台風13号の影響で予定より1日遅れの9月16日に開催した今年の「うとぅぬうしゃぎむん」。
その翌日、9月17日に村松健と巡る奄美聖地ツアー「誰も知らない島へ」を実施しました。
このツアーは村松健の音楽活動40周年記念アルバム制作をご支援くださった方々へのお礼として企画したもの。
今回は11名の皆さんが参加されて、これまで20回行われた「うとぅぬうしゃぎむん」の開催地の中から5カ所を巡りました。
※赤い数字が今回巡った場所です
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前日から続く青空の下、Googleマップで検索不能、地元民も知らないナゾの集合場所「クジラ松の浜」(2010年第7回 雨のため開演して7曲で中止した幻の公演)から始まった聖地ツアー。時間通りクジラ松に辿り着いたのはたったおひとりでした。
7台の車を連ねて、次は“秘密の浜辺”こと「加世間(かしけん)の汀」(2012年第9回)でランチタイム。
日差しを避けた岩陰で、眼前の海を眺めながら島料理の盛り込まれたお弁当をのんびりとつつく…はずが、村松健が引率の先生よろしく「早く食べて次に行くよ!」と皆さんにはっぱをかけます。
ゆっくりしていると2カ所くらいでツアー終了になってしまう。遠方からはるばる島にいらした皆さんをいろんな聖地へお連れしたいという思いから、この日の村松健は自ら“のんびり”を封印、リーダーとして参加者の皆さんをグイグイと引っ張ります。
そんなリーダーに先導され、次は「節田立神」(2007年第4回)へ。降りた浜の右手には2023年第19回の舞台となった土浜が見えました。それぞれの聖地では、そこがどういう場所なのか、そして開催した時の思い出などをひとしきり説明。しばらく来ないうちに浜の形が変わってしまった場所もあったようです。
4カ所目の「ウー浜」(2013年第10回)では美しくきらめく海を前に「足を浸けよう!」と駆けていく村松健。その声に促されて皆さん靴を脱ぎ捨て、次々と海へ。その時に撮影した写真、全員笑顔が弾けていました。
そして今回のツアー最終地は「用長浜」(2018年第15回)。
ここでは村松健(フルート、三味線)が3人のミュージシャン…安藤浩司さん(ウクレレ、鈴)、井原まもるさん(ギター)、浜田美稔さん(パンデイロ、ちぢん)と共に、少し日が傾いて海風が心地よく吹き抜ける浜辺でアンプラグド・ライヴ。
かつて村松健が島の写真家の濱田康作氏とふたりで島のあちこちの聖地に赴き、そこで思いのまま音を放って過ごしていたというのが「うとぅぬうしゃぎむん」の“おおもとの形”。
まさにその原型に触れるようなひとときを過ごしたところで、今回の聖地ツアーは終了となりました。
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皆さんのお顔が、時間の経過と共に疲れるどころかどんどん元気に表情豊かに変化していくのが印象的でした。ひょっとして聖地の清々しさに1日中触れたおかげだったのでしょうか…
村松健は今回のツアー、想像していた以上に楽しかったようで、「この続きをまたやりたいね」とのこと。
今回参加を見送った皆さん、ぜひそのときはご一緒しましょう!
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奄美聖地ツアーは、40thアルバム制作へのご支援(アルバムパートナー 5口以上 ※これまでのご支援の合算)でご参加いただけます。
現在も継続して募集しておりますのでぜひご支援よろしくお願いいたします。
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