑誌もそれに乗っかって発刊していたけど、廃刊になったんじゃないのか? 林1児の母になってよかったよ。不妊治療の効果あったね。別にそういうこという作家でもいいんだけど、でも「寺内貫太郎一家」見た人など「向田はファザコン」だといっていたけどねえ。作家の人生と作品は別だというけど、でも江藤淳が女房の後追い自殺したとか、朝までテレビの田原も、「奥さん、奥さん」言ってるの聞くと、やっぱり怪しいよなあ。お札になる野口英世が女ったらしだったというのは、まだ許せるが。
 20年前のことというなら、私生まれた昭和31年に昭和11年に死んだ人の作品で映画撮るというんだろ。じゃ、満州攻めたことがテーマか? やっぱり古すぎるよなあ。でも夏目漱石や芥川ならいいのか? 時代違うからなあ。日本の映画ももうちょっと進歩してくれよなあと思うよ。
 それと息子が「ヤンキー先生」というテレビ見てたけど、見るに耐えん。竹之内など地で怒鳴り散らしているだけ。茶髪の馬鹿高校生など、電車で見るだけで十分で、あんなものテレビでも見たいのか?世間が信じられん。

=始まったぜ日本シリーズが
 けどさあ、日本の野球ってのは真面目に見てると腹が立つから、まあプロレス見てる感じと同じだよ。勝ったら川に飛び込むってのもプロレスレベルだしなあ。
 朝刊にシリーズの先発が井川と斉藤って出ていたけど、ああいうのって、ちょっと前までは「先発の漏洩」だといって、秘密じゃなかったんだっけ?前に桑田が先発漏洩したって問題になったことあったよなあ。今はルール改正したってことか?しかし、改正してOKくらいになるルールなら、杓子定規に機密漏洩なんて馬鹿げたこというなよ。人殺ししていくら法改正になっても、無罪ってことはねえだろう。
 それと巨人の上原って今年FAなのか?入団時に5年でFAだと球団と口約束があるとアメリカの新聞が書いていたようだなあ。FAってのは、球界の規則じゃなかったのか、球団ごとに選手と個別に契約できんのか? 日本の野球ってのは、規則もなくて、ガラクタレベルなんですよ。高校生に連投させちゃいけないっていうのに、相変わらず甲子園では連投させているしねえ。長嶋が息子に野球教えてもダメなんだろ。だからプロレスレベルの八百長規則なんだよなあ。松井やイチローがいやになるのも、当然。

10・17(金) ウイルス後遺症ようやく終了
 知り合いに「いまどきにアウトルックなど使っているからウィルスに入られる」ともいわれたのですが、まあそれはいいやと。周囲にご迷惑かけちゃったのですが、最後の迷惑の一つに、サーバーの受信がオーバーフローで受信受け付けしないというのもありました。使っているパソコンは1台なのですが、違うサーバーからでもメールの検索ができるようにと、サーバーにメール保存のシステムにしていたんですね。それは直接の原因ではなかったのですが、今回の騒ぎの中で、1度に1000通近くも送ってしまって、そのうち100通くらいが戻ってくるというのを数回続けたというアホ行為があって、それで保存が一杯になってしまい、オーバーフローのようでした。1週間くらいね。そのために、保存システム解除してきれいなメールボックスになりました。パソコンというのは、いつになっても分からないことがドンドン現れて、無免許で東名走っているようなもんですよ。まったく危険だと思いながらも今日もこうしていますが。

=夕方 総選挙は自民圧勝だよなあ
 自宅の近くで地元の松島みどりというのが、決起集会開いて、国土省の石原がくるというから、暇につき出かけてみたよ。こういうのいくの生まれて初めて。で自民の公約に、首都高や道路公団の料金を、夜間につき半額にしてみるというのが、あるそうなんだよ。予定では22時から6時までだそうで、これなら北アルプスいくのに、片道5千円払っていたのが半額になるようで、「おお、大歓迎」というわけです。それもETCに限ったことのようで、それ数ヶ月前につけたもんねえ。民主の「全額無料」などというのは、全くウソっぽくて信用できないもんねえ。
 その2。松島は昭和31年生まれで私と同級生で、石原は32年で、やっぱりこういう世代が議員にならないとダメな時代なんだよ。最高長生きで、真紀子や鈴木宗男くらいが限度で、60歳まででしょう。若いというだけでまあOKという気もするんだよねえ。やっぱりオヤジは消えてもらわないとダメですよ。
 その3。思い出したけど、今月の文芸春秋に、小泉の政策秘書の飯島が故郷や家族のこと書いていたけど、妹が離婚したのは、伊那の田舎に嫁いで、そのダンナの実家でダンナの親父だか親戚に犯されそうになったというんだよ。ド田舎のエロ親父というのは、息子の嫁に手出すんだよねえ。それが黙認されていたり、嫁は泣いて我慢するというのが、いわば日本のエロで意地汚い風土なんだね。そういうオヤジたちにも、死んでもらわないと、時代は改善しないんだよ。
 その4。松島は以前は朝日の記者で、慎太郎番だったというんだよ。彼が朝日の記者と仲良くなるというのも不思議だが、それに息子の国土省が「私もジャーナリストで」というのも、あんなにひ弱な政治記者はいなかったと、今の海部元総理の秘書がいっていたけど、彼が記者だったことは私も???だけど、二世、三世の政治家世襲制に比べれば、松島も石原もまあいいんじゃないかと思っているよね。
 その5。成田空港が株式会社になっていたのはしっているけど、東京の営団地下鉄も株式会社になっていたようで、その法案まとめるのに、松島も一役かっていたんだって。そうだ、彼女は前回比例区で1期だけ衆議院やっているんだよ、00年の当選だね。その前96年は小選挙区で落選でしたよ、2千票差の落選だって。あのとき5万6千で当選で、彼女次点で5万4千。今度は小選挙区からの初めての選挙だってさ、現職が3人もいるんだよ。民主と、保守と。自民も甘い汁吸わせないで、小選挙区から実力で出ろということだ。だからまあ、使い道のある、若い女議員だというわけだ。どうせ老人は老い先短く議員やってるだけだから、ホントは自民は中曽根、宮沢は辞めさせないとだめなんだね。
 その6。慎太郎の息子も大臣になって自覚でたというか「都知事の息子です」と自己紹介しているんだよ。まあそういうこといえるだけ、大人になったというわけですよ。親の七光りというのは、それがない人に比べたらやっぱり羨ましいことなんですよ。だから最初は七光り使って、後にそれ使わなくてもいいようになったときに「それでも七光りです」といえるくらいになるといいんだね。石原はまあそうなりそうな感じというとこですよ。だって伸晃とかいて「のぶてる」とは読みにくいぞ。名をつけた慎太郎にアイデア不足だね。名は3音がいいというのが、今の相場です。外人が言いやすいようにね。ひろき、ゆうじのように。のぶてるは、発音しにくい。慎太郎のスパルタ教育のその意味では信用できないなあ。
 その7。石原が午後7時過ぎまで例の道路公団の藤井と聴聞会やっていたといっていたが、藤井の何が悪いかというと「面が悪い」のです。外見で人を判断してはいけないといいますが、判断してもいいのです。「面は生まれつき」というのはウソで「40歳で面に責任を持て」といっていたリンカーンを支持します。性格は面に出るものです。40歳未満の人には言いませんが、オヤジやオバサンみて嫌いなときに「面が嫌いだ」と大きな声でいいましょう。
 以上の理由から自民が圧勝します、はい。私の予測当たります。
 

10・16(木) 御岳のゴンドラで事故・2人死亡
 御岳ゴンドラ事故は昨日のことだね。20年前のゴンドラというのは輸送力アップを狙って、遠見尾根や栂池にあるように、4人とか6人乗りが多かったらしいですよ。この御岳も6人乗りでしたか? でもこういう小さいゴンドラというのは風に弱くて、最近は大きなゴンドラに架け替えられる傾向にあるわけですよ。新穂高やピラタスのように90人乗りとかね。黒部のアルペンルートではどう考えても、小さなゴンドラでは風に対応できません。この夏に八海山にいったときも、前は4人乗りだったのに、やっぱり90人乗りくらいの大きなのに変わってました。だから風でゴンドラが外れるのは「初めてで、信じられない」と新聞に出てましたが、そうはいっても、強風が原因の事故は小さなゴンドラでは起こりうるってわけです。でも気の毒な事故です。まもなくスキー場のゴンドラにドンドン乗って、その頂上から新雪を登ろうっていうのに、事故起きないで欲しいものです。

10・15(水) 高速の無料化など信用できるか=民主党
 政権公約というのが、今回の総選挙のテーマらしいのだが、民主党などと言う信用できない政党が、高速道路の無料化を公約にしているよ。こんな荒唐無稽な話はさあ、少子化だからって、子供一人生んだから100万円あげますというような話と同じで、根拠薄いよなあ。だって、世界中見ても高速の無料ってアメリカとドイツだけだぜ。しかもドイツといっても、あれ1年間に前納で5万円くらい全自動車が払っているぜ。他のフランスもイタリアもスペインもスイスも全部有料だし、だた日本の5分の1くらいの料金だけどね。いまだって、週末の中央道の上りで30キロも渋滞する道が無料になったら、どのくらい渋滞するんだ? できもしないこと言うなよなあ。

 北朝鮮家族が隠していた田口嬢との同居=ふざけるな外務省
 小泉の政権も信用できないんだよ。昨日地村の妻が、北朝鮮に拉致された田口さんと同居していたことを、いまさら公表したよなあ。田口さんというのは、私の会社に近い池袋の杯一の隣にあったキャバレーのホステスでそこから拉致されたひとで、飛行機爆破したあの北朝鮮女の日本語先生だと言われた人ですよ。そういう人と一緒に住んでいたという重要なことを、いまさら地村がいうというのは、その話を外務省が公表するのを、これまで止めていたということなんだよ。田口の兄貴だかは「今年の5月に聞いていた」といっていたけどねえ。こういうのってさあ、戦争に負けて1億人玉砕だというのに、「まもなくアメリカに勝てるでしょう」というデマ報道と同じで、頭くることだよなあ。外務省ってのは、情報操作してるってことだよ。つまりそれは小泉政権の考えなのだ。だったら、あんな伏魔殿をぶち壊すといった、田中真紀子のほうが、ずっとまともな神経だと思うのだがねえ。

「死人が出る」というのなら、誰かに死んでもらいましょう=道路公団
 道路公団の藤井が、慎太郎の息子に威かされて「内情を公表すると死人が出る」といっているのだが、だったら公表して誰かに死んでもらいましょう。どうせ、道路族の青木の秘書辺りが死ぬだけのことでしょう。疑惑の政治家など、結局死んでもらわないと時代が変わらないと言うことなんですよ。小佐野賢治も児玉誉夫も疑惑抱えたまま死んだし、角栄さんも似たようなものだよなあ。安倍晋三の爺さんの岸信介も同じこと。改革などできないんだよ。爺さんが死んで、若い連中の時代にならないと、物事変わっていかないのが日本だよねえ。どうせ寿命で死ぬような疑惑政治家など、早めに疑惑バラされてさっさと死んでもらっても、ことが早く進んでいいと思うけどねえ。けど、これって藤井の思わせぶりじゃないのか? 本当に死人がでたら、火曜サスペンス劇場よりも、もっとスリリングだけどなあ。

新幹線の駅は全くつらまん=上越新幹線の長岡駅
 
昨日は午後から山でもないのに、新潟の長岡にいったんだけど、新幹線の駅というのは全国どこでも同じ顔していて、上野駅にいても長岡にいっても、同じなんだよなあ。地方に来たと言う感覚湧いてきませんねえ。駅前も妙に整備されていて、あれじゃ道幅が広い名古屋にいるのとどこも違わないねえ。
 その帰りに在来線で小千谷までいったのだが、こういう田舎の駅は地方色があって、ずっと好きですよ。でも田舎の在来線というのは、今では高校生のスクールパスみたいな存在で、女子高生がスカートでパンツ丸出しで床に座っているんだよなあ、これも全国どこでもそう。大人は皆クルマで移動しているわけで、免許のない高校生が学校に通うために乗っているだけ。女も品がなくなったよ。幹線の在来線など、1時間に1本程度で、それに私もほとんど乗らないんだけど、ありゃニューヨークのスラム地下鉄といいとこ勝負だね。私はガキが嫌いな理由はこういう女のだらしなさにあるんだよねえ。あれあと1,2年して就職するようになると、ちょっとはまともになるんでしょ。まともになったと見せ掛けでもいいけど、その頃にまたお会いしましょう。

 立山は昨日から雪らしいねえ=まもなくスキーシーズン
 3000Mの紅葉シーズンは残念ながら2週前に終わってしまいました。今年は膝の故障でいけません。長岡からの帰りに、立山から帰ってきたという登山者に会いましたよ。富山からの帰りというのは、上越線経由で越後湯沢辺りから、新幹線で帰ってくるんですね、今では。下山したこの日に寒波がきて上は雪だということらしいですね。連休はそれでも紅葉見学の客で混雑していたといってました。小屋の営業は11月3日辺りまでのようです。それも降雪と相談らしいですがね。槍近くの南岳あたりなど、一般的な小屋はこの13日までの連休でシーズン終了が多かったようですね。いよいよスキーシーズンオンです。

10・14(火) ウィルス感染してしまった
 
11日未明に、マイクロソフトからのバージョンアップを装った添付付きのウィルスメールが来て、「変だなあ」と思ってみたもののそれあけてしまって、感染してしまったのです。多分1000人くらいにそれ送りつけてしまったと思うんですよ。すいませんでした。
 届いていないもので、100通くらいがいきなり戻ってきてそれが、アウトルックにゴチックでドンドン並んでしまって、吐き気がするくらいに気持ち悪くなってしまった。その日のうちに何とか処理しましたが、「お前からアホなの来たよ」とか「感染対策してないの」「いまどきアウトルック使っている人は時代遅れ」だとかさんざん言われました。なんか、2回目です、感染は。

 12日に、マカフィという対策ソフト買って、インストールしました。ウィルスチェックしたら、こんなノートパソコンにも、8万ものファイルがあるんですねえ。駆除終わった後でしたから、感染はなかったですが「疑わしい」のが、4つあって、それは隔離しました。夜にはロッキー青木さんと奥さんに会いました。二人もギャモンの大ファンなのです。

 13日は、この三日間続いたバックギャモンの大会の最終日で、連日中野サンプラザにいたのですが、最後のJPで勝っただけで、三日間は終わりました。今年も盛況につき、都合250人くらいが参加した大会になりました。それに来月のラスベガスの大会には、なんだか20人くらいが行く様子で、海外遠征も盛んになっています。なお選手権は北海道の山本さんが優勝し、東京オープンは学生の深水くんが優勝しました。
 14日、本日からまた新しい1週間が始まりますねえ。

10・11(土) 選挙が始まるよ、拡声器の騒音公害がまたくるよ
 戦後のドサクサ時代じゃないんだから、団地に拡声器向けて馬鹿演説するような選挙はもう終わりにして欲しいよねえ、近所迷惑ですよ。あの騒音は右翼の街宣車と何にもかわんないよねえ。政治家も右翼も似たようなもんか?まあ、似ているが。下品なことには代わりがないですよ。たまに山行ったときに、田舎で聞いたこともない議員のクルマ見つけると、なんだかちょっと新鮮な感じがしますがねえ、でもあのアホ拡声器は山まで聞こえてきてしまうでしょう。あんなマヌケな選挙やってるのはアジアの後進国だけですよ。呆れて物が言えない一ヶ月が始まってしまうなあ。昨日もう、一人が団地に来てたよねえ、本人じゃなくて支援者だったけど。拡声器使うのは盛り場だけにしてくれよ。ここは住宅地だぜ。

10・10(金) 進化した山の休日その1 今日は元体育の日です
 今日は元体育の日でした。体育の日と言うのはマヌケな名前ですが、東京五輪の開会式だったわけですね、それで祝日。それが連休政策で10年位前からですか、月曜日に振り替えになりました。私が山ガンガンいってるとき、もう20年も前ですが、あの頃は連休なんてほとんどなくて苦労しましたね。今は海の日だとか、成人式だとか皆連休になっています。何年たっても時代など進化しないと思っていましたが、たまには進歩するんですねえ。私も年取ったと言うことですかア?


