14.SEP.25
9月も半ばになるとスポーツ界隈も終盤となり、MLBでは大谷さんが2年連続50号ホームランに王手をかけたとか、F1では角田くんは来季のシートが決まらないとかの話が流れてきます。
国内では自民党の総裁選がどうなるかとか移民反対のデモが盛り上がって来たとかの言う話が流れ、まあ何とも混迷した状況に。アメリカでは保守派の論客が暗殺されるなんていう事態に
加え、EUではポーランド・ルーマニアにロシアのドローンが侵入してNATOとの緊張が高まる状況に。温暖化が進むと共に、人々の脳味噌も熱くなっておかしくなったんのでしょうかね。
そんな中で、黒潮の大蛇行が収束した影響なのか、今年は秋刀魚が豊漁と言うのは久しぶりに明るいニュース。何年ぶりかで脂の乗った秋刀魚の塩焼きを楽しみたいところです。
美味いもの食って満足であれば、人間そんなに刺々しくなることは無いのですから。
模型の方ですが、先ずはファインモールドから発表があった1/72 F-104が今週の目玉でしょう。まさかこの時代に新金型でF-104が手に入るとは。とは言え、既存のハセガワのキットは
ハセガワ屈指の名作。3倍を超えるお値段なのもあり、取って代われるかは微妙かなと思います。同じく1/72で零戦32型十二試艦戦も出すのですが、32型はマガジンキットの、十二試艦戦は
11型とセットで発売したものの単品再販。32型には数年後に発売されたタミヤのキットがありますし、十二試艦戦は1機持っていれば十分なので、此方も商売としてはどうなのかなぁ。
海外メーカーではウィングジーキットの九九艦爆22型のテストショットと箱絵が公開されました。もう少し先だと思っていたのですが、この調子なら年末までには発売に漕ぎ着けそうです。
エアフィックスの新作 1/72ウエストランド・ウェセックスHC.2ヘリコプターは現地発売となりました。国内入荷は9月予定ですが、末か10月くらいになりそう。同じくIBGの1/72スピットファイア
PR
TypeA/B/Eも現地発売となりました。此方も国内入荷は9月予定ですが、発売は10月以降となりそうです。
艦船の方ですが、トランペッターが1/350 ロード・クライヴ級モニター艦のバリエーションとしてジェネラル・ウルフを出すとの事。ロード・クライヴもまだ発売されていませんので、出るとしたら年末に
一緒にというところでしょうか。
本日の模型購入:
アカデミー 1/144 B-2A
アカデミーの1/144シリーズの最新作。このシリーズ、当初は旧ミニクラフトやレベルにOEMしていたキットのアカデミーへの箱替えでしたが、最近は完全新金型でのキット化が主となり、
お値段も妥当なので新発売が楽しみなシリーズです。1/144のB-2は古くはレベル、最近ではAMPがありますが、レベルは流石に古くAMPは値段高すぎなので、AMPの1/4強のお値段で
完全新金型のキットが手に入るのは有り難いですね。
出来の方ですが、最新のアカデミーなので、このスケールとしては十分な内容。各スケールのF/A-18といい、アカデミーには現用機に関して腕が立つ設計者がいるようです。中央胴体部は
最中のような形になるので上下パーツを接着後にパコパコする心配があるのですが、そこには深い爆弾槽と主脚庫パーツを接着してガッチリ固める構造にしていて、その辺の心配に対応済み。
表面はステルス機なのでノッペリとしているのですが、そこにカッチリしたモールドが入って良い雰囲気となっています。爆弾槽は通常型・ロータリー式の爆弾架が選べ、更にイランの核施設攻撃で
有名になったGBU-57A/B MOPバンカーバスターもしっかり用意されています。
デカールはステルス機故低明度グレーの色味の無いものですが、ウォークウエイライン等必要十分な量が入っています。又、B-2はそれぞれに州名が名付けられ主脚カバー記入されている事が
知られていますが、ネブラスカ・ニューヨーク・アリゾナ・テキサス・オハイオの5機分が用意されています。
B-1B・B-52Hと来て、これで現用米空軍の機体は新金型で出た事になります。次はB-21レイダーですかね。私としては旧キットのB-52Dをリメイクしてくれないかなと期待しているんですが。
07.SEP.25
