CDレビュー

1、ジャズ、フュージョン

2、声優、アニメ、ゲーム

3、(ハード)ロック、プログレ、ソウル

4、J-POP

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はじめに

 自分のホームページをつくるまえは、「CDレビュー」というネタ自体は結構「ありきたりのネタ」という印象があったのでこういうネタは作らないようにしようと思っていたのだが、アーティストの情報を得ようと検索をかけたときに個人のホームページでそのアーティストのCDレビューや評論が載っているのを見て、結構参考になったりした。このホームページを見てくれた人が今後CDを購入するうえでの参考になれば幸いです。ただし、掲載する内容は全て私自身の独断と偏見によるものであることを御了承いただきたい。CDだけで言えば単純計算で300タイトル以上持っているので全部書くといつになることやら・・・?

 改めてレビューを書いていると、自分の文章の表現力の無さがわかる・・・。もっとも音を文章で表現しようということが難しいことであるが・・・。(文章中の人物は全て敬称略)
 ここ最近(2001年9月現在)は買っても「一回聞いて終わり」というCDが多くなっているので、文章力の無さに加えて聞き込みが足らないという現象があるから、ロクなレビューになっていない。

1、ジャズ、フュージョン
 現在自分が一番好きなジャンルである。楽器を弾いている人であればこのテのジャンルを聞いて何も感じないひとはいないはず。楽器を弾いていない人からすればなかなかとっつきにくいジャンルであり、「ミュージシャンのための音楽」といってもよいだろう。

 鳥山 雄司「TRANSFUSION」
 大晦日の日にほぼ衝動買いで購入。とは言え内容自体は一度大学時代に聞いたことがあったので、いつ購入しようか迷っていただけのこと。鳥山雄司本人はギタリストではあるがあくまでフュージョンであるため、T-スクエア等に近い内容。アドリブではなくメロディやアンサンブルを重視する人にはお勧め。

 Michel Camilo「Michel Camilo」
 ピアノトリオ。デイブウェックル等が参加しているのでなかなかテクニック指向な曲が多い。他のアルバムでは「On fire」、「RENDEZVOUS」等がある

 GREG MATHIESON PROJECT「THE BAKED POTATO SUPER LIVE!」
 キーボーディストであるグレッグマティソンがライブハウス「ベイクドポテト」で行ったセッションライブ。今は亡きジェフ・ポーカロの最高の演奏とされている。曲調はロック。テンションの高さは何度聞いても落ちない。個人的には名アルバムのうちの一枚。

 須籐 満「Favor of My Friends」
 ベーシスト、須藤 満のソロアルバム。ライブ録りではあるが、スタジオ録りでもおかしくない出来だと思う。4曲目「届かない電話<消えた花嫁の謎>」のラストの「泣きのギター」は生で聞いてみたかった・・・。

 DIMENSION「FIFTH DIMENSION」
 DIMENSIONの6枚目のアルバム(「5番目」だけど6枚目)。初めて買ったのがこのアルバムだが、1曲目の「Break Out」でブッ飛びました。サークル時代の先輩に聞かせたところ、「酔いが覚めた」とのこと。

 Acoustic Progressive Jazz「Acoustic Progressive Jazz」
 水野正敏の首謀による(ジャズライフ2001年1月号より)ユニット、Acoustic Progressive Jazzのファーストアルバム。内容はピアノトリオ。「3×3」や初期の「PONTA BOX」でもわかるように、非常に「水野色」が濃い曲になっている。

 Dave WecKl「HEADS UP」
 デイブ・ウェックルのセカンドアルバム。ファーストアルバムの「Master Plan」が豪華メンバーだったのでこじんまりした感じではあるが、個人的にはこちらの方がファーストアルバムではないかと思う。3曲目の「TABOO」のジョン・パティトゥッチのベースソロは必聴。9曲目の「TRIGGERHAPPY」はオーバーダビング無しというところがさすがといったところか。

 野呂 一生「UNDER THE SKY」
 本人も言っているとおり、「自分らしさ」(=カシオペアではない)が出ている。野呂=カシオペアという部分が見えない部分が逆にソロアルバムとして良い部分になっていると思う。フレットレスギターもたまには良いものだ。

 櫻井 哲夫「GENTLE HEARTS」
 ギターにグレック・ハウ、ドラムにデニス・チェンバースが参加したアルバム。アドリブ色が強い曲ばかりの印象を受けた。テクニックが素晴らしいのはわかるのだが・・・。前作の「21世紀の扉」ほどのバラエティさがない。ギタートリオだからしょうがないか・・・。

 本田 雅人「What is Fusion」
 私が見たのはDVDのほう(VISUAL EDITIONというやつ)CDも出ているらしい。テクニカルな曲が多くて見ているほうは楽しめるが、演奏する側はしんどいだろう。これを見てふと思ったのが、私が好きなのは「本田雅人が演奏しているバンド」であって「T-SQUARE」ではなかったのではないかと。

