やっぱり男なら正しく立たねばならない(謎)
よくわからんけど前脚の換装作業だ。

使うのは左側のステム。GSXR400R SPのものだ。
41φ用で、フォークスパンは190mm、オフセット35m、ステムベアリング間は139mm、ステムシャフト径は22φ(実測)
ベアリング間が短いので、ステムを打ちかえる必要がある。(WW解体屋号参照)
ちなみにこれはBandit400のステム。
ベアリング間だけが147mmとなっている。これならガンマにポン付けだ。
でもトップブリッジがかっちょ悪いんで、使わない(^^;;
どっちにしてもトップブリッジがすんなり付くわけじゃない。
上が加工前で下が加工済みのもの。
どこが違うかと言うと、R400とガンマじゃキーボックスの形状が違うので、キーボックス取りつけ位置を変更してある。
まずR400のステムの不用な所を切除(赤線の部分)し、ガンマ用にアルミ棒を溶接し、ネジを切ってやる(赤矢印の部分)
当然、キーボックスのリングも干渉するから切り取る。
一目瞭然ね。
アンダーブラケット加工とステム延長の為にステムシャフトを抜く。
ハンドルストッパーの位置が違うので、ハンドルロックが掛からない。
対処法として、ハンドルストッパーの高さを低くし、後ろ側の部分(黒マジックで塗った部分)を削ってやる。

この辺は現物合わせでヤルしかない。


加工が済んだらベアリングをいれて、延長済みのステムをプレスで圧入する。
キー回りだけどうにかすれば良いというわけじゃぁない。

ごらんの通り、ノーマルのカウルステーがフォークと干渉するのは一目でわかる。
さて、どうしよう?
小技その1

こんな板を切り出してやる。アルミだと厚みが必要なので、手近にあった真鍮板で作ってみた。加工も簡単だし錆びないのが吉。

カウルステーのボルトで供締めとなる。
まぁ、こんな様になるわけだ。
これだと燃料計もつかえて、うれしい、うれしい。


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