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PGPB2 version 0.01.5




概要

B2用のPGP Plug-inです。GUIです。
B2付属の、BkPGPとほぼ同等の機能を持ちます。
このPGPB2を使用するのは、あらかじめプログラムが正しく動作するか検証した後に使用することを推奨します。

ただいまBeta版である、PGPB2 version 0.01.6 (beta 13)を公開しています。


動作環境

OS: Windows98/Me/NT4.0/2000/XP
PGP: PGP 6.5.8 または PGP 6.5.8ckt

実際に確認をとっているのは、NT4.0/XPです。PGPは6.5.* シリーズならば動作しますが、古いバージョンにはバグもありますので、できる限り最新版を使用されることをお奨めします。


利用許諾規定

PGPB2プログラム(Pgpb2.dll)の使用にあたって制限はありません。無償で使用できます。

このプログラムを再配布する場合には、適切な著作権表示と責任の制限を明確に掲載する必要があります。

プログラムを改変して再配布する場合は、商業・非商業に関わらず、改変後のプログラムに対応した完全かつ機械で読み取り可能なソースコードを添付し、プログラムとともに配布しなければなりません。また、原著作者についての適切な著作権表示と責任の制限を明確に掲載する必要があります。


責任の制限

PGPB2プログラム、および付随する著作物は、現状有姿での提供となります。商 品性及び、特定の目的への適合性などについての保証を含む、いかなる保証も、 それを明記する、しないに関わらず、提供されません。

この製品の著作者及び、製造、配布に関わるいかなる者も、当ソフトウェアの使 用、または使用不能によって発生する損害に対する責任は、それが直接的である か間接的であるか、必然的であるか偶発的であるかに関わらず、負わないものと します。それは、その損害の可能性について、著作者が事前に知らされていた場 合でも同様です。


インストール方法

PGPはあらかじめインストール済みであることを前提にします。PGPB2のダウンロードファイルはZIP形式で圧縮されています。これを解凍すると、PGP署名のファイルとZIP形式の圧縮ファイルが展開されます。さらにZIP形式のファイルを解凍すると、Pgpb2.dllとPgpb2.txt、そしてPGPB2のソースファイルを圧縮したファイルが展開されます。通常、PGPB2を使用するには、B2のインストールフォルダ配下にあるPlugInsフォルダか、もしくは使用するメールボックス配下のPlugInsフォルダに、Pgpb2.dllをコピーしてください。

アンインストールは、インストールしたPgpb2.dllを、PlugInsフォルダから削除してください。


更新内容

2002/10/27 version 0.01.6 (beta 13)
- パスフレーズ一時保存機能を使用した後、B2を終了すると、終了処理中に落ちてしまうバグを修正した。
2002/10/26 version 0.01.6 (beta 12)
- PGP PUBLIC KEY BLOCKを扱う機能はないのに、無理やり処理しようとして落ちるバグを修正した。
[参照] http://b2search.tietew.net/archive/becky-pin/2377
2002/10/22 version 0.01.6 (beta 11)
- 対応する秘密鍵をもたないメールアドレスをFromに記述したメールの署名及び署名と暗号化を実行する際にエラーとなっていたバグを修正。
2002/08/10 version 0.01.6 (beta 10)
- 設定ダイアログを大幅改修。暗号化時にBccの記述があった場合警告する機能を追加。PGPB2を使用すると、他のPGPプログラムからキー設定の更新が行えなくなっていたバグを修正。
2002/06/16 version 0.01.6 (beta 9)
- 暗号化、暗号化と署名を実行すると、Conventional Encryptionしか行えなくなっていたバグを修正。
2002/06/15 version 0.01.6 (beta 8)
- Conventional Encryption機能を追加。Conventional Decryption機能が動作していなかったバグを修正。署名の検証結果の通知内容を見直した。
2002/06/05 version 0.01.6 (beta 7)
- 署名に使用する鍵を、Fromヘッダのアドレスに対応する鍵だけでなく、Default Key Ringに登録されているすべての秘密鍵から選択できるようにした。再び、署名の検証結果の通知内容を見直した。
2002/06/03 version 0.01.6 (beta 6)
- 暗号化にDefault Keyを用いる設定にしているとき、PGPKeysでDefault Keyの設定を行っていない場合、暗号化・暗号化と署名を行う際、エラーが発生していたバグを修正。PGPB2の設定ダイアログをOKで終了した場合、署名の検証結果がリストビューに表示されなくなるバグを修正。署名の検証を短時間に連続して行った場合、リストビューでの検証結果の表示時間が極端に短くなるバグを修正。
2002/06/02 version 0.01.6 (beta 5)
- 署名の検証結果をリストビューに表示する機能を追加。署名の検証結果の通知内容を見直した。PGP処理中に発生したエラーをMessageBoxに表示するようにした。Multi thread関係の処理を修正。配布パッケージにしののんさん作成のインストーラを追加。
特に問題ないようであれば、近々正式版(version 1.00.0)として公開予定。
2002/05/25 version 0.01.6 (beta 4)
- 復号用・署名用のパスフレーズを指定時間記憶する機能を追加。
thread関係の処理を修正。PGP 6.5.8cktのPGPlogに対応。
2002/05/12 version 0.01.5
- 公開鍵の添付機能を追加。コンパイラをVC7に変更。設定ファイルの保存場所を "データフォルダ\PlugIns" に変更。
2001/01/20 version 0.01.4
- 暗号化の際、To、Cc、BccのアドレスをDefault Recipientとして扱うようにし、また任意の公開鍵を使って暗号化できるようにした。また、Default RecipientにDefault Private Keyの追加を可能にするオプションを設けた。ただし、作りはかなり荒い(^^;
2000/11/29 version 0.01.3
- broken version line 問題の修正。複数行にまたがっているのは明らかにミスです。
2000/11/23 version 0.01.2
- DllMainで子スレッドを作成していたため、PGPB2がロードされていない状態で、 B2のプラグインの選択ダイアログを開閉したとき、B2といっしょに落ちてしま うバグを修正。Windows98上で署名検証のメッセージが英語となっていたのを修 正。ネストした形になっているPGP/MIMEメールの復号と検証が上手く出来なか ったバグをPgpb2::decodePgpMailPartとPgpb2::decodePgpMailPart2で修正。 Decodeまわりのロジックの見直し……中です。
非PGP/MIMEメッセージの復号と検証機能を追加。検証結果については、とりあ えずPGPlogに表示するようにみました。出力メッセージをリソースへ追放。
2000/11/08 version 0.01.1
- PGPsdkがパスワード入力時に行っているセキュリティフックによる副作用で、 MFCを用いたWindow作成時にBecky!がアサートすることを防ぐために、PGPB2をマルチスレッド化した。これを持って、version 0.00.1からの懸案を完了とします。
メール処理部分をSTLベースの独自クラスに変更。実行速度その他の向上を目的として、VC++付属のSTLではなく、STLport-4.0を採用。
海外ユーザの期待に応えるため、各種出力メッセージをソース中に日本語で書き込んでいたのを、徐々にリソースへ移しはじめてます。
非PGP/MIMEメッセージの検証と復号に対応しようと試みるも(詳しくは同梱のプログラムソースを参照)、検証結果の表示方法に良い方法が思い浮かばない。何かいいアイデアやコードがあればご教示願います。
2000/08/25 version 0.00.12
- multipart形式のメールを署名したとき不正な署名をしたり、正しく検証できなかったりするのバグを修正。