外から聞こえる蝉の鳴き声はツクツクボウシやヒグラシが主力となり、朝晩は流石に風が涼しくなってようやく夏も終わり始める雰囲気になりました。とは言え、来週の最高気温は30~35℃と
厳しい残暑が続きそうです。もう2,3回台風が来てくれれば完全に空気が入れ替わって秋の気配となるのかも知れませんが、来るたびに線状降水帯が発生して洪水やら水没、山崩れ等の災害が
発生しますからねぇ。来て欲しくも在り来て欲しくも無しで悩ましいところです。
模型の方ですが、Topに書いた様に、ミネシマの新製品のガラスヤスリ2点を購入しました。前に買ったガラスヤスリ(幅9mm)に対し今回のは13mmと5mmで幅広幅狭中間と3種類揃ったので
削り具合を比較してみると、幅広のは私の手癖では面圧が足りず意外と削れない・幅狭のはこれまで使っていた中間のよりも快適に削れると、幅によって使い勝手の印象が大分違う事が判明。
これから試しに買われるのであれば、先ずは幅狭の方(メーカー品番:GF-3)を買って試してみるのが宜しいかと思います。
キットの方ですが、エデュアルドから1/48でアビアS-199(エルラキャノピー)が出るとの事。1/72では既に出ていますが、1/48でも機首周りを新規金型にして出してくるようです。これで昔々の
ホビークラフトのキットは完全に御役御免となりますね。又、ミニアートの1/48新作P-47Nは9月現地発売との事ことです。珍しいところで、Aerocraft Modelsから1/48マーチンベーカーM.B.3を2種と
M.B.4が出るとの事。このスケールでのキット化は多分初めてだと思います。重度の蛇の目好きなら食指が動くところですが、Aerocraft Modelsはマイナーメーカーでパーツは全て3Dプリント、
国内入荷も多分無いので価格も含めて入手するには敷居が高いのが難点です。
先週書いたコータリモデルが1/48でハンドレーページ ハリファックスMk.IIを開発、発売予定は2028年の第2四半期という話ですが、どうやらクラウドファンディングという形で展開されているようです。
コータリのwebサイトからのみの受注生産で生産個数は7000個限定。予約者(予約金は全額前払い)はProject Halifaxメンバーとして限定のFacebookグループとフォーラムへのアクセスが可能となり、
開発情報を受け取れると同時に開発について意見・希望を述べられるとの事です。重度の蛇の目好きで英語に自信があればどうぞ。
おまけの話ですが、Mojo Modelworksというメーカーから1/12 GAU-8アベンジャー/30mm機関砲が出るとの事。マズルから機関部まで含めたGAU-8全体の単体キットで、パーツは全て3Dプリントの
ようです。以前イタレリで1/12のF-16コクピットとかが出ていましたが、EUではこのスケールでの部分単体キットの市場があるんですね。日本ではあまり聞きませんから、ちょっと興味深いです。
31.AUG.25
今日で8月が終わり。来週からは9月だと言うのに名古屋では最高気温が40℃を超えたそうで、更に来週も猛暑日続きの予報。長期予報では平年並みの気温となるのは11月からとかで、
今年の秋も遅くて短そうです。新型コロナ・ニンバス株の流行も進んでいるので外出時にはマスクをしたいところですが、それで熱中症になったら目も当てられません。周囲の状況で適宜着用・
非着用を使い分けて、体調に注意して乗り切って行きたいですね。
模型の方ですが、先週書いたCMKのエアフィックス1/48ライサンダー用Mk.IIコンバージョンセットが現地発売となりました。お値段は5600円程。重度の蛇の目好きなら手を出しても良いかも。
エデュアルドからは1/48零戦52型甲のプロフィパック版が10月国内発売との事。ファインモールドと真っ向勝負ですが、三菱製/中島製の区別は出来ていない模様。基本中島製の様です。
スペシャルホビーからは1/72ボーツールIIAが4年ぶりに再販されるとの事。初版は15年くらい前ですが、まともなキットはこれぐらいなので貴重です。デカールはIDF。
少し先に話になりますが、コータリモデルが1/48でハンドレーページ ハリファックスMk.IIを開発中との事。発売予定は2028年の第2四半期だそうです。ウイングナットウイングス時代に手掛けた