10・9(木) ウォーキングその8 初夏・谷川連峰にある「上杉謙信の尾根」でのハプニング
 一ノ倉目前の舗装されている林道をどうして「旧道」といい、河原にあるよくわからないゴロタ登山道が「新道」なのだろうか。江戸時代の道と関係があるのかなあと、たまたま2年ほど前に、谷川連峰の清水峠に「謙信尾根」というのを見つけて、歩いて見ることになった。出発は米どころ新潟・魚沼の塩沢からである。巻機山にいく清水の部落から、登山道になった。戦国時代の街道は今の国道17号線の三国峠なのだが、その裏街道として上杉謙信が使った道が、この謙信尾根だというのだ。城は今の上越市なのだが、どうしてこんな大回りしたんだろう。長野まで出てしまえば早かったのにねえ。
 谷川岳といえば、仲間にいくらでもこの辺にいった人がいるのに、皆せいぜい蓬峠までで、清水峠まで行ったことのある人は意外と少ないし、しかも清水峠から旧道を降りてきた経験がある人など皆無だったのはなぜ?
 登りはいいですよ、峠まで予定通りにいきましたが、そこからの下りが実に長いんです。いったのは一昨年の6月1日だったか、最初の日曜日。スニーカーでいきました。ところが下りで、雪渓に通行止めくらうんです。ですよねえ、隣の幽の沢や一ノ倉はまだ6月といえば、たんまり雪渓が残っているとき。この旧道は七つ小屋沢、七つ小屋前沢、ケサ丸沢、白樺沢という聞いたこともないような、小さな沢を横断していくのですが、その一つ一つに幅20メートルもの雪渓が残っているんですよ。それが午後、夕方だというのにカチカチで、スニーカーではどうしようもない。それに急峻ですよ、滑ったら多分50メートルは簡単に滑れます。私ビバークしてでも引き返そうかと本当に焦りました。それに草付きも急で巻くこともできない。しばらく考えてようやく結論。石ころ拾って、それでステップカッティングして、スニーカーのままで横断しようと。大冷や汗、驚きですよ。これまでピッケルだってステップ切ったことなどありませんよ、本当に。そんな横断が4箇所もあって、ようやく蓬峠からの道と合流。それ以降は何もなくて、ただのハイキングになりました。
 謙信の大名行列は、どうせツルハシ持った兵隊がいて、道ちゃんと作って籠でも通したのでしょう。私浅はかでしたよ。一ノ倉いくら縦横無尽に歩いていた過去があったとしても、こんな旧道ハイキングで焦ってしまうなど。支流だから一ノ倉本流よりずっと急ですよ。ほとほと疲れてこの日は下山しました。実は下で誤って、本当はビバークになってしまったのですが。
 この旧道通ると、水上温泉も通りますね。水上は上杉が流行らせたのでしょうか。何一つ疑問が解決しなかったハイキングでしたが、とっても楽しかったです。

10・8(水)=夕刊 5月連休に田植えした農家は不作だってさ
 春先にスキーやってて、桜の満開はいいとしても、下山して農家が田植えしているのをみると「早くスキーなど辞めろ」と言われているみたいな気がするもんですよ。「もう、夏だよ」という感じだね。今年の記録をみると5月11日に下山したときに、新潟の農家が田植えしてましたよ。これ正解らしいねえ。ところが連休中に田植えした農家は不作だってさ、さっきNHKでやってたね。あんまり早く田植えして春スキーヤーに嫌がらせした天誅か?違うなあ。連休だと7月末、8月上旬に稲が受粉するようで、そのとき今年は寒かったんだと。遅いと1週間遅れるが、そのときは例年の夏気候だったようだね。
 それにしても、連休に田植えした農家は兼業で、普通は会社勤務らしくて、つまり土日農家でアルバイトということだね。コメは1ヘクタールで収穫4トン。小売が10キロで私は3000円で買っているから、販売価格で120万円。卸は半分としても60万円。ブランドのコメはその倍としても100万円強。広い土地もっているのに、稲作儲からないねえ。でもバイト農家ならいい小遣い稼ぎかなあ。でもコンバインとか機械代もかかるしねえ。コンビニ店員の方が気楽でいいか?


10・8(水) ウォーキングその7 佐久平の都会化
 碓氷峠を越えた中山道は、佐久から北八ヶ岳の北側を巻いて、和田村からビーナスラインを越えて、諏訪湖にいたる。その先は鳥居峠の分水嶺から木曾谷を名古屋に入るわけだ。中でも佐久といえば、私の知っていた佐久は、小海線のどうしようもないド田舎だったわけである。野辺山、清里は高原のペンション村として栄えたのだが、中込、佐久はいつまでたっても長野のチベットだとおもっていた。ところが長野新幹線の開通で、あっというまに佐久は都会になってしまったようである。佐久長聖高校も、サッカーの地球環境高校というのも、ここにできた。そんなところに、岩村田、望月、茂田井という宿場跡がある。当時の建物も残っている。それより何より、軽井沢と諏訪湖という逆方向にあると思っていたところが、一本の幹線で繋がっていたことを理解しただけでも、この中山道を歩いた意味が大いにあったと思えるのだ。こんなデコボコした山すそに、よくぞ街道を作ったものだなあと感心したものだった。

10・7(火) ウォーキングその6 甲斐武田の嫌われ者
 さて江戸から京都に行くのに、海沿いの東海道を通っても長野の諏訪湖を経由しても大体同じ距離なのは分かったとして、じゃ中山道はどうして今の中央道みたいに甲府を通って諏訪湖に行かずにさらに、軽井沢や蓼科のビーナスラインを経由していたのだろうか?
 実はこれはよく分かりません。でも甲府の武田というのは、これが実は大いに問題ありの武将だったようですね。あの人自分の郭のなかはいつも豪華絢爛で酒池肉林の女をたくさんはべらして、そしていつも外で戦争していて勝ちまくっていたのです。だから自分の町に街道通すことに反対していたのかもしれませんよ。よそ者が通過してくれるなと。それにねえ、武田ってよそでは決して評判よくない。排他的で自分だけだったのでしょう、妙な性格です。富士吉田辺りの人間ですら「甲府ベイのことなど、知らんよ」と、同じ県内でも仲良しじゃないんだね。そんな奇妙なことも知りますよ。


10・6(月) ウォーキングその5 方向音痴の中山道
 なれない道は方向音痴になる。東京〜名古屋でもいいや。東名を走るのと中央道を名古屋まで走るのではどのくらい距離が違うのかと言うと、これほとんど違いませんねえ。同じように、最近の南岳のHPにあったように、槍から常念岳が見えて、その奥に浅間山、その奥に日光白根というと「あれ、そんな景色だっけか?」と。槍から日光白根と南アルプスと比較しても、そう距離は変わらないんですよ。
 さて同じように東海道歩くのと、中山道あるいて京都までいくのでは、どのくらい違うかと言っても、これはちょっとだけ違うだけですね。「中山道は東京から北へ向かっているのに、なんで京都に着くのだ」と誰もがそう思います。東京〜京都は南北で比べるのではなくて、東西の位置関係ですねえ。中山道が北へ大回りというならば、東海道も南へ大回りになりますよ。目的は西方向ですからねえ。
 ところで、高崎から日光の東照宮へ、「れいへいし街道」という古い道があるのですよ。「何で江戸から日光いくのに、高崎経由なのだ?」と思うのは素人さん。京都から日光へいくには、江戸など通らずに、中山道を東に進んで、高崎から日光へ入るわけです。江戸経由よりも、これは100キロも短縮ですねえ。旧街道の中山道をちゃんと理解することで、日本の山の中の地図、分かることになるんです。

10・5(日) ウォーキングその4 東海道まだある難所の薩垂(さった)峠と宇津ノ谷(
うつのや)峠

 昨日は荒川の土手を15キロくらいお散歩でした。今週は膝のリハビリウィーク。
 さて薩垂峠は静岡の由比にあったね。ここ海岸線のみかん畑の高いところをトラバースするような峠で、眺め最高でしたよ。海岸沿いに今の東海道や東名ができていて、それ見下ろすように道が続いていたねえ。ここも海岸は崖になっています。宇津ノ谷峠は、東名の日本坂トンネルの尾根を越える道で静岡市の丸子(まりこ)の先にあったね。ここは観光用に古い家並みに新しい歩道ができていて、ちょっとオシャレでしたよ。そこに明治時代に最初のトンネルができてそれが遊歩道。さらに大正時代に違うトンネルもできて、さらに昭和のトンネルとか現在のトンネルと4本もトンネルあったよ。古い家並みには屋号もついていて、足袋屋さんとか、旅籠とか、団子屋だったみたいだね。こういう300年くらい前の文化遺産というのも、けっこう面白いもんですよ。



10・4(土)夕刊 新宿歌舞伎町のヤクザ撲滅
 慎太郎が真剣にやっているのが、外人犯罪の撲滅と風俗ヤクザの一掃ですよ。警視庁総動員して歌舞伎町のヤクザ連中と対峙していたね。あれさあ、30年前のラスベガスは、賭博と売春の汚い町だったけど、今じゃ日本から新婚旅行いくからねえ。町をきれいにするのは強権発動しないと多分ダメだと思うんだね。まえさあラスベガスのホテルでウンコしていたらさあ、すっげえ怖いことあったんですよ。隣のトイレが騒々しくて、ドアをドンドン叩いているんだね。中にこもっているホームレスがいて、外に警官がいるわけ。でさあビックリして途中で私ドア開けたらさあ「キミには関係ない」みたいこといわれてまたドア閉て続きしたけど、そのときに映画で見るように、警官さあ銃抜いているんだよ。それで「開けろ」とか隣でやってるわけ。ホームレスが行くとこなくなって、ホテルのトイレで時間潰していただけなんだけど、異常に長時間だったから通報いったんだね。どうも4時間以上で居眠りしていたみたい。でドア開けてホームレス連れ出すんだけど、やっぱり銃抜いたままやってるんだよ。青くなってね。でもそうでもしないと安全な都市できないわけだと思って、新宿ももっと強権でやらないと、不法外人および、連中の凶悪犯罪なくならないよ、きっと。それで慎太郎支持されているねえ、東京では。

10・4(土)ウォーキング魅力その3 東海道の難所「小夜の中山」
 東海道の3大難所として挙げられているのが、箱根の峠と鈴鹿の峠ともう一つが「小夜(さよ)の中山」というところだね。茶畑の真っ只中ですよ。向こう側が日坂(にっさか)の急坂で有名なところ。ここね、大井川に近かったかなあ、なんだか南アルプスの末端だったような。金谷だもんねえ。つまりこうした難所というのは、海岸線が崖になっていて、そこは通過できなかったと言うことだけど、そういう当たり前のことでも実際に歩いてみないと分からんのですよ。箱根辺りの海岸というのは、熱海とかになるけど、この辺って今でも車の道でも崖ぞいだからねえ。東海道は海沿いの平らな道だと思ったら、大間違い。静岡にはみかん畑とかいうのもあるし、まあ楽しいとこだったね。

10.3(金)=夕刊 銀行は覚せい剤犯罪以上の利ざやを上げているはずなのだが、なぜ赤字か?
 長男が大学受験になった。早くも推薦がらみで受験が始まるが、その最初の学校へ、5万円ほどの受験料を振り込むことになった。窓口処理に限るということで、面倒だったが、しかし手数料の800円には驚いた。他行宛の手数料は、ATMだと420円、窓口だと840円だという、おおそうかい、ボッタクリ野郎が。で聞いてみた「不通預金の金利っていくらだ」「0,001パーセント」。つまり10万円を1年間預けて1円ということになる。だとすると800円の金利を得るためには8000万円を1年預けて800円。振り込んだ5万円は年間月賦だと5千円。ようするに8000万円対5千円が対等だとの計算か。1万倍を越えているのだ。
 ギネスにも載っていたかと思うのだが、原価と市販に最も差がある商売は覚せい剤の販売で確か1万倍だったと聞く。ということは、日本の銀行というのは、覚せい剤の販売よりもぼった食っているというわけだ。北朝鮮が日本に覚せい剤売りつけているのはしっているが、すると国内銀行は北朝鮮以上にひどい。舐めた話である。
 銀行もクレジットローンというサラ金を始めたね。金利たしか18パーセントくらいつくよ。これと0,001を比較しても、1万倍超えるぞ。小泉はぬるすぎる。銀行人件費10分の1にして、さっさと倒産させて会社更生法で銀行整理せよ。今の銀行は道路公団の非じゃない。その1万倍悪である。

10・3(金)ウォーキングの魅力 その2 文化遺産と自然遺産
 歴史探訪というのが盛んである。ちょうど400周年に当たる東海道とか中山道。山屋さんはほとんどが自然遺産大好き派で、世界遺産の中でも自然遺産が大好きということになる。ところがいくらか遺産鑑賞に詳しくなると、自然遺産というのは全く子供っぽいことにも気がつく。グランドキャニオンやヨセミテの自然の景観が好きだとか、北アルプスや氷河地形もいいのだが、いやローマの遺産とか江戸や戦国時代の遺産の方にだんだん興味が移ってくる。自然遺産がアイスクリームが甘くて美味しいというのなら、文化遺産は抹茶アイスみたいなものだ、コクがある。過去の人間たちはどうやって争いながら歴史を過ごしてきたのだろうという人間模様がそこにあるからだ。自然資産は「すっげえなあ」だけで終わってしまう。
 東海道では、三重県の関、亀山あたりに最も当時の建物が残っていて、通にいわせると「京都以上」だともいえるらしい。1キロ以上に渡ってその町並みは続いている。そのちょっと手前の広重の53次にある「庄野の雨」の庄野も実に静かな町並みになる。静岡では日坂というところが、あの急坂の絵のように、今でも旧道は急坂になっていた。2年前JRはこのキャンペーンをしていて、新幹線が2割、3割引きで乗車できた。たまには涸沢のカールよりも、東海道古い町並み旅行もとってもいいものだ。


10・2(木)ウォーキングの魅力 1 本州・四国3本橋で徒歩可能は「しまなみ海道」だけ
 すぐに解散する臨時国会が開幕したけど、慎太郎の息子に道路公団民営化質問が盛んだね。この問題きっかけは、バブルの本州四国連絡橋の3本橋の赤字でしょ。1本1兆円だったそうですよ。ひどい散在。ところでさあ、あの3本の橋の中で、一番クルマの台数は少ないようだけど、最も楽しい橋は、「しまなみ海道(かいどう)」ですよ。尾道から今治まで70キロ。これねえ、全部歩道が付いていて徒歩だとタダで渡れますよ。自転車でもいけるねえ。瀬戸内海の島を10個くらい転々と橋がかけられていて、もちろん橋も10個くらいあるわけで、橋巡りでも楽しいですよ。私2001年4月に、これ妻と1泊2日で徒歩・自転車横断しましたね。タンカーが瀬戸内通過するときの難所だという、来栖海峡大橋というのもあったし、塩の名産の伯方の大橋もありましたよ。因島とか通るんだね。それにここの歩き横断というのは、全国のお散歩クラブでもけっこう人気のルートですよ。
 さて瀬戸内とういのは、これも意外な魅力があって、あそこ実は海底の花崗岩王国、海底の黒部といってもいいとこなんですよ。因島辺りの瀬戸内の風景は、陸地が7で海が3。海が陸地の中の運河みたいになっているんですね。それにあんな浅瀬の瀬戸内がどうして土砂で簡単に埋まってしまわないかというと、海底が花崗岩の岩盤で固くて、まるでニューヨーク並みといってもいいし、岡山にも花崗岩のゲレンデあるように、地盤が固いんだね。砂浜などなくて、海岸が急に深くなっている。因島ですぐ近くの対岸の島までわずかな運河みたいな海が入り込んでいたけど、それでも水深は80Mもあるんだってさ。芸術的な作りだったね、瀬戸内は。だから狭いけど船が上手に運航できるんですよ。ちょっと見方変えると、ノルウェーのフィヨルドに瀬戸内は少し似ているんだよ。私観光旅行して、感動したことなどほとんどないけど(そりゃそうですよ、一ノ倉見慣れている人は、そう簡単にどこでも「いいなあ」とは思えないよ)、瀬戸内だけは、なんだかまたいってもいい所の一つですね。
 最もお散歩クラブというのは、お散歩が目的であって、景色はその次なんだけど、しかし、あの「しまなみ海道」だけは、大変よかったですね、ハイ。

10・1(水)3000Mの冠雪・半年ぶりの風呂
 
昨日のアルプスは一瞬の冬型で冠雪でした。立山はニュースになり、南岳小屋のHPでは雪だるま作っていましたねえ。いよいよシーズンです。私は膝の故障で、半身浴風呂勧められたせいもあって、昨日半年振りに自宅風呂はいりました。それに大リーグのプレーオフも深夜に始まりました。松井くんの活躍どうでしょうか。なんとなくシーズンの雰囲気。これから百姓が田植えをする頃までか、シーズンオンということです。心新たな気分です。ところで今週は紅葉と冠雪でしょうか。どうしようかなあ・・・。

