朝倉市の広報誌の表紙を飾りました。 朝倉市の広報誌の表紙を飾りました。村松健今年初の野外公演が秋晴れの日曜日の午後、福岡県朝倉市にある平塚川添遺跡公演で開催されました。
この朝倉での公演は、地元で村松健とその音楽を大切に思ってくださる方達との交流から生まれたもの。2016年、朝倉市・甘木小学校の校庭の大きなクスノキの下にピアノを連れ出しての「くすのき音楽会」をきっかけに地元の方々との交流が年々深まり、昨年はキリンビール福岡工場の１千万本のコスモス畑コンサートなど、朝倉でしか実現しない特別なコンサートをその仲間たちと力を合わせて実現してきました。
そして今年の舞台はなんと、古の空気を今に伝える朝倉市の平塚川添遺跡。平成３年に発見された弥生時代の大規模な集落遺跡、そう、まさに村松健がライフワークにしている聖地での公演となりました。
高床式倉庫と竪穴式住居の点在する集落の中心部がステージとなり、ピアノの周りを360度ぐるっと取り囲む形で放射状に客席が作られました。
ちなみに今回の村松健の楽屋はなんと高床式倉庫！ そこからお客さんに背中を向けながら梯子を降りて、ピアノに向かう様子など、あまりコンサートの風景としては見かけない一幕も。
公演当日は本当に心地よい秋晴れに恵まれました。時折吹いてくる風がさわやかに感じるくらいのあたたかさ。その中で秋のオリジナル曲を中心に全18曲が演奏されました。
ちなみに第二部の最初の三絃のコーナーは、なんと高床式倉庫の上から。まるで時を超えて、空の彼方から聞こえてくるような、懐かしい豊かなその響き、古のロマンを感じずにはいられないひと時でした。
第一部
1 悲しいほどのムラサキ
2 時を超える風のように
3 かえりみち
4 テネシーワルツ
5 パープル・ストリーム
6 懐かしい街に帰ろう
第二部
1 Shenandoah
2 鷹渡しのゆくえ
3 月の沙漠
4 ゆむぐとぅ壱
5 金色の草原
6 旅立つ理由
7 片恋
8 Moon light in Vermont
9’Tis autumn
10 夕焼け坂
11 出逢いと別れ
アンコール
My Spiritual Home
この日のために各地から集まってくださった皆様、本当にありがとうございました。
ドローン撮影による上空からの様子です。