1/32ランカスターはボーダーモデルに渡ってしまいましたしたから、中の人によるリベンジという事でしょうか。お値段は10万円近くは行きそうです。
艦船ではトランペッターが9月に1/350 ロイヤル・オークを発売するとの事。WW1のユトランド沖海戦で戦った戦艦ですが、それよりもWW2初期にスカパ・フローでU-47のギュンター・プリーン
艦長(当時大尉)により撃沈された戦艦として有名です。
24.AUG.25
今週も日中は35℃超えの猛暑日続き。来週もまだまだ続くようでうんざりしますが、夜になると外からはいつの間にか秋の虫の大合唱が聞こえて来るようになりました。季節はしっかりと秋に
向かっているようです。ただ、先ずは松虫やコオロギが鳴き始めて~となるのが、鈴虫まで含めて全ての秋の虫が一気に鳴き出した様な雰囲気。今年の秋は(も、かな)急傾斜で冬に雪崩込む
のかも知れません。
模型の方ですが流石に夏枯れの状況。開発を少し遡ってレザーバックの1/48 P-47Dを出したミニアートが、次のバージョン展開として量産最終型のP-47NとD型の速度向上型であるM型を
出すとの事。N型の新キットはレベル・モノグラムとアカデミー以来。どちらもベテランキットなので、この発売は有り難いです。発売は秋ぐらいでしょうか。M型はそれ以降の模様です。
他にKPモデルから1/72のEEキャンベラB(I)が出るとの事。”ヴィンテージ”と銘打たれている通り、中身はフロッグ/ノボでキャノピーだけ新金型を起こしている模様。又、Hi-Techとして同じく1/72で
ミラージュIIIEとIIIOも出すとの事ですが、此方の中身はRVモデルズ。レジンパーツではCMKがエアフィックスの1/48ライサンダー用にMk.IIコンバージョンセットを出すとの事。MK.IIはエンジンを
ブリストル・マーキュリーからブリストル・パーシウスに変更したのが違いですが、エンジン・カウリング・排気管は3Dプリント製でMk.II使用部隊のデカールも同梱されます。
AFVでは、捻くれたアイテム選定が得意のゲッコーモデルが1/35でルノー4CV '60~'70年代ベトナムのタクシー仕様を開発中との事。このスケールでの4CVのキット化は初めての様です。
まだ3DCADの段階なので発売は早くて年末でしょうか。ノーマルのバリエーション展開もあるでしょうが、WW2以降の車ですから他での使い所が難しいですね。
本日の模型購入:
タミヤ 1/72 F-35C
タミヤの1/72 F-35シリーズの最新作。あのバリエーション展開の遅いメーカーの代名詞であるタミヤが、2022年末の1/48 F-35Aの発売から僅か3年弱で1/48・1/72の両スケールでA~Cまで
全部揃えたのだから、そりゃ異常気象が続くのも宜なるかな。これでデカール変えやビーストモード等のバリエーション展開をしたら、地球への隕石衝突を心配すべきかも知れません。(半分マジ
出来の方ですが、これまで同様1/48のスケールダウン+αですから何も問題無し。現時点でベストのF-35Cが手に入ります。主翼の折りたたみは流石に1/48の様な差し替え再現は出来ませんが
選択可能。デカールは細かいコーションや塗り分けも含めて十分な量。何より色味が乏しいステルス機で例外的に派手目なVMFA-251の指揮官機が入っているのが嬉しいです。
これで一応のバリエーション展開終了ですが、その次としてホバリング・着陸姿勢しか作れない1/72 B型のノーマル形態での派生は是非とも出して欲しいところ。1/72
F-16の武装レス問題と同様、
タミヤの、おそらくコスト面でのこの妙な割り切りは結局モデラー側に不満を持たせる事にしかなりません。選択式で売価が上がるのを嫌うなら、しっかりバリエーション分けで出して欲しいです。
このバリエーション展開についてだけは隕石衝突の心配が~とかの戯言は言いませんので。
17.AUG.25
8月も後半になり、気温は高いものの湿度が10%ほどは下がって多少なりとも過ごし易くなってきました。この調子で秋に向かってくれると嬉しいのですが、まあ暫くは残暑が続くんでしょうね。
TVで流れている高校野球中継もベスト8が出揃ったとの事。今年の高校野球は「闇」の部分で大きな問題が発生していますが、少子化が進めば高校野球大会自体が継続できるかの問題になる
