坂下はやし連の大胴は、昭和52年(1977年)に、東京浅草の老舗宮本卯之助商店で購入され、41年使用していましたが、会館の雨漏りで皮を濡らしてしまったため、皮の張替えをしました。 坂下はやし連の大胴は馬皮とのことで、お店の方が良い音が出ているのでもったいないですねと言われ、今回は濡れてしまった片面だけ張替えをすることにしました。 宮本卯之助商店作業所での様子を残しておきます。(次回の張替えのために) |
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大胴(欅くり抜き)内部に壱尺弐寸と記載されています | 今回の片面張替えの日付を記載して頂きました |
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取り外した皮(表) | 取り外した皮(裏) |
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ジャッキ4台がある作業台に据付 | 胴には1.2 52.10.12と記載されていました (1尺2寸 昭和52年10月12日) 太鼓鋲穴は埋木されています |
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新しい皮と毛布を掛け、上から丸木槌で叩きます | 太鼓の耳穴に竹(中に鉄芯有り)を通し、作業台下に ロープで固定し、ジャッキを上げます 耳部分を掛矢で叩き締めます 微調整は、ロープ中間の竹を回転させます |
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音の確認をします 徐々に締めを強くし、3度音の確認をしました | 音の確認後、太鼓鋲を打っていきます |
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最終の音の確認 | 皮張り完成 耳を切って、胴を綺麗にしてもらいます |