丸山獅子舞保存会 400周年記念 (2017年5月3日)

町田市無形民俗文化財に指定されている、丸山獅子舞の奉納400周年式典が諏訪神社境内で執り行われ、坂下囃子連も出演させて頂きました。
丸山獅子舞は、元和3年(1617年)長巌法院が相原の諏訪神社再興を図ったとき、村人が五穀豊穣・氏子安泰を祈って奉納したのが始まりとされていて、現在まで脈々と受け継がれています。
この獅子舞は、「花がかり」といい二頭の雄獅子と一頭の雌獅子そして仙人(ささら)で舞うもので、牡丹の花がいっぱい咲いている平和な里で、ある時雌獅子が霞の立ちのぼる牡丹の花の中に隠れたため、一頭の雄獅子が独占したものと、互いに争いを始めたため、仙人(ささら)はあれこれと解決すべく走り回り、やがて風が霞を吹き払う。
(舞台では、スモークで表現されていました)
雌獅子が現れ互いの誤解もとけて、また仲良く舞うという内容とのことです。
毎年八月の諏訪神社例大祭で、神社境内で獅子舞が奉納されていますが、囃子連関係者は山車の巡行中で、この獅子舞を見ることが出来ません。
今日は短時間ではあったものの、見ることが出来て良かったです。




境内に仮設舞台を造っての式典最初は若手の獅子舞


坂下囃子連①坂下囃子連②


坂下囃子連③
最後は熟年(?)の獅子舞