第7試合
村上一成(世界格闘技連盟/日本) VS 佐竹雅昭(怪獣王国/日本)
絶対に負けられなかったこの試合。相手は総合に転向したばかりの佐竹。PRIDE.1の開幕試合でPRIDEの歴史の幕開けをしている村上。UFOでさらなる成長を遂げている村上だけに、どう考えても敗れる要因は見つからない。村上が佐竹に不覚を取ることは許されない!!
なんたることか・・・村上は佐竹のマウントパンチでレフェリーストップ負け。タップはしてないが、レフェリーが止めたのは当然。前の試合でボブチャンチン×エンセン戦はなぜ止めなかった?という思いがあっただけに、村上が抵抗をなくした時点でもうダメだ。
村上は序盤に完全な形でマウントポジションを奪った。村上も呼吸を整えるかのように、次への移行を慎重にしていたが、アームロックを外されてしまったのが誤算。結果として、この時極められなかったのが敗因だった。勝ちにいってて負けた。あまりに重い敗戦だ。
今回の敗北は痛すぎる。新日で飯塚に負けるのとは意味合いが全く違うからだ。相手が佐竹だったというのが何より重要だ。総合に転向したばかりの佐竹に負けるとは夢にも思わなかった。おそらく、この日の出場選手の中で村上は誰にも勝てないんじゃないか?と僕的に思ってしまった・・・。僕はホントに凄いショックで、茫然自失でした・・・・
セコンドの小川が佐竹に詰め寄ったのも頂けない。これで次回のPRIDEで小川×佐竹なんてことになったら最悪だ。ま、それはないと思うけど・・・。小川は黙って帰るべきだったんだよ・・・。PRIDEに上がる意志がない選手が、PRIDEに出場している選手にケチつける資格はないよ。
ちょっと小川&村上には厳しい見方してるかもしれないけど、僕は正直にそう思いましたよ。うん・・・
痛いな・・・実に痛い・・・この敗北は。先が見えないや・・・
1R6分58秒
レフェリーストップで佐竹勝利
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