 溝口 肇「Angel」
 一応ジャンル分けとしてはここに入っているが、ジャスほどアドリブや高度な演奏テクニックはない(演奏レベルは高いが)。歌が入っていないのでここにいれてある。この人の演奏を意識し始めたのは「人狼」というアニメのBGMからだが、ここ最近の自分が聴く音楽の幅広さを実感する一枚。よくよく見るとクレジットに菅野よう子が載っているではないか。

 西村 由紀江「風が生まれる瞬間」
 ほぼ衝動買い。ピアノソロアルバム。「イージーリスニング」という棚に置いてあった。ジャスほどアドリブや高度な演奏テクニックはないという点では上記の「Angel」と一緒。そういう意味ではちょっと物足りなかったな・・・。

 水野 正敏「電気Standard Jazz」
 ウッドベースではなくフレットレスのエレキベースを使用してのピアノトリオ。ジャズを勉強する人にはいいのか・・・?派手な演奏ではない。でもやっていることはレベルが高い。言うまでもないが。

 Mathieson,Laboliel,Landou&Colaiuta「Live at the Baked Potato 2000」
 ライブハウス「ベイクドポテト」で2000年の6月と7月に行ったセッションライブ。メンバーも演奏もすごいが、やっぱりジェフ・ポーカロが演奏したときのものと比べてしまうぶんだけ、インパクトが無くなってしまう・・・。2枚組。

 John Patitucci「COMMUNION」
 6弦ベーズでアドリブソロを弾きまくっているのもいいが、ウッドベースでじっくり聞かせるのもいいものだなぁ、と思わせる1枚。派手じゃないが、こういう落ち着いた曲の方が演奏するのが難しいんだろうな・・・。

 菅沼 孝三「KOZO」
 ソロアルバム(のはず)。1曲目を聞いて渡辺 香津美の「RESONANCE VOX」を思い出してしまった。相変わらず叩きまくっているなぁ、とつくづく思う。

 Michel Camilo「Concerto for Piano and Orchestra」
 ミッシェルカミロの曲をオーケストラアレンジにしたアルバム。ピアノトリオのアレンジとは一味違ったものがある。細かいところでピアノがすさまじい。

 竹中 俊二「TIRON3」
 1枚目のアルバムなのに何故か「3」。2枚目は「2」、3枚目は「1」にするそうな。ドラムではなくパーカッションになっているので、全体的にゆったりとして印象になっている。

 西脇 辰弥「Sound Of Gravity」
 個人的には「当たり」アルバム。ハーモニカが多く使用されている。3曲目まで聞いていると、ここ最近言われる「癒し系」かと思ったら4曲目でジャジーな曲が出てきたり、ボーカルが入っている曲が出てきたり。バラエティに富んでいる。

 Niacin「TIME CRUNCH」
 ビリー・シーン、ジョン・ノベロ、デニス・チェンバースというトリオの4枚目のアルバム。1曲目からブッ飛んでいる。やっぱりオルガンという楽器の表現力はすごいなぁ、と思う。Niacinはライブビデオ(DVD)が出ているが、映像で見るともっとすごい。

 本田 雅人「Cross Hearts」
 通算何枚目かは数えていないけどソロアルバム。角松敏生が何曲か参加している。ここ最近(このレビューを書いている時点)はフュージョンと言えるアルバムが少なくなってきているが、まだまだ捨てたもんじゃないなと思わせる1枚。T-SQUAREも本田雅人がいてこそ聞いていたんだなぁ、と再び実感した。

 DIMENSION「15TH DIMENSION "Into a new world"」
 DIMENSIONの16枚目のアルバム。ここ最近のアルバムはリズム隊が打ち込みになっている曲が多いが、これも時代の流れかな、としみじみ思ってしまう・・・。個人的には生演奏の方が好きなんだが。

 本田 雅人、塩谷 哲、青木 智仁、沼澤 尚「FOUR of a KIND」
 上記4人のユニット。さらっと聞けてしまうのだが、よくよく聞いていると演奏技術的には難しいことをやっているのはさすがというところ。逆にさらっと聞けてしまった分だけ物足りなさが残ってしまう・・・。

 Michel Camilo「TRIANGULO」
 雑誌のレビューなどを見ると「ラテンジャズ」と書いてあるが、個人的にはよくわからない。まだまだ勉強不足ということか?落ち着いた感じの曲が多い。決して単純な曲ではないが。

 Michel Camilo「Suntan」
 衝動買い。よくよく見ると作曲でジャコパストリアスの名前が・・・。1992年の作品なので、どっちかというと最近のよう「にしっとり聞ける」というよりは「弾きまくっいる」という言い方が良いだろう。たまにはこういうトリオ物も良いものだ。

