原型の狙いは、この角度かな？		私的にはこの角度も御勧め

　　＜コメント＞　

　　久し振りでフィギュアを作るか→久し振りだから簡単なポーズのキットを→ついでに色気のある奴が良いな（^^ゞ
　という事で、今回作ったのがこの風見みずほ嬢です。
　白状すると、アニメ本編は見たことがありません。が、この御時世ですから内容やキャラなんかは情報が入ります。
　従って、ヒロインとしては数少ない大人の女性でかつお色気むんむん（死語だな）なキャラな事は知っていまして、その点で
　気に入っているキャラでしたので、幾つかキットを買い込んでおり、今回の御登場となりました。
　まあ、ぶっちゃけ、やはり色気のある大人の女性は良い！と。
　それだけの為ではないでしょうが、今も人気のあるキャラです。

　＜キットについて＞

　私がイベントで御贔屓にしている個人ディーラー、ムーンライター（原田修作氏）のキットです。買ったのは3年位前になるのかな。
　好評だったようで、この後シリーズ化して、これを含めて４体作られています。当日版権キットですから、もう再販はないでしょう。
　　キットの出来は個人ディーラーの中でも水準以上だと思います。骨格の入った肉感的な造形は原田氏の特徴。頬や唇を意識させる
　顔の表現も特徴ですが、これは好き嫌いが分かれるかも。
　このキット、業者抜きではなく手流しで生産されているのですが、型の作りが上手いのでゆがみは無いですし、気泡も手流し品としては
　最小限だと思います。合わせもまずまずといったレベルかな。ダボ穴などをもう少し大きくしてくれると嬉しいのですが。
　離型剤はきつくないので、油類洗浄剤の中に１日浸けてからクレンザー＋歯ブラシでゴシゴシやって終了。バリと段差は少なかった
　ので成形の作業までは順調でしたが、少ないとは言え気泡埋めで結構手間取りました。今回はタミヤの光硬化性パテを使った
　のですが、これは結構便利。ヒケないし硬化が早いのが魅力ですね。軸打ちは苦手でなかなかちゃんと合わないので、軸は殆ど
　入れずに２液性エポキシ接着剤を使用して固定。瞬着と併用すれば、位置あわせも楽ですし、接着強度も稼げます。

　塗装は、肌とスーツはガイアカラーのフレッシュとリアルブラック。髪は大量に在庫があるエヴァカラーの１号機パープル＋２号機
　レッド。最初に影色を吹いておいたのですが、隠蔽力が低くて明るくするのに苦労しました。リカバリーしきれず、全体に暗い感じ
　ですね。最後に瞳をエナメルのパープルと白で仕上げて終了。
　まあ、久し振りの製作だと思えば、まずまずの出来になったかと。

今回の教訓：影色は上色の隠蔽力を考えて吹くこと（ちょっと前にも同じ事を言った様な・・・）　

30.NOV.08