RAID結果表
PC3号機を組む際に、何種類かのHDDとRAIDカードを組み合わせてパフォーマンスを測定しました。
RAIDマシンを組まれる方への何がしかの参考になるかも知れませんので、結果を記載しておきます。
<テスト環境>
M/B:GIGABYTE GA-7VTXH
CPU:AMD Athlon XP 1900+ メモリー:256MB(PC2100)
OS:WIN98SEクリーンインストール後、M/B関連ドライバのみインストール
ビデオドライバはWIN標準VGAドライバ
RAIDドライバはカード付属のもの(基本的に最新ver.)
<使用HDD>
シングル動作時のHDBENCH3.30結果(MB/Sec)
READ WRITE COPY
Seagate ST340016 A (バラクーダATA W/40Gプラッタ/40GB) 41.2 40.5 23.2
IBM
IC35L040 AVVA07-0(Deskstar 120GXP/40Gプラッタ/40GB) 43.9
45.5 28.9
IBM IC35L040 AVER07-0(Deskstar 60GXP/20Gプラッタ/40GB) 37.0 42.6 16.6
<RAID_0結果>
HDBENCH3.30結果(MB/Sec)
HDD RAIDカード READ WRITE COPY
Seagate ST340016 A Promise
FastTrak100 TX2 30.2 30.5 38.5
IBM IC35L040 AVVA07-0 ↑
63.4 33.9 30.3
IBM IC35L040 AVER07-0 ↑ 63.0 35.1 23.0
最終仕様(M/BをEPoX EP-8KHA+に変更&VIA
RAIDパフォーマンスパッチ適用)の結果
IBM
IC35L040 AVER07-0 ↑ 75.3 54.5 25.0
IBM IC35L040 AVVA07-0 Adaptec ATA RAID
1200A 30 28 8
IBM IC35L040 AVER07-0
↑ 25.7 27.0 5.0
最近では、互換機の相性問題はかなり解決されて来ていますが、RAIDに関しては別の様で
M/B・HDD・RAIDカードの組み合わせ次第で相当の差が出ますね。
SeagateのバラクーダシリーズはRAIDには向かないと言う話は本当で、全く性能が出ません。
IBMのCOPYもWRITEの性能UPは微々たるもので、結果、COPYの値が全く期待外れ。
試したのは、どれも大容量キャッシュを積んでいるHDDですが、キャッシュのアルゴリズムがRAIDには向かないのかも。
違うメーカーのHDDorキャッシュの無い(少ない)モデルでも確認して比較したいところです。
VIA RAIDパフォーマンスパッチは効果大ですので、VIAチップマシンの方は是非当てるべきでしょう。
尚、AdaptecのRAIDカードでの結果が異様に悪いですが、性能が全然出ないロットがあるそうなので、
運悪く、それに当たったのかも知れません。
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