 Michel Camilo「Why Not?」
 衝動買い。サックスやパーカッションが入っているのでピアノトリオの時よりも音に厚みが増している(当たり前だが)。しかし、この部分を差し引いても前述の「TRIANGULO」と比べると演奏に躍動感が感じられる気がする。10年も経てば演奏そのものも変わるか?と時の流れを感じてしまった一枚だった。

 MaoChica「MICAN」
 衝動買い。小林信吾と友成好宏のユニット(?)。ピアノデュオになっていて「テクニックの応酬」と言うものではないが、聞いていて気持ちが良い。アドリブばかりというものでもないのでジャズを聴いていない人でもすんなり聞けるだろう。

 Tribal Tech「Reality Check」
 衝動買い。「10年くらい前のフュージョン」の代表格ともいえるような内容という印象を受けた。1995年発売らしいが、今聞いてもインパクトがないのは自分の中での好みが以前と違ってきているからだろうな。

 Dave Weckl BAND「PERPETUAL MOTION」
 ドラマー デイブウェックルがリーダーとなったバンド。以前はソロアルバムとして出していたが、現在は「Dave Weckl BAND」という名でアルバムを出している。一昔前のフュージョンサウンドを思い出させる。ファーストアルバムの「Master Plan」と比較するとドラミングが変わっているが、個人的には昔のほうが好み。

 M's Feat. Masahiro Sayama「Floatin` Time」
 佐山雅弘、小井政都志、大坂昌彦のピアノトリオ。オリジナルあり、スタンダードあり、曲自体も単純に進行するだけではなく、テンポが変わったり、拍子が変わったり、なかなかバラエティに富んだ内容(だったはず。1、2回しか聞いていないため結構うる覚え)。

 野呂 一生「Light Up」
 前作「UNDER THE SKY」に引き続きフレットレスギターを使用したアレンジ。メンバーが替わっていることを差し引いてもカシオペアではない野呂一生(ぱっと聞くとカシオペアっぽく聞こえるが)の曲が堪能出来る。

 大高 清美「Paragraph」
 オルガニスト大高清美の4枚目のアルバム。ドラムにKENSOの村石雅行を迎え、プログレっぽくまとめたアルバム。初めてこの人のアルバムを聞いたが、オルガンはこんなに表現力の高い楽器なんだと再認識した1枚。ドラムも素晴らしい。

 大高 清美「Out of Sight」
 サードアルバム。ドラムにDave Wecklが参加。フュージョンっぽいアレンジの曲が目立つ。上記の「Paragraph」と比較した時に、リズム隊が変わると曲のイメージがガラッと変わるんだということを再認識した1枚。

 Dennis Chambers「Outbreak」
 セカンドソロアルバム。前作と比較するとブラスセクションのアレンジか印象的。ソロアルバムだからといってドラムソロの目立つアレンジになっているわけではないのですっと聞けるだろう。個人的にはファーストアルバムよりはこっちのほうが好み。

 FRAGILE「斬」
 ギタートリオの編成なのだが、ギター色が強いので曲調はロックっぽくなっているもののテクニカルな部分が多いのでさらっと聞くにはちょっと難しい。Tribal Techのような印象を受けた。

 Greg Mathieson, Abraham Laboriel「Laboriel Mathieson」
 ピアノとベースのデュオ。ドラムが無いので物足りなさを感じてしまうのは私だけだろうか?こういうアレンジもあるのだという勉強になる1枚。演奏レベルは買い。

 松本圭司「Life」
 ファーストアルバム。演奏レベルが高いのはわかるのだが曲の進行の「起伏」が無い印象がありさらっと聞き流してしまう。もったいない・・・。

CASIOPEA
 自分の中でかなり影響を受けたグループのひとつ。かなりのアルバムを出しているのでどれを買ったらいいか迷う人も多いはず。

 CASIOPEA「FULL COLORS」
 初めて買ったスタジオ録りのアルバム。6曲目の「AKAPPACHI-ISM」でナルチョがハジけている。10年経っても新鮮に聞こえるのはさすがというところか。

 CASIOPEA「MINT JAMS」
 20年近くも前の作品なので、音自体は「その当時」の音であるが、これでライブ録りであるというところがすごい。数あるカシオペアのアルバムの中で名作と言えるアルバム。1曲目の「TAKE ME」はいつでも弾けるように練習しているが、最近は練習不足がたたっている。

 CASIOPEA「ACTIVE」
 前作の「FULL COLORS」から比べると、タイトル通りの内容でない一枚。この後ドラマーの日山が脱退してしまうわけだが、今にして思うと、その辺の事情が作品の内容に反映されているような気が・・・。

 CASIOPEA「CASIOPEA PERFECT LIVE」
 10周年記念ライブ。これはアルバムよりもビデオやDVDで見たほうがよい。演奏だけでもいいのだが、映像も一緒に見たほうが迫力満点。

 CASIOPEA「MATERIAL」
 全部の曲がギターが歪んでいない。その分派手さが無くなってはいるが、決して地味ではない。1曲目の「FREAK JACK」はなかなかカッコイイ。

 CASIOPEA「be」
 結成20周年目のアルバム。一曲一曲もいいのだが、全体を通して音がまとまっているように思える。アルバムとしては好みである。

 CASIOPEA「Freshness」
 なぜかこのアルバムはMDにダビングしなかった。8、9曲目あたりは他の曲と比べて印象が違って面白いのだが、やはり「可もなく不可もなく」というのを自分が直感で感じ取ってしまったからか?