9・30(火)=夕刊 客に頭を下げたJR。いずれ道路公団もそうなれ
 
大した問題じゃないと思っていたんだけど、日曜日にJR中央線の高架工事が深夜にあって、ところがそれが8時間も遅れて、日曜の昼間に中央線が不通になったらしいんだね。工事の遅れなんてよくあることでしょうがないことだと思っていたけど、これ国土省に怒られたそうで、客に頭下げて謝っていたねえ。だってさあ、山の帰りに利用する中央道の上り線など、週末には30キロ渋滞なんてのが、平気でありますよ。新幹線だって2時間遅れると特急料金払い戻すのに、こんな渋滞じゃ無料でいいはずだけど、なんだか20年間何一つ進歩してなくて、もう慢性化、諦めていますよ。でもさあ、あんなのさっさと小泉政権で民営化してさあ、真面目に渋滞解消考えないと本当はいけないわけだよ。電車のないアメリカで、道路渋滞して進まなかったら、国内がパニックになりますから。本当は大事なんだけど。
 その公団はさあ、私ETCに参加した関係でアンケート最近来たけど、これがマヌケというか、アホというか、ETCは300キロ以上高速を継続すると2パーセント割引があって、最高は1200キロだかで、20%らしいんだよ。つまり仙台から鹿児島くらいまで高速で走ると、料金が20%引きだというわけだ。大体そんなことするの、業務用のトラックだけだろう? それに「その割引率がよかったか、悪かったか」という、もう「私のホクロはプチ整形で除去しますか、そのままでいいですか」みたいな、もうトンチンカンなアンケートやっていやがるんだよ。あの世界一のボッタクリ料金していて、このざま、嫌がらせだろう。こんなマヌケな役所団体なんだから、さっさと民営化してせめてまともにするのは当たり前のことだと、また腹が立ってきたんだよ。慎太郎の息子が国土省大臣になったけど、さっさと役所公団をぶっ潰して欲しいなあ、まったく。役所国家というのは、北朝鮮以下でしかないよなあ。

9・30(火)自然の災害その2、昭和36年の伊那の豪雨
 
北海道の災害は、苫小牧の石油コンビナートの火災にまで発展してしまいましたよ。ところで伊那の豪雨災害というのは、先週末南アルプスから午前中に下山したときに、そこの中央構造線博物館というところ、見学したときに知りましたね。昭和36年の集中豪雨では、なんだか100人近くの人が亡くなったとか。大鹿村は壊滅状態だったようです。自然災害ですから原因はありませんが、しかし江戸、明治と森林をすべて伐採してしまった付けもあるようです。「山津波」とか、デジタル映像でビデオ流していましたが、他人事ながら「迫力あるなあ」と。災害じゃないですよ、自然の猛威のことです。山屋さんは、自然の猛威大好きなんですよ。だって好んで雪崩れあるところに、いくわけですから。
 というわけで、小渋川には砂防堰堤がドンドン作られていますね。ところでああいう博物館って意味あるのでしょうか。なんか小学生の理科の社会科見学みたいで好きじゃありません。むしろビデオ室で分かりやすいビデオ見ていた方が楽しいですよ。夏に尾瀬にいったときには、「ご自由におとり下さい」の、CDもらってきて、これパソコンに入れて、尾瀬に昔ダム計画があったこと知りました。要するに、HPの充実図ることが重要なのです。HP上でビデオ見られるわけですから、紹介ビデオをそこに載せてくれると能率いいんですよ。土曜日だというのに、大して客も来ない自治体運営の博物館に、物知り館長さんが、ぼーっと客待っているだけなんて、なんだか人件費の無駄使いと、優秀なおじさん人材の飼い殺しだと思うんですけど。

9.29(月)エアーマットも新しくしたねえ
 テントで寝ているときも背中がゴツゴツしているするなど、前は気にならなかったけど、やっぱり最近耐えられなくなって、アメリカ製の自動ふくらみエアマットにしましたねえ。薄っぺらいけど、背中全体の圧力だと、ちゃんとマット効果があって、下が雪でも冷たくないらしいねえ。銀マット敷いて、その上にこのエアマットで2重にすれば、快適なテント生活できるんじゃないかとねえ。

9・28(日)膝故障の原因は柔らか登山靴
 年取って膝に負担のかかる下りで、調子悪くなったみたいだね、私。それで夏用のくつでも、底の固いのに変えるといいと、運道具屋に言われて、「ああ、そうなんだ」と。だって夏など普通の運度靴で行ってたとき多かったからねえ。ペラペラの渓流シューズとか。年取ったら装備にお金かけないとダメみたいだよ。なんかがっくし。でも最近は底が固くても軽いのあるし、運動靴みたいので、アイゼンつけられるくらい、底固いのサロモンにあったし、コバがあるのもあるしねえ、もちろんゴアで。だからさあ、若いときの感覚辞めないとダメだなあ、まったく。底が柔かいとねじれて膝に負担がかかるんだよねえ、当たり前の話だが。


9・27(土)十勝川の津波
 気の毒な北海道の地震で面白がってはいけないが、2Mほどの津波が起こって(後に4Mと訂正されました)、十勝川をその津波がさかのぼるところを自衛隊が空撮してNHKで放送していたねえ。津波というのは知ってますか?ハワイのサーフィンのときの、盛り上がってざっぶ〜んというのは違うんですよ。海面が急に上昇するってこと。つまり標高2Mの地域まで海になってしまうってことですよ。ちなみに黄河やガンジス川はその距離、50キロありますから、ここで4大文明の稲作はじまったのですねえ。アマゾンは川の構造が違って、稲作できなくて、文明始まりませんでした、関係ないっか。
 でその十勝川を波が逆流してるんですよ。「おお、すげえ」って。ああいうの、そう簡単に見られませんから、驚異でした。
 ところで私の田舎の埼玉の荒川、長瀞では、明治か江戸か、集中豪雨のときに、水位が10Mくらいも上がって、その記録ありますよ。で、そこに秩父さくら湖というダムが最近できて、その有名な集中豪雨から町を守るんだと、国土省だったかがいっているんです。荒川というのは、実に暴れ川なんですねえ。だから私真面目に「ダムは必要かあ?」とか思っていたときもあったんですよ。ところが山の先輩に聞くと、「そんなのよりも、豪雨で荒川の水位が上がって、大宮あたりで河川敷両幅1キロも水に埋まって、ゴルフ場も埼玉栄高校のグランドも水の下になったときの方が、自然の力の迫力で驚異的だなあ」とか、楽しんでいるわけ。まあ私も同感少しあるんだけど、そんなこと公言していいのかと思ったんだけど、でも山屋さんというのは、自分の都合でものいうし、豪雨責めたって自然現象だから仕方ないよねえと。それよりそいういう豪雨楽しもうってのが、ホンネですか?
 災害というのは、そこに勝手に人が住み始めて災害というわけで、何もなければ自然の猛威を見学するということになるよねえ。地震も雷もさあ、それ責めたってしかたないし、ダム作るのは政治家で私、そういう人じゃないもんねえ。
 ということで、今回十勝川の逆流津波をテレビで見て、やっぱ「すっげえや」と少し楽しんだのでした。

9・26(金)=夕刊 膝の故障だア
 なんとなく膝に違和感があったのは、2週前の大雪渓の下りくらいだからね。そして先週の南アルプスは下りで膝にサポーターしていたよ。でもついに昨日かかりつけの鍼灸師さんに見てもらって「せめて1週間くらいは安静にしましょう」といわれて、今週末は下界で過ごすことになりましたよ。私整形外科に関しては、骨折意外は普通の医者信用していませんから。若い頃腰痛になって、あれ鍼で完全に当時直ってしまったんです。西洋医学で腰痛が治るわけありません。それ以来ですね、この鍼の女医さんとは。そだ、家の奥さんが凍っている道で転んで、尻打って、半身がしびれると大騒ぎになって「もしかして車椅子か」と思って、それを引きずってこの鍼灸師さんに見てもらって、あっという間に治ってしまったというのも、わずかに2年前のことでしたね。
 でまあ、あと1週間で完治するかどうかは分からないけど、なんか故障で先発リスト外されたピッチャーみだいだなあと、自分でもおもって、病気楽しんでいますよ、はい。でも来週末が紅葉の盛りなのだが。


9・26(金)旬の紅葉狩りは桜の満開時期より短いからねえ
 
今日は私のお誕生日だア。おめでとう、パチパチ。
 東京新聞によれば、日光の戦場ヶ原の紅葉は9月一杯で、しかし北アの3000Mの南小屋では、現在まだ早いと書かれているよ。どういうことだ? 半年くらい前に鶴太郎が北穂小屋に登った番組では、涸沢の本当の紅葉の映像が流れていたけど、時期は忘れたね。大体この季節は長雨と台風で、紅葉見られないことも多いらしいよ。私もまだ山で本当の紅葉に出会ったことないんです。時期は一瞬で、前週末はまだ早かったりしていて、翌週にはもう終わってしまうこともあるらしいよ。記憶に残っている最も紅葉がきれいだったのは、意外にも下界のことで、それもニューヨークのことです。11月下旬にいく機会があって、あそこはボストン方面へハイウェーをクルマで走っているだけで、もう真っ赤な火事の中に突っ込んでしまったのかというくらいの、驚きの赤と黄色の山々のなかでした。なんであんなにきれいだったんだ?東京の紅葉など見るところないけどなあ。多分10月の体育の日が紅葉時期でしょう。もしくはその1週前ね。今週末はまだ早いと思うが。

9.25(木)日本百名谷の奇妙
 この間クラブの後輩が「下の沢いったよ」といってきて、「どこ?それ」と聞くと、「日本百名谷」に入っているよといっていたね。「なんだそれ?」と。そういえば、白山書房が前にそういうの出していて、それがまだ生きていたらしい。しかしねえ、いきなり「倉沢」だとか「不動川」と言われてもそれ、わかりませんよ。せめて名谷は利根川上流だとか水系で言ってくれないと、やはり無理がある。それに谷って入山してみないとわからないでしょう。誰もが麓から見て、楽しいよとはいきません。普及しないのもそういう理由だね。むしろ深田の百名山に続いて、同クラブが作った二百、三百名山の方に親しみあるねえ。それに谷は困難度じゃなくて、美渓で評価しないとさあ。ま、そういう名のあるものの裏のからくりみたいのは、年とってくると、自然に分かるもんだけどねえ。


9・24(水) 長野県で最も古い木造建築
 法隆寺が世界でも最も古い木造建築だというのは、ギネスにも載っていることだが、長野の木造建築は、鎌倉時代の寺で、これが先週下山した伊那の大鹿村にあるんだね。その集落は急坂を登った上の妙な平和な平坦地にあるのだが、実はその平坦地というのは、中央構造線の地すべり現象でできた平坦地だそうですよ。よくゴルジュの奥に、平和そうな河原があるけど、似ているねえ。そいえば、鹿島槍の黒部側でも、標高1500Mあたりに、河原があったりして、あれも地質の断層の影響なのかなあ?

9・23(火)長野県警のヘリがタクシー代わりだと
 やっぱり予想していた通りだね。滑って手から血が出た程度で、北葛からヘリを要請して、それに乗っかって松本空港に運ばれて、さっさと歩いて帰ったという登山客が新聞に出ていたねえ。これ無料。民間だと1時間100万円と書いてあったけど、多分そんなに高くなくて40万円くらいだと思うけど。でもそんなこと20年前にも分かっていたことで、あの頃はまだ県警にヘリがなかったね。冬の槍で遭難しかけた知り合いが、救助要請したら、自衛隊機が立川から飛んできたということがあったけど。これも無料でした。でもすでにその頃でも遭難捜索の保険ありましたね。年間7千円くらいで、100万円まで出ます。誰もがそういうのに入っていて、県警のヘリも有料にすればいいんですよ。救急車を要請しても、有料というときもあるらしいけどね。いつまでもヘリの救助を警察がボランティアしていてはいけません。

9・22(月)また墜落したグランドキャニオンのヘリコプター
 グランドキャニオンというのは、ラスベガスから近いですよ。そのラスベガスというのは、ここ10年ほどはすごい人気で、日本からの新婚旅行者も多いです。ですからラスベガスの街中から、ヘリやセスナでの1時間くらいの観光フライトよくやっていますねえ。1万円くらいでとても安いです。私もセスナに2回乗りました。とっても揺れて気持ち悪いくらいですが。その観光ヘリが墜落して7人死亡しました。日本人観光客も2人含まれているそうです。まあしょうがないかあ、あれだけ人気でたくさん飛行機飛んでいますからねえ。日本でもこの間まで朝日航洋のヘリがよく事故してましたが。
 5月に栂池いったときに、ゴンドラ下から天狗原まで山スキー客乗せたヘリ飛んでましたね。でもそこってゴンドラ終点から1時間くらい登ったとこですよ。どうせなら白馬乗鞍や白馬岳山頂まで飛ばせばいいのに、まあ運輸省の許可もおっかなびっくりのようです。それで7千円だったかで「ぼったくり」と思ったものですが。小屋の荷揚げヘリなどよく飛んでいるけど、あれも騒音がうるさいねえ。

9.21(日) 少しずつでも進化している南アルプス
 南アで四日間過ごしたけど、これでも遅ればせながら少しずつ歩きやすくなっているんでしょうねえ。どうせ客は林道とか小屋とかの山の商売道具を使うわけだから、登山道も這い松が出っぱたのを切るとか、邪魔な倒木も切り捨ててしまうとかした方が、「歩きやすいわ」ということになるんでしょう。でもまだまだ放置されたままの登山道とか標識不明があって、そうなると何だか百名山の「塩見」「荒川」人気に助けられて、客が入っているだけの山になってしまいますよ。東海フォレストに国立公園の管理が丸投げされているようだけど、それでも昔よりよくなったのかなあ。でも山が役所仕事に管理されているようでよくないですが。小屋に宿泊しないとバスに乗せないというのは、ツアーでなくちゃ旅行させないというロシアとか北朝鮮と同じなんだけど、でもまあグウタラ飼い犬のラブちゃんみたいだと思えば、許せるかア?

9・20(土) 県の「百名山標識撤去」せよという今でも健在の過激派
 
岳人のコラムに最近こういう、標識撤去の意見載っているけど、なんだか昔の一ノ倉のハーケン撤去みたいで、若い過激派の高飛車意見だよなあ。静岡、群馬、山梨が「おらが百名山」つくって、人気にあやかろうというわけだけど、でも百名山を思い出して、山に気がつくということもありますよ。黒部の水晶岳などそれを根拠に注目してみると、やっぱりいい山だよねえ、行ったことないけど。山が荒らされるなどというのは、たまたま小僧の傲慢ないけんでさあ、田淵行男が常念岳に50回登っても、いつも山は違うというのが、本音であって、谷川に2000回登っている人もいますよ。自分が2,3回登ったからとその山知ってる気分になってると、まあ4回目以降は、いいことありません。せめて春夏秋冬、さらに12ヶ月、さらに晴れと吹雪きの24回登ってから言ってくれよなあ。それに百名山は知っているけど眺めているだけって人が実は9割越えますから。新たに「こんな、いい山あるよ」と気がつかせてくれるきっかけに、県の百名山は大歓迎だよねえ。東京にも都の百名山作ってくれ、そんなに山あるのかア?

9.17(水)山小屋の飯、うまい不味い
 山小屋の飯のうまい不味いが、小屋宿泊のおばさんたちにとっては、大きな話題になっていますよ。先日の唐松小屋でも「どこのがうまかった、ここはちょっと」といってました。ちょっと唐松が劣っていたのは、皿、茶碗、湯のみなどが使い捨ての紙コップだったこと。料理したものの少しあったけど、夕飯も幕の内弁当みたいで、ゴボウ、豆、梅干など、出来合いを並べたものが多かったことでしょうか。あと水は販売しているミネラルだけで、500ペットが300円だったこと。冷池あたりは、引いてきた沢の水を1リットル150円でしたが、比べると割高ですね。今年最初に泊まった、太郎小屋あたりでは、夕飯に「おお」と感動したものですが、小屋によって格差けっこうあります。でも30年前よりは格段の進歩ですが。けど、1泊2食で8600円というのは、協定料金とはいえ、ヤミカルテルとどう違うんだ?