との事。既に3校、4校の合同チームで地区大会に出る例が各地で起きているそうで、高校野球以外でも参加校の減少で県大会が開けるかどうかになっている競技もあるとか。
既にその傾向は出ていますが、数年したら高校野球は特待生とかの手段で選手をかき集められる私学の間だけの大会になるのかも知れません。そうなった時、先の「闇」の問題も含めて
高校野球の在り様が根本的に問い直される事になりそうです。
模型の方ですが、ICMから8月に新製品として1/48 Do217M-1が発売になります。M型のキット化は初めてになるんですかね。又1/32グラジエーターとフィアットCR.42のセットがマルタ島の戦いと
題されて発売されるとの事。又、レザーバックのP-47Dが発売になったミニアートからは、初期型(P-47D-10RE)のレザーバックP-47Dが発売されるとの事。先に発売となったのはP-47D-11REと
いう形式ですが、何が違うんだろう?この辺のミニアートの細かいバリエーション展開は、付いて行くのがちょっと大変ですね。
そのミニアートですが、AFVの方では1/35独トラクター&Fla-MG151/20三連装対空砲という代物を出すとの事。要は農業用トラクターがFla-MG151/20三連装対空砲を乗せた荷車を曳いている
状況をキット化したもの。フィギュアは入ってない様ですが、どんな姿のドイツ兵なら様になるのやら。ディオラマに最適との煽り文句が着いてますが、ディオラマビルダーのお題を出した様にしか
見えません。
10.AUG.25
今週前半はエアコンが不調になるくらいの猛暑日続きだったのが、後半は一転して雨模様。空気が入れ替わったのか、体感湿度も減って過ごしやすくなりました。まあ、その代償が北九州と
日本海側の梅雨末期の様な大雨というのは、住んでいる方々にはたまったものではありません。洪水や土砂崩れ等で大きな被害が出ないことを祈ります。
当地も雨雲が流れて来て、この週末はもっぱら雨。これで渇水や農作物への懸念が少しでも解消したのであれば救いがあるんですが、さてどうなるか。それに8月後半から9月にかけて猛暑が
ぶり返す可能性もあるわけで、まだまだ油断は出来ないですね。
模型の方ですが、モデルコレクトから1/72 A-12アヴェンジャーIIが8月発売予定との事。FIST OF WARシリーズの一つなので、国内での発売はロケットモデルズ名義となって10月以降になると
思われます。1/48キットの方は国内で発売済みですが、流石に1/48の三角定規は大きすぎ高すぎで棚の守護神となっている模様。1/72となって値段も下がれば、形の面白さから手を出してみる
人も増えるかも知れません。又アルマホビーの1/72カーチス・ホークH-75のバリエーションとしてP-36Aが9月発売予定との事。真珠湾攻撃で迎撃に出た機体もセレクトされていますので、日本人
モデラー的には此方が本命かな。お値段も一時期に比べると少しは安くなっているのも有り難いです。
AFVではM36ジャクソンが発売されたばかりのタミヤの1/35新作が5cm対戦車砲 Pak38と米IMPSで発表がありました。発売は9月位でしょうか。又、アミュージングホビーから1/35でロシア軍の
UCGV(無人戦闘車)であるウラン9(Uran-9)が今月発売との事。実戦投入された現用無人戦闘車のキットは初めですかね。又ゲッコーモデルの新作1/35マチルダMk.Iも今月発売との事です。
最後に。今週1番びっくりしたのはハセガワのA.S.Gでしょうかね。今頃、レッドオーシャンも極まった美プラ1/12スケールに、正直言って絵柄が古い「たまごガールズコレクション」のデザイナーで
オリジナル設定で参入って、何を考えたら見えている地雷原に無策で突っ込む様な企画にGOが出るのか。死闘を繰り広げているコトブキヤやバンダイを始めとする美プラのメーカー各社を
正直馬鹿にしてませんかね。この企画、ハセガワの飛行機キット開発の息の根を止めたとも言われる1/48九五式水偵の二の舞いになりそうな予感しかしません。
本日の模型購入:
ファインモールド 1/48 零戦52型甲(中島製)
ファインモールドの零戦52型シリーズの最新作。先々週発売となった52型甲(三菱製)に続くキットとなります。三菱製との違いは長い耐熱版と大型化されたスピンナー。タミヤの傑作キットと