 CASIOPEA「Hearty Notes」
 全曲アコースティック楽器で演奏されている一枚。曲なんて楽器の数が少なくても演奏だけでどうにでもなるということがよくわかる。

 CASIOPEA「20th」
 20周年記念ライブ。ライブというよりは「お祭り」といったほうがよいかも。これもビデオやDVDで見たほうがよい。

 CASIOPEA「Asian Dreamer」
 昔の曲を新しく演奏し直したアルバム。カシオペアの中でもメジャーな曲が多いので、「昔どんな曲があったか」というのを手っ取り早く聞くにはいい。

 CASIOPEA「DRAMATIC」
 ドラマーが新しく熊谷になってからの初めてのアルバム。2曲目の「FLY TO THE SUN」のドラムソロではなかなか期待できるかと思ったが、アルバム「Flowers」で結局脱退してしまった。11曲目の「ORIENTAL SPIRITS」では、曲名通りオリエンタルな感じが出ているので良い。

 CASIOPEA「Flowers」
 ドラマー熊谷が最後に参加したアルバム。ビデオでレコーディング風景を収めた「Detail of Flowers」と一緒に見るといい。野呂一生本人も言っている通り、「TRANCE EVOLUTION」はなかなかの傑作。

 CASIOPEA「ANSWERS」
 アルバムのジャケットの通り、夏をイメージしたような内容の一枚。ちょうどT-SQUAREが「夏の惑星」を出したときだったので、対抗したのか?5曲目の「PREVIOUS MATTERS」は個人的に好み。

 CASIOPEA「The Party (AUDIO STACK)」
 神保、櫻井が抜けて、ナルチョ、日山が入って初めてのアルバム。音と映像一発録りというところが素晴らしい。これもビデオやDVDでみたほうがいい。

 CASIOPEA「Bitter Sweet」
 全体としてサラッと聞けるが、よくよく聞いていると難しいことをやっているところがすごい。ドラムにエフェクトが一切かかっていないのも興味深い。

 CASIOPEA「Light and Shadows」
 サポートドラマーとして神保が戻ってきた。まだこの時点では「正式サポート」ではないが。全体としてはおとなしめの内容。やっていることがすごいのは相変わらず。

 CASIOPEA「Eyes Of The Mind」
 このころのカシオペアって同じ曲をアレンジを変えてのっけているアルバムが多かったような・・・。アレンジを勉強している人はいいのかも知れないけど。

 CASIOPEA「THE SOUNDGRAPHY」
 1曲目の「THE SOUNDGRAPHY」を除いてすべて今までの曲。早い話がベストアルバム。今でも1曲目がマクセルのCM(だったはず)に使われているのをおぼろげながら憶えている。

 CASIOPEA「WE WANT MORE」
 ライブビデオ「MADE IN MELBOURNE」で収録されなかった曲の入っているアルバム。この頃からメドレーをやっていたのか。

 CASIOPEA「MAIN GATE」
 前作の「Bitter Sweet」が渋くまとまっていたのに対して、全体に「さわやか路線」というか、賑やかな一枚。9曲目「CORONA」のラテンっぽい曲が好き。

T-SQUARE
 カシオペアと並ぶかなり有名なグループ。

 T-SQUARE「BRAZIL」
 ユニット形態(安藤&伊東コンビ)になって2枚目のアルバム。一昔前のスクエアが戻ってきたという印象は前回の「FRIENDSHIP」と同様。2曲目を聞いたときにチックコリアの「スペイン」を思い出してしまったのは私だけ?

 T-SQUARE「NewRoad,OldWay」
 ユニット形態になって3枚目のアルバム。良くも悪くも「やっぱりスクエア」。アルバム全体を通してそつなくこなしてしまってるという印象がある。良くいえば「まとまっている」し、悪くいえば「勢いがない」。自分の中でこういうジャンルに対する熱が冷めてきているのか?