9.16(火)金メダリストのオヤジさんもいってたよ。日本人のストックワークはオカマだって
 
ノルディック複合の荻原健司のオヤジさんというのは、工務店経営で彼の最大のコーチになります。彼が金メダルとって浮かれていたときに「あんなものが、金メダル?お笑いだよ」と一人厳しかったんですよね。ジャンプはいいとしても「あのクロカンはねえ。大体ストックワークにシナ(オカマ)が入ってんだよ。北欧の連中はバリバリと雪にストックが刺さって、それがビューんとしなって、推進力が増す。対して健司のは、へにゃへにゃと力強さ感じないもんなあ」と。後にジャンプで勝てなくなったときに、それ証明されてしまいました。距離競技は四つ足動物の運動だというんですよ。二つ足のマラソンなら、まあ日本人はいいけど、前足使うようになると、これまったくダメ。私車椅子のバスケットチームとかに日本の距離連中が参加すると、上半身強化されるとおもっているんですけどねえ。前足の技術習得は、けっこう奥深いんですよ。アルペンではストック使いませんから、お分かりにならない人も多いかと。
 この間いった運道具屋でも「ノルディック・ウオーキング」がブームだといってました。夏でも4WD絶対にお勧めです。肩こりも治るし、姿勢も正しくなりますねえ。これだけ言って分かんない人は、3本足のミゼット登りしてください。カローラ以下の性能でしかありません。

9・15(月)前足の養成で4WDダブルストックの勧め)
 先週末辺りからの山行でいよいよダブルストックにしました。何でこんな効果的なことを今まで気がつかなかったのかと。この方法がいいのは決まっています。2本のストックは、人間の前足。つまりこれで簡単に4WDに変身できるというわけです。カローラよりパジェロが強いのは当たり前でしょう。クロカンではある場合には、足は動かさずにストックの「押し」だけで推進することあるんですよ。ディアミール派はご存知ないでしょうが。それ夏山に持ち込んだだけのことですね。登りが本当に早い。この間まで遅くて有名だったのですが、週末の唐松〜白馬ではドンドン追い抜き。なんだか自分一人がずるしているみたいで反省するほどでした。前足の技術は多少あります。普段は手としか使っていないのを、足にするわけですから。冬のクロカンやる人なら誰でも知っていることですけど。下りだって大いに安全。しかしねえ、スキーならセットで売っているストックであっても、夏用は登山店でも1本ずつ売っていて、しかもスキーストックよりも高いんだね。それに握りが杖方式というのは、よくない。あれが夏山登山界に大混乱を起こしているんですよ、実は。

9.14(日)台風で倒壊した風力発電
 沖縄に強力な台風が来て、宮古島で風力発電のプロベラが倒壊しましたねえ、何のための風力発電の施設だったの? 風速70Mは、予測の風速40Mを超えていたといいわけしてますが。あの風力発電バブルは最近東京湾にも作られましたね。私が見たことあるのは、稚内の駅前に1機と沖縄の平和公園に3機ありました。あれ実にグロテスクな格好しているんです。オランダの風車とは装いがまったく違います。いくら自然の風力発電といっても、世の中に見苦しいものいくらでもありますよ。生まれたままの姿がいいといっても、下半身むき出して人前に現れたら、これも見苦しい。風力発電などまるで女子高生の趣味領域で、発電効率は全然よくないんです。1機作るのに、1億円かかって、元取れるのに、30年?いや永久に償却できません。クリーンエネルギーとかいって、くだらないもの作りました。しかも、その発電するべき風で倒壊してしまったのですから。本当に風力発電がいいなら、原子力も水力も辞められますか?どうせくだらない政治家が、クリーンブームに乗っかって、趣味で数機作っただけです。しかも見苦しい。あんなものl不愉快です。まさか山で小屋の電源として作るなんてことにならないように。


9・13(土)長野県人の山嫌い
 ゲーム仲間で長野の上田出身の人がいて、このHP見て「小学校の頃の遠足といえば、山登りばっかりでした」といいましたね。その続きが「だから山登りが嫌いになった」というわけです。まあ夏に虫がたくさんいて、暑いばっかりの遠足では、これ嫌いになって当然ですよね。なぜだが遠足は春や秋には行きません、まして冬などは。何をやっても楽しく過ごせないと、これすぐ嫌いになってしまいますよ。マラソンにしてもそう、海外留学にしても。登山もねえ、接し方が難しいんです。大人になって自主性がないと、魅力は理解できませんね。遠足で「あんな辛いこと、まらやらされるの」と思うと、これダメ。地元の利で長野県県人がやってるのはゲレンデスキーくらいで、それでもオジサン世代になると辞めちゃうでしょ。東京に住んでいてディズニーランドに行かないのと同じだね、きっと。

9.12(金)ダムになった野反湖と、ならなかった尾瀬
 野反湖というのは、上越国境にあるダムですね。谷川岳とかからの尾根続きにあります。先週末そこにいって気がついたのですが、ここは元々尾瀬のような湿地帯だったそうですよ。ダムになったのが、私が生まれた年の1956年と書いてありました。だよねえ、何もなかったら稜線にダム作りようがないですから。標高1500Mですよ。ここは湿地帯をダムにしてしまったのですが、尾瀬にも大正時代にはそいういう計画あったのですが、それはしませんでした。そういうダムだから、ダムの周囲が砂浜みたいになっていて、自由に散策できますね。黒部とか奥利根のように、急傾斜になっていて歩けないということありません。
 あの辺は高現状でとてもいいところでしたよ。なんでそんなに誉めるのかといえば、雪が降った頃にはとてもいい野山の林間コースになると思えるからです。6月にちょうどここで、父と娘の三日間行方不明遭難があって、エビ山からいなくなったという報道でしたが、やはり地元ではヘリを飛ばしての大騒ぎだったそうです。群馬県の六合村(くにむら)というところで、「あれて一躍有名になってしまった」とバスの運転手もいってました。父娘は、救助されましたがね。付近にある有名な山は白砂山でしたか。ハイキングオバサンが大勢いました。積雪期に今度はいきましょう。


9・10(水) 都知事の白神見学
 小笠原を世界遺産に申請したいと、都知事の慎太郎さんが青森の白神山地の視察しましたねえ。今月の岳人にも書いてあったけど、白神が世界遺産になっていこう、いいことは全くなかったそうですねえ、マタギがいってますねえ。知名度上げて観光誘致して、汚くなっただけらしいね。ま、田舎らしいけど。よく知らないけど、白神って夏は勝手に登山しちゃいけないの?そんなとこ世の中に存在するのか? 
 慎太郎のいいとこは、どこでも実際によく出かけてますよ。小笠原なんて、沖縄より遠いとこでしょ。今船で24時間。そのうちに速い船(時速70キロ)ができて、17時間に短縮されるらしいけど、飛行場の計画は慎太郎が潰したね。まあ、あの人、口先人間の傾向はあるけど、でも小笠原に何度も行ったことあるとか、よく現地を見に行く人だから、まあ信用してますよ。富士山が世界遺産登録に失敗したのは、汚い山だからでね。小笠原は山ないから関心ないけど、でも東京都に世界遺産できるというのは、まあ面白そうだ。

9・9(火)一ノ倉出合いの郵便局売店
 国立公園内はキャンプや焚き火をしてはいけないというねえ。おとといいった一ノ倉出会いでも「焚き火は自然破壊になります」と書いてあって、笑ってしまったが。ところが出合いのあの狭いところに、移動郵便局の軽4輪が入っていて、記念切手などの販売をやっているんですよ。何の根拠で。道で商売やるなどは、テキヤのやってる露天商と同じでしょう。だったら、焼イカでも焼きそばでも、八百屋、肉屋も一ノ倉の出合いで商売していいんですか? 「どうせ許可を取った」というんでしょうが、許可出した林野庁がマヌケなだけですよ。あんなことしていたら、売店、土産物屋など、いくらでも進出してきます。また観光客もアホでねえ、「どれ、どれ」とか「何売ってんの?」とか集まってくるんですよ。客が先が店が先かで、「この程度の国民にはこの程度の政治で十分」といっていた政治家もいたけど、さもありなんです。そだ、道の脇の岩にボルト打ち付けて「ゴミは持って帰りましょう」のボロ看板掲げてありました。大馬鹿野郎!!


9・8(月)総裁選はやはり小泉圧勝だろうなあ
 亀井のおっさんもオモロイ人なんだけど、やっぱり道路公団はさっさと民営化させるという、小泉が圧勝だろうなあと、思いますねえ。とにかく公団のあの体質はよくないよ。24時間影響のセブンイレブン1軒をサービスエリアに入れれば、深夜のあのまずい自動販売機のたこ焼きだとかフライドポテト食わなくて済むんですから、あの2個300円のまずいおにぎりにしても。そういう努力を道路公団はまったくしないもんねえ。かつて国鉄が民営化されて、あの生意気な態度がようやく変わってきましたよ。郵便局にしてもねえ。やっぱしぬるま湯体質の役人や公団は、どんどん民営化させなくちゃダメだねえ。公団を現存維持の亀井さんじゃ、残念ながら勝てませんよねえ。

9.6(土)ヒマラヤ雪男探しの?
 
朝日新聞が後援してダウラギリに雪男探しをしているようで、いつもその経過が社会面に載っているけど、あれって本気なの? なんだか恐竜探しとか、火星人探し、ネッシー、ミステリーサークルみたいで、それって全部ウソでしたよ、やらせ。大の大人が本気になってやることですかあ?以前にインチキ東スポが人面魚探ししていたけど、朝日も東スポレベルですかねえ。どうせ固定ビデオ設置して、木の葉がゆらゆら揺れてそれが雪男に見える程度の結論でしょう。その辺の山でカモシカ、雷鳥、熊探すのも、ちょっとした偶然が重ならないと難しいのに、存在するわけない雪男探して、何になるですかねえ。どうせなら藤原紀香ふうの雪男のメス探して、計帯電話の番号でも聞いてきてくださいよ。

9・5(金)やはり未だに山小屋宿泊料の不明瞭
 以前に比べると山小屋もきれいになってきたね。その分宿泊料も高くなってきたけど。でも最近は山小屋も信用していたのです。HP持っている小屋も多いし、何事もオープンにやっているし、登山道の整備も積極的だし。でもねえ、その有名な小屋でも宿泊料は不明瞭ですよ。冷、種、新越でも先日泊まった時も変だと思ったんだけど、1泊2食で8600円はいいとしても、素泊まりで5600円。ということは2食で3000円という計算になります。すると大体夕食2000円で朝食1000円かなあと。私そのときに昼間のコンビニ弁当、サンドイッチ余っていたから、夕食持参ということで、1泊朝食で泊まったのね。ところが7600円でしたよ、れれれ。それじゃと、1泊夕食の料金表見ると、7800円だったのかな? ということはなんだ?1食しか食わないと、夕食1000円、朝食2000円とか、反対だと夕食2200円、朝食800円とか違った勘定になるのか? おい、いい加減だぞ。あの有名な小屋ですら、こうしたインチキ料金の設定してますよ。やっぱりねえ、ボッタクリ系で信用できないよなあ。同宿のベテラン客に聞いたら「まあ、そんなもの、大目に見てますよ」と。小屋のオヤジが、爺ヶ岳ハイウェーの登山道設置したことは認めるのだが、この料金設定にはなっとくいかない、食い物の恨みは恐ろしいぞ。
 ところで二日前に誉めた船窪見てみると、2食付8500円、素泊まり6100円で差額2400円。1泊夕食で7600円、1泊朝食6900円。これだと朝食900円、夕食1600円で100円だけ計算合わないけど、まあ合格ですか。冷、種は1200円も計算合わないわけだから、これってやっぱり怪しい。

9・4(木)新潮社とJTB「旅」の業務提携
 出版業界に勤務していて、ニュース物をテレビや新聞と対峙するというのは、疲れるのだが興味あることにもなる。新潮社というのは「週刊新潮」の発売元で、この週刊誌があったために、テレビと新聞が政府の垂れ流し報道だけに寄らなかったという事実は実に多いものだ。例えば北朝鮮バッシングにしても、元はといえば、週刊新潮と週刊文春だったのである。訴訟もたくさん抱えているのだが。その会社が「旅」を買収して発行することになった。出版社にとって雑誌の発行というのは、毎月、毎週の定期収入が安定して実にいいものなのである。特に週刊誌は国内に50誌程度しかなく、誰もが発行したいと思っているのだが、如何せん印刷所のスペースがない。大日本印刷はすでに満杯になっている。ところが月刊誌は4000誌にも及んで、これは惰性の出版社も多い。JTBは役所みたいなところだから、お荷物だったのだろう。「岳人」も惰性に近い。
 新潮社は着眼点がいい。その旅なのだが、これはフォーカスを潰してしまった同社としてはカメラマンをまた集めることもいいが、講談社の世界遺産や百名山が売れているように、ちゃんと企画すれば、実にいいターゲットになる。毎日の新聞にあれだけの海外旅行の広告が載っていることを思えば、旅が商売にならないはずは絶対にないのだ。「ジオグラフィック」は明らかに旅雑誌でもある。問題は編集の視点だけになる。そういえば、フォーカスが夏の剣の幻の大滝が初登攀されたときに、そのおじさんの写真を載せていたことも思い出す。ニュース雑誌は時に専門誌を出し抜くことだってできるのだ。山と旅は同一線上になる。
 そう思うと、わが社は、JJとクラッシーが妙に好調で、いまの社長は女性自身を潰したいそうなのだが、一応「女新潮」といわれたこの雑誌の創刊の精神は今の社長は知らないのである。芸能スキャンダルだって立派なニュースになる。山口百恵の結婚には、誰だって「ギャー」と叫んだ過去があるものだ。ああいうものはスッパ抜いてこそニュースになる。「ニュースに優劣はない」という梨元勝芸能レポーターの考えは正しい。
 JJとクラッシーは確かに好評ではあるのだが、所詮はブランド商社の使いっ走りのカタログ誌に過ぎない。それだけを編集したいのなら、社長自らがマガジンハウスにでも転職すればいい。久米宏が「ベスト10」の司会で好調だった頃に「人気はあるけど、歌番組の司会が男子一生の仕事としては、ちょっと情けない」と言ったのは彼の妻で、それで「ニュースステーション」を始めたのは事実なのだ。わが社を堕落させないで欲しい。もしそうなったら、本誌で「我が社長のスキャンダル」でも特集するか。

9・3(水)いつの間にカード保険証
 初期虫歯のような気がして、歯医者に予約し、保険証を持参しようとしたら、これがいつの間にか個人の保険証になっていて、しかもカードサイズになっていました。便利になったなあと思ったのですが、そーいえば、1番最初は小学校5年の林間学校のときだったか「保険証のコピーを」といわれて、いったい何のことだと思ったもんですよ。それいらい「保険証のコピー」頭痛の種で、高校山岳部の時代も毎回言われていたもんでした。使ったことなかったけどね。いつだかの冬の北鎌相棒凍傷事件のときでも、彼がちゃんと保険証持参していれば、私たち下山後温泉宿泊でお祝いできたのに、それキャンセルになったことまた思い出してしまいましたよ。そうだ、冬の八ヶ岳で女性が落ちたときに、仕方なく地元の医者にいって、このときは付き添いの私たちが執拗に「あとで、ちゃんと保険証のコピーを郵送した下さいよ」とか言われたもんです。あれがないと、医者が損してしまうんですか?
 でもこうしてカードサイズになると自分のものいつでも持っていたれますよね。子供のも個人用にカードになっていました。いままで世帯主の私でさえ、自分のもの持てなかったのはいったい何だったんだ。もっと30年前からこのくらいのことしておけと、ねえ。行政はやることが遅いんです。

9/2(火)人気HPは船窪小屋オバサン
 山小屋のHPもたくさんありますねえ。槍ではライブで映像出していますが、最近はいつもガスがかかっていて視界ゼロ。南岳は日記あるけれど、なんだか高山植物の撮りだめしていて、いまいち。大天井は、7月以降は忙しいとみえて、更新遅いです。で一番楽しいのは、多分船窪小屋のオバサンページかなあ。毎日じゃなくて一日おきくらいだけど、お客さんの様子とか、仲間の様子とかね。やっぱりねえ、身辺雑記みたいのが面白いですよ。でも今年は天気悪くて、どの小屋も苦労しているみたいだけど。いくら船窪小屋がいいといっても、あの針ノ木から見た、低っちい山に行くのかと思うと、ちょっとねえ。何も崩壊した稜線歩かなくても、谷横切ってしまえばそれでいいような気もするのだが。残るは紅葉シーズンが最後ですか、早く雪が降れ。


9/1(月)膝は消耗品
 膝が痛くなってしまうと、山登れませんね。人によって、練習しなくても平気でマラソン走れる人とか、すぐ膝が痛くなってしまう人がいます。あれはもう個人差としかいいようがない。ただ明らかなのは、膝というのは消耗品だということ。一旦壊すと直りません。私もちょっと違和感があるときがあります。筋トレして膝周辺の筋肉を鍛えるとういのもあるらしいですが、でもこれは壊さないように、長持ちさせるようにと気を使っている最近ですよ。この半年ストックは1本でしたが、ダブルストックにしてみましょうか。特に下りがいいらしいですから。

