なつかしゃ唄の島、奄美大島のピアニスト、作曲家、そして奄美三味線弾き
東京生まれ。幼少からピアノをおもちゃ代わりに東洋〜民謡やシマウタから、西洋〜クラシック・ジャズ・ブラジル音楽までボーダーレスな音楽環境で成長し、独自のなつかしい音世界を育む。大学在学中の1983年にデビュー。季節の彩りから生まれた50枚のアルバムは多くのファンに愛されている。1991年、蝶や唄そして精神世界に導かれ、奄美大島へ漂着。2004年には音楽制作の拠点を奄美に移し、暮らしから生まれる音楽の旬を届けるべくキーンムーンレーベルを設立、新しい音楽を絶えず島から世界に向けて発信している。島ではずっと伴奏楽器だった奄美三味線を独奏楽器に進化させるため自ら材を削って制作。2016年には2枚の完全独奏アルバムを発表。近年は富士通「思いは海を越えて」やアフラック「光のワルツ」、NHK「モタさんの“言葉”」など CMや番組テーマ、「ぼくは王さま」などのアニメ音楽も数多く手掛ける。そのほか、あまみエフエムやK-mix(静岡)、みのおFM(大阪)などで自らパーソナリティを務めるラジオ番組を持つ。そして音楽を通じて島内外に奄美の自然・文化の情報発信をする奄美大島「唄島プロジェクト」の音楽プロデュースや、新しい時代の新しい博物館づくりを目指す奄美博物館の「お家で奄美デジタル博物館事業」の音楽やナレーションを担当。またシマウタに本来の遊びの心を取り戻すために新元一文と音楽ユニットA-pulseを結成し2022年4月にファーストアルバム『Ogya』を発表。デビューからまもなく40年、ますますアグレッシヴな活動を全国で展開中。