2000/08/24 version 0.00.11
- 署名時の終端改行のバグを修正。BkCommon.cpp、BkCommon.hを改造で対処。
2000/08/07 version 0.00.10
- message/rfc822形式でメールが添付されていた場合、添付されているメールも解 読の対象となるようにした。B2(beta23)以降から各パートの Content-Type指定 がきちんと参照されることを確認。ただし、beta22以前を使って作成された multipartメールの場合は、何故か上手くいかないように思われる。
2000/07/20 version 0.00.9
- PGP/MIMEメールの署名検証結果表示方法を、署名されたパートと同じ階層のmultipartとしてみた。これはmulipart形式で複数の被署名パートを持つメール において、その署名ひとつひとつの検証結果を表示することを考え、UTF-8やISO-8859-1といったメールパートを検証しても問題なく1種類のエンコーディングスキームで検証結果を表示できるようにするため。だが、メール本体でSubjectで何らかのエンコードが行われていると、各パートのContent-Type指定が参照されなくなる現象がB2(beta22)で見受けられる。どうしたものだろう。
2000/07/15 version 0.00.8
- PGP/MIMEメールの復号を実装した。「暗号化と署名」のメールにも対応。内部 的にはさらに大混乱か?
2000/07/08 version 0.00.7
- 検証に必要な公開鍵を持っていなかった時にもメッセージを表示するようにした。
2000/07/08 version 0.00.6
- 検証を実装。multipartなメールも検証できます。ただし、結果を本文中に表示 するので……どうでしょう? あとは、検証レベルを指定できるようにしたり、その前に復号化を実装しなくては。
CBkMessage::ExploreItemTreeの機能はあまり意味がないか?
CBkMailにPGP系の実装をするのではなくて、やはりclass CBkPGPMailを派生さ せて作るべきか。
class count_ptrも追加して見た目複雑化。統一がとれていない感じがします。ほとんど勢いで、class CEventData、class CSignatureDataなどを追加。
2000/06/22 version 0.00.5
- 手元で改版を重ねているうちに、バージョンが混乱したので再整理。
2000/06/09 version 0.00.4
- CBkMail::GetPGPOriginalText()にて、既にQuoted-Printableにエンコードされたソースを所有している場合、B2からの再読込(CBkMail::ReloadSource())を行わないように修正。(公開していない気がする……)
2000/06/08 version 0.00.3
- 元の設定がPGP/MIMEになっていると(初期状態なんかそう)、PGP/MIMEを使わないようにしても、Content-Transfer-EncodingがQuoted-Printableになって しまうバグを修正。0.00.1からの問題は相変わらずそのまま。手を付ける時間が……
2000/05/25 version 0.00.2
- 暗号化時に使用するキーを選択できるようにしました。署名時にB2のWindowを 開くと落ちるバグは未対処です。注意。署名と暗号化を追加しました。非 PGP/MIMEにするオプションを追加しました。その他、多少改善など。Thread safeにするための対策は考え中。
2000/05/21 version 0.00.1
- 署名時、パスフレーズ入力ダイアログが開いている時に、エディタと同じスレッ ドにあるWindowを開くとB2ごと落ちてしまうバグに対する質問をbecky-pin ML に投稿したときに添付。




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