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<コメント>
「WW2に登場した数多くの戦車達の中で、最強の戦車は何か?」
上の問いに対する回答として、最も多く挙げられるのがティーガーU(ケーニヒス・ティーゲル)でしょう。
ソ連のJS−2も有力な候補ではありますが、人気の点ではティーガーUには敵いますまい。
一種の悲壮美に彩られたその戦歴と伝説は、大ドイツ陸軍の最後を飾るに相応しいものですから。
所謂「T-34ショック」により、傾斜装甲を取り入れたX号パンターのデザインを踏襲したシルエットは、
ティーガーTの武骨さに対しドイツ的武骨さを残しつつも非常に優美であり、全体的なバランスから見て
ドイツ戦車No.1の美人だと、私は思っています。(特にポルシェ砲塔搭載の初期型は)
71口径88mm砲という強大な火力と前面185mm/側面80mmの重装甲は、機動力不足の欠点を差し引いても
余りあるもので、ドイツ第3帝国崩壊への混乱の中で数多くの武勲伝を残す事になります。
ドイツ戦車最後の栄光は、ティーガーUによってもたらされたと言って間違いでしょう。
多くのドイツ戦車ファンと同様、ティーガ−Uは私の御贔屓の1台です。
#直接の理由は、松本零士の「ラインの虎」なんですが(^^;
ティーガーTのビットマンやカリウスと言ったエースの伝説とはあまり縁が無いのがちょっと残念ですが、
大戦末期の登場を考えると致し方ないところでしょう。
<キットについて>
タミヤの新世代MMシリーズの記念すべき第1作。少々古くなったとは言え、出来には文句ありません。
#私の場合、基本的に素組みですしね
別売りのエッチングパーツやレジンパーツも数多く出ていますから、凝りたい方も十二分に楽しめます。
ツィメリットコーティングは自信がなかったので、ショーモデリングのペーパー(特殊紙に凹凸を印刷した奴)を
使っていますが、正直言って今一つ。やはり、印刷では凹凸が浅くメリハリが出ません。サフ吹くと、よけい
凹凸が浅くなりますし。取り敢えず墨入れをキツクしているんですが、効果は御覧の程度。素直にエポパテと
コーティングブレードを使うか、ジャガーモデル辺りから出ているレジン製パーツを使う方が実感が出ます。
塗装は箱絵を参考にしたもので後期の一般的な3色迷彩。。所属等は、箱を捨てたので不明です。(^^;
塗料はストックのグンゼ・パンツァーカラーを使用。ドゥンケルゲルプを全面に吹いてから、
オリーブグリュン/ショコラーデンブラウンを吹いています。<ドゥンケルゲルプの彩度確保の為
ドライブラシは、今見るとかなり控え目ですねぇ。単色の場合と違って、各色ごとにやらないといけないんで
面倒なのは確かなんですが。<バフでやっても良かったかも
その後、エナメル黒+ブラウンでウオッシング。画像では今一つ判り難いと思いますが、スカート部分の
雨垂れの跡なんかは、結構上手く表現出来たと自己満足。
付属のフィギュアについては・・・今後、ひたすら精進に励みたいと思います。(-
-;
#エナメルブレンディング法を覚えなきゃ駄目かなぁ
今回の教訓:ツィメリットコーティングには、手抜き出来る道は無し
地道にやるか(エポパテ+コーティングブレード)
金をかけるか(別売のレジンパーツ使用)
いずれか、覚悟を決めて取り組むべし