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| 2002.03.06 | ||
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読む時期、観る時期ということを考える。 私はなにがしかの文章を早く読む(つまりはやっている時にということだが)ということに、特に価値を認めていない。だから、「まだそんなのも読んでないの?」という台詞は私にはどうでもいい言葉だ。私も、自嘲的に「今頃、こんなの読んでます」みたいな使い方をすることはあるけれど、実は心の中ではそんなことは露ほども思っていない。自分の興味が湧いた時に、その対象のものを読めばいいのだ。なぜ世間ではやっている、自分の脳内でははやっていないものを無理して読まなければならないのだ。莫迦じゃないの? と、まあ、そんな風に思ったりしている。 文章はそれでいいのだ。私の中では一応決着がついている。でも、映画ははやりものを観ないといけない、と思う。大体映画は映画館で観たほうが感動のレベル(まあ「感動」じゃなくてもいいけど、「インパクト」でもなんでも)が違うし、そもそも映画館で観るには、その映画が映画館にかかっている時に観るしかないのだ(おおむね)。そして、最近「ブレード・ランナー」をビデオで観た時にさらにその意を強くした。あれはその当時に観れば革新的映像に「こりやすげいぜ」と思う映画だったのかもしれないが(そう言われている、世間的には)、今さら観ても、「……なにが?」、私には判らなかったのだ、なにがすごいのかが。ほんと損したって感じだ。 ということに考えが至るに従って、もしかしたら、文章の方にもそういうことがあるのかもしれないな、と漠然と思っているが、まあ、この習慣、つまりはやっているものでも興味がないものは読まないということ、を変えるには至っていない。まあ、映画だって、興味がないものは観ていないんだが……。 花代展のはがき。同僚の富田さんから戴いた。おおむね2002年2月下旬。 |
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