8/31(日)免許更新の婦警は女子アナ志向か
 3年後ごとの免許更新がきました。駐車違反してますから、2時間講習でしたね。しかしこれねえ、婦警が2時間ペラペラおしゃべりでしたねえ。彼女は女子アナにでもなりたかったのでしょうか。最初の1時間は、例の有名な井上夫婦のビデオでしたよ。東名で酔っ払いトレーラーに追突されて子供二人失った夫婦です。一審で加害者に懲役4年でましたが、ヒステリックに検察に訴えて控訴。最近例の今後18年に渡って、子供の命日に慰謝料という判決でたあれです。この事故がきっかけになって、飲酒の死亡事故は最高で懲役15年になりました。
 このビデオ見せられて、飲酒はいけないという結論なのですが、でもトラック運転手が10年以上に渡って、飲酒の常習だったのなら、なぜそれ未然に取り締まれなかったのかという当局の責任もありますよ。それにそういう運転手やとっていた会社に罰求めてもいいんです。ただ飲酒だけがいけないというのは、ちょっと違和感あり。
 次の1時間は、ベテラン運転手は手抜きをするということと、酒はいかんということ。でもね、この婦警は100人の講習者相手に、お話することに有頂天になっているだけで、肝心なこと言っていません。「大切な命が奪われたといっていい」「事故は後を絶たない」など、当たり前のことでしょ。「二輪の事故が多い」「子供の飛び出しが多い」というのは、分かるんですが、ならそれを注意しましょうといえばいいのに、「ベテランは一旦停止しないから衝突する」とか「コップ一杯ならビール飲んでもいいと考えている」というのは、もう駐車違反運転手を冒涜している説教です。しかも自分が婦警という権力者であるために、もうそれだけで洗脳しようとしているだけ。北朝鮮と一緒です。同じ葬式の映像を、これでもかと何度も見せる。以前別の講習でしたが、「こういう狭い国に、1億人が住んで、クルマが5千万台も走って、肩を寄せ合って、生活するしかないんです」と連中はいいますよ。なんか絶望とも思える警察の発想ですよねえ。軍国主義みたいだなあ。山にマイカーで行っちゃいけないみたいだよ。日帰り温泉のあとに、ビールのんだら即逮捕か?質問受け付けないし、例の井上夫婦の事故にしても、大いに馬鹿げた運転手の一例だけを普遍化して話しています。あのヒステリックな女性は日本人ですか? 
 とにかく法改正によって、2時間という時間を、駐車違反運転手に説教する時間として保持しているというだけの理由で、もう警察は好き放題かってなこと言っているだけです。事故にあったものは誰だって悲惨ですよ。それを感情的にくどくど説明するだけで、もっとロジカルに、加害者の責任と、交通刑務所の実態くらい教えて欲しいと思いましたがね。
 婦警が妙に女子アナになったつもりでペラペラ頭が痛くなるおしゃべりしていただけで、あれで免許更新のなにかプラスがあるのでしょうか。

8/30(土)ウルトラマラソンのオバサン
 夏山の疲れと、曇りの予定で今日は在宅。朝日新聞にウルトラマラソンのオバサンでていましたねえ。いま56歳でマラソン始めたのが41歳。ちょうどアウトドアブームの始まりの頃です。冬の北海道にいくと、夏のサロマ湖100キロマラソンが話題になっていましたよ。間寛平も走ったことありますね。もちろんこのオバサンも。トランスヨーロッパで、リスボン〜モスクワの5000キロを64日間で走破だそうです。がんばっていますよねえ。山も実は体力勝負で、こういう練習も大事なんですよきっと。今日は曇りだし、じゃ今からロングお散歩に自宅出発しましょう、おばさんに刺激受けました。

8.29(金)日帰り温泉ブーム
 大町にある薬師の湯にいってみると、あんなところがいつも満員ですよねえ。タダの公衆浴場のちょっとオシャレスタイルだけなんだけど。日曜など午前中から大混雑。温泉なんて、山の帰りの汗流しで、仕事の後のビールみたいなもんでさ、それだけを目的に風呂入るだけなんて、信じられないんだけど。数日前に厚生省だかのアホ調査で余暇の過ごし方みたら、温泉がダントツ1位でしたよ。そういえば都内にも、お台場温泉などオープンしたらしいし、それけっこう込んでるっていいますよ、田舎だけじゃないんだね。でもさあ、休日に温泉いくだけしか、時間の過ごし方ないなんて、なんかいやだねえ、そんなオジン臭いことになりたくないですよ。仕事もせずにビールっていってるようなもんで、アル中じゃないが、無意味な温泉中毒だねえ。ところで私混雑薬師の湯が嫌いで、ちょっと扇沢よりに、ホテル黒四あって、あれリーガロイヤルと提携ですぞ。そこの日帰り600円だけど、タオルもあるし、そっちいつも行ってます。


8・28(木)「登ってみないと山の名前は覚えないよ」
 針ノ木岳の頂上で、オジサンが若い男に山の名前を教えていた。「爺の向こうが鹿島槍、その向こうに五竜、さらに唐松と白馬だね」。男はふむふむと聞いている。「大体山の名前など、自分で登ってみなきゃ覚えないもんだよ。私三日前に唐松からきたからねえ」と。多分、まったくその通りだと思うのだ。逆に言えば、登ってもいなくて、興味もない山の名前など、覚えようもないし、関心もない。もう10年ほど前だが、100名山ブームの初期の頃に、山渓からあるハイカーの100名山報告本が出版された。当初彼は、「自分が登った山から見えた山に興味を覚えてそれを登り、さらにその山から見えた山を、その次に登った」と、書いてあった。「だからいきなり点々とする100名山登りには、当初違和感があった」というのだ。私はやはりそういう登り方が好きだ。初めて計画した山に夜行で入山して、登頂したのはいいのだが、また夜行で帰るというのでは、結局登った山の形を見ていないことになる。もういい加減にこういう忙しい登山というか、肝心なことを見落としている登山には、飽き飽きしてきた。

8/27(水) 扇沢のテキ屋っぽい車両の回送
 扇沢に行くといつも思うのだが、公共駐車場の真ん中に、汚い軽ワゴンを止めてパラソル開いて「車両の回送」っていうのをやってますよ。何のことかと聞くと、マイカーをここから立山まで運ぶというんです。車の持ち主はもちろんアルペンルートで富山側にいくというわけらしいですよ。料金28000円だったか? 観光バスはよくやっていますね。お客さんがアルペンルートで向こう側に行く間に、糸魚川回って富山に着けるということを。3時間くらいかかるらしいです。でもねえ、ちゃんとした回送業務なら、事務所があるとか、女性が受付してるとかいうもんですが、何だか湘南のチンピラ海の家みたいに、人相の悪そうなオヤジが、そのパラソルの下で、客待ちしてるんだよね。ヤミっぽくて信用できないよね。成田空港周辺の駐車場業務にしても、同じような胡散臭さがあるわけで。どうせ法律違反じゃないけど、スレスレっぽいような隙間産業ですよ。でもこの回送って20年前にもあって、何も進歩しなくて今でも存在しているってわけでしょ。妙なチンピラの利権がらみの商売のような感じがして、扇沢を通るたびに、大いに違和感がありますよ、ホントに。運転手はちゃんと2種免許くらい持っているしっかりしたドライバーなのか? 本気でこの商売やるなら、キャリアカーみたいに、そのマイカーを自力で走らせるんじゃなくて、まとめて数台トラックに積み込んで回送し、もっと安くやってくれよ、5000円くらいでさあ。


8/26(火) 西穂のガス
 週末は快晴だったはずなのに、西穂ロープウェーの上の駅はガスの中です。でも観光バスやらでどんどん人が入ってきましたねえ。濃いガスというのは、なかなか晴れません。笠が岳もガス。槍穂周辺はお天気悪いです。さっさと鹿島槍方面に移動しましたね。でも新穂高から80キロもあって、まあ2時間掛けてのんびり行くしかなかったです。土曜のまともな山行は放棄ってことでした。残念だなあ。夕方山の気象をテレビでやってましたが「晴れ時々ガス。一時雨や夕立」だって。長野県内のすべての山でね。30年前の天気予報と何も進歩なし。

8.22(金)=夕刊 冬のニューアイテムと明日の絶対晴天
 夕方神保町のスポーツ店で冬のニューアイテムそろえていたら、運動具屋勤務のOに偶然見つかってしまいましたね。シーズンオフバーゲンでした。でも彼スキーのこと知らなくて?でした。それより、この夏は土曜日によく晴れます。明日は◎快晴ですよ。ちょっと仕事片付けて、午前1時出発です。6時のロープウェーで楽して2100まで上がって、岩ゴツゴツ縦走したいですよ。安全祈願して。


8.22(金)不人気南アルプスの原因は地元の怠慢
 先週末新越山荘で会った人と話をしたのだが、南アルプスの不人気の原因は地元の怠慢だということで、話は一致しましたね。
1、南部の登山道は実質畑薙ダムから茶臼岳に上がる道一本しかない。これは本当のことです。なにしろあの大井川の林道が未だに林野庁が独占していて一般に開放されていない。それに小屋に泊まる人だけ優先してバスで運ぶなど、国立公園にあるまじき客の差別。フォレストという下請企業が、公官庁と癒着している醜態にほかなりません。
2、小渋川の登山道が、堰堤建設のために壊されて通行不能になっている。これもそうですよ。赤石岳に飯田側から登る道が、堰堤工事のために閉鎖されています。こんなことあっていいの?本当に。
3、畑薙ダムの殺風景。静岡から3時間もバスに揺られて畑薙ダムとういド田舎に到着したというのに、そこにあるのはタダの自動販売機だけらしいです。せっかくこんな遠いところきたのですから、オシャレな店の一軒くらいあってもいいんじゃないの?
4、北岳の麓の広河原の堰堤。汚らしいです。普通ならば唯一マイカーで入れるのが、この広河原になりますよ。標高1500.まあ南アの上高地といったところです。でも現在ここは林道崩壊のため閉鎖中ですね。それに例年だとここへ車で行っても、またここにも何もない。ちょっとした休憩所と自動販売機だけ。あのさあ、観光地というのは、車椅子のオバサンと、元気な登山者が両立できてこそ、観光地なんですよ。ちょっとコーヒーの一杯でもというのが、ここにはないですねえ。これじゃ若い人絶対にきませんよ。特に女性は絶対にこない。干からびたオジサン登山客だけ。
 飯田というのも長野だけど、でもまあ長野県は多少はいいらしくて、山梨は観光事業の理解がなくてひどいですねえ。大井川周辺の山は、丸坊主らしいですよ、伐採で。川も取水で干からびているしねえ、この辺りは静岡か。自然保護に明るい兆しなし。
 ああそういえば、それ新越山荘にも、若い人皆無でしたねえ。夫婦といえば、やはりオジオバだけ。アメリカでもヨーロッパでも、若いカップルのハイカーで必ずいるもんですよ。日本は皆無。行く末心配になります。

8.21(木)青と緑の保護色 
 クルマに青や緑色を使うというのはよくないらしいです。信号でいえば安全色。つまり青は網膜に滲んでしまって、危険の察知が遅れるというわけです。逆に黄色や赤や黒のクルマが急停車したとしても後続車は急ブレーキを踏めるのですが、それが青や緑のクルマだと、追突してしまう可能性が高いというわけですね。これ人間の生理なのです。ところが沖縄のタクシーというのが、これがすべてくすんだ青なんですよ。あんなものに街中をうろうろされても、なんだか違和感あるし、歩行者もつい近づいてしまいそうですよ。最近沖縄では初めてモノレールという鉄道が敷かれましたが、それでもあそこの渋滞というのは東京よりひどいものです。同じように鉄道が少ない四国というのも、高知市内など、けっこう異常な渋滞するもんです。だからこそ、こういう注意払って欲しいものですが。
 登山用品でも、ウエアの色は赤、黄色が多いわけで、それは注目色ですからね。夏に緑色着たり、冬に白では、メンバーに存在が認識できません。遭難したって発見されないでしょう。クルマに乗ったときに、たまに青い車の後に付くと、なんかイヤですよ。都バスの緑はまあ許せますが、しかし広告が入っている方が識別し易い。それにこういうクルマは、実に追突されやすいものなんです。青いマイカー乗ってる人の気が知れません。


8.20(水)長野道の妙な337拍子
 中央道から豊科に向けて長野道に入ると、みどり湖の下り坂周辺で、奇妙な三三七拍子のタイヤ音が響きます。どうせ運転者の居眠り防止とかで、公団がわざと道路につなぎ目作って、そういう音を出すようにしているんでしょう「ブンブンブン、ブンブンブン、ブンブンブンブンブンブンブン」というわけですよ。くだらないなあ、運転は遊びじゃないんだから。
 それだけじゃないなあ、上りの山梨県内では、ラブホテルだかパチンコやだかのサーチライトも気になるし、むしろ対向下り車線の道路標識を照らすあのライトこそ、逆光になって、上りは運転しずらいですよ。道路設計している人は本当に自分であの道を運転しているんでしょうかねえ。日本の道路標識は「歩きの感覚で、歩いているおじさんが適当に掲示しているだけ」と言っていたのは、元F1の中島悟さんだったけど、都心から東北道いく人が、仙台方面向かっているのに、標識は「安行方面」となっているんですよ。家の近くだけど。知らない人は?私どこいっちゃうの?でしょ。いつまでたっても日本の高速は、幼稚な玩具程度なんですよ。

8/19(火)山盛りの方向音痴
 二日間山に行くだけでも面白いことたくさん経験しますね。新越山荘でわずかに雲が切れて、目の前に山容が現れたときのこと。「あの山?何でしょうかねえ」「北って、どっちでしたっけ」さんざん聞かれました。「あれは蓮華岳」「北は小屋の斜め後ろ方向」。多分10数人パーティで歩いている団体というのは、その最後尾のリーダー一人だけがこういうこと知っていて、残りの人は何だか晴れて山が見えるだけで大感激っていうわけですよ。それでいて、絶対に水漏れしないゴアの雨具とかゴアの靴とかの装備は一流品ですね。まあ夏山だから許しましょう。それに雨に濡れての疲労こんばいというのも、最近はありませんからね。
 爺の登りで、向こうに鹿島槍見えて「あれ、何ですか」というのも、ありました。私もちょっと戸惑いましたけど。剣、立山に「あれは?」も。ただ薬師となると、それ赤牛と重なっているし、針ノ木の向こうは「水晶らしい」とか、蓮華の左の「唐沢と餓鬼」は確かですねえ。
 自分が登る山を見てから登るというが、本当は一番いいのです。ガスの中岩小屋岳に登りましたが、これあとから下りの稜線から見ても、確信もって「あれだ」といえません。ガスの中上り下りしているだけだと、登った山も分からないことありますね。でも晴れているときには、そのくらい分かるようにしたほうが楽しいのですが。


8/18(月) 柏原新道の西半分は?
 週末の爺ヶ岳ハイウェー最高でしたが、その柏原新道は、多分黒四ができる前には、棒小屋沢沿いに、黒部まで続いていたそうなんです。でも今は道なくなってしまったけど、当時はどこにあったんでしょう。ねえ、引き返してもいいけど、廃道でもいいけど、歩いて見たいなあという、危険な気持ちになりますよ。後立山の黒部側は、禁断の果実みたいなもんで、入ってしまっても向こうに抜けられないのですが、でも行ってみたいという衝動に駆られます。

8.15(金) 田部井淳子の世界のハイキングオバサン
 田部井さんのことハイキングオバサンだと思っていたら、これまで海外登山が100回越えているんです。それに若かりし頃には、積雪期の一ノ倉にもいっていますよ。同世代の植村直己や森田勝や、世代若いけど今井通子らが一発屋だとすれば、この人アベレージ登山家だし、何だか今でも年間200日も自分の山いってるなんて、これ日本一ですねえ。本の出版、講演会など数字で出しても、過去最大の登山家は田部井さんじゃないかと思いますねえ。本人すごく謙虚そうな人だし、改めてそれ知って、驚きました。

8/14(木) グリーンスポーツに川村晴一さん
 川村さんというのは、同志会が全盛期のときに、カンチェンジュンガ登頂に成功した7人衆?の一人でしたね。鈴木さんはガイドだし、大宮さんは一時池袋の西武スポーツ館のガイドしてました。坂下さんはショウイナード製品の輸入代理店していました。で登攀能力最高だった彼は、その後どうしているのかと気になっていましたが、たまたま御茶ノ水のグリーンスポーツという小さな店にいきましたが、そこでガイドしてました。中高年との登山で三頭山(奥多摩)とかの記念写真かざってありましたね。あの頃同志会はエベレストで夏合宿の計画などあったりして、最高潮のときで、他人事ながら羨ましく思っていましたね。やっぱり山はいくつになってものんびり続けていくのがいいですよ。

8/13(水)昔の2万5千図 烏帽子岳

 昔の地図ってイヤだねえ。この2万5千の烏帽子岳には、高瀬ダムありませんよ。そんな時代の地図山に持っていくと遭難の原因だね。ここはちょうど今は高瀬ダムに埋まってしまったところですよ。今日新しい烏帽子岳買いました。でこれさっさと捨ててしまうんですが、その前に記念に載せます。この辺りで川床1200ですね。湖面が確か満水で1260くらいですから、ダムの高さ60ということですか。地図は新しいものに限ります。ところでこの地図昭和50年(1975年)発行とありますね。今日買ったのは平成5年(1993年)発行ですか。それにしても、10年前の地図、国土地理院売ってるんですよ。食い物なら賞味期限切れて、下痢するねえ。

