ブラジル風バッハ第2番 第4曲トッカータ 〜カイピラの小さな汽車〜
ヴィラ=ロボス(Heitor Villa-Lobos)は、ブラジルの作曲家。 ブラジルの音楽的伝統をクラシック音楽に融合させた作品で知られています。 村松健は今回のアルバムでその代表曲「ブラジル風バッハ」 から第2番第4曲「カイピラの小さな汽車」を取り上げました。
カイピラとはもともと先住民の言葉で「野に住む者たち」という意味。 カイピラ文化とは、ヨーロッパ系の移民がブラジルを開拓し大自然の中で作り上げてきた、ヨーロッパの宗教観に影響をうけた田舎の牧歌的な文化のことだそうです。
「カイピラの小さな汽車」は、小さな汽車が田舎の風景を走る様子を描いた楽曲です。 その軽快なリズムと素朴なメロディは、ヴィラ=ロボスの作品におけるブラジル的なアイデンティティの象徴であり、ヴィラ=ロボスの作品の中でも特に広く親しまれている楽曲のひとつです。
BOOKでは、詩人フェレイラ・グラールによる歌詞の村松健オリジナル訳を、本人撮影の心象風景とともに掲載。 躍動するピアノと共に、遥かなる懐かしいその眺めに思いを馳せていただけたら…