直接バッティングする事になります。
出来の方ですが、先の三菱製と同じでまずは問題無しかと。スピンナーに関しては外形はファインモールドの方がやや大きく実機に近い様ですが、分割位置等が違うのではという指摘もあります。
タミヤは三菱製/中島製を一緒くたにしているところがありますから、考証面ではどっちもどっちかなと。組易さではタミヤ、緻密なモールドではファインモールドに軍配が上がるので、この辺は
各人の好みかと思います。デカールは653空2種と筑波空の3種類入り。
次は1/72での52型三菱製/中島製となりますが、その先の発表はありません。カウリングの差し替えになる乙型は出せそうな気がしますが、丙型や62/63型はどうなりますかねぇ。エデュアルドが
11/21型から始めて全派生展開を予定していますから、本家日本の模型メーカーとして頑張ってほしいところです。
03.AUG.25
今週も連日35℃超えの猛暑日続き。日夜フル稼働のエアコンを見ると電気代の請求が恐怖ですが、まあ数万円を惜しんで熱中症になって入院したり最悪死ぬよりは余程マシでしょう。
天気予報では来週がこの夏の暑さのピークと言っていましたが、問題は真夏日超えの気温が何時まで続くのかという事。9月一杯までなのか10月まで続いたりするのか。せめて秋ぐらいは
例年通りに味わわせて欲しいものです。
模型の方ですが、サマーバケーションの時期とあって、あまり目ぼしい情報はありません。先ずCMKがエアフィックスの1/48ライサンダーのMk.III(SD)コンバージョンキットを出すとの事。
3Dプリントの大型増槽や後席搭乗ラダー等にデカール4種類が付くそうで、残念ながら”ジョー”は無いようです。本家エアフィックスのMk.III(SD)発売が何時になるかは分かりませんが、出るのは
確実なのでじっくり待っても良いかと。又、スペシャルホビーからは1/72一式双練のバリエーションとして戦後米軍マークを付けて使われた機体が出るとの事。デカール替えだけでは無く、これまで
出たバリエーションも纏めてワンパッケージにしたようなんですが、詳細は分かりません。
キット情報ではありませんが、バンダイが30 MINUTES LABEL(30MM,MS,MF,MP全体の呼称)のフェスを9月13、14日にやるとの事。地味めだった30MMにコトブキヤの後追っかけで30MSを
展開し、一気に市場ボリュームが増えたのを良いことに30MF,30MPと矢継ぎにブランドを拡げて来た訳ですが、正直迷走してるんじゃね?的な雰囲気もあります。このフェスの目的がその辺の
引き締め直しならば良いのですが、サイトの各担当プロデューサーの写真が「黒Tシャツに腕組み」(鉢巻したら、どこぞのラーメン店のスタッフ集合写真そのもの)なのを見ると心もとないかなと。
私的には、格好だけで内実は薄っぺらの信用出来ない遅れたイメージしかないんですよね、あのポーズ。あれを今更堂々とやられるとはねぇ…。
流石にたまごっちの二の舞いになる事は無いでしょうが、バンダイの企画・経営はやっぱり信用出来ませんね。
27.JUL.25
今週は連日35℃超えの猛暑日が続き、来週も同様との事。予報では40℃近い危険な暑さの地域があちらこちらに出て、これで8月に入って夏の盛りとなったら一体どうなることやら。
兎に角エアコンが生命線なのですが、外気温が高すぎると効きが悪いので、最近は毎日何度かエアコンの室外機周りに水を撒いています。夕立が来てくれるならまだマシなのですが、
残念な事に私の住む地域は入道雲の通り道から外れている様で、めったに降ってくれません。まあ、降ったら降ったで記録的短時間大雨情報が出るなんて事になったら、それも困るのですが。
兎に角あと最低1ヶ月は猛暑と戦わねばなりません。体調に気をつけて熱中症で倒れるなんて事だけは避けるようにしたいですね。
模型の方ですが、ベルファインから1/72で「トップガンマーベリック」に登場したダークスターが10月に発売されるとの事。SR-71の近代化版の様なスカンクワークス然とスタイルには食指が動く
人も多いのでは。又、ミニアートのレザーバックのP-47の次の1/48新作は、ユンカースF13のバリエーションでスキー付きの初期型になるとの事。後年のJu52もそうですが、ユンカースとスキーや
