モニ1473北館林へ



2004年3月の西新井工場の閉鎖により役目を終えたモニ1473が2004年7月14日ついに西新井工場で2つに切断され75年の歴史を閉じ北館林に運ばれました。このページには北館林に運ばれて2日経った2004年7月16日に撮影許可を貰って撮影した写真((時計回りで展示)と西新井工場で働く姿を撮影(もなかさん撮影)した写真を展示しています。

※:2004年7月第4週末頃に解体されたようです。

●モニ1473について●
1929年(昭和4年)に汽車会社東京で製造された車輌です。当初はクニハ2形29号機でしたが、昭和13年に荷物室を撤去しM化と共に両運転台化してデハ101形106号になり昭和24年にはモハ1400形1403号に改番、昭和40年3月に荷電に改造されモニ1473となりました。昭和58年7月20日限りで荷電が廃止された後は西新井工場で工場閉鎖まで入換機〔2001年(平成13年)に車籍が抹消され機械扱い〕として活躍しました。


下り方正面(その1) 右側面
中央部の扉で2つに切断されたモニ1473です。こちら側に向いている正面が下り方でした。 向かって右側の面に「荷重7t」の文字が記されています。
下り方正面(その2) 型式「入換機」(その1)
斜めから撮影した写真です。 向かって左側の面に「入換機」と記されていました。モニ1473は2001年に車籍が抹消されて以後、機械扱いとなった為です。
運転台(その1) 運転台(その2)
もう使われる事は無い運転台(下り方)です。「モニ1473」や平成16年3月に閉鎖した「杉工」の文字が見えます。 運転台(その3)
側面(その1) ステッカー
碍子だけ 左上:側面を撮影しました。
右上:窓に残るステッカー。
 左 :パンタグラフが撤去され碍子だけが残っています。
内部の様子(その1) モニ1473の表示(その1)
下り方の内部の様子です。 運転室入口上部に「モニ1473」と記されているのが確認出来ました。
上り方正面(その1) こちら側に向いている正面が上り方でした。
上り方正面(その2) 斜めから撮影した写真です。ライトは撤去されてしました。
側面(その2) 型式「入換機」(その2)
側面から撮影した写真です。 側面に記された型式と自重です。
斜めから撮影した写真です。 下り方正面(その3)
内部の様子(その2) モニ1473の表示(その2)
上り方の内部の様子です。 こちら側の運転室入口上部にも「モニ1473」と記されているのが確認出来ました。


以下の写真は2000年9月にもなかさんが西新井工場で撮影した修繕工事中の8000系を牽引するモニ1473です。

修繕工事中の8000系を移動させるためにモニ1473が先頭に立っています。 西工でのモニ1473(その1)
車番 まだ車籍があったので側面には車番が記されていました。
一般道路を遮断して車輌を牽引する光景です。2004年3月の工場閉鎖により見ることが出来なくなりました。 西工でのモニ1473(その2)