

遮熱板のビビリ音
エンジンの特定回転数に合わせてエンジンルームからビリビリ、
ガラガラというような共振音がでる場合には
排気系の遮熱板にひびが入りエンジン振動等に
共振していることが多いです。
オイルフィルター横のエキゾーストの遮熱板や、
ターボーチャージャーの遮熱板が良く割れてきます。
エンジンを共振ポイントまで回して音源を探ってやれば
簡単に捜すことが出来るでしょう。
水色の円柱状のものがオイルフィルターで、
その隣りが左右バンクの合流点となるエキゾースト部のカバーです。
上下2分割になっており、大体は下側のカバーのボルト取り付け部に
クラックが入ります。
上側カバーも割れてきますが、交換にはエキマニ全体を取り外す必要がありかなり面倒です。
下側カバーを外した状態で異音が出ないなら、気にしないほうがいいかも。
こちらはターボチャージャーの熱を逃すための煙突ですが、
これも2分割になっており上側の取り付け部根元にクラックが入るようです。
下側については軽いせいか、大丈夫!?
自車も最初の1年で取り付け部が折れてしまいクレーム交換、
その後もすぐ割れて溶接してもらいました。
しかし、また数年で折れました。
さすがに保証が切れていたので自腹で交換したのですが、
取り寄せた部品は対策部品のようで取り付けボルト部に
カラーが追加されていました。
また材質も変更されているのか、錆びにくいような気がします。
あとはボンネットにあるインタークーラーへの
インテーク部の緩みで共振することもあるようです。
またエンジンとミッション接合部で下側のカバー
(フロントメンバーのちょうど上)がミッションケースと
干渉してビビリ音を出すことが有ります。
シフトチェンジでクラッチ切った時に音がするようだと
ここが怪しいです。
A〜Ctype、エキマニ部 カバー下側
14086AA003 3300円
004 3300円 対策品?
Dtype以降、エキマニ部 カバー下側
14086AA021 5390円
022 5390円 対策品?