フロートは妙に似合いますね。他にホビーボスが8月に1/48 A-4Cを発売するとの事。国内モデラーにとってはお値段的にも出来の面でもハセガワで十分かなと思います。
AFVでは同じくホビーボスが8月に1/48チャレンジャーIIを発売するとの事。此方も国内モデラーにはタミヤのキットがありますからねえ。
珍しく艦船物ですが、トランペッターが8月に1/200 HMHSブリタニック(フルハルモデル)を発売するとの事。オリンピック級の3番船でタイタニックの妹になります。姉のタイタニック同様に短命で
沈没したブリタニックのキット化はちょっと珍しいですね。塗装指定は最後の姿、WW1の際の徴用病院船となっていて、タイタニックの事故を受けて増設された救命ボート移動クレーン等は
エッチングパーツにて再現されています。
本日の模型購入:
ファインモールド 1/48 零戦52型甲(三菱製)
ファインモールドの零戦52型シリーズの最新作。主翼の20mm機関砲がベルト給弾式になった事によるバルジ無しの主翼パネルと三菱製の特徴である短い耐熱版が備わったのが変更点です。
パッケージアートの43-188号機は昭和38年にグアム島で発見され、翌39年に戦後最初に返還され三菱重工にて復元。全国各地で展示された後に空自浜松基地で管理・展示されている機体で、
浜松基地で再整備後公開された昭和41年に当時幼稚園年長組だった私は遠足で浜松基地に行き、再公開でピカピカ状態のこの機体の左主翼の上に乗せてもらった思い出があります。
今では考えられないですが、まあ大らかな時代でした。半世紀以上も昔のことで多分に思い出補正が働いていますが、主翼の緑色と冬晴れの青空の色が記憶に残っています。
出来の方ですが、ファインの力作である無印52型のバリエーションですのでまずは問題無しかと。賛否のあるキャノピーの分割構造ですが、私的には面白いと思っています。気に入らなければ
通常構造のキャノピーも入っているのですから、そちらを使えば良いだけの事。目くじらを立てる事ではありますまい。デカールはパッケージアートの343空(初代)尾崎大尉と戦闘407の2種類のみ。
機体仕様が細かくなる分、選定出来る塗装仕様も少なくなるのは仕方無いですね。
この後は中島製52型甲と1/72の52型の発売が予定されていますが、その先は何処までやるのでしょうか。乙ではカウリングの弾道溝が変更になりますし、丙では主翼上下の変更が必要。
かつての大定番であった零戦も、若い世代の興味は第4、第5世代のジェット機である現在では金型新作に見合うだけ数が出るかどうか分かりません。でもやって欲しくはありますね。
20.JUL.25
今週は前半に多少雨が降ったものの連日30℃以上の日が続き、後半からは35℃近辺に。完全に夏空だったので金曜に甲信越の梅雨明け宣言が出たと聞き、ちょっと驚きました。
かつての温帯性気候で四季がある世界から熱帯性気候で二季に変わりつつある昨今の日本。もう20年もすれば乾季と雨季だけになって梅雨と言う言葉が死語になるのかも知れません。
蝉の声も聞こえるようになりましたが、急に暑くなる環境だと羽化が失敗する事が多くなるとか。そう言えば昔ながらの蝉時雨は確かに最近は聞かなくなりましたねぇ。
自然界も暑くなっていますが、政治の方も同様。今日は参院選の投票日でした。現時点では与党大敗既存野党振るわず新興政党躍進という感じですが、最終的にどうなりますか。少なくとも
連立問題で大混乱にはなりそうです。かつてのイタリアの様に連立→分裂の繰り返しで政治課題が進まない事態は避けて欲しいものです。
模型の方ですが、エアフィックスのフラッグシップである1/24 スピットファイアMk.IXcのバリエーションとして、 'Flying Dray'=翼下面にビール樽を搭載した仕様を出すとの事。ノルマンディー上陸後
士気高揚の為にビール樽を搭載して運んだ史実の再現ですが、1/48辺りでやるならまだしも1/24でやりますか。ちなみにビール樽はエアフィックス初のレジン製パーツとの事。更にエアフィックスの
webサイトで予約すると、限定ビアアウェイ・ピンバッジとエアフィックスのロゴとスピットファイアのシルエットの入ったパイントグラスが付いてくるそうです。誰が企画したんでしょうねぇ?