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2、声優、アニメ、ゲーム

 このテのジャンルは俗に「オタク」と呼ばれている人が聞いているという印象があるだろう。しかし、私からすれば、ある意味J-POPよりもレベルが高い音楽と思っている。  声優は職業柄、発声がしっかりしているので、音程がしっかりとれていればいいボーカリストになりうる。更に、声優さんは役柄に応じていくつか声の種類を変えられる(=音色が変わる)ので、聞いていてなかなか面白い。
 バックの演奏に関しては、いいアレンジャーがしっかりした演奏を作っていたり、有名なスタジオミュージシャンが参加して「いい仕事」をしていたりするのでなかなかあなどれない。
 ただし、歌が下手なうえに伴奏も「コテコテ」だったりすると大失敗する可能性が非常に高いので注意が必要である。

 野田 順子「FLY AWAY」
 「ときめきメモリアル2」で声優をやっている人(らしい。わたしはこのゲームをやったことが無いので知らないが)のファーストアルバム。さすがコナミレーベルだけあって歌もしっかりしているし、演奏やアレンジも良い。

 金月 真美「ときめき」
 言わずと知れた「藤崎誌織」役の人のファーストアルバム。他のアルバムの「サマーブレイク」や「ハイビスカス」もいいが、このアルバムの2曲目「BI・NE・TSU」はベースを始めようと思った曲のうちのひとつ。ちなみにこの曲のベーシストはバカボン鈴木。

 坂本 真綾「Hotchpotch」
 このアルバム自体はシングルで発売されたものだけを集めたもの。菅野よう子のアレンジとボーカルとのバランスが良い。

 奥井 雅美「Ma-KING」
 奥井雅美自身は声優ではないが、アニメの主題歌をよく歌っている。アルバムの中でもシングルで出ている曲が多いのでアルバム全体としてはまとまりに欠けるが、歌唱力自体はしっかりしている。このアルバムは今まで出た中で一番「アルバムとしてのまとまりがある」と個人的に思っている一枚。

 坂本 真綾「LUCY」  サードアルバム。ファーストアルバム「Grapefruit」、セカンドアルバム「DIVE」から比べるとボーカリストとして安定してきているような気がする。やはりベースがしっかりしていると曲のレベルが上がると再確認できる一枚。

 林原 めぐみ「SPHERE」
 声優というジャンルの可能性を自分に教えてくれた一枚。1曲目の「Until Strawberry Sherbet」は声優ならではというところ。曲自体はブルースコード進行のなのだが。12曲目の「be Natural」は打ち込みではないアレンジで聞いてみたいところ。

 林原 めぐみ「Iravati」
 演奏のレベルにボーカルの歌唱力がついていかなくなってしまったと判断せざるを得ない一枚。上記の「SPHERE」がよく出来ていると感じてしまったのは何故?と感じてしまう。

 国府田 マリ子「なんでだってば!?」
 7曲目の「ひとり暮らしブギ」になぜかはまってしまった。演奏はコナミレーベルだけあってしっかりしている。でも1曲目のアタマから音程をはずしてる部分は、久々に聞いたときにはむかっ腹がたった。

 堀江 由衣「水たまりに映るセカイ」
 1曲目のバイオリンのアレンジが好き。個人的に、声の出し方的なところはもうちょっとガンバつてほしいところ。「もう一味ほしい」という感じ。悪くはないのだが。

 新居 昭乃「鉱石ラジオ」
 この人、CDは「声優」に置いてあるけど、声優じゃないよなぁ?奥井雅美とおんなじでアニメ系の曲を歌っているだけだよなぁ?キーボードマガジン(2001年6月号)によるとコンセプトアルバムだそうで。個人的には好き。

 国府田 マリ子「あいたくて」
 衝動買い。バックの演奏はしっかりしているのだが、全体を通して曲が全部同じように聞こえちゃうのはなぜだろう?曲のテンポが同じような曲ばっかりだからか。

 林 克洋「DeviceReign」
 ゲーム「DeviceReign」のサウンドトラック。このゲーム自体はやったことが無い。なぜ買ったかというと、坂本真綾が「Teens」という曲でボーカルをやっているからだ。菅野よう子がからんでいない曲もまた違う味がある。

 坂本 真綾「イージーリスニング」
 ミニアルバム。曲は菅野よう子が担当しているので、アレンジが違っていても「やっぱりな」という感じ。7曲入っているのでお買い得か。

 奥井 雅美「DEVOTION」
 良くも悪くも「いつもどおり」というのが第一印象。聞いている途中で「あ、ビリー・シーンだ」と一発で分かった部分があるくらいか。1曲目の頭から音程を外しているところにはさすがにがっかりする。

 菅野 よう子「COWBOY BEBOP」「COWBOY BEBOP No Disc」「COWBOY BEBOP BLUE」「COWBOY BEBOP Vitaminless」
 アニメ「COWBOY BEBOP」のサウンドトラック。「Vitaminless」はミニアルバム。サウンドトラックにしておくには惜しいアルバム達である。演奏している「シートベルツ」というバンドはこのサウンドトラックを作成するために結成したバンドだそうで、劇場版のサウンドトラックが最後の仕事とか。じつにもったいない。全体の曲の印象はジャズ・フュージョンの項目に書いてもいいくらいの内容。ここ最近の「当たり」アルバムのひとつ。

 SEAT BELTS「COWBOY BEBOP Knocking on heaven's door O.S.T FUTURE BLUSE」
 劇場用アニメ「COWBOY BEBOP Knocking on heaven's door」のサウンドトラック。アルバム自体は劇場公開前から買っていたのだが、映画館に見に行かなかったのでDVDとして発売されるまで聞くのを待っていたという状態。ヘタに邦楽のアルバムを買うよりはこれのほうが個人的にははるかにマシ。

 野田 順子「Tough but Tender」
 セカンドアルバム。9曲目が好き。前回のアルバムでも5曲目を作っていた人がアレンジを担当しているので今後はこの人のアレンジはチェックだな・・・。

 堀江 由衣「黒猫と月気球をめぐる冒険」
 セカンドアルバム。最近は「いい演奏してるな」って思ってクレジットを見ると打ち込みだったりする。それだけ打ち込みの技術が上がっていると同時に生演奏が減っている。素直に喜べない。一人で何でも出来る人が重宝されるのだろうなぁ・・・。

 金月 真美「Love Clue」
 ミュージシャンのクレジットが今まで聞いたことが無いような人(聞いたことがあっても忘れちゃったか?)ばかりなので今までの曲調からガラッと変わったような。それでもボーカルが入っただけで「あぁ、金月サウンド」と思わせるだけの曲になっているのは、ボーカリストとしての存在感の高さか?

 水樹 奈々「supersonic girl nana mizuki」
 衝動買い。「小室チック」な曲があったり、奥井雅美が曲作りに参加していたりと、アルバムとしてのまとまりに欠けているような内容。曲調がバラバラなのでボーカルとしてのキャラクターが固まっていないのか?

 桑島 法子「Flores〜死者への花束」
 ファーストアルバム。以前に「realigi」というアルバムを出しているが、このアルバムが本来のファーストらしい。曲作りに服部克久が参加しているので演奏はしっかりしているのだが、どうもボーカルが浮いてしまっている(というか曲についていけてない)という印象がぬぐいきれない。何故だろう・・・?

 大島 ミチル「ICO〜霧の中の旋律〜」
 ゲームのサントラです。ゲームのキャッチコピーの「この人の手を放さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから。」とグラフィックに魅かれて、すっかりこのゲームにはまってしまいました。サントラと言っても使用されている曲(収録されている曲)は効果音に近い長さと内容。このサントラだけ買うよりはゲームを買ってクリアしてから買ったほうが良いかも。渡辺等も参加している。

 桑島 法子「db/songbook feat.」
 曲作りに服部克久が参加しているファーストアルバムと打って変わった曲調。どっちかというと「realigi」というアルバムの路線に近いか。この人はファーストアルバムでの曲調ではなくこういった曲の方があっていると思う。演奏者のクレジットが入っていないのが残念。

 新居 昭乃「RGB」
 セルフカバー曲などを集めたコレクションアルバム。声質が太くないので曲も全体的にゆったりとしたものが多い。これが逆に物足りなさを感じさせてしまう・・・。1曲目のベースの音がすぐに「渡辺等だ」とわかってしまった。だいぶ渡辺等ファンになったということか・・・。

 奥井 雅美「crossroad」
 編曲者が変わったので今までのアルバムと比較するとだいぶ印象が変わっている。派手さが少なくなったが落ち着いた印象を受ける。個人的にはこういう雰囲気のほうが好み。

 笠原 弘子「さよならがくれたのは」
 中古で購入。前々からこの人のアルバムは聞いてみたいというのはあったがどれを買っていいか迷っていた。偶然置いてあったので買ってみたが、良い買い物だった。アレンジもしっかりしているし、歌もそんなに音程を外していないし。

 堀江 由衣「ほっ」
 キャラクターソングベストアルバムということで、いろいろバラエティがある。演奏者のクレジットが無いのは残念。曲数が多いのでお買い得度は高い。

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3、(ハード)ロック、プログレ 、ソウル  もともと私はギターを弾かなかったので、おおよそロック系は聞かなかったのだが、プログレッシブロックというジャンルはギターの割合が多くても聞いていた。最近(2002年1月)になってギターを始めたので、もっと別の面が開けてくるだろうと思われるジャンル。

 LIQUID TENSION EXPERIMENT「LIQUID TENSION EXPERIMENT 2」
 ドリームシアターのジョン・ペトルーシとマイク・ポートノイ、ジョーダン・ルーデス(アルバム発売時点では未加入)が参加しているアルバム。ドリームシアターの前任キーボード、デレク・シェレニアンを解雇させると言う決断をさせてしまう発端となった。インストであるが、曲調はドリームシアターに近い。

 TOTO「TOTO」
 発売は1978年。TOTOは4枚目のアルバム「TOTO_」で82年度グラミー賞7部門で受賞しているが、個人的にはこのファーストアルバムとなる「TOTO」の方が好き。ここ最近でTOTOの曲をカバーしている人たちがいるらしい(勿論プロの人で)・・・。

 Dream Theater「Images and Words」
 「Dream Theater聞くならこれをきけ」アルバム。他に「METROPOLIS PT2」があるが、コンセプトアルバムなので、あえてこっちを推薦。レベルの高さは「METROPOLIS PT2」の方が上か・・・?

 ROYAL HUNT「Paradox」
 何枚目のアルバムかは不明。ロックは好きだけど、ギターがバリバリというのはどうも・・・という人にはお薦め。時々変拍子が入っているのでちょっとプログレっぽい。

 Jamiroquai「Emergency On Planet Earth」
 アシッドジャズと呼ばれているジャンル。CD屋では「ソウル」の棚に置いてあったりする。一曲目はMDのコマーシャルに使用されていたはず。こういうノリは演奏で再現するのが難しい。演奏はコピーできてもボーカルはコピーするのは技術的に不可能か?

 WHITE SNAKE「サーペンスアルバス」
 自分でも「何でこんなロックの曲を聞くんだ?」というくらいロックである。実際に鍵盤がほとんど入っていないが、聞いていて粗っぽい部分が見えない(というか聞こえない)。でもかっこいいです。

 Dream Theater「METROPOLIS PT2」
 前述の「Images and Words」の5曲目にある「METROPOLIS 」の続編にあたるコンセプトアルバム。2001年5月にライブDVDが発売されているので、初めてドリームシアターを見る人はこっちを買ってみたほうがいいかも。久々のヒットだった。

 Jamiroquai「A funk odyssey」
 7曲目にアコースティックギターのアルペジオのようなアレンジが来るとは、なかなか意表をつかれた。曲調は全く変わっていない。こういう曲のベースも一回やってみたい。でも難しそう・・・。

 ROYAL HUNT「THE MISSON」
 キーボードソロがすごい。フレーズの難しさというよりはとにかく速い。こういうストレートな乗りもいいもんだな。個人的には「Paradox」の時のボーカルの方が好み。

 INCOGNITO「LIFE,STRANGER THAN FICTION」
 衝動買いした通算8枚目に当たるアルバム。ファンク調の曲は変わっていないようだ。ファンク系の曲ってみんなおんなじ用に聞こえてしまうのは何故だろう?テンポとベースラインがおんなじような曲が多いからか・・・。

 Jordan Rudess「FEEDING THE WHEEL」
 ドリームシアターのキーボーディスト、ジョーダン・ルーデスのソロアルバム。私がこのキーボーディストを知ったのはリキッドテンションエクスペリメントから。このアルバムを出す前にもソロアルバムを数枚出しているらしい。歌が入っていないが、とりあえずこっちに分類しとく。テクニックは素晴らしいの一言に尽きる。でも音に迫力を感じないのは私だけだろうか?どうもシンセの音を直接CDに落としたような感じがしてしまう。音質はともかくやっぱりすごい。

 ROYAL HUNT「THE WATCHERS」
 前作「THE MISSON」の予告編にあたる曲の完全バージョンが1曲目に入っている他はライブバージョンだったり新しいバージョンだったり。ファン以外の人が1枚目として買うのは個人的にお薦めしない。

 Dream Theater「SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE」
 2枚組。1枚目はどっちかといえばギター色が強く、2枚目は鍵盤の比率が多くなっている。どうもダラダラと長くなってしまっているのは気のせいだろうか・・・?前作の「METROPOLIS PT2」とどうしても比較してしまう。

KENSO
 2002年4月現在で、自分の中でかなり影響力の大きいグループ。純国産プログレバンド。究極の形の一つだろう。インストであるというだけであれば他にも曲はいくらでもあるし、変拍子の曲といっても他にもいくらでもある。演奏のテクニックにしてももっとすごい曲はいくらでもある。そういったものとは別の何かがある。その何かは今はわからないが、いずれ必ず見つけたい。

 KENSO「76/77」
 これはファンの人以外にはお勧め出来ない。というのも、「天鵞絨症綺譚」のような曲が全く入っていないからである。「プログレ」ではなく「ロック」アルバムである。「KENSOのリーダーが昔はこんな曲を作っていたんだぁ」というのを聞きたい人だけ買って欲しい。

 KENSO「KENSO」
 ファーストアルバム。CDとして再販したものをインターネットで手に入れた。音質としては古いが、まぎれもなくKENSOサウンドである。5曲目の「かごめ」がバカっぽくて良い。ほかの曲と対照的である。ボーカル曲がボーナストラックを含め数曲か入っているが、UK(プログレバンド)っぽく聞こえてしまう。

 KENSO「KENSO II」
 セカンドアルバム。インターネットで購入(「天鵞絨症綺譚ライブ」で買い損ねた)。この内容で自主制作盤というから驚き。「KENSOはここから始まった」といっても過言ではないだろう。

 KENSO「KENSO」
 サードアルバム。ファーストアルバムと名前が一緒であるが、こっちはメジャーレーベルで出したものだとか。ファーストアルバムを「ケンソーファースト」、本アルバムを「ケンソーサード」といって区別している。これもケンソーファーストと同様、CDとして再販したものをインターネットで手に入れた。2曲目の「パワーオブザグローリー」がおすすめ。

 KENSO「SPARTA」
 通算6枚目のアルバム。「夢の丘」や「LIVE '92」に参加したメンバーがそろっているので、「(2002年)現在のサウンド」に近い内容。

 KENSO「夢の丘」
 後述の「LIVE '92」の前に製作されたスタジオ録りのアルバム。後述の 「LIVE '92」の直前に近い時期に制作されただけあって雰囲気も近いものがある。

 KENSO「LIVE '92」
 ライブアルバム。初めてKENSOのアルバムを買ったのがこれ。今は中古CD屋を探さないかぎりは手に入らないだろう。上記「夢の丘」はインターネットで手に入れたもの。後述の「天鵞絨症綺譚」 が「KENSO聞くならこれを聞け」のスタジオ録りアルバムであれば、こちらは「KENSO聞くならこれを聞け」のライブアルバムといったところか。

 KENSO「IN THE WEST」
 6枚目のライブアルバム。リーダー本人曰く、「たまたま録音してあったテープを元に制作」したとか。KENSOはスタジオ録りのアルバムよりもライブアルバムの方が多い。「初めて聞くKENSO」としても間違いないだろう。もっともこのCDが手にはいればの話だが。

 KENSO「esoptron」
 「夢の丘」以来のスタジオ録りのアルバム。 買って初めて聞いた最初の感想は「ギター曲が強くなった」(ギター色の強い曲は興味がなかったので)というものだったのを覚えている。しかしそれも今(2002年4月現在)となっては全く問題なし。むしろ良い傾向だと思う。もっともギター色が強かろうと強くなかろうとKENSOサウンドは健在である。

 KENSO「謙遜愚素」
 25週年ライブの音源。 「秘匿性心象」にもこの近い時期と思われる内容が入っていたが、聞き込みが足りないのか、いまひとつインパクトがないという印象を受ける。

 KENSO「秘匿性心象」
 ライブビデオです。偶然売っていたので買った。8000円した。8000円の割には音質が悪い。画質も良いとは言えない。アマチュアがビデオで録ったのと同じくらいである。でも写っている内容がこの8000円を無駄の無いものにした。素晴らしい。つくづく「生」で見てみたいという気持ちになる。

 KENSO「天鵞絨症綺譚」
 「esoptron」以来のスタジオ録りのアルバム。付録で制作日誌がついてくるということだったのでインターネットで購入。素晴らしい。この一言で充分である。「夢の丘」や「LIVE '92」よりも新しいアルバム(2002年5月22日発売)なので、むしろこれから聞く人はこっちのほうが手に入りやすいだろう。「KENSO聞くならこれを聞け」アルバム。

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4、J−POP  個人的には「楽器弾きが聞いてて面白みが無いジャンル」。良くいえばシンプル、悪くいえば単純な曲が多い。中には出来が良いものもあるが聞いてて「オォッ」というのがあまりない。ボーカル重視というのも楽器弾きには面白みが無い。  どっちかというと演奏テクニックというよりは「曲のアンサンブル」と言うか、まとまりがあるかどうか、というところに重点を置いて聞いている。

 谷村 有美「愛は元気です
 個人的には「谷村有美聞くならこれを聞け」アルバム。1991年に発売されたものだが、今聞いても新鮮である。

 角松 敏生「1988〜1993」
 初めて「角松敏生の曲を聞いた」のは、JIMSAKUの「Dispensation」になるが、曲のプロデュースを担当していただけあって曲調がよく出ていたし、個人的に好きになった。これはアルバムのタイトル通り1988年から1993年までのベスト盤。2枚組なので、「角松敏生の音を聞いてみたい」人にはお薦めか?

 小林 直「NAVY」
 きっかけはキーボードマガジンの記事から。試しに買ったファーストシングル「たくさんのキス」ではまりました。アルバムにも入っていますが、「たくさんのキス」のラストはいいです。この人の声を聞いて斉藤由貴(こんな字だったかな?)を思いだすのは私だけ?

 TM Network「Major Turn-Round」
 再結成したTMのファーストアルバム(?)。キーボードマガジンの記事で「プログレ風」って書いてあったので購入してみたら、期待していたほどの「プログレ度」はなかった。やはり土台は小室哲哉、KENSOと同レベルの内容を期待するだけ無理があるか・・・。

 谷村 有美「With My Pleasure!」
 やっと復活しました。1曲目の「おまたせ」と言う言葉で充分である。昔と変わらないサウンドはホッとする。

 角松 敏生「INCANATIO」
 角松サウンドに民族楽器の音がうまく溶け込んだ1枚。アレンジのレベルの高さは相変わらず。曲調も楽器に合わせてゆったりめなものが多い印象を受ける。

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