設定集(の名を借りた覚え書き
○ 序章 ○
『モノミミ』とは、来るべき近未来、『出産率の低下』という緩やかなる終焉を迎えようとしていた人類が生み出した一筋の光である亜人達の隠語である。
彼ら(彼女ら)は、その証として(亜人としての特徴)、また外見上分かりやすくする為に、耳を人類とは区別化する事で、その特徴付けを行なわれたのである。
はじめは単なる遺伝子改良の一端として、末期は生産力・軍事力の補強(一部には純然と娯楽・愛玩としての需要も当然あったと言われる)として、年間に数万から数十万人が生産された。
(闇ブローカーによる違法な生産もあり、今もって正確な数は不明である)
そんな不幸とも云えるはじまりを持った亜人たちであるが、その数が増えるにつれ、政治的権利を訴えるものも現れたのは、当然と言えよう。
そして、もはや人類における亜人たちの比率が95%を超えるに当たって、ついには彼らが『新たなる人類』となったのである。
しかし、『亜人は、人類への奉仕が至上の行為である』といった旧来の偏った主義も渾然と残っており、またそれを当然と考える亜人たちがいることも、また事実であった。
そして、物語は、とある島国に存在する『聖ぱるてのん女学園』より始まる。
【INDEX】