パラレルポート接続 PICライター改良型






PICライター

小型で便利なワンチップ・マイコン PICシリーズのライターです。

PICマイコンに内蔵されたROMにプログラムやデータを書き込みます。
パソコン(PC/AT, PC98)のパラレルポートに接続するだけで使用できます。
ISP (In Sysytem Programming) 端子も装備し、ターゲット基板と接続するだけで、 ICの抜き差しなしにプログラミングできるようになっています。

回路

回路図(電源制御可能型)

この回路は、トランジスタ技術1996年12月号や1997年8月号に載っているものを、電源ON/OFF制御ができるように私が改良した回路です。これにより、PIC12C50xなど、パワーオンリセットが必要なデバイスに対応できます。

でも、制御用トランジスタを入れた位置がよくないようです。電源制御用トランジスタQ5の出力側にC1があるため、電源の立ち上がり、立ち下がりが緩やかになってしまうからです。 C1を電源入力のすぐそばに移動するか、Q5を12V3端子レギュレータU1の後に入れるかした方がいいのかもしれません。

また、この回路ではPICWriter for Windows以外のソフトでは動作しないでしょう。もし、他のソフトを使用するときには、電源ON/OFF制御しているトランジスタのE, Cをショートしてやるだけで対応できます。(図のA,B間にスイッチを付けるなど)

参考:本などで一般に紹介されている回路(電源制御不可能)

PICライター使用中の様子
使用中の様子


書き込みソフト

私が制作しました、PIC Writer for Windows があります。

こちらでダウンロードできます。 どうぞご利用ください。

PIC参考文献




(c) 1999 Ishijima Seiichiro
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