2020年3月のさるよい日記―新着情報と更新履歴2020年3月のさるよい日記―新着情報と更新履歴展覧会編年表に情報を追加しました。
3月19日（木）の専門家会合で判断すると言ったはずが、昨日、今日と首相や文相が結論めいたものをチラ見せ。こういう結論を出せと言う暗示なのでしょうか？
専門家の科学的な判断と、役所の判断と、政治的な判断は違っていることもあり得るし、それらを調整して最善の道を決めていけばよいのだと思いますが、どうも最近、政治的な判断にほかのものをなびかせようと言う感じがあって、よくないですね。
新型コロナウイルス感染症の予防のため、ハンズオンなど、積極的な接触を求める企画は取りやめに。
予防のためには致し方ないとはいえ、博物館は重要な表現手段のひとつを失うことになりました。そして、これにより不利益を受ける人もいるのです。
博物館を費用対効果や観光開発との関わりからばかり眺め、いざとなると不要不急呼ばわりして切り捨てる人たちには、今回の企画を工夫し、それでも自ら中止を申し出た同僚たちの苦しさは、わからないのかも知れません。
考古学では、「広い意味で」「狭い意味で」とかってエラソーに言うヤツは、その先聞く価値ないってくらいダメですね。
定義もできない言葉なら使わなきゃいいのに（使わざるを得ない事情はわからなくもないので、せめて苦渋に満ちた表情で、よろしくお願いしますよ）。
神奈川県立歴史博物館の「井伊直弼と横浜」。大変気になる展覧会なのに、行けそうもありません。コロナや臨時休館のせいではなく、自分のスケジュールのせいで。
まずは図録を取り寄せることにします。
今日のMrサンデー。ダイヤモンドプリンセス号の乗員の話、想像以上に悲惨だった。
以前から漠然と、「平常時の『サービスする側』対『サービスされる側』という関係を、このような状況下では、できるだけ早く解除してあげなければダメだ」と思っていたが、やっぱりそうだった。