8/12(火)Bフレッツ確かに速い
 
さっきNTTが工事にきましたね。ほんの5分くらいの工事でしたよ。Bフレッツになりました。確かに速い。時代は進化した。速い回線利用するとういのは、私H写真の趣味ネットではないんで、(妙な気起こすと、ジャパに侵入されて、パソコンすぐ壊れてしまいます)、国土地理院の2万5千の閲覧システムだと、この速さよくわかりますよ。これまでのISDNだと1枚画面にでるのに、30秒くらいかかったのかなあ。それが3秒くらいででる。これは楽しいなあ。
 でもさあ、以前にはケーブル回線にしたり、その後ISDNにして、それもターミナルアダプター秋葉原まで買いに行ったり、ADSLとかの話聞きに行っても「マンションねえ?」とかいわれて、どこも乗り気じゃなかった時代もあったのに、ようやくNTT行商のようにこれ、売りにきたんですからねえ。それに工事費半額の1万円でしたが、なんだか区役所で、これ負担してくれるんだと、今日教えてもらいました。役所は宣伝下手ですよ。タダなら団地98戸を強制的に全部Bフレッツにしても良さそうなのに、4戸だけだったって、いったいなんでしょ。「光ファイバ補助金交付要綱」なんてもんが、区にあったんですね。宣伝下手だから誰もしらないよ、こんなのねえ。


8/11(月) HPのラベル・ジャンプ
 HP作成し始めて一月半。メーリングリストにも紹介されたし、ヤフーやグーグルにも最近入れました。それで自分なりのページ作っていますが。一つのサブページが長いのが好きで、本とかに例えると30や50ページくらいある、長くてダラダラしたの作っています。ところがそれだと途中から見たい人に不便をかけるので、途中ごとにラベル貼ってジャンプできるように、今日直しました。これでようやく、どうにかまともになってきました。だって写真1枚でサブページなんていうのが世の中にあるけど、あれじゃあんまり情けない。写真たくさんで、文章ダラダラという方針にしています。それでも最近はプロードバンドなどで、フルサイズの写真そのまま載せているHPも多いようですが、だと許容量がすぐはみ出してしまいそうだし、一般回線から入る人には負担大きすぎますから。私普通の掛け放題プロバイダについていた、無料のHP15メガで作っています。やはり年寄りおじさんの傾向なのでしょうが、画像とか映像にはこだわりありません。ただ活字がたくさん並んでいるのがすきですねえ。若い連中に「テキストだらけのHPだね」と言われましたが、その意味最近理解したしだいです。そういえば、明日にはこの団地に先日NTTがBフレッツ売りにきてそれに応じて、工事する予定です。98戸の団地でこれに応じたの、わずかに4戸だけだったそうです。すでにブロードバンドの人もいるようですが、年寄り団地ですから、70戸くらいは、パソコンやっていないらしいです、なんだかねえ、世の中偏っていますよねえ。

8・10(日) 懐古趣味?ベストクライミング作成
 今日は台風一過だといい、晴天がやくそくされているのに、さすがにつかれてHP作っていますよ。でもこうして20年分まとめていると、といっても実際にはその半分くらいだけど、けっこう私もいろんなことやってきたんですね。古いアルバム見るのも、久しぶりですよ。よく定年退職してから、人生まとめる人もいるけど、それって何か悲しい。だからいまやっちゃってます。次に定年したときには、いま以降でいいから楽チンですかね。まとめていると、自分どうだったのかって、改めて知ることありますよ。けっこう意味あるなあと思ってるんですが。もうすぐで完成です。HPの「過去のベストクライミング」のことでした。(げっ、数日前に同じこと書いてる。頭ボケ

8/6(水)=夕刊 笑いものになった多摩川の花火師
 山にいると身近な事故は気の毒だと思うけど、下界だと他人の不幸は笑いものになるね。昨日の様な夕立がある平日でも、花火大会ってあるんだ。多摩川の花火で、中州に30人くらいの花火師が取り残されたんだってさ。あんな都会の下流で、増水90センチだった。上流で時間40ミリの雨だもんねえ。数年前に丹沢で雨降っているときに「よけいなお世話だよ」と啖呵切ったアンちゃん家族は、皆流されて死んだね。昨日みたいなマヌケな事故でも、何人が流さされれば強行した馬鹿さ加減が分かるのに、あんなとこでヘリで救出とは情けない。しかしいまどき役所主催の花火大会が、そんなにおもしろいかあ?

8/6(水) スキャナー買っちゃった
 過去の資料整理していると、凝りだしちゃいますねえ。そんで写真いれたくなって、ヨドバシカメラにいって、スキャナー思わず買ってしまいました。でもこの程度の写真整理だと、1万円ので大丈夫でしたね。1回北アに往復すると、高速代もこんなもんでしょう。それは高速代が高いんだ、ムカッ。でも何か懐古趣味ってさっさと終わらせたいですよ。でもよく、定年退職して人生の物語書く人がいますが、実はアレってどんどん老け込んでよくないらしいです。いま40代半ばで、気がついたときにさっさとそんなもんやってしまいましょう。はい、私もさっさと一ヶ月くらいで、こんなもん終わらせたいです(過去のベストクライミングのページのことです、はい)。

8・5(火)=夕刊 新穂高砂防ダム建設反対
 山の中で政治的な活動はあまり好きではないんですが、でも新穂高の上流100メートルに建設しているあのアホ砂防ダムとか見ると、ゴミ建設してどうするの?と思わざるを得ませんよ。「山の治水する」と看板に書いてありますが、少なくとも5万年は自然の状態できたんですよ、北アルプスというのは。それが昨日今日生まれた人類というより、昭和40年になった人類が、なんでいまさら治水ですか? 北アルプスを舐めるなよ。長野知事の康さんが、この間ダム建設反対したときには、「100年洪水」がテーマでしたよ。100年に1回の洪水のときのためにダムを作るのだと。つまりそれは過去に大した資料もなくて、検証できなくて、およその予想で「ダム必要」「不必要」という争いなのです。つまり作ってしまっても、100年洪水で「なくても、大丈夫だった」となれば、最初からゴミだったというわけです。建設省も日本の国土を自分たちのものだと思って、作るそばからゴミなのに、公共事業としてゼネコンに仕事発注するわけですよ。
 100年に1回の洪水で被害が出るなら、そういうところに住まないか、あるいは洪水でる前日に逃げるか、あるいは100年に1回なら死んでもいいと思いますよ。ダムと堰堤は本当に見苦しい。東京のカラスよりも見苦しい。Hな穴毛谷の堰堤見ると、悲しくなりますよホントに。人の家に勝手に上がりこんできて、余計なもの作る工事するなとね、馬鹿たれ。

8/5(火)黒部の山賊
 黒部には本当の山賊が住んでいたのです。明治から昭和20年頃まで。山賊の本がありますね。三俣蓮華小屋の主人の伊藤正一さんの本です。実際に先日三俣蓮華岳までいって、ようやくこの本のテーマになっている場所を詳しくしりました。改めて本を読んでみると、黒四ダム建設に使った日電歩道という登山道は、実は山賊が大正3年から6年に掛けて切り開いた道だと言う事を再確認しました。冠さんが通ったその頃も、実は山賊の道があったからこその黒部探検ができたのですねえ。で、もはやその山賊はいなくなり、山賊の弟子がまあ、伊藤さんですよ。でも彼ももう高齢で、じゃあ、山賊三代目が黒部に篭らないことには、黒部文化=山賊文化が途切れてしまい増すねえ。それにしても上ノ廊下が以前よりも易しくなったのは、黒四のせいで川床が上昇したためらしいし、あんなダムやはり無意味ですよ。その伊藤さんも最近山小屋地代訴訟で、またまた敗訴してしまい、林野庁行政がついに、黒部もぶっ壊すのかと思うと、いらだちます。

8/4(月) 滝谷レリーフと世界山岳百科事典

 
滝谷出合いの藤木九三さんのレリーフも、何だかブッシュの陰に隠れていましたよ。でもつい最近建てただろう簡単な案内板が道の脇にあって、ちょっと寄りました。大正14年にここから滝谷遡行してA沢からキレットへ、初登攀です。同じ日に早大の四谷さんも、D沢から涸沢のコルですね。同日登攀で競争していたのでしょう。でも地元案内人は、冠さんの雇った人と同じ人ですか?同じ時代ですからねえ。
 最近またまた使うようになった山渓の山岳百科大事典見ると、そこには眼鏡掛けている藤木さんで、レリーフとちょっと違いますね。私高校生の時に買ったその事典71年発行で3800円となっていますが、今でも現役に使えますよ。山の古い資料って、役に立たなくなって捨てるのけっこうあるんです。古い2万5千なんて、大事に取っておいても、間違って山にもっていくととんでもないときありますからねえ。しかし山渓の過去の出版物でこれほど役に立っているもの他にないでしょう。まだ売っているんですか?
 大正14年なんて、つい最近のことに思えますよ。私の母親大正15年生まれですからね。山の歴史、じわじわ感じちゃいます。江戸開府400年に比べたら、もう新しすぎます。まして信長の野望なんていったら、全然こちらが重要でしょう。先人に敬意表します。

8/2(土)ドーバー海峡のぶっ飛びで冒険?
 
(予定稿です。あと3時間で2日です。今度こそ東京の梅雨明けのようですから、今から北アにいきますよ、当然のように。)
 夕刊に出ていたのがドーバー海峡スカイダイビングぶっ飛びの冒険でしたね。上空9キロから出て、30キロのドーバーを横断したというのですから、滑空比で約3、5ということになります。背中に羽つけてのダイビングのようでした。こういう第三者の冒険について、批評するのはいけないことだとよくいわれますが、批評します。趣味の世界は、本人がいいと思えばなんでもいいという人もいますが、でもそれが価値あるものか、とんでもないガラクタなのかは、もし冒険雑誌があったとしたら、これ評価するでしょう。他人の趣味であっても、これは評価の対象になると思っています。
 さて私パラグライダーやっていたことありますから、スカイスポーツにも少し詳しいです。羽をつけたスカイスポーツというのは、それは鳥のマネなのです。何鳥かというと、最優秀なのは、アホウドリなのです。彼の滑空比は50くらいあります。世界1ですね。だって彼はその優秀すぎる羽のために、平地から飛び立てないんですよ。崖を歩いて登って、勢いつけないと飛び立てないんです。その代わりに、一回飛び立つと、羽を全く羽ばたかなくても、半年は飛んでいられるでしょう。ちょっとした上昇風でも彼は浮かび上がれるんです。例えば船が一艘だけ大洋の真ん中を走っているだけで、その後に付けば、向かい風が船に当たってちょっと上に流れるだけの風で、彼は沈没しません。船をずっと追いながら、船が垂れ流した残飯を彼がつまんで食っている姿は、外洋にでる客船に乗った人なら誰でもしっています。
 さてこの鳥を目標にしているのが、ハングとパラグライダーです。狙っているのは上昇風ですね。この上昇風というのは晴天の陸上ならば、けっこうあるものなんです。それをつかみながらなるべく長時間空に滞在するというのが、ハング、パラの中級者程度の人の目標になっています。事実今の梅雨明けなら、太陽光線も強いですから、一回山から飛び立ったパラなどは、2時間程度はゆらゆらと上空で飛んでいることはそんなに難しくありません。こうして羽を持っているスカイスポーツは、長時間ののんびり飛行と、できるならそのままどこか目的地にいくことが楽しみになっています。つまり一般の自衛隊の落下傘部隊のように、ただ上空から飛び降りるだけの目的にパラシュート降下などは、もはや趣味としてやっている人はいなくて、あれは自衛隊の任務だけなのです。わずかにパラのパラシュートといえども、いまではそのくらいグライダー(滑空)性能がアップしているわけです。滑空比で約8。
(またスカイダイビングというものは、本来あれこそ羽もつけずに両手広げただけを羽に見立てて、皆で輪を作ったり、あるいは自然落下の中でのスタイルを争う競技に進化していますが、ただ降下するだけで、上昇できないために、最近はスカイダイバーは減少傾向にあります)。
 さて例のドーバー海峡の件では、両手広げただけの滑空では、30キロも横断できません。それで1,8メートルくらいの羽をつけて、ちょうど滑空比3、5辺りを求めて横断したものだと思われますが、これはスカイスポーツをするものにとっては、やってみれば誰でもできることで、当たり前すぎる馬鹿げた行為だと映ります。それはクライマーがサンシャインを登ってみたりするのと一緒だし、パラでやはりサンシャインから東京を滑空するのと同じことです。誰でもできます。ただ人騒がせになるだけで、つまらないことなのです。むしろパラ一式は重さ10キロくらいですが、これのコンパクトサイズで3キロくらいのものができれば、登山に持っていって、風の条件のいいときならば、下りはこれを利用すれば3000メートルからでも、15分で下山できます。私もかって、パートナーと夏の甲斐駒から20分で戸台の河原に飛んだことありました。でもこれは登山ではなくて、下山飛行が目的であったわけです。それにしては、わずかに20分で降りてしまったのは、情けないことで何で甲斐駒上空で1時間くらいはゆらゆらと楽しまなかったのかといわれたものです。理由はやはり3000メートルの上空の風は、ゆらゆら遊ぶにはちょっと怖いんです。ですからこの下山飛行は快挙ではなくて、失敗に近いものでした。でも今後は先のようにコンパクトサイズのパラができれば、登山目的に、下山も早くということが可能になるかも知れません。でも事故多そうですよ。
 ということで、たったの滑空比3,5だけのぶっ飛びドーバーなど、まさにガラクタの危険物でどこにも評価するところがないということです。まあ都庁から、住友三角ビルにザイル張って、綱渡りしたというだけのシロウト驚かしで、誉められたところは何もないというものです。(では素晴らしき梅雨明け1弾、週末登山を期待して、いってきます。)

8/1(金)北島君の精肉店

 世界水泳の金メダル2個の北島君の実家は、実は私の家の近くでした。通勤途中にありました。「2冠達成」と書いたのはお父さんでしょうか。精肉店です。西日暮里の駅の近く。昨日彼が帰国するというので、お花も飾ってありました。取材陣もいましたね。お父さんも息子にそっくりです。
 でも思うんですよ。世界水連は、この10年政策に失敗しましたね。記録ラッシュを狙うあまりに、男女ともウエットスーツの着用を認めて、なんだか河童集団の競技会になってしまって、まったく露出がなくなって、つまらなくなりました。鑑賞するのはシンクロだけでいいと言ってるみたいです。競泳など普段は地味な競技で客いません。だから世界大会や五輪はそれこそ大勢に見てもらいたいわけなのに、黒ずくめの河童に泳がれたんじゃ、これつまりません。陸上でさえ女性はセパレートスーツでヘソ見せているのに、水泳がヘソ隠したんじゃ、これ失敗政策です。
 さておき、小さく書きますが、わが社が一昨日の夕刊に載ってしまい、それは経理の一悪者社員が会社の金1億円横領して首になりました。300人ほどの出版社ですから、なかにはおかしいのいたのでしょう。さて会社は彼に弁済を求めても、これ使ってしまってありません。家もローンつきでだめでしょう。そこで「刑事告発も考えている」と悠長そうですが、仮に年収1千万円としても、では10年分、刑務所で臭い飯くってください。ところが多分執行猶予つきですか? 半年ですか? 日本の刑事事件は罪が甘いです、軽いんです。中学生が人殺ししても「補導」ですからね、万引きと同じ扱いですよ。犯罪天国といわれています。谷川の小屋も、尾瀬の小屋も、廃棄物を国立公園に埋めて、大した罪になりません。せめてそういう小屋、公園から永久追放くらいになりませんかねえ。のんびりした国なのです。

7・31(木)メーリングリスト様様
 にゃ、昨日ようやくメーリングリストに参加させてもらって、というのも、宛名の_が。というピリオドだったこと、先日の名古屋でパソコン先生に教わって、それで登録できました。そしたら、1ヶ月かんドコダだけに登録できて、グーグルからもヤフーからも振られっぱなしだったのに、わずか6時間で1ヶ月分のヒット件数にいってしまいました(約150件)。そうなるとHP作っていても張り合いありますねえ。検索サイトも、数年間も放っているのに、グーグルのトップくらいにあるものとか、ネット世界も整理されていかないとダメなんでしょうねえ、きっと。みんなの最新情報見れると、山渓も岳人もいらない時代になっていきますよ。最近は新聞もエクスプローラのトップ見てる方と、購読してない人も多いらしいし。人がせっせと新聞運んだり、東販や日販のトラックがコンビニ配達する時代は、まもなくなくなってしまうんだろうかねえ。

