review : 折戸伸治

・好きな曲

「バトル」
/『』(Leaf)
『雫』はとにかく音楽とテキストの相性が抜群。BGMでは「オープニング」とこの曲が特に好み。キーボード/ベースソロが絶妙。
「追想」
「永遠」
「A Tair」
/『ONE〜輝く季節へ』(Tactics)
茜ファンとしては「雨」「雪のように白く」も忘れがたいが、この折戸作品3曲の緊張感が特に印象強い。
「pure snow」
/『KANON』(KEY)
「約束」(「日溜まりの街」のオルゴールアレンジ)も好きだが、この曲の後半のピアノが素晴らしい。さりげなくジャズっぽく崩して弾くセンスがいい。
「鳥の詩」
/『AIR』(KEY)
18禁ゲーム業界で主題歌市場を席巻するI'veでも、これを超える曲はまだ作れていない。「感動をうたい文句とする18禁ゲームの主題歌」として圧巻。

・作曲者違い?

「夏影 -summer lights-」
/『AIR』(KEY)
よく折戸作品として名前が挙げられるが、KEY のホームページ上のデータで作曲者:KEY となっている。『AIR ORIGINAL SOUNDTRACK』(KSLA-0004/5)のライナーノーツによれば「自分(麻枝)が一度アレンジも込みで完成させたデータを折戸さんに渡して、さらにそこから手直ししてもらってます。イントロの透明感は、折戸さんの技の賜です。」との事。
「Last regrets」
「冬の花火」
/『KANON』(KEY)
両方ともよく折戸作品と間違えられているが、作曲者は上と同じくKEY(=麻枝氏(?))。
「コズミック・ラン」
/『Sense Off』(otherwise)
これもよく折戸氏作曲として挙げられているが、根拠となるデータが見つからない。『Sense Off』の個々の曲の作曲者は公表されていないのだろうか。個人的には『Sense Off』では「個人的なスクリーン」や「終焉の中の特異点」の方が印象的。

[追記]サントラの盤面に書いてありました。「コズミック・ラン」は折戸氏、「個人的なスクリーン」はBIGMADE氏、「終焉の中の特異点」はFUDE_R氏。