なつかしゃ唄の島、そして奄美大島在住のピアニスト、作曲家、奄美三味線弾き
東京生まれ、奄美在住の音楽家。幼少からピアノをおもちゃ代わりに東洋〜民謡やシマウタから、西洋〜クラシック・ジャズ・ブラジル音楽までボーダーレスな音楽環境で成長し、独自のなつかしい音世界を育む。大学在学中の1983年にSONYからデビュー以降、自作自演のスタイルで送り出したアルバムは通算51枚。“田んぼの風景に似合うピアノ曲がなかったから”自分で作り始めたという音楽はいつしか「JAPANESE PIANO(日本語ピアノ)」と呼ばれ、SONYやミズノ、住友林業、ミツカン、富士通、アフラックほか数々のCMに採用される。1991年、蝶や唄、精神世界に導かれて奄美大島へ通い始め、自分が探求しているリゾートミュージック(拠りどころの音楽)と違和感のない制作環境を求めて、2004年に音楽制作の拠点を奄美に移す。暮らしから生まれる音楽の旬を届けるべくKEENMOONレーベルを設立し、新しい音楽を島から発信している。また島ではずっと伴奏楽器だった奄美三味線を自ら削って独奏楽器に進化させ、2016年には2枚の完全独奏アルバムを発表。近年はアニメ音楽や奄美の自然映像音楽なども手がける。その他、あまみエフエムやK-mix(静岡)でラジオパーソナリティを担当し、noteでフォトエッセイを連載中。2023年5月、Youtubeチャンネル“村松健のHealthy!”を開設し、トーク&ライヴ生配信をスタート。デビュー40周年をむかえた2023年秋、そこからリスタートしてこれまでやらなかったこと、やれなかったことにトライすると宣言し、クラウドファンディングで40周年記念アルバムの制作を始める。その第1弾として、2025年3月10日に自身初の全曲カヴァーアルバム『ハナウタと足拍子』をリリース。第2弾では全曲オリジナル新作に取り組む予定。40年を経て、少年のような瞳を一層輝かせながら、アグレッシブに自身の音楽を追求する日々を送っている。
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