零戦21型(翼コレクション)


童友社 1/100



 

  <コメント> 

 新金型は海外機メインだったこのシリーズ、初の日本機新金型は、やはり零戦21型でした。(前回の希望が叶った訳ですな)
 まあ、日本機の代名詞でありますから当然と言えば当然と言えるでしょうが、やはり出てくれると嬉しいものです。
 今回の目玉は例の飴色論争の原因となった初期塗装色。灰緑褐色と言うそうですが、まあ正式名称ではないですからねぇ。
 色味は左上の画像のが近い(右上はライトの当たり方の影響か、現物より明るい)です。私的には、正直やや暗過ぎな感じ。
 この辺は各人の好みになりますから、あんまり追求しない方が精神的に宜しいでしょう。これまでの明灰白色が間違いな訳では
 ないのですし。

 ちなみにシークレットは左下の爆戦仕様。神風特別攻撃隊 敷島隊 関大尉の機体です。シークレットとして選ぶに相応しいか
 どうかは意見が分かれると思いますが、歴史的に忘れてはならない機体である事に間違いはないと思います。

 さて、前回の希望が叶うのなら次は一式戦1型となりますが、どうでしょうか?>童友社さん

<キットについて>

 手馴れた作りで、形状的な出来には問題はありません。ただし、そのままでは主翼上反角がやや足りない気がします。
 胴体との上面合わせに少しギャップが出来るので、主翼下面パーツが開き気味に成形されているのかも。修正自体は簡単で、
 主翼を接着する際にマスキングテープ等で上反角をしっかり固定してしてやればOKでしょう。
 あと、パイロットのフィギュアが、これまでは顔だけは肌色を塗っていたのがブラウン1色塗りになったのは、ちょっといただけないかと。
 中国の工賃が上がった影響なんでしょうか?
意外と見えるので、気になる人はちょこっと肌色を塗っておいた方が良いです。

13.MAY.07

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