CDレコードハンティング:11月


  • 98/11/28

     映画を見た。フランス映画でアラン・レネ監督の「on connait la shanson: 恋するシャンソン」だ。これがメチャクチャ面白すぎるくらい面白かった。なにがって、登場人物が突然シャンソンを口パクで歌い出すからだ。それもタイトルどおりシャンソンなんだけど、その登場人物の心情を表すピッタリな歌の「部分」のみが突然流れて(キャストの性別お構いなしで男が女の歌を口パクしたり、悲しい場面でロックがかかったりと流れも関係ナシ)そして唐突に普通のセリフに戻るという斬新かつ大胆なつくり。パンフで嶺川貴子も書いてたけど、まさに「シャンソン・コラージュ」。それも「パローレ・パロレ・パローレ〜」といったお馴染みの曲が満載全36曲。インド映画「ムトゥ踊るマハラジャ」に通じるものがあるくらいのインパクトだった(こっちには踊りはないけど)。いやぁ、ビデオが出たら是非ひとりでも多くの人に見てもらいたいです。オープニングのアニメもセンスいいし、ビデオでたら買おうっと。
     そういえば、ディズニーの曲を14カラットソウルがカヴァーしたCD「Mo' Disney Mo' 14Karat Soul」を買った。これはワインバーでワインを友達と飲んでたら、続々とディズニーの曲ばかりが素敵なコーラスで流れてきたので、店員を捕まえて訪ねたのだ。スタッフ持ち込みCDだそうで、嬉しそうにジャケを見せてくれた。すかさずCD No.をチェック。友達にも頼まれてこのCD4枚も買ってしまった。レコード屋の人に変な顔されたし(笑)。


  • 98/11/19

     買ったばかりのフランス映画のサントラ「ロシュフォールの恋人たち(音楽:ミシェル・ルグラン)」をウォークマンに入れて出かける。今日は真冬日、メチャクチャ寒い。完璧な防寒(ダッフルコートにマフラーぐるぐる)で大通公園を散歩する。ピシッと刺すような寒さの中、歩きながらまるで自分が映画のシーンの中を歩いているような錯覚に落ちる。まただ。こんな時は何を見ても面白ク感じる。石畳の落ち葉もいいけど、白い雪の上の落ち葉がいい雰囲気。道行く人たちはもちろん、楓や銀杏の落ち葉をかき集める掃除夫、カラスの低空飛行、煙突の煙で揺らぐ景色、エッフェル塔さながらのテレビ塔(いいすぎか!)、一瞬のうちに頭はひとり、パリ散歩。サントラを聴いて散歩するだけでこんなにも楽しく世界が掻き立てられる。安上がりなトリップだ。それにしても素晴らしいサントラ。ワルツに幸せを感じる。
     サントラの他にも、ラテンのモンゴ・サンタマリア「ウォーターメロンマン」(渋い最高!)、クリスマスアルバム4枚ゲットした。クリスマスコレクションが一気に増えるこの季節。ふふん。

     


  • 98/11/16

     まりんの「THE SOUND OF '70s」いい。すごくいい。まさに私のハートにストライク、だ。あれからずっとウォークマンを占領しているCDなのである。何が良いって、全部良いけど最初と最後のあのジェットストリーム的オーケストラが、だ。これを機に中学の時から私の愛して止まないラジオ番組を再確認した。やっぱり「ジェットストリーム」(今もそれを聞きながらキーボードを打っている)と「サタデー・ウェイティングバー・アバンティ」これでしょう!これで決まりでしょう!この手のものに弱いのだ、その雰囲気に酔ってしまうのだ。わかる方は笑って下さい。
     今、探しているアルバムがある。それはジャズのクリスマスのコンピもので「THE CHRISTMAS COLLECTION」。高校生の時にレンタルしてカセットに録音した大お気に入りのアルバム(これに収録されている「THE CHRISTMAS SONG」「JINGLE BELL」が最高)で、どういう訳かケースはあるのに中身が見あたらない・・・2、3年前からCDを探し続けてるけど見かけないところを見ると、もう既に廃盤か!?中古とかもチェックしてるのに・・・。
     あとクラシックもので「ティータイムクラシック(午後のお茶のためのクラシック)」。これも良くあるコレクションもので、2年前にはまだ見かけてたのに、今はもう見かけない。これも上と同時期で、カセットはあるけど聴きすぎてもう伸び伸び状態。
     最近こういう「昔ハマッたけど今も聴きたいアルバム」が妙に欲しくてたまらないのだ。そう、わたしはコンピ好き・・・


  • 98/11/11

     たくさんお買いものした。まりんのニューアルバム「THE SOUND OF '70s」マキシシングル「708090」買う。まだ聴いていないが楽しみ〜。そして、クリスマスもの5枚。赤ちゃんが歌うクリスマスソング「ジングルベイビーズ」/カリフォルニアのワインセラーでいろんな民族楽器が奏でるクリスマスソング「キャロル・イン・ザ・ケイヴ」/中国の伝統楽器が演奏するクリスマスソング「Chung King Christmas」/古き良きアメリカクリスマス/スタンダードなジャズ、エトセトラエトセトラ・・・。
     さらには、'96年の東京ディズニーランドBGM集10枚組9,800円解説書つき、お買い得。それに友達から楽しいディズニーシェイプCD(変形ビジュアルディスク)も貰ってしまった。ラッキー。今日はしんしん(とはまだいかないが)と降り積もる雪を見ながら、これらを聴きふけってやる、勢力的に。


  • 98/11/7

     しばらくぶりの更新となってしまった。昨日やっとワインショップ、クラモチコーポレーションのHPがめでたく公開となった。私がデザインしたページです。見て下さい!厳選ワインが揃ってます!
     この間、地味にたくさんCD&Recordを買っていたのだ。まずはめっけもんが、レコーズレコーズでストックハウゼン&ウォークマンの「ORGAN TRANSPALANTS Vol.1」という大好きなアルバム、これのアナログ発見。しかもおまけでEP付き(CD未収録曲もアリ!)\1,200と安し。ラッキー・即ゲット。このアルバムはジャケが素晴らしい。ロングヘアーの女の人がイチゴを頬張りかけている、裏ジャケはイチゴを目の前にしたハムスター。やはりCDではなく、もともとLPサイズに合うデザインだ!イカスー。
     あとはブラジルものBONGOレーベルの10周年記念お得パック、コンピCD。持ってる曲ばっかりだけど、選曲がよいので買ってしまう。アストラッド・ジルベルト&ワルター・ワンダレイの共演アルバムも目に付いたので買う、等々。最後にミーハーながら、テイトウワのButterfly Tシャツを買ってしまった。
     すっかり冬の空気になった今の季節・・・クリスマス好きの私としては、シーズン的にこれからたくさん出回るクリスマス・アルバムが楽しみでしょうがないのだ。ぐふふふふ・・・。




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