惣流・アスカ・ラングレー
ツクダホビー 1/6 原型師:宮川 武

ミスして左手が腰から浮いてます 典型的宮川顔です
おしとやかな雰囲気ですな 後ろ姿

 <コメント>

 コメントは無用ですね。「新世紀エヴァンゲリオン」のヒロイン(<と言い切ると反論が来そうですが)アスカです。
 しかし、放映中は人気が無くて、放映後(+映画公開後)人気が出たヒロインってのも、考えてみれば珍しい。
 放映中は綾波が圧倒的人気で、アスカファンってのは極少数だった筈なのが、映画公開後はいつの間にやら
 互角以上の人気を得ている訳ですから、人の運命同様、キャラの運命ってのも判らないものです。
  #店主は、某サイトのアスカ物SSに嵌ってからファンとなりました<ファンとしては外道ですな(^^;

 <キットについて>

  既に絶版となって久しいキットですから参考にはならないですが、出来自体は、一般流通物としては
 極初期のキットの上にソフビ製ですので、今の目で評価するのは酷と言うものでしょう。
  #私もソフビキットは初めてなので、製作の練習として、
  #途中のモチベーションを保つ為にこれを選んだ次第<やっぱ、外道なファンだ(汗)

 原型は宮川氏なので典型的宮川顔となっていますが、全体的な雰囲気は、そう悪いものではありません。
 原型製作は、おそらく放送前に設定画をベースに作られたようで、ポーズはともかく、全体の雰囲気としては
 アスカのキットとしては珍しいおしとやかな感じを受けます。<放映見てたら、こうはならんかったでしょうな(笑)

 ソフビなので、基本的にパーティングや段差の修正は無いのですが、顎の所に気泡が出ていたので
 モデリングペーストで埋めています。梃子摺ったのは、ソフビ独特の縮み皺。1回煮たのですが全く直らず、
 サフを吹いてサンディングしてサフを吹いてを2,3回繰り返して、多少なりとも目立たない様にしました。
 怪獣物のキットでは目立たないでしょうが、フィギュアでは修正が困難です。
 又、構成上仮組みがやりにくく、結果、左手が腰から浮いてしまいました。<ハイ、言い訳です(^^;;

 肌色はストックしてあったエヴァカラーのアスカフレッシュにクリアーオレンジを加えたものを使用。
 その他、基本的にエヴァカラーを使っています。塗装は造形村のソフビ用サフを吹いた上に行ったのですが、
 やはり変形には追従しきれない様で、塗膜の割れや欠けがあちこちに出て、再三リタッチしています。

 まあ、不満は一杯なんですが、取り敢えず初めてのソフビキットとしては、こんなものでしょう。
 段差や微細気泡が無い分、ソフビの方が作り易いかなと思っていましたが、実際に作って見ると
 やはりレジンキットの方が修正し易いし、作り易いですね。    

 今回の教訓:隣の芝生は青く見える。

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