7/30(水)お茶マフィアが作った島田の蓬莱橋
 週末に名古屋に仕事で往復したときに、静岡辺りでやはりお茶畑よく見えましたね。島田の大井川にかかる木造橋に蓬莱橋(ほうらいばし)というのがあって、これギネスブックに載っている有名な橋です。最も古くて長い木造橋だったかなあ。800メートルくらいある橋ですねえ。実際に歩いて渡れます。ちょっと観光地だからバスで客も着てますよ。江戸時代に川止め政策で大井川に橋を掛けなかったときに、そのご明治になってすぐ掛けられた木橋だということです。東海道見学したときに、ちょっと外れてましたが、渡りました。
 でもね、これ東海道にかかっている橋ではないんです。牧の原台地といったかなあ、橋の向こうには茶畑しかないとこに、こんな大工事して橋掛けてあるんですよ。これなんででしょう。当時静岡のお茶は、全国でとんでもない価格で販売できたんです。今で言うところの、ケシから作るヘロイン並みなんですよ。原料は似たような葉っぱですから。販売価格が原価の1万倍というほどではないにしても、お茶というのは、今でもとんでもない価格で売れるもんです。そのための徒歩行商人のための、大井川の橋なんです。そうでもなきゃ、なんであんなド田舎に大規模工事あったんですか。
 お茶畑は今でも、2月のほんの一時期の霜避けだけのために、茶畑全体に扇風機取り付けていますよね。アレは農業というよりも、園芸なんです。そんなに手間暇掛けても、採算にあうわけですよ。北朝鮮とか中央アジア(キルギスタン)などの地下経済支えているのが今でも麻薬なんですが、同じように明治の東海地方の地下経済支えていたのは、実は茶でした。当時の日本経済を知るには、茶と塩の道解明するだけで十分です。南アルプスに南から入山すると茶畑いやおうなくたくさん見るものですが、最近はそういう山行してないから機会ありませんが、きれいに刈り揃えられているあの茶畑みると、いつも異様な感じしますよねえ。

7/29(火)ついに放送されなかったツールド・フランス
 今年のツール(フランス自転車レース)はまたもやアメリカ選手の5連覇だったそうだけど、ついにテレビ番組はなかったねえ。あのレースがなんて面白いかというと、アレは夏のヨーロッパアルプスの山岳物語だからですよ。前はフジテレビが2,3日に1時間くらいのダイジェスト放送していたけど、いまはどっかの有料テレビに買い取られてしまったんですか?白けますよねえ。あのダイジェスト見てると、スイスやイタリアの雪を被ったアルプスがどんどんでてきましたね。ガスで視界が悪いときもあったし、アルプス縦走しているようなレースなんです。それ楽しみにしているんだけど、ついにニュース番組でも全然やんなかったような感じだね。スポーツニュースといっても、所詮野球とサッカーと水泳くらいなもんで、そんなのニュースじゃない、偏見放送だよねえ、アメリカのスポーツニュースなどは、香港の競馬情報まで新聞に載ってるよ。日本の報道なんていつまでたったも幼稚すぎて悲しくなるなあ。

7/28(月)久住山で小学生遭難
 九州の久住山で小学生が遭難したって話テレビでやっていたけど、視界30メートルのガスの中を遠足で登っていたらしいね。やっぱり夏でも視界が悪いと危険なんだよねえ。ホントにそう思うねえ。でも得てして夏道付いているからと、みんな平気で登るんだよねえ。視界が効かない時の怖さってよくわかってないのかなあ。引き返してもそんなにがっかりすることないのにねえ。いつも思うけど登山者って猫じゃないんだから、道を横断し始めたら無理しても渡ってクルマに引かれることないのにねえ。犬は車が来たときに戻れるけど、猫は初心貫徹で無理して渡って、ひかれちゃうんだって。
 思い出したけど、私の高校時代の3期後輩が夏の南アの笊が岳の水場で遭難騒ぎ起こしたことあったんです。テント場から3分下ったところに水場があって、そこに水汲みに行っただけなのに、戻ってこなくて遭難。翌日彼は違った方に下山してきたけど、水を汲んで戻るときに沢を登りすぎてしまってテント場に戻れなくなってしまったようでした。一日の行動終えて疲れてボーっとしているときに、間違ったような感じがしてもそれ引き返せなくてとんでもないことになってしまうんですよ。こんなこと誰でも経験あります。おかしいなと思ったときに引き返せる判断、実に重要なことなんです。山では考えられないようなことがいくらでも起きますから。

7/27(日)移動高からの梅雨明
 金曜の夜まで天気予報は何にも言わなかったけど、土曜の朝になったら、静岡まで梅雨明けらしいですよ。南の高気圧が押し上げないと梅雨明けしないなんて、私中学生の時に習ったけど、気象予報士のいうことそれレベルと変わりませんねえ。土曜は朝、仕事で名古屋まで行きましたが、東京雨だったのに、静岡でまさに梅雨明けの感じ。移動高から梅雨明けするくらい、予報できんのかねえ。

7/25(金)遅い梅雨明け
 かつて、これほど梅雨明けを気にしていた年はなかったね。今年がとっても遅いせいもあるけど。社会人のクラブだと、夏合宿というのは8・15頃のお盆休みだったし、その前の週末にどうしても行きたい山というのに、そう執着してなかったからだね。若かったせいもあって、いつだって山に登れるという奢りもあったんだね、きっと。晴れたら谷川でもいくかって感じで。まあそういうのん気なときは、いったとこも大して覚えてなかったりしたし、ありゃ若気の勢いだけの登山で、本当の登山とはいえなかったような気もしてるんですよ。高校時代の夏合宿というのは、7月23日辺りから1週間でちょうど今頃南アルプスにいってたけど、3年間で梅雨明けしてないときって、なかったですよ。まあ天候優先して、それに合わせて山いくようになって、これが本来の登山の姿だとようやく最近気がついたってことですか。でも来週末には梅雨明けして欲しい。

7/24(木)橋本竜太郎オジサンの登山
 ちょっと前にまた具合を悪くしたという元総理の橋本竜太郎オジサン。この人登山やってたんだね。麻布中高なんだけど、当時は山岳部ですよ。でも慶応大学入ったときに「母親を悲しませてはいけない」と登山やめて剣道部はいったね。総理になったときに剣道のデモンストレーションやってたけど。でも本当は山岳部好きで、入部してたら、大島亮吉の後輩になってたね。あの方の、高知県知事の弟は、母親が違うんだね。お父さんは同じだけど。だから橋竜は、お母さん子で、弟が生まれた頃は父親あまりいなくて、だから山で遭難したら、母親悲しむと、登山やめていたんですよ。母さん思いですよ。
 そんで時代が進んで、二代目の衆院議員になってから、例のRCCUのエベレスト南西壁の初登攀狙って、例の前代未聞の大組織組みました。あの人総隊長でしたよ。加藤保男、長谷川恒夫、緑OBの森田さんもいたね、でも皆遭難してしまいました。隊長の奥山さんは、病苦で自殺してしまったし。あの登山隊は国家的なプロジェクトでしたよ。橋竜も実はBCからキャンプ2くらいまで自力で登ったんですよ。本当はそういう登山家だったんですが、でも彼はそのこと二度と回顧録しませんでしたね。どしてだろうと思っているんです。
 慎太郎さんも山好きだけど、彼はだから自然保護だとかよく言ってますよ。でも橋竜はそうでもない。良くも悪くも、RCCUは時代のエポックだと思うんだけど、彼は二度とそのことしゃべらないでした。愛知学院大の湯浅さんは、彼のパートナーで、とっても橋竜の味方するんだけど、私実は懐疑的なんですね。
 もう時効だから書いちゃうけど、私の会社関係で、橋竜が山のことインタビューするという約束したことあるんです。4年前くらいかなあ。でも結局ずるずる延ばされてそのうち自然消滅っぽかった。で、私ちょっと怒って、彼のHPに手紙書いたんです。「約束破るなんて、とんでもない。山だったら遭難ものですよ。貴方本当の登山家だったの?」って。だいたいHPのメール受付なんて私信でもなくて、頭の変な人だって誰でも手紙書くからね。そしたら、秘書が会社通して私にクレームきたんです。でも私事実だったから譲りませんでした。まあ、話はそれで終わりですよ。登山家にあるまじき約束破りだねアレ。
 だから私、あの人本当に山好きだったのかなあと。あるいはあの大遠征隊だけは、何か話しできないことあったのかなあと。橋竜のあのプロジェクトの検証は、黒四のプロジェクトXよりも、面白いテーマだと思っているんだけど。漠然と記憶に残っているのは、本庄山の会という田舎の団体だけど、そこの飯塚さんという一ノ倉のエキスパートは、彼もメンバーの一人だけど、健在でしたね。エベレストの南西壁にあれほど国家的に執着したのは、いったいなんだったんだろうと、ときどきモワ〜ンと頭の中を巡りますね。知ってる人いたら教えて欲しい。

7/23(水)大天井小屋グループのネット熱心
 北アの槍岳小屋と南岳と槍沢ヒュッテと大天井小屋は、おんなじ経営者かグループで、ネット制作熱心ですよ。槍なんて、ライブカメラがあって、頂上の天気すぐにわかりますねえ。南岳は日記かいて小屋の様子分かるし、大天井は、ご自慢ルートの北鎌の宣伝や案内よくやってますよ。小屋のネット化も進化してます。で今の北鎌は大天井から下って取り付くのが一般的だと先月知りましたが、なんか写真付きで宣伝されると、じゃ夏にもいってみるかって気になりました。それと槍の頂上の天気もこうしてライブでわかると、晴天さきにありきで、それにあわせて山行組むのがいいですねえ。日程さきにあると、雨でもやま行かなくちゃならなくて、そういうのは、もういやです。でも先週末はまったくのガスのなか、100人以上も宿泊あったそうで、山は相変わらず軍隊行軍の歴史残っているんだと思ったなあ。

7/22(火)時間雨量70ミリ
 週末に九州で大雨が降って、今日九州は梅雨明けしたね。降り始めから500ミリとか、台風の頃には、900ミリなんていうのも、四国の方ではありますよ。こういう雨量って、欧米の1年分ですからね。とにかく雨降りません。ヤンキースの試合が雨で順延なんて、年に数回でしょ。日本とは違って、アウトドアするには、気候的に恵まれているんです。
 でねえ、私15年前くらいに、静岡で時間雨量70ミリって経験したことありました。山に入って二日目で、朝からさっさと敗退しましたが、70ミリの雨って、もう風呂場のシャワーですからね。そうとうなもんでした。沢の水かさがあっという間に増えて、これチンタラしてると、帰れなくなると思ったね。あれだどくるまの運転もできないくらいの雨ですよ。ワイパーが追いつかない。なわけで、雨量ってとても気になるし、西日本はひどいときには、大変だなあと同情します。和歌山の山の中、尾鷲か、あそこ年間4000ミリだというからね、熱帯アマゾン顔負けですよ。

7/21(祝)問題山盛りのETCだけどね
 この間も国会で証人喚問されていた、道路公団だけどね。山行くときには、私たちとってもいいお客さんだよなあ。最近は東京〜富山なんてのが、長野道〜北陸道で400キロも走っていくようになったもんなあ。絶対に飛行機や電車じゃいかんもん。で、私も山行き高速道路愛好家として、例のETCついに始めてしまったよ。先月辺りは道路公団が5000円負担してくれたりして、1万円以下でオートバックスで売ってたね。プラス取り付け料だったけど。で御得意カードのJCBに「する〜カード」というマヌケなひらがな文字のカード申請して届いて、おととい初めて使ったけど。でまあとりあえず、5万円のキャッシュの納入で、5万8千円分使えるってわけらしいが。
 でもさあ、これってクルマに入れっぱなしにすると、例の外国人犯罪に絶対に遭遇すると思うんだね。普段は抜いて財布とかに保管して、週末「山いくぞ」ってときに、差し込んで使うようにしないと危ないねきっと。面倒臭いけど。盗まれて、親カードの磁気発見されて、そんで勝手に使われる事件そのうちに起きますきっと。すると公団がアレだけ料金所にETC専用の機械設置したけど、それも無駄ってことになってしまうよなあ、多分。問題多いですよ。

7/20(日)高瀬ダムの粗大ゴミ

 燕岳山ろくの松川村の馬羅尾高原にある最新堰堤。平成14年とある。これが10個くらい並んでいたよ。

 今週末から夏休みと、海の日の連休で山も混んで来ましたよ、雨だというのにね。
 黒部のアルペンルートからちょっと入った見えないところに、東京電力の高瀬ダムテプコ館というのがありますよ。まあ企業広報のパビリオンみたいなもんで。上高地行く途中の奈川ダムにもありますよ。でそこが妙に地元のクルマで混んでいて、いったい何があるんだと思ったら、1日に2回無料で高瀬ダムまでの見学バスが出ているというんだ。地元の子供づれアホ親子が、普通だとタクシー3000円も払わなければいけない高瀬ダムまで、ここで予約するとタダで見学できるつうわけ。1回2時間半くらいの観光コースだってさ。東京電力が客に媚びてるイベントなわけだ。
 まあ、それはいいとしてもさあ、その館のなかに、例によってダムの説明ビデオなどが流れているんだが、それ見て驚いたよ。あのダムは、自然に水が溜まって発電するんじゃなくて、「揚水発電」とやらが、できるとそのビデオは自慢しているんだ。つまり、つまり夏の昼間に、高瀬ダムの水位にして10メートルくらいで発電してその水は下流の七倉ダムにこれが水位にして28メートルくらいで貯めるんだと。で夜になるとこれが驚いたことに、その七倉ダムの水を先の発電のタービンを逆回転させてくみ上げて、高瀬に戻すんだと。昼間に自分で発電した電力の1,03倍の電力つかって、くみ上げるんだよ。そんでまた翌日の昼間になるとそれで発電するんだってさ。こんな漫画みたいな発電てあるか? なんか、飯食って排泄して、次にそれ食って飯排泄みたいな、インチキなんだよ。だったら、何にもしなければ電気使わなくてもいいんじゃない?
 何でそんなことするかというと、まあ1日じゃ、次の日の発電分の水が溜まんないのと、夏の日の昼間の電力大量消費にそなえるというんだが、「夜の電力は安いからそれつかって、昼間の高い電力を発電するんです」だってさ。だったら、ダムなんていらないんじゃない。ただ溜まった水上げ下げすればいいなら、そういう施設を東京のど真ん中につくってくれよ。電力大量消費は大都会なんだからさあ。
 要するにこれ、もはや粗大ゴミになってしまったダムを、わざと働かせている振りして、お茶濁しているだけなんだよ。だっただダム壊してもとの高瀬川にしてくださいよ。そういったら、「どうぞ、そういう解釈をしてください」と東電の職員が開き直ってやがんの。
 それにさあ、高瀬に、船窪岳から流れ込んでいる不動沢ってしってる? あそこ土砂が多くてねえ、すでにダムの一番深いところなんだけど、もう完全に埋まって閉まっているんですよ。あのダム底はもうまっ平。その土砂とってもきれいな砂で、沢の出合までにもあふれ出して、いまそれをトラックでどんどん運び出しているんだよね、どっかに売っているのかもしれないね。
 ダムなんて一説によれば、30年ですっかり埋まって寿命がくるんですよ。ダムの底に溜まった土砂すくっているなんていう話聞いたことないですもん。それいうと「いいえ、寿命は200年ですよ」だってさ。幕末も、終戦もインチキしてきた国で、なにが高瀬の寿命が200年なの? こんなデタラメいっていいのかねえ。そんで、長野は田中知事がダムもう作らないといってるよねというと、「県は作らないかもしれないが、国土省も東電もそんなこといってませんよ」とまた開き直りで、もうヒラメのように、完全に職員開いてしまったよ。
 もうねえ、川を食い物にして商売するのやめてよって感じ。砂防堰堤にしてもさあ、意味ないのまだどんどんつくってるし、ダムもそう。昭和に入って富山の常願寺川は、もうボロボロに食い物にされてさあ、でも立山が噴火したら、あんなもの意味ないと火山学者もいってるよ。日本の山屋さんたちは、従順でちっともダム建設反対なんていわないけど、長野の康夫さんも、4年後いるかどうか? するとまたダム作り始めるんじゃないのかなあ。ダムなんて、サラ金常習者に1万円くらいのお金を貸すようなもんだし、りそな銀行に2兆円あげても、あれドブに捨てたようなもんですよ。結局水力発電はもう今の時代に力がなくて、先進国は原子力に頼らざるを得ないわけだし、洪水に対しては土手をしっかり作るしかないんですよ。で100年に1回の大洪水に対しては何をやっても無理で、そういうときは潔くさっさと非難しましょうということなんですよ。川や谷をボロボロに壊してはダメなんです。スキーで谷に入っているときに、堰堤もダムもじゃまでどうしようもないですから。
 やっぱり、高度経済成長の黒四ダム建設を反省して、康夫知事はアレを爆破、壊して黒部川を元に戻して、ダムゼネコンの反省を世間に促すべきです。中島みゆきがのん気な歌歌っている場合じゃないんです。

