ラ行の解説



リスクの種類




インフレリスク:預金などの利率よりも、 物価上昇率の方が高いと、実質的には資産価値が下がったことになる。

信用リスク:元本の返済や、金利の支払いが滞ったり、停止されることがある。デフォルトリスクとも云われ、主に債券投資の際に使われる。

流動性リスク:出来高が薄い時、売りたいのに売れない場合や、注文が殺到して値段が付かない場合に被るリスク。

為替リスク:外貨建ての金融商品には、為替変動によって予期せぬ損益が生じる場合がある。

金利リスク:債券は保有期間中に市場金利が上昇すると、市場での取引価格が下落する。

市場リスク:株式に投資した場合、株価はその企業の業績だけでなく、市場全体の動向に左右されることがある。

カントリーリスク:ある国の政治情勢が安定しており、経済が堅調なら、その国(の証券)に投資するリスクは低いといえ、逆に政治や社会経済が不安定であった場合、カントリーリスクは高いと考えられる。



ローリング決済(−けっさい)
 
国債の決済については、従来、五・十日(ごとうび)(5日、10日、15日、20日、25日、月末)に集中的に決済する特定日集中決済が行われていましたが、決済リスクの削減を図る観点から、平成8年9月19日約定分から売買成立日から起算して8日目の日を決済日とするローリング決済に移行しました。また、9年4月21日約定分から決済期間を短縮し、売買成立日から起算して4日目の日に決済を行うこととなりました。


ロール・オーバー



先物取引において当限のポジション(買い建て、もしくは売り建て)が最終決済日(3、6、9、12月ごとの各SQ)をもって消滅してしまう為に、当限の取引最終日までに次限月以降(期先)のポジションに乗り換える行為。