AFVでは、アミュージングホビーが1/35の新作としてT-90Mを出すとの事。T-14の生産がまともに進んでいない現在、ロシアの最新MBTはこれという事になります。遡ればT-72が元ネタ。
逆にT-72が如何に優秀なMBTであったかという事になりますね。
本日の模型購入:
ピットロード 1/144 P-1哨戒機
ピットロードの最新作。不遇だった自衛隊機ですがアオシマが急に力を入れて来てU-2、C-2、OH-1が発売となり、C-1やP-1も出てくるかなと思っていたら、ピットロードが出してきました。
ピットロードは1/700で空自機を出していたので、その辺の意地でもあったのかな? 他メーカーが対抗して出すような機体では無いですから、これが唯一のキットとなりそうです。
出来の方ですが、特徴的な胴体形状もあり先ずは問題無いかなと。パーツ割はオーソドックスなものですが、最近の流行りの背面及び下面が別パーツとなっていて合わせ目消しが楽になる構成。
ただピットロードのパーツ合わせは信頼出来ないところがありますから、組んでみないとGJか地雷かは分かりません。胴体後部下面パーツには、私のように飛行姿勢で組む人の為に3mm径の
隠し穴とスタンド受けのリブが設けられているのは有り難い配慮です。主翼は前縁スラット・後縁フラップ開状態がデフォルトになっており、閉じる場合はステー部分をカットする必要があります。
デカールは基本1種類で機体No.のみ各飛行隊のが揃えられています。特殊な塗装はまだ無いですから致し方無し。クリアーパーツの為のマスキングシートと地上姿勢の為の重りが入っているのは
有り難いですね。ちなみに翼下面の兵装は無し。不要部品としてパイロンが胴体のランナー内にあるので、吊し物付きのバリエーションが出るのは確定。ピットロードのいつもの商売の流儀です。
これで現用の自衛隊機は大体揃った事になります。残るは退役したC-1なんですが、かつてプラッツがマルチマテリアルで出していた以外、1/144ではまともなキットがありません。ピットロードと
アオシマのどちらが先に出してくるか否出して欲しいんですがどうなんでしょうかね?
13.JUL.25
この週末は実家の旧盆に合わせて帰省。コロナ以降4年ぶりぐらいに両親の墓参りを済ませて来ました。親類も両親の代は殆どが故人となり、私の代からも故人となる従兄弟が
出てくるようになって、歳を取ったのを感じます。そういうことでは無くとも、数十年来馴染みだった床屋やら歯医者やらが老齢のため引退・閉店となったりして、歳を取るというのは
こういう事なんだなぁと、しみじみ感じたり。まあ、体はあちこちガタが出てきてはいるもののそれなりに元気であるので、残りの人生を充実させる事を考えないと。
で、帰った際に弟が、兄貴から貰ったけど飲まないのでそのままになってたのを見つけたと、出してきたのがTopに載せたシーバスリーガル。他にオールドパー12年とレミーマルタンXOが
ありました。40年程前に初の海外出張でフランスに3ヶ月程滞在していたのですが、それから戻った時に土産でくれたと弟の言。本人は完全に忘れてました。ワインなら保存状態に依りますが
ビンテージ物にはそれなりの値がつくのでしょうが、ウイスキーやブランデーの古酒は然程のことは無い模様。水屋箪笥の隅に眠っていたので保存状態は悪く無いし、蒸留酒自体は基本的に
劣化し難いので素直に自分で飲むのが良いでしょうかね。40年前の古酒、且つ自分からの贈り物と思えば一味違うのを期待出来そうです。
模型の方ですが、IBGの新作、1/72 スピットファイアMk.Iのパッケージが発表に。一気に4バリエーション出すようで、Mk.I初期(2枚ペラ)、Mk.Iバトル・オブ・ブリテン(3枚ペラ)、偵察型の
PR TypeA/B/EとTypeCとの事。PR TypeAは先週コータリが初めて出してくると書きましたが、世に出るのはIBGの方が早くなりそうです。又、双フロートの1/48
Bf109W-1が国内にも入荷した
たモデルズビットから二式水戦風の単フロートを採用したBf109W-2が現地発売となりました。ICMの1/48 B-26Fマローダーも同じく現地発売に。国内入荷は8月以降でしょうかね。
