ホシノ・フミナ&式波・アスカ・ラングレー

バンダイ Non フィギュアライズラボ#1(改訂版)&#4


もっと被写体深度を深くしないといけませんでした 造形的には背面の方が情報量多し
多分担当者が1番力入れたのはお腹周り 正面から脇にかけても負けてはいません
全体的に肉感溢れる造形 背中から見るとスレンダー美人然としてます

  <コメント> 

  バンダイのフィギュアライズシリーズの中で、1番実験的なのがフィギュアライズラボ。私も現役時代は樹脂部品を扱っていた時があるので、このラボシリーズには少々興味があります。
 まあ多重インサート成形をレイヤードインジェクションと呼称したりしてるのはちょっと苦笑いなんですが、多重インサートでμmレベルで位置合わせしている生産技術は素直に大したものだと思います。
 でも、それが商売としてペイ出来るかは別の話。第4弾のアスカから3年以上音沙汰が無いのは、金型投資や成形の手間を考えると、流石にバンダイでもペイ出来なかったという事なんでしょう。それでも
 実際やって世に出したという点で大いに評価出来るシリーズだったと思います。


 <キットについて>

  フィギュアライズラボ・シリーズの第1弾(の改修板 [The Second Scene] )フミナと現時点での最終作である第4弾アスカを勢いに任せて同時製作しました。初版のフミナでは色々があったようですが、
 それ以降については組み立て等で特に問題となるところは無いと思います。ただ、いくらバンダイが頑張っても、成形そのままではプラスチック感は解消できません。全塗装するのはバンダイの努力を
 無視する事になるので、スミ入れとパステルでのお化粧にトップコートで仕上げています。肌露出部と髪はツヤ消し、水着と試作プラグスーツはツヤ有りで吹き分け。フミナの方はかなり湿度が高い状態で
 吹いたのでツヤが消え過ぎてしまいました。一方水着の方には撮影風景が映り込んでしまっていますね、恥ずかしい。尚、スナップフィットのキットですが、特にアスカは細かい部品が多いので、適宜接着
 しておくのが必要かと。アスカのライトグリーンのマイナスネジ頭状パーツは鬼門です。何度飛ばして床を這いずり回った事か。(作業時間が長くなったのは、半分そのせいです)
 実作業時間:15時間/2体

今回の教訓:
細かいパーツは持ち手付きにして組むのが安心 

22.SEP.24

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