30MS リリネル・ララネル・ネヴァリア 他

バンダイ Non


No.6 リリネル No.7 ララネル
No.8 ネヴァリア OPボディ シグマシスターズパラドクス+ネヴァリア
イビル/チェイサーコスチューム合体のエロボディ 左の裏+30MM スピナティア・アサシン

  <コメント> 

  30MSの第1弾であるリシェッタ・ティアーシャ・ルルチェの3人は、アニメ・ゲーム・ラノベ等のヒロインとしては王道であるJKくらいの年齢・外見設定になっています。で、それに続く
 第2弾はその上下、JCくらいのリリネル・ララネルとJDからOLくらいのネヴァリアとなったわけですが、企画としては正しい筈なのに市場ではウケませんでした。店頭において、
 リシェッタ・ティアーシャ・ルルチェの姿は無くてもリリネル・ララネル・ネヴァリアは何処のお店でも見掛ける状況が未だ続いています。リリネル・ララネルは指定のOPボディが
 無い(筈?)のも一因かと思いますが、OPボディに恵まれた方であるネヴァリアもそうなのは、クール系お姉様というのが30MSの購入層には刺さらなかったという事なんでしょう。
 何であれ、バンダイの需要供給の読み違いで店頭在庫が予想以上に残り、為に不人気と判断されて売れないという状況は暫く続きそうです。

 一方、コトブキヤはメガミデバイスでPUNI☆MOFUという幼女レベルのキャラシリーズを投入し、此方は好調に売れている様です。購入層の違いは勿論あると思いますが、
 真面目な人が真面目に変態を考えるより、変態が真面目に変態を追求する方がユーザーには刺さるという事でしょうかね。

 <キットについて>

  バンダイは技術においてはコトブキヤを凌駕する変態です。(褒め言葉) No.6 リリネルから早くもリシェッタ・ティアーシャ・ルルチェに対する市場の不満を解消してきました。つまり
 ️1.太腿・上腕部の肌色パーツに関しては、接合線を無くする為に構造変更して一体物に変更
 2.外れやすかった股部分の両足と腰の接続構造を変更し、簡単に外れない様にした上で、軸を水平から前上がりに変更してポージングの自由度を向上
 ですので、製品としてはリシェッタ・ティアーシャ・ルルチェから確実に一段階進歩しています。基本構造自体は継承していますので、1度でも30MSを組んだことがあれば、サクサクと
 組み立てられます。軸周りの嵌合も向上しており、完璧ではありませんがリシェッタ・ティアーシャ・ルルチェの様な丁寧な擦り合せはほぼ必要ありません。
 改めて、バンダイは技術においては変態です。(褒め言葉)

 画像5,6枚目はネヴァリア指定のOPボディ イビルコスチュームとチェイサーコスチュームを、誰が思いついたのかは知りませんが肌色パーツを片方に集めた通称「エロボディ」仕様と
 残ったパーツを使った裏仕様。ネヴァリアは1体しか無かったので、裏の方の手足は30MMのスピナティア(アサシン仕様)から取ってきています。腕はポン付け出来ますが太腿周りの構成が
 30MSとは違うので、そのままでは脚上部と太腿が干渉します。なので、脚上部パーツは裏側から削り込んで何とか腿が真っ直ぐになるようにしています。

 30MSは現在アイマスとのコラボ等をやりつつ新しい絵師によるシスターを出しています。尤も島田フミカネ氏が交代したわけでは無く、氏のデザインによる新しいシスターも発売されました。
 この先の展開がどうなるかは分かりませんが、バンダイにはライト層の入門用というポジショニングだけは守って欲しいですね。
 実作業時間:18時間/6体

今回の教訓:
パーツが余るのが勿体ないから各シスターの手足のバラ売りが欲しい 

31.AUG.25

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