AFV、とは言えませんが最近比較的真面目路線のアイテム選択だったミニアートが、久しぶりに1/35 アメリカン・ギャングスターズとしてシカゴギャングのフィギュアという狂ったネタを出すとの事。
映画の中で観たことがある御面相の面々4体に、得物はトミーガン前期/後期型とグリースガン、BARとリボルバーに忘れちゃいけない現金袋等が付くとの事。これ、売れても売れなくても次作は
FBIが出るでしょうなぁ。いや~、私的には守備範囲外のキットですが話のネタに買いたいですねえ。
06.JUL.25
この週末は当地は連日の猛暑日。人間はエアコンで何とか耐えていますが、庭の草木の方はそうは行かず、毎日の水遣りが日課となりました。せめて夕立でドカッと降ってくれると有り難い
のですが、私の住んでいる駅東は豪雨とかにはあまりなりません。逆に駅西の方は雨雲の通り道となっていて、先日当地に記録的短時間大雨情報が発表された際も、駅西は豪雨でしたが
此方側ではかなり強い雨という程度。地形やら何やらの要因があるのでしょうが、直線距離にして5km程度で様相が一変するのですから自然というものは面白く恐ろしいものだと思います。
にしても、こう連日暑いと本当に夕立が欲しいところですね。
模型の方ですが、KPモデルが1/48でMS406を出すとの事。1/48キットは先日発売されたドラウイングスのお高いキットと古のホビークラフト、15年程前に発売されたAZモデルのキット位しか
ありません。完全新金型なら嬉しいのですが、わざわざハイテック限定版と謳っているところを見るとAZモデルに3Dプリントパーツやペイントマスクを追加した仕様かもしれません。追加情報が
出るまで用心した方が良いかも。又、ICMからは7月に1/32 Hs123A-1(後期型)とコンドル軍団仕様が発売されるとの事。分かり易い違いはヘッドレストとその後部の整形カバーの有無です。
1/32スピットファイアを展開中のコータリは本年第4四半期に特別限定バリエーションとしてスピットファイアMk.I PR TypeAを発売するとの事で、自社サイトで予約が始まっています。偵察型の
スピットファイアの始祖であり高高度隠密侵入を目的として仕立てられた機体で、モデル化されるのは初めてかも。尚、数量限定初回生産のみでキットに一連の生産No.が入れられるとの事。
将来、お宝扱いのキットになるんでしょうかねぇ。
AFVではアイテム選択が良い意味で狂っているゲッコーモデルから1/35 マチルダMk.Iが出るとの事。マチルダMk.II以降のキットは数あれど、Mk.Iのキットは殆ど無かった筈。まあ、名前は
同じマチルダでもMk.II以降とは全く別の車両で、装甲は厚いが遅いし武装は重機関銃一丁とショボいしで直ぐに第一線を退いた車両ですから致し方無しですね。よくぞキット化に踏み切った
ものです。又、ホビーボスからは7月に1/35 IDF ナメル-2装甲兵員輸送車が発売されるとの事です。
本日の模型購入:
バンダイHG 1/144 軽キャノン
バンダイHGの最新作。同時発売のギャンの方は瞬殺されたようですが、此方は多少は余裕があった模様。今後出る予定の白い軽キャノンなら張り合えたんでしょうが、一般機体とあっては
流石に太刀打ち出来なかった様です。
出来の方ですが、GQシリーズの構成で通常のHGに比べると細かいのパーツの組み上げになりますが、ジークアクスなどに比べれば色数が少ない事もあって組み立て難易度は高くありません。
可動域はこのシリーズの通例で広く設定されており、MSと言うよりエヴァ的人間的なポージングが取りやすい様です。尚、ゲルググなどとは違い、頭部のカメラパーツはちゃんとクリアー成型です。
改めて何故ゲルググはあんな構成したんでしょうね。人形じゃないですが、MSも顔が命だと思います。
今回以降のキットは放送が終わってからの発売となります。再販となるキットも含めて、売れ行きはどうなりますかね。今のところオリジナル色が強いジークアクスやゲルググは不人気で
ザクやギャンなど元デザインを残しているものは好調な様ですが。そう言えばラストに出て来たRX-78-2のGQ版も発売になるとか。既存のHGガンダムの箱替えになるのか、何かパーツなりを
追加するのか。まさかハイパー化したG3ガンダムを出すとは思えませんが…まさか、ね。