7/17(木) 脳梗塞と足梗塞
 西城秀樹さんがまだ40歳代だというのに、脳梗塞になったけど、けっして老人の病気じゃないんだね。私のクロカン仲間で自衛隊の某彼は、マラソンランナーだったんだけど、最近右足が梗塞で、長時間運動すると疲れるといって、この数年はマラソンリタイアしたそうです。あれだけの運動選手でも梗塞してしまうんですよ。タバコもやらないし、食生活だって万全でしょ。原因究明するまでにいくつか病院回ったといいましたね。最終診断は専門のスポーツドクターだったようです。普通梗塞は、頭か心臓という毛細血管の場所が相場なんですが、右足の甲という妙なとこでも起こるそうです。治しようがないですから。成人病の年代になると、病気とうまく付き合っていくことが、最善の治療と予防らいいですよ、しかたない、はい。

7/15(火) 石川文洋さんの日本徒歩縦断
 
石川さんは、朝日新聞のカメラマンでしたね。65歳になって、北海道から故郷の沖縄目指して、今日出発したと朝日新聞に出てました。ベトナムの戦争カメラマンで、今度はライカぶら下げて、健康徒歩旅行だそうです。健康でなにより。でも普通の縦断とか一周というのは、海沿い歩くだけで、真ん中辺いきませんね。だったら8の字周とか、×周がいいのに。全市町村徒歩旅行というのがいいですよ。もちろん百名山とかも、いいと思うけどね。そうだ、一昨年辺り私も少し参加した、東海道とか中山道の徒歩の方が、まだいいでしょう。

7/14(月)飛越の人口200人
 神岡の飛越高原は、山之村という地区になるんですが、人口がわずかに200人、70世帯だそうです。牧場の牛の方がずっと数おおいですよ。2万5千の地図に下之本ってありますが、他に和佐府とか打保とか集落6つくらいあります。それにしても少ないですよね。車で通ったときに畑仕事している人いましたが、きっといつも同じ人ですよ。今度声かけますから。200人だったら、すぐ全員と顔見知りになってしまいそうな。3千人くらいはいるんだろうとおもっていたけど、200人とは、驚きでした。
 途中の飛越のドライブインでは、100円の手作り石鹸売ってましたが、泥だらけになったスパッツがきれいになりましたね。それと同じ100円でどくだみ茶売ってましたけど、これまだ飲んでません。岐阜の上高地、ほんとにいいとこです。

7/12(土)夏靴はゴアテックス?
 夏靴ってスニーカーと同じようなのに何で1万5千円もするのかと思っていたのですが、あれ全部ゴアテックスなんだそうですよ。つまり泥沼に入り込んでも、全然濡れないんだって。大雨が降ってもね。ホントですか? 知らない間に進化したもんです。で、私は最近ガルモントの5千円の夏靴買って、とても快適だったんですが、雨で簡単に濡れました。やはりゴアって書いてなかったもんですから。でもねえ、夏に靴が濡れることくらいまあ、我慢できますよ。靴下の着替えもっていくしねえ。これ、冬だったらどうしようもないけどねえ。

7/11(金) 山の中に集落ないよ
 本屋にいったついでに、白神の地図、2万5千ですが買ってしまいました。でも白神岳は人気からか売り切れで、その下の二つ森ですが。海沿いのちっこい山だと思ってましたが、けっこう奥深いんです。それにこの辺とか北海道は歴史があまりないのか、山奥に集落ないんですね。アメリカみたいにアッサリしてます。海沿いだけ集落あるだけです。だから冬はどうせ除雪してないだろうし、海から1200の山に登るだけでもけっこう距離あるんですね。何とか街道もないし、もちろん元宿場町なんていうのもないでしょう。山奥に向かう道は、ダム建設道路など人工的なものに限られるんですよ。けど中には北海道の山が好きだって言う人も多いし、なんでかなあと思います。やっぱり武田信玄が見つけた平湯温泉とかそういう歴史あるとこが好きです。

7/10(木)富士山・世界遺産登録に失
 これちょっと前のニュースらしいですよね。でもその理由がゴミの山だったからだと先日NHKでいっていました。なるほどねえ。あれだけ世界一きれいな山なのに、実際にゴミひどいです。慎太郎さんがいうには、5合目の小屋はし尿を未だに垂れ流していて、しかもそれは県会議員の所有する小屋なんだそうですよ。それに5合目以下では、今でも大規模に堰堤工事していて、あれも全く意味ない工事だと火山学者はいいますよね。デタラメなことやっていては、バレてしまうものですよ。で東京都は小笠原をこれも世界遺産に登録するよう今後努力するそうです。そういえば白神のブナってみたことないけど、今度いってみるかねえ。

印象悪いねえ、白神山地
 その白神ちょっとネットで見てみたけど、印象悪いねえ。大体どの山が最高峰が全然書いてないし、エコツーリズムが時給1000円払えとか、ハイキングや登山の体験記がほとんどなくて、何でもかんでも世界遺産だという安直な紹介ばっかりですよ。日本人は自然保護だとか、世界遺産というと過剰に反応して、おっかなびっくり、怖いものに触るようにしか紹介できませんねえ。山好きならば、言われなくたっていつだって自然保護でしょう。私だって30年自然保護してますよ。冬の白神なんてきっといいとこでしょう。次シーズンはスキー履いて侵入してみたいですよ。

北鎌尾根の新ルート?
 一月ほど前に湯俣にいったとき「GWに増水で水俣川で敗退した人は、皆大天井から向かったよ」とタクシーの運ちゃんにいわれて、意味が分からなかった。西鎌に計画変更したということ? いや違いました。最近は夏でも北鎌に入る人は、大天井から貧乏沢を下降して天上沢に下りて、そこから北鎌のコルに登り返すそうです。そんなルート初めて聞きました。取り付きまでの水俣川が年々悪くなっていること。沢を自由に下降するという大胆な登山が流行ってきたこと。登山が自由化されたってことでしょうか。

マヌケNHK
 山行くと、車で長距離走るし、地方の民放ってあまり入りませんから、必然とNHKラジオ聞くことが多いですよね。「地球ラジオ」というのやってますけど、その中の「日本、チャチャチャ」とか、「なんとか井戸端会議」というあのタイトルなんとかなりませんかねえ。そういえば、テレビでは「お江戸でござる」なんて、これもまたマヌケなタイトルの番組あるけど、NHKというのは、全くセンスがないというか、国民を愚弄しているというか、まあ民放ラジオはそれ以下だからしょうがないけど、まったくイヤになる。音楽ばかり流すFM局って日本はないですからねえ。ニューヨークには100局以上あるし、アメリカは田舎の小さな町でもFMラジオ開局してますよね。電波が自由化されてないからしょうがないですかねえ。クルマの運転中が暇でしょうがないですよ。

飛越トンネル
 ひえつ」って読むんだよね。でもさっきまで、ひこし」と読んでいたよ。振り仮名ふってくれ。それにしても、越っていう国は広いよなあ。磐越西線なんていう鉄道は、ほとんど山形に近いでしょ。それで飛越が岐阜だというし、越前の国は福井でしたっけ、ほとんど京都。ということは、越の国は本州の日本海側全部を支配していたっていうわけですよ。始皇帝かジンギスカン並みの支配力だったわけですね。やっと気がつきました、はい。


7・9(水) 立派な登山家の条件
 太郎の小屋に携帯トイレの込み捨て場ありました。最近では一部で携帯トイレ持っている人いるようです。春の三ノ窓のテント場では、クライマーも携帯トイレ使っている人がいるようです。要するに、ウンコはいいとしてもそれ拭いたティッシュの山が汚いというわけです。それでですねえ、私最近でもこの拭いたティッシュを持ち帰ることができないものかと思っているんですよ。2回くらい実行したことがありますね。やればできる。そうすると格言のように、「取ってもいいのは、写真だけ。残していいのは足跡だけ」ということ、守れそうですよ。タバコの吸殻も、最近では携帯灰皿で持ってきてますね。ウンコにしても、小屋の狭いトイレでするよりも、北ノ俣岳にむかって、見え張って大キジする方が、ずっと快適。そのものは自然に帰るからかまわないのですから、ティッシュさえ持って帰れば、もう何気兼ねすることなく、小屋出発してから、催したときに思い切ってすればいいって、心も解放されるもんです。1、40歳を過ぎていること。2、吸殻持って帰ること。3、ウンコティッシュも持って帰ること。この3つの条件満たせれば、これ100名山おばさんも含めて、立派な登山家です、自覚症状あり。

7・8(火)田舎の商店街を崩壊させる道の駅
 道の駅なんていう国土省がやっているもんが、幹線にどんどんできてますよ。三セク経営なんですが、これって本当に便利でしょうかねえ。小谷にも、大きな道の駅がありますよ。でそれが流行っているために、地元の商店は崩壊して住んでいるオジサンたちも、ここに食事に来るそうなんですよ。観光用にできた施設が、地元の需要にも答えているってわけです。でも出てくる食事が、親子丼とか何とか蕎麦とか、安っぽいスキー場のメニューと一緒ですよ。役所の発想なんてそんなもんで、地元のならではのメニューなんてないですね。働いている人も、どこかよそから派遣されたアルバイトでしょ。こんなねえ、人工的なドライブインが地元の商店壊していいんでしょうか。むしろあれだけ広い駐車場がある場所があるなら、地元に商売やらせてそこに観光客もくるようにしたらいいのにねえ。役所がいきなり新設道路わきに力ずくでドライブインつくっても、高速のサービスエリアと一緒で、何の愛想もないつまらない施設できるだけなのに。むしろコンビニ駐車場に車止めて、弁当を食っていた方がずっといいですよ。こうして田舎はどんどん田舎になってしまうのです。

7.7(月) ホテルと公共の日帰り温泉
 薬師岳の帰りに新平湯のヘルシーランドにいったね。山から下りてくると日帰り温泉に行くのが日課になってます。けどこの公共の温泉は、入浴料800円と高いし、午後4時だというのに、食堂は休憩になっていてクローズ。あんまりいいことなかったですよ。で食事しようと、平湯のバスターミナルの食堂にいったのですが、ここも4時で閉店。どこにも食事できるとこががないんだね。観光地にきたといっても、公務員がやっているような施設は、午後4時で閉店らしいね。夕方7時半まで明るいというこの時期に、この体たらくじゃ、客に帰れといってるようなもんでしょう。ターミナル脇に食堂が一軒あったけど、高いし愛想がないしね。元々奥飛騨温泉郷は、露天風呂が120箇所あるとかで、日本一の露天街なんですよ。商売も高飛車でねえ。温泉というのは日本中そうだね、だから熱海などは客に嫌われて崩壊してるでしょう。だから公共の温泉でき始めましたね。すると旅館はいまさらあせって、日帰り入浴も始めましたよ。
 今は過渡期なんだね。殿様商売していた温泉の客足が伸びずに、当日でも宿泊できますと案内してみたり、日帰り温泉入れますと言い出してみたり。公共の温泉が賑やかなのに、ようやく気がついてきたんだね。観光は産業だと都知事の石原さんはいっているけど、こういうことに田舎もだんだん気がついてきたってことですか。

2003・6・25 雪渓登山の魅力
 今年は若干残雪は多いようですが、それでも探せばしっかり谷には残っているようです。鹿島槍から見えた剣の雪渓も見事でした。剣周辺は7月まで雪渓がつながっているようで、それまでにはもう一回雪渓登りいきたいですねえ。

2003.7.1(火) セイコーの脱落
 ついに今年も半年終わって、しかも夏至過ぎて季節は冬に向かっております。日も短くなるし、雪の季節間近ですねえ、ワクワク。
 ところで今、高度計付きの腕時計は完全にカシオの市場になってしまいました。5年ほど前には、セイコーもこの分野に参入してランドマスターという時計出しましたし、5大大陸の例の野口さんをCMキャラに使っていましたが、この時計もはや下界のただのアクセサリーに成り下がって実践向きではありません。なにしろメモリが適当で100メートルの誤差など常識の時計ですから。やはりカシオのように、5メートル単位で高度でないと、実践には使えません。
 でも本当は、セイコーのアナログ大好きなんです。下界にいるときはアナログに限ります。デジタル表示は生活感に時間が入り込んできません。前セイコー買ったときには、「これスイスで作ったら100万円は越える」と時計屋にいわれたのですが、確かに精密には作られています。ただ針1周で6000メートルまで測定できるといわれても、これ大まか過ぎました。せめて大針1周で3000くらいにして、さらに小針つければ、これ機能的にカシオと遜色ないのにねえ。高くなっても買いますよ。それと気圧修正できればねえ。でもセイコーやる気ないみたいで、もう期待できません。それこそパラグライダーやっていたときには、5万円くらいで1メートル単位の高度計(スイス製)あって、しかも上昇すると高音、下降すると低音の電子音なりましたよ。手に持ってそれを上に上げるだけでもう高音の電子音でしたから。やる気になれば、どのメーカーだってできるんです。ただセイコーは、腕時計の高度計から脱落してしまって、何だか残念。下取りで売っぱらいたくなってしまった。

7・3(木)西友の割引
 マラソンしてた頃だからかれこれ20年も前のことになるが、あのころからジョギングシューズやスニーカー系が好きで、会社に履いて行く革靴にしても、黒の皮製や布製のスニーカーはいていたのです。遠目にみれば、皮の紳士靴とまったく遜色ないからです。結婚式に出席するときでも、そうでした。一足買って半年はいて、次ぎ買うという感じでした。今でも。あんまりボロイとおかしいから、披露宴出席にあわせて新品かっていたものです。どうせ5,6千円でしたから。もう今までナイキ、スポルディング、アシックス、ニューバランスなど何でも履きましたね。アシックスが「ぺったら」とかいう、ウォーキング出していたこともありました。最近はこういう靴もスーパーで売っていますね。
 でつい最近も、履いていたのがボロクなって、西友に買いに行ったのです。3900円のものがサイズ合わなくて、4900円にいいものあったんですね。で店員と話していると、「2割引きに勉強しますから、4900円かっても、4100円くらいですから、3900円と同じくらいにしましょう。どうですか」とセールスするんですよ。しかもスーパーの店員にしては珍しいくらいにお爺さんなんですね。スーパーの普通の店内で、正札と違ってこんな値引きされたの初めてです。なんかバッタ屋みたいですが、でも安くなるならこれ歓迎。西友も倒産しそうだというし、しかも営業毎日夜10時までだし、しかも店員さんどっかの靴屋さんのオジサンが、廃業に伴ってここに来たみたいだし、これすべてデフレの影響かなあと、歓迎しましたが。で結局、2割引のシールくれて、それ持ってレジでカードで清算しましたね。履いていた靴はいらないと、置いてきました。買ったのその場で履いてきたわけです。時代はどんどん住みやすくなっているような、異様な感じ。

7・4(金)呆れるほどの海好きオヤジ
 堀江謙一がまた太平洋横断にいくんだってさ。今64歳、実行するのは66歳のときで、またサントリーがスポンサーだと。前はね、あの人の冒険は何か脂ぎっているし、肝心なところでサポート受けて、インチキ冒険だとヨット仲間もいっていました。太平洋から西宮に入るところが難しいのに、それいつも曳航されてエベレスト登頂寸前で引き返して、初登頂だと言ってるのと同じといっていた女性の海洋ジャーナリストもいましたよ。それに冒険家とはいっても、普段はBMW乗っている人ですよ。私も若い頃には堀江さんには違和感ありましたね。
 でもあの年でまだ太平洋にでるというのは、そりゃ半年も寂しい生活が続くし、しかもそれが好きで、陸にいても海で一人ぼっちが恋しくなるとするならば、やっぱり本当に海好きおじさんなのかなあと感心しますよ。引退だってできるのに、道楽の海に出るのに、上手にお金集めてそれで楽しんでいる、ま立派かなあと思えるようになりました。
 スキーの三浦さんも同じような人ですが、この人はデリカシーがありません。いまどきにエベレストは500万円で登頂できるし、ちょっとした冒険海外旅行、ヒマラヤの尾瀬なのに、さもシロウトだましのように大業しましたというのが、アホらしいですよ。まるでワイドショーレベル。どうして素直に、「年寄りの道楽でした」といえんかねえ。がさつな育ちが邪魔するんでしょうか。僕らのギャモン仲間のロッキー青木のように、気球で太平洋横断しても「おう、ありゃおもしろかったよ」と素直にいえてしまうオジサンのほうに、共感ありますよ。
 植村さんにしても、晩年の冒険はもはや冒険ではなくて、スポンサーにおだてられて仕方なく出かけていたと、当時朝日新聞の武田記者などが、遭難分析してました。
 15年くらい前でしたか、当時の地平線クラブの大賞冒険に、わずかに15メートルのヨットで南極の昭和基地に氷付けの船で遊びに行った人がいましたが、こんなのこそ命がけの冒険だと共感しましたが。でも今では北極でもカナダからサポートされているし、それが冒険サポート会社だというし、もう冒険ありません。ただね好きなことお金貯めて上手にやっている人は、そりゃ幸せですよ。何でもかんでも自分の冒険商品化する姿勢は、もう今の時代にそぐわないですよ。どっかで冒険にウソあるといやですね。堀江のまた太平洋には、もう呆れるというか、もうこれで命落としても本望かなあと思ってしまいますよ。