コスモゼロ52型
バンダイEXモデル 1/100
 このビューで見ると平べったい機体ですねぇ
松本御大版ヤマトには、確かこんなアングルの絵があった、と思う

  <コメント> 

 ♪さ○ば〜、地○よ〜<これ位ならカスラックも見逃してくれるか?
 思わず口ずさんでしまいますが、ヤマトのTV本放映(’74)は中学の頃。
 当時既に松本零士のファンであった私は、「松本メカが初めて動く」と期待に胸膨らませて見入ったものでした。
 まあ世間的な評判は裏番組のハイジの方が高いのは当時から判っていた話。動く松本メカを見られただけで満足でした。
 数年して社会現象となる程の人気が出るとは、正直思わなかったなぁ。<しっかり「さらば〜」は見に行ってるんですが

 ヤマトを始めとしてアニメには数多くのメカが登場しましたが、その中で最も松本メカらしい機体はこれだと思います。
 と言うか、宇宙戦闘機というものの基本形状としてインプットされてしまってるんですよね、私は。今でも1番好きな宇宙戦闘機です。
 改めて見ても、4半世紀以上前のデザインとは思えません。

 <キットについて>

 バンダイEXモデルシリーズの最新作。今年はヤマトで商売する気満々なのか、モールドや小物等、気合が入ってます。
 ただ、EX故なのか金型屋側の問題なのかは判りませんが、胴体周りのパーツの合わせが微妙に悪いので、仮組みと溶きパテでの
 隙間埋めが必要。私の場合、機首の上部アンテナ?付け根と機首先端、胴体上部インテークの胴体側の2箇所で溶きパテを使いました。
 又、飛行状態とする場合、脚カバー類がバラけてますので、この合わせも要注意。特に前脚カバーは浮き易いです。
<経験者の言(T_T)
 本体の合わせはそれ以外は特に問題無いですが、増槽はダボ合わせだと意外と段差が出るので、いっそダボを切り飛ばして
 外形合わせにした方が良いかも知れません。
 あと、モールドは細かいのですが結構浅めに掘られてますので、厚塗りするとスミが上手く流れてくれません。デカール貼り後に
 オーバーコートする際は注意が必要です。私の場合、画像では判り難いですが右上面が厚かった様で中途半端なスミ入れとなって
 います。寧ろ、ロットリングなどで描きこんでいく方が良いかも。

 塗装は、ゼロの機体色ならこれだろって事で明灰白色(三菱)を使用。この辺は好みで、白でも銀でもイメージに合わせてOKかと。
 機首の赤はRLM23レッドとスーパーイタリアンレッドを3:1くらい。黄色はRLM04イエローを使ってます。
 先に書いた様に胴体周りの合わせが今一つの為、主翼と胴体を組み込んでから塗装しています。結果、イエローのマスキングが
 結構面倒な事になりました。上下のインテークパーツは摺り合わせをしておいて、塗装後に接着した方が吉ですね。
 エンジン部は特色のスーパーステンレスにタミヤの焼け色パステルの青焼け&赤焼け。
 このパステルですが、青は良く定着するのですが赤は今一つです。顔料成分の違いの為なのかな?

 デカールはかなり細かくコーション類が付いてますが、全部貼るのは大変なので適当に間引いてます。<単なる手抜きとも言う
 デカールはそこそこ薄いし糊の強さもまずまずです。ただ、デカールフィットに対しては結構敏感なので、使用には注意が必要。
 尚、私にとってヤマトは「さらば〜」までなので、錨のマークは意思を持って貼らずとしています。(^^ゞ

 ちなみに、各部が尖がってますので作業中にぶつけたり落としたりしない様に要注意。
 私は乾燥中に持ち手から落ちてしまい、機首先端をポッキリやってしまいました・・・。

今回の教訓:
持ち手の固定はしっかりと 

07.JANY.07

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