[8月13日]
〔評価不能〕

　Ｊリーグ再開後はじめてスタジアムに観戦に行ったたっどですが、皆様はいかにお過ごしでしょうか？今年のレイソルの生観戦はナビスコを含め負けなし(５勝１分け)だったのですが、その記録も途絶えてしまいました。
　ここまで７連敗中と、過去最悪の記録を更新しているレイソルですが、正直言って昇格後の最下位を知っている身としては、言うほど悪くはないと思っていました。ただ、これまで生で観戦していたわけでもありませんので、本当に悪いのか、悪いならどこまで悪いのか気にはなっていました。気がついたらペリマンは解任されていましたが、そう簡単にチームは変わらないと思っていました。オフィシャルＨＰの"Reysol Cafe"の中で「池谷コーチに特に力を入れて、守備面を見てもらっているのですが、」という一文が印象に残っているからでしょうか？(2/27の記事です)ペリマン監督から池谷監督に代わったわけですが、守備面の指導者が代わらなければ失点は減らないと思います。
　ただし、先日の千葉ダービーを見て期待や失望を表明するのはどうかと思います。なぜならば、審判が過去見ないほどのいい加減なジャッジをしていたからです。レイソル関係のジャッジで言うと松崎審判以下の最低のジャッジでした(あえて断言します)。試合を通じて９枚のイエローカードがでましたが、中西に対する２枚くらいしかイエローに値するとは思えませんでした(その２つのファウルも、席から遠かったのでイエローがでるようなプレイではないかもしれません)。北嶋の２枚のイエローについての説明はしてほしいです(ついでですが、櫛野の遅延行為も理解できません)。選手以上にナーバスになる主審などいりません。とっととポルトガルに帰ってください。
　また、バックライン側の副審のジャッジもひどいものでした。私の目の前がちょうどオフサイドラインとなるケースが多く、目の前に副審がよくいたのですが、オフサイドの基準がブレすぎです。あからさまなオフサイドも何件かありましたが、取るべきオフサイドをとらず、オフサイドでないパターンで旗を上げるのは止めてください。選手以上に観客にストレスがたまります。まあ、崔龍洙を囮にして大柴が２列目から飛び出すＪＥＦの方がオフサイドを上手く使う点では確かに１枚上手ではありました。
　上記のような理由もあり、今回の試合では評価は難しいです。ただし、問題点は何点かはあると思います。前半は以下のようなフォーメーションでした。
------北嶋------
-玉田-大野-砂川-
---参拝--明神--- ※参拝：サンパイオ
平山-森川-毅-薩川
-------南--------
　前半は平山のサイドが破られ(PKは平山が崔を押したプレーによります)ていましたが、まずまずだったと思います。問題は攻撃面で、玉田と砂川は単独での突破は見せますが、コンビネーションでの崩しはありませんでした。平山と光輝がひたすらクロスを上げる方が相手チームからすると怖いと思います。
　後半に入ると、相手が１人少ないこともあり、３バックに変更します。
-----黄--北嶋---
-玉田-大野-光輝-
---参拝--明神--- ※参拝：サンパイオ
-薩川-森川--毅--
-------南-------
　注目は最終ラインです。個人的には、サイドバックの平山を前に上げるような変則４バックを期待していたのですが、従来型の３バックに戻ってしまいました。しかも、北嶋が退場になったことで、数的有利も消えてしまいます。この後、再三カウンターをくらいますが、そのほとんどが村井・大柴による、渡辺毅の裏のスペース狙いだったことは注目に値します。薩川では裏に抜かれても追いつかれてしまいますから(笑)。そして、これは昨年からのレイソルの失点パターンの１つのはずです。この守備の修正には、やり方をそもそも変えるか、ＳＷに洪明甫なみの選手を連れてくるかしかないと思っています。
　とにかく、こんなに審判がひどいと、何が悪いのかさっぱり分からなくなります。
かといって、次節のジュビロ戦ではレベルが違いすぎて何が悪いのかさっぱり分からない可能性は高いですが。

(敬称略)