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<コメント>
この翼シリーズも何時の間にやら第9弾(2006年11月時点)まで来て、1ジャンルとして基礎を築けた感があります。
(とは言え追随するメーカーは無いのですが・・・まあ、第9弾まで出せたんだし)
主たる購入層がどのような人達なのかは私には判りませんが、私の周りでは結構なベテランモデラーも購入している様です。
塗装は模型の楽しみではありますが準備やシンナー臭等で手間の掛かる作業でもありますから、塗装済みである事へのニーズは
意外と大きかったのかも知れません。
これでライトユーザー層を取り込む事が出来ているのなら、
完成品→塗装済み未組立キット→フルキット(現行のキット)
という流れで、模型人口の裾野を広げられるかも。
楽観的過ぎる期待とは判っていますが、模型人口が確実に減っている現在、こういう入門用のキットには頑張って欲しいです。
<キットについて>
Bf109以降、何故か連合軍機が続いていて日独機ファンの私としては不満だったのですが、第8弾でやっとドイツ機が出てくれました。
流石に設計的に手馴れてきて、機体のアウトラインやモールド等は非常に良い雰囲気です。
サクサク組めますので、今回買った6機(ダブりが嫌で箱買いしなかった・・・我ながらせこい (^^; )を完成させるのに3時間弱。
コピックのスミ入れに各10分の計4時間弱で済んでいます。
注意点としては、3箇所。
まず、胴体キャノピー部のゲート処理。ゲート跡自体はキャノピーで隠れるので、胴体側面の塗装を傷つけない様に且つキャノピーが
浮き上がらない様に綺麗に削り落とす必要があります。
次に、主翼下面を胴体に組む際に胴体側と段差になる場合があるので、仮組みとすり合わせが必要です。
最後にフォッケのキット共通の問題である主脚の取り付け角度。粘性の高い接着剤で根気良く合わせる必要があります。
尚、ピトー管は例によって付いてませんので、拘る方は真鍮線等で自作して下さい。
スミ入れはコピックのブラウンで行いました。このスケールではブラックでのスミ入れはきつ過ぎになるので、なるべく避けた方が良いかと。
尤も、排気管は排莢孔周りはグレー系で汚しを入れた方が雰囲気は良くなると思います。
尚、アルコール系とは言え、コピックでも力を入れて擦ると塗装が剥げます・・・。>(T_T) 1箇所やってしまいました
やはり、何事も程ほどが1番の様